青木あすなろ建設株式会社 キャッチフレーズ 「改革」・「スピード」・「ベクトル」 安全衛生の理念 全事業所で働く人の安全と健康を確保し、安全で快適な職場環境の形成を促進す る。 安全衛生基本方針 関係者全員が、労働災害防止の重要性を深く認識し、労働安全衛生に関する法令 等を遵守し、危険に対する感受性を高め、不安全を見逃さない積極的な安全衛生 活動を展開し、安全衛生水準の向上に努め安全で快適な職場環境を形成する。 安全衛生管理体制 安全衛生理念を達成するための安全衛生管理体制とします。大阪土木本店は 「労 働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)」 を取得運用しています。 ☞体制図参照 …… 2 0 1 3 年 度 労働災害の防止に 向けた取り組み 2013年度の最重点目標と最重点施策及び実施項目 【最重点目標】 労働災害の撲滅(重篤災害ゼロ) 【最重点施策及び実施項目】 1.リスクアセスメントの確実な実施と効果の確認 ①リスクアセスメントを確実に実施する安全衛生管理体制の確立 ②リスクアセスメントを取入れた安全衛生管理計画・作業計画書・作業手順書・ 危険予知活動の確実な実施と効果の確認。 2.自律的な安全衛生マネジメントシステムの確立と継続 ①建設業労働安全衛生マネジメントシステムに関する基本的な知識等の取得。 ②作業所の安全衛生管理計画の作成・実施・点検・改善の確認。(PDCAサイク ル実施状況の確認) ③作業所と店社とが一体となったシステムの確立と実施。 3.安全衛生教育の積極的な実施 ①リスクアセスメントを導入した安全衛生教育の積極的な実施。 ②ヒューマンエラーによる災害防止のための安全衛生教育の積極的な実施。 ③現場に存在する危険に対する感受性を高める教育の実施。 ④関係法令の知識の更なる習得。 4.墜落・転落災害、建設機械災害等、労働災害の発生傾向を踏まえた重点対策 の推進 ①墜 落転落災害防止対策の周知徹底。(墜落転落危険作業の再認識とリスク低 減対策の実施確認) ②施工計画書の安全審査徹底、作業計画書と作業手順書の内容確認及び周知徹 底。 ③店社安全衛生パトロールの積極的な実施と具体的な安全指示・指導事項の点 検記録と確認。 ④情報収集(ヒヤリハット事例・災害事例及び災害防止措置等)と水平展開の 実施。 5.交通公衆災害防止対策の徹底 ①運転者管理(安全教育・点検整備・作業基準・運転日誌・緊急時連絡方法・ 健康状態等)の徹底。 ②車両管理(日常点検整備・定期点検整備・車検証の保管・過積載・飛散防止 措置等)の徹底。 ③運行管理(安全な運行経路の選定等、適正な運行計画の策定と実施)の徹底。 ④架空線埋設管損傷事故防止対策の徹底。 ―1― 2 0 1 3 年 度 労働災害の防止に 向けた取り組み 6.安全で快適な職場環境の形成 ①健康状態の把握と適正配置の徹底。 ②過 重労働による健康障害防止対策、メンタルヘルス対策の実施。(産業医に よる面接指導の更なる推進) ③5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)運動の実施。 ④休憩設備等の職場環境の整備及び健康づくりと健康に関する教育の実施。 (分 煙環境の形成) ⑤熱中症対策の実施 労働災害防止に向けた重点運動 【具体例参照】 1.声掛け運動 2.3・3・3運動 3.グーパー運動 ホ ー ム ペ ー ジ 参 照 先 http://www.aaconst.co.jp/ お 問 い 合 せ 先 所 属 部 署 青木あすなろ建設(株) 東京土木・建築本店 品質環境安全部 (TEL)03-5439-8521 ―2― 青木あすなろ建設株式会社 体 制 図 安全衛生管理体制 本社(社長) 東京本社 総括安全衛生管理者 (副社長) 東京土木本店・東京建築本店 大阪土木本店・大阪建築本店 総括安全衛生管理者 総括安全衛生管理者 (本店長) (本店長) 支店 総括安全衛生管理者 (支店長) 各作業所 支店 総括安全衛生管理者 (支店長) 各作業所 安全衛生協議会 安全衛生協議会 具 体 例 1.労働災害防止に向けた重点運動 【安全衛生運動の目的】 安全衛生運動は、災害を防止するために基本 的なルールを守ってもらうこと、安全衛生教育 を繰り返し行うこと、地道な安全施工サイクル などを継続していくことが重要です。2013年度 は、特にヒューマンエラーによる災害をなくす よう、確実にリスクアセスメントを実施し定着 させ、危険に対する感受性を高める安全教育を 実施し、不安全設備・不安全行動には黙認せず 声を出して注意する声掛け運動を推進するシス テムを確立しヒューマンエラーによる災害の撲 滅を掲げて運動を展開しています。(2013年度 安全スローガン参照) また現場においては、特に労働災害防止に向 けた重点運動として、「声掛け運動」、「3・3・ 3運動」、「グーパー運動」 などのポスターによ り安全衛生運動の見える化を推し進め定着を図 り災害ゼロを目指しています。 の不安全設備・不安全行動による災害が発生し ています。不安全設備・不安全行動をなくす効 ⑴ 声掛け運動 果的な対策のひとつに 「声掛け運動」 がありま す。 不安全設備・不安全行動による災害が発生し 現場では機会あるごとに作業員に声を掛ける ています。鋼材溶断作業で自分の足元を切断し ことで不安全設備・不安全行動が減少すると確 て墜落、昇降の際未固定の単管を握って墜落等 信し全現場に水平展開しています。 ―3― ⑶ グーパー運動 合図の不徹底等により、建設機械と作業員と の接触激突挟まれ轢かれ災害等が発生します。 災害防止対策として合図方法を統一徹底するた めに 「グーパー運動」 を全現場に水平展開して います。 ⑵ 3・3・3運動 残念なことに飛来落下災害が大小問わず繰り 返し発生しています。玉掛け作業で吊り荷を決 して落とさない、安全適正な玉掛け作業を実施 ⑷ 今後の取り組みについて するために基本ルールである 「3・3・3運 動」 を全現場に水平展開しています。 労働災害防止に向けた重点運動として 「声掛 玉 掛 け 者 は 玉 掛 け 後 3m離 れ て、 地 切 り け運動」、「3・3・3運動」、「グーパー運動」 30cm以内の高さで一旦停止、3秒待って安全 は、非常に効果的であるため、関係者全員が認 な玉掛け状況を確認し、合図員が合図を開始し 識し実践し定着してもらうよう、今後も具体的 ます。 な方法も検討し実施しながら労働災害防止につ なげるように取り組んでいきます。 以上 ―4―
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