平成２７年４月１５日第７０３号ヤマダ総合公認会計士事務所代表山田良平（この資料は全部お読みいただいても６０秒です）〒124-0012 東京都葛飾区立石 1-12-11 山田ビル 1∼3 階 TEL：03-3694-6091 FAX：03-3691-6680 １５年春の新入社員の内定企業数「２．１６社」で最高を更新明治安田生命が、2015 年春に就職を予定している新卒男女を対象に 2 月に実施した「新入社員アンケート調査」結果（有効回答数 1159 人）によると、2015 年春の新入社員の内定企業数は、平均「2.16 社」と、3 年連続の増加となり、2008 年の当項目調査開始以降、2 年連続で最高値を更新したことが分かりました。特に、女性は 2.14 社で、当項目調査開始以降初めて、内定企業数の平均が 2 社を上回る結果となりました。厚生労働省の大学等卒業予定者の就職内定状況調査でも、今春卒業予定の大学生等の就職内定率は 3 年連続で上昇しており、企業の採用意欲の高まりから、経済環境が良好であることがうかがえます。一方、就職活動に当たりエントリーした平均企業数は、昨年から 1.0 社減少の「22.3 社」となりました。2011 年以降、毎年減少してきており、就職活動期間の短縮等により、エントリー企業数を絞った就職活動にシフトしてきているようです。就職先を選んだ理由（複数回答）については、トップは 2 年ぶりに「会社の安定性」（37.8%）となりました。2008 年の当項目調査開始以降、「会社の安定性」と「仕事のやりがい」（36.8%）が毎年 1 位・2 位となっています。また、3 位の「福利厚生の充実度（育児・介護支援等のワーク・ライフ・バランスについての取組みを含む）」（23.0%）は 2008 年の当項目調査開始以降、初のトップ 3 入りとなりました。新入社員の将来めざす役職については、「役職には興味がない」（36.5%）がトップではありますが、昨年から 4.9 ポイント減り、3 年連続減少しました。しかし代わりに、「社長」と「役員クラス」の合計（31.9%）が 2009 年の当項目調査開始以降最高となりました。特に、女性新入社員では 15.2%と調査開始以降最高となりました。女性の活躍推進の機運が高まるなか、将来は主要役職に就いて活躍したいと考える女性新入社員が増えているようです。一緒に働きたい上司・同僚・部下の性別については、上司・同僚・部下それぞれトップは「どちらでもよい」が 6 割以上となり、男女とも、一緒に働く人の性別について、気にならない新入社員がほとんどのようですが、上司については、男女とも女性上司より男性上司を選ぶ割合が高い結果となりました。特に、男性新入社員は、男性上司が良いと答えた人（34.5%）が、女性上司が良いと答えた人（4.1%）と 8 倍以上も高くなりました。 ●同調査結果の詳細は、下記よりご確認いただけます。（2015 年 3 月 20 日付明治安田生命「新入社員アンケート調査を実施！」発表資料) http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2014/pdf/20150320_01.pdf