平成26年度決算

Business Repor t 2015
The Gibr altar Life Insur ance Co., Ltd.
2015
Business Repor t
平成26年度決算 ジブラルタ生命の現状
ジブラルタ生命保険株式会社
本社/〒100-8953 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー
一般のお客さま
教職員のお客さま
ミ
ナ
ジ
ブ
ミ
ナ
キ ョ ウ
ロ ッ ク
0120-37-2269
0120-37-9419
イ
ク
ジブラルタ生命のホームページ www.gib-life.co.jp/
ジブラルタ生命のフェイスブック公式ページ www.facebook.com/giblife.co.jp
The Gibraltar Life Insurance Co., Ltd.
広報2015-009
Business Report 2015 _15.05.27
経 営 理 念
We are
the GIBRALTAR.
C ontent s
経営理念
ジブラルタ生命の社員は、生命保険の持つ社会的役割を信じ、
ひとりでも多くのお客さまに真の生命保険をお届けします。
そして顧客のために努力を惜しまず、常にベストのサービスを提供し続ける会社となります。
ジブラルタ生命の社員は、生命保険の正しい在り方を追求する信念、
そして人間愛・家族愛の不朽の原理を伝える情熱があります。
我々は、コアバリュー、ビジョン、ミッションを指針に永遠に時代を創造し続けます。
将 来 像 と使 命
【 将 来 像】
Vision
我々は、人間愛・家族愛という不朽の原理に
行動指針
基づく相互扶助制度である生命保険を
社会に広く普及し続けることで、
ジブラルタ生命の社員の行動指針は、
お客さまから最も信頼され、
全世界のプルデンシャル・ファイナンシャル共通の「コアバリュー」に基づいています。
社会、コミュニティから最も称賛される
コアバリューは次の4つで構成されています。
生命保険会社になります。
ごあいさつ
P.2
プルデンシャル・ファイナンシャルについて
P.3
2014年度決算ハイライト
P.4
コーポレート・ガバナンス
P.9
適切な保険金等の
お支払いのための取り組みについて
P.17
顧客満足度向上への取り組み
P.19
カスタマー・サービス
P.23
環境への取り組み
P.24
多様化推進への取り組み
(ダイバーシティ&インクルージョン)
Core
Values
信頼に値すること
顧客に焦点を
あわせること
Worthy of Trust
Customer Focused
【 行 動 指 針 】
Mission
【 使 命 】
我々は、一人ひとりのお客さまに
生命保険の真価を正しく伝え、
真に役立つ生命保険を提供し、
保険金を支払うまで誠実に
お互いに
尊敬しあうこと
勝つこと
Respect for Each Other
Winning
生命保険サービスを続けることで
お客さまとそのご家族に経済的な保障と
P.25
社会貢献活動
P.26
ライフプラン・コンサルタントについて
P.29
代理店チャネルについて
P.30
業績・データ編
P.31
生命保険協会統一開示項目索引
P.115
心の平和をお届けします。
当冊子は保険業法第111条に基づいて
作成したディスクロージャー資料です。
(2015 年7月作成)
1
Business Report 2015 _15.05.27
経 営 理 念
We are
the GIBRALTAR.
C ontent s
経営理念
ジブラルタ生命の社員は、生命保険の持つ社会的役割を信じ、
ひとりでも多くのお客さまに真の生命保険をお届けします。
そして顧客のために努力を惜しまず、常にベストのサービスを提供し続ける会社となります。
ジブラルタ生命の社員は、生命保険の正しい在り方を追求する信念、
そして人間愛・家族愛の不朽の原理を伝える情熱があります。
我々は、コアバリュー、ビジョン、ミッションを指針に永遠に時代を創造し続けます。
将 来 像 と使 命
【 将 来 像】
Vision
我々は、人間愛・家族愛という不朽の原理に
行動指針
基づく相互扶助制度である生命保険を
社会に広く普及し続けることで、
ジブラルタ生命の社員の行動指針は、
お客さまから最も信頼され、
全世界のプルデンシャル・ファイナンシャル共通の「コアバリュー」に基づいています。
社会、コミュニティから最も称賛される
コアバリューは次の4つで構成されています。
生命保険会社になります。
ごあいさつ
P.2
プルデンシャル・ファイナンシャルについて
P.3
2014年度決算ハイライト
P.4
コーポレート・ガバナンス
P.9
適切な保険金等の
お支払いのための取り組みについて
P.17
顧客満足度向上への取り組み
P.19
カスタマー・サービス
P.23
環境への取り組み
P.24
多様化推進への取り組み
(ダイバーシティ&インクルージョン)
Core
Values
信頼に値すること
顧客に焦点を
あわせること
Worthy of Trust
Customer Focused
【 行 動 指 針 】
Mission
【 使 命 】
我々は、一人ひとりのお客さまに
生命保険の真価を正しく伝え、
真に役立つ生命保険を提供し、
保険金を支払うまで誠実に
お互いに
尊敬しあうこと
勝つこと
Respect for Each Other
Winning
生命保険サービスを続けることで
お客さまとそのご家族に経済的な保障と
P.25
社会貢献活動
P.26
ライフプラン・コンサルタントについて
P.29
代理店チャネルについて
P.30
業績・データ編
P.31
生命保険協会統一開示項目索引
P.115
心の平和をお届けします。
当冊子は保険業法第111条に基づいて
作成したディスクロージャー資料です。
(2015 年7月作成)
1
ごあいさつ
ごあいさつ
業理念を共有している一般代理店販売チャネルが
順調に伸展し、2014年度決算は主要業績指標がそ
れぞれ増加するなど堅調な業績となりました。
2014年度は、新商品として介護保障付終身保
険やリタイアメント・インカム プラス(豪ドル建)の
販売を開始しました。
また、既存商品やサービスに
おいても死亡保険金即日支払サービス、先進医療
特約および骨髄ドナー給付の取扱内容の拡充を
実施しました。
さらに顧客利便性向上においても、
契約内容照会などができる
「インターネット・サービ
ス」
をスマートフォンからも利用可能にいたしました。
ご契約者をはじめ、皆さま方には日頃よりジブラ
当社は、
「 お客さまに保険金をお届けするまで
ルタ生命をご愛顧いただき、誠にありがとうござい
が我々の変わらぬ使 命 」という全 社員共 通の理
ます。
解のもと、高い意 識と知 識を日常 業 務で発 揮す
このたび2014年度における当社の業績、事業
る人的サービスを根幹に、質の高い商品、サービ
活動を当冊子にまとめましたので、
ご高覧の上、
より
スをお客さまにご提 供することで、さらなるお客
深いご理解を賜れば幸甚に存じます。
様の満足度向上に努めてまいります。
2014年度は消費税増税に始まり、
さらなる円安、
これからも全社員が一丸となって、真に役立つ生
株高が進みました。生命保険には消費税率引き上
命保険の提供を通じ、お客さまから最も信頼され、
げは直接的な影響はございませんが、市場環境にお
社会、コミュニティから最も称賛される生命保険会
いて、依然として続く低金利状態や為替市場におけ
社を目指してまいります。
引き続き変わらぬご支援・
る円安ドル高傾向は、国債を中心に長期運用をする
ご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。
生命保険の商品特性や、外貨建商品をラインアップ
にもつ当社の商品構成に少なからず影響があり、一
部商品について予定利率の引き下げや、販売停止
をしました。
このような環境の中、
当社は最適な保障のコンサ
ルティングと質の高いサービスのご提供により、
お客
さまの負託に応える主力のライフプラン・コンサルタ
ント販売チャネルの安定した業績に加え、
当社の企
2
2015年7月
代表取締役社長 兼 CEO
プルデンシャル・ファイナンシャルについて
プルデンシャル・ファイナンシャルの概要
プルデンシャル・ファイナンシャルについて
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(Prudential
Financial,Inc.)は、世界最大級の金融サービス機関のひとつ
です。135年以上の歴史を誇り、米国、アジア、ヨーロッパ、ラ
テンアメリカの拠点で活動しています。
主要事業の「米国内リタイアメントソリューション・投資運
用事業部門」、
「米国内個人保険・団体保険事業部門」、
「国際
保険事業部門」を通じて、世界40カ国以上の個人および法人
のお客さまに幅広い金融商品とサービスを提供しています。
● 設立 : 1875年10月13日
● 本社所在地 : アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク市
● 会長兼最高経営責任者 : ジョン R. ストレングフェルド
● 事業内容 : 生命保険、
投資信託、年金、退職関連業務、資産運用など
● 総預かり運用資産 : 1兆2,040億USドル(2015年3月末現在)
● 株式公開 : ニューヨーク証券取引所上場(略称:PRU)
● 全従業員数 : 48,331人
(2014年12月末現在)
● 生命保険の保有契約高 : 3兆5,000億USドル
(2014年12月末現在)
プ ル デンシャル・ファイナンシャル の
名称および特徴的なロゴの
「ロック」
は、
米 国 で 最 も 親しまれて いる企 業 名と
ロゴマークのひとつです。
プルデンシャル・ファイナンシャル
会長兼最高経営責任者
ジョン R. ストレングフェルド
プルデンシャル・ファイナンシャル本社ビル
(アメリカ合衆国ニュージャージー州
ニューアーク市)
3
Business Report 2015 _15.07.03
2014年度決算ハイライト
2014年度主要指標
(単位:百万円)
3,180,566
個人保険新契約高
2014年度(末)
3,230,004
(前年度比 1.6%増)
34,752,183
35,134,326
(前年度末比 1.1%増)
919,769
936,876
(前年度末比 1.9%増)
10,317,028
11,080,995
(前年度末比 7.4%増)
99,962
120,971
1,357,852
1,366,679
(前年度比 0.7%増)
当期純利益
32,245
31,825
(前年度比 1.3%減)
ソルベンシー・マージン比率
936.7%
859.0%
(前年度末比 77.7ポイント減)
実質純資産額
1,491,790
1,895,937
逆ざやの状況
逆ざやはありません
個人保険保有契約高
個人保険保有契約年換算保険料
総資産
基礎利益
保険料等収入
(前年度比 21.0%増)
(前年度末比 27.1%増)
0
実質純資産額とは、有価証券や有形固定資産の含み損益などを反
映した、いわば時価ベースの資産の合計から、価格変動準備金や危
険準備金などの資本性の高い負債をのぞいた負債の合計を差し引
いて算出するもので、行政監督上の指標の一つです。実質資産負債
差額ともいいます。
*1 … 2014年4月販売開始
*2 … 2014年10月販売開始
0
10,000
(億円)
個人保険保有契約年換算保険料
34兆7,521億円
2013
年度末
前年度末比
35 兆1,343億円
2014
年度末
0
10
年度末比1.9%増)、総 資 産は11兆809億円(前年度末比
7.4%増)とそれぞれ増加しました。
20
30
1.1%
増 40
(兆円)
総資産
9,197億円
2013
年度末
9,368億円
2014
年度末
0
2,500
5,000
7,500
前年度末比
10,000
1.9%
増 (億円)
保有契約高とは
10兆3,170億円
2013
年度末
前年度末比
兆0,809
兆 809 億円
1111
2014
年度末
3
6
9
7.4%
増 12
(兆円)
当年度末にお引き受けしている保障金額の合計額で、年度末時点に
どれくらいの保険契約を保有しているのかを示す指標です。
総資産とは
総資産は現金及び預貯金、
有価証券等の運用資産と未収金等の非運
用資産の合計で、
企業の事業規模を示す財務指標のひとつです。
収益指標
運用収益の増加により、基礎利益は1,209億円(前年度比
21.0%増)と、2012年の3社合併より3期連続の増益となり
ました。保険料等収入は前年度比0.7%増の1兆3,666億円
となり、当期純利益は318億円(前年度比1.3%減)となりま
した。
▲
前年度比
3 兆 2,300
2,305億円
2014
年度
4
新契約高とは
3兆1,805億円
2013
年度
1,000
基礎利益
▲
個人保険新契約高
750
個人保険保有契約高
業績指標
当社はこれからも死亡保障を中心とした真に役立つ生命保
険商品と高品質なコンサルティング・サービスをご提供して
まいります。
500
増 個人保険の保有契約高は35兆1,343億円(前年度末比
1.1%増)、個人保険保有契約年換算保険料は9,368億円(前
0
2014年度に販売開始した「介護保障付終身保険」*1等の
死亡保障商品の他に、新商品「リタイアメント・インカム プラ
ス(豪ドル建)」*2 、
「 医療保険(14)」*2の販売が堅調に推移
し、個人保険と個人年金保険の合計(以下、個人保険)の新契
約高は、3兆2,300億円(前年度比1.6%増)、個人保険新契約
年換算保険料は838億円(前年度比9.3%増)となりました。
250
9.3%
保険料の払い方には月払い、年払い、一時払いなど様々な支払い方
法があります。年換算保険料は、そうした支払い方法の違いを調整
し、契約期間中に平均して支払うと仮定した場合に、生命保険会社
が保険契約から1年間にどのくらいの保険料収入を得ているかを示
しています。
現在、
生命保険会社が販売する商品は多様化し、
死亡保障金額が小さ
い商品が多く販売されるため、
契約高だけでは業績を判断するに適切
ではない場合があり、
それを補完する指標として使われています。
規模指標
逆ざやはありません
実質純資産額(=実質資産負債差額)とは
838億円
2014
年度
▲
*個人保険には個人年金保険を含みます。
*新契約には転換による増加を含みます。
(前年度比 9.3%増)
前年度比
▲
83,884
年換算保険料とは
767億円
2013
年度
▲
76,762
個人保険新契約年換算保険料
個人保険新契約年換算保険料
年度決算ハイライト
2013年度(末)
2
0
1
4
▲
年度決算ハイライト
2
0
1
4
20,000
30,000
1.6%
増 40,000
(億円)
当年度に新たにお引き受けした保障金額の合計額です。1年間にど
れくらいの生命保険を販売したのかを示す指標のひとつです。
基礎利益とは
999億円
2013
年度
兆 209 億円
11,209
2014
年度
0
400
800
1,200
前年度比
21.0%
増 1,600
保険料収入や保険金・事業費支払等の保険関係の収支と、利息及び
配当金収入を中心とした運用関係の収支からなる損益で、一般事業
会社の営業利益に近いものです。保険本業における収益力を示す指
標のひとつです。
(億円)
5
Business Report 2015 _15.07.03
2014年度決算ハイライト
2014年度主要指標
(単位:百万円)
3,180,566
個人保険新契約高
2014年度(末)
3,230,004
(前年度比 1.6%増)
34,752,183
35,134,326
(前年度末比 1.1%増)
919,769
936,876
(前年度末比 1.9%増)
10,317,028
11,080,995
(前年度末比 7.4%増)
99,962
120,971
1,357,852
1,366,679
(前年度比 0.7%増)
当期純利益
32,245
31,825
(前年度比 1.3%減)
ソルベンシー・マージン比率
936.7%
859.0%
(前年度末比 77.7ポイント減)
実質純資産額
1,491,790
1,895,937
逆ざやの状況
逆ざやはありません
個人保険保有契約高
個人保険保有契約年換算保険料
総資産
基礎利益
保険料等収入
(前年度比 21.0%増)
(前年度末比 27.1%増)
0
実質純資産額とは、有価証券や有形固定資産の含み損益などを反
映した、いわば時価ベースの資産の合計から、価格変動準備金や危
険準備金などの資本性の高い負債をのぞいた負債の合計を差し引
いて算出するもので、行政監督上の指標の一つです。実質資産負債
差額ともいいます。
*1 … 2014年4月販売開始
*2 … 2014年10月販売開始
0
10,000
(億円)
個人保険保有契約年換算保険料
34兆7,521億円
2013
年度末
前年度末比
35 兆1,343億円
2014
年度末
0
10
年度末比1.9%増)、総 資 産は11兆809億円(前年度末比
7.4%増)とそれぞれ増加しました。
20
30
1.1%
増 40
(兆円)
総資産
9,197億円
2013
年度末
9,368億円
2014
年度末
0
2,500
5,000
7,500
前年度末比
10,000
1.9%
増 (億円)
保有契約高とは
10兆3,170億円
2013
年度末
前年度末比
兆0,809
兆 809 億円
1111
2014
年度末
3
6
9
7.4%
増 12
(兆円)
当年度末にお引き受けしている保障金額の合計額で、年度末時点に
どれくらいの保険契約を保有しているのかを示す指標です。
総資産とは
総資産は現金及び預貯金、
有価証券等の運用資産と未収金等の非運
用資産の合計で、
企業の事業規模を示す財務指標のひとつです。
収益指標
運用収益の増加により、基礎利益は1,209億円(前年度比
21.0%増)と、2012年の3社合併より3期連続の増益となり
ました。保険料等収入は前年度比0.7%増の1兆3,666億円
となり、当期純利益は318億円(前年度比1.3%減)となりま
した。
▲
前年度比
3 兆 2,300
2,305億円
2014
年度
4
新契約高とは
3兆1,805億円
2013
年度
1,000
基礎利益
▲
個人保険新契約高
750
個人保険保有契約高
業績指標
当社はこれからも死亡保障を中心とした真に役立つ生命保
険商品と高品質なコンサルティング・サービスをご提供して
まいります。
500
増 個人保険の保有契約高は35兆1,343億円(前年度末比
1.1%増)、個人保険保有契約年換算保険料は9,368億円(前
0
2014年度に販売開始した「介護保障付終身保険」*1等の
死亡保障商品の他に、新商品「リタイアメント・インカム プラ
ス(豪ドル建)」*2 、
「 医療保険(14)」*2の販売が堅調に推移
し、個人保険と個人年金保険の合計(以下、個人保険)の新契
約高は、3兆2,300億円(前年度比1.6%増)、個人保険新契約
年換算保険料は838億円(前年度比9.3%増)となりました。
250
9.3%
保険料の払い方には月払い、年払い、一時払いなど様々な支払い方
法があります。年換算保険料は、そうした支払い方法の違いを調整
し、契約期間中に平均して支払うと仮定した場合に、生命保険会社
が保険契約から1年間にどのくらいの保険料収入を得ているかを示
しています。
現在、
生命保険会社が販売する商品は多様化し、
死亡保障金額が小さ
い商品が多く販売されるため、
契約高だけでは業績を判断するに適切
ではない場合があり、
それを補完する指標として使われています。
規模指標
逆ざやはありません
実質純資産額(=実質資産負債差額)とは
838億円
2014
年度
▲
*個人保険には個人年金保険を含みます。
*新契約には転換による増加を含みます。
(前年度比 9.3%増)
前年度比
▲
83,884
年換算保険料とは
767億円
2013
年度
▲
76,762
個人保険新契約年換算保険料
個人保険新契約年換算保険料
年度決算ハイライト
2013年度(末)
2
0
1
4
▲
年度決算ハイライト
2
0
1
4
20,000
30,000
1.6%
増 40,000
(億円)
当年度に新たにお引き受けした保障金額の合計額です。1年間にど
れくらいの生命保険を販売したのかを示す指標のひとつです。
基礎利益とは
999億円
2013
年度
兆 209 億円
11,209
2014
年度
0
400
800
1,200
前年度比
21.0%
増 1,600
保険料収入や保険金・事業費支払等の保険関係の収支と、利息及び
配当金収入を中心とした運用関係の収支からなる損益で、一般事業
会社の営業利益に近いものです。保険本業における収益力を示す指
標のひとつです。
(億円)
5
Business Report 2015 _15.06.23
2014年度決算ハイライト
▲
保険料等収入
保険料等収入とは
1兆3,578億円
2013
年度
0
5,000
10,000
0.7%
増 15,000
20,000
(億円)
▲
当期純利益
当期純利益とは
322億円
2013
年度
318億円
2014
年度
0
100
200
税引前当期純利益から、法人税及び住民税並びに法人税等調整額
を控除した金額で、会社のすべての活動によって生じた純利益を意
味します。
前年度比
1.3%
減 300
400
(億円)
健全性指標
を行ったこともあり、
前年度末比77.7ポイント減の859.0%と
なりましたが、
引き続き十分な支払い余力を確保しています。
▲
ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率とは
936.7%
2013
年度末
859.0%
2014
年度末
250.0
2014年度末の一般勘定資産残高は11兆551億円となり
ました。資産運用については、引き続き安定的な収益を確保
できる国内外公社債を運用の中核に据えました。
なお、主な資産の運用状況は以下のとおりです。
国内公社債につきましては、負債特性を勘案し、国債なら
びに高格付け社債への投資を行いました。国内株式について
は、市場動向などに合わせ入替えを実施しました。外国証券
については、外貨建保険対応として負債側の状況等を勘案し
ながら外貨建公社債へ投資を行いました。加えて、外貨建保
険負債対応外で為替ヘッジを付した外貨建公社債等への
ALMとは
経営の健全性を示す一つの指標であるソルベンシー・マー
ジン比率は、期中に1,117億円の自己株式の取得並びに消却
0.0
当社の資産運用は、ALM(資産負債総合管理)の観点か
ら、原則的に保険負債の特性に合致する運用資産への投資
を行っています。具体的には、安定したキャッシュフローが得
られる国債や信用度の高い発行体による確定利付資産を運
用の中心に置いています。また、信用度の若干劣る確定利付
資産・株式・不動産などへの投資を限定的に実行することで
総合収益の向上を図っております。なお、外貨建保険負債に
対応するものを除き、外貨建公社債等につきましては、原則
として為替ヘッジを行っています。
500.0
750.0
環境の変化などにより通常の予測を超えて発生するリスクに対応で
きる「支払余力」を有しているかを判断するための行政監督上の指
標のひとつです。具体的には、純資産などの内部留保と有価証券含
み益などの合計(ソルベンシー・マージン総額)を、数値化した諸リス
クの合計額で割り算して算出します。
前年度末比
77.7ポイント
減 1,000.0
(%)
ALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)=資産と負債を総合
的に把握し、管理することです。生命保険会社の負債は、契約時に固
定された予定利率により積み立てられる責任準備金(きわめて長期
の負債)が大部分を占めます。ALM手法の一環として、長期固定金
利の負債の金利変動リスクを相殺するため、長期の債権を保有して
います。
責任準備金とは
将来の保険金・年金・給付金の支払いに備え、保険業法で保険種類
ごとに積み立てが義務付けられている準備金のことです。
投資も行いました。貸付金については、国内外の案件に投資
を実施しました。
この結果、2014年度末の主な資産構成は、国内公社債
41.2%、国内株式1.7%、外国証券43.5%、貸付金7.5%とな
りました。
2
0
1
4
年度決算ハイライト
兆 366 億円
1兆13,666
2014
年度
ご契約者から払い込まれた保険料による収益で、生命保険会社の収
益の大宗をなしています。再保険収入もここに含まれます。
前年度比
運用資産の構成
▲
年度決算ハイライト
2
0
1
4
資産運用 (一般勘定資産)
42.6%
外国公社債
41.2%
国内公社債
7.5%
貸付金
2.5%
その他
国内株式
1.7%
現預金・
コールローン
1.1%
外国株式等
0.9%
その他の
証券
0.9%
不動産
0.7%
買入金銭
債権
0.5%
繰延税金
資産
0.5%
0
10
20
30
40
50(%)
*外国証券には、外国公社債、外国株式等を含みます。
*運用資産の構成には、貸倒引当金(△0.0%)を含みます。
利差(順ざや/逆ざや)
ご参考
ソルベンシー・マージン比率の算出式
ソルベンシー・マージン比率は次の算式により算出されます。
ソルベンシー・マージン総額
ソルベンシー・
=
×100
マージン比率
(%)
リスクの合計額×1/2
●
ソルベンシー・マージン総額(=下記の合計額)
資本金等、価格変動準備金、危険準備金、一般貸倒引当金、その他有価証
券の評価差額×90%*、土地の含み損益×85%*、全期チルメル式責任準備
金相当額超過額、負債性資本調達手段等、全期チルメル式責任準備金相当
額超過額及び負債性資本調達手段等のうちマージンに算入されない額、持
込資本金等(外国生命保険会社のみ)、控除項目、その他
*マイナスの場合100%
●
2
リスクの合計額= (R1+R8)
+(R 2+R 3+R 7)2+R4
保険リスク、予定利率リスク、資産運用リスク、経営管理リスクなど通常
予測できる範囲を超える諸リスクを数値化して算出します。
保険リスク相当額(R1)
大災害の発生などにより、保険金などの支払いが急増するリスク相当額
■ 第三分野保険の保険リスク相当額(R8)
医療保険やがん保険などのいわゆる第三分野保険について給付金等の
支払いが急増するリスク相当額
■ 予定利率リスク相当額(R 2)
運用環境の悪化により、
資産運用利回りが予定利率を下回るリスク相当額
■ 資産運用リスク相当額(R 3)
株価暴落、為替相場の激変などにより資産価値が大幅に下落するリスク、
および貸付先企業の倒産などにより貸倒れが急増するリスク相当額
■ 最低保証リスク相当額(R 7)
変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関するリスク相当額
■ 経営管理リスク相当額(R4)
業務の運営上、通常の予想を超えて発生し得るリスク相当額
■
※詳細につきましては、業績・データ編P.59をご覧ください。
6
生命保険会社は、ご契約者にお支払いいただいた保険料
の一部を将来の保険金等のお支払いに備えて責任準備金と
して積み立てていますが、この責任準備金は、一定の利率に
より毎年運用されることを前提としております。
(この利率の
ことを「予定利率(責任準備金計算用)」といいます)
予定利率により見込んでいる運用収益を実際の運用収支
が上回る状態を「順ざや」、下回る状態を「逆ざや」といいま
す。
当社の基礎利益上の運用収支等の利回りは、
平均予定利率を上回っており、
「順ざや」となっています。
順ざや/逆ざや額は、次の方法で算出しています。
順ざや/逆ざや額=(基礎利益上の運用収支等の利回り※1 ー 平均予定利率※2)× 一般勘定責任準備金※3
※1 基礎利益上の運用収支等の利回りとは、基礎利益に含まれる一般勘
定の運用収支から契約者配当金積立利息繰入額を控除したものの
一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。
※2 平均予定利率とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回り
のことです。
※3 一般勘定責任準備金は、危険準備金を除く一般勘定部分の責任準備
金について、以下の方式で算出。
(期始責任準備金 + 期末責任準備金 ー 予定利息)× 1/2
7
Business Report 2015 _15.06.23
2014年度決算ハイライト
▲
保険料等収入
保険料等収入とは
1兆3,578億円
2013
年度
0
5,000
10,000
0.7%
増 15,000
20,000
(億円)
▲
当期純利益
当期純利益とは
322億円
2013
年度
318億円
2014
年度
0
100
200
税引前当期純利益から、法人税及び住民税並びに法人税等調整額
を控除した金額で、会社のすべての活動によって生じた純利益を意
味します。
前年度比
1.3%
減 300
400
(億円)
健全性指標
を行ったこともあり、
前年度末比77.7ポイント減の859.0%と
なりましたが、
引き続き十分な支払い余力を確保しています。
▲
ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率とは
936.7%
2013
年度末
859.0%
2014
年度末
250.0
2014年度末の一般勘定資産残高は11兆551億円となり
ました。資産運用については、引き続き安定的な収益を確保
できる国内外公社債を運用の中核に据えました。
なお、主な資産の運用状況は以下のとおりです。
国内公社債につきましては、負債特性を勘案し、国債なら
びに高格付け社債への投資を行いました。国内株式について
は、市場動向などに合わせ入替えを実施しました。外国証券
については、外貨建保険対応として負債側の状況等を勘案し
ながら外貨建公社債へ投資を行いました。加えて、外貨建保
険負債対応外で為替ヘッジを付した外貨建公社債等への
ALMとは
経営の健全性を示す一つの指標であるソルベンシー・マー
ジン比率は、期中に1,117億円の自己株式の取得並びに消却
0.0
当社の資産運用は、ALM(資産負債総合管理)の観点か
ら、原則的に保険負債の特性に合致する運用資産への投資
を行っています。具体的には、安定したキャッシュフローが得
られる国債や信用度の高い発行体による確定利付資産を運
用の中心に置いています。また、信用度の若干劣る確定利付
資産・株式・不動産などへの投資を限定的に実行することで
総合収益の向上を図っております。なお、外貨建保険負債に
対応するものを除き、外貨建公社債等につきましては、原則
として為替ヘッジを行っています。
500.0
750.0
環境の変化などにより通常の予測を超えて発生するリスクに対応で
きる「支払余力」を有しているかを判断するための行政監督上の指
標のひとつです。具体的には、純資産などの内部留保と有価証券含
み益などの合計(ソルベンシー・マージン総額)を、数値化した諸リス
クの合計額で割り算して算出します。
前年度末比
77.7ポイント
減 1,000.0
(%)
ALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)=資産と負債を総合
的に把握し、管理することです。生命保険会社の負債は、契約時に固
定された予定利率により積み立てられる責任準備金(きわめて長期
の負債)が大部分を占めます。ALM手法の一環として、長期固定金
利の負債の金利変動リスクを相殺するため、長期の債権を保有して
います。
責任準備金とは
将来の保険金・年金・給付金の支払いに備え、保険業法で保険種類
ごとに積み立てが義務付けられている準備金のことです。
投資も行いました。貸付金については、国内外の案件に投資
を実施しました。
この結果、2014年度末の主な資産構成は、国内公社債
41.2%、国内株式1.7%、外国証券43.5%、貸付金7.5%とな
りました。
2
0
1
4
年度決算ハイライト
兆 366 億円
1兆13,666
2014
年度
ご契約者から払い込まれた保険料による収益で、生命保険会社の収
益の大宗をなしています。再保険収入もここに含まれます。
前年度比
運用資産の構成
▲
年度決算ハイライト
2
0
1
4
資産運用 (一般勘定資産)
42.6%
外国公社債
41.2%
国内公社債
7.5%
貸付金
2.5%
その他
国内株式
1.7%
現預金・
コールローン
1.1%
外国株式等
0.9%
その他の
証券
0.9%
不動産
0.7%
買入金銭
債権
0.5%
繰延税金
資産
0.5%
0
10
20
30
40
50(%)
*外国証券には、外国公社債、外国株式等を含みます。
*運用資産の構成には、貸倒引当金(△0.0%)を含みます。
利差(順ざや/逆ざや)
ご参考
ソルベンシー・マージン比率の算出式
ソルベンシー・マージン比率は次の算式により算出されます。
ソルベンシー・マージン総額
ソルベンシー・
=
×100
マージン比率
(%)
リスクの合計額×1/2
●
ソルベンシー・マージン総額(=下記の合計額)
資本金等、価格変動準備金、危険準備金、一般貸倒引当金、その他有価証
券の評価差額×90%*、土地の含み損益×85%*、全期チルメル式責任準備
金相当額超過額、負債性資本調達手段等、全期チルメル式責任準備金相当
額超過額及び負債性資本調達手段等のうちマージンに算入されない額、持
込資本金等(外国生命保険会社のみ)、控除項目、その他
*マイナスの場合100%
●
2
リスクの合計額= (R1+R8)
+(R 2+R 3+R 7)2+R4
保険リスク、予定利率リスク、資産運用リスク、経営管理リスクなど通常
予測できる範囲を超える諸リスクを数値化して算出します。
保険リスク相当額(R1)
大災害の発生などにより、保険金などの支払いが急増するリスク相当額
■ 第三分野保険の保険リスク相当額(R8)
医療保険やがん保険などのいわゆる第三分野保険について給付金等の
支払いが急増するリスク相当額
■ 予定利率リスク相当額(R 2)
運用環境の悪化により、
資産運用利回りが予定利率を下回るリスク相当額
■ 資産運用リスク相当額(R 3)
株価暴落、為替相場の激変などにより資産価値が大幅に下落するリスク、
および貸付先企業の倒産などにより貸倒れが急増するリスク相当額
■ 最低保証リスク相当額(R 7)
変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関するリスク相当額
■ 経営管理リスク相当額(R4)
業務の運営上、通常の予想を超えて発生し得るリスク相当額
■
※詳細につきましては、業績・データ編P.59をご覧ください。
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生命保険会社は、ご契約者にお支払いいただいた保険料
の一部を将来の保険金等のお支払いに備えて責任準備金と
して積み立てていますが、この責任準備金は、一定の利率に
より毎年運用されることを前提としております。
(この利率の
ことを「予定利率(責任準備金計算用)」といいます)
予定利率により見込んでいる運用収益を実際の運用収支
が上回る状態を「順ざや」、下回る状態を「逆ざや」といいま
す。
当社の基礎利益上の運用収支等の利回りは、
平均予定利率を上回っており、
「順ざや」となっています。
順ざや/逆ざや額は、次の方法で算出しています。
順ざや/逆ざや額=(基礎利益上の運用収支等の利回り※1 ー 平均予定利率※2)× 一般勘定責任準備金※3
※1 基礎利益上の運用収支等の利回りとは、基礎利益に含まれる一般勘
定の運用収支から契約者配当金積立利息繰入額を控除したものの
一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。
※2 平均予定利率とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回り
のことです。
※3 一般勘定責任準備金は、危険準備金を除く一般勘定部分の責任準備
金について、以下の方式で算出。
(期始責任準備金 + 期末責任準備金 ー 予定利息)× 1/2
7
Business Report 2015 _15.06.15
コーポレート・ガバナンス
格付け
経営管理体制
格付けは格付会社の意見であり、保険金の支払いなどに
ついて保証を行うものではありません。また、取得した時点ま
での数値・情報などにもとづいたものであるため、将来的に
変更される可能性があります。当社の格付取得状況は以下の
通りです。
スタンダード&プアーズ
保険財務力格付
A A-
CC
※2015年6月末現在
※スタンダード&プアーズ社は、金融商品取引法に定められている信用格付
業者です。
CCC
B
BB
BBB
A
AA
AAA
保険契約継続率
●
●
コーポレート・ガバナンス体制
コーポレート・ガバナンスとは、お客さまと株主の利益最大
化のための適切な経営を形作る社内外の仕組みであると考
え、その充実に取り組んでいます。
当社は、意思決定のスピード向上と監査・統制機能の強化
を両立しうるコーポレート・ガバナンス体制を構築し、お客さ
まの声を真摯にお聴きして積極的にサービスに反映させると
同時に、経営の透明性や健全性の確保と向上を図っていま
す。
当社は取締役会、監査役会設置会社です。
取締役会は経営上の重要事項の意思決定を行います。お
客さまの視点に立った経営を行い、適正な業務執行を実現す
るために、取締役間の相互監視体制を敷いています。
さらに、業務執行機能の強化と経営監督機能の充実を図
ることを目的として「執行役員制度」を導入し、取締役会の業
務執行に係る意思決定の権限の一部を執行役員会へ委譲し
ています。
監査役は、取締役会などの重要会議へ出席し、独立した立
場から取締役の業務執行を監査するとともに、取締役会や執
行役員会に対して意見表明を行っています。
保険会社が保険契約債務を履行する能力は非常に高い。
最上位の格付け
(
「AAA」
)
との差は小さい。
*
「AA」から
「CCC」
までの格付けには、プラス記号またはマイナス記号が
付されることが あり、そ れぞ れ、各 格 付 けカテゴリー の 中 で の 相 対 的
な強さを表します。
契約が有効に継続している割合を示した数値です。当社
は営業開始以来、お客さまに焦点を合わせることを重視した
コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方
経営を行っており、顧客満足度の証となる継続率を重視して
います。
13月目継続率…
92 .5%
13月目継続率対象契約:契約日2013年1月1日∼2013年12月31日
25月目継続率…
83 .4%
25月目継続率対象契約:契約日2012年1月1日∼2012年12月31日
コーポレート・ガバナンス
格付けは、独立した第三者である格付会社が、保険会社の
保険金支払いに関する確実性をアルファベットと記号・単語
などで表したものです。会社の財務・収支情報、営業・経営戦
略などさまざまな情報にもとづき決定されています。
▲
年度決算ハイライト
2
0
1
4
2014年度決算ハイライト
内部統制の強化
内部統制の基本的な考え方
内部統制の状況
当社は、
「お客さまから最も信頼され、社会、コミュニティか
ら最も称賛される生命保険会社になる」ことをビジョンに掲
げ、
「お客さまとそのご家族に経済的な保障と心の平和をお
届けする」ことをミッションとしています。その中核をなす考
え方は、保険金をお支払いすることが我々の義務であるとい
う全社員の認識です。質の高いサービスとケアをご提供しつ
づけるために、法令遵守、適切なリスク管理はもとより、効率
的な業務執行を追求し、内部統制システムを構築し向上させ
ています。
■
■
■
業務の適切性を確保するための体制整備を目的とした「内
部統制に関する基本方針」を制定のうえ、経営環境の変化
等に応じて不断の見直しを行い、内部統制システムの整備
と適切な運用を継続的に推進しています。
コンプライアンス委員会やリスク管理委員会をはじめ特定
の業務について審議、検討または評価、検証を行う各種委
員会を設置し、随時、内部管理態勢の強化に取り組んでお
ります。
さらに内部監査部門を充実させ、経営諸活動の遂行状況
が公正かつ独立の立場で検討・評価されることを通じて、業
務の健全性と適切性の確保に努めています。
株主総会
監査役(会)
取締役会
内部監査会議
執行役員会
<業務執行部門>
本社各チーム
営業社員チャネル営業組織
代理店チャネル営業組織
8
保険計理人
コンプライアンス委員会
リスク管理委員会
倫理委員会
お客様の声委員会
その他各種委員会
9
Business Report 2015 _15.06.15
コーポレート・ガバナンス
格付け
経営管理体制
格付けは格付会社の意見であり、保険金の支払いなどに
ついて保証を行うものではありません。また、取得した時点ま
での数値・情報などにもとづいたものであるため、将来的に
変更される可能性があります。当社の格付取得状況は以下の
通りです。
スタンダード&プアーズ
保険財務力格付
A A-
CC
※2015年6月末現在
※スタンダード&プアーズ社は、金融商品取引法に定められている信用格付
業者です。
CCC
B
BB
BBB
A
AA
AAA
保険契約継続率
●
●
コーポレート・ガバナンス体制
コーポレート・ガバナンスとは、お客さまと株主の利益最大
化のための適切な経営を形作る社内外の仕組みであると考
え、その充実に取り組んでいます。
当社は、意思決定のスピード向上と監査・統制機能の強化
を両立しうるコーポレート・ガバナンス体制を構築し、お客さ
まの声を真摯にお聴きして積極的にサービスに反映させると
同時に、経営の透明性や健全性の確保と向上を図っていま
す。
当社は取締役会、監査役会設置会社です。
取締役会は経営上の重要事項の意思決定を行います。お
客さまの視点に立った経営を行い、適正な業務執行を実現す
るために、取締役間の相互監視体制を敷いています。
さらに、業務執行機能の強化と経営監督機能の充実を図
ることを目的として「執行役員制度」を導入し、取締役会の業
務執行に係る意思決定の権限の一部を執行役員会へ委譲し
ています。
監査役は、取締役会などの重要会議へ出席し、独立した立
場から取締役の業務執行を監査するとともに、取締役会や執
行役員会に対して意見表明を行っています。
保険会社が保険契約債務を履行する能力は非常に高い。
最上位の格付け
(
「AAA」
)
との差は小さい。
*
「AA」から
「CCC」
までの格付けには、プラス記号またはマイナス記号が
付されることが あり、そ れぞ れ、各 格 付 けカテゴリー の 中 で の 相 対 的
な強さを表します。
契約が有効に継続している割合を示した数値です。当社
は営業開始以来、お客さまに焦点を合わせることを重視した
コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方
経営を行っており、顧客満足度の証となる継続率を重視して
います。
13月目継続率…
92 .5%
13月目継続率対象契約:契約日2013年1月1日∼2013年12月31日
25月目継続率…
83 .4%
25月目継続率対象契約:契約日2012年1月1日∼2012年12月31日
コーポレート・ガバナンス
格付けは、独立した第三者である格付会社が、保険会社の
保険金支払いに関する確実性をアルファベットと記号・単語
などで表したものです。会社の財務・収支情報、営業・経営戦
略などさまざまな情報にもとづき決定されています。
▲
年度決算ハイライト
2
0
1
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2014年度決算ハイライト
内部統制の強化
内部統制の基本的な考え方
内部統制の状況
当社は、
「お客さまから最も信頼され、社会、コミュニティか
ら最も称賛される生命保険会社になる」ことをビジョンに掲
げ、
「お客さまとそのご家族に経済的な保障と心の平和をお
届けする」ことをミッションとしています。その中核をなす考
え方は、保険金をお支払いすることが我々の義務であるとい
う全社員の認識です。質の高いサービスとケアをご提供しつ
づけるために、法令遵守、適切なリスク管理はもとより、効率
的な業務執行を追求し、内部統制システムを構築し向上させ
ています。
■
■
■
業務の適切性を確保するための体制整備を目的とした「内
部統制に関する基本方針」を制定のうえ、経営環境の変化
等に応じて不断の見直しを行い、内部統制システムの整備
と適切な運用を継続的に推進しています。
コンプライアンス委員会やリスク管理委員会をはじめ特定
の業務について審議、検討または評価、検証を行う各種委
員会を設置し、随時、内部管理態勢の強化に取り組んでお
ります。
さらに内部監査部門を充実させ、経営諸活動の遂行状況
が公正かつ独立の立場で検討・評価されることを通じて、業
務の健全性と適切性の確保に努めています。
株主総会
監査役(会)
取締役会
内部監査会議
執行役員会
<業務執行部門>
本社各チーム
営業社員チャネル営業組織
代理店チャネル営業組織
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保険計理人
コンプライアンス委員会
リスク管理委員会
倫理委員会
お客様の声委員会
その他各種委員会
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Business Report 2015 _15.06.15
コーポレート・ガバナンス
リスク管理態勢
統合的リスク管理の取組み
リスク管理体制
経営を取り巻く社会・経済環境等が変化するなか、当社で
は、適切な事業運営を確保し、長期にわたるお客さまへの保
障責任を確実に果たすため、様々な要因から発生するリスク
を的確に把握・分析し、適切なリスク管理を行うことを経営
上の最も重要な課題の一つと認識し、リスク管理態勢の整
備・高度化に努めています。
業務運営を通じて発生する各種リスクについては、業務執
行部門が各リスク管理規程に基づき一次的なリスク管理を
行っています。また、業務執行部門から独立したリスク管理
統括部門が、リスク管理状況の実態把握、統合的なリスク管
理、リスク管理を徹底させるための諸施策の策定など、二次
的なリスク管理を行うとともにリスク管理態勢の整備・高度
化に取り組んでいます。さらに厳正なリスク管理を行うため、
社長を委員長とする「リスク管理委員会」を定期的に開催し、
リスク管理に関する様々な議題について組織横断的に検証
しています。
なお、日常のリスク管理体制だけでは対応が困難な大規
模災害等に備えた体制も、あわせて整備しています。
リスク管理に関する規程等
取締役会は、
「リスク管理基本方針」を制定し、リスク管理
の基本方針、管理対象リスクの定義と各部署の役割等を含
めたリスク管理態勢を定めています。更に、この基本方針で
定義した各リスク(保険引受リスク、資産運用リスク、流動性
