No.3 松代中学校 平成27 年7月24日 各学年にとって大切な1学期が終わろうとしています。最後の部活動に全力で挑んだ3年生、唐松岳 の頂上を目指し登り切った2年生、妙高高原で充実したキャンプを行った1年生。一回り大きく成長し た姿をたくさん見ることができました。陰になり日向になり支えて下さった保護者の皆様方に感謝です。 『頭(head)を働かせ、学力向上を図る』 『体や手(hands)を使って、実践する生徒に』を紹介します。 本年度、松代中学校では、生徒にとって「分かる授業」や「考える授業」の一層の充実を目指してい ます。日々の授業を振り返り、授業改善を図っていくことがグランドデザインに盛り込まれています。 この 1 学期、社会科と数学科で授業研究会を、英語科と理科で初任者授業研修を行いました。社会科 と数学科の授業研究会では、全職員が授業を参観しました。 本州四国連絡橋のよさと問題点は何だろう? 私は利点、僕は問題点から追究しよう Bさんの意見を取り入れてみようかな 学習問題の提示 資料を読み取る グループやペア学習 学習課題を設定する 既習事項を使う 意見を率直に伝え合う 解決の見通しを持つ 個人で追究する 異なる意見を取り入れる 正三角形の周りの碁石の数は?これを使って自分なりの問題を作ろう!先生、これでいいのかな? ねえねえ、どんなこと考えたの? 全校で自習体制をとって同僚の授業を参観することができる、ということは、学校目標『友愛・秩序・ 団結』が機能していることの証です。生徒達はそれぞれの課題に静かに取り組んでいました。職員から は「同僚の授業を見て大変勉強になった」「学習の課題を生徒に明確に示すことが大切だと改めて感じ た」「考える生徒にしっかりと寄り添ってアドバイスする姿に感心した」等の意見が聞かれました。 各教科で課題となっている「表現する力」「コミュニケーション力の向上」についても、先生方の積 極的な取り組みが目に付きました。 グループで相談し合う時間を とり、考えをまとめあげていく 理科の授業 工夫した自作資料を示して、楽 しく表現する力をつけようと した英語の授業 授業参観後に行った『保護者中間評価』の結果と2学期の取り組みの重点を示します。 グランドデザイン中間評価の結果 生徒たちは、学級や学校生活が楽しいと考えている。 生徒たちは、授業中、挨拶や返事ができ、 姿勢よく話を聞いている。 生徒の理解を助けるために、今日のねらいや学習問題 と、1時間のまとめが授業の中に位置付いている。 先生方は分かる授業、学習意欲を高める 授業を行おうとしている。 小学校での規律や学ぶ姿勢、今までに身につけてきた学 習・生活習慣が中学校でも活かされている。 グループ活動や全体活動の中で、自分の思いや考えを発 表したり、友だちに伝えたりしている。 家庭学習が習慣化して、ほとんど 忘れることなく提出できている。 部活動や委員会活動などに責任や誇りを持って取り組 み、向上心や創造する力がついてきている。 人権教育旬間やSOS郵便、教育相談旬間の実施などによ り、生徒の人権感覚や思いやりの心が育ってきている。 地域の活動や行事、ゴミゼロ運動やサマーチャレンジボ ランティアなどの地域に貢献する活動やボランティア… 0% 大変そう思う そう思う 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% あまり思わない 思わない 今年の市中大会や北信大会を振り返ってみると、1点差の試合が多かったこと、あと1点取られたら 負ける瀬戸際で大逆転をした試合、あの1つのプレーが明暗を分けた・・・など、かつてないほど「1」の 重みを感じました。悔し涙も喜びの涙もいつか必ず自分の糧になることでしょう。生徒達の頑張りに大 いに胸が熱くなりました。支えていただいた保護者の皆様方、本当にありがとうございました。 さて、県大会の結果、以下のチーム・選手の皆さんが北信越大会・全国大会出場を勝ち取りました。 【全国大会・北信越大会出場】 【北信越大会出場】 剣道男子団体 第1位 女子ソフトボール部 第2位 剣道個人 第1位 池田 瑛美子 さん 剣道個人 第4位 久保田 龍成 君 第1位 横田 寛大 君 第 2 位 北澤 龍之介 君 選手の皆さんの健闘を祈ります。
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