リスク、事務リスク、システムリスク、法務リスク、労務・人事
リスク、風評リスク、有形資産リスク、保険子会社リスク)に
ついて、執行役員会は、その管理方法・体制等を明確にしたリ
スク種類毎の「リスク管理規程」を、また各リスクを横断的に
管理する「統合的リスク管理規程」を定めています。
また、通常のリスク管理では対処できない事象を危機と定
義し、
「事業継続計画」の整備等を含む「危機管理規程」を定
めています。
■
牽制機能の発揮
当社が認識しているリスクは、各リスク管理規程に基づき、業務執
行部門により管理されていますが、同時にリスク管理統括部門がリ
スクのモニタリング、分析等の管理を行うことにより、牽制機能を発
揮しています。
■
管理・監督機能の発揮
定期的に開催するリスク管理委員会において、リスクの適正な管
理に関する事項の審議・検討を行っています。各リスク管理状況につ
いて執行役員会が報告を受け、経営の意思決定を行っています。
■
有効性の確認
監査部門による内部監査、会計監査人による外部監査および監査
役による監査により、リスク管理機能の有効性を確認しています。
▲
取締役会
執行役員会
リスク管理委員会
危機管理
保険子会社
リスク
有形資産
リスク
風評リスク
労務・人事
リスク
法務リスク
システム
リスク
事務リスク
流動性リスク
資産運用リスク
保険引受リスク
オペレーショナルリスク
監査チーム
監査役
リスク管理
統括部署
リスク管理チーム
リ
• スク管理
関
• 連事業
リ
• スク管理
フ
• ァシリティ
フ
• ィールド
ファシリティ
広
•報
労務
•
営
• 業人事管理
*
F
• OC
法
•務
シ
• ステム
内部統制
内
• 部統制推進
資
• 金管理
収
• 益管理
資
• 産運用 リスク管理
運
• 用企画
資
• 産運用 リスク管理
数
•理
米
• 国会計数理
商
• 品数理
リスク
管理部署
※上記名称は、チーム(部署)名。
各部署
本社各チーム
*FOC…フィールドオペレーション・コンサルティング
10
全社的なリスク管理
当社では、
各リスクの管理状況について、
主要リスク管理指
標を定め、
定期的に評価・分析を実施しています。
また、
保険商
品の開発および新規業務の取扱いを担当する部門は、企画・
準備の段階でリスク評価を実施し、リスク管理統括部門はそ
の評価結果のレビューを行い、
リスクの低減に努めています。
資産と負債の総合管理
当社では、負債のキャッシュフロー等の特性を評価・分析
したうえで、資産のデュレーションや残高、資産配分等を検証
し、確定利付資産のデュレーションを許容範囲内に収めるよ
うにして、資産と負債の金利感応度のミスマッチを極力抑え
る資産と負債の総合管理(ALM)を行っています。
自己資本管理
当社では、
「自己資本管理」
において、
「リスクリミット管理」
な
らびに、
「ストレステストによるリスク管理」
を実施しています。
■
リスクリミット管理
当社では、会社全体のリスク量をVaR(バリュー・アット・リスク)
等の手法により計量化し、法定会計上の広義自己資本の範囲内に収
まるようにリスク許容量を設定し、会社全体のリスク量のコントロー
ルを行っています。
■
ストレステストの実施
当社では、上記の統計的なリスク量管理を補完するために、金融
市場の大幅な変動や大規模災害等による保険金支払いの増加と
いったシナリオを想定し、ストレステストを実施し財務の健全性に与
える影響を検証しています。ストレステストの結果は、リスク管理委
員会や、執行役員会、取締役会に報告され、必要に応じて財務基盤
の強化等の検討に役立てることとしています。
各リスク特性に応じた管理
保険引受リスク管理
リスク管理体制図
リスクの
種類
リスクの管理にあたっては、リスク種類毎に、それぞれのリ
スク特性に応じた管理を適切に行っていますが、生命保険会
社を取り巻くリスクが複雑化、多様化する中、将来にわたり財
務の健全性を確保するためには、全てのリスクを統合的に管
理する態勢を整備することが必要不可欠と認識しています。
当社では、統合的リスク管理を行うため「統合的リスク管
理規程」を定め、
「全社的なリスク管理」、
「資産と負債の総合
管理」、
「自己資本管理」によるリスク管理を行うとともに、事
業戦略と一体で全てのリスクを統合的に管理するERM(エ
ンタープライズ・リスク・マネジメント)の整備・高度化に取り
組んでいます。
ERMの具体的な取り組みとして、
リスクアペタイトの設定、
リ
スクプロファイル分析の実施、
ORSA
(リスクとソルベンシーの
自己評価)
の実施ならびにレポートの作成等を行っております。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
基本方針
保険引受リスクとは、経済情勢や保険事故の発生率等が
保険料設定時の予測に反して変動することにより、損失を
被るリスクです。
当社では、生命保険契約の長期性や保険事故発生率等の
不確実性を十分に認識し、実効性のあるリスク管理を行う
ことで、会社の健全性維持と支払能力の確保を図っていま
す。保険料が将来の保険金等のお支払いを確実に履行でき
る価格設定となっていることや、ご契約時の危険選択や保
険金等の支払査定の基準がご契約者間の公平性に留意し
つつ保険商品の基礎率等に応じて適切に設定されているこ
と等を確認しています。
また、保険料設定時の予測に反して、保険事故発生率の悪
化等リスクに変化があると認められる場合には、
必要に応じて
「引受基準の見直し」、
「保険商品の販売方針の変更」、
「追加責
任準備金の積み立て」等の措置を講じて対応しています。
■
再保険について
再保険とは、保険会社がお引受けした保険契約上の責任の一部
または全部を国内外の他の保険会社に移転することにより、リス
クの分散化・平準化を行うことです。
当社では、自己の保有する保険責任の一部または全部を他の保
険会社に移転する出再保険について、リスク保有状況を十分に分析
したうえで出再先の信用力・財務状況を考慮し取引を行っています。
また、他の保険会社の保有する保険責任の一部または全部を引
き受ける受再保険については、リスクの種類・特性および収益性を
評価し引受の可否を決定しています。
資産運用リスク管理
資産運用リスクとは、保有する資産の価値が変動すること
により、損失を被るリスクです。当社では、資産運用リスクを
「市場リスク」
「信用リスク」
「不動産投資リスク」に分類し、以
下のように管理を行っています。
■
市場リスク管理
市場リスクとは、金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場の
リスク・ファクターの変動により、保有する資産(オフバランスを含
む)の価値が変動し、損失を被るリスクです。
当社では、こうした市場リスクを過度に内包することを避けるため
に、ALM(資産と負債の総合管理)を活用することにより、金利変動
リスクの抑制に努めています。具体的には負債特性を分析し、資産と
負債の適切なデュレーション・マッチングを行っています。同時に、
株式や為替リスクを伴う外貨建資産などのリスク性資産については
投資方針書において保有限度(リミット)を設定して管理していま
す。また、金利や為替、株価などの金融市場動向について継続的にモ
ニタリングを実施し、保有資産については、定期的に資産配分、時
価、金利感応度などを把握し、VaR(バリュー・アット・リスク)等の
計量的な手法なども用いて市場リスク量を計算するなど、市場リス
クを適切に管理しています。
■
信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、保有す
る資産(オフバランスを含む)の価値が減少ないし消失し、損失を被
るリスクです。また海外向け信用供与においては、与信先の属する国
の通貨事情や政治・経済情勢等により損失を被るカントリーリスク
も含みます。
当社では、同一与信先や格付別、業種別、国別など多様な角度か
ら保有限度(リミット)の設定を行い、信用リスクの集中や分散に留
意して管理しています。また定期的に与信先の信用分析を実施した
り、VaR(バリュー・アット・リスク)等の計量的な手法なども用いて
信用リスク量を計算するなど、信用リスクを適切に管理しています。
11
Business Report 2015 _15.06.15
コーポレート・ガバナンス
リスク管理態勢
統合的リスク管理の取組み
リスク管理体制
経営を取り巻く社会・経済環境等が変化するなか、当社で
は、適切な事業運営を確保し、長期にわたるお客さまへの保
障責任を確実に果たすため、様々な要因から発生するリスク
を的確に把握・分析し、適切なリスク管理を行うことを経営
上の最も重要な課題の一つと認識し、リスク管理態勢の整
備・高度化に努めています。
業務運営を通じて発生する各種リスクについては、業務執
行部門が各リスク管理規程に基づき一次的なリスク管理を
行っています。また、業務執行部門から独立したリスク管理
統括部門が、リスク管理状況の実態把握、統合的なリスク管
理、リスク管理を徹底させるための諸施策の策定など、二次
的なリスク管理を行うとともにリスク管理態勢の整備・高度
化に取り組んでいます。さらに厳正なリスク管理を行うため、
社長を委員長とする「リスク管理委員会」を定期的に開催し、
リスク管理に関する様々な議題について組織横断的に検証
しています。
なお、日常のリスク管理体制だけでは対応が困難な大規
模災害等に備えた体制も、あわせて整備しています。
リスク管理に関する規程等
取締役会は、
「リスク管理基本方針」を制定し、リスク管理
の基本方針、管理対象リスクの定義と各部署の役割等を含
めたリスク管理態勢を定めています。更に、この基本方針で
定義した各リスク(保険引受リスク、資産運用リスク、流動性
リスク、事務リスク、システムリスク、法務リスク、労務・人事
リスク、風評リスク、有形資産リスク、保険子会社リスク)に
ついて、執行役員会は、その管理方法・体制等を明確にしたリ
スク種類毎の「リスク管理規程」を、また各リスクを横断的に
管理する「統合的リスク管理規程」を定めています。
また、通常のリスク管理では対処できない事象を危機と定
義し、
「事業継続計画」の整備等を含む「危機管理規程」を定
めています。
■
牽制機能の発揮
当社が認識しているリスクは、各リスク管理規程に基づき、業務執
行部門により管理されていますが、同時にリスク管理統括部門がリ
スクのモニタリング、分析等の管理を行うことにより、牽制機能を発
揮しています。
■
管理・監督機能の発揮
定期的に開催するリスク管理委員会において、リスクの適正な管
理に関する事項の審議・検討を行っています。各リスク管理状況につ
いて執行役員会が報告を受け、経営の意思決定を行っています。
■
有効性の確認
監査部門による内部監査、会計監査人による外部監査および監査
役による監査により、リスク管理機能の有効性を確認しています。
▲
取締役会
執行役員会
リスク管理委員会
危機管理
保険子会社
リスク
有形資産
リスク
風評リスク
労務・人事
リスク
法務リスク
システム
リスク
事務リスク
流動性リスク
資産運用リスク
保険引受リスク
オペレーショナルリスク
監査チーム
監査役
リスク管理
統括部署
リスク管理チーム
リ
• スク管理
関
• 連事業
リ
• スク管理
フ
• ァシリティ
フ
• ィールド
ファシリティ
広
•報
労務
•
営
• 業人事管理
*
F
• OC
法
•務
シ
• ステム
内部統制
内
• 部統制推進
資
• 金管理
収
• 益管理
資
• 産運用 リスク管理
運
• 用企画
資
• 産運用 リスク管理
数
•理
米
• 国会計数理
商
• 品数理
リスク
管理部署
※上記名称は、チーム(部署)名。
各部署
本社各チーム
*FOC…フィールドオペレーション・コンサルティング
10
全社的なリスク管理
当社では、
各リスクの管理状況について、
主要リスク管理指
標を定め、
定期的に評価・分析を実施しています。
また、
保険商
品の開発および新規業務の取扱いを担当する部門は、企画・
準備の段階でリスク評価を実施し、リスク管理統括部門はそ
の評価結果のレビューを行い、
リスクの低減に努めています。
資産と負債の総合管理
当社では、負債のキャッシュフロー等の特性を評価・分析
したうえで、資産のデュレーションや残高、資産配分等を検証
し、確定利付資産のデュレーションを許容範囲内に収めるよ
うにして、資産と負債の金利感応度のミスマッチを極力抑え
る資産と負債の総合管理(ALM)を行っています。
自己資本管理
当社では、
「自己資本管理」
において、
「リスクリミット管理」
な
らびに、
「ストレステストによるリスク管理」
を実施しています。
■
リスクリミット管理
当社では、会社全体のリスク量をVaR(バリュー・アット・リスク)
等の手法により計量化し、法定会計上の広義自己資本の範囲内に収
まるようにリスク許容量を設定し、会社全体のリスク量のコントロー
ルを行っています。
■
ストレステストの実施
当社では、上記の統計的なリスク量管理を補完するために、金融
市場の大幅な変動や大規模災害等による保険金支払いの増加と
いったシナリオを想定し、ストレステストを実施し財務の健全性に与
える影響を検証しています。ストレステストの結果は、リスク管理委
員会や、執行役員会、取締役会に報告され、必要に応じて財務基盤
の強化等の検討に役立てることとしています。
各リスク特性に応じた管理
保険引受リスク管理
リスク管理体制図
リスクの
種類
リスクの管理にあたっては、リスク種類毎に、それぞれのリ
スク特性に応じた管理を適切に行っていますが、生命保険会
社を取り巻くリスクが複雑化、多様化する中、将来にわたり財
務の健全性を確保するためには、全てのリスクを統合的に管
理する態勢を整備することが必要不可欠と認識しています。
当社では、統合的リスク管理を行うため「統合的リスク管
理規程」を定め、
「全社的なリスク管理」、
「資産と負債の総合
管理」、
「自己資本管理」によるリスク管理を行うとともに、事
業戦略と一体で全てのリスクを統合的に管理するERM(エ
ンタープライズ・リスク・マネジメント)の整備・高度化に取り
組んでいます。
ERMの具体的な取り組みとして、
リスクアペタイトの設定、
リ
スクプロファイル分析の実施、
ORSA
(リスクとソルベンシーの
自己評価)
の実施ならびにレポートの作成等を行っております。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
基本方針
保険引受リスクとは、経済情勢や保険事故の発生率等が
保険料設定時の予測に反して変動することにより、損失を
被るリスクです。
当社では、生命保険契約の長期性や保険事故発生率等の
不確実性を十分に認識し、実効性のあるリスク管理を行う
ことで、会社の健全性維持と支払能力の確保を図っていま
す。保険料が将来の保険金等のお支払いを確実に履行でき
る価格設定となっていることや、ご契約時の危険選択や保
険金等の支払査定の基準がご契約者間の公平性に留意し
つつ保険商品の基礎率等に応じて適切に設定されているこ
と等を確認しています。
また、保険料設定時の予測に反して、保険事故発生率の悪
化等リスクに変化があると認められる場合には、
必要に応じて
「引受基準の見直し」、
「保険商品の販売方針の変更」、
「追加責
任準備金の積み立て」等の措置を講じて対応しています。
■
再保険について
再保険とは、保険会社がお引受けした保険契約上の責任の一部
または全部を国内外の他の保険会社に移転することにより、リス
クの分散化・平準化を行うことです。
当社では、自己の保有する保険責任の一部または全部を他の保
険会社に移転する出再保険について、リスク保有状況を十分に分析
したうえで出再先の信用力・財務状況を考慮し取引を行っています。
また、他の保険会社の保有する保険責任の一部または全部を引
き受ける受再保険については、リスクの種類・特性および収益性を
評価し引受の可否を決定しています。
資産運用リスク管理
資産運用リスクとは、保有する資産の価値が変動すること
により、損失を被るリスクです。当社では、資産運用リスクを
「市場リスク」
「信用リスク」
「不動産投資リスク」に分類し、以
下のように管理を行っています。
■
市場リスク管理
市場リスクとは、金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場の
リスク・ファクターの変動により、保有する資産(オフバランスを含
む)の価値が変動し、損失を被るリスクです。
当社では、こうした市場リスクを過度に内包することを避けるため
に、ALM(資産と負債の総合管理)を活用することにより、金利変動
リスクの抑制に努めています。具体的には負債特性を分析し、資産と
負債の適切なデュレーション・マッチングを行っています。同時に、
株式や為替リスクを伴う外貨建資産などのリスク性資産については
投資方針書において保有限度(リミット)を設定して管理していま
す。また、金利や為替、株価などの金融市場動向について継続的にモ
ニタリングを実施し、保有資産については、定期的に資産配分、時
価、金利感応度などを把握し、VaR(バリュー・アット・リスク)等の
計量的な手法なども用いて市場リスク量を計算するなど、市場リス
クを適切に管理しています。
■
信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、保有す
る資産(オフバランスを含む)の価値が減少ないし消失し、損失を被
るリスクです。また海外向け信用供与においては、与信先の属する国
の通貨事情や政治・経済情勢等により損失を被るカントリーリスク
も含みます。
当社では、同一与信先や格付別、業種別、国別など多様な角度か
ら保有限度(リミット)の設定を行い、信用リスクの集中や分散に留
意して管理しています。また定期的に与信先の信用分析を実施した
り、VaR(バリュー・アット・リスク)等の計量的な手法なども用いて
信用リスク量を計算するなど、信用リスクを適切に管理しています。
11
Business Report 2015 _15.05.27
コーポレート・ガバナンス
■
不動産投資リスク管理
事務リスク管理
事務リスクとは、役員・社員等が正確な事務を怠る、あるい
は事故・不正等を起こすことによりお客さまに不利益を与え
る、または会社が損失を被るリスクです。
当社では、正確な事務手続きを遂行するため、事務諸規程
の整備や事務教育、指導を実施するとともに、事故・不正等を
未然に防ぐため、内部監査や各種点検等を行うなど、事務リ
スクの軽減に努めています。
なお、万一、誤処理等により事務ミスが発生した場合、適切
な対応および再発防止を実施しています。
システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンまたは
誤作動などシステムの不備やシステムの不正使用により損失
を被るリスクです。
当社では、システムの不正使用を防止し、安定した稼働を
維持するため、セキュリティ対策の強化に努めています。ま
た、システム監査を始めとする定期的なモニタリング活動の
実施により、システムリスクの評価ならびにその改善活動を
行うなど、システムリスクが顕在化することのないよう、継続
的な取り組みを行っています。
さらには、不正アクセスなどの異常事態発生時に即座に対
応できる体制を構築するとともに、災害などの不測時に備
え、バックアップセンターの設置ならびに非常時の対応体制
を整備することで、リスクの極小化に努めています。
流動性リスク管理
流動性リスクとは、財務内容の悪化等による新契約の減少
に伴う保険料収入の減少、大量ないし大口解約に伴う解約返
戻金支出の増加、
巨大災害での資金流出により資金繰りが悪
化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格での取引を余
儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)、
および市場の混乱等により市場において取引ができなかった
り、
通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされるこ
とにより損失を被るリスク
(市場流動性リスク)
です。
当社では、資金繰りリスクについては、日々の入出金だけで
なく、将来のキャッシュフローを予測した上で管理していま
す。また、資金繰り逼迫度を平常時・懸念時・危機時・巨大災
害時に区分し、それぞれの状況下で迅速かつ適切な対応が
実施できるように、流動性資産保有最低基準を含む管理方
法をあらかじめ定めています。市場流動性リスクについては、
資金化の難易度や市場の変動特性に応じて流動性資産の選
別・評価の基準を定めた上で、遵守状況を管理しています。
12
法務リスク管理
法務リスクとは、会社の業務遂行が法令等に抵触すること
等により、会社が法的利益を享受できない、または会社が損
失を被るリスク、会社が訴訟等を提起されることにより会社
が損失を被るリスクです。
当社では、法務リスク管理部署が本社各部署からの依頼
に対して法的助言や法的支援を行い、また法令改正情報の
提供および訴訟等の管理を行うこと等により、法務リスクの
適切な管理に努めています。
労務・人事リスク管理
労務・人事リスクとは、雇用問題、労務管理上の問題、人材
流出、人権問題等により会社が損失を被るリスクです。
当社では、労務・人事リスク担当部署が研修の実施、マニュ
アルの整備等を通じて労務・人事リスクの未然防止に努めて
います。
風評リスク管理
風評リスクとは、当社およびプルデンシャル・グループまた
は生命保険業界に関する悪評や信用不安情報等の風評が、
契約者、マスコミ、その他社会一般に広がり、会社が損失を
被るリスクです。なお、
「風評」とは、事実と異なる情報や、事
実の中で特定の部分だけが強調されることにより発生する
誤解が広く社会に伝播することをいいます。
当社では、対外的に開示する情報の確認やメディア、イン
ターネット上の書き込みサイトのチェック等による早期発見
を通じて、風評リスクの未然防止に努めています。
有形資産リスク管理
有形資産リスクとは、災害やその他の事象から生じる会社
の有形資産の毀損・損害などにより損失を被るリスクです。
当社では、有形資産管理責任者を定め有形資産の毀損・損
害などを合理的な範囲に抑えるようリスクを評価・分析しコ
ントロールすることなどにより、有形資産リスクの適切な管
理に努めています。
特に自然災害・火災等の発生については、被災地別・被災
規模別に「災害対応事業継続計画」を策定しています。また、
新型インフルエンザの世界的大流行に備えた「パンデミック
対応事業継続計画」を策定しています。これらの緊急事態が
発生した際は「災害対策本部」を設置し、対応に当たります。
法令等遵守(コンプライアンス)の態勢
当社は、コンプライアンスの徹底をお客さま、社会からの
信頼に応えるための重要な経営課題と考え、さらなるコンプ
ライアンス態勢の充実に向けて取り組んでおります。
法令等遵守に係る取り組み方針としての「コンプライアン
ス基本方針」、および法令等遵守態勢を構成する各種組織や
規程の位置づけ・役割を規定した「コンプライアンス基本規
程」を定めております。
また、法令や社内規程等を解説した「コンプライアンス・マ
ニュアル」を配付または電子的掲示により、全社員に周知し
ております。
コンプライアンス委員会の設置
全社的に法令等遵守態勢を監督・推進するための組織とし
て、コンプライアンス委員会を設置しております。コンプライ
アンス委員会は社長を委員長とし、
複数の執行役員・社員によ
り構成しております。
チーフ・コンプライアンス・オフィサー、
コンプライアンス・コーディネーターの配置
危機管理
大規模自然災害、世界的に流行する伝染病、大規模テロな
らびに重大な風評被害等、通常のリスク管理では対処できな
い事象を危機と定義し、
「危機管理規程」等において平時にお
ける危機の未然防止および発生時の対応を定め、お客さまに
ご安心いただけるサービスが提供できる体制を整備してい
ます。
プルデンシャルビジネス倫理規程と倫理委員会
プルデンシャル・グループ共通の「プルデンシャルビジネス
倫理規程」を全社員の行動規範として採用し、全社員に周知
するとともに、規程内容の実効性を確保するための組織とし
て倫理委員会を設置しております。倫理委員会は執行役員常
務を委員長とし、チーフ・ビジネス・エシックス・オフィサー、
その他複数の執行役員・社員により構成しております。
社内各委員会等の活用
懲罰委員会、リスク管理委員会、お客様の声委員会および
販売資料委員会等の社内委員会を通じて、諸活動のコンプ
ライアンスについて常にチェックしております。
法令等遵守にむけた教育
社員の法令等遵守のため、
「コンプライアンス・デー」や「コ
ンプライアンス強化月間」、
「Eラーニングによるコンプライ
アンス研修」等、コンプライアンス強化に向けた教育を随時
実施しております。
コンプライアンス・プログラムの策定と実施
全社的な法令等遵守態勢の推進責任者としてチーフ・コン
プライアンス・オフィサー(法令等遵守担当執行役員)を配置
しております。この制度はジブラルタ生命のみならず、世界中
のプルデンシャル・グループで採用されている制度です。さら
に各部署における法令等遵守推進担当者として、営業拠点お
よび本社各部署にコンプライアンス・コーディネーターを配置
しております。
保険子会社リスク管理
保険子会社リスクとは、連結決算対象保険子会社の財務の
健全性および業務の適正性が損なわれ、株主資本やその他
の資産の毀損を招き、会社の企業価値が損なわれるリスクを
いいます。
当社では、各種リスクの主要リスク指標の報告を定期的に
求め、保険子会社のリスク管理状況についてモニタリングを
行い、保険子会社リスクの顕在化防止に努めています。
また、緊急事態発生に備え、バックアップオフィスを設置す
るとともに、事業継続計画の実効性を確保するため、定期的
に総合訓練・検証を実施し、緊急時においても保険金のお支
払い等の業務が継続できる体制を整備しています。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
不動産投資リスクとは、賃貸料等の変動等を要因として、不動産
にかかる収益が減少するリスク、および不動産市況の変化や地震災
害等を要因として不動産価格が下落し損失を被るリスクです。
当社では、不動産は流動性が低いという特性を認識した上で、不
動産関連資産への保有限度(リミット)や同一物件への投資制限等
を設定し管理しています。また、入居率、含み損益、採算の低い物件
の投資利回り等をモニタリングすることにより、不動産投資リスク
を適切に管理しています。
コンプライアンスを実現させる為の具体的な実践計画とし
て、毎年、
「コンプライアンス・プログラム」を策定し、社内に
周知しております。
その進捗状況や達成状況は定期的に確認・フォローを行
うとともに、新たな課題はコンプライアンス・プログラムに反
映させることで、継続的な課題解決を図っております。
取締役会
監査役
執行役員会
倫理委員会
チーフ・ビジネス・
エシックス・オフィサー
コンプライアンス委員会
チーフ・コンプライアンス・オフィサー
コンプライアンスチーム
販売コンプライアンスチーム
法務チーム
コンプライアンス・コーディネーター
※営業拠点/本社各部署に配置
全社員
13
Business Report 2015 _15.05.27
コーポレート・ガバナンス
■
不動産投資リスク管理
事務リスク管理
事務リスクとは、役員・社員等が正確な事務を怠る、あるい
は事故・不正等を起こすことによりお客さまに不利益を与え
る、または会社が損失を被るリスクです。
当社では、正確な事務手続きを遂行するため、事務諸規程
の整備や事務教育、指導を実施するとともに、事故・不正等を
未然に防ぐため、内部監査や各種点検等を行うなど、事務リ
スクの軽減に努めています。
なお、万一、誤処理等により事務ミスが発生した場合、適切
な対応および再発防止を実施しています。
システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンまたは
誤作動などシステムの不備やシステムの不正使用により損失
を被るリスクです。
当社では、システムの不正使用を防止し、安定した稼働を
維持するため、セキュリティ対策の強化に努めています。ま
た、システム監査を始めとする定期的なモニタリング活動の
実施により、システムリスクの評価ならびにその改善活動を
行うなど、システムリスクが顕在化することのないよう、継続
的な取り組みを行っています。
さらには、不正アクセスなどの異常事態発生時に即座に対
応できる体制を構築するとともに、災害などの不測時に備
え、バックアップセンターの設置ならびに非常時の対応体制
を整備することで、リスクの極小化に努めています。
流動性リスク管理
流動性リスクとは、財務内容の悪化等による新契約の減少
に伴う保険料収入の減少、大量ないし大口解約に伴う解約返
戻金支出の増加、
巨大災害での資金流出により資金繰りが悪
化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格での取引を余
儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)、
および市場の混乱等により市場において取引ができなかった
り、
通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされるこ
とにより損失を被るリスク
(市場流動性リスク)
です。
当社では、資金繰りリスクについては、日々の入出金だけで
なく、将来のキャッシュフローを予測した上で管理していま
す。また、資金繰り逼迫度を平常時・懸念時・危機時・巨大災
害時に区分し、それぞれの状況下で迅速かつ適切な対応が
実施できるように、流動性資産保有最低基準を含む管理方
法をあらかじめ定めています。市場流動性リスクについては、
資金化の難易度や市場の変動特性に応じて流動性資産の選
別・評価の基準を定めた上で、遵守状況を管理しています。
12
法務リスク管理
法務リスクとは、会社の業務遂行が法令等に抵触すること
等により、会社が法的利益を享受できない、または会社が損
失を被るリスク、会社が訴訟等を提起されることにより会社
が損失を被るリスクです。
当社では、法務リスク管理部署が本社各部署からの依頼
に対して法的助言や法的支援を行い、また法令改正情報の
提供および訴訟等の管理を行うこと等により、法務リスクの
適切な管理に努めています。
労務・人事リスク管理
労務・人事リスクとは、雇用問題、労務管理上の問題、人材
流出、人権問題等により会社が損失を被るリスクです。
当社では、労務・人事リスク担当部署が研修の実施、マニュ
アルの整備等を通じて労務・人事リスクの未然防止に努めて
います。
風評リスク管理
風評リスクとは、当社およびプルデンシャル・グループまた
は生命保険業界に関する悪評や信用不安情報等の風評が、
契約者、マスコミ、その他社会一般に広がり、会社が損失を
被るリスクです。なお、
「風評」とは、事実と異なる情報や、事
実の中で特定の部分だけが強調されることにより発生する
誤解が広く社会に伝播することをいいます。
当社では、対外的に開示する情報の確認やメディア、イン
ターネット上の書き込みサイトのチェック等による早期発見
を通じて、風評リスクの未然防止に努めています。
有形資産リスク管理
有形資産リスクとは、災害やその他の事象から生じる会社
の有形資産の毀損・損害などにより損失を被るリスクです。
当社では、有形資産管理責任者を定め有形資産の毀損・損
害などを合理的な範囲に抑えるようリスクを評価・分析しコ
ントロールすることなどにより、有形資産リスクの適切な管
理に努めています。
特に自然災害・火災等の発生については、被災地別・被災
規模別に「災害対応事業継続計画」を策定しています。また、
新型インフルエンザの世界的大流行に備えた「パンデミック
対応事業継続計画」を策定しています。これらの緊急事態が
発生した際は「災害対策本部」を設置し、対応に当たります。
法令等遵守(コンプライアンス)の態勢
当社は、コンプライアンスの徹底をお客さま、社会からの
信頼に応えるための重要な経営課題と考え、さらなるコンプ
ライアンス態勢の充実に向けて取り組んでおります。
法令等遵守に係る取り組み方針としての「コンプライアン
ス基本方針」、および法令等遵守態勢を構成する各種組織や
規程の位置づけ・役割を規定した「コンプライアンス基本規
程」を定めております。
また、法令や社内規程等を解説した「コンプライアンス・マ
ニュアル」を配付または電子的掲示により、全社員に周知し
ております。
コンプライアンス委員会の設置
全社的に法令等遵守態勢を監督・推進するための組織とし
て、コンプライアンス委員会を設置しております。コンプライ
アンス委員会は社長を委員長とし、
複数の執行役員・社員によ
り構成しております。
チーフ・コンプライアンス・オフィサー、
コンプライアンス・コーディネーターの配置
危機管理
大規模自然災害、世界的に流行する伝染病、大規模テロな
らびに重大な風評被害等、通常のリスク管理では対処できな
い事象を危機と定義し、
「危機管理規程」等において平時にお
ける危機の未然防止および発生時の対応を定め、お客さまに
ご安心いただけるサービスが提供できる体制を整備してい
ます。
プルデンシャルビジネス倫理規程と倫理委員会
プルデンシャル・グループ共通の「プルデンシャルビジネス
倫理規程」を全社員の行動規範として採用し、全社員に周知
するとともに、規程内容の実効性を確保するための組織とし
て倫理委員会を設置しております。倫理委員会は執行役員常
務を委員長とし、チーフ・ビジネス・エシックス・オフィサー、
その他複数の執行役員・社員により構成しております。
社内各委員会等の活用
懲罰委員会、リスク管理委員会、お客様の声委員会および
販売資料委員会等の社内委員会を通じて、諸活動のコンプ
ライアンスについて常にチェックしております。
法令等遵守にむけた教育
社員の法令等遵守のため、
「コンプライアンス・デー」や「コ
ンプライアンス強化月間」、
「Eラーニングによるコンプライ
アンス研修」等、コンプライアンス強化に向けた教育を随時
実施しております。
コンプライアンス・プログラムの策定と実施
全社的な法令等遵守態勢の推進責任者としてチーフ・コン
プライアンス・オフィサー(法令等遵守担当執行役員)を配置
しております。この制度はジブラルタ生命のみならず、世界中
のプルデンシャル・グループで採用されている制度です。さら
に各部署における法令等遵守推進担当者として、営業拠点お
よび本社各部署にコンプライアンス・コーディネーターを配置
しております。
保険子会社リスク管理
保険子会社リスクとは、連結決算対象保険子会社の財務の
健全性および業務の適正性が損なわれ、株主資本やその他
の資産の毀損を招き、会社の企業価値が損なわれるリスクを
いいます。
当社では、各種リスクの主要リスク指標の報告を定期的に
求め、保険子会社のリスク管理状況についてモニタリングを
行い、保険子会社リスクの顕在化防止に努めています。
また、緊急事態発生に備え、バックアップオフィスを設置す
るとともに、事業継続計画の実効性を確保するため、定期的
に総合訓練・検証を実施し、緊急時においても保険金のお支
払い等の業務が継続できる体制を整備しています。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
不動産投資リスクとは、賃貸料等の変動等を要因として、不動産
にかかる収益が減少するリスク、および不動産市況の変化や地震災
害等を要因として不動産価格が下落し損失を被るリスクです。
当社では、不動産は流動性が低いという特性を認識した上で、不
動産関連資産への保有限度(リミット)や同一物件への投資制限等
を設定し管理しています。また、入居率、含み損益、採算の低い物件
の投資利回り等をモニタリングすることにより、不動産投資リスク
を適切に管理しています。
コンプライアンスを実現させる為の具体的な実践計画とし
て、毎年、
「コンプライアンス・プログラム」を策定し、社内に
周知しております。
その進捗状況や達成状況は定期的に確認・フォローを行
うとともに、新たな課題はコンプライアンス・プログラムに反
映させることで、継続的な課題解決を図っております。
取締役会
監査役
執行役員会
倫理委員会
チーフ・ビジネス・
エシックス・オフィサー
コンプライアンス委員会
チーフ・コンプライアンス・オフィサー
コンプライアンスチーム
販売コンプライアンスチーム
法務チーム
コンプライアンス・コーディネーター
※営業拠点/本社各部署に配置
全社員
13
Business Report 2015 _15.06.23
コーポレート・ガバナンス
(1)第三分野保険における責任準備金の
積立ての適切性を確保するための考え方
医療保険や介護保険などの第三分野保険の保険事故発生
率は、医療政策、医療技術等の外的要因の影響を受けやす
く、長期的な不確実性を有しています。
当社では、この不確実性に対応するため、法令及び社内規
程等に基づき、ストレステスト、負債十分性テストを行い、責
任準備金の積み立てが不十分であると認識される場合には、
危険準備金、追加責任準備金の積み立て等の必要な措置を
講じることとしています。
また、ストレステスト等の結果については、計算担当チーム
とは別の検証担当チームが確認することで内部牽制を図っ
ています。
(3)テストの結果
1 ストレステスト
毎決算期に、商品ごと予め設定した予定事故発生率のリスクカ
バーの十分性を確認するため、前述にて定めた危険発生率及び予定
発生率をもとに将来給付額を算出し、各将来給付額にもとづき、過
去のトレンドから予測可能なリスクに対応した危険準備金が必要か
どうか判定しております。テストの結果、2014年度末においては171
百万円を危険準備金として積み立てております。
2 負債十分性テスト
ストレステストの結果、予め設定した予定事故発生率では保険料
積立金で対応すべき通常の予測の範囲内のリスクに対応できない
惧れがある契約区分について、負債十分性テストによる検証を実施
しております。テストの結果、責任準備金の積立水準が不足している
と判断し、2014年度末においては、その不足の解消に必要な額とし
て1,263百万円を保険料積立金として積み立てております。
(2)負債十分性テスト、ストレステストにおける
危険発生率等の設定水準の合理性及び妥当性
当社では、お客さまからお預かりした個人情報の保護を重
要な社会的責務として捉え、適正に情報を利用するととも
に、安全に管理するための様々な措置を講じています。
個人情報の取得・利用・保存・移送・廃棄の各管理段階における諸対
策を実施しています。一例として、顧客情報の利用と保存について帳
票のペーパーレス化等を推進し、書類の紛失・誤廃棄等の防止を図っ
ています。
情報資産管理態勢の整備
■
社内の個人情報を含む情報資産について、
漏えい防止等の
観点から安全に管理するとともに、
適正な利用を図る目的で、
情報資産管理態勢を整備しています。具体的には、情報資産
の保護を目的とした「情報資産管理方針」、
「情報資産管理規
程」
を制定し、
「情報資産管理委員会」
を設置するとともに、
本
社の各部署および全国の各営業拠点にそれぞれ情報管理責
任者を配置し、
情報資産の適正な管理に取り組んでいます。
また、
情報資産管理について、
個人情報管理、
システムセキュ
リティ、保存文書管理の各体制が相互に連携して継続的改善
に取り組んでいます。
■
個人情報管理
顧客情報の保護を目的とした「個人情報保護方針」
(当社のホーム
ページに掲載する等により公表しています)のもと、社内の個人情報
保護の基本的なルールとして「個人情報保護に関する規程」を制定
しています。この規程に基づき、チーフ・プライバシー・オフィサー(個
人情報統括管理責任者)と、その活動を補佐するプライバシー・オ
フィサーを配置し、また各部署における情報管理責任者と連携する
ことで、会社全般の個人情報管理を推進する体制をとっています。
この体制のもと、顧客情報の適正な利用と安全な管理に向けて、
ストレステストにおける危険発生率は、法令及び社内規程
に基づき、過去の支払実績から将来の保険事故発生率が変
動するリスクの99%をカバーする水準としています。
指定生命保険業務紛争解決機関
システムセキュリティ
「情報システムセキュリティ管理基準」に沿ったシステムセキュリ
ティ管理体制を構築しています。
外部からの脅威に対しては、ファイアウォール・ウイルス対策によ
るネットワーク保護、入退館管理等によるデータセンターの物理的
保護を実施、内部においては情報システムセキュリティ責任者を配
置、データへのアクセスを必要最小限に制限するとともに、利用状況
の監視を実施しています。
また、営業活動用の携帯型パソコンについては、当社のセキュリ
ティ基準に基づくID・パスワードによる各種認証、パソコン内のデー
タ全体の暗号化等による複合的な安全対策を実施しています。
■
保存文書管理
「保存文書管理細則」を定め、会社が業務上利用する文書の適切
な保存と、利用の終わった文書の適切な廃棄に努めています。特に
顧客情報を含む文書については厳正な取扱いを実施しています。
この細則に基づき、保存文書管理責任者が社内の保存文書管理
を統括する体制をとっています。
社員教育
全社員に向けて、個人情報保護に関する意識向上と適切な
管理を促進するため、各種マニュアルや教材による教育を継
続的に行っています。
個人情報のお取扱いについて
▲
生命保険業務に関する指定紛争解決機関は、一般社団法
人 生命保険協会です。
指定紛争解決機関である生命保険協会は、お客さまと生
命保険会社との間の紛争を裁判ではなく、中立・公正な立場
で柔軟な解決を図ります。
生命保険協会の「生命保険相談所」では、お客さまから生
命保険に関する様々な相談・照会・苦情をお受けしておりま
す。
「 生命保険相談所」が苦情のお申出を受けたことを生命
保険会社に連絡して解決を依頼した後、原則として1ヶ月を
経過しても問題が解決しない場合、保険契約者等から「生命
保険相談所」内の「裁定審査会」に申し立てることができま
す。
個人情報保護について
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
保険業法第121条第1項第1号の確認(第三分野保険に係るものに限る。)
の合理性及び妥当性
※裁定審査会は弁護士、消費生活相談員、生命保険相談所の職員か
らなる委員で構成されています。生命保険に関して高い専門性を
有し、中立・公正な機関として行政から指定を受けております。
一般社団法人 生命保険協会 ホームページアドレス
http://www.seiho.or.jp/
個人情報の取得・利用
当社は、お客さまとのお取引を安全かつ確実に進め、より良い商品・サービスを提供させていただくために、個人情報を以下
の利用目的の範囲において取得・管理・利用いたします。
●各種保険契約のお引き受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金等のお支払い
●関連会社・提携会社を含む各種商品・サービスのご案内・提供、ご契約の維持管理
●当社業務に関する情報提供・運営管理、商品・サービスの充実
●その他保険に関連・付随する業務
個人情報の提供
お客さまご本人の同意がある場合、または法令等により必要と判断される場合を除き、お客さまの個人情報を第三者へ提供
いたしません。
保有個人データの開示・訂正・利用停止等
お客さまご本人の保有個人データに関する開示・訂正・利用停止等のお申し出は、当社コールセンターまたは最寄りの営業
拠点で承ります。お申し出者がご本人であることを確認させていただいたうえで、法令に従い、当社の定めるところにより、開示
・訂正・利用停止等をいたします。
お問 い合 わせ 先・ホームページの U R L
ミ ナ キ ョ ウ イ ク
ミ ナ ジ ブ ロック
コールセンター 0120-37-2269
教職員専用 0120-37-9419
受付時間 平日8:30 ∼ 20:00 土曜9:00 ∼ 17:00(日・祝・12/31∼1/3を除く)
ホームページ
http://www.gib-life.co.jp/
※個人情報保護方針、個人情報の取扱等については、ホームページに詳細を記載しております。
14
15
Business Report 2015 _15.06.23
コーポレート・ガバナンス
(1)第三分野保険における責任準備金の
積立ての適切性を確保するための考え方
医療保険や介護保険などの第三分野保険の保険事故発生
率は、医療政策、医療技術等の外的要因の影響を受けやす
く、長期的な不確実性を有しています。
当社では、この不確実性に対応するため、法令及び社内規
程等に基づき、ストレステスト、負債十分性テストを行い、責
任準備金の積み立てが不十分であると認識される場合には、
危険準備金、追加責任準備金の積み立て等の必要な措置を
講じることとしています。
また、ストレステスト等の結果については、計算担当チーム
とは別の検証担当チームが確認することで内部牽制を図っ
ています。
(3)テストの結果
1 ストレステスト
毎決算期に、商品ごと予め設定した予定事故発生率のリスクカ
バーの十分性を確認するため、前述にて定めた危険発生率及び予定
発生率をもとに将来給付額を算出し、各将来給付額にもとづき、過
去のトレンドから予測可能なリスクに対応した危険準備金が必要か
どうか判定しております。テストの結果、2014年度末においては171
百万円を危険準備金として積み立てております。
2 負債十分性テスト
ストレステストの結果、予め設定した予定事故発生率では保険料
積立金で対応すべき通常の予測の範囲内のリスクに対応できない
惧れがある契約区分について、負債十分性テストによる検証を実施
しております。テストの結果、責任準備金の積立水準が不足している
と判断し、2014年度末においては、その不足の解消に必要な額とし
て1,263百万円を保険料積立金として積み立てております。
(2)負債十分性テスト、ストレステストにおける
危険発生率等の設定水準の合理性及び妥当性
当社では、お客さまからお預かりした個人情報の保護を重
要な社会的責務として捉え、適正に情報を利用するととも
に、安全に管理するための様々な措置を講じています。
個人情報の取得・利用・保存・移送・廃棄の各管理段階における諸対
策を実施しています。一例として、顧客情報の利用と保存について帳
票のペーパーレス化等を推進し、書類の紛失・誤廃棄等の防止を図っ
ています。
情報資産管理態勢の整備
■
社内の個人情報を含む情報資産について、
漏えい防止等の
観点から安全に管理するとともに、
適正な利用を図る目的で、
情報資産管理態勢を整備しています。具体的には、情報資産
の保護を目的とした「情報資産管理方針」、
「情報資産管理規
程」
を制定し、
「情報資産管理委員会」
を設置するとともに、
本
社の各部署および全国の各営業拠点にそれぞれ情報管理責
任者を配置し、
情報資産の適正な管理に取り組んでいます。
また、
情報資産管理について、
個人情報管理、
システムセキュ
リティ、保存文書管理の各体制が相互に連携して継続的改善
に取り組んでいます。
■
個人情報管理
顧客情報の保護を目的とした「個人情報保護方針」
(当社のホーム
ページに掲載する等により公表しています)のもと、社内の個人情報
保護の基本的なルールとして「個人情報保護に関する規程」を制定
しています。この規程に基づき、チーフ・プライバシー・オフィサー(個
人情報統括管理責任者)と、その活動を補佐するプライバシー・オ
フィサーを配置し、また各部署における情報管理責任者と連携する
ことで、会社全般の個人情報管理を推進する体制をとっています。
この体制のもと、顧客情報の適正な利用と安全な管理に向けて、
ストレステストにおける危険発生率は、法令及び社内規程
に基づき、過去の支払実績から将来の保険事故発生率が変
動するリスクの99%をカバーする水準としています。
指定生命保険業務紛争解決機関
システムセキュリティ
「情報システムセキュリティ管理基準」に沿ったシステムセキュリ
ティ管理体制を構築しています。
外部からの脅威に対しては、ファイアウォール・ウイルス対策によ
るネットワーク保護、入退館管理等によるデータセンターの物理的
保護を実施、内部においては情報システムセキュリティ責任者を配
置、データへのアクセスを必要最小限に制限するとともに、利用状況
の監視を実施しています。
また、営業活動用の携帯型パソコンについては、当社のセキュリ
ティ基準に基づくID・パスワードによる各種認証、パソコン内のデー
タ全体の暗号化等による複合的な安全対策を実施しています。
■
保存文書管理
「保存文書管理細則」を定め、会社が業務上利用する文書の適切
な保存と、利用の終わった文書の適切な廃棄に努めています。特に
顧客情報を含む文書については厳正な取扱いを実施しています。
この細則に基づき、保存文書管理責任者が社内の保存文書管理
を統括する体制をとっています。
社員教育
全社員に向けて、個人情報保護に関する意識向上と適切な
管理を促進するため、各種マニュアルや教材による教育を継
続的に行っています。
個人情報のお取扱いについて
▲
生命保険業務に関する指定紛争解決機関は、一般社団法
人 生命保険協会です。
指定紛争解決機関である生命保険協会は、お客さまと生
命保険会社との間の紛争を裁判ではなく、中立・公正な立場
で柔軟な解決を図ります。
生命保険協会の「生命保険相談所」では、お客さまから生
命保険に関する様々な相談・照会・苦情をお受けしておりま
す。
「 生命保険相談所」が苦情のお申出を受けたことを生命
保険会社に連絡して解決を依頼した後、原則として1ヶ月を
経過しても問題が解決しない場合、保険契約者等から「生命
保険相談所」内の「裁定審査会」に申し立てることができま
す。
個人情報保護について
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
保険業法第121条第1項第1号の確認(第三分野保険に係るものに限る。)
の合理性及び妥当性
※裁定審査会は弁護士、消費生活相談員、生命保険相談所の職員か
らなる委員で構成されています。生命保険に関して高い専門性を
有し、中立・公正な機関として行政から指定を受けております。
一般社団法人 生命保険協会 ホームページアドレス
http://www.seiho.or.jp/
個人情報の取得・利用
当社は、お客さまとのお取引を安全かつ確実に進め、より良い商品・サービスを提供させていただくために、個人情報を以下
の利用目的の範囲において取得・管理・利用いたします。
●各種保険契約のお引き受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金等のお支払い
●関連会社・提携会社を含む各種商品・サービスのご案内・提供、ご契約の維持管理
●当社業務に関する情報提供・運営管理、商品・サービスの充実
●その他保険に関連・付随する業務
個人情報の提供
お客さまご本人の同意がある場合、または法令等により必要と判断される場合を除き、お客さまの個人情報を第三者へ提供
いたしません。
保有個人データの開示・訂正・利用停止等
お客さまご本人の保有個人データに関する開示・訂正・利用停止等のお申し出は、当社コールセンターまたは最寄りの営業
拠点で承ります。お申し出者がご本人であることを確認させていただいたうえで、法令に従い、当社の定めるところにより、開示
・訂正・利用停止等をいたします。
お問 い合 わせ 先・ホームページの U R L
ミ ナ キ ョ ウ イ ク
ミ ナ ジ ブ ロック
コールセンター 0120-37-2269
教職員専用 0120-37-9419
受付時間 平日8:30 ∼ 20:00 土曜9:00 ∼ 17:00(日・祝・12/31∼1/3を除く)
ホームページ
http://www.gib-life.co.jp/
※個人情報保護方針、個人情報の取扱等については、ホームページに詳細を記載しております。
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Business Report 2015 _15.05.27
コーポレート・ガバナンス
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
反社会的勢力への対応
当社では、保険金等を適切にお支払いするための態勢強化に向けて、
反社会的勢力への対応態勢
当社では、適切かつ健全な生命保険業務等を行うにあた
り、2007年6月19日犯罪対策閣僚会議幹事会において決定
された「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指
針」等を遵守して、
「 反社会的勢力への対応にかかる基本方
針」を定め、反社会的勢力に断固たる態度で対応し、一切の関
係を遮断することとしています。
反社会的勢力への対応にかかる基本方針(各項目)
1 取引を含めた一切の関係遮断
当社は、反社会的勢力排除に向けた社会的責任、および反社会的
勢力により当社、役員、社員および顧客等が受ける被害防止の重要
性を十分認識し、反社会的勢力とは、取引関係(他社(信販会社等)と
の提携によって融資取引等を実施する場合も含む)を含めて一切の
関係を持ちません。また、反社会的勢力による不当要求は断固として
拒絶します。
当社では、反社会的勢力への対応態勢構築を目的とし、
「反
社会的勢力対応規程」を定めております。当規程において、①
反社会的勢力対応態勢の整備、②反社会的勢力への個別対
応における横断的協力体制の構築および対応統括、の役割
を担う「反社会的勢力対応統括部署」、実務的な役割を担う
「反社会的勢力対応関係部署」、本社各部署・営業拠点におけ
る不当要求防止責任者の設置等について定めており、それぞ
れが連携することで反社会的勢力からの不当要求や関係遮
断の取組み等に対し適切に対応する態勢を構築しています。
なお、生命保険契約においては反社会的勢力との関係遮断
を明確にするために、個人保険については2012年4月から、
団体保険・団体年金については2012年10月から、暴力団排
除条項を保険約款に導入しています。
2 組織としての対応
当社は、反社会的勢力に対しては、組織的な対応を行い、従業者の
安全確保を最優先に行動します。
3 裏取引や資金提供の禁止
お客さまの視点に立った改善・強化に取り組み、
お客さまサービスの更なる向上に努めてまいります。
保険金等を適切にお支払するための態勢強化に向けた取組
Ⅰ.お客さまへの情報提供の充実
ご加入時の情報提供の充実
実施時期
①「重要事項説明書(注意喚起情報)」の改訂
2007年 6月∼
②「ご契約のしおり・約款」の記載内容の充実
2008年 4月∼
③「お客さまサポートガイド」の作成
2008年 5月∼
ご加入期間中の情報提供の充実
① ホームページでの情報提供の充実
2006年10月∼
② 定期的な保障内容等の情報提供
2007年度∼
③ 指定代理請求特約の中途付加の推進および受取人の確認
2010年 7月∼
④ 満期保険金・年金等未請求契約に対する案内の充実
2010年 1月∼
⑤(死亡・満期)保険金・年金等の請求案内の強化・充実
2010年 4月∼
ご請求時の情報提供の充実
当社は、反社会的勢力に対しては、資金提供や事実を隠蔽するた
めの不適切・異例な便宜供与を一切行いません。
4 外部専門機関との連携
当社は、反社会的勢力への対応に際し、適切な助言・協力を得るこ
とができるよう、平素より警察、全国暴力追放運動推進センター、弁
護士などの外部専門機関等との連携強化を図ります。
①「保険金給付金のご請求等のご案内」の作成
2006年10月∼
② ご請求時における保障内容の説明充実
2007年 3月∼
③ 年金サポートガイドの作成
2009年 7月∼
お支払後の情報提供の充実
5 有事における民事および刑事の法的対応
当社は、反社会的勢力からの不当要求等に対しては、民事と刑事
の両面から、積極的に法的対応を行います。
①「お支払明細書」への給付金の請求を促す注意喚起文言の追記
2007年 3月∼
② 退院後通院の可能性のあるお客さまへの案内の送付
2008年 1月∼
Ⅱ.社内態勢の強化
▲
反社会的勢力対応統括部署
本社各部署・
営業拠点の
応対者
不当要求防止
責任者
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
コーポレート・ガバナンス
反社会的勢力への対応について
反社会的勢力
対応関係部署
①「請求勧奨基準」の策定
2007年10月∼
② 診断書取得費用相当額の会社負担
2008年 1月∼
③ コールセンターの営業時間の延長
2008年 8月∼
④ 請求受付時における社員向けのチェックシートの作成
2008年 9月∼
⑤ 給付金等のお手続きに関するアンケートの実施
2008年10月∼
⑥「支払ほっとライン」の充実
2009年 1月∼
⑦「死亡保険金即日支払サービス」の受付時間の延長・上限金額の拡大
2014年10月∼
Ⅲ.ガバナンス・内部監査態勢の整備・強化
① 保険金等支払状況等についての経営陣への報告態勢の強化
2006年 1月∼
②「適切な保険金等支払管理態勢の構築及び確保に係る基本方針」の制定
2006年 9月∼
2009年11月改定
2012年 1月改定
③ 保険金等支払管理態勢に対する監査態勢の整備
16
2006年12月∼
17
Business Report 2015 _15.05.27
コーポレート・ガバナンス
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
反社会的勢力への対応
当社では、保険金等を適切にお支払いするための態勢強化に向けて、
反社会的勢力への対応態勢
当社では、適切かつ健全な生命保険業務等を行うにあた
り、2007年6月19日犯罪対策閣僚会議幹事会において決定
された「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指
針」等を遵守して、
「 反社会的勢力への対応にかかる基本方
針」を定め、反社会的勢力に断固たる態度で対応し、一切の関
係を遮断することとしています。
反社会的勢力への対応にかかる基本方針(各項目)
1 取引を含めた一切の関係遮断
当社は、反社会的勢力排除に向けた社会的責任、および反社会的
勢力により当社、役員、社員および顧客等が受ける被害防止の重要
性を十分認識し、反社会的勢力とは、取引関係(他社(信販会社等)と
の提携によって融資取引等を実施する場合も含む)を含めて一切の
関係を持ちません。また、反社会的勢力による不当要求は断固として
拒絶します。
当社では、反社会的勢力への対応態勢構築を目的とし、
「反
社会的勢力対応規程」を定めております。当規程において、①
反社会的勢力対応態勢の整備、②反社会的勢力への個別対
応における横断的協力体制の構築および対応統括、の役割
を担う「反社会的勢力対応統括部署」、実務的な役割を担う
「反社会的勢力対応関係部署」、本社各部署・営業拠点におけ
る不当要求防止責任者の設置等について定めており、それぞ
れが連携することで反社会的勢力からの不当要求や関係遮
断の取組み等に対し適切に対応する態勢を構築しています。
なお、生命保険契約においては反社会的勢力との関係遮断
を明確にするために、個人保険については2012年4月から、
団体保険・団体年金については2012年10月から、暴力団排
除条項を保険約款に導入しています。
2 組織としての対応
当社は、反社会的勢力に対しては、組織的な対応を行い、従業者の
安全確保を最優先に行動します。
3 裏取引や資金提供の禁止
お客さまの視点に立った改善・強化に取り組み、
お客さまサービスの更なる向上に努めてまいります。
保険金等を適切にお支払するための態勢強化に向けた取組
Ⅰ.お客さまへの情報提供の充実
ご加入時の情報提供の充実
実施時期
①「重要事項説明書(注意喚起情報)」の改訂
2007年 6月∼
②「ご契約のしおり・約款」の記載内容の充実
2008年 4月∼
③「お客さまサポートガイド」の作成
2008年 5月∼
ご加入期間中の情報提供の充実
① ホームページでの情報提供の充実
2006年10月∼
② 定期的な保障内容等の情報提供
2007年度∼
③ 指定代理請求特約の中途付加の推進および受取人の確認
2010年 7月∼
④ 満期保険金・年金等未請求契約に対する案内の充実
2010年 1月∼
⑤(死亡・満期)保険金・年金等の請求案内の強化・充実
2010年 4月∼
ご請求時の情報提供の充実
当社は、反社会的勢力に対しては、資金提供や事実を隠蔽するた
めの不適切・異例な便宜供与を一切行いません。
4 外部専門機関との連携
当社は、反社会的勢力への対応に際し、適切な助言・協力を得るこ
とができるよう、平素より警察、全国暴力追放運動推進センター、弁
護士などの外部専門機関等との連携強化を図ります。
①「保険金給付金のご請求等のご案内」の作成
2006年10月∼
② ご請求時における保障内容の説明充実
2007年 3月∼
③ 年金サポートガイドの作成
2009年 7月∼
お支払後の情報提供の充実
5 有事における民事および刑事の法的対応
当社は、反社会的勢力からの不当要求等に対しては、民事と刑事
の両面から、積極的に法的対応を行います。
①「お支払明細書」への給付金の請求を促す注意喚起文言の追記
2007年 3月∼
② 退院後通院の可能性のあるお客さまへの案内の送付
2008年 1月∼
Ⅱ.社内態勢の強化
▲
反社会的勢力対応統括部署
本社各部署・
営業拠点の
応対者
不当要求防止
責任者
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
コーポレート・ガバナンス
反社会的勢力への対応について
反社会的勢力
対応関係部署
①「請求勧奨基準」の策定
2007年10月∼
② 診断書取得費用相当額の会社負担
2008年 1月∼
③ コールセンターの営業時間の延長
2008年 8月∼
④ 請求受付時における社員向けのチェックシートの作成
2008年 9月∼
⑤ 給付金等のお手続きに関するアンケートの実施
2008年10月∼
⑥「支払ほっとライン」の充実
2009年 1月∼
⑦「死亡保険金即日支払サービス」の受付時間の延長・上限金額の拡大
2014年10月∼
Ⅲ.ガバナンス・内部監査態勢の整備・強化
① 保険金等支払状況等についての経営陣への報告態勢の強化
2006年 1月∼
②「適切な保険金等支払管理態勢の構築及び確保に係る基本方針」の制定
2006年 9月∼
2009年11月改定
2012年 1月改定
③ 保険金等支払管理態勢に対する監査態勢の整備
16
2006年12月∼
17
Business Report 2015 _15.06.23
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
Ⅳ.組織インフラ等の整備
顧客満足度向上への取り組み
実施時期
2006年10月∼
② システムによるチェック機能の追加、拡充
③ 入院・手術証明書(診断書)の改訂
2007年 1月∼
④ 個人保険と団体保険間のチェックシステムの開発
2007年 4月∼
⑤ 保険料一時払外貨建保険の解約手続き簡便化
2009年 9月∼
⑥ 受取人変更手続き、指定代理請求特約・リビング・ニーズ特約の中途付加手続きの簡便化
2010年 7月∼
⑦ 自己申告による入院給付金手続きの対象範囲の拡大
2010年 7月∼
どうあるべきかを真剣に考え、経営改善のたゆまぬ努力を行っています。
顧客満足度調査の実施(毎年1回、2月に実施)
■
2014年10月改定
⑧ 死亡診断書の改訂 2012年 1月∼
⑨「先進医療給付金」の病院直接支払プロセス「ダイレクト支払サービス」の導入
2012年 1月∼
⑩ 診断書コピーによる代用取扱の導入
2014年10月∼
Ⅴ.人材育成態勢
① 教育担当マネージャーの設置
2006年 6月∼
②「生命保険支払専門士」の資格取得推進
③ 外部研修による専門知識の習得(医務研修の定期的実施)
2007年10月∼
2008年10月∼
① 不払い等の苦情専用窓口の設置
2006年 7月∼
② 支払審査会の設置
2007年 1月∼
Ⅶ.商品開発関連
① 商品ラインアップの見直し
2008年 1月∼
② 約款の明確化・簡素化
2009年 3月∼
Ⅷ.失効契約に係る解約返戻金の請求勧奨態勢
① 失効契約に対する案内の充実
有効契約から抽出した23,000名の個人のご契約者さまに
アンケートを送付し、当社の様々なサービス等に対する評
価・ご意見等をいただいています。アンケート項目は、会社
全般、営業社員(ライフプラン・コンサルタント)、代理店、
サービス体制、保険契約等の約50項目にわたっています。
■
加えて、アンケートのフリーコメント欄にお客さまからのご
意見・ご要望・ご提案などを頂戴し、業務の改善やサービ
スの向上に活用させていただいています。
サンキューレターの送付(新規ご契約者の満足度調査 毎月実施)
■
Ⅵ.保険金支払に関しての苦情処理を含めた、顧客対応態勢
■
保険契約にご加入いただいたお客さまに対して、
「保険証
券」送付時に社長からの「御礼のメッセージ」と「アンケート
ハガキ」を同封し、主にライフプラン・コンサルタントの契
約時の対応に対する評価、ご意見を24,116名のお客さま
からいただいています。
『丁寧に対応していただき、良い保険を設計してもらっ
て安心しました。親が子を思う気持ちを保険という形に
できて良かったと思います。』
フリーコメント欄では、7,461名のお客さまから契約時のお
褒めの言葉、ご意見・ご提案、ご不満の声等をご記入いただ
いており、ライフプラン・コンサルタントにフィードバックす
るとともに業務改善に活用しています。
『今の私のライフプランに合った提案を丁寧に説明して
いただき、契約をしたので、安心して生活する事が出来
るようになりました。感謝しています。』
具体例
2008年 7月∼
② 解約返戻金未支払事案に対する自動返金制度の導入
2009年 3月∼
お客さまから寄せられた感謝・お褒めの声
支払審査会による審査
保険金・給付金等のお支払いに関して不服のお申し出が
あった場合、当初の支払・不払いを決定した部門とは別の部
署で再査定を行っています。その結果にもご納得いただけな
い場合は、お客さまのご希望により「支払審査会」での審査を
ご請求いただくことができます。
「支払審査会」は、会社とは全く利害関係のない社外の委
員(弁護士・医師・大学教授・消費者問題の専門家)のみで構
成され、中立的な視点で支払査定結果等の妥当性を審査い
たします。支払審査会は2007年1月に設置され、原則毎月1
回開催しています。
<支払審査会審査状況>
2014年4月から2015年3月までの「支払審査会」のご利用
は7件で、審査内容は以下のとおりでした。
項 目
件 数
占 率
ライフプラン・コンサルタントに対するもの
5,703
98.5 %
当社商品や制度に対するもの
55
1.0 %
その他の社員に対するもの
29
0.5 %
経営全般に対するもの
ー
ー
5,787
100.0 %
合 計
※上記合計には、サンキューレター、カスタマー・サティスファクション・レターによるものを含みます。
項 目
内 容
合 計
入院給付金
約款に定める入院給付金の支払い事由に該当しないため、入院給付金支払い非該当と
の決定に対するお申し出。
3件
高度障害保険金
約款に定める高度障害状態に該当しないため、高度障害保険金支払い非該当との決
定に対するお申し出。
1件
死亡保険金
約款に定める死亡保険金の免責事由に該当するため、死亡保険金支払い非該当との決
定に対するお申し出。
2件
保険料払込免除
約款に定める保険料払込の免除事由に該当しないため、保険料払込免除非該当との
決定に対するお申し出。
1件
合 計
18
お客さまからのご意見を集約・分析し、お客さまにとってジブラルタ生命は
顧客満足度向上への取り組み
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
2006年 6月∼
① 他部門による検証の実施
お客さまの感謝・お褒めの声 (例)
「新契約加入に際し、担当者がとても
丁寧に説明してくれました。対応が良
くて本当に良かったです。知人にも是
非紹介したいです。」
「入院給付金の請求手続きをお願い
したところ、担当者がすぐに来て手続
きをしてくれました。とても迅速に対
応してもらえて感謝しています。」
「死亡保険金の請求手続きをしたこと
がなく不安もありましたが、担当者が
的確な対応をしてくれました。ありが
とうございました。」
7件
19
Business Report 2015 _15.06.23
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
Ⅳ.組織インフラ等の整備
顧客満足度向上への取り組み
実施時期
2006年10月∼
② システムによるチェック機能の追加、拡充
③ 入院・手術証明書(診断書)の改訂
2007年 1月∼
④ 個人保険と団体保険間のチェックシステムの開発
2007年 4月∼
⑤ 保険料一時払外貨建保険の解約手続き簡便化
2009年 9月∼
⑥ 受取人変更手続き、指定代理請求特約・リビング・ニーズ特約の中途付加手続きの簡便化
2010年 7月∼
⑦ 自己申告による入院給付金手続きの対象範囲の拡大
2010年 7月∼
どうあるべきかを真剣に考え、経営改善のたゆまぬ努力を行っています。
顧客満足度調査の実施(毎年1回、2月に実施)
■
2014年10月改定
⑧ 死亡診断書の改訂 2012年 1月∼
⑨「先進医療給付金」の病院直接支払プロセス「ダイレクト支払サービス」の導入
2012年 1月∼
⑩ 診断書コピーによる代用取扱の導入
2014年10月∼
Ⅴ.人材育成態勢
① 教育担当マネージャーの設置
2006年 6月∼
②「生命保険支払専門士」の資格取得推進
③ 外部研修による専門知識の習得(医務研修の定期的実施)
2007年10月∼
2008年10月∼
① 不払い等の苦情専用窓口の設置
2006年 7月∼
② 支払審査会の設置
2007年 1月∼
Ⅶ.商品開発関連
① 商品ラインアップの見直し
2008年 1月∼
② 約款の明確化・簡素化
2009年 3月∼
Ⅷ.失効契約に係る解約返戻金の請求勧奨態勢
① 失効契約に対する案内の充実
有効契約から抽出した23,000名の個人のご契約者さまに
アンケートを送付し、当社の様々なサービス等に対する評
価・ご意見等をいただいています。アンケート項目は、会社
全般、営業社員(ライフプラン・コンサルタント)、代理店、
サービス体制、保険契約等の約50項目にわたっています。
■
加えて、アンケートのフリーコメント欄にお客さまからのご
意見・ご要望・ご提案などを頂戴し、業務の改善やサービ
スの向上に活用させていただいています。
サンキューレターの送付(新規ご契約者の満足度調査 毎月実施)
■
Ⅵ.保険金支払に関しての苦情処理を含めた、顧客対応態勢
■
保険契約にご加入いただいたお客さまに対して、
「保険証
券」送付時に社長からの「御礼のメッセージ」と「アンケート
ハガキ」を同封し、主にライフプラン・コンサルタントの契
約時の対応に対する評価、ご意見を24,116名のお客さま
からいただいています。
『丁寧に対応していただき、良い保険を設計してもらっ
て安心しました。親が子を思う気持ちを保険という形に
できて良かったと思います。』
フリーコメント欄では、7,461名のお客さまから契約時のお
褒めの言葉、ご意見・ご提案、ご不満の声等をご記入いただ
いており、ライフプラン・コンサルタントにフィードバックす
るとともに業務改善に活用しています。
『今の私のライフプランに合った提案を丁寧に説明して
いただき、契約をしたので、安心して生活する事が出来
るようになりました。感謝しています。』
具体例
2008年 7月∼
② 解約返戻金未支払事案に対する自動返金制度の導入
2009年 3月∼
お客さまから寄せられた感謝・お褒めの声
支払審査会による審査
保険金・給付金等のお支払いに関して不服のお申し出が
あった場合、当初の支払・不払いを決定した部門とは別の部
署で再査定を行っています。その結果にもご納得いただけな
い場合は、お客さまのご希望により「支払審査会」での審査を
ご請求いただくことができます。
「支払審査会」は、会社とは全く利害関係のない社外の委
員(弁護士・医師・大学教授・消費者問題の専門家)のみで構
成され、中立的な視点で支払査定結果等の妥当性を審査い
たします。支払審査会は2007年1月に設置され、原則毎月1
回開催しています。
<支払審査会審査状況>
2014年4月から2015年3月までの「支払審査会」のご利用
は7件で、審査内容は以下のとおりでした。
項 目
件 数
占 率
ライフプラン・コンサルタントに対するもの
5,703
98.5 %
当社商品や制度に対するもの
55
1.0 %
その他の社員に対するもの
29
0.5 %
経営全般に対するもの
ー
ー
5,787
100.0 %
合 計
※上記合計には、サンキューレター、カスタマー・サティスファクション・レターによるものを含みます。
項 目
内 容
合 計
入院給付金
約款に定める入院給付金の支払い事由に該当しないため、入院給付金支払い非該当と
の決定に対するお申し出。
3件
高度障害保険金
約款に定める高度障害状態に該当しないため、高度障害保険金支払い非該当との決
定に対するお申し出。
1件
死亡保険金
約款に定める死亡保険金の免責事由に該当するため、死亡保険金支払い非該当との決
定に対するお申し出。
2件
保険料払込免除
約款に定める保険料払込の免除事由に該当しないため、保険料払込免除非該当との
決定に対するお申し出。
1件
合 計
18
お客さまからのご意見を集約・分析し、お客さまにとってジブラルタ生命は
顧客満足度向上への取り組み
適切な保険金等のお支払いのための取り組みについて
2006年 6月∼
① 他部門による検証の実施
お客さまの感謝・お褒めの声 (例)
「新契約加入に際し、担当者がとても
丁寧に説明してくれました。対応が良
くて本当に良かったです。知人にも是
非紹介したいです。」
「入院給付金の請求手続きをお願い
したところ、担当者がすぐに来て手続
きをしてくれました。とても迅速に対
応してもらえて感謝しています。」
「死亡保険金の請求手続きをしたこと
がなく不安もありましたが、担当者が
的確な対応をしてくれました。ありが
とうございました。」
7件
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Business Report 2015 _15.06.23
顧客満足度向上への取り組み
お客さまから寄せられたご不満の声
国際規格に適合した体制
当社では「お客さまへのサービス改善」
「会社の経営改善」
のために、数多く寄せられるお客さまの声の中から様々な手
法で「お客さまのご不満の声」を広く受け止めるように努めて
います。
お客さまから寄せられたご不満の声
82,931件
■
「お客さまの声」を広く受けとめる方法例
■
12,595件
営業所・支社
保険料のお払い込み等に関するご不満の声
11,272件
保険金・給付金のお手続き等に関するご不満の声
死亡保険金・入院給付金のお手続きや、
お受取時のご不満等
■
■
7,429件
保険契約へのご加入等に関するご不満の声
ご加入の際の説明が十分でなかったこと
へのご不満等
「お客さまのご不満の声」の定義
お客さまから当社に対し、当社の販売活動、サービスの提
供、商品、事務処理、制度・規程、当社社員の態度、マナーなど
に対する不平・ご不満のお申し出があったもの全てを「ご不
満の声」として集計しています。
ライフプラン・コンサルタント
営業部・営業統括部
保険料の口座振替に対するご不満等
■
その他のご不満の声
上記以外のご不満等
コールセンター
本社チーム
募集代理店
顧客満足度調査
インターネット
5,358件
18,988件
「お客さまの声」を経営に反映する体制
お客さまの声の集約
お客様の声チームが全てのお客さまの声を検証して、
「お客
さまのご不満の声」を把握する二重のチェック体制となっ
ています。
満期保険金のお手続き等に関するご不満の声
満期保険金・年金のお手続きや、
お受取時のご不満等
■
「お客さまの声」をお聴きする体制
お客さま
■
また、お客さまから頂戴するアンケート等からもご不満の
声を把握しています。
■
27,289件
︵カスタマー・ボイスシステム︶
■
コールセンターにお申し出いただいたお客さまの声は、ご
不満を判定するキーワード検索も使い、漏れのないよう把
握しています。
契約後のお手続き等に関するご不満の声
解約、各種お手続きに対するご不満等
顧客満足度向上への取り組み
顧客満足度向上への取り組み
「ご不満の声」を広く受けとめています
当社は苦情対応マネジメントシステムの国際規格である
“ISO10002”に適合し、2008年10月8日に自己適合宣言を
行いました。
引き続き、適切な苦情対応プロセスを通じて得られたお客
さまの声を経営に反映し、顧客サービスの品質をより一層向
上することを目指して取り組んでいます。
*ISO (International Organization for Standardization):国際
標準化機構
*ISO10002とは、組織が効果的で効率的な苦情対応を実践するた
めの基本原則や苦情対応プロセスの枠組み、運用に関するガイド
ラインを示したISO規格で、2004年に発行されました。
取締役会
お客様サービスチーム
(お客様の声(苦情)の傾向分析)
執行役員会
お客様の声チーム
(お客様の声の分析と改善提案)
お客様の声委員会
(改善策の審議と指示)
お客様の声委員会事務局
アンケートなど
お客さまサービスの向上
本社各担当チーム
(改善策の検討と実行)
カスタマー・サティスファクション・レターの送付
■
ご不満の声をいただいたお客さまに対して、適宜カスタ
マー・サティスファクション・レターをお送りし、当社へお申
し出をいただいてからの対応に対する評価、ご意見等を
伺っています。
具体例
『当初は年金請求に対し連絡不十分で不満を持ってい
ましたが、申し出た後は親切、丁寧で安心して納得のい
く対応をしてもらいました。
』
『年金請求の案内が届かないとの申し出に対し速やか
に対応していただき、安心感を覚えています。有難うご
ざいます。』
「お客さまの声」を経営に反映する体制
お客さまからの様々なご質問、ご提言、ご不満の声等につ
いて、
「お客さまの声」の収集から分析、改善を行う専門組織
として「お客様の声委員会」を設置しています。
「お客様の声
委員会」では、
「お客さまの声」を顧客満足度の向上、経営リス
クの軽減、商品・サービスの改善につなげるための重要課題
について速やかに審議・意思決定を行い、各関連部署と連携
して経営改善を図っています。
20
「お客さまの声」の一元管理
「お客様の声委員会」では、コールセンターや営業拠点など
に寄せられる多くの「お客さまの声」の調査・分析を通して、具
体的な経営改善につなげています。2008年1月からカスタ
マー・ボイス・システムを導入し、
「 お客さまの声」を集約して
一元的に管理しています。これにより、一層のお客さまサー
ビスの向上を図るとともに、
「お客さまの声」を経営に反映す
る体制を強化しました。
「お客さまに感動のサービスと幸せをお届けしたい」
― 当社ではその思いひとすじに、お客さまからいただいた数多くのご意見、ご要望、
ご提言を分析し、様々な手続きやサービスの改善・向上につなげてきました。
ここにその一例をご紹介いたします。
お客さまの声をふまえて、2014年度に改善を行った事例
お客さまの声
改善事例
【2014年10月】
入院・手術等の給付金請求時には、
診断書コピーでの取扱ができない。
会社所定診断書 ※と同等内容の診断書のコピーでも請求いた
だけるようになりました。
※会社所定診断書:
「入院・手術証明書(診断書)」、
「通院証明書」
名義変更に必要な書類と記入方法が
わかりにくい。
【2014年10月】
「名義変更請求書」を改訂して、必要書類と記入方法をわかり
やすくしました。
※サービス・お取扱いの詳細につきましては、当社ライフプラン・コンサルタント、またはコールセンターにお問い合わせください。
21
Business Report 2015 _15.06.23
顧客満足度向上への取り組み
お客さまから寄せられたご不満の声
国際規格に適合した体制
当社では「お客さまへのサービス改善」
「会社の経営改善」
のために、数多く寄せられるお客さまの声の中から様々な手
法で「お客さまのご不満の声」を広く受け止めるように努めて
います。
お客さまから寄せられたご不満の声
82,931件
■
「お客さまの声」を広く受けとめる方法例
■
12,595件
営業所・支社
保険料のお払い込み等に関するご不満の声
11,272件
保険金・給付金のお手続き等に関するご不満の声
死亡保険金・入院給付金のお手続きや、
お受取時のご不満等
■
■
7,429件
保険契約へのご加入等に関するご不満の声
ご加入の際の説明が十分でなかったこと
へのご不満等
「お客さまのご不満の声」の定義
お客さまから当社に対し、当社の販売活動、サービスの提
供、商品、事務処理、制度・規程、当社社員の態度、マナーなど
に対する不平・ご不満のお申し出があったもの全てを「ご不
満の声」として集計しています。
ライフプラン・コンサルタント
営業部・営業統括部
保険料の口座振替に対するご不満等
■
その他のご不満の声
上記以外のご不満等
コールセンター
本社チーム
募集代理店
顧客満足度調査
インターネット
5,358件
18,988件
「お客さまの声」を経営に反映する体制
お客さまの声の集約
お客様の声チームが全てのお客さまの声を検証して、
「お客
さまのご不満の声」を把握する二重のチェック体制となっ
ています。
満期保険金のお手続き等に関するご不満の声
満期保険金・年金のお手続きや、
お受取時のご不満等
■
「お客さまの声」をお聴きする体制
お客さま
■
また、お客さまから頂戴するアンケート等からもご不満の
声を把握しています。
■
27,289件
︵カスタマー・ボイスシステム︶
■
コールセンターにお申し出いただいたお客さまの声は、ご
不満を判定するキーワード検索も使い、漏れのないよう把
握しています。
契約後のお手続き等に関するご不満の声
解約、各種お手続きに対するご不満等
顧客満足度向上への取り組み
顧客満足度向上への取り組み
「ご不満の声」を広く受けとめています
当社は苦情対応マネジメントシステムの国際規格である
“ISO10002”に適合し、2008年10月8日に自己適合宣言を
行いました。
引き続き、適切な苦情対応プロセスを通じて得られたお客
さまの声を経営に反映し、顧客サービスの品質をより一層向
上することを目指して取り組んでいます。
*ISO (International Organization for Standardization):国際
標準化機構
*ISO10002とは、組織が効果的で効率的な苦情対応を実践するた
めの基本原則や苦情対応プロセスの枠組み、運用に関するガイド
ラインを示したISO規格で、2004年に発行されました。
取締役会
お客様サービスチーム
(お客様の声(苦情)の傾向分析)
執行役員会
お客様の声チーム
(お客様の声の分析と改善提案)
お客様の声委員会
(改善策の審議と指示)
お客様の声委員会事務局
アンケートなど
お客さまサービスの向上
本社各担当チーム
(改善策の検討と実行)
カスタマー・サティスファクション・レターの送付
■
ご不満の声をいただいたお客さまに対して、適宜カスタ
マー・サティスファクション・レターをお送りし、当社へお申
し出をいただいてからの対応に対する評価、ご意見等を
伺っています。
具体例
『当初は年金請求に対し連絡不十分で不満を持ってい
ましたが、申し出た後は親切、丁寧で安心して納得のい
く対応をしてもらいました。
』
『年金請求の案内が届かないとの申し出に対し速やか
に対応していただき、安心感を覚えています。有難うご
ざいます。』
「お客さまの声」を経営に反映する体制
お客さまからの様々なご質問、ご提言、ご不満の声等につ
いて、
「お客さまの声」の収集から分析、改善を行う専門組織
として「お客様の声委員会」を設置しています。
「お客様の声
委員会」では、
「お客さまの声」を顧客満足度の向上、経営リス
クの軽減、商品・サービスの改善につなげるための重要課題
について速やかに審議・意思決定を行い、各関連部署と連携
して経営改善を図っています。
20
「お客さまの声」の一元管理
「お客様の声委員会」では、コールセンターや営業拠点など
に寄せられる多くの「お客さまの声」の調査・分析を通して、具
体的な経営改善につなげています。2008年1月からカスタ
マー・ボイス・システムを導入し、
「 お客さまの声」を集約して
一元的に管理しています。これにより、一層のお客さまサー
ビスの向上を図るとともに、
「お客さまの声」を経営に反映す
る体制を強化しました。
「お客さまに感動のサービスと幸せをお届けしたい」
― 当社ではその思いひとすじに、お客さまからいただいた数多くのご意見、ご要望、
ご提言を分析し、様々な手続きやサービスの改善・向上につなげてきました。
ここにその一例をご紹介いたします。
お客さまの声をふまえて、2014年度に改善を行った事例
お客さまの声
改善事例
【2014年10月】
入院・手術等の給付金請求時には、
診断書コピーでの取扱ができない。
会社所定診断書 ※と同等内容の診断書のコピーでも請求いた
だけるようになりました。
※会社所定診断書:
「入院・手術証明書(診断書)」、
「通院証明書」
名義変更に必要な書類と記入方法が
わかりにくい。
【2014年10月】
「名義変更請求書」を改訂して、必要書類と記入方法をわかり
やすくしました。
※サービス・お取扱いの詳細につきましては、当社ライフプラン・コンサルタント、またはコールセンターにお問い合わせください。
21
Business Report 2015 _15.07.03
顧客満足度向上への取り組み
カスタマー・サービス
ご高齢のお客さまやお体の不自由なお客さまも安心してサービスを
インターネット・サービス www.gib-life.co.jp/
ここにその取り組み内容をご紹介いたします。
ご高齢のお客さま・お体の不自由なお客さまへのこれまでの取り組み
サービス・お取扱い
内 容
実施時期
証券記載内容の
点字説明書の作成
ご契約者さま/被保険者さま/受取人さまのいずれかが視覚障がいの場合
で、ご契約者さまより点字資料発行の希望がある場合、保険証券とは別に契約
内容を点字で記載した資料を作成、お客さまに交付するサービスを行っていま
す。
※一部のご契約では、被保険者さまが全盲のご契約については全件点字での
説明書を作成、送付しています。
※既契約の場合も、ご希望によって保険証券の契約内容を点字で記載した資
料を作成、送付しています。
2003年11月
代理署名制度
請求権者さま・ご契約者さまに意思能力があるにもかかわらず、体況上の問
題を理由として署名が困難な場合、ライフプラン・コンサルタントの立ち会い
のもとで、親族または一定の関係者(介護者または民生委員等)にご本人に代
わってご署名いただける取扱いを実施しています。
2008年11月
障がい者専用窓口
当社ホームページに障がい者専用サイト「耳や言葉、目の不自由なお客さま
へ」を設置しています。
聴覚障がいのお客さまのお問い合わせ窓口として、インターネット・サービス
やFAXフリーダイヤルを利用してのお問い合わせ方法を掲載しています。ま
た、点字によるご契約内容の証明書についても掲載しています。
2009年 6月
年金サポートガイド
年金開始となるお客さまに対して、以下の内容を記載した冊子「年金サポート
ガイド」を配布しています。
■ 年金開始手続きの流れ ■手続き書類
■ 終身年金と確定年金の手続方法 ■年金の税務
■ よくあるご質問
■ FAXによる問い合わせ方法
(高齢者や耳や言葉がご不自由なお客さま、電話
が困難なお客さま向け)
※なお、一部のご契約につきましては対応していません。
保証期間経過後の
年金請求における
電話での生存確認の実施
保証期間が経過した後に年金をお受け取りになる際に、所定の条件に該当す
る場合には、受取人さまに会社からの電話による確認にお答えいただくこと
で、年金請求書や住民票等一切の書類の提出を不要とするお取扱いを実施し
ています。
保険金・給付金・年金等
請求時における
代理請求基準
高度障害保険金・入院給付金・年金等のご請求にあたり受取人さまが保険金
等を請求できない事情があるときには、受取人さまの成年後見人からのご請
求が原則となります。成年後見人が選任されていない場合、指定代理請求特約
が付加されている契約については指定代理請求人からのご請求となりますが、
所定の条件に該当する場合には、指定代理請求特約が付加されていない場合
でも代理人による請求をご利用になれます。
契約内容照会*
● 契約者貸付*
● 住所・電話番号・メールアドレスの変更*
●
その他、当社ホームページでは各種情報やサービスを提供
しています。
死亡保険金即日支払サービス*
お客さまが亡くなられたときに、葬儀費用などの支払いに充てるため、簡易な手続きで最高500万円までの死亡保険金を
即日お支払いするサービスです。
2013年 8月
(改訂・対象契約拡大)
骨髄・末梢血ドナー給付(ドナー・ニーズ・ベネフィット)*
手術保障のあるご契約をいただいているお客さまを対象に、骨髄ドナー登録者等が骨髄・末梢血移植を目的とした
「骨髄幹細
胞採取手術」
または
「末梢血幹細胞採取手術」
を受けた場合に手術給付金等をお支払いします。
2010年 8月
*各サービスのお取り扱いには、所定の条件があります。詳しくは担当ライフプラン・コンサルタントまたはコールセンターへお問い合わせくだ
さい。
お客さまをサポートするコールセンター
2011年 8月
2012年 9月
高齢者専用ダイヤル
上記の重要事項説明サポート資料の裏面に、お問い合わせ先として、専用フ
リーダイヤルを記載しています。当ダイヤルにお電話いただいた場合は、お客さ
まがご高齢であることを十分に認識した対応を心掛け、オペレーターがゆっく
りと大きな声でわかりやすく応対しています。
2012年 9月
「ご契約内容のお知らせ」
サイズ拡大
通常はA4サイズでお送りしている「ご契約内容のお知らせ」について、ご高
齢のお客さまの場合、文字を大きくしA3サイズで作成、お送りするよう変更し
ました。
2013年10月
※サービス・お取扱いの詳細につきましては、当社ライフプラン・コンサルタント、またはコールセンターにお問い合わせください。
22
スマートフォン、タブレットに対応しています。
右記のQRコードから、利用登録用のページに
簡単にアクセスする事ができます。
*各サービスのご利用にはあらかじめご登録が必要です。
詳しくは担当ライフプラン・コンサルタントまたはコールセンターへ
お問い合わせください。
ご高齢のお客さまに重要事項の内容を十分にご理解いただくため、現行の
「重要なお知らせ」とは別に、特にご照会が多い項目について大きな文字で読み
やすくし記載内容もよりわかりやすく解説した、重要事項説明サポート資料を
作成・説明・配布しています。
高齢者用
重要事項説明
サポート資料
インターネット環境があれば、いつでも、どこからでも利用
することが可能です。
ご契約内容の照会や各種手続きなど、役立つサービスが
いっぱい詰まっています。
カスタマー・サービス
顧客満足度向上への取り組み
お受けになれるよう、当社はこれまでに様々な取り組みを行ってきました。
コールセンターでは、
お客さまからの様々なご照会、
ご依頼
に誠意を持ってご対応いたします。
お客さまとの通話内容・履歴をデータベース化しておりま
すので、
どのオペレーターがお電話を受けても、前回のお話
の続きがスムーズにできます。お気軽にご連絡ください。
一般の
お客さま
教職員の
お客さま
ミ ナ
ジ ブ ロック
ミ ナ
キョウ イ ク
0120-37-2269
0120-37-9419
受付時間 平日8:30 ∼ 20:00 土曜9:00 ∼ 17:00
(日・祝・12/31∼1/3を除く)
携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
(通話料無料)
23
Business Report 2015 _15.07.03
顧客満足度向上への取り組み
カスタマー・サービス
ご高齢のお客さまやお体の不自由なお客さまも安心してサービスを
インターネット・サービス www.gib-life.co.jp/
ここにその取り組み内容をご紹介いたします。
ご高齢のお客さま・お体の不自由なお客さまへのこれまでの取り組み
サービス・お取扱い
内 容
実施時期
証券記載内容の
点字説明書の作成
ご契約者さま/被保険者さま/受取人さまのいずれかが視覚障がいの場合
で、ご契約者さまより点字資料発行の希望がある場合、保険証券とは別に契約
内容を点字で記載した資料を作成、お客さまに交付するサービスを行っていま
す。
※一部のご契約では、被保険者さまが全盲のご契約については全件点字での
説明書を作成、送付しています。
※既契約の場合も、ご希望によって保険証券の契約内容を点字で記載した資
料を作成、送付しています。
2003年11月
代理署名制度
請求権者さま・ご契約者さまに意思能力があるにもかかわらず、体況上の問
題を理由として署名が困難な場合、ライフプラン・コンサルタントの立ち会い
のもとで、親族または一定の関係者(介護者または民生委員等)にご本人に代
わってご署名いただける取扱いを実施しています。
2008年11月
障がい者専用窓口
当社ホームページに障がい者専用サイト「耳や言葉、目の不自由なお客さま
へ」を設置しています。
聴覚障がいのお客さまのお問い合わせ窓口として、インターネット・サービス
やFAXフリーダイヤルを利用してのお問い合わせ方法を掲載しています。ま
た、点字によるご契約内容の証明書についても掲載しています。
2009年 6月
年金サポートガイド
年金開始となるお客さまに対して、以下の内容を記載した冊子「年金サポート
ガイド」を配布しています。
■ 年金開始手続きの流れ ■手続き書類
■ 終身年金と確定年金の手続方法 ■年金の税務
■ よくあるご質問
■ FAXによる問い合わせ方法
(高齢者や耳や言葉がご不自由なお客さま、電話
が困難なお客さま向け)
※なお、一部のご契約につきましては対応していません。
保証期間経過後の
年金請求における
電話での生存確認の実施
保証期間が経過した後に年金をお受け取りになる際に、所定の条件に該当す
る場合には、受取人さまに会社からの電話による確認にお答えいただくこと
で、年金請求書や住民票等一切の書類の提出を不要とするお取扱いを実施し
ています。
保険金・給付金・年金等
請求時における
代理請求基準
高度障害保険金・入院給付金・年金等のご請求にあたり受取人さまが保険金
等を請求できない事情があるときには、受取人さまの成年後見人からのご請
求が原則となります。成年後見人が選任されていない場合、指定代理請求特約
が付加されている契約については指定代理請求人からのご請求となりますが、
所定の条件に該当する場合には、指定代理請求特約が付加されていない場合
でも代理人による請求をご利用になれます。
契約内容照会*
● 契約者貸付*
● 住所・電話番号・メールアドレスの変更*
●
その他、当社ホームページでは各種情報やサービスを提供
しています。
死亡保険金即日支払サービス*
お客さまが亡くなられたときに、葬儀費用などの支払いに充てるため、簡易な手続きで最高500万円までの死亡保険金を
即日お支払いするサービスです。
2013年 8月
(改訂・対象契約拡大)
骨髄・末梢血ドナー給付(ドナー・ニーズ・ベネフィット)*
手術保障のあるご契約をいただいているお客さまを対象に、骨髄ドナー登録者等が骨髄・末梢血移植を目的とした
「骨髄幹細
胞採取手術」
または
「末梢血幹細胞採取手術」
を受けた場合に手術給付金等をお支払いします。
2010年 8月
*各サービスのお取り扱いには、所定の条件があります。詳しくは担当ライフプラン・コンサルタントまたはコールセンターへお問い合わせくだ
さい。
お客さまをサポートするコールセンター
2011年 8月
2012年 9月
高齢者専用ダイヤル
上記の重要事項説明サポート資料の裏面に、お問い合わせ先として、専用フ
リーダイヤルを記載しています。当ダイヤルにお電話いただいた場合は、お客さ
まがご高齢であることを十分に認識した対応を心掛け、オペレーターがゆっく
りと大きな声でわかりやすく応対しています。
2012年 9月
「ご契約内容のお知らせ」
サイズ拡大
通常はA4サイズでお送りしている「ご契約内容のお知らせ」について、ご高
齢のお客さまの場合、文字を大きくしA3サイズで作成、お送りするよう変更し
ました。
2013年10月
※サービス・お取扱いの詳細につきましては、当社ライフプラン・コンサルタント、またはコールセンターにお問い合わせください。
22
スマートフォン、タブレットに対応しています。
右記のQRコードから、利用登録用のページに
簡単にアクセスする事ができます。
*各サービスのご利用にはあらかじめご登録が必要です。
詳しくは担当ライフプラン・コンサルタントまたはコールセンターへ
お問い合わせください。
ご高齢のお客さまに重要事項の内容を十分にご理解いただくため、現行の
「重要なお知らせ」とは別に、特にご照会が多い項目について大きな文字で読み
やすくし記載内容もよりわかりやすく解説した、重要事項説明サポート資料を
作成・説明・配布しています。
高齢者用
重要事項説明
サポート資料
インターネット環境があれば、いつでも、どこからでも利用
することが可能です。
ご契約内容の照会や各種手続きなど、役立つサービスが
いっぱい詰まっています。
カスタマー・サービス
顧客満足度向上への取り組み
お受けになれるよう、当社はこれまでに様々な取り組みを行ってきました。
コールセンターでは、
お客さまからの様々なご照会、
ご依頼
に誠意を持ってご対応いたします。
お客さまとの通話内容・履歴をデータベース化しておりま
すので、
どのオペレーターがお電話を受けても、前回のお話
の続きがスムーズにできます。お気軽にご連絡ください。
一般の
お客さま
教職員の
お客さま
ミ ナ
ジ ブ ロック
ミ ナ
キョウ イ ク
0120-37-2269
0120-37-9419
受付時間 平日8:30 ∼ 20:00 土曜9:00 ∼ 17:00
(日・祝・12/31∼1/3を除く)
携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
(通話料無料)
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Business Report 2015 _15.06.15
環境への取り組み
多様化推進への取り組み(ダイバーシティ&インクルージョン)
ジブラルタ生命は、「省エネルギー・省資源・リサイクル」に取り組み、
多様化推進への取り組み(Diversity & Inclusion)
様々な環境対策に取り組んでいます。
本業を通じて
Diversity & Inclusion(多様性の受容)とは、社員一人ひと
りのさまざまな違い(性別、年齢、人種、国籍、障がい、宗教、
言語、スキル、経験、ライフスタイル、家族状況など)を受け入
れ、それぞれを価値として活かすことで企業の競争力を高め
ることです。
多様化推進への取り組み︵ダイバーシティ&インクルージョン︶
環境への取り組み
そして、「社員一人ひとりの意識と行動を変える」ことに主眼を置き、
ジブラルタ生命では、社員の多様な価値観や働き方を尊重
し、互いを認め、受容し合う環境のもと、全ての社員が最大限
の能力を発揮して、お客さまに真に役立つ生命保険をお届け
するとともに、一人ひとりの成長が会社の成長につながる組
織の実現を目指しています。
省エネルギー・省資源・リサイクルに
取り組みます。
省エネルギー・省資源・リサイクル活動
身近なところで「省エネルギー」
「 省資源」に取り組み、「電
子帳票化によるペーパーレスの推進」「カラーコピーの利用制
限」「溶解による廃棄紙のリサイクル」などを行っています。
■
オフィスでの環境配慮
環境負荷の少ない事務用品(環境対応商品)を使用するよ
う心がけています。また本社では電子帳票化による画面上で
の業務を促進し、紙の削減に努めています。
■
「CD-ROM約款」導入
ジブラルタ生命では、2012年1月より「CD-ROM約款」を
導入しました。
ご要望に応じて、従来の「ご契約のしおり・約款」の冊子に
代えて電子化した「CD-ROM約款」をお客さまにご利用いた
だくことで、さらなるペーパーレス化を促進しています。
■
社員一人ひとりのこころがけを通じて
女性社員の活躍の場の拡大
Diversity
&
Inclusion
[ 多 様 性の 受 容 ]
障がい者の雇用への取り組み
社員全員がコミュニケーションに努め、
環境に対する理念を共有します。
一人ひとりが環境に配慮した行動
ジブラルタ生命では、全社員に呼びかけ、一人ひとりが「パ
ソコン電源OFFの徹底」、「消灯の徹底」等、日頃より職場で
の省エネルギーに努めています。
■
クールビズの実施
ジブラルタ生命では環境問題に配慮し、省エネ・省資源運
動への取り組みの一環として、営業活動における夏季期間の
“クールビズ”を実施しています。
■
「グローバル・ボランティア・デー」における環境保全活動
毎年10月の第一土曜日を「グローバル・ボランティア・
デー」と定め、社員とその家族で一斉にボランティア活動を
行っています。
そのうち環境保全活動としては、
全国各地で「河川・海岸のゴミ拾い」
や「公園・地域周辺の清掃活動」など
を行い、社員と家族の環境問題に
対する意識を深めています。
■
環境方針
ジブラルタ生命の環境に対する理念
ジブラルタ生命は、お客さまが安心してすこやかに暮らせ
る環境があってこそ、お客さまに真の経済的な保障と心の平
和をお届けすることができると考えます。
本業を通じて
今も未来もお客さまの大切な方への思いを確実にお届け
するために、わたしたちは地球環境保護に貢献します。
次世代認定マーク「くるみん」の取得
ジブラルタ生命は、Diversity & Inclusionの推進に向け
た取り組みとして、女性社員の活躍の場の拡大、ワークライ
フ・マネジメントの促進、障がい者雇用の推進に努めていま
す。その一環として、社員が仕事と家庭の両立を図るための
労働環境に加えて、育児をしていない社員も含めた多様な労
働条件の整備などの取り組みが包括的に評価され、次世代育
成に向けた諸支援策に取り組んでいる「子育てサポート企
業」として厚生労働省労働局より2度目の認定(基準適合一
般事業主認定2015年1月29日付)を受けました。
社員一人ひとりのこころがけを通じて
社員一人ひとりが、仕事や日々の暮らし、地域社会での行動を、環境に
配慮したものへと変化させていきます。
●
環境保全に関する法規制を守ります。
●
●
省エネルギー・省資源・リサイクルに取り組み、
さらに業務の効率化を行
うことで無駄をなくします。
● 社員全員がコミュニケーションに努め、
環境に対する理念を共有します。
●
ワークライフ・マネジメントの促 進
地球環境に配慮した、サービスのイノベーションを心がけます。
●
ライフプラン・コンサルタントをはじめとする社員全員が、
この想いをお
客さまに伝えます。
ジブラルタ生命では、
生命保険業という本業部分では、
省エネルギー、
省資源、
リサイクルや業務の効率化を推進し、
貴重な資源を
守り、
CO₂削減に貢献してまいります。
新たなサービスを開発する際は、
環境に配慮したものにするよう努めてまいります。
また、
企業としての努力だけではなく、
社員一人ひとりが環境に関する認識と行動を向上させることにより、
社会に貢献してまいります。
次世代育成支援対策推進法とは
「次世代法」は、次代の社会を担う子ども達が健やかに生まれ育つ環
境を整備するために、国、地方公共団体、企業、国民が担う責務を明
らかにし、積極的な取り組みを促す目的で平成17年4月1日から施行
されています。これまで、平成27年3月31日までの法律とされていま
したが、平成26年4月に改正法が成立し、有効期限が平成37年3月
31日まで10年間延長されました。
企業は行動計画策定指針に照らし適切な行動計画を策定し、当該
計画を実施し、計画に定めた目標を達成したことなど一定の要件を
次世代認定マーク
「愛称:くるみん」
満たす場合には、都道府県労働局長の認定をうけることができま
す。認定を受けた企業は、その旨を示す表示(次世代認定マーク(く
るみんマーク))を広告、商品、求人広告等に使用することができ、子
育て支援企業であることを対外的に示すことができます。
プルデンシャル・ファイナンシャルでは、世界共通のシンボルを掲げ、環境保護に取り組んでいます。
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Business Report 2015 _15.06.15
環境への取り組み
多様化推進への取り組み(ダイバーシティ&インクルージョン)
ジブラルタ生命は、「省エネルギー・省資源・リサイクル」に取り組み、
多様化推進への取り組み(Diversity & Inclusion)
様々な環境対策に取り組んでいます。
本業を通じて
Diversity & Inclusion(多様性の受容)とは、社員一人ひと
りのさまざまな違い(性別、年齢、人種、国籍、障がい、宗教、
言語、スキル、経験、ライフスタイル、家族状況など)を受け入
れ、それぞれを価値として活かすことで企業の競争力を高め
ることです。
多様化推進への取り組み︵ダイバーシティ&インクルージョン︶
環境への取り組み
そして、「社員一人ひとりの意識と行動を変える」ことに主眼を置き、
ジブラルタ生命では、社員の多様な価値観や働き方を尊重
し、互いを認め、受容し合う環境のもと、全ての社員が最大限
の能力を発揮して、お客さまに真に役立つ生命保険をお届け
するとともに、一人ひとりの成長が会社の成長につながる組
織の実現を目指しています。
省エネルギー・省資源・リサイクルに
取り組みます。
省エネルギー・省資源・リサイクル活動
身近なところで「省エネルギー」
「 省資源」に取り組み、「電
子帳票化によるペーパーレスの推進」「カラーコピーの利用制
限」「溶解による廃棄紙のリサイクル」などを行っています。
■
オフィスでの環境配慮
環境負荷の少ない事務用品(環境対応商品)を使用するよ
う心がけています。また本社では電子帳票化による画面上で
の業務を促進し、紙の削減に努めています。
■
「CD-ROM約款」導入
ジブラルタ生命では、2012年1月より「CD-ROM約款」を
導入しました。
ご要望に応じて、従来の「ご契約のしおり・約款」の冊子に
代えて電子化した「CD-ROM約款」をお客さまにご利用いた
だくことで、さらなるペーパーレス化を促進しています。
■
社員一人ひとりのこころがけを通じて
女性社員の活躍の場の拡大
Diversity
&
Inclusion
[ 多 様 性の 受 容 ]
障がい者の雇用への取り組み
社員全員がコミュニケーションに努め、
環境に対する理念を共有します。
一人ひとりが環境に配慮した行動
ジブラルタ生命では、全社員に呼びかけ、一人ひとりが「パ
ソコン電源OFFの徹底」、「消灯の徹底」等、日頃より職場で
の省エネルギーに努めています。
■
クールビズの実施
ジブラルタ生命では環境問題に配慮し、省エネ・省資源運
動への取り組みの一環として、営業活動における夏季期間の
“クールビズ”を実施しています。
■
「グローバル・ボランティア・デー」における環境保全活動
毎年10月の第一土曜日を「グローバル・ボランティア・
デー」と定め、社員とその家族で一斉にボランティア活動を
行っています。
そのうち環境保全活動としては、
全国各地で「河川・海岸のゴミ拾い」
や「公園・地域周辺の清掃活動」など
を行い、社員と家族の環境問題に
対する意識を深めています。
■
環境方針
ジブラルタ生命の環境に対する理念
ジブラルタ生命は、お客さまが安心してすこやかに暮らせ
る環境があってこそ、お客さまに真の経済的な保障と心の平
和をお届けすることができると考えます。
本業を通じて
今も未来もお客さまの大切な方への思いを確実にお届け
するために、わたしたちは地球環境保護に貢献します。
次世代認定マーク「くるみん」の取得
ジブラルタ生命は、Diversity & Inclusionの推進に向け
た取り組みとして、女性社員の活躍の場の拡大、ワークライ
フ・マネジメントの促進、障がい者雇用の推進に努めていま
す。その一環として、社員が仕事と家庭の両立を図るための
労働環境に加えて、育児をしていない社員も含めた多様な労
働条件の整備などの取り組みが包括的に評価され、次世代育
成に向けた諸支援策に取り組んでいる「子育てサポート企
業」として厚生労働省労働局より2度目の認定(基準適合一
般事業主認定2015年1月29日付)を受けました。
社員一人ひとりのこころがけを通じて
社員一人ひとりが、仕事や日々の暮らし、地域社会での行動を、環境に
配慮したものへと変化させていきます。
●
環境保全に関する法規制を守ります。
●
●
省エネルギー・省資源・リサイクルに取り組み、
さらに業務の効率化を行
うことで無駄をなくします。
● 社員全員がコミュニケーションに努め、
環境に対する理念を共有します。
●
ワークライフ・マネジメントの促 進
地球環境に配慮した、サービスのイノベーションを心がけます。
●
ライフプラン・コンサルタントをはじめとする社員全員が、
この想いをお
客さまに伝えます。
ジブラルタ生命では、
生命保険業という本業部分では、
省エネルギー、
省資源、
リサイクルや業務の効率化を推進し、
貴重な資源を
守り、
CO₂削減に貢献してまいります。
新たなサービスを開発する際は、
環境に配慮したものにするよう努めてまいります。
また、
企業としての努力だけではなく、
社員一人ひとりが環境に関する認識と行動を向上させることにより、
社会に貢献してまいります。
次世代育成支援対策推進法とは
「次世代法」は、次代の社会を担う子ども達が健やかに生まれ育つ環
境を整備するために、国、地方公共団体、企業、国民が担う責務を明
らかにし、積極的な取り組みを促す目的で平成17年4月1日から施行
されています。これまで、平成27年3月31日までの法律とされていま
したが、平成26年4月に改正法が成立し、有効期限が平成37年3月
31日まで10年間延長されました。
企業は行動計画策定指針に照らし適切な行動計画を策定し、当該
計画を実施し、計画に定めた目標を達成したことなど一定の要件を
次世代認定マーク
「愛称:くるみん」
満たす場合には、都道府県労働局長の認定をうけることができま
す。認定を受けた企業は、その旨を示す表示(次世代認定マーク(く
るみんマーク))を広告、商品、求人広告等に使用することができ、子
育て支援企業であることを対外的に示すことができます。
プルデンシャル・ファイナンシャルでは、世界共通のシンボルを掲げ、環境保護に取り組んでいます。
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Business Report 2015 _15.07.03
社会貢献活動
ジブラルタ生命は各種プログラムを通じて、
未来を担う子どもたちを応援しています。
子どもたちを応援するプログラム
アワード
PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞
ボランティアに取り組む中学生・高校生を応援!
ボランティアに取り組む中学生・高校生を応援する国際的
なプログラムで、日本の他、アメリカ、韓国、台湾、インド、アイ
ルランド、中国で開催されています。
青少年たちの取り組みを称え、
「ありがとう」という感謝の
気持ちを贈るとともに、交流の場や情報発信の機会を設けて
います。
そして、毎年2名を『米国ボランティア親善大使』に任命し、
ワシントンD.C.の全米表彰式に派遣しています。
ドリームナイト・アット・ザ・ズーは障がいのある子どもたち
とそのご家族を動物園に招待し、
気兼ねなく楽しいひとときを
過ごしてもらう国際的なイベントです。当社は、このイベント
を実施している動物園や水族館を2012年からサポートして
います。
イベント当日は、
社員がボランティアスタッフとしてイベント
の運営をサポートし、着ぐるみパフォーマンスや園内の案内、
スタンプラリーなどのオリジナル企画で来園者をおもてなしし
ています。
2014年度は、
北海道、
千葉県、
神奈川県、
広島県、
高知県、
福
岡県、
鹿児島県にある7つの動物園の取り組みに協賛しました。
おこづかいの 秘 訣をそっと
教えます!
「おこづかい教育出前教室」
は、
無駄を
避け、計画的な貯蓄を行い、目標実現す
る「お金の使い方」を身につけるための
“秘訣”を保護者向けに教える無料セミ
ナーです。
「おこづかい」
を通じて、
「お金の力・便
利さ」を学ぶとともに、
「 お金のもつ怖
さ」もしっかり理解し、子どもたちの“生
きる力”
を育むサポートをします。
現役プロバスケットボール選手の
特別レッスン!
※中・高は首都圏
(東京都、
神奈川県、
埼玉県)
、
大阪府に限定して開催
あなたの街でもキックオフ!
当社は2012年度より特別協賛社としてサポートしており、
「小学校訪問授業」と「芝のグラウンドでの1日クリニック」の
2つのスタイルで行う活動には、累計で約6,100名の子どもた
ちが参加しています。
日本PTA全国協議会の推薦図書を
ベースに、
こどもの
「お金力」
を高め、
賢く生きる力を養う、家庭での
「おこづかい教育」
の秘訣をお教えします。
ベルマーク運動に参画
学校教育にかかわる設備、教材の整備・拡充を目的とする、
公益財団法人ベルマーク教育助成財団の「ベルマーク運動」
に、
生命保険業界第1号の協賛企業として参画しています。
ドリームサッカークリニック
日本サッカー名蹴会、サッカー元日本代表選手とともに、
サッカーを通して“未来を担う子どもたち”を応援する活動
で、2014年度は大阪府、香川県、岡山県、新潟県、東京都の5
箇所で開催しました。
来園者をおもてなし!
おこづかい教育出前教室
bjリーグ スクールキャラバン
日本のプロバスケットボールリーグ、
「bjリーグ」の現役プ
ロ選手が、bjリーグ各チームホームタウンの小・中・高等学
校を訪問し、子どもたちに直接指導する“bjリーグ スクール
キャラバン”。2014年度は22都府県の計65校へ訪問し、
5,488名の子どもたちが参加しました。
プロの選手を通じて夢を持ってもらいたいという願いか
ら、2008年度から特別協賛社としてサポートしており、累計
で413校、33,965名の子どもたちが参加しています。
社会貢献活動
社会貢献活動
そして、地域社会への貢献活動に積極的に取り組んでいます。
ドリームナイト・アット・ザ・ズー
個人のお客さま向け生命保険全商品の
新規ご加入1契約について、
一律100点の
ベルマークポイントを付加しています。
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン ∼難病の子どもたちの夢をかなえるお手伝い∼
3歳から18歳 未満の難病と闘う子どもたちの夢をかな
え、生きる力や病気と闘う勇気をもってもらいたいと願って
設立された「一般財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャ
パン」。
財団主催のイベント協賛や社員のボランティア参加など
を通じて難病の子どもたちをサポートしています。
26
27
Business Report 2015 _15.07.03
社会貢献活動
ジブラルタ生命は各種プログラムを通じて、
未来を担う子どもたちを応援しています。
子どもたちを応援するプログラム
アワード
PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞
ボランティアに取り組む中学生・高校生を応援!
ボランティアに取り組む中学生・高校生を応援する国際的
なプログラムで、日本の他、アメリカ、韓国、台湾、インド、アイ
ルランド、中国で開催されています。
青少年たちの取り組みを称え、
「ありがとう」という感謝の
気持ちを贈るとともに、交流の場や情報発信の機会を設けて
います。
そして、毎年2名を『米国ボランティア親善大使』に任命し、
ワシントンD.C.の全米表彰式に派遣しています。
ドリームナイト・アット・ザ・ズーは障がいのある子どもたち
とそのご家族を動物園に招待し、
気兼ねなく楽しいひとときを
過ごしてもらう国際的なイベントです。当社は、このイベント
を実施している動物園や水族館を2012年からサポートして
います。
イベント当日は、
社員がボランティアスタッフとしてイベント
の運営をサポートし、着ぐるみパフォーマンスや園内の案内、
スタンプラリーなどのオリジナル企画で来園者をおもてなしし
ています。
2014年度は、
北海道、
千葉県、
神奈川県、
広島県、
高知県、
福
岡県、
鹿児島県にある7つの動物園の取り組みに協賛しました。
おこづかいの 秘 訣をそっと
教えます!
「おこづかい教育出前教室」
は、
無駄を
避け、計画的な貯蓄を行い、目標実現す
る「お金の使い方」を身につけるための
“秘訣”を保護者向けに教える無料セミ
ナーです。
「おこづかい」
を通じて、
「お金の力・便
利さ」を学ぶとともに、
「 お金のもつ怖
さ」もしっかり理解し、子どもたちの“生
きる力”
を育むサポートをします。
現役プロバスケットボール選手の
特別レッスン!
※中・高は首都圏
(東京都、
神奈川県、
埼玉県)
、
大阪府に限定して開催
あなたの街でもキックオフ!
当社は2012年度より特別協賛社としてサポートしており、
「小学校訪問授業」と「芝のグラウンドでの1日クリニック」の
2つのスタイルで行う活動には、累計で約6,100名の子どもた
ちが参加しています。
日本PTA全国協議会の推薦図書を
ベースに、
こどもの
「お金力」
を高め、
賢く生きる力を養う、家庭での
「おこづかい教育」
の秘訣をお教えします。
ベルマーク運動に参画
学校教育にかかわる設備、教材の整備・拡充を目的とする、
公益財団法人ベルマーク教育助成財団の「ベルマーク運動」
に、
生命保険業界第1号の協賛企業として参画しています。
ドリームサッカークリニック
日本サッカー名蹴会、サッカー元日本代表選手とともに、
サッカーを通して“未来を担う子どもたち”を応援する活動
で、2014年度は大阪府、香川県、岡山県、新潟県、東京都の5
箇所で開催しました。
来園者をおもてなし!
おこづかい教育出前教室
bjリーグ スクールキャラバン
日本のプロバスケットボールリーグ、
「bjリーグ」の現役プ
ロ選手が、bjリーグ各チームホームタウンの小・中・高等学
校を訪問し、子どもたちに直接指導する“bjリーグ スクール
キャラバン”。2014年度は22都府県の計65校へ訪問し、
5,488名の子どもたちが参加しました。
プロの選手を通じて夢を持ってもらいたいという願いか
ら、2008年度から特別協賛社としてサポートしており、累計
で413校、33,965名の子どもたちが参加しています。
社会貢献活動
社会貢献活動
そして、地域社会への貢献活動に積極的に取り組んでいます。
ドリームナイト・アット・ザ・ズー
個人のお客さま向け生命保険全商品の
新規ご加入1契約について、
一律100点の
ベルマークポイントを付加しています。
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン ∼難病の子どもたちの夢をかなえるお手伝い∼
3歳から18歳 未満の難病と闘う子どもたちの夢をかな
え、生きる力や病気と闘う勇気をもってもらいたいと願って
設立された「一般財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャ
パン」。
財団主催のイベント協賛や社員のボランティア参加など
を通じて難病の子どもたちをサポートしています。
26
27
Business Report 2015 _15.07.03
社会貢献活動
ライフプラン・コンサルタントについて
ライフプラン・コンサルタントは、お客さまに最高の満足を提供します。
数学オリンピック
2014.7 国際数学オリンピック
南アフリカ大会 試験会場風景
地域に貢献するプログラム
※一 部を紹介
全国の支社・営業所が主体となって社会や地域貢献につな
がる意義深いイベント、文化・芸術支援活動を協賛・支援し、
受付補助や会場内誘導などに社員がボランティアスタッフと
して参画しています。
第34回大分国際車いすマラソン大会に協賛し、
当日、誘導ボランティアをする社員
「お世話になっている地元に貢献する」という想いの下、地
元の方々と一緒に汗を流し、社会・地域に貢献することの意
義や素晴らしさを体感することを推進しています。
香川オリーブガイナーズ冠スポンサー試合を開催。
養護学校の生徒さんと保護者を招待
社員のボランティア活動を推進するプログラム
グローバル・ボランティア・デー
グローバル・ボランティア・デーは、プルデンシャル・ファイ
ナンシャルが1995年にスタートした地域社会への貢献活動
プログラムです。2014年10月4日のグローバル・ボランティ
ア・デーには、プルデンシャル・ファイナンシャルが事業を展
開している世界各国の社員が参加する大規模なプログラム
となりました。
ジブラルタ生命では北海道から沖縄まで、13,000名以上
の社員とその家族が参加し、各地域で高齢者福祉施設での
ボランティアや各種募金活動、清掃活動などを行いました。
地域の皆さまとのふれ合い、福祉施設の皆さまとのふれ合
い、募金していただいた方々とのふれ合いの中で、参加した
全員が爽やかな汗を流し心温まる一日となりました。
28
MDRTについて
最高峰のセールスパーソンが集う国際的組織MDRT。ジブ
ラルタ生命では、396名*がMDRT会員として認定されてい
ます。
お客さまの「ご家族への想い」を
生涯にわたりサポートする。
これがライフプラン・コンサルタントの使命です
信頼と安心の証、MDRT
生命保険は一生涯にわたる重大な選択のひとつです。
ジブラルタ生命のライフプラン・コンサルタントは、その豊
富な知識で最良の選択をアドバイスできる生命保険のプロ
フェッショナル。お客さまの立場に立って、人生のいくつもの
節目でご相談にお応えします。その使命は、一人でも多くのお
客さまにほんとうの安心を手にしていただくこと。そして、生
命保険に託された想いを確実にご家族へ伝えることです。
今回、国際的に権威ある専門家集団MDRTの会員として
396名*が 認 定されました。私たちはこれからもより良い
サービスを提供するために全力を尽くすことをお約束いたし
ます。
1927年に発 足した M illion D oll ar Round Table
(MDRT) は世界71の国と地域の470社以上で活躍する、
42,000名以上(2014年8月現在)の会員を有する、卓越した
生命保険と金融サービスの専門家による国際的かつ独立し
た組織です。
MDRT会員は卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を
満たし、優れた顧客サービスを
提 供しています。また、ホール
パーソン哲学に基づいた人格
形成を追求し、ビジネスと地域
社会のリーダーとして世界中で
認知されています。
*2015年4月15日現在
ライフプラン・コンサルタントの教育、研修の概略
ジブラルタ生命のライフプラン・コンサルタントの仕事
は、単に保険という商品を販売することではなく、お客さま
の生涯にとってベストなプランをともに考え、経済的なリス
クを解消し「安心」をお届けすることです。
お客さまの人生に寄り添い、プロフェッショナルとして的
確なアドバイスをし、経済的な保障と心の平和を得るお手伝
いをする。これは決して易しい仕事ではありません。
このように、生命保険の専門家としての知識を活かして、
万一の場合の保障や必要資金づくりのアドバイスをする「生
命保険のスペシャリスト」
「お客さまを一生涯フォローするス
ペシャリスト」であるライフプラン・コンサルタントを、前職
や営業経験に関係なく、きめ細かく、プロフェッショナルとし
て育成するのが、ジブラルタ生命のトレーニングプログラム
です。
ライフプラン・コンサルタントのトレーニングプログラム
▲
全世界のグループ社員が10月の第一土曜日
に各地でボランティア活動を実施
ライフプラン・コンサルタントは、生命保険のスペシャリス
トとしてお客さまに最適なプランをご提案するだけでなく、
お客さまのライフステージに合わせた適切なアドバイスや、
サポートにより、常にお客さまの心強い味方であり続けま
す。
ライフプラン・コンサルタントについて
社会貢献活動
生命保険を掛け橋としたお客さまとのお付き合いの中で、
ジブラルタ生命が大切に考えているもの、それは「安心」と
「信頼」です。そして、お客さまに安心をお届けし、信頼される
会社となるための身近なパートナー、それが「ライフプラン・
コンサルタント」です。
公益財団法人 数学オリンピック財団への協賛を通じて、
数学的才能に恵まれた子どもたちをコンテストで励まし、才
能を伸ばす手助けや交流の場の創出に協力しています。
継続
トレーニング
FTP
ITP(初期実践研修)入社2∼3ヶ月目
入社初月度
研修
BTP(初期継続研修)入社4∼24ヶ月目
OJT
※上記の他に、本社や営業本部等で各種研修を実施しています。
業界共通・
販売資格試験
一般課程
専門課程
変額保険
応用課程
生命保険
大学課程
(6科目)
TLC
(生命保険協会認定FP)
29
Business Report 2015 _15.07.03
社会貢献活動
ライフプラン・コンサルタントについて
ライフプラン・コンサルタントは、お客さまに最高の満足を提供します。
数学オリンピック
2014.7 国際数学オリンピック
南アフリカ大会 試験会場風景
地域に貢献するプログラム
※一 部を紹介
全国の支社・営業所が主体となって社会や地域貢献につな
がる意義深いイベント、文化・芸術支援活動を協賛・支援し、
受付補助や会場内誘導などに社員がボランティアスタッフと
して参画しています。
第34回大分国際車いすマラソン大会に協賛し、
当日、誘導ボランティアをする社員
「お世話になっている地元に貢献する」という想いの下、地
元の方々と一緒に汗を流し、社会・地域に貢献することの意
義や素晴らしさを体感することを推進しています。
香川オリーブガイナーズ冠スポンサー試合を開催。
養護学校の生徒さんと保護者を招待
社員のボランティア活動を推進するプログラム
グローバル・ボランティア・デー
グローバル・ボランティア・デーは、プルデンシャル・ファイ
ナンシャルが1995年にスタートした地域社会への貢献活動
プログラムです。2014年10月4日のグローバル・ボランティ
ア・デーには、プルデンシャル・ファイナンシャルが事業を展
開している世界各国の社員が参加する大規模なプログラム
となりました。
ジブラルタ生命では北海道から沖縄まで、13,000名以上
の社員とその家族が参加し、各地域で高齢者福祉施設での
ボランティアや各種募金活動、清掃活動などを行いました。
地域の皆さまとのふれ合い、福祉施設の皆さまとのふれ合
い、募金していただいた方々とのふれ合いの中で、参加した
全員が爽やかな汗を流し心温まる一日となりました。
28
MDRTについて
最高峰のセールスパーソンが集う国際的組織MDRT。ジブ
ラルタ生命では、396名*がMDRT会員として認定されてい
ます。
お客さまの「ご家族への想い」を
生涯にわたりサポートする。
これがライフプラン・コンサルタントの使命です
信頼と安心の証、MDRT
生命保険は一生涯にわたる重大な選択のひとつです。
ジブラルタ生命のライフプラン・コンサルタントは、その豊
富な知識で最良の選択をアドバイスできる生命保険のプロ
フェッショナル。お客さまの立場に立って、人生のいくつもの
節目でご相談にお応えします。その使命は、一人でも多くのお
客さまにほんとうの安心を手にしていただくこと。そして、生
命保険に託された想いを確実にご家族へ伝えることです。
今回、国際的に権威ある専門家集団MDRTの会員として
396名*が 認 定されました。私たちはこれからもより良い
サービスを提供するために全力を尽くすことをお約束いたし
ます。
1927年に発 足した M illion D oll ar Round Table
(MDRT) は世界71の国と地域の470社以上で活躍する、
42,000名以上(2014年8月現在)の会員を有する、卓越した
生命保険と金融サービスの専門家による国際的かつ独立し
た組織です。
MDRT会員は卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を
満たし、優れた顧客サービスを
提 供しています。また、ホール
パーソン哲学に基づいた人格
形成を追求し、ビジネスと地域
社会のリーダーとして世界中で
認知されています。
*2015年4月15日現在
ライフプラン・コンサルタントの教育、研修の概略
ジブラルタ生命のライフプラン・コンサルタントの仕事
は、単に保険という商品を販売することではなく、お客さま
の生涯にとってベストなプランをともに考え、経済的なリス
クを解消し「安心」をお届けすることです。
お客さまの人生に寄り添い、プロフェッショナルとして的
確なアドバイスをし、経済的な保障と心の平和を得るお手伝
いをする。これは決して易しい仕事ではありません。
このように、生命保険の専門家としての知識を活かして、
万一の場合の保障や必要資金づくりのアドバイスをする「生
命保険のスペシャリスト」
「お客さまを一生涯フォローするス
ペシャリスト」であるライフプラン・コンサルタントを、前職
や営業経験に関係なく、きめ細かく、プロフェッショナルとし
て育成するのが、ジブラルタ生命のトレーニングプログラム
です。
ライフプラン・コンサルタントのトレーニングプログラム
▲
全世界のグループ社員が10月の第一土曜日
に各地でボランティア活動を実施
ライフプラン・コンサルタントは、生命保険のスペシャリス
トとしてお客さまに最適なプランをご提案するだけでなく、
お客さまのライフステージに合わせた適切なアドバイスや、
サポートにより、常にお客さまの心強い味方であり続けま
す。
ライフプラン・コンサルタントについて
社会貢献活動
生命保険を掛け橋としたお客さまとのお付き合いの中で、
ジブラルタ生命が大切に考えているもの、それは「安心」と
「信頼」です。そして、お客さまに安心をお届けし、信頼される
会社となるための身近なパートナー、それが「ライフプラン・
コンサルタント」です。
公益財団法人 数学オリンピック財団への協賛を通じて、
数学的才能に恵まれた子どもたちをコンテストで励まし、才
能を伸ばす手助けや交流の場の創出に協力しています。
継続
トレーニング
FTP
ITP(初期実践研修)入社2∼3ヶ月目
入社初月度
研修
BTP(初期継続研修)入社4∼24ヶ月目
OJT
※上記の他に、本社や営業本部等で各種研修を実施しています。
業界共通・
販売資格試験
一般課程
専門課程
変額保険
応用課程
生命保険
大学課程
(6科目)
TLC
(生命保険協会認定FP)
29
Business Report 2015 _15.05.27
代理店チャネルについて
一般代理店による販売
代理店チャネルについて
代理店チャネルでは、保険専業代理店、会計事務所系代
理店、企業系代理店などの専門家により、お客さまの様々
なニーズにお応えするコンサルティング型の 保 険 販 売を
行っております。
お客さまに経済的な保障と心の平和を末長く提供するこ
とを目的に、商品ラインアップの充実と質の高いサービスの
提供を心がけております。
外貨建商品や企業経営者向け商品を中心に取り揃え、提
携代理店の専門性と心のこもったサービスにより、
“ Win
(お客さま)-Win(代理店)-Win(ジブラルタ生命)”の関係
で皆さまから選ばれる保険会社であり続けることを目指し
ます。
● ニーズに合致した生命保険契約へのご加入
お客さま
● 実績・モラル・サービスレベル
共に厳選された代理店
代理店
● お客さまに信頼される質の高い
サービスのご提供
● 経済的な保障と心の平和の確保
ジブラルタ
生命
● お客さまのニーズを満たす商品
および高品質・高価値なサービス
のご提供
● 代理店への堅実なサポート体制
お客さまサポート体制
お客さまのライフプランを実現し、安心をお届けできるよ
うに体制を構築しています。
お客さま
お客さまを担当する代理店に対しては、
代理店営業担当者に
より、
商品知識のみならず、
販売スキルや周辺知識、
コンプライ
アンス体制の強化まで含めた総合的な支援を行っております。
コールセンター
全国のお客さまからのお問い合わせ、
ご要望事項への対応
代理店
代理店デスク
販売サポート全般
営業事務のフォロー
教育・研修
各種ご質問へのご対応
各種ツールのご提供
代理店営業担当社員
地域ベース
でのサポート
30
代理店
オペレーションセンター
でのサポート
31
C ontent s
業 績・データ編
Ⅰ 会社の概況及び組織 32
Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容 39
Ⅲ
直近事業年度における事業の概況 41
Ⅳ 直近5事業年度における
主要な業務の状況を示す指標
48
Ⅴ 財産の状況 49
Ⅵ 業務の状況を示す指標等 66
Ⅶ 特別勘定に関する指標等 92
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況 94
31
Ⅰ 会社の概況及び組織
1 沿革
当社は1947年に設立された協栄生命保険株式会社を前身
とし、同社の会社 更 生手 続きを経て、米国プルデンシャル社
(現プルデンシャル・ファイナンシャル)
の支援のもと、
2001年4月
のお客さまにサービスを提供しています。当社はそのグループ
会社 共 通のシンボルマーク「ジブラルタ・ロック」に由来して
「ジブラルタ生命」
と命名されました。
にジブラルタ生命保険株式会社としてスタートいたしました。
プルデンシャル・ファイナンシャルの一員として、
グ ループに
世界最 大 級 の 金 融 サービス機 関であるプル デンシャル・
属していることのメリットを最大限に生かした経営基盤の強化と
ファイナンシャルは、1875年の創業以 来、保 険、投 資分 野で
経営の効率化を推進し、お客さまに経済的な保障と心の平和を
135年以上の経験を生かし、世界40カ国以上の個人及び法人
ご提供してまいります。
4月
ジブラルタ生命保険株式会社として営業開始(3日)
8月
死亡保険金即日支払サービス開始
*葬儀などの急な費用に対応するため、簡易な手続きで最高300万円まで最短で当日にお支払いするサービス
12月
親会社 プルデンシャル・ファイナンシャルがニューヨーク証券取引所に上場
2002年
12月
プルデンシャルタワー
(東京・永田町)
落成、
本社組織移転(2003年2月)
2003年
1月
コールセンターが第6回企業電話応対コンテスト金融部門で最優秀賞受賞
2004年
9月
業界初、
ベルマーク付き生命保険商品の販売開始
4月
インターネット・サービスの開始
*ご契約内容照会や各種手続きが24時間受付可能に
7月
旧協栄生命の更生計画に基づき762億円の第1回特別配当を実施
8月
骨髄ドナー給付
(ドナー・ニーズ・ベネフィット)
サ ービスを導入
9月
提携金融機関にて「米国ドル建個人年金保険」
の窓口販売開始
4月
お客様の声委員会の設置
*一般相談、提言、苦情等、全ての「お客さまの声」を一元的に管理し、
経営に反映するための組織
1月
支払審査会を設置
*弁護士や医師など社外の専門家や有識者で構成された、保険金等の支払査定に関する中立かつ公平な諮問機関
12月
提携金融機関にて死亡保障商品の窓口販売開始
10月
ISO10002(苦情対応マネジメントシステム 国際規格)自己適合宣言
2001年
2005年
2006年
2007年
2008年
5月
更生会社大和生命(現社名 プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)
を完全子会社化
7月
旧協栄生命の更生計画に基づき436億円の第2回特別配当を実施
2010年
8月
子会社であるプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社が、
提携金融機関を通じた新契約の販売を開始
*当社の金融機関代理店による新契約販売業務(銀行窓販)
を同社に順次移管
2011年
2月
AIGエジソン生命保険株式会社およびエイアイジー・スター生命保険株式会社の株式を取得して子会社化
2012年
1月
AIGエジソン生命保険株式会社およびエイアイジー・スター生命保険株式会社と合併
2013年
12月
お客様サービスおよび設計書等の分かりやすさを追求し、顧客情報保護に配慮した新営業支援システム LC One を導入
10月
死亡保険金即日支払サービスの拡充
*最短で当日に支払可能となる申込受付時間を延長するとともに、当日お支払いする上限額を300万円から500万円へ
引き上げ
12月
ご契約者向けインターネット・サービスのスマートフォン対応開始
2009年
2014年
32
Ⅰ
2 経営の組織
組織図 (2015年7月1日付)
会社の概況及び組織
(ライフプラン・コンサルタントチャネル)
北
業
本
部
東
北
営
業
本
部
関
東
営
業
本
部
東
京
営
業
本
部
中
部
営
業
本
部
関
西
営
業
本
部
営
業
本
部
営
業
本
部
中
四
九
国
州
(代理店チャネル)
代 理 店 営 業 推 進 地 区 本 部
代 理 店 オペレーションセンター
保険計理人
営
業
企
画
チ
ー
ム
営業支援システム企画チーム
代表取締役
社長
財務報告グループ
取締役会
営
数理
グループ
監査役会
道
商品
グループ
株主総会
海
フ ィ ー ル ド・ フ ァ シ リ テ ィ チ ー ム
フィールドオペレーション・コンサルティングチーム
業
支
援
チ
ー
ム
営
業
推
進
チ
ー
ム
営
業
開
発
チ
ー
ム
資産運用
グループ
営業推進グループ
執行役員会
営
商
品
数
理
チ
ー
ム
商
品
企
画
チ
ー
ム
商
品
開
発
チ
ー
ム
数
理
チ
ー
ム
米 国 会 計 数 理 チ ー ム
再
保
険
チ
ー
ム
収
益
管
理
チ
ー
ム
財
務
報
告
チ
ー
ム
資
金
管
理
チ
ー
ム
ー
ム
経
運
理
用
チ
管
ー
理
チ
ム
P A M ・ オ ラ ク ル チ ー ム
予
算
管
理
チ
ー
ム
運
用
企
画
チ
ー
ム
資
産
運
用
チ
ー
ム
資 産 運 用 リ ス ク 管 理 チ ー ム
不
動
産
投
資
チ
ー
ム
営 業 人 事 管 理 チ ー ム
営
業
人
事
チ
ー
ム
営
業
報
酬
チ
ー
ム
衛
隊
推
進
チ
ー
ム
教
弘
推
進
チ
ー
ム
提
携
団
体
チ
ー
ム
営
業
教
育
チ
ー
ム
コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 チ ー ム
代 理 店 営 業 推 進 チ ー ム
新 契 約 サ ー ビ ス チ ー ム
お客様サービスグループ
自
オペレーション戦略マネジメントチーム
代理店営業
推進グループ
代 理 店 営 業 戦 略 チ ー ム
IA 採
用・ 教
育
チ
ー
コ
ー
ル
セ
ン
タ
ー
お 客 様 サ ー ビ ス チ ー ム
企 業 保 険 サ ー ビ ス チ ー ム
代 理 店 保 険 事 務 チ ー ム
支
払
検
証
チ
ー
ム
収 納 サ ー ビ ス チ ー ム
契 約 内 容 変 更 チ ー ム
ファイナンシャルサービスセンター
ム
保 険 金 サ ー ビ ス チ ー ム
代 理 店 人 事 総 務 チ ー ム
満 期 年 金 事 務 チ ー ム
代 理 店 業 務 企 画 チ ー ム
ム
営 業 シ ス テ ム 開 発 チ ー ム
代 理 店 営 業 支 援 チ ー ム
契約管理システム開発チーム
代
理
管
報
理
チ
チ
ー
ー
ム
企画 広
・報
グループ
ITグループ
広
店
顧客情報システム開発チーム
主 計 シ ス テ ム 開 発 チ ー ム
金
融
法
人
チ
ー
ム
総
合
企
画
チ
ー
ム
関
連
事
業
チ
ー
ム
シ ス テ ム 内 部 統 制 チ ー ム
ム
シ ス テ ム 戦 略 推 進 チ ー ム
ム
シ ス テ ム 開 発 管 理 チ ー ム
お
客
人
事
材
労
給
声
チ
チ
開
務
与
の
発
ー
チ
チ
厚
生
ー
ー
ー
チ
ム
シ ス テ ム 運 用 管 理 チ ー ム
法
務
チ
ー
ム
ム
ー
ム
購 買・ 取 引 先 管 理 チ ー ム
グループ
フ ァ シ リ テ ィ チ ー ム
ジ ェ ネ ラ ル・ サ ー ビ ス チ ー ム
グループ
リスク管理
コーポレート・クオリティ推進チーム
コンプライアンス
人事 フ
・ ァシリティ
グループ
人
様
システムプロジェクト管理チーム
コ ン プ ラ イ ア ン ス チ ー ム
販売コンプライアンスチーム
調
査
チ
ー
ム
内 部 統 制 推 進 チ ー ム
リ
監
ス
ク
査
管
理
チ
チ
ー
ー
ム
ム
33
Ⅰ 会社の概況及び組織
3 店舗網一覧 (2015年7月1日現在)
本 社
〒100-8953 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 03-5501-6001
(大代表)
営業本部
営業本部名
郵便番号
北海道営業本部
060-0061
北海道札幌市中央区南一条西8-1-1
店舗所在地
東北営業本部
983-0852
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル12F
022-742-3621
関東営業本部
330-0854
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-16
シーノ大宮ノースウィング12F
048-658-1275
東京営業本部
163-1314
東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワー14F
03-5326-2711
中部営業本部
460-0003
愛知県名古屋市中区錦2-4-15
ORE錦二丁目ビル13F
052-218-6912
関西営業本部
530-0017
大阪府大阪市北区角田町8-1
梅田阪急ビルオフィスタワー22F
06-4709-5026
中四国営業本部
732-0053
広島県広島市東区若草町12-1
アクティブインターシティ広島11F
082-568-6271
九州営業本部
810-0072
福岡県福岡市中央区長浜1-1-35
新KBCビル10F
092-717-8019
クリスタルタワー9F
電話番号
011-251-2522
支社
34
支社名
郵便番号
札幌西支社
060-0061
北海道札幌市中央区南一条西8-1-1
店舗所在地
クリスタルタワー10F
011-271-3257
電話番号
札幌東支社
060-0001
北海道札幌市中央区北一条西4-2-2
札幌ノースプラザ10F
011-231-1232
札幌北支社
060-0807
北海道札幌市北区北七条西4-3-1
新北海道ビルヂング6F
011-738-3870
旭川支社
070-0034
北海道旭川市四条通8-1703-12
日本生命旭川四条通ビル7F
0166-24-2672
道東支社
085-0015
北海道釧路市北大通6-2
北洋日生ビル7F
0154-21-6291
函館支社
040-0011
北海道函館市本町6-10
五稜郭ビル5F
0138-51-3331
青森支社
030-0802
青森県青森市本町1-3-9
ニッセイ青森本町ビル9F
017-721-1810
盛岡支社
020-0045
岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1
マリオス16F
019-622-7021
仙台西支社
983-0852
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル11F
022-742-2150
仙台東支社
983-0852
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル12F
022-742-3620
秋田支社
010-0951
秋田県秋田市山王6-10-9
猿田興業ビル7F
018-883-1811
山形支社
990-0031
山形県山形市十日町1-3-29
山形殖銀日生ビル7F
023-627-6311
福島支社
963-8001
福島県郡山市大町1-14-1
ジブラルタ生命郡山ビル2F
024-991-6341
つくば支社
300-0847
茨城県土浦市卸町1-1-1
関鉄つくばビル3F
029-834-3161
水戸支社
310-0803
茨城県水戸市城南1-7-5
第6プリンスビル2F
029-302-3621
宇都宮支社
320-0811
栃木県宇都宮市大通り2-3-1
宇都宮センタービル6F
028-614-3601
群馬支社
371-0023
群馬県前橋市本町2-13-11
前橋センタービル12F
027-260-1230
さいたま支社
330-0854
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-16
シーノ大宮ノースウィング12F
048-658-1273
川越支社
350-1123
埼玉県川越市脇田本町11-15
損保ジャパン日本興亜川越ビル5F
049-291-5116
熊谷支社
360-0037
埼玉県熊谷市筑波2-102-1 SJビルディング6F
048-501-0560
船橋支社
273-0012
千葉県船橋市浜町2-1-1
ららぽーと三井ビルディング4F
047-495-8260
千葉支社
260-0025
千葉県千葉市中央区問屋町1-35
千葉ポートサイドタワー16F
043-302-2131
新潟支社
950-0078
新潟県新潟市中央区万代島5-1
万代島ビル20F
025-255-6011
甲府支社
400-0031
山梨県甲府市丸の内3-20-3
ジブラルタ生命甲府ビル3F
055-222-4837
長野支社
380-0824
長野県長野市南石堂町1277-2
長栄第2ビル4F
026-269-6572
東京第1支社
170-0013
東京都豊島区東池袋4-24-3
ジブラルタ生命池袋ビル5F
03-3980-5375
東京第2支社
130-0022
東京都墨田区江東橋2-19-7
富士ソフトビル7F
03-5669-2191
東京第3支社
190-0022
東京都立川市錦町3-5-22
ジブラルタ生命立川ビル2F
042-521-2765
東京第4支社
101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-4-3
光文恒産ビル6F
03-3512-6651
東京第5支社
101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-5-12
NOF駿河台プラザビル3F
03-5280-7080
首都圏第1支社
170-0013
東京都豊島区東池袋3-4-3
NBF池袋イースト11F
03-5949-1851
首都圏第2支社
101-0054
東京都千代田区神田錦町1-16-1
いちご神田錦町ビル10F
03-3518-0257
東京東支社
101-0054
東京都千代田区神田錦町3-7-1
興和一橋ビル6F
03-5282-8170
東京西支社
194-0021
東京都町田市中町1-2-4
日新町田ビル7F
042-726-3574
東京南支社
141-0032
東京都品川区大崎1-11-1
ゲートシティ大崎ウエストタワー21F
03-5436-6501
新宿支社
163-1314
東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワー14F
03-5326-2420
品川支社
141-0032
東京都品川区大崎1-11-1
ゲートシティ大崎ウエストタワー21F
03-5436-7581
横浜支社
220-8141
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
横浜ランドマークタワー41F
045-277-0191
横浜南支社
220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5
クイーンズタワーC棟20F
045-222-3851
厚木支社
243-0003
神奈川県厚木市寿町3-1-1
ルリエ本厚木ビル2F
046-294-0356
湘南支社
254-0034
神奈川県平塚市宝町3-1
平塚MNビル8F
0463-21-0691
Ⅰ
郵便番号
店舗所在地
電話番号
富山支社
930-0083
富山県富山市総曲輪1-7-15
日本生命富山総曲輪ビル5F
076-433-5170
金沢支社
920-8203
石川県金沢市鞍月5-181
AUBEビル7F
076-238-7122
福井支社
910-0005
福井県福井市大手3-14-9
商工中金・E.
S福井ビル3F
0776-24-2510
岐阜支社
500-8844
岐阜県岐阜市吉野町6-31
岐阜スカイウイング37東棟4F
058-267-6006
静岡支社
420-0031
静岡県静岡市葵区呉服町1-1-2
静岡呉服町スクエア6F
054-205-3911
浜松支社
430-7712
静岡県浜松市中区板屋町111-2
浜松アクトタワー12F
053-459-2311
名古屋支社
460-0003
愛知県名古屋市中区錦2-4-15
ORE錦二丁目ビル13F
052-218-6926
名古屋中央支社
460-0008
愛知県名古屋市中区栄1-12-17
富士フイルム名古屋ビル14F
052-218-6301
岡崎支社
444-0037
愛知県岡崎市祐金町125
ジブラルタ生命岡崎ビル7F
0564-21-4878
三重支社
514-0009
三重県津市羽所町388
津三交ビルディング5F
059-213-1700
滋賀支社
520-0047
滋賀県大津市浜大津1-2-22
大津商中日生ビル7F
077-510-5031
京都支社
604-8153
京都府京都市中京区笋町689
京都御幸ビル5F
075-254-8705
大阪支社
530-0017
大阪府大阪市北区角田町8-1
梅田阪急ビルオフィスタワー22F
06-4709-5040
北大阪支社
560-0083
大阪府豊中市新千里西町1-2-2
住友商事千里ビル南館2F
06-6832-9054
堺支社
590-0985
大阪府堺市堺区戎島町4丁45-1
ポルタスセンタービル9F
072-222-6563
なんば支社
556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70
パークスタワー30F
06-6636-8390
中之島支社
530-0005
大阪府大阪市北区中之島3-3-3
中之島三井ビルディング10F
06-6479-0320
神戸支社
651-0088
兵庫県神戸市中央区小野柄通4-1-22
アーバンエース三宮ビル8F
078-291-5091
姫路支社
670-0913
兵庫県姫路市西駅前町73
姫路ターミナルスクエア9F
079-287-0704
奈良支社
630-8115
奈良県奈良市大宮町4-281-1
新大宮センタービル6F
0742-32-1161
和歌山支社
640-8154
和歌山県和歌山市六番丁24
ニッセイ和歌山ビル2F
073-421-8250
鳥取支社
680-0846
鳥取県鳥取市扇町9-2
とりぎんプラザビル5F
0857-36-7020
松江支社
690-0007
島根県松江市御手船場町字伊勢宮553-6
松江エストビル7F
0852-59-5571
岡山支社
700-0907
岡山県岡山市北区下石井2-2-5
ニッセイ岡山スクエア4F
086-234-7501
広島支社
732-0053
広島県広島市東区若草町12-1
アクティブインターシティ広島13F
082-568-6270
福山支社
720-0811
広島県福山市紅葉町1-19
福山東京海上日動ビルディング2F
084-973-8760
山口支社
754-0021
山口県山口市小郡黄金町2-21
スクエア新山口1F
083-972-0293
徳島支社
770-0831
徳島県徳島市寺島本町西1-7-1
日通朝日徳島ビル8F
088-611-2031
高松支社
760-0025
香川県高松市古新町8-1
高松スクエアビル4F
087-811-7411
松山支社
790-0003
愛媛県松山市三番町7-1-21
ジブラルタ生命松山ビル11F
089-913-8780
高知支社
780-0053
高知県高知市駅前町3-20
ジブラルタ生命高知ビル2F
088-820-7761
福岡支社
810-0072
福岡県福岡市中央区長浜1-1-35
新KBCビル7F
092-717-8018
福岡中央支社
812-0039
福岡県福岡市博多区冷泉町2-1
博多祗園M−SQUARE4F
092-261-5540
久留米支社
830-0042
福岡県久留米市荘島町9-2
ジブラルタ生命久留米ビル5F
0942-38-5682
北九州支社
802-0005
福岡県北九州市小倉北区堺町1-6-15
日専連ビル5F
093-512-7500
佐賀支社
840-0801
佐賀県佐賀市駅前中央1-10-37
佐賀駅前センタービル4F
0952-26-5410
長崎支社
850-0057
長崎県長崎市大黒町9-22
大久保大黒町ビル2F
095-826-5203
熊本支社
860-0844
熊本県熊本市中央区水道町7-16
富士水道町ビル5F
096-312-7011
大分支社
870-0047
大分県大分市中島西1-5-2
ジブラルタ生命大分ビル4F
097-534-9457
宮崎支社
880-0812
宮崎県宮崎市高千穂通1-6-38
ニッセイ宮崎ビル5F
0985-61-1516
鹿児島支社
890-0062
鹿児島県鹿児島市与次郎2-4-35
KSC鴨池ビル6F
099-812-6920
沖縄支社
900-0006
沖縄県那覇市おもろまち1-1-2
那覇新都心センタービル5F
098-860-1271
会社の概況及び組織
支社名
ご契約に関するお問い合わせ、
お手続きのご依頼はコールセンターまでご連絡ください。
※携帯電話、
PHSからもご利用いただけます。通話料は無料です。
一般のお客さま 0120-37-2269 / 教職員のお客さま 0120-37-9419
平日8:30 ∼ 20:00 土曜 9:00 ∼ 17:00(日・祝・12/31∼1/3を除く)
35
Ⅰ 会社の概況及び組織
4 資本金の推移
年月日
増資額
平成13年4月20日
増資後資本金
摘要
平成13年4月2日に東京地方裁判所より認可決定された更生計画に基づき、
同月20日付で、
発行済株式全てを無償で消却する方法により資本金を全額
減少するとともに、
新株発行により第三者割当増資を行ないました。
̶
50,000百万円
平成21年3月3日
4,500百万円
54,500百万円
増資
平成23年2月1日
21,000百万円
75,500百万円
増資
5 株式の総数
発行する株式の総数
3,523,000株
発行済株式の総数
2,277,172株
当期末株主数
2名
6 株式の状況
1. 発行済株式の種類等
発行済株式
種類
発行数
内 容
普通株式
2,100,977株
̶
優先株式
176,195株
̶
2. 大株主
(上段 普通株式、下段 優先株式)
当社への出資状況
株主名
プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社
ファイナンシャル・アシュアランス・ジャパン株式会社
当社の大株主への出資状況
持株数
持株比率
持株数
持株比率
2,020,000株
29,320株
88.70%
1.29%
̶
̶
̶
̶
80,977株
3.56%
̶
̶
146,875株
6.45%
̶
̶
(注)当期末株主数は2名です。
7 主要株主の状況
名称
主たる営業所又は
事務所の所在地
プルデンシャル・
ホールディング・
オブ・ジャパン株式会社
東京都千代田区
永田町二丁目
13番10号
157,185百万円
ファイナンシャル・
アシュアランス・
ジャパン株式会社
東京都千代田区
永田町二丁目
13番10号
32,860百万円
プルデンシャル・
ファイナンシャル・
インク
アメリカ合衆国
ニュージャージー州
ニューアーク市
ブロードストリート
751
資本金又は出資金
*1
*1
*2
2,962,034百万円
* 1 2015年3月末現在(含む 、資本準備金)。
* 2 2014年12月末現在(含む、資本準備金)
。換算レート:1ドル=120.55円 。
(注)直接 保有の株主および最終的な株主となる主要株主を記載しています。
36
事業の内容
設立年月日
株式等の総数等に
占める所有株式等
の割合
保険持株会社(生命保険会社、
その他の保険業法の規定によ
2001年 3月23日
り子会社とした会社の経営管
理及びこれに附帯する業務)
89.99%
投 資業、金融 業、及びこれらに
附帯する業務
1998年 3月 3日
10.01%
持株会社(生命保険、年金、退職
関連業務、投資信託、資産運用
等の商品・サービスを提供する
子会社等の株式の保有)
1875年10月13日
100%
(間接保有)
Ⅰ
8 取締役及び監査役、執行役員
取締役及び監査役
役名
氏名
(2015年7月1日現在)
担当又は主な職業
取締役会長 倉重 光雄
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク インターナショナル・インシュアランス
シニア・バイス・プレジデント兼ジャパン・インシュアランス・オペレーションズ最高経営責任者
(CEO)
プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 代表取締役社長兼最高経営責任者
(CEO)
プルデンシャル生命保険株式会社 取締役会長
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 取締役会長
代表取締役社長
佐藤 惠
最高経営責任者(CEO)
プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 代表取締役
取締役
大川 裕彦
執行役員専務
営業社員(ライフプラン・コンサルタント)
チャネル担当営業最高責任者(CMO)兼営業本部長
取締役
山内 一洋
執行役員常務
取締役
逆井 幹則
執行役員
チーフ・アクチュアリー
取締役(非常勤)
谷川 武士
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 代表取締役社長兼最高経営責任者
(CEO)
プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 代表取締役
監査役
石田 むつみ
監査役
伊東 文隆
監査役
熊野 充
監査役(非常勤)
ジェイソン・トクダ
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
インターナショナル・インシュアランス バイス・プレジデント
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 監査役
執行役員の分担
役名
執行役員社長
会社の概況及び組織
男性9名 女性1名(取締役及び監査役のうち女性の比率10%)
(2015年7月1日現在)
氏名
佐藤 惠
担当又は主な職業
最高経営責任者(CEO)
執行役員専務
大川 裕彦
営業社員(ライフプラン・コンサルタント)
チャネル担当 営業最高責任者(CMO)
兼営業本部長
営業社員(ライフプラン・コンサルタント)
チャネル営業組織の統括
(営業推進グループ 担当)
執行役員常務
味志 泰憲
チーフ・カスタマー・サービス・オフィサー
(CCSO)
オペレーション戦略マネジメントチーム、コールセンター 担当
(お客様サービスグループ 担当)
執行役員常務
大西 高広
執行役員常務
山内 一洋
執行役員
趙 美香子
チーフ・リーガル・オフィサー
法務チーム 担当
執行役員
福嶋 正
代理店チャネル 担当
代理店チャネル営業組織の統括
代理店営業推進チーム、代理店営業戦略チーム、IA採用・教育チーム、代理店人事総務チーム、
代理店業務企画チーム、代理店管理チーム、 代理店営業支援チーム 担当
執行役員
服部 寛
営業企画チーム、
営業支援システム企画チーム、
営業開発チーム、
フィールド・ファシリティチーム、
営業支援チーム、営業推進チーム、営業教育チーム、
コミュニティ推進チーム 担当
(フィールドオペレーション・コンサルティングチーム 担当)
執行役員
宝満 恒久
自衛隊推進チーム 担当
執行役員
池田 誠
代理店チャネル 担当
代理店オペレーションセンター 担当
執行役員
井上 健彦
フィールドオペレーション・コンサルティングチーム 担当
執行役員
垣堺 淳
監査チーム 担当
執行役員
川島 健太郎
チーフ・コンプライアンス・オフィサー
チーフ・ビジネス・エシックス・オフィサー
コンプライアンスチーム、販売コンプライアンスチーム、調査チーム 担当
金融法人チーム、広報チーム 担当
(企画・広報グループ 担当)
(財務報告グループ、人事・ファシリティグループ、資産運用グループ 担当)
37
Ⅰ 会社の概況及び組織
木本 博之
チーフ・インベストメント・オフィサー
米ドル・ディヴィジョン・インベストメント・オフィサー
豪ドル・ディヴィジョン・インベストメント・オフィサー
運用企画チーム、資産運用チーム、資産運用リスク管理チーム、不動産投資チーム 担当
執行役員
前川 明久
教弘推進チーム 担当
執行役員
ジョナサン・エス・マラマド (法務チーム 担当)
執行役員
松尾 理恵
営業人事管理チーム、営業人事チーム、営業報酬チーム 担当
執行役員
村田 浩一
姫路支社長
執行役員
長岡 謙作
教弘推進チーム、提携団体チーム 担当
執行役員
中野 正剛
チーフ・インフォメーション・オフィサー
営業システム開発チーム、契約管理システム開発チーム、顧客情報システム開発チーム、主計
システム開発チーム 、システムプロジェクト管理チーム、システム運用管理チーム、システム
内部統制チーム、システム戦略推進チーム、システム開発管理チーム 担当
執行役員
中島 豊
人事チーム、人材開発チーム、労務チーム、給与厚生チーム、ファシリティチーム、購買・取引先
管理チーム、ジェネラル・サービスチーム、コーポレート・クオリティ推進チーム 担当
執行役員
西依 雄二
プロジェクト 担当
執行役員
尾上 志保
収納サービスチーム、契約内容変更チーム、ファイナンシャルサービスセンター、
保険金サービスチーム、満期年金事務チーム 担当
執行役員
大塚 弘和
総合企画チーム、関連事業チーム、お客様の声チーム 担当
執行役員
チーフ・ファイナンシャル・オフィサー(CFO)
米ドル・ディヴィジョン・ファイナンシャル・オフィサー
豪ドル・ディヴィジョン・ファイナンシャル・オフィサー
財務報告チーム、資金管理チーム、経理チーム、運用管理チーム、PAM・オラクルチーム、
予算管理チーム 担当
チーフ・アクチュアリー
米ドル・ディヴィジョン・アクチュアリー
豪ドル・ディヴィジョン・アクチュアリー
数理チーム、米国会計数理チーム、再保険チーム、収益管理チーム、商品数理チーム、
商品企画チーム、商品開発チーム 担当
執行役員
小澤 眞吾
執行役員
逆井 幹則
執行役員
高瀬 勇二
新契約サービスチーム、お客様サービスチーム、企業保険サービスチーム、
代理店保険事務チーム、支払検証チーム 担当
上原 則幸
チーフ・リスク・オフィサー(CRO)
米ドル・ディヴィジョン・リスク管理オフィサー
豪ドル・ディヴィジョン・リスク管理オフィサー
チーフ・プライバシー・オフィサー
内部統制推進チーム、リスク管理チーム 担当
執行役員
9 会計監査人の氏名または名称
PwCあらた監査法人
(注)PwCあらた監査法人は、平成27年7月1日付であらた監査法人から名称変更しております。
10 従業員の在籍・採用状況
区分
営業社員
平成26年度末
在籍数
平成25年度
採用数
平成26年度
採用数
平均年齢
平均勤続年数
10
9,746
9,569
1,807
1,842
47
(男子)
4,265
4,101
871
839
42
7
(女子)
5,481
5,468
936
1,003
51
12
内勤社員
4,058
4,043
153
192
44
15
(男子)
2,003
2,006
72
101
46
17
(女子)
2,055
2,037
81
91
43
14
(注)従業員数にはジブラルタ生命からの出向者を含みます。また、ジブラルタ生命への出向者は含みません。
11 平均給与(内勤社員)
(単位:千円)
区分
内勤社員(含む契約社員)
平成26年3月
平成27年3月
411
408
(注)平均給与月額は、当該年月の給与月額であり、賞与は含みません。
38
平成26年度末
平成25年度末
在籍数
Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容
1 主要な業務の内容
当社は、下記の業務を行っております。
Ⅱ
生命保険業
生命保険に付随する業務及び法定他業
・他の保険会社(外国保険業者を含む)の保険業に係る業務
被保 険者の生死に関し一定の金 額を支払うことを約束し、
の代理又は事務の代行等、生命保険業に付随する業務を
保険契約者の経済生活の安定を図るとともに、事業としては
行っています。
大数の法則に基づいて収支の均衡を得ることを目的とします。
従って、この事業は多分に公共的な性格を有するため、保険
保険会社の主要な業務の内容
生命保険事業は、多数の保険契約者から保険料を収受し、
・国債等の窓口販売業務については、現在行っておりません。
業法は内閣総理大臣の免許を受けなければこれを営むことが
できない旨を定め、また、事業の方法等について監督規定を
設けております。
◆生命保険の引受
当社は、生命保険業免許に基づき保険の引受を行っており
ます。
◆保険料として収受した金銭その他の資産運用
2 経営方針
We are the GIBRALTAR.
Core Values(行動指針)
信頼に値すること(Worthy of Trust)
ジブラルタ生命の社員は、生命保険の持つ社会的役割を
顧客に焦点をあわせること(Customer Focused)
信じ、ひとりでも多くのお客さまに真の生命保険をお届け
お互いに尊敬しあうこと(Respect for Each Other)
します。
勝つこと(Winning)
そして顧客のために努力を惜しまず、常にベストのサー
ビスを提供し続ける会社となります。
Vision(将来像)
ジブラルタ生命の社員は、生命保険の正しい在り方を追求
我々は、人 間 愛・家 族 愛という不 朽 の原 理 に 基づく相
する信 念、そして人 間 愛・家 族 愛の 不 朽の原 理 を 伝 える
互扶助制度である生命保険を社会に広く普及し続けるこ
情熱があります。
とで、お客さまから最も信頼され、社会、コミュニティか
我々は、コアバリュー、ビジョン、ミッションを指針に永遠に
ら最も称賛される生命保険会社になります。
時代を創造し続けます。
Mission(使命)
我々は、一人ひとりのお客さまに生命保険の真価を正し
く伝え、真に役立つ生命保険を提供し、保険金を支払う
まで誠実に生命保険サービスを続けることでお客さまと
そのご家族に経済的な保障と心の平和をお届けします。
39
Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容
3 営業活動方針
営業活動方針(Marketing Principles)は、
「金融商品の販売等に関する法律」
( 平成12年法律第101号)に定める「金融商品の
販売等に係る勧誘方針」を含むとともに、当社の営業活動に関する基本姿勢をお知らせするものです。
Marketing Principles (営業活動方針)
Our Mission(使命)
お客様の一人ひとりにふさわしい保障と安心をお届けできるよう最善の努力をいたします。
適合性の原則
●
適切な保険販売
●
お客様の保険・金融商品に関する知識・経験、およびお客様の資産・収入・年齢・ご加入の 目的等を
踏まえ、
十分なコンサルティングをいたします。
また、
当社取扱いの保険商品およびそれらに関連する
事項について十分にご説明し、
お客様に最適な保険商品をお勧めいたします。
あらかじめ
「契約概要」
「注意喚起情報」
、
「ご契約のしおり
、
・約款」およびその他当社所定の資料を
お渡しし、
その内容をご説明することにより、
お客様にとって必要な情報の提供に努めます。
なお、
保険販売に際しましては、
会社が承認した文書・資料のみを使用いたします。
● お客様には事実を正しくお伝えし、
お客様にとって不利益となる事項につきましても必ずご説明
いたします。
● 将来の結果が不確実な事項については、
断定的な判断の提供はいたしません。
● 保険料の割引、
割戻しその他特別な利益の提供による不正な勧誘はいたしません。
● 当社保険商品のご説明をする際には、
お客様に誤解を招かないようにいたします。
〈方法〉
〈高齢者への
保険販売〉
●
高齢者に対する保険販売については、特に十分なご説明を行いお客様のご理解を確認するなど
適切な対応に努めます。
〈未成年者への
保険販売〉
●
未成年者を被保険者とする生命保険契約については、ご契約者・親権者等にご加入の目的・保険金
額等を慎重に確認するなど適切な保険販売に努めます。
●
変額保険および外貨建保険の保険販売を行う際には、市場リスクの内容およびそれにともない
生じるおそれのある結果について、十分にご理解いただけるようご説明いたします。
●
お客様へのご訪問や電話等によるご連絡につきましては、お客様のご都合に十分配慮いたします。
お客様のご承諾がない場合には、早朝や深夜に保険販売等の行為はいたしません。
〈リスクの説明〉
〈ご訪問の時間帯等〉
お客様のご加入に際しましては、保険契約者および被保険者の本人確認をさせていただきます。
また、
契約の締結の際には、
被保険者ご本人によるご加入の同意をいただきます。
● 保険契約のお引受にあたりましては、
お客様に告知義務があることを十分ご理解いただき、必ず当社
所定の書面により正確な告知をいただきます。
適正な保険契約の締結
●
保険契約の締結後および
保険事故発生時の活動
●
お客様に関する情報の保護
●
社内体制の整備
●
ご相談窓口の設置
●
コールセンター
お客様のニードの変化に応じた適切な保障とサービスを提供するために、適宜ご連絡をとらせて
いただき、お客様にご満足いただけるよう努めます。
● お客様からのお申し出や、
保険事故が発生した際には、
的確かつ迅速に対応させていただきます。
● 保険金・給付金のお支払いの可否等につきましては、
安易に断定的な判断の提供をいたしません。
お客様の個人情報に関しましては、
適法かつ適正な方法により、
生命保険会社の業務の遂行上必要な
範囲内においてのみ収集いたします。また、業務上知り得たお客様の個人情報につきましては、安全
管理のための必要な措置を講じ、
法令にしたがって厳正に管理いたします。
法令等の遵守
(コンプライアンス)
のための社内規則として、
『コンプライアンス・マニュアル』
およびその他
の規則を定めて、
十分な研修等を行い、
全社員にコンプライアンスの実践を徹底いたします。
● 保険商品の内容、
保険契約上のお手続き等につきまして、十分な知識の習得のために研修等を
実施し、
お客様への正確かつ的確なご案内に努めます。
当社の営業活動に関するお客様のご意見・ご相談につきましては、以下の窓口にてうけたまわり、
適切な対応をさせていただきます。
教職員専用
0120-37-2269 0120-37-9419
受付時間 平日8:30∼20:00 土曜9:00∼17:00(日・祝・12/31∼1/3を除く)
*通話料無料、携帯電話・PHSからもご利用になれます。
お客様サービスチーム
〒100-8953 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 20F
ジブラルタ生命保険株式会社 最寄駅 赤坂見附駅、
または 赤坂駅
40
Ⅲ 直近事業年度における事業の概況
1 直近事業年度における事業の概況
当期におけるわが国経済は、平成26年4月の消費税率引き上
いしている保険金即日支払サービスにおいて、平成26年10月より、
支払保険金 額の上限を300万円から500万円へ引き上げるととも
ものとなりました。景気の下支えを行うため、政府は消費税率の
に、お申出当日に支払可能となる受付時間を従来の午前10時まで
再引き上げ 時期の先 送り、日銀は追 加金融 緩和を、それぞれ行
から正午までへと延長し、サービスの拡充を図りました。
の進展は、輸出競争力の改善を通じた企業業績の回復をもたら
しました。今後、企業 業績の回復が個人 所得の改善へ波 及して
いくかが注視される状況にあります。
一方海外経済は、米国経済の回復基調が見られた中、欧州で
はデフレ懸念が台頭しました。引き続き欧州債務問題や中国経
済の減 速 懸念がくすぶる中、原油価 格の下落など、依 然 不 確 実
性が高い状況にあります。
こうした中、平成26年度は、お客さまとそのご家族に更なる安
心をお届けするために、
「 介護 保 障付 終 身 保 険(低 解 約 返 戻 金
型)」
「
、医療保険」[正式名称:医療保険(14)
( 保険料払込中無解
約返 戻金型)]および「リタイアメント・インカム プラス(豪ドル
●保険金等の請求手続きにおける必要書類等の簡素化
保険金・給付金の請求手続きについては、これまでもお客さまのご負
担軽減のため、必要書類の簡素化や自己申告による請求制度を導入
してきましたが、更なる利便性の向上を目指し、以下の請求書類の簡
略化および自己申告による請求範囲の拡大を平成26年10月にスター
トしました。
・交通事故証明書の提出省略
・診断書コピーの取扱
・自己申告による成人病・女性疾病・ガン入院による入院給付金請求
の取扱
●キャッシュレス・ペーパーレス手続きの拡大
建)」[正式 名称:豪ドル建年金支払 型積 立保険(積 立利率市場
当 社 は、新 契 約 申 込 に お いて、モバイル 決 済 端 末 を 使 用したデ
連動期間付)]を発売しました。
ビットカードやクレジットカードで の第1回 保 険 料 の 払 込および
「介護保障付終身保険(低解約返戻金型)」は、終身保険が備
キャッシュカードでの保険料 振 替口座の設 定を行っています。こ
える一生涯の死亡保障や老後の生活資金準備に対する保障へ
のモバイル決済端末の使 用範囲を拡 大し、既 契約について、口座
のニーズに加え、高齢化の急速な進展に伴い、高まりつつある介
振 替 が で きなかった場 合 の 保 険 料 の 払 込等および 保 険 料 振 替
護保障ニーズにも対応しています。公的介護保険制度の要介護2
口座の変更設 定を平成26年10月にスタートしました。
以上の状態に該当していると認定された場合等には、介護保険
当社は、これまでも電話による受取 人 変 更およびリビング・ニー
金として保険金額の50%を前払する仕組みとなっております。
ズ 特 約、指 定代 理 請求 特 約の中途 付 加の取り扱いを行ってきま
「医療保険」は、近年、入院日数の短期化等、医療を取り巻く環
したが、このお取り扱いに関して、旧AIGエジソン生命、旧エイア
境が大きく変化したことから、短期入院時にかかる初期費用を
イジー・スター生命でご契 約頂いたお客さまへの 拡 大を平成 27
手厚くカバーするために、入院日数10日までは一律10日分の入
年1月よりスタートしました。
院給付金を支払う仕組みを導入しました。また、入院が長期にな
りがちな三大生活習慣病に対しては、入院の支払限度日数を無
制限とするプランも用意しております。
「リタイアメント・インカム プラス(豪ドル建)」は、先進国通貨
の中でも比較的高い利回りを期待できる豪ドル建で運用する積
立保険となっており、積極的な資 産 形成を目指すことができま
す。これにより、当社の外貨 建商品のラインアップが 拡 充し、お
客様のニーズに応じた通 貨分 散を図りつつ、保障ニーズと同時
に資産形成ニーズや老後資金ニーズにも幅広く応えることがで
きるようになりました。
これらの新商品により、お客さまとそのご家族により大きな安
直近事業年度における事業の概況
いました。特に日銀による追加金融緩和実施以降の更なる円安
Ⅲ
げ後の個人消費の低迷を主因に、成長のペースが総じて低調な
●契約者向け「インターネット・サービス」の
スマートフォン対応の開始
昨今のスマートフォンによるインターネット利用者の急速な増加に
対応し、より便利かつ快 適に当社ホームページをご利用いただけ
るよう、トップページをはじめ、ご加入後のお客さまをサポートす
る機能の一つである「インターネット・サービス」についてもスマー
トフォン対応を平成26年12月にスタートしました。パソコン版イン
ターネット・サービスで提供している全てのサービスをスマートフォ
ン向けに最適化されたサイトで利用することを可能としました。
●東京・長崎の2つの事務拠点を活用した事業継続体制の強化
心をご提供することが可能となり、多くのお客さまにご好評いた
当社は、東京と長崎の2拠点で保険契約管理に関する業務を行っ
だいております。
ていますが、平成26年5月より、東京・長崎のいずれかの拠点が被
災した場合に、保険 契約管理に関する優先業務を、他方の拠点社
お客様サービスの面では、より一層のお客さまの利便性向上
員が代替して処理を継続する体制を整えました。
およびお客さま保護を念頭に、サービスの拡充に取り組んでま
また、現在、事 業 継 続 体 制の実 効 性をさらに高めるため、平時よ
いりました。
り保 険 契 約 管 理に関する優 先 業 務の 一定割合を2拠 点において
並行して実施する体制の構築に取り組んでいます。
今期実施した主な内容は、
以下の通りです。
●既契約に対するフォローコールの開始
当社の既契約のうち担当者が設定されていないご契約に対して、
お客さま満足 度の向上を図ることを目的として、フォローコール
(アウトバウンドコール)を平成26年5月より開始しました。契約継
続に対するお礼をお伝えし、お客さまの現在の状況を確認させて
いただき、ご連絡先などのご登録内容に変更が生じていないかな
ど、必 要なお手続きはないかを確 認するとともに、当社コールセ
ンターのご案内を行っています。
● 新契約成立および保険金支払に関する
システム基盤強化への取組み
合 併 後ジブラルタ生命 の 基 盤 に 統 一され た 新 契 約 手 続 につい
て、より正 確 かつ 迅 速 な 新 契 約 成 立を実 現 するため、次 期 新 契
約システムの開発に着手しています。
また、合 併 後 も旧3 社 の システム 基 盤 を 継 続 使 用している保 険
金 支 払については、旧3 社 共 通のお客さまサービスの実 現と、支
払 漏れ防止機 能 や自動 査 定機 能の強化を実現するため、新支 払
システムの開発に着手しています。
いずれのシステムも、開発 計画に則り予定 通り開発が進捗してお
●保険金即日支払サービス
(FNB)
の拡充
り、平成 27年の完成を目指しています。
死亡時の緊急資金への要請にお応えするため、従来よりお取り扱
41
Ⅲ 直近事業年度における事業の概況
資産運用の面では、安定した収益を確実に得ることを目指
責任準備金については、当期末残高は9兆9,846億円(前期
した運用に取り組み、お客さまに対する長期的な責任をゆる
末9兆3,054億円)となりました。内訳は、個人保険および個人
ぎないものにするよう努めております。当期は、資産負債総合
年金 保 険 が7兆5,772億円(前 期 末7兆2,084億円)、団 体保 険
管理をより一層推進するため、国内公社債や為替リスクをヘッ
92億 円( 前 期 末91億 円 )、団 体 年 金 保 険2,367億 円( 前 期 末
ジした外貨建公社債等、信用度の高い債券を中心に運用を行
2,508億円)、その 他の 保険と危険 準備金で2兆1,614億円(前
いました。
期末1兆8,369億円)となっております。その他の保険のうち、プ
当期末における保有契約高は、個人保険および個人年金保
険が35兆1,343億円(前期末34兆7,521億円)となっており前期
ルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社
からの再保険の責任準備金は2兆412億円となっております。
末に比べ3,821億円増加しました。主な内訳は、増加が新契約
ソル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率 は 当 期 末 859.0%( 前 期 末
3 兆 2,300 億 円 ( 前 期 3 兆1,805 億 円 )、更 新1,879 億 円( 前 期
936.7%)となっております。また、基礎利益は1,209億円と、前
2,061億 円 )、一方、減 少 が満 期 契 約8,231億 円(前 期 8,083億
期の999億円より増加しました。
円)、解約・失 効契約2兆2,867億円(前期2兆4,434億円)、減額
4,806億円(前期4,553億円)であります。なお、団 体保 険の当
当社はお客さまの声を積極的に経営に反映し、お客さまに
期 末 保 有 契 約高は3兆 4,280 億 円( 前 期 末3兆8,688億 円)と
真に役立つ保険商品の開発やサービスの創造に努めてまいり
なっております。
ます。また、リスク管 理の高度化、コンプライアンス態 勢の充
収支面においては、保険料等収入1兆3,666億円、資産運用
実をはじめとした内部管理の強化に継続的に取り組みます。
収益8,562億円に対して、主な費用は保険金等支払金9,883億
高品質なコンサルティングサービスや保険商品をお届けし、
円、責 任 準 備 金 等 繰 入 額6,792億 円、資 産 運 用 費 用1,991億
誠実に生命保険サービスを提供し続けることで、当社は「お客
円、事業費1,824億円でした。この結果、当期純利益は318億円
さまから最も信頼され、称賛される生命保険会社」を目指して
となり、また、当期末総資産は11兆809億円となりました。
まいります。
2 契約者懇談会開催の概況
当期の開催はありません。
3 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)の件数、及び苦情からの改善事例
〈お客さまからのご相談、お申し出への対応〉
コールセンターへのご相談、電話での貸付、その他各種お申し出につきまして、迅速かつ誠意を持って対応させて頂いています。
また、コールセンターの他、全国の営業店舗(営業所・支社等)でもお客さまからのご相談、お申し出を承っています。
▶2014年度受付のご相談、お申し出件数
1,193,313件
うち、コールセンターへのお申し出件数
営業店舗・本社へのお申し出件数
748,939件
444,374件
▶コールセンターへのご相談、お申し出内容と件数
項目
件数
占率
ご契約後のお手続き等に関して
(解約、
貸付、
契約内容変更等)
352,719
47.1%
保険料のお払い込み等に関して
(保険料収納、
控除証明等)
123,723
16.5%
保険金・給付金のお手続き等に関して
(入院・手術給付金手続、
死亡給付金手続、
満期年金請求手続等)
166,021
22.2%
21,225
2.8%
85,251
11.4%
748,939
100.0%
保険契約へのご加入等に関して
その他
(契約現状照会、
店舗照会等)
合計
*「お客さまから寄せられたご不満の声」につきましては20ページを、
「お客さまの声をふまえて、2014年度に改善を行った事例」につきましては21ページを
ご覧ください。
42
4 ご契約者に対する情報提供
企業・経営に関する情報提供
(2015年3月末現在)
名称
内容
発行
ご契約者さま情報誌
「Partner for Life」
決算のお知らせ、新サービス等の当社の最新情報や、お手続上でお客さまからよ
くいただくご質問をQ&Aで掲載しています。
年1回
半期毎に主要な業績指標を掲載したリーフレットを作成し、当社の経営内容をお知
らせしています。
半期に1回
企業理念、営業方針そしてカスタマーサービスなど会社全般に関する情報を掲載
しています。
随時
「未来を担う子どもたちを応援する」をテーマに実施している当社の社会貢献活動
を紹介しています。
年1回
決算報告及び
上半期報告ダイジェストリーフレット
会社案内
「Gibraltar Corporate Profile」
CSRプログラム
「ジブラルタ生命の社会貢献活動」
ご契約に関する情報提供
直近事業年度における事業の概況
年1回
Ⅲ
「ジブラルタ生命の現状」
保険業法第111条に基づくディスクローズ資料です。
いつでもお客さまが閲覧できるように本社及び全国の営業店舗に備えています。
お電話での情報・サービスの提供
ご契約に際して生命保険の設計に関する資料提 供はもち
ろんのこと、お申し込みをいただくまでの間に
「ご契約のしおり・
約款」
「 契約概要」
「 重要事項説明書」等の諸情報を手交・説明
し、その上で「意向確認書」においてご意向に沿った保険への
お申し込みであるかの確認をさせていただいております。また、
ご契約期間中においては、ご加入内容を記載した「※ご契約
内容のお知らせ」を送付しております。
給付金、保険金のご請求時には「保険金・給付金のご請求等
のご案内」をお渡ししております。冊子にはお手続方法のご案
内のほか、ご留意事項や「お支払いする場合」
「 お支払いでき
ない場合」の具体的な事例をわかりやすく解説しております。
ご契約後は、ご加入の契約内容(保障内容、配当金情報等)
をご確認いただくために「ご契約内容のお知らせ※」を年に
1回お届けしております。
※保険種類により、送付されない場合もあります。
コールセンターでは、ご契約内容のご照会をはじめ、各種
手続きなどのご質問・ご依頼に対し、迅速にご対応させていた
だいております。また、お客さまとの通話内容・履歴をデータ
ベース化しておりますので、どのオペレーターがお電話を受け
ても、前回のお話の続きがスムーズにできます。
ホームページ
(インターネット・サービス)での
情報・サービスの提供
当社の最新情報をはじめ、新商品のご紹介、そして給付金・
保険金のお手続きに関するご案内などを掲載しています。
さらにご契約者さまが、あらかじめご登録いただくことに
より、ご契約内容の確認や各種手続きが簡単・便利に行うこと
ができます。
5 商品に対する情報及びデメリット情報提供の方法
46、47ページをご覧ください。
6 営業社員、代理店の教育・研修の概略
29、30ページをご覧ください。
7 平均給与(営業社員)
(単位:千円)
区分
平成25年度
平成26年度
373
404
営業社員
(注 )平均 給与は、ライフプラン・コンサルタントの年間支 払 額( 業 績 継 続 ボーナス、月払 継 続 手当を含む)の月平均 です。
8 新規開発商品の状況
当社では、各チャネルビジネスの方向性やお客さまの特性に合わせ、死亡保障分野、資産形成分野、医療 保障分野、年金保障
(リタイアメント保障)分野、介護保障分野など、各分野の商品を市場に提供してまいりました。
2014年度においても、さまざまなマーケットや幅広い年齢層のニーズに合わせた商品を発売し、多くのお客さまから評価をい
ただいております。
販売開始時期
主な内容
介護保障付終身保険
(低解約返戻金型)
商品等
2014年 4月
万一の際の保障に加え、公的介護保険制度の要介護2以上の状態に該当していると認定された場合
等には、介護保険金として保険金額の50%を受け取れる終身保険です。
医療保険
2014年 10月
2日以上10日目までの入院で、一律10日分の入院給付金を受け取れる医療保険です。
また、入院が長期になりがちな3大生活習慣病に対しては、入院の支払限度日数を無制限とするプ
ランもあります。
リタイアメント・インカム
プラス
(豪ドル建)
2014年 10月
死亡保障と資金づくりを兼ね備えた「豪ドル建」の積立保険です。
43
Ⅲ 直近事業年度における事業の概況
9 主な保険商品一覧
▶ 主契約 記載の保険商品はすべて無配当です。
保険種類
必要な期間、万一の場合の保障を希望される方に。
毎月決まった年金でご家族の生活保障をお考えの方に。
定期保険
(2015年6月末現在)
ご契約の目的
販売名称
平準定期保険
高度障害療養加算型家族収入保険
(保険料払込中無解約返戻金型)
将来に向けて大きくなる保障を希望される方に。
経営者が抱えるリスクをカバーする保険です(
。事業保険)
逓増定期保険
万一の場合や介護に対する保障を希望される方に。
経営者の方が要介護状態になられた場合などのリスク
から企業経営を守るための保険です。
(事業保険)
介護保障定期保険
一生涯の死亡保障を希望される方に。
一生涯にわたる死亡保障とキャッシュバリュー、バラ
ンスのとれた保険です。
終身保険
一生涯にわたる死亡保障に加え、介護保障を希望さ
れる方に。
介護保障付終身保険
(低解約返戻金型)
一生涯の死亡保障に加え、生存給付金のお受取りを
エンドレス・ドリーム
希望される方に。
(生存給付金特則付低解約返戻金型積立利率変動型終身保険)
一生涯にわたる死亡保障とキャッシュバリューを「米国
ドル」
で確保されたい方に。
終身保険
米国ドル建終身保険
一生涯にわたる死亡保障とキャッシュバリューを「米国
一時払米国ドル建終身保険
ドル」
で確保されたい方に。
(米国ドル建終身保険)
「米国ドル建」
の一時払終身保険です。
お子さまの教育資金準備のため、
「 米国ドル」による
ドリーム・ゲート
一生涯の死亡保障とキャッシュバリューの確保ととも
(生存給付金特則付米国ドル建終身保険)
に、生存給付金のお受取りを希望される方に。
「 米 国ドル」による一 生 涯 の 死 亡保 障とキャッシュ
どるフィン
バリューの確 保とともに、生存給付金のお受取りを
(生存給付金特則付米国ドル建終身保険)
希望される方に。
養老保険
選択した「通貨」で運用、資産形成をしながら、一生
涯の死亡保障を確保されたい方に。
積立利率更改型一時払終身保険*
*一般代理店でのみお取扱いしております。
(一部代理店を除く)
死亡保障と資金準備を希望される方に。
死亡保障と資金づくりを兼ね備えた保険です。
養老保険
老後資金準備と一定期間の死亡保障を「米国ドル」で
米国ドル建リタイアメント・インカム
(米国ドル建年金支払型特殊養老保険)
確保されたい方に。
将 来 のため の 資 産 形 成 と一 定 期 間 の 死 亡 保 障 を
「米国ドル」で確保されたい方に。
個人年金保険
近い将来に備えて、
「通貨」の特長を活かした資産形成
を希望される方に。
年金支払型
積立保険
死亡保障と資金準備を「豪ドル」で確保されたい方に。
疾病・医療保険
米国ドル建養老保険*
*一般代理店でのみお取扱いしております。
(一部代理店を除く)
通貨指定型個人年金保険
リタイアメント・インカム プラス(豪ドル建)
(豪ドル建年金支払型積立保険
(積立利率市場連動期間付)
)
医療全般の保障を希望される方に。
医療保険
(14)
(保険料払込中無解約返戻金型)
がんに対する保障を一生涯にわたって希望される方
に。
(事業保険)
終身がん保険
がん・急性心筋梗塞・脳卒中に対する一生涯の保障
を希望される方に。
低解約返戻金特則付特定疾病保障終身保険
※各保険種類の保障内容等の詳細につきましては、パンフレット、
「契約概要」、
「注意喚起情報」、
「ご契約のしおり・約款」
をご覧ください。
※販売チャネルによりお取扱いしていない商品があります。
44
▶ 特約 記載の保険商品はすべて無配当です。
(2015年6月末現在)
ご契約の目的
保険金・給付金等の名称
必要な期間、
万一の場合の保障を希望される方に。
特約死亡保険金
特約高度障害保険金
無解約返戻金型
平準定期保険特約
解約返戻金をなくし保険料のご負担を軽減しました。必要な期間、万一の場合の
保障を希望される方に。
特約死亡保険金
特約高度障害保険金
毎月決まった年金でご家族の生活保障をお考えの方に。
特約家族年金
特約高度障害年金
特約高度障害療養加算年金
災害死亡給付特約
不慮の事故による死亡保障を希望される方に。
災害死亡保険金
災害高度障害保険金
傷害特約
不慮の事故による死亡保障を充実させたい、
不慮の事故により身体に障害を生じ
た場合に給付金のお受取りを希望される方に。
災害死亡保険金
障害給付金
5大生活習慣病特約
(14)
5大生活習慣病(がん・糖尿病・心疾 患・高血圧性疾 患・脳血管疾 患)で入院・
手術・放射線治療を受けた場合に、給付金のお受取りを希望される方に。
5大生活習慣病入院給付金
5大生活習慣病手術・放射線
治療給付金
女性疾病入院特約
(14)
女性特有の疾病やがんで入院した場合に、給付金のお受取りを希望される方に。
女性疾病入院給付金
がん診断一時金特約
(14)
がんと診断確定されたときなどに、一時金のお受取りを希望される方に。
がん診断一時金
上皮内がん診断一時金
先進医療特約
不慮の事故または疾病により、先進医療による療養を受けた場合に、給付金
のお受取りを希望される方に。
先進医療給付金
特定損傷特約
不慮の事故による骨折・関節脱臼または腱の断裂で治療を受けた場合に、給付金
のお受取りを希望される方に。
特定損傷給付金
特定疾病保障定期保険特約
がん・急性心筋梗塞・脳卒中になられた場合に、保険金のお受取りを希望される
方に。
(一定期間を保障)
特約特定疾病保険金
特約死亡保険金
特約高度障害保険金
低解約返戻金特則付
特定疾病保障終身保険特約
がん・急性心筋梗塞・脳卒中になられた場合に、保険金のお受取りを希望される
方に。
(一生涯を保障)
特約特定疾病保険金
特約死亡保険金
特約高度障害保険金
疾病障害による
保険料払込免除特約
疾病により身体に障害を生じた場合に、保険料の払込免除を希望される方に。
リビング・ニーズ特約
余命6か月以内と判断される場合、生きている間に保険金のお受取りを希望され
る方に。
特約保険金
介護前払特約
要介護状態になられた場合(公的介護保険制度の「要介護4」または「要介護5」と
認定された場合)
に、
死亡保険金を介護年金として受取りたいという方に。
介護年金
要介護状態になられた場合
(主契約の介護保険金支払後かつ、公的介護保険制
度の「要介護4」または「要介護5」と認定された場合)に、死亡保険金を介護年金
として受取りたいという方に。
介護年金
特定疾病収入特約
がん・急性心筋梗塞・脳卒中になられた場合に、一定期間年金のお受取りを希望
される方に。
特約特定疾病年金
介護収入特約
所定の要介護状態になられた場合
(公的介護保険制度の
「要介護2」以上の状態に
該当していると認定された場合等)
に、
一定期間年金のお受取りを希望される方に。
特約介護年金
高度障害療養加算型家族収入特約
(保険料払込中無解約返戻金型)
介護前払特約
(介護保険金支払後給付型)
直近事業年度における事業の概況
平準定期保険特約
Ⅲ
特約名
ー
※各特約の給付内容等の詳細につきましては、
パンフレット、
「契約概要」
「
、注意喚起情報」
「
、ご契約のしおり・約款」
をご覧ください。
※販売チャネルによりお取扱いしていない商品があります。
45
Ⅲ 直近事業年度における事業の概況
ご契約に際してご留 意いただきたいことがら
保険約款の重要なことがらの一部をご説明しておりますので、ぜひご一読くださるようお願いいたします。
なお、詳しくは保険契約のお申込みのときお渡しする
“ご契約のしおり・約款”
をご覧ください。
クーリング・オフ
(お申込みの撤回等)
について
■ お申込者または保険契約者
(以下、「お申込者等」といいます。)は、
ご契約の「お申込日」または「クーリング・オフ制度に関する記載の
ある書面(注意喚起情報)
を受け取ったことを確認した日」のいず
れか遅い日から、その日を含めて10日以内であれば、書面により
ご契約のお申込みの撤回またはご契約の解除(以下、「お申込み
の撤回等」といいます。)をすることができます。
■ お申込みの撤回等の方法としては、
書面を当社に直接ご持参いた
高い疾患の既往症・現症等について故意に告知をされなかった場
合」等、告知義務違反の内容が特に重大な場合、詐欺による取消を
理由として、保険金・給付金等をお支払いできないことがあります。
この場合、
・告知義務違反による解除の対象外となる2年経過後にも取消とな
ることがあります。
・また、すでにお払込みいただいた保険料はお返ししません。
■ ご健康状態などによっては、
ご契約をお断りする場合もあります
が、他のご契約者との公平性を保つために「保険料の割増」や「保
険金・給付金額の削減」などの特別な条件をつけてご契約をお引
受けする場合があります。
だくか、もしくは郵便(はがき・手紙)によりご送付ください(10日
以内の消印まで有効)。この場合、書面には「お申込みの撤回等を
する旨」を明記のうえ、下記事項をご記入ください。
・ お申込者等の氏名(自署)
・ 住所
・ 電話番号
・ 第1回保険料相当額
※お申込者等が法人の場合、申込書と同一印の押印も必要です。
■ お申込みの撤回等があった場合には、
当社はお申込者等にすで
にお払込みいただいた金額をお返しします。
死亡保険金をお支払いできない(免責)
場合について
つぎの場合には、死亡保険金のお支払いはできません。
■ 責任開始日
(最後の復活日・復旧日)から2年以内に被保険者が
自殺したとき
■ 保険契約者または死亡保険金受取人が故意に被保険者を死亡さ
せたとき
■ つぎの場合には、
お申込みの撤回等のお取扱いをしません。
①当社の指定した医師の診査を受けられた場合
②債務履行の担保のための保険契約である場合
③既 契 約の更 新・更 改、または 既 契 約の内容 変 更( 特 約の中途
付加など)の場合 ※保険種類によって、お取扱いが異なる場合があります。
告知義務と告知義務違反について
保険契約者や被保険者には、ご契約のお申込みをされるときに
現在のご健康状態などについて保険会社に告知をしていただく義務
があります。これを「告知義務」といいます。
■ 診査を行うご契 約の場 合には、
当社指定の医師が、被保 険者の
過去の傷病歴(傷病名、治療期間)等についておたずねしますの
で、その医師に口頭により事 実をありのままに正確にもれなく
お知らせ(告知)
ください。
■ 診査を行わないご契約の場合には、
告知書に保険契約者または
被保険者自身のありのままをご記入ください。
■ 当社の 指定した医師 以 外 の 者に口頭でお話しされただけでは
解約について
生命保険では払込まれる保険料が預貯金のようにそのまま積み
立てられているのではなく、その一部は年々の死亡保険金等の支払
いに、また他の一部は生命保険の運営に必要な経費にそれぞれあ
てられ、これらを除いた残りを基準として定めた金額が解約の際に
払戻されます。
したがって、特にご契約後、しばらくの間は保険料の大部分が死亡
保 険 金の支 払いや、販 売、診査、保 険 証 券 の 作成 等 の 経 費にあて
られますので、解約されたときの解約返戻金は多くの場合、まったく
ないか、あってもごくわずかです。
また、解約返戻金の額は、契約年齢、保険期間、経過年数等によって
異なります。
保険料のお払込みが困難になったとき
保険料のお払込みが困難になったときでも、ご契約を続ける方法
があります。
■
告知していただいたことにはなりません。
保険料のお払込みがないまま払込猶予期間を過ぎた場合、当
社 所定の金額以上の解約返戻金があるとき、当社が自動的に
保険料をお立替えし、ご契約を有効に継続させる制度です。
■ もし事実を告知されなかったり事実と違うことを告知された場合に
は、ご契約または特約を解除させていただき、保険金等をお支払い
できないことがあります。
■ 告知いただくことがらは、
告知書に記載してあります。もし、これらに
■
ついて、故意または重大な過失によって、事実を告知されなかった
り、事実と違うことを告知された場合、責任開始日(復活日・復旧日)
から2年以内であれば、当社は「告知義務違反」としてご契約または
特約を解除することがあります。
または告知をしないことや事実でないことを告げることを勧めた
場合には、当社はご契約または特約を解除することはできません。
ただし、生命保険募集人のこうした行為がなかったとしても、保険
契約者または被保険者が、当社が告知を求めた事項について、事実
を告げなかったかまたは事実でないことを告げたと認められる場
合には、当社はご契約または特約を解除することができます。
払いできないことがあります。
例えば、
「現在の医療水準では治癒が困難または死亡危険の極めて
46
途中から保険料を支払わずにご契約を有効に続けたいとき
➡払済保険への変更
保険料のお払込みを中止し、変更時の解約返戻金を一時払の
保険料に充当して、原則、元のご契約と同じ保険期間の保険に
変更する制度です。この場合、保険金は一般に元のご契約より
少なくなり、また、付加されていた各種特約は、所定の要件を満
たしたものを除き消滅します。
➡延長定期保険への変更
■ 告知にあたり、
生命保険募集人が、告知をすることを妨げた場合、
■ ご契約または特約の締結状況等により、
保険金・給付金等をお支
一時的に保険料の都合がつかないとき
➡保険料の自動振替貸付
保険料のお払込みを中止し、変更時の解約返戻金を一時払の
保険料に充当して、元のご契約と死亡保険金 額が同額である
定期保険に変更する制度です。この場合、保険期間は短くなる
ことがあり、また、付加されていた各種特約は所定の要件を満た
したものを除き消滅します。
■
保険料の負担を軽くしたいとき
➡保険金額の減額
保険金額を減額し、払込む保険料の負担を軽くする制度です。
この場合、付加されていた各種特約も同時に減額されること
があります。
条 件に発生する配当の権利などを失うこととなる場合があり
ます。
※保険種類によっては前述のお取扱いができないことがありますのでご
■ 新たな保険契約については、
つぎのお取扱いとなることがあります
注意ください。
のでご注意ください。
お申込みに際して、被保険者の健康状 態などによりご契約を
お断りする場合があります。
新たな保険契約の責任開始期から2年以内に被保険者が自殺
されたとき、新たな責任開始期前の傷害または疾病を原因と
して支払事由に該当したとき等には保険金等をお支払いでき
ないことがあります。
新たな保険契約の告知をいただく際に、告知義務違反があっ
た場合、ご契約が解除されたり、保険金等が支払われない場合
があります。
●
■ 現在ご契約の保険契約を解約・減額するときには、
一般的につぎ
●
●
●
直近事業年度における事業の概況
の点について、保険契約者にとって不利益となります。
多くの場合、解約返戻金は、お払込保険料の合計額より少ない
金額となります。特に、ご契約後短期間で解約または減額された
ときの解約返戻金は、まったくないか、あってもごくわずかです。
有配当の保険については、ご契約後所定の年数の契約継続を
Ⅲ
現在のご契約を見直して新たなご契約の
お申込みをされる場合について
●
●デメリット情報の提供
「告知義務違反」
「免責」および「解約」等のいわゆる「デメリット情報」については、ライフプラン・コンサルタントが必ず説明を行いますが、
「契約概要」、
「注意喚起情報」、
「ご契約のしおり・約款」にも明示しております。 10 情報システムに関する状況
システム化の状況
情報システムの概況
お客さまのご契約を管理するシステムを中心に、ライフプ
個人情報漏洩防止のため、強固なファイアウォールの導入、ID
ラン・コンサルタントがお客さまに様々な提案を行うための
やアクセス権限の統合管理、モニタリングの実施等、様々な施
支援や迅速に契約情報を検索するためのシステム、インター
策をとっております。そして内外の監査を定期的に受けるこ
ネット・サービス、コールセンター、経理・財務管理等、様々な
とにより、それらの設定や運用が適正に行われていることを
システムを開発・運用しております。当社の情報システムの
常に確認できるように態勢を整えております。また、自習シス
主要な機器は、高度な安全性、セキュリティ機能を有するプル
テム(eラーニング・システム)を導入し、情報セキュリティに
デンシャル・グループのデータセンターに設置され、万一の
関する社員の知識、意識向上のためのカリキュラムを組み、定
災害に備えたバックアップセンターも設置しております。
期的な教育を実施しております。
情報セキュリティにつきましては不正なアクセスの防止や
平成26年度の取り組み
■ システム基盤等の整備
きの早期化や正確性の向上などを図ります。
昨年に引き続き稼働する各システムが確実に保守できるよ
う、大型汎用機も含めた必要な機器の更改を実施しました。
また、お客様向けインターネット・サービスについても利便
性向上のために機能拡充を行いました。
また、システム運用の合理化の観点から、帳票印刷オペレー
ションの刷新を行い、大幅な効率化を実現しました。あわせて
将来的なリスクを低減させるための大型汎用機基盤の統合構
今後もお客様へのサービス向上につながるシステム開発を
行って参ります。
■ プルデンシャル・グループとしてのシステム運用体制
想に関する実証試験を行いました。試験結果に基づき、具体的
な計画化を進めていく予定です。
今後も、必要な整備を進め、お客様サービスを支えるための
プルデンシャル・グループとして、情報システム資源の共有
化を図り、システム運用強化・運用コストの削減、共通の技術
基盤導入、及びセキュリティーポリシーの適用などを目的とし
高品質なシステムサービスを提供するシステム基盤及び態勢
てプルデンシャル・グループの共同システム運用会社に対し、
の拡充と、運用、
情報資産の効率化に努めて参ります。
システム運用を委託しております。また、運用委託先のモニタ
■ システムの刷新
お客様とのご契約手続きを行う新契約システムと、お客様へ
の保険金・給付金のお支払を行う支払システムを刷新するため
リングを強化することで、システム運用のサービスレベルを向
上させ、より質の高い、安定したサービスをお客様に提供でき
るよう努めております。
のシステム開発に着手しました。システムの刷新によりお手続
11 公共福祉活動、厚生事業活動の概況
26∼28ページをご覧ください。
47
Ⅳ 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標
(単位:百万円)
項目
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
経常収益
747,042
1,145,735
2,660,553
1,939,004
2,233,482
経常利益
26,352
25,198
91,048
104,501
124,991
基礎利益
34,033
39,307
90,414
99,962
120,971
5,621
1,505
20,038
32,245
31,825
当期純利益
資本金の額及び発行済株式の総数
総資産
うち特別勘定資産
責任準備金残高
貸付金残高
有価証券残高
ソルベンシー・マージン比率
従業員数
75,500
(2,020千株)
75,500
(2,371千株)
75,500
(2,371千株)
75,500
(2,361千株)
75,500
(2,277千株)
11,080,995
4,225,789
8,396,647
9,812,135
10,317,028
8,618
22,283
23,191
24,147
26,046
3,752,649
7,492,019
8,786,941
9,305,449
9,984,682
290,311
422,653
506,635
600,550
826,781
3,565,740
7,283,693
8,619,121
9,129,786
9,674,371
862.2%
893.0%
936.7%
859.0%
1120.0%
(656.8%)
8,671
17,793
15,580
13,804
13,612
保有契約高
21,689,554
39,006,476
39,391,172
38,621,051
38,562,408
個人保険
19,205,982
31,279,185
31,876,737
31,916,815
32,411,068
個人年金保険
1,127,056
3,018,406
3,009,748
2,835,367
2,723,257
団体保険
1,356,516
4,708,884
4,504,685
3,868,868
3,428,082
174,364
304,140
266,405
250,893
236,753
団体年金保険保有契約高
(注) 1. 保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。
なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計
したものです。
2. 団体年金保険保有契約高については、責任準備金の金額です。
3. 平成22年内閣府令第23号、平成22年金融庁告示第48号により、ソルベンシー・マージン総額及びリスクの合計額の算出基準につい
て一部変更(マージン算入の厳格化、リスク計測の厳格化・精緻化等)がなされております。そのため、平成22年度、平成23∼26年度
はそれぞれ異なる基準によって算出されております。なお、平成22年度の( )は、平成23年度における基準を平成22年度末に適用
したと仮定し、平成23年3月期に開示した数値です。
4. 当社は、平成24年1月1日付でAIGエジソン生命(以下、旧エジソン生命)とエイアイジー・スター生命(以下、旧スター生命)と合併し
ました。表記の平成23年度の「経常収益」
「 経常利益」
「 基礎利益」
「 当期純利益」には、旧エジソン生命及び旧スター生命の平成23年4月
∼12月までの数値が含まれていません。
48
Ⅴ 財産の状況
1 貸借対照表
(単位:百万円、%)
年度
年度
平成26年度
平成25年度
(平成26年3月31日現在) (平成27年3月31日現在)
科目
金額
構成比
金額
構成比
現金及び預貯金
預貯金
131,492
1.3
2
117,282
1.1
0
131,489
責任準備金
117,281
−
−
5,000
0.0
買入金銭債権
70,326
0.7
58,804
0.5
有価証券
9,129,786
88.5
9,674,371
87.3
国債
3,552,837
3,430,001
114,080
78,946
社債
1,119,553
1,052,223
株式
226,181
外国証券
その他の証券
貸付金
保険約款貸付
保険契約準備金
支払備金
コールローン
地方債
金額
契約者配当準備金
再保険借
19,209
0.2
その他負債
272,145
2.6
378,917
3.4
借入金
141,955
126,697
24,542
4,812,163
前受収益
643
657
100,187
109,778
預り金
1,906
1,788
預り保証金
1,743
1,719
5.8
826,781
0.8
78,738
48,036
47,925
建物
25,978
25,192
未払法人税等
7.5
金融派生商品
0.7
75,168
168,676
リース債務
3,222
2,998
資産除去債務
1,425
1,437
仮受金
8,353
退職給付引当金
リース資産
3,164
2,945
役員退職慰労引当金
その他の有形固定資産
1,984
2,675
特別法上の準備金
114,209
1.1
109,985
6,113
8,077
105,194
99,006
2,900
1.0
価格変動準備金
負債の部合計
0.0
10,700
0.1
資本金
その他資産
127,177
1.2
150,389
1.4
資本剰余金
未収金
23,856
43,096
前払費用
3,275
3,634
未収収益
58,995
65,245
繰延税金資産
貸倒引当金
資産の部合計
3,494
3,413
36,207
30,929
1,244
3,984
102
86
60,681
△1,307
10,317,028
0.6
50,039
△0.0
△1,097
100.0 11,080,995
7,192
57,164
0.6
62,509
335
0.0
396
0.0
98,667
1.0
133,321
1.2
98,667
133,321
9,838,041
95.4 10,671,606
0.6
96.3
(純資産の部)
2,900
4,948
その他の資産
40,191
4,016,945
600,550
90.9
0.1
19,315
土地
仮払金
構成比
9,990
22,628
79,164
金融派生商品
9,984,682
41,179
未払費用
有形固定資産
預託金
9,305,449
191,257
77,713
その他の無形固定資産
52,377
23,891
749,068
再保険貸
91.1 10,077,251
53,110
1,988
73,926
のれん
9,399,738
13,109
526,623
ソフトウェア
金額
未払金
一般貸付
無形固定資産
構成比
(負債の部)
財産の状況
現金
科目
Ⅴ
(資産の部)
平成26年度
平成25年度
(平成26年3月31日現在) (平成27年3月31日現在)
資本準備金
その他資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
不動産圧縮積立金
繰越利益剰余金
75,500
0.7
75,500
0.7
229,668
2.2
93,662
0.8
30,570
199,098
73,957
5,478
82,183
975
1,001
70,246
81,181
△0.0
その他有価証券評価差額金
100.0
繰延ヘッジ損益
純資産の部合計
87,661
2,736
379,126
評価・換算差額等合計
58,233
0.7
71,221
株主資本合計
0.5
35,429
0.8
3.7
256,824
101,443
1.0
161,927
1.5
△1,582
△0.0
△9,363
△0.1
99,860
1.0
152,564
1.4
478,987
4.6
409,388
3.7
100.0 11,080,995
100.0
負債及び純資産の部合計 10,317,028
2.3
49
Ⅴ 財産の状況
2 損益計算書
(単位:百万円、%)
年度
(
科目
経常収益
保険料等収入
保険料
再保険収入
資産運用収益
利息及び配当金等収入
預貯金利息
有価証券利息・配当金
貸付金利息
不動産賃貸料
その他利息配当金
有価証券売却益
有価証券償還益
為替差益
貸倒引当金戻入額
その他運用収益
特別勘定資産運用益
その他経常収益
年金特約取扱受入金
保険金据置受入金
支払備金戻入額
退職給付引当金戻入額
その他の経常収益
経常費用
保険金等支払金
保険金
年金
給付金
解約返戻金
再保険払戻金
その他返戻金
再保険料
責任準備金等繰入額
責任準備金繰入額
契約者配当金積立利息繰入額
資産運用費用
支払利息
有価証券売却損
有価証券評価損
有価証券償還損
金融派生商品費用
貸付金償却
賃貸用不動産等減価償却費
その他運用費用
事業費
その他経常費用
保険金据置支払金
税金
減価償却費
役員退職慰労引当金繰入額
その他の経常費用
経常利益
50
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
)(
金額
百分比
1,939,004
100.0
1,357,852
1,325,440
32,412
566,271
285,630
199
257,283
19,124
7,262
1,760
21,340
4,232
249,583
771
1,806
2,905
14,880
811
7,995
125
2,137
3,811
1,834,503
94.6
974,289
212,598
109,433
182,748
365,479
43,952
20,173
39,902
518,545
518,507
37
104,845
5,538
9,528
4,310
516
81,005
0
1,176
2,769
182,047
54,775
8,054
8,728
4,589
32
33,371
104,501
5.4
年度
)
金額
百分比
2,233,482
100.0
1,366,679
1,334,644
32,034
856,218
329,860
237
296,737
24,458
7,078
1,350
13,274
6,299
499,660
96
3,127
3,899
10,584
1,317
5,016
732
1,071
2,446
2,108,491
94.4
988,301
212,121
115,416
179,907
376,976
74,779
15,773
13,327
679,268
679,233
35
199,138
5,127
1,220
587
831
187,850
0
1,044
2,476
182,476
59,305
7,610
11,861
4,321
60
35,451
124,991
5.6
(
科目
特別利益
固定資産等処分益
その他特別利益
特別損失
固定資産等処分損
減損損失
価格変動準備金繰入額
その他特別損失
契約者配当準備金繰入額
税引前当期純利益
法人税及び住民税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
)(
金額
百分比
7,508
0.4
7,491
17
38,456
2.0
1,018
185
36,930
322
17,135
0.9
56,418
2.9
5,001
0.3
19,171
1.0
24,173
1.2
32,245
1.7
)
金額
百分比
262
0.0
230
31
38,664
1.7
227
17
34,654
3,764
25,441
1.1
61,147
2.7
34,148
1.5
△4,826
△0.2
29,321
1.3
31,825
1.4
3 キャッシュ・フロー計算書
連結キャッシュ・フロー計算書を作成しているため、単体ベースのキャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
連結キャッシュ・フロー計算書は98ページをご覧ください。
Ⅴ
4 株主資本等変動計算書
資本剰余金
資本金
75,500
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
不動産圧縮積立
金の積立
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
−
当期変動額合計
75,500
当期末残高
その他
資本
剰余金
資本
準備金
資本
剰余金
合計
(単位:百万円)
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
その他
繰延 評価・換算 純資産
その他利益剰余金
株主資本
利益
合計
有価証券 ヘッジ 差額等
自己株式
利益
合計
不動産 繰越利益 剰余金
評価差額金 損益
合計
準備金
合計
圧縮積立金 剰余金
27,978 239,652 267,630
−
2,592 △15,553 △12,961
2,736
−
55,393
55,393
2,736
2,736
− 398,523 108,485
△16,417 △13,681
975
△975
32,245
−
32,245
975
975
14,852
70,246
18,564
73,957
△25,000 △25,000
2,592 △40,553 △37,961
30,570 199,098 229,668
− 108,485 507,008
△26,642
△26,642
−
32,245
△25,000 △25,000
25,000
−
−
32,245
△25,000
−
△7,041
− △19,397 △7,041
− 379,126 101,443
△1,582
△1,582
△1,582
平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
資本剰余金
当期首残高
会計方針の変更に
よる累積的影響額
資本金
資本
準備金
その他
資本
剰余金
資本
剰余金
合計
75,500
30,570
199,098
229,668
会計方針の変更を
反映した当期首残高 75,500
当期変動額
剰余金の配当
不動産圧縮積立
金の積立
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
−
当期変動額合計
75,500
当期末残高
2,736
199,098
229,668
2,736
4,858 △29,151
△24,293
2,742
(単位:百万円)
975
70,246
73,957
975
65,838
69,549
△16,456 △13,713
26
△26
31,825
−
31,825
26
1,001
15,343
81,181
18,112
87,661
△111,712 △111,712
4,858 △140,864 △136,005
35,429
58,233
93,662
△8,624 △8,624
△8,624 △28,021
99,860 478,987
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
その他
繰延 評価・換算 純資産
その他利益剰余金
株主資本
利益
合計
有価証券 ヘッジ 差額等
自己株式
利益
合計
不動産 繰越利益 剰余金
評価差額金 損益
合計
準備金
合計
圧縮積立金 剰余金
−
△4,408 △4,408
30,570
財産の状況
平成25年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
2,742
5,478
379,126 101,443 △1,582
99,860
△4,408
−
374,718 101,443 △1,582
478,987
△4,408
99,860
474,578
△38,006
△38,006
−
31,825
△111,712 △111,712
111,712
−
−
31,825
△111,712
−
60,484 △7,780 52,703
− △117,893 60,484 △7,780 52,703
− 256,824 161,927 △9,363 152,564
52,703
△65,189
409,388
51
Ⅴ 財産の状況
重要な会計方針
平成 25 年度
平成 26 年度
1.有価証券
(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものも含む)
の評価は、
売買目的有価証券については時価法
(売却原価の
算定は移動平均法)
、
満期保有目的の債券については移動平
均法による償却原価法
(定額法)
「
、保険業における
「責任準備
金対応債券」
に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)
に基づく責
任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)
、
子会社株式
(保険業法第2条第12項に規定する子会
社及び保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人
等のうち子会社を除いたものが発行する株式をいう)
につい
ては原価法、
その他有価証券のうち時価のあるものについて
は3月末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価の算定は
移動平均法)
、
時価を把握することが極めて困難と認められる
ものについては取得差額が金利調整差額と認められる公社債
(外国債券を含む)
については移動平均法による償却原価法
(定額法)
、
それ以外の有価証券については移動平均法による
原価法によっております。
その他有価証券の評価差額について
は、
全部純資産直入法により処理しております。
なお、
外貨建そ
の他有価証券のうち債券に係る換算差額については、
外国通
貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、
それ以
外の差額については為替差損益として処理しております。
1.有価証券
(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものも含む)
の評価は、
売買目的有価証券については時価法
(売却原価の
算定は移動平均法)
、
満期保有目的の債券については移動平
均法による償却原価法
(定額法)
「
、保険業における
「責任準備
金対応債券」
に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)
に基づく責
任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)
、
子会社株式
(保険業法第2条第12項に規定する子会
社及び保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人
等のうち子会社を除いたものが発行する株式をいう)
につい
ては原価法、
その他有価証券のうち時価のあるものについて
は3月末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価の算定は
移動平均法)
、
時価を把握することが極めて困難と認められる
ものについては取得差額が金利調整差額と認められる公社債
(外国債券を含む)
については移動平均法による償却原価法
(定額法)
、
それ以外の有価証券については移動平均法による
原価法によっております。
その他有価証券の評価差額について
は、
全部純資産直入法により処理しております。
なお、
外貨建そ
の他有価証券のうち債券に係る換算差額については、
外国通
貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、
それ以
外の差額については為替差損益として処理しております。
2.デリバティブ取引の評価は時価法によっております。
2.デリバティブ取引の評価は時価法によっております。
3.有形固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっており
ます。
3.有形固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっており
ます。
・有形固定資産(リース資産を除く)
定率法
(ただし、
平成10年4月1日以降に取得した建物
(附属
設備、
構築物を除く)
については定額法)
を採用しております。
・リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、
残存価額を零とする定額法を
採用しております。
52
・有形固定資産(リース資産を除く)
定率法
(ただし、
平成10年4月1日以降に取得した建物
(附属
設備、
構築物を除く)
については定額法)
を採用しております。
・リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、
残存価額を零とする定額法を
採用しております。
4.外貨建資産・負債は、
決算日の為替相場により円換算しており
ます。
4.外貨建資産・負債は、
決算日の為替相場により円換算しており
ます。
5.貸倒引当金は、
資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則
り、
次のとおり計上しております。
5.貸倒引当金は、
資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則
り、
次のとおり計上しております。
破産、
民事再生等、
法的形式的な経営破綻の事実が発生して
いる債務者
(以下
「破綻先」
という)
に対する債権及び実質的に
経営破綻に陥っている債務者
(以下
「実質破綻先」
という)
に対
する債権については、
下記直接減額後の債権額から担保の回
収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その
残額を計上しております。
破産、
民事再生等、
法的形式的な経営破綻の事実が発生して
いる債務者
(以下
「破綻先」
という)
に対する債権及び実質的に
経営破綻に陥っている債務者
(以下
「実質破綻先」
という)
に対
する債権については、
下記直接減額後の債権額から担保の回
収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その
残額を計上しております。
また、
現状、
経営破綻の状況にはないが、
今後経営破綻に陥る
可能性が大きいと認められる債務者
(以下
「破綻懸念先」
とい
う)
に対する債権については、
債権額から担保の回収可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額のう
ち、
債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計
上しております。
また、
現状、
経営破綻の状況にはないが、
今後経営破綻に陥る
可能性が大きいと認められる債務者
(以下
「破綻懸念先」
とい
う)
に対する債権については、
債権額から担保の回収可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額のう
ち、
債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計
上しております。
上記以外の債権については、
過去の一定期間における倒産確
率に債権額を乗じた額及び過去の一定期間における貸倒実
績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上して
おります。
上記以外の債権については、
過去の一定期間における倒産確
率に債権額を乗じた額及び過去の一定期間における貸倒実
績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上し
ております。
すべての債権は、
資産の自己査定基準に基づき、
関連部署が
資産査定を実施し、
当該部署から独立した資産監査部署が査
定結果を監査しており、
その査定結果に基づいて上記の引当
を行っております。
すべての債権は、
資産の自己査定基準に基づき、
関連部署が
資産査定を実施し、
当該部署から独立した資産監査部署が査
定結果を監査しており、
その査定結果に基づいて上記の引当
を行っております。
なお、
破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等につ
いては、
債権額から担保の評価額及び保証等による回収が可能
と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額表示しており、
その金額は1百万円であります。
なお、
破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等につ
いては、
債権額から担保の評価額及び保証等による回収が可能
と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額表示しており、
その金額は0百万円であります。
6.退職給付引当金は、
従業員の退職給付に備えるため、
当年度
末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
計
上しております。
6.退職給付引当金は、
従業員の退職給付に備えるため、
当年度
末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
計
上しております。
退職給付債務並びに退職給付費用の処理方法は以下のとお
りです。
退職給付見込額の期間帰属方法 期間定額基準
退職給付債務並びに退職給付費用の処理方法は以下のとお
りです。
退職給付見込額の期間帰属方法 給付算定式基準
数理計算上の差異の処理年数 翌期から5年
数理計算上の差異の処理年数 翌期から5年
過去勤務費用の処理年数 5年
過去勤務費用の処理年数 5年
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤
務費用の会計処理の方法は、
連結計算書類におけるこれらの
会計処理の方法と異なっております。
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤
務費用の会計処理の方法は、
連結計算書類におけるこれらの
会計処理の方法と異なっております。
7.役員退職慰労引当金は、
役員に対する退職慰労金の支給に備
えるため、
支給見込額のうち、
当年度末において発生したと認
められる額を計上しております。
7.役員退職慰労引当金は、
役員に対する退職慰労金の支給に備
えるため、
支給見込額のうち、
当年度末において発生したと認
められる額を計上しております。
8.価格変動準備金は、
保険業法第115条の規定に基づき算出し
た額を計上しております。
8.価格変動準備金は、
保険業法第115条の規定に基づき算出し
た額を計上しております。
9.ヘッジ会計の方法は、
企業会計基準第10号
「金融商品に関す
る会計基準」
(企業会計基準委員会)
に従い、
主に、
外貨建債券
に係るキャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジ及び為替
の振当処理を行っております。
9.ヘッジ会計の方法は、
企業会計基準第10号
「金融商品に関す
る会計基準」
(企業会計基準委員会)
に従い、
外貨建債券等の
一部について、
キャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッ
ジ及び為替の振当処理、また、為替変動リスクのヘッジとし
て時価ヘッジを行っております。
なお、
ヘッジの有効性の判定は、
主に、
ヘッジ対象とヘッジ手
段のキャッシュ・フローの総額を比較する比率分析によってお
ります。
なお、
ヘッジの有効性の判定は、
主に、
ヘッジ対象とヘッジ手
段のキャッシュ・フローの総額又は時価変動を比較する比
率分析によっております。
10.消費税及び地方消費税の会計処理は、
税抜方式によっており
ます。
ただし、
資産に係る控除対象外消費税等のうち、
税法に
定める繰延消費税等については、前払費用に計上し5年間で
均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、発生年度
に費用処理しております。
10.
消費税及び地方消費税の会計処理は、
税抜方式によっており
ます。
ただし、
資産に係る控除対象外消費税等のうち、
税法に
定める繰延消費税等については、前払費用に計上し5年間で
均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、発生年度
に費用処理しております。
11.責任準備金は、
保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、
保険料積立金については次の方式により計算しております。
11.
責任準備金は、
保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、
保険料積立金については次の方式により計算しております。
① 標準責任準備金の対象契約については、内閣総理大臣が
定める方式
(平成8年大蔵省告示第48号)
① 標準責任準備金の対象契約については、内閣総理大臣が
定める方式
(平成8年大蔵省告示第48号)
② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準
純保険料式
なお、将来にわたっての健全性を確保するための追加責任
準備金を3,761百万円積み立てております。
② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準
純保険料式
なお、保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき、一部
の個人保険契約及び個人年金保険契約について、追加責任
準備金を25,922百万円積み立てております。追加責任準備
金は、昨今の社会経済環境を考慮した長期的な収支の状況
に照らし、財務基盤の強化及び将来にわたる健全性の確保
を目的として、当年度において追加積立てを行っておりま
す。これにより、追加積立てを行わなかった場合に比べ、責
任準備金繰入額は21,702百万円増加し、経常利益及び税引
前当期純利益は同額減少しております。
12.
無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェアの減価
償却の方法は、
利用可能期間に基づく定額法により行っており
ます。
12.
無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェアの減価
償却の方法は、
利用可能期間に基づく定額法により行っており
ます。
13.のれんは、20年以内での均等償却を行っております。
13.
のれんは、20年以内での均等償却を行っております。
14.会計上の変更
14.
会計上の変更
外貨建その他有価証券のうち債券の換算差額については、
従
来、
全部純資産直入法により処理する方法を採用してきました
が、
当事業年度より外国通貨による時価の変動に係る換算差
額を評価差額とし、
それ以外の差額については為替差損益とし
て処理する方法に会計方針を変更しております。
当期より、
「 退職給付に関する会計基準」
( 企業会計基準第
26号)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」
(企業
会計基準適用指針第25号)に基づき、退職給付見込額の期
間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準に変更し
ております。
当社では、
昨年度来の為替相場の円安進行の影響を受けて、
外貨建保険商品の保有状況が変化したことに伴い、
当期中に
おいて外貨建保険商品に対する資産運用方針を変更いたしま
した。
この結果、
外貨建その他有価証券の比重が高まったこと
による資産と負債の換算方法の差から生じる期間損益の歪み
を軽減し、当社の財務状況を適切に開示するため、平成25年
10月1日において会計方針の変更を行ったものであります。
これに伴い、当期の期首の利益剰余金が4,408百万円減少
しております。また、当期の経常利益及び税引前当期純利
益は488百万円増加しております。
財産の状況
平成 26 年度
Ⅴ
平成 25 年度
当該会計方針の変更並びに関連するヘッジ会計への影響は遡
及適用され、
これらに伴う累積的影響額は当期首の純資産の
帳簿価額に反映されております。
この結果、
株主資本等変動計
算書の利益剰余金の遡及適用後の当期首残高は4,483百万円
減少しております。
53
Ⅴ 財産の状況
注記事項 貸借対照表関係
54
平成 25 年度
平成 26 年度
1.貸付金のうち、
破綻先債権、
延滞債権、
3ヵ月以上延滞債権及
び貸付条件緩和債権の額は2,617百万円であります。
なお、
そ
れぞれの内訳は以下のとおりであります。
1.貸付金のうち、
破綻先債権、
延滞債権、
3ヵ月以上延滞債権及
び貸付条件緩和債権の額は1,913百万円であります。
なお、
そ
れぞれの内訳は以下のとおりであります。
貸付金のうち、
破綻先債権額は17百万円、
延滞債権額は2,586
百万円であります。
貸付金のうち、
破綻先債権額は11百万円、
延滞債権額は1,902
百万円であります。
上記取立不能見込額の直接減額は、破綻先債権額は0百万
円、
延滞債権額は0百万円であります。
上記取立不能見込額の直接減額は、延滞債権額0百万円で
あります。
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の支払の遅延が相当期
間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立
て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか
った貸付金
(貸倒償却を行った部分を除く。
以下
「未収利息不
計上貸付金」
という。
)
のうち、
法人税法施行令第96条第1項第
3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する
事由が生じている貸付金であります。
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の支払の遅延が相当期
間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立
て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか
った貸付金
(貸倒償却を行った部分を除く。
以下
「未収利息不
計上貸付金」
という。
)
のうち、
法人税法施行令第96条第1項第
3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する
事由が生じている貸付金であります。
また、
延滞債権とは、
未収利息不計上貸付金であって、
破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として
利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。
また、
延滞債権とは、
未収利息不計上貸付金であって、
破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として
利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。
貸付金のうち、
3ヵ月以上延滞債権はありません。
貸付金のうち、
3ヵ月以上延滞債権はありません。
なお、
3ヵ月以上延滞債権とは、
元本又は利息の支払が、
約定
支払日の翌日を起算日として3ヵ月以上延滞している貸付金で
破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
なお、
3ヵ月以上延滞債権とは、
元本又は利息の支払が、
約定
支払日の翌日を起算日として3ヵ月以上延滞している貸付金で
破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
貸付金のうち、
貸付条件緩和債権額は12百万円であります。
貸付金のうち、貸付条件緩和債権はありません。
なお、
貸付条件緩和債権とは、
債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、
金利の減免、
利息の支払猶予、
元本の
返済猶予、
債権放棄その他債務者に有利となる取決めを行っ
たもので、
破綻先債権、
延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該
当しない貸付金であります。
なお、
貸付条件緩和債権とは、
債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、
金利の減免、
利息の支払猶予、
元本の
返済猶予、
債権放棄その他債務者に有利となる取決めを行っ
たもので、
破綻先債権、
延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該
当しない貸付金であります。
2.ローン・パーティシペーションで、
平成7年6月1日付日本公認
会計士協会会計制度委員会報告第3号に基づいて、参加者
に売却したものとして会計処理した貸付金の元本の期末残
高の総額は36,472百万円であります。
2.ローン・パーティシペーションで、日本公認会計士協会会
計制度委員会報告第3号に基づいて、参加者に売却したも
のとして会計処理した貸付金の元本の期末残高の総額は
30,329百万円であります。
3.有形固定資産の減価償却累計額は19,823百万円であります。
3.有形固定資産の減価償却累計額は22,297百万円であります。
4.特別勘定の資産の額は24,147百万円であります。
なお、
負債の額も同額であります。
4.特別勘定の資産の額は26,046百万円であります。
なお、
負債の額も同額であります。
5.関係会社に対する金銭債権の総額は55,247百万円、
金銭債務
の総額は100,054百万円であります。
5.関係会社に対する金銭債権の総額は59,295百万円、
金銭債務
の総額は108,996百万円であります。
6.繰延税金資産の総額は129,110百万円、
繰延税金負債の総額
は62,728百万円であります。
繰延税金資産のうち評価性引当
額として控除した額は5,700百万円であります。
6.繰延税金資産の総額は131,452百万円、
繰延税金負債の総額
は76,921百万円であります。
繰延税金資産のうち評価性引当
額として控除した額は4,491百万円であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、保険契約準備金
44,457百万円、
価格変動準備金30,300百万円、
退職給付引当
金17,658百万円、
有価証券の評価の差異10,405百万円、
その
他有価証券の評価差額2,805百万円、貸倒引当金401百万円
であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、保険契約準備金
50,465百万円、
価格変動準備金38,383百万円、
退職給付引当
金18,110百万円、
貸倒引当金316百万円であります。
繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券
の評価差額40,773百万円、有価証券の評価の差異14,600百
万円であります。
繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券
の評価差額60,495百万円、有価証券の評価の差異10,757百
万円であります。
法定実効税率
7.当年度における法定実効税率は33.26%であり、
と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の主
な内訳は、のれん償却費等永久差異4.61%、税制改正による
影響3.72%であります。
7.当年度における法定実効税率は30.71%であり、
法定実効税率
と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の主
な内訳は、
受取配当等の益金不算入額△17.93%、
契約者配当
税制改正による影響11.88%、
の損金算入限度超過額13.07%、
関連会社株式売却に伴うみなし配当金8.29%、
のれん償却費
等永久差異3.74%、
評価性引当金の変動△1.19%であります。
8.
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成26年法律第10号)
の公布に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に適
用される法定実効税率は、
平成26年4月1日に開始する事業年
度に回収又は支払が見込まれるものについて、
33.26%から
30.71%に変更になりました。
この税率変更により、
繰延税金
資産の金額は2,058百万円減少し、
法人税等調整額は2,100百
万円増加しております。
8.「所得税法等の一部を改正する法律」
( 平成27年法律第9
号)の公布に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算
に適用される法定実効税率は、平成27年4月1日以降に開始
する事業年度に回収又は支払が見込まれるものについて、
30.71%から28.79%に変更になりました。この税率変更によ
り、繰延税金資産の金額は3,337百万円減少し、法人税等調
整額は7,266百万円増加しております。
平成 25 年度
平成 26 年度
9.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。
9.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。
当期首現在高
42,481 百万円
当期首現在高
41,179 百万円
当期契約者配当金支払額
18,475 百万円
当期契約者配当金支払額
26,464 百万円
利息による増加等
37 百万円
17,135 百万円
当期末現在高
41,179 百万円
35 百万円
契約者配当準備金繰入額
25,441 百万円
当期末現在高
40,191 百万円
10.
関係会社の株式は16,909百万円、出資金は37,102百万円で
あります。
11.担保に供されている資産の額は、有価証券54,759百万円
であります。
また、
担保付き債務の額は36,472百万円であり、
その全額が、
参加者に売却したものとして会計処理したローン・パーティ
シペーションに係る参加者への債務相当額であります。
12.保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第
71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備
金
(以下
「出再支払備金」
という。
)
の金額は341百万円であり
ます。
また、
同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部
分に相当する責任準備金
(以下
「出再責任準備金」
という。
)
の
金額は95,960百万円であります。
これらの金額はそれぞれ支
払備金及び責任準備金には積み立てておりません。
11.
担保に供されている資産の額は、有価証券47,525百万円
であります。
また、
担保付き債務の額は30,329百万円であり、
その全額が、
参加者に売却したものとして会計処理したローン・パーティ
シペーションに係る参加者への債務相当額であります。
12.
保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第
71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備
金
(以下
「出再支払備金」
という。
)
の金額は151百万円であり
ます。
また、
同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部
分に相当する責任準備金
(以下
「出再責任準備金」
という。
)
の
金額は77,303百万円であります。
これらの金額はそれぞれ支
払備金及び責任準備金には積み立てておりません。
13.1株当たりの純資産額は123,059円63銭であります。
13.
1株当たりの純資産額は159,813円38銭であります。
財産の状況
10.関係会社の株式は16,909百万円、出資金は36,797百万円で
あります。
Ⅴ
契約者配当準備金繰入額
利息による増加等
14.貸付金に係るコミットメントライン契約の融資未実行残高
は、
25,013百万円であります。
15.借入金には、
他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の
特約が付された劣後特約付借入金33,000百万円及び永久劣
後特約付借入金108,955百万円を計上しております。
14.
借入金には、
他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の
特約が付された劣後特約付借入金33,000百万円及び永久劣
後特約付借入金93,697百万円を計上しております。
16.外貨建資産の額は4,064,046百万円であります。
(主な外貨額
30,192百万米ドル、
9,250百万豪ドル、
301百万ユーロ)
外貨建負債の額は3,006,693百万円であります。
(主な外貨額
20,313百万米ドル、
9,499百万豪ドル、
80百万ユーロ)
17.保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機
構に対する当年度末における当社の今後の負担見積額は
16,653百万円であります。なお、当該負担金は拠出した年度
の事業費として処理しております。
15.
保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機
構に対する当年度末における当社の今後の負担見積額は
15,428百万円であります。なお、当該負担金は拠出した年度
の事業費として処理しております。
18.責任準備金対応債券に係る貸借対照表計上額は6,687,933
百万円、時価は7,160,755百万円であります。
16.
責任準備金対応債券に係る貸借対照表計上額は7,061,312
百万円、
時価は7,949,532百万円であります。
責任準備金対応債券の設定に当たっては、
「保険業におけ
る「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査
上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告
第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①一般ファンド
(こ
れらと同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)②円建年金
ファンド
(これらと同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)
③CV保険
(スター)
ファンド ④米ドル建保険ファンド
(同じ
負債特性を持つ再保険契約を含む)⑤米ドル建年金ファン
ド
(同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)
⑥米ドル建IS養
老
(スター)
ファンド ⑦米ドル建IS年金
(スター)
ファンド ⑧
ユーロ建年金ファンド
(同じ負債特性を持つ再保険契約を
含む)
⑨豪ドル建年金ファンド
(同じ負債特性を持つ再保険
契約を含む)
をそれぞれ小区分としております。
責任準備金対応債券の設定に当たっては、
「保険業におけ
る「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査
上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告
第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①一般ファンド
(こ
れらと同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)②円建年金
ファンド
(これらと同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)
③CV保険
(スター)
ファンド ④米ドル建保険ファンド
(同じ
負債特性を持つ再保険契約を含む)⑤米ドル建年金ファン
ド
(同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)
⑥米ドル建IS養
老
(スター)
ファンド ⑦米ドル建IS年金
(スター)
ファンド ⑧
ユーロ建年金ファンド
(同じ負債特性を持つ再保険契約を
含む)
⑨豪ドル建年金ファンド
(同じ負債特性を持つ再保険
契約を含む)
をそれぞれ小区分としております。
各小区分における、責任準備金のデュレーションと責任準
備金対応債券のデュレーションを、一定範囲内でマッチン
グさせることにより、
金利変動リスクを管理しております。
各小区分における、責任準備金のデュレーションと責任準
備金対応債券のデュレーションを、一定範囲内でマッチン
グさせることにより、
金利変動リスクを管理しております。
当該責任準備金の額並びにデュレーションと、責任準備金
対応債券の簿価額並びにデュレーションについては、リス
ク管理部門がモニタリングを行っております。
この結果をも
とに、投資委員会が責任準備金対応債券への資金配分計画
並びに目標デュレーションの見直しを定期的に行っており
ます。
当該責任準備金の額並びにデュレーションと、責任準備金
対応債券の簿価額並びにデュレーションについては、リス
ク管理部門がモニタリングを行っております。
この結果をも
とに、投資委員会が責任準備金対応債券への資金配分計画
並びに目標デュレーションの見直しを定期的に行っており
ます。
なお、金利要因以外の要因で時価が低下した債券につい
て、当期において責任準備金対応債券からその他有価証券
への振替を行っております。
この結果、
従来と比べて有価証
券が186百万円、その他有価証券評価差額金が129百万円
増加し、繰延税金資産が57百万円減少しております。
なお、金利要因以外の要因で時価が低下した債券につい
て、当期において責任準備金対応債券からその他有価証券
への振替を行っております。
この結果、
従来と比べて有価証
券が288百万円、その他有価証券評価差額金が205百万円
減少し、繰延税金資産が83百万円増加しております。
55
Ⅴ 財産の状況
平成 25 年度
平成 26 年度
19.
買入金銭債権の主な内訳は、
住宅ローン債権担保証券70,225
百万円、
資産担保証券61百万円、
商業用不動産ローン担保証
券40百万円であります。
17.
買入金銭債権の内訳は、住宅ローン債権担保証券58,804
百万円であります。
20.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
18.
金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
注記事項 損益計算書関係
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1.関係会社との取引による収益の総額は381,885百万円、
費用
の総額は102,067百万円であります。
1.関係会社との取引による収益の総額は335,256百万円、
費用
の総額は152,302百万円であります。
2.有価証券売却益の主な内訳は、
国債等債券344百万円、
株式
等5,925百万円、
外国証券12,287百万円であります。
2.有価証券売却益の主な内訳は、国債等債券4,030百万円、株
式等5,164百万円、
外国証券3,808百万円であります。
3.有価証券売却損の主な内訳は、
国債等債券157百万円、
株式
等973百万円、
外国証券8,292百万円であります。
3.有価証券売却損の主な内訳は、国債等債券25百万円、株式
等122百万円、
外国証券1,058百万円であります。
4.有価証券評価損の主な内訳は、
国債等債券76百万円、
株式等
5百万円、
外国証券3,991百万円であります。
4.有価証券評価損の主な内訳は、
株式等8百万円、
外国証券575
百万円であります。
5.支払備金戻入額の計算上、足し上げられた出再支払備金繰
入額の金額は123百万円、責任準備金繰入額の計算上、足し
上げられた出再責任準備金戻入額の金額は17,880百万円で
あります。
5.支払備金戻入額の計算上、差し引かれた出再支払備金戻入
額の金額は190百万円、責任準備金繰入額の計算上、足し上
げられた出再責任準備金戻入額の金額は18,656百万円であ
ります。
6.金融派生商品費用には、評価損13,302百万円及び実現損
66,629百万円が含まれております。
6.金融派生商品費用には、評価損83,861百万円及び実現損
102,736百万円が含まれております。
7.1株当たりの当期純利益は11,398円24銭であります。
7.1株当たりの当期純利益は13,766円65銭であります。
8.保険料には、
修正共同保険式再保険に関して出再会社から収
入した保険料6,205百万円から修正共同保険準備金調整額
6,027百万円を差引いた177百万円が含まれております。
8.保険料には、
修正共同保険式再保険に関して出再会社から収
入した保険料4,967百万円から修正共同保険準備金調整額
4,703百万円を差引いた264百万円が含まれております。
9.再保険収入には、
再保険会社からの出再保険事業費受入1,926
百万円ならびに出再保険責任準備金調整額△39,945百万円を
含んでおります。
9.再保険収入には、
再保険会社からの出再保険事業費受入182
百万円を含んでおります。
10.再保険料には、
修正共同保険式再保険に係わる再保険料27,036
百万円ならびに再保険会社からの出再保険責任準備金調整額
△3,321百万円を含んでおります。
11.その他の経常費用の主なものは、支払再保険手数料33,104
百万円であります。
10.その他の経常費用の主なものは、支払再保険手数料34,369
百万円であります。
11.その他特別損失の主なものは、合併により評価替えされ
た借入金の帳簿価格と当該借入金の返済額との差額3,742
百万円であります。
12.
関連当事者との取引は以下のとおりであります。
属性
親会社
議決権の
会社等の名称 所有(被
所有)割合
プルデンシャ
ル・ホールデ 被所有
ィング・オブ・ 直接
ジャパン株式 88.77%
会社
プルデンシャ
ル・グローバ
親会社の
ル・ファンディ
子会社
ング・エルエ
ルシー
56
―
関連
当事者
との関係
取引の内容
及び取引金額
(百万円)
12.関連当事者との取引は以下のとおりであります。
科目及び
期末残高
(百万円)
借入金の返済 借入金
6,683
87,341
借入利息支払 未払費用
3,374
1,521
資金調達先
自己株式取得
25,000
経営管理料
1,245
金融派生
商品費用
81,005
デリバティ
有価証券
ブ取引
利息支払
(スワップ
3,890
取引等)
金融派生
商品資産
36,207
金融派生
商品負債
75,168
繰延ヘッジ
損失
2,284
属性
会社等の名称
議決権の
所有(被
所有)割合
親会社
プルデンシャ
ル・ファイナ
ンシャル・イ
ンク
親会社
プルデンシャ
ル・ホールデ 被所有
ィング・オブ・ 直接
ジャパン株式 89.86%
会社
プルデンシャ
ル・グローバ
親会社の
ル・ファンディ
子会社
ング・エルエ
ルシー
被所有
間接
100%
―
関連
当事者
との関係
資産運用
取引
取引の内容
及び取引金額
(百万円)
科目及び
期末残高
(百万円)
有価証券利息・ 有価証券
配当金
125,068
1,812 未収収益
社債の購入
539
63,000
借入利息支払 借入金
3,366
87,341
自己株式取得 未払費用
47,499
1,530
資金調達先
経営管理料
1,316
金融派生
商品費用
191,279
デリバティ
有価証券
ブ取引
利息支払
(スワップ
9,448
取引等)
金融派生
商品資産
30,929
金融派生
商品負債
168,676
繰延ヘッジ
損失
13,148
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
属性
会社等の名称
議決権の
所有(被
所有)割合
関連
当事者
との関係
取引の内容
及び取引金額
(百万円)
プルデンシャ
ル ジブラル
所有
タ ファイナン 直接
シャル生命保 100%
険株式会社
借入利息支払 借入金
1,213
33,000
資金調達先
未払費用
548
保険料収入
376,394
その他の
経常収益
323
再保険手数料
支払
33,090
再保険取引
保険金支払
14,463
再保険返戻金
支払
43,913
契約者配当
準備金繰入
4,765
議決権の
所有(被
所有)割合
関連
当事者
との関係
取引の内容
及び取引金額
(百万円)
プルデンシャ
親会社の
ル生命保険
子会社
株式会社
―
資金調達先
子会社
プルデンシャ
ル ジブラル
所有
タ ファイナン 直接
シャル生命保 100%
険株式会社
ファイナンシャ
被所有
親会社の ル・アシュアラ
直接
子会社
ンス・ジャパン
10.14%
株式会社
科目及び
期末残高
(百万円)
担保に供し
た有価証券
31,621
資産の
担保提供
再保険貸
3,373
契約者配当
準備金
2,499
再保険借
8,389
再保険仮受金
4,864
会社等の名称
借入利息支払 借入金
1,213
33,000
未払費用
551
保険料収入
330,932
その他の
経常収益
278
再保険手数料
支払
34,304
再保険取引
保険金支払
24,076
再保険返戻金
支払
74,746
契約者配当
準備金繰入
14,173
再保険貸
8,401
契約者配当
準備金
4,066
再保険借
15,932
再保険仮受金
4,346
借入金の返済
返済金額
19,000
返済に伴う
損失
3,742
借入利息支払
363
自己株式取得
64,212
資金調達先
有価証券の
売却
売却金額
73,508
売却益
1,934
有価証券利息・
配当金
19,195
(注)
親会社とは、
会社法第2条第1項第4号に定める会社をいいます。
(注)
親会社とは、
会社法第2条第1項第4号に定める会社をいいます。
(取引条件及び取引条件の決定方針等)
(1)上記取引については、市場金利又は市場価格を基に取引条件を
決定しております。
(2)プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社及び
プルデンシャル生命保険株式会社からの借入金は、他の債務よ
りも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付
借入金であります。
(取引条件及び取引条件の決定方針等)
(1)上記取引については、市場金利又は市場価格を基に取引条件を
決定しております。
(2)プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社及び
プルデンシャル生命保険株式会社からの借入金は、他の債務よ
りも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付
借入金であります。
13.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
財産の状況
子会社
―
属性
Ⅴ
担保に供し
た有価証券
38,857
資産の
担保提供
プルデンシャ
親会社の
ル生命保険
子会社
株式会社
科目及び
期末残高
(百万円)
13.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
注記事項 株 主資本 等変動計算書関係
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1. 自己株式の種類及び株式数に関する事項
当期首
株式数
1. 自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当期増加 当期減少 当期末
株式数
株式数
株式数
自己株式
当期首
株式数
(単位:千株)
当期増加 当期減少 当期末
株式数
株式数
株式数
自己株式
優先株式
―
10
10
―
優先株式
―
84
84
―
合計
―
10
10
―
合計
―
84
84
―
(注)
1. 優先株式の自己株式の株式数の増加10千株は、優先株
式Hを取得したことによる増加であります。
2. 優先株式の自己株式の株式数の減少10千株は、優先株
式Hを消却したことによる減少であります。
(注)
1. 優先株式の自己株式の株式数の増加84千株は、優先株式
A、
B、
C、
E、
G、
Hを取得したことによる増加であります。
2. 優先株式の自己株式の株式数の減少84千株は、優先株式
A、
B、
C、
E、
G、
Hを消却したことによる減少であります。
57
Ⅴ 財産の状況
5 債務者区分による債権の状況
(単位:百万円)
区分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小計
(対合計比)
正常債権
合計
平成25年度末
335
2,268
12
2,617
(0.43%)
601,122
603,739
平成26年度末
403
1,510
0
1,913
(0.23%)
828,699
830,613
(注)1. 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥ってい
る債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2. 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息
の受取りができない可能性の高い債権です。
3. 要管理債権とは、3ヵ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金です。なお、3ヵ月以上延滞貸付金とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の
翌日から3ヵ月以上遅延している貸付金(注1及び2に掲げる債権を除く。)、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建又は支援を図ること
を目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(注1及び2
に掲げる債権並びに3ヵ月以上延滞貸付金を除く。)です。
4. 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、注1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
6 リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
区分
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸付条件緩和債権額
合計
(貸付残高に対する比率)
平成25年度末
17
2,586
−
12
2,617
(0.44%)
平成26年度末
11
1,902
−
−
1,913
(0.23%)
(注)1. 破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等について、帳簿価額から担保の評価額及び保証等による回収が可能と認められる
金額を控除した残額を取立不能見込額として帳簿価額から直接減額表示しています。その金額は、平成25年度末が破綻先債権額0百万
円、延滞債権額0百万円、平成26年度末が延滞債権額0百万円です。
2. 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込
みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)のうち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社法等に
よる手続き申立てにより法的倒産となった債務者、又は手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、あるいは、海外の法律により上記
に準ずる法律上の手続き申立てがあった債務者に対する貸付金です。
3. 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
を猶予したもの以外の貸付金です。
4. 3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該当
しない貸付金です。
5. 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸付金です。
7 元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況
平成25年度末及び平成26年度末とも残高はありません。
58
8 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率)
(単位:百万円)
R1
R8
R2
R7
R3
R4
平成26年度末
1,078,268
243,921
133,321
105,301
535
202,169
15,520
254,475
126,697
−
−
−
△31,909
26,678
−
△31,909
28,235
230,244
251,030
24,601
9,552
51,043
369
171,092
5,133
23,452
9,437
54,349
347
188,596
5,523
936.7%
859.0%
財産の状況
保険リスク相当額
第三分野保険の保険リスク相当額
予定利率リスク相当額
最低保証リスク相当額
資産運用リスク相当額
経営管理リスク相当額
ソルベンシー・マージン比率 (A)
×100
(1/2)×
(B)
平成25年度末
1,078,418
341,119
98,667
97,265
662
129,278
12,873
261,826
141,955
Ⅴ
項目
ソルベンシー・マージン総額
(A)
資本金等
価格変動準備金
危険準備金
一般貸倒引当金
その他有価証券の評価差額×90%
(マイナスの場合100%)
土地の含み損益×85%
(マイナスの場合100%)
全期チルメル式責任準備金相当額超過額
負債性資本調達手段等
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段
等のうち、マージンに算入されない額
持込資本金等
控除項目
その他
2
リスクの合計額 (R1+R8)2+(R2+R3+R7)
+R4
(B)
(注)1. 上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。
2. 最低保証リスク相当額の算出に際しては、標準的方式を用いております。
3. 当社は、平成27年6月23日の定時株主総会および取締役会において、総額51,332百万円の自己株式の取得並びに消却に関する事項を決
議しました。当該事項を反映した場合、平成26年度末のソルベンシー・マージン比率は818.1%となります。
59
Ⅴ 財産の状況
9 有価証券等の時価情報(会社計)
有価証券の時価情報
1. 売買目的有価証券の評価損益
(単位:百万円)
平成25年度末
貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価損益
23,192
368
区分
売買目的有価証券
平成26年度末
貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価損益
24,424
1,601
(注)平成25年度末、平成26年度末とも「金銭の信託」は保有していません。
2. 有価証券の時価情報
(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)
区分
満期保有目的の債券
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
合計
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
帳簿価額
249,411
6,687,933
ー
1,954,637
708,490
89,205
1,095,326
1,054,790
40,536
37,540
24,073
ー
ー
8,891,981
4,741,812
89,205
3,953,752
3,913,215
40,536
37,540
69,669
ー
ー
平成25年度末
時価
差損益 [うち差益] [うち差損]
260,452
11,041
12,515
△1,473
7,160,755
472,822
496,419 △23,596
ー
ー
ー
ー
2,099,304
142,318
151,771
△9,453
745,423
36,932
37,009
△76
132,127
42,921
43,120
△199
1,145,438
47,763
56,726
△8,963
1,103,549
46,410
55,308
△8,898
41,889
1,352
1,417
△65
51,584
14,043
14,204
△160
24,730
656
710
△53
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
9,520,512
626,181
660,706 △34,524
5,127,541
385,728
386,293
△565
132,127
42,921
43,120
△199
4,136,188
180,087
213,598 △33,510
4,094,299
178,734
212,180 △33,445
41,889
1,352
1,417
△65
51,584
14,043
14,204
△160
73,070
3,401
3,489
△88
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
帳簿価額
200,299
7,061,312
ー
2,159,255
610,037
85,887
1,405,314
1,320,144
85,169
37,844
20,172
ー
ー
9,420,866
4,508,033
85,887
4,731,216
4,646,047
85,169
37,844
57,884
ー
ー
(単位:百万円)
平成26年度末
時価
差損益 [うち差益] [うち差損]
211,444
11,145
11,258
△112
7,949,532
888,219
890,847
△2,627
ー
ー
ー
ー
2,384,062
223,758
228,897
△ 5,139
655,960
45,922
45,996
△74
168,971
83,084
83,284
△200
1,474,353
67,990
72,849
△4,858
1,387,465
66,272
71,114
△4,841
86,887
1,717
1,735
△17
63,685
25,841
25,841
ー
21,091
919
925
△6
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
10,545,039 1,123,124 1,131,003
△ 7,879
5,071,861
563,827
563,902
△74
168,971
83,084
83,284
△200
5,178,985
446,719
454,318
△7,598
5,092,097
445,001
452,583
△7,581
86,887
1,717
1,735
△17
63,685
25,841
25,841
ー
61,534
3,650
3,656
△6
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注)1. 本表には、
金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
2. 平成25年度末及び平成26年度末とも「金銭の信託」は保有していません。
3. その他有価証券から満期保有目的へ振替えた債券の振替時の差損益 平成25年度末 △2,349百万円及び、平成26年度末 △1,048百万円
を含んでいます。
●満期保有目的の債券
区分
時価が貸借対照表計上額を
超えるもの
公社債
外国証券
買入金銭債権
時価が貸借対照表計上額を
超えないもの
公社債
外国証券
買入金銭債権
60
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
平成25年度末
時価
貸借対照表計上額
平成26年度末
時価
232,071
244,587
12,515
194,299
205,557
11,258
19,971
167,656
44,443
20,899
176,465
47,222
928
8,808
2,778
18,260
138,325
37,712
19,381
145,732
40,443
1,120
7,406
2,730
17,339
15,865
△1,473
6,000
5,887
△112
4,186
12,000
1,152
4,186
10,560
1,117
−
△1,439
△34
−
6,000
−
−
5,887
−
−
△112
−
差額
差額
●責任準備金対応債券
区分
時価が貸借対照表計上額
を超えるもの
貸借対照表計上額
6,132,809
6,629,228
3,983,817
2,148,992
−
公社債
外国証券
買入金銭債権
496,419
6,938,868
7,829,715
890,847
4,332,173
2,297,055
−
348,356
148,062
−
3,878,732
3,060,136
−
4,395,517
3,434,198
−
516,784
374,062
−
555,123
531,526
△23,596
122,443
119,816
△2,627
25,347
529,775
−
24,858
506,667
−
△488
△23,108
−
1,003
121,440
−
1,002
118,813
−
△0
△2,627
−
差額
●その他有価証券
区分
貸借対照表計上額が
帳簿価額を超えるもの
差額
財産の状況
時価が貸借対照表計上額
を超えないもの
貸借対照表計上額
平成26年度末
時価
Ⅴ
公社債
外国証券
買入金銭債権
(単位:百万円)
平成25年度末
時価
(単位:百万円)
帳簿価額
平成25年度末
貸借対照表計上額
1,648,449
公社債
株式
外国証券
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
貸借対照表計上額が
帳簿価額を超えないもの
公社債
株式
外国証券
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
差額
帳簿価額
平成26年度末
貸借対照表計上額
1,800,221
151,771
1,880,465
2,109,363
228,897
674,958
81,475
835,065
34,484
22,464
−
−
711,967
124,596
891,792
48,689
23,174
−
−
37,009
43,120
56,726
14,204
710
−
−
587,866
82,588
1,153,488
37,844
18,677
−
−
633,862
165,873
1,226,337
63,685
19,603
−
−
45,996
83,284
72,849
25,841
925
−
−
306,187
299,082
△9,453
278,789
274,699
△5,139
33,531
7,730
260,260
3,056
1,608
−
−
33,455
7,530
253,646
2,895
1,555
−
−
△76
△199
△8,963
△160
△53
−
−
22,171
3,298
251,826
−
1,494
−
−
22,097
3,097
248,016
−
1,487
−
−
△74
△200
△4,858
−
△6
−
−
●時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。
区分
満期保有目的の債券
非上場外国債券
その他
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
非上場国内株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国債券
その他
合計
平成25年度末
ー
ー
ー
ー
43,098
95,848
72,374
0
ー
23,474
138,947
差額
(単位:百万円)
平成26年度末
ー
ー
ー
ー
43,362
18,839
449
0
ー
18,390
62,202
金銭の信託の時価情報
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
61
Ⅴ 財産の状況
デリバティブ取引の時価情報
(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
1. 定性的情報
①取引の内容
④リスクの内容
平成26年度において当社が利用したデリバティブ取引は、
デリバティブ取引は、為替、金利、株価等の変動により発生
為替予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金利
する市場リスク、及び取引相手の倒産等により発生する信用
スワップ取引、
金利スワップション取引及びクレジットデフォ
リスクを有しています。
ルトスワップ取引です。
市場リスクについては、現物資産の運用を補完する目的と
してデリバティブ取引を行っているため、リスクは限定的で
②取組方針
安定的かつ効率的な資産運用を図る観点から、原則として
あると認識しています。 又、
信用リスクについては、信用度の
運用資産のリスクをコントロールする目的でデリバティブ取
高い取引先を相手としており、契約が履行されないリスクは
引を活用し、投機的な取引は行わないこととしております。
小さいものと認識しています。
③利用目的
⑤リスク管理体制
当社は、
(1)運用資産に係る市場リスクのヘッジ、
(2)ALM
当社におけるデリバティブ取引は、取引限度額等を定めた
の観点から行う金利リスクのヘッジ、
(3)現物資産の運用の補
社内規定に基づき、運用方針に沿って行っています。又、現物
完、
(4)運用資産に係る信用リスクのヘッジ、を目的にデリバ
資産とともにポジション管理を行い、リスクを一元的に管理
ティブ取引を行っています。
しています。さらに、当社の運用部門全体の会議においてリス
又、為替予約取引、通貨スワップ取引を利用してヘッジ会計
ク状況の把握・分析を行っています。又、リスク状況について
を適用しており、その方法は、外貨建債券等の一部について、
は、リスク管理チームに報告する体制となっています。
キャッシュフローのヘッジとして繰延ヘッジ及び為替の振当
⑥定量的情報に関する補足説明
処理、また、為替変動リスクのヘッジとして時価ヘッジを行っ
ています。
デリバティブ取引における「契約額」等はあくまでも名目的
な契約額又は計算上の想定元本であり、当該金額自体がその
なお、
ヘッジの有効性の判定は、
主に、
ヘッジ対象とヘッジ手
段のキャッシュフローの総額又は時価変動を比較する比率分
ままデリバティブ取引に係る市場リスクや信用リスク等を表
すものではありません。
析によって行っています。
2. 定量的情報
① 差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)
ヘッジ会計適用分
平成
ヘッジ会計非適用分
25年度末
合計
ヘッジ会計適用分
平成
ヘッジ会計非適用分
26年度末
合計
金利関連
ー
3,546
3,546
ー
4,066
4,066
通貨関連
△30,406
△10,356
△40,763
△85,817
△54,156
△139,974
(単位:百万円)
株式関連
ー
ー
ー
ー
ー
ー
債券関連
ー
ー
ー
ー
ー
ー
その他
ー
△738
△738
ー
△209
△209
合計
△30,406
△7,548
△37,955
△85,817
△50,298
△136,116
(注)ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(平成26年度末 通貨関連△3,621百万円)及びヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に
計上されています。
② ヘッジ会計が適用されていないもの
a.金利関連
区分
店頭
合計
62
(単位:百万円)
種類
金利スワップ(米ドル)
固定金利受取/変動金利支払
変動金利受取/固定金利支払
金利スワップション
売建
買建
契約額等
平成25年度末
[うち1年超]
時価
差損益
契約額等
平成26年度末
[うち1年超]
時価
差損益
222,773
193,040
213,529
193,040
22,252
△18,238
22,252
△18,238
199,592
174,939
179,989
151,805
17,401
△11,974
17,401
△11,974
ー
30,000
ー
30,000
ー
△468
ー
△468
3,546
ー
200,000
ー
200,000
ー
△1,361
ー
△1,361
4,066
(参考)
金利スワップ契約の残存期間別構成
平成
25年度末
5年超
7年以下
7年超
10年以下
9,244
4.86
0.24
ー
ー
ー
19,603
5.04
0.26
23,133
3.29
0.38
77,656
4.55
0.27
84,915
3.40
0.33
173,647
4.73
0.28
151,805
3.51
0.39
121,935
4.89
0.24
92,489
3.61
0.33
6,341
4.56
0.26
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
b. 通貨関連
13,937
4.18
0.33
15,635
5.53
0.24
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合計
222,773
4.73
0.25
193,040
3.67
0.32
199,592
4.76
0.28
174,939
3.48
0.39
(単位:百万円)
区分
店頭
10年超
財産の状況
受取固定/支払変動スワップ想定元本
平均受取固定金利
平均支払変動金利
支払固定/受取変動スワップ想定元本
平均支払固定金利
平均受取変動金利
受取固定/支払変動スワップ想定元本
平均受取固定金利
平均支払変動金利
支払固定/受取変動スワップ想定元本
平均支払固定金利
平均受取変動金利
1年以下
3年超
5年以下
Ⅴ
平成
26年度末
(単位:百万円、
%)
1年超
3年以下
種類
為替予約
売建
(米ドル)
(ユーロ)
(英ポンド)
(カナダドル)
(メキシコペソ)
買建
(米ドル)
(ユーロ)
(英ポンド)
(カナダドル)
(メキシコペソ)
通貨オプション
売建
コール
契約額等
787,494
722,569
25,880
13,766
21,413
3,864
38,525
30,195
1,831
1,069
5,272
156
(
プット
(
買建
コール
−
−)
−
−)
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
(
プット
(米ドル)
通貨スワップ
受取円貨支払外貨
(米ドル)
受取外貨支払円貨
(豪ドル)
平成25年度末
[うち1年超]
時価
16,755
16,755
22,400
22,400
差損益
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
△11,636
△10,633
△935
△830
723
39
832
755
10
80
△18
3
−
−)
−
−)
−
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
−
(
(
△11,636 1,346,810
△10,633 1,304,451
△935
23,007
△830
11,278
723
8,073
39
−
832
305,751
755
301,893
10
2,193
80
624
△18
1,040
3
−
合計
△50,089
△51,399
1,580
△376
106
−
△1,717
△1,612
△96
1
△9
−
△50,089
△51,399
1,580
△376
106
−
△1,717
△1,612
△96
1
△9
−
−
−)
−
−)
−
−
−
−
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
−
−
41
△704
41
△704
16,755
16,755
22,400
22,400
14,279
14,279
22,400
22,400
△4,192
△4,192
2,547
2,547
△4,192
△4,192
2,547
2,547
△54,156
(
−
−
(
−
−
−)
−
−)
(
373
△372
373
△372
△546
△546
1,367
1,367
△546
△546
1,367
1,367
△10,356
差損益
267,964
267,964
−
−
−
−
951
951
−
−
−
−
−
(
16,755
16,755
22,400
22,400
平成26年度末
契約額等 [うち1年超]
時価
(
(
(
(注)1. 括弧内には、
貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2. 年度末の為替相場は先物相場を使用しています。
3. 為替予約の時価は差損益を記載しています。
63
Ⅴ 財産の状況
c. 株式関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
d. 債券関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
e. その他
(単位:百万円)
区分
店頭
平成25年度末
契約額等 [うち1年超]
時価
種類
差損益
平成26年度末
契約額等 [うち1年超]
時価
差損益
クレジット・デフォルト・スワップ
プロテクション
(米ドル)
売建
買建
ー
36,622
ー
30,402
ー
△738
合計
ー
△738
△738
ー
9,650
ー
9,650
ー
△209
ー
△209
△209
③ ヘッジ会計が適用されているもの
a. 金利関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
b. 通貨関連
ヘッジ会計の方法
時価ヘッジ
繰延ヘッジ
(単位:百万円)
種類
為替予約
売建
(米ドル)
買建
(米ドル)
通貨スワップ
受取円貨支払外貨
(米ドル)
受取外貨支払円貨
平成25年度末
主なヘッジ対象
契約額等 [うち1年超]
外貨建投資信託
外貨建債券
合計
平成26年度末
契約額等 [うち1年超]
時価
時価
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
41,584
41,584
171
171
ー
ー
ー
ー
△3,625
△3,625
3
3
239,548
239,548
ー
226,624
226,624
ー
△30,406
△30,406
ー
△30,406
260,678
260,678
ー
250,059
250,059
ー
△82,196
△82,196
ー
△85,817
(注)1. 年度末の為替相場は先物相場を使用しています。
2. 為替予約の時価は差損益を記載しています。
3. 外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権債務等で、貸借
対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。
c. 株式関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
d. 債券関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
e. その他
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
64
10 経常利益等の明細(基礎利益)
A
C
A+B+C
(注記)その他基礎収益等の内訳
その他基礎収益
その他基礎費用
その他キャピタル収益
その他運用収益のうちキャピタル収益
有価証券償還益のうちキャピタル収益
その他キャピタル費用
その他運用費用のうちキャピタル費用
有価証券償還損のうちキャピタル費用
外貨建商品の為替変動に係る責任準備金繰入額
その他臨時収益
個人年金保険等の解約による責任準備金削減額
市場価格調整による責任準備金戻入額
優先株式未払配当金の一時受取
その他臨時費用
市場価格調整による責任準備金積増額
追加責任準備金の繰入額
ー
ー
4,823
590
4,232
161,868
28
516
161,322
794
794
ー
ー
9,223
8,927
296
財産の状況
B
A+B
(単位:百万円)
平成26年度
120,971
519,595
ー
ー
13,274
ー
499,660
6,660
506,241
ー
ー
1,220
587
187,850
ー
316,583
13,353
134,324
20,893
ー
ー
ー
20,893
30,227
ー
8,036
30
ー
0
22,161
△9,333
124,991
Ⅴ
基礎利益
キャピタル収益
金銭の信託運用益
売買目的有価証券運用益
有価証券売却益
金融派生商品収益
為替差益
その他キャピタル収益
キャピタル費用
金銭の信託運用損
売買目的有価証券運用損
有価証券売却損
有価証券評価損
金融派生商品費用
為替差損
その他キャピタル費用
キャピタル損益
キャピタル損益含み基礎利益
臨時収益
再保険収入
危険準備金戻入額
個別貸倒引当金戻入額
その他臨時収益
臨時費用
再保険料
危険準備金繰入額
個別貸倒引当金繰入額
特定海外債権引当勘定繰入額
貸付金償却
その他臨時費用
臨時損益
経常利益
平成25年度
99,962
275,747
ー
ー
21,340
ー
249,583
4,823
256,712
ー
ー
9,528
4,310
81,005
ー
161,868
19,035
118,998
1,219
ー
ー
425
794
15,715
ー
6,492
ー
ー
0
9,223
△14,496
104,501
ー
ー
6,660
360
6,299
316,583
1
831
315,751
20,893
667
1,030
19,195
22,161
ー
22,161
11 会計監査人の監査
平成25年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
及び平成26年度
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
の貸借
対照表、
損益計算書及び株主資本等変動計算書等は、
会社法に基づき、
PwCあらた監査法人の監査を受けております。
なお、従来、当社が監査証明を受けているあらた監査法人は、平成27年7月1日に名称を変更し、PwCあらた監査法人となり
ました。
※当資料では、
監査対象となった計算書類等の内容をよりご理解いただけるよう、
当社の判断に基づき、
計算書類等の表示及び
記載内容を一部変更するとともに、
様式を一部変更して記載しています。
12 事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な
疑義を生じさせるような事象又は状況その他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす事象
該当事項はありません。
65
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
1 主要な業務の状況を示す指標等
決算業績の概況
平成26年度末(当期末)における保有契約高は、個人保険
および 個人年金保険が35兆1,343億円(前期末34兆7,521億
円)となっており前期末に比べ3,821億円増加しました。主な
内訳は、増加が新契約3兆2,300億円(前期3兆1,805億円)、更
新1,879億円(前期2,061億円)、一方、減少が満期契約8,231
億円(前期8,083億円)、解約・失 効契約2兆2,867億円(前期2
兆4,434億円)、減額4,806億円(前期4,553億円)であります。
なお、団体保険の当期末保有契約高は3兆4,280億円(前期
末3兆8,688億円)となっております。 億円、責任準備金等繰入額6,792億円、資産運用費用1,991億
円、事業費1,824億円でした。この結果、当期純利益は318億円
となり、また、当期末総資産は11兆809億円となりました。
責任準備金については、当期末残高は9兆9,846億円(前期
末9兆3,054億円)となりました。内訳は、個人保険および個人
年金 保 険 が7兆5,772億円(前 期 末7兆2,084億円)、団 体保 険
92億 円(前 期 末 91億 円)、団 体 年 金 保 険2,367億 円(前 期 末
2,508億円)、その他の保険と危険準備金で2兆1,614億円(前期
末1兆8,369億円)となっております。その他の保険のうち、プル
デンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社か
らの再保険の責任準備金は2兆412億円となっております。
収支面においては、保険料等収入1兆3,666億円、資産運用
収 益8,562億円に対して、主な費 用は保険金等支払金9,883
保有契約高及び新契約高
保有契約高
(単位:千件、百万円、%)
平成25年度末
件数
5,907
930
ー
ー
ー
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
受再保険
(前年度末比)
金額
( 97.2 )
( 92.3 )
(
ー)
(
ー)
(
ー)
31,916,815
2,835,367
3,868,868
250,893
2,848,718
平成26年度末
(前年度末比)
(
( ( ( (
100.1 )
94.2 )
85.9 )
94.2 )
130.9 )
件数
5,787
866
ー
ー
ー
(前年度末比)
金額
( 98.0 )
( 93.1 )
(
ー)
(
ー)
(
ー)
32,411,068
2,723,257
3,428,082
236,753
3,195,089
(前年度末比)
(
( ( ( (
101.5 )
96.0 )
88.6 )
94.4 )
112.2 )
(注)1. 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
2. 団体年金保険については、責任準備金の金額です。
新契約高
(単位:千件、百万円、%)
平成25年度
件数(前年度比)
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
受再保険
金額
平成26年度
)
(前年度比)(新契約)
392 ( 85.8 ) 3,016,867( 88.9 ) 3,016,867
45 ( 124.9 ) 163,698( 133.0 ) 163,698
ー(
ー)
15,735( 159.8 )
15,735
ー(
ー)
ー( ー )
ー
ー(
ー ) 715,445( 55.8 ) 715,445
転換に
件数(前年度比)
よる純増加
)
金額
転換に
) よる純増加
)
(前年度比)(新契約)
ー 390 ( 99.6 ) 3,043,090 ( 100.9 ) 3,043,090
ー 46 ( 102.8 ) 186,913 ( 114.2 ) 186,913
ー (
ー)
4,985 ( 31.7 )
4,985
ー (
ー)
ー(
ー)
ー
ー (
ー ) 518,241 ( 72.4 ) 518,241
ー
ー
(注)1. 件数は、新契約に転換後契約を加えた数値です。
2. 新契約・転換による純増加の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資です。
3. 新契約の団体年金保険の金額は第1回収入保険料です。
年換算保険料
保有契約
個人保険
個人年金保険
合計
うち医療保障・生前給付保障等
(単位:百万円、%)
平成25年度末
( 前年度末比 )
金額
654,326
( 101.7 )
265,443
(
94.0 )
919,769
(
99.3 )
211,706
(
96.5 )
平成26年度末
( 前年度末比 )
金額
678,531
( 103.7 )
258,345
(
97.3 )
936,876
( 101.9 )
210,687
(
99.5 )
新契約
(単位:百万円、%)
平成25年度
個人保険
個人年金保険
合計
うち医療保障・生前給付保障等
金額
59,839
16,922
76,762
11,060
( 前年度比 )
(
90.5 )
( 127.0 )
(
96.7 )
(
64.9 )
平成26年度
金額
64,705
19,178
83,884
16,474
( 前年度比 )
(
(
(
(
108.1 )
113.3 )
109.3 )
148.9 )
(注)1. 年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係 数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金 額です
(一時 払 契約等
は、保険料を保険期間で除した金額)。
2. 医療 保障・生前給付保障等には、医療 保障給付
(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付
(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付
(障
害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。
66
保障機能別保有契約高
(単位:百万円)
保有金額
区分
普通死亡
災害死亡
満期・生存給付
生存保障
年金
その他
災害入院
入院保障
疾病入院
その他の条件付入院
平成26年度末
32,392,776
ー
3,427,922
ー
38,956,050
( 5,772,421 )
(
131,674 )
(
431,931 )
(
ー )
( 6,742,969 )
( 2,716,780 )
( 13 )
(
457,070 )
(
ー )
( 3,290,007 )
18,291
2,198,638
1
ー
2,277,964
(
154,196 )
(
139,102 )
( 29 )
(
ー )
(
294,670 )
ー
524,618
158
236,753
774,999
(
11,842 )
(
9 )
(
492 )
(
ー )
(
12,578 )
(
11,348 )
( 18 )
(
ー )
(
ー )
(
11,608 )
(
31,337 )
(
2 )
(
234 )
(
ー )
(
33,156 )
業務の状況を示す指標等
その他の条件付死亡
平成25年度末
31,890,841
ー
3,868,674
ー
38,538,966
( 6,153,221 )
(
184,336 )
(
455,963 )
(
ー )
( 7,145,609 )
( 2,464,227 )
(
13 )
(
445,217 )
(
ー )
( 3,014,152 )
25,972
2,305,341
2
ー
2,403,215
(
118,884 )
(
164,080 )
(
32 )
(
ー )
(
284,259 )
ー
530,025
192
250,893
794,379
(
12,480 )
(
10 )
(
526 )
(
ー )
(
13,241 )
(
11,922 )
(
21 )
(
ー )
(
ー )
(
12,172 )
(
34,435 )
(
2 )
(
268 )
(
ー )
(
36,036 )
Ⅵ
死亡保障
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
(注)1. 括弧内数値は主 契約の付随保障部分および特 約の保障を表します。ただし、定期特 約の普通死亡保障は主要保障部分に計上しました。
2. 生存保障の満期・生存給付欄の個人年金保険、団体保険(年金特約)の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資を表し
ます。
3. 生存保障の年金欄の金 額は、年金 年 額を表します。
4. 生存保障のその他欄の金額は、個人年金保険(年金支払開始後)、団体保険(年金特約年金支払開始後)、団体年金保険の責任準備金を表します。
5. 入院保障欄の金額は入院給付日額を表します。
6. 入院保障の疾病入院のその他共計の金額は、主要保障部分と付随保障部分の合計を表します。
67
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
(単位:件)
保有件数
区分
障害保障
手術保障
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
平成25年度末
1,022,042 )
1,837 )
1,672,638 )
ー )
2,696,517 )
3,061,764 )
2,162 )
ー )
ー )
3,063,926 )
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
平成26年度末
954,631 )
1,627 )
1,627,724 )
ー )
2,583,982 )
2,988,538 )
1,971 )
ー )
ー )
2,990,509 )
個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高
(単位:百万円)
保有金額
区分
死亡保険
生死混合保険
生存保険
年金保険
災害・疾病関係特約
平成25年度末
16,867,423
8,383,119
3,091,094
29,799,959
1,650,933
185,470
149,962
2,089,145
27,710
2,835,367
3,810,908
2,241,671
1,792
1,236
5,508
7,570
定期保険
終身保険
定期付終身保険
その他共計
養老保険
定期付養老保険
終身年金付家族収入保険
その他共計
個人年金保険
災害割増特約
傷害特約
災害入院特約
疾病入院特約
成人病特約
その他の条件付入院特約
平成26年度末
17,023,803
9,031,175
2,758,167
30,117,791
1,920,505
142,631
128,770
2,273,805
19,471
2,723,257
3,607,714
2,071,353
1,594
1,100
4,608
7,107
(注)1. 個人年金保険の金額は年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
2. 入院特約の金額は入院給付日額を表します。
異動状況の推移
1. 個人保険
(単位:件、百万円、%)
平成25年度
区分
年始現在
新契約
更新
復活
保険金額の増加
転換による増加
その他の異動による増加
死亡
満期
保険金額の減少
転換による減少
解約
失効
その他の異動による減少
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
(
(
(
(
件数
6,076,997
392,687
52,861
16,606
1,318,325
ー
52,874
19,593
201,299
395,307
ー
340,539
66,299
56,808
5,907,487
△2.8
△169,510
ー
(注)金額は、死亡保険、生死混合保険、生存保険の主要保障部分の合計です。
68
)
)
)
)
金額
31,876,737
3,016,867
206,161
110,813
36,361
ー
813,260
78,469
804,163
435,727
ー
1,869,088
383,021
572,916
31,916,815
(
0.1
40,077
(
△93.3
平成26年度
)
)
件数
5,907,487
390,950
49,753
15,162
( 1,183,805
ー
39,846
20,180
188,171
(
378,564
ー
307,719
55,820
43,526
5,787,782
(
△2.0
△119,705
(
ー
)
)
)
)
金額
31,916,815
3,043,090
187,917
104,413
30,125
ー
1,011,444
85,905
818,718
455,152
ー
1,775,691
342,451
404,818
32,411,068
(
1.5
494,252
(
1,133.3
)
)
2. 個人年金保険
区分
)
)
)
)
金額
3,009,748
163,698
1,654
1,649
ー
526,569
23,577
4,139
19,606
ー
187,372
3,922
629,335
2,835,367
(
△5.8
△174,380
(
ー
(
(
)
(
)
(
件数
930,263
46,601
108
46,450
ー
63,842
7,918
10,147
5,823
ー
45,931
348
110,320
866,150
△6.9
△64,113
ー
)
)
)
)
金額
2,835,367
186,913
722
1,228
ー
442,617
21,476
4,441
25,497
ー
166,091
2,492
523,591
2,723,257
(
△4.0
△112,109
(
ー
業務の状況を示す指標等
件数
1,007,669
45,330
164
(
60,165
ー
69,663
8,442
10,302
(
3,651
ー
52,107
504
121,208
930,263
(
△7.7
△77,406
(
ー
平成26年度
Ⅵ
年始現在
新契約
復活
保険金額の増加
転換による増加
その他の異動による増加
死亡
支払満了
保険金額の減少
転換による減少
解約
失効
その他の異動による減少
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
(単位:件、百万円、%)
平成25年度
)
)
(注)金額は、年金支払開始前契約の年金開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金の合計です。
3. 団体保険
(単位:件、百万円、%)
平成25年度
区分
年始現在
新契約
更新
復活
中途加入
保険金額の増加
その他の異動による増加
死亡
満期
脱退
保険金額の減少
解約
失効
その他の異動による減少
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
(
(
(
(
件数
9,050,565
18,316
6,746,910
44
454,658
26,019
380,471
19,417
6,813,308
651,782
9,481
464,876
382
446,879
8,254,320
△8.8
△796,245
ー
平成26年度
金額
4,504,685
15,735
3,471,094
130
323,636
)
52,857
5,561
7,311
4,060,063
224,694
)
128,780
60,345
1,906
21,731
3,868,868
) (
△14.1
△635,816
) (
ー
(
(
)
(
)
(
件数
8,254,320
54,435
6,607,247
10
413,021
30,261
41,213
17,736
6,705,687
561,309
9,209
57,730
130
12,644
8,015,010
△2.9
△239,310
ー
)
)
)
)
金額
3,868,868
4,985
3,033,308
20
282,924
36,090
2,575
6,161
3,219,909
167,602
375,859
17,519
649
12,988
3,428,082
(
△11.4
△440,786
(
ー
)
)
(注)1. 金額は、死亡保険、生死混合保険、年金払特約の主要保障部分の合計です。
2. 件数は被保険者数を表します。
4. 団体年金保険
(単位:件、百万円、%)
平成25年度
区分
年始現在
新契約
年金支払
一時金支払
解約
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
(
(
件数
594,542
−
414,942
59,299
69
558,917
△6.0
△35,625
ー
) (
) (
平成26年度
金額
266,405
−
9,967
19,044
94
250,893
△5.8
△15,512
ー
) (
)
(
件数
558,917
−
375,038
51,637
75
480,505
△14.0
△78,412
ー
)
(
)
(
金額
250,893
−
9,265
17,606
370
236,753
△5.6
△14,140
ー
)
)
(注)1. 年始現在、年末現在の金額は、各時点における責任準備金です。
2. 新契約の金額は、第1回収入保険料です。
3. 件数は、被保険者数を表します。
69
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
契約者配当の状況
1. 平成26年度契約者配当の状況
A.ジブラルタ生命のご契約
(下記B.およびC.に掲げるご契約
を除きます)
① 個人保険、個人年金保険
(1)毎年配当タイプ
配当金は、次のa、bの合計金額です。ただし合計金額がマイ
ナスの場合は0とします。
a. 危険保険金に被保険者の年齢、性別の区別に応じた死差
配当率を乗じた金額
b. 災害保険金額または入院給付金日額に被保険者の年齢
の区別に応じた特約配当率を乗じた金額
なお、
保険種類によっては配当率が0となるものがあります。
また、被保険者集団ごとの剰余を基準として支払う配当金に
ついては、会社の定める方法により契約者配当準備金の繰
入れを行いました。
(2)5年ごと利差配当タイプ
契約者配当は行っておりません。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:特定疾病保障定期保険
・ 45歳加入、65歳満期、男性、保険料口座月払
・ 主契約 100万円
契約年度
平成8年度
平成9年度
経過年数
19年
18年
年間保険料
21,024 円
20,904 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
2,157 円
1,904 円
2,417 円
2,155 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
② 財形保険、財形年金保険および団体年金
契約者配当は行っておりません。ただし、被保険者集団ごとの
剰余を基準として支払う配当金については、会社の定める方法
により契約者配当準備金の繰入れを行いました。
③ 団体保険
団体ごとの収支にもとづいて、会社の定める方法により契約者
配当準備金の繰入れを行いました。
B . 旧エジソン生命のご契約
① 個人保険
(旧東邦生命のご契約、旧セゾン生命のご契約を除きます。)
(1)毎年配当タイプ
配当金は、次のa、bの合計金額です。ただし合計金額がマイ
ナスの場合は0とします。
a. 危険保険金に被保険者の年齢、性別の区別に応じた死差
配当率を乗じた金額
b. 責任準備金に利差配当率を乗じた金額
利差配当率は
「配当基準利回り−予定利率」とし、配当基
準利回りは1.50%とします。
ただし、予定利率が1.50%を下回る場合には当該予定利
率を配当基準利回りとします。
なお、
保険種類によっては配当率が0となるものがあります。
(2)5年ごと利差配当タイプ
配当金は、各年度の責任準備金に利差配当率を乗じた額の
合計金額とします。ただし、各年度の合計金額がマイナスの
場合は0とします。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕個人保険
(毎年配当タイプ)
:定期保険特約付新養老保険
・50歳加入、保険期間20年、
男性、
保険料口座月払
・主契約 100万円
・定期保険特約 400万円
契約年度
平成12年度
経過年数 年間保険料
15年
104,808 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
6,200 円
6,200 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
70
② 個人保険(旧東邦生命のご契約)
(1)毎年配当タイプ
配当金は、次のa、bの合計金額です。ただし合計金額がマイ
ナスの場合は0とします。
a. 危険保険金に被保険者の年齢、性別の区別に応じた死差
配当率を乗じた金額
b. 責任準備金に利差配当率を乗じた金額
利差配当率は「配当基準利回り−予定利率」とし、配当基
準利回りは1.50%とします。
ただし、予定利率が1.50%を下回る場合には当該予定利
率を配当基準利回りとします。
なお、
保険種類によっては配当率が0となるものがあります。
(2)5年ごと利差配当タイプ
契約条件の変更に関する特則により、5年ごと利差配当付契
約は有配当契約
(毎年配当タイプ)に変更されています。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:終身保険
・43歳加入、保険料払込期間22年、男性、保険料口座月払 ・主契約 300万円
契約年度
平成5年度
経過年数
22年
年間保険料
124,128 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
1,860 円
1,560 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:終身保険
・43歳加入、保険料終身払込、女性、保険料口座月払 ・主契約 300万円
契約年度
平成6年度
経過年数
21年
年間保険料
70,164 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
1,860 円
2,010 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
③ 個人保険
(旧セゾン生命のご契約)
(1)毎年配当タイプ
契約者配当は行っておりません。
(2)5年ごと利差配当タイプ
配当金は、各年度の責任準備金に利差配当率を乗じた額の
合計金額とします。ただし、各年度の合計金額がマイナスの
場合は0とします。
④ 個人年金保険、財形保険、財形年金保険および団体年金
契約者配当は行っておりません。ただし、被保険者集団ごとの剰
余を基準として支払う配当金については、会社の定める方法に
より契約者配当準備金の繰入れを行いました。
⑤ 団体保険
団体ごとの収支にもとづいて、会社の定める方法により契約者
配当準備金の繰入れを行いました。
C.旧スター生命のご契約
① 個人保険、個人年金保険
(1)毎年配当タイプ
配当金は、会社が定める年換算保険料に配当率を乗じた額
とします。なお、保険種類によっては配当率が0となるもの
があります。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:特定疾病保障定期保険
男性、保険料口座月払 ・41歳加入、70歳満期、
・主契約 100万円
契約年度
平成7年度
経過年数
20年
年間保険料
20,780 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
976 円
976 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:特定疾病保障定期保険
男性、保険料口座月払 ・43歳加入、65歳満期、
・主契約 100万円
契約年度
平成7年度
経過年数
20年
年間保険料
18,705 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
879 円
879 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
(2)5年ごと利差配当タイプ
契約条件の変更に関する特則により、5年ごと利差配当付契
約は有配当契約
(毎年配当タイプ)
に変更されています。
② 財形保険、財形年金保険および団体年金
契約者配当は行っておりません。ただし、被保険者集団ごとの剰
余を基準として支払う配当金については、会社の定める方法に
より契約者配当準備金の繰入れを行いました。
③ 団体保険
団体ごとの収支にもとづいて、会社の定める方法により契約者
配当準備金の繰入れを行いました。
2. 平成25年度契約者配当の状況
A.ジブラルタ生命のご契約
(下記B.およびC.に掲げるご契約
を除きます)
経過年数
18年
17年
年間保険料
21,024 円
20,904 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
1,906 円
1,787 円
2,157 円
1,904 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
② 財形保険、財形年金保険および団体年金
契約者配当は行っておりません。ただし、被保険者集団ごとの
剰余を基準として支払う配当金については、会社の定める方法
により契約者配当準備金の繰入れを行いました。
③ 団体保険
団体ごとの収支にもとづいて、会社の定める方法により契約者
配当準備金の繰入れを行いました。
B . 旧エジソン生命のご契約
① 個人保険
(旧東邦生命のご契約、旧セゾン生命のご契約を除きます。)
(1)毎年配当タイプ
配当金は、次のa、bの合計金額です。ただし合計金額がマイ
ナスの場合は0とします。
a. 危険保険金に被保険者の年齢、性別の区別に応じた死差
配当率を乗じた金額
b. 責任準備金に利差配当率を乗じた金額
利差配当率は
「配当基準利回り−予定利率」とし、配当基
準利回りは1.50%とします。
ただし、予定利率が1.50%を下回る場合には当該予定利
率を配当基準利回りとします。
なお、
保険種類によっては配当率が0となるものがあります。
(2)5年ごと利差配当タイプ
配当金は、各年度の責任準備金に利差配当率を乗じた額の
合計金額とします。ただし、各年度の合計金額がマイナスの
場合は0とします。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕個人保険
(毎年配当タイプ)
:生存給付金付定期保険特約付新養老保険
・45歳加入、
保険期間15年、
男性、
保険料口座月払
・主契約 50万円
・生存給付金付定期保険特約 150万円
・定期保険特約 300万円
契約年度
平成12年度
経過年数
14年
年間保険料
120,708 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
2,900 円
3,750 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
経過年数
21年
年間保険料
124,128 円
業務の状況を示す指標等
契約年度
平成8年度
平成9年度
契約年度
平成5年度
Ⅵ
① 個人保険、個人年金保険
(1)毎年配当タイプ
配当金は、次のa、bの合計金額です。ただし合計金額がマイ
ナスの場合は0とします。
a. 危険保険金に被保険者の年齢、性別の区別に応じた死差
配当率を乗じた金額
b. 災害保険金額または入院給付金日額に被保険者の年齢
の区別に応じた特約配当率を乗じた金額
なお、
保険種類によっては配当率が0となるものがあります。
また、被保険者集団ごとの剰余を基準として支払う配当金に
ついては、会社の定める方法により契約者配当準備金の繰
入れを行いました。
(2)5年ごと利差配当タイプ
契約者配当は行っておりません。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:特定疾病保障定期保険
・ 45歳加入、65歳満期、男性、保険料口座月払
・ 主契約 100万円
② 個人保険(旧東邦生命のご契約)
(1)毎年配当タイプ
配当金は、次のa、bの合計金額です。ただし合計金額がマイ
ナスの場合は0とします。
a. 危険保険金に被保険者の年齢、性別の区別に応じた死差
配当率を乗じた金額
b. 責任準備金に利差配当率を乗じた金額
利差配当率は「配当基準利回り−予定利率」とし、配当基
準利回りは1.50%とします。
ただし、予定利率が1.50%を下回る場合には当該予定利
率を配当基準利回りとします。
なお、
保険種類によっては配当率が0となるものがあります。
(2)5年ごと利差配当タイプ
契約条件の変更に関する特則により、5年ごと利差配当付契
約は有配当契約
(毎年配当タイプ)に変更されています。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:終身保険
・43歳加入、保険料払込期間22年、男性、保険料口座月払 ・主契約 300万円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
1,980 円
1,860 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:終身保険
・43歳加入、保険料終身払込、女性、保険料口座月払 ・主契約 300万円
契約年度
平成6年度
経過年数
20年
年間保険料
70,164 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
1,920 円
1,860 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
③ 個人保険
(旧セゾン生命のご契約)
(1)毎年配当タイプ
契約者配当は行っておりません。
(2)5年ごと利差配当タイプ
配当金は、各年度の責任準備金に利差配当率を乗じた額の
合計金額とします。ただし、各年度の合計金額がマイナスの
場合は0とします。
④ 個人年金保険、財形保険、財形年金保険および団体年金
契約者配当は行っておりません。ただし、被保険者集団ごとの剰
余を基準として支払う配当金については、会社の定める方法に
より契約者配当準備金の繰入れを行いました。
⑤ 団体保険
団体ごとの収支にもとづいて、会社の定める方法により契約者
配当準備金の繰入れを行いました。
C.旧スター生命のご契約
① 個人保険、個人年金保険
(1)毎年配当タイプ
配当金は、会社が定める年換算保険料に配当率を乗じた額
とします。なお、保険種類によっては配当率が0となるもの
があります。
個人保険における契約者配当金を例示しますと以下のとおりです。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:特定疾病保障定期保険
男性、保険料口座月払 ・44歳加入、65歳満期、
・主契約 100万円
契約年度
平成6年度
経過年数
20年
年間保険料
19,549 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
918 円
918 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
〔例〕
個人保険
(毎年配当タイプ)
:特定疾病保障定期保険
男性、保険料口座月払 ・43歳加入、65歳満期、
・主契約 100万円
契約年度
平成7年度
経過年数
19年
年間保険料
18,705 円
継続中の契約の配当金 死亡時の配当金
879 円
879 円
(注)
「 死亡時の配当金」は契約応当日以降死亡の場合の配当金額を示します。
(2)5年ごと利差配当タイプ
契約条件の変更に関する特則により、5年ごと利差配当付契
約は有配当契約
(毎年配当タイプ)
に変更されています。
② 財形保険、財形年金保険および団体年金
契約者配当は行っておりません。ただし、被保険者集団ごとの剰
余を基準として支払う配当金については、会社の定める方法に
より契約者配当準備金の繰入れを行いました。
③ 団体保険
団体ごとの収支にもとづいて、会社の定める方法により契約者
配当準備金の繰入れを行いました。
71
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
2 保険契約に関する指標等
保有契約増加率
区分
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
(単位:%)
平成25年度
0.1
△5.8
△14.1
△5.8
平成26年度
1.5
△4.0
△11.4
△5.6
特約発生率
(個人保険)
区分
災害死亡保障契約
障害保障契約
災害入院保障契約
新契約平均保険金及び
保有契約平均保険金
(個人保険)
区分
新契約平均保険金
保有契約平均保険金
平成25年度
7,683
5,403
疾病入院保障契約
(単位:千円)
平成26年度
7,784
5,600
成人病入院保障契約
疾病・傷害手術保障契約
成人病手術保障契約
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
件数
(単位:‰)
平成25年度
0.118
0.156
0.245
0.086
3.638
102
58.165
1,082
19.501
480
39.034
23.672
平成26年度
0.127
0.154
0.182
0.053
3.468
98
60.446
1,119
20.799
490
40.284
24.559
(注)新契約平均保険金については、転換契約を含んでいません。
事業費率(対収入保険料)
新契約率
(対年度始)
区分
個人保険
個人年金保険
団体保険
(単位:%)
平成25年度
9.5
5.4
0.3
平成26年度
9.5
6.6
0.1
(単位:%)
平成26年度
13.7
保険契約を再保険に付した場合における、
再保険を引き受けた主要な保険会社等の数
(注)転換契約は含んでいません。
解約失効率
(対年度始)
区分
個人保険
個人年金保険
団体保険
平成25年度
13.7
平成25年度
8.0
8.4
3.1
(単位:%)
平成26年度
7.6
8.3
9.3
(注)1. 解約・失効の他、復活ならびに保険金額の増加・減少を反映させて
います。
2. 個人年金保険は、年金開始前契約における解約失効率です。
個人保険新契約平均保険料(月払契約)(単位:円)
平成25年度
9,426
平成25年度
10社
平成26年度
9社
(注)支払再保険料ベースで10百万円以上の出再実績のある保険会社を
対象としています。
保険契約を再保険に付した場合における、
再保険を引き受けた保険会社等のうち、
支払再保険料の額が大きい上位5社に対する
支払再保険料の割合
(単位:%)
平成25年度
97.4
平成26年度
95.1
平成26年度
9,435
(注)転換契約は含んでいません。
死亡率(個人保険主契約)
件数率
平成25年度
平成26年度
3.26
3.45
72
保険契約を再保険に付した場合における、再保険を
引き受けた主要な保険会社等の格付機関による
格付に基づく区分ごとの支払再保険料の割合
(単位:‰)
金額率
平成25年度
平成26年度
2.46
2.67
(単位:%)
格付区分
A−以上
平成25年度
100.0
平成26年度
100.0
(注)1. 格 付はスタンダード・アンド・プ アーズ社によるものに基づいて
おります。なお、スタンダード・アンド・プ アーズ 社で格 付を取得
していない場合は、A.M.Best社の格付に基づいています。
2. 支払再保険料ベースで10百万円以上の出再実績のある保険会社
を対象としています。
未だ収受していない再保険金の額
平成25年度
514
(単位:百万円)
平成26年度
786
※ ∼ 12 については、保険 業法施行規則第71条に基づいて保険料積立
金を積み立てないとした第三分野保険はございません。
第三分野保険の給付事由又は保険種類の
区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に
対する割合
(単位:%)
平成25年度
21.5
29.7
7.5
3.4
24.9
平成26年度
20.9
30.2
6.6
2.1
22.7
Ⅵ
第三分野発生率
医療(疾病)
がん
介護
その他
業務の状況を示す指標等
(注)1. 第三分野発生率は、分子を発生保険金額(保険金・給付金等の支払
額、対応する支払備金繰入額(保険業法施行規則第72条に定める
既 発 生 未 報 告 分を除く)及び 保 険 金・給 付金等 の支 払いに係 る
事業費等の合計額)、分母を経過保険料として算出した率です。
2. 経過保険料は、
( 年度始保有契約年換算保険料+年度末保有契約
年換算保険料)÷2 を使用しています。
3 経理に関する指標等
支払備金明細表
(単位:百万円)
区分
保険金
平成25年度末
16,509
1,219
3,036
1,551
死亡保険金
災害保険金
高度障害保険金
満期保険金
その他
小計
平成26年度末
16,032
582
3,230
1,707
−
21,553
3,118
10,355
16,721
360
52,377
−
22,318
3,065
11,832
15,295
331
53,110
年金
給付金
解約返戻金
保険金据置支払金
その他共計
責任準備金明細表
(単位:百万円)
区分
責任準備金
(除危険準備金)
平成25年度末
4,676,604
4,667,437
9,166
2,531,835
2,529,849
1,985
9,193
9,193
−
250,893
247,888
3,004
1,739,657
1,739,657
−
9,208,183
9,194,027
14,156
97,265
9,305,449
9,291,292
14,156
個人保険
(一般勘定)
(特別勘定)
個人年金保険
(一般勘定)
(特別勘定)
団体保険
(一般勘定)
(特別勘定)
団体年金保険
(一般勘定)
(特別勘定)
その他
(一般勘定)
(特別勘定)
小計
(一般勘定)
(特別勘定)
危険準備金
合計
(一般勘定)
(特別勘定)
平成26年度末
5,015,174
5,005,707
9,466
2,562,082
2,560,285
1,796
9,258
9,258
−
236,753
234,033
2,719
2,056,113
2,056,113
−
9,879,380
9,865,399
13,981
105,301
9,984,682
9,970,700
13,981
責任準備金残高の内訳
区分
平成25年度末
平成26年度末
保険料積立金
8,828,382
9,475,625
(単位:百万円)
未経過保険料
379,801
403,755
払戻積立金
−
−
危険準備金
97,265
105,301
年度末合計
9,305,449
9,984,682
73
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、残高(契約年度別)
1. 責任準備金の積立方式、積立率
積立方式
平成25年度末
平成26年度末
平準純保険料式
平準純保険料式
平準純保険料式
平準純保険料式
100.0%
100.0%
個人保険
標準責任準備金
対象契約
個人年金保険
個人保険
標準責任準備金
対象外契約
個人年金保険
積立率(危険準備金を除く)
(注)1. 積立方式及び積立率は、個人保険及び個人年金保険を対象としています。なお、団体保険、団体年金保険、財形保険、財形年金保険、医療保障保険
及び受再保険は上記には含んでいません。
2. 積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関して
は平準純保険料式により計算した保険料積立金、及び未経過保険料に対する積立率を記載しています。
2. 責任準備金残高(契約年度別) 契約年度
∼ 1980年度
1981年度 ∼ 1985年度
1986年度 ∼ 1990年度
1991年度 ∼ 1995年度
1996年度 ∼ 2000年度
2001年度 ∼ 2005年度
2006年度 ∼ 2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
(単位:百万円、%)
責任準備金残高
83,217
200,094
689,882
776,425
854,902
958,104
2,330,099
533,565
388,236
383,423
368,041
予定利率
1.50 ∼ 5.75
1.50 ∼ 5.75
1.50 ∼ 6.00
1.50 ∼ 6.25
1.00 ∼ 4.50
0.10 ∼ 5.19
0.05 ∼ 6.54
0.05 ∼ 5.05
0.05 ∼ 3.52
0.05 ∼ 3.55
0.05 ∼ 3.29
(注)1. 責任準備金残高は、個人保険及び個人年金保険の責任準備金(特別勘定の責任準備金及び危険準備金を除く)を記載しています。
2. 予定利率については、各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しています。
3. 今期より、一時払個人年金保険契約に適用する積立利率のうち主なものについて、予定利率に含めています。
特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の
責任準備金の残高、算出方法、その計算の基礎となる係数
1. 責任準備金残高(一般勘定) 責任準備金残高(一般勘定)
2. 算出方法、その計算の基礎となる係数
(単位:百万円)
平成25年度末
25
算出方法については、標準的方式により算出しています。
計算の基礎となる係数については、平成8年大蔵省告 示第48号
平成26年度末
9
第9項第1号ニに規定する率と同じ率を使用しています。
(注)1. 保険 業法施 行規則第68条に規定する保険 契約(標準責任準備金
対象契約)を対象としています。
2. 責任準備金残高(一般勘定)は、最 低保証に係る保険料積立金を
記載しています。
契約者配当準備金明細表
区分
平成
25年度
個人保険
当期首現在高
利息による増加
配当金支払による減少
その他の増加
当期繰入額
当期末現在高
平成
26年度
当期首現在高
利息による増加
配当金支払による減少
その他の増加
当期繰入額
当期末現在高
(注)
( )内はうち積立配当金額です。
74
(単位:百万円)
個人年金保険
31,669
35
8,319
0
6,823
30,209
( 22,956 )(
30,209
32
8,135
0
5,951
28,059
( 21,437 )(
団体保険
1,060
1
277
ー
54
財形保険
団体年金保険
財形年金保険
7,474
0
5,956
ー
5,073
624
0
16
ー
13
838
813 ) (
6,591
58
838
1
222
ー
36
6,591
0
5,295
ー
5,028
622
0
13
ー
13
654
632 ) (
6,324
46 )(
623
608 )(
)(
622
607 )(
その他の保険
38
0
5
ー
△0
32
31 )(
32
0
5
ー
△0
25
25 )(
1,585
ー
3,899
ー
5,198
合計
42,452
37
18,474
0
17,163
2,884
41,179
ー ) ( 24,466 )
2,884
ー
12,792
ー
14,410
41,179
34
26,464
0
25,441
4,503
40,191
ー )( 22,750 )
引当金明細表
〈平成25年度〉
(単位:百万円)
区分
当期増減(△)額
一般貸倒引当金
1,008
662
△346
個別貸倒引当金
1,002
645
△356
59,242
57,164
△2,077
303
335
32
61,737
98,667
36,930
当期首残高
当期末残高
一般貸倒引当金
662
535
△127
個別貸倒引当金
645
562
△83
63,526
62,509
△1,017
335
396
60
98,667
133,321
34,654
債権の貸倒による損失に備えるため、資産の自
己査定基準及び償却・引当基準に則り、
倒産確率
及び貸倒実績率に基づき算定した額並びに個別
に見積った回収不能額を計上しております。
貸倒引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
価格変動準備金
計上の理由及び算定方法
従業員の退職給付に備えるため、退職給付に係
る会計基準に基づき、当年度末において発生し
たと認められる額を計上しております。
役員に対する退職慰労金の支給に備えるため、
支給見込額のうち、当年度末において発生した
と認められる額を計上しております。
業務の状況を示す指標等
当期末残高
Ⅵ
当期首残高
価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に
基づき算出した額を計上しております。
〈平成26年度〉
(単位:百万円)
区分
当期増減(△)額
貸倒引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
価格変動準備金
計上の理由及び算定方法
債権の貸倒による損失に備えるため、資産の自
己査定基準及び償却・引当基準に則り、
倒産確率
及び貸倒実績率に基づき算定した額並びに個別
に見積った回収不能額を計上しております。
従業員の退職給付に備えるため、退職給付に係
る会計基準に基づき、当年度末において発生し
たと認められる額を計上しております。
役員に対する退職慰労金の支給に備えるため、
支給見込額のうち、当年度末において発生した
と認められる額を計上しております。
価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に
基づき算出した額を計上しております。
(注)平成26年度の退職給付引当金の当期首残高は、
「 退職給付に関する会計基準」
( 企業会計基準第26号)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第25号)に基づき、退職給付見込額の期間帰属方法を変更したことに伴い、6,361百万円増加しています。
特定海外債権引当勘定の状況
平成25年度末及び平成26年度末とも残高はありません。
資本金等明細表
〈平成25年度〉
区分
資本金
うち既発行株式
普通株式
優先株式
計
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
計
(単位:百万円)
当期首残高
75,500
当期増加額
ー
当期減少額
ー
( 2,100,977 株)
75,500
(
270,900 株)
ー
75,500
( ー 株)
ー
( ー 株)
ー
ー
( ー 株)
ー
( 10,000 株)
ー
ー
27,978
239,652
267,630
2,592
ー
2,592
当期末残高
75,500
(
(
ー
40,553
40,553
2,100,977 株)
75,500
260,900 株)
ー
75,500
普通株式
優先株式
計
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
計
ー
ー
30,570
199,098
229,668
〈平成26年度〉
区分
資本金
うち既発行株式
摘要
ー
ー
(単位:百万円)
当期首残高
75,500
当期増加額
ー
当期減少額
ー
( 2,100,977 株)
75,500
( 260,900 株)
ー
75,500
( ー 株)
ー
( ー 株)
ー
ー
( ー 株)
ー
( 84,705 株)
ー
ー
30,570
199,098
229,668
4,858
ー
4,858
ー
140,864
140,864
当期末残高
75,500
2,100,977 株)
75,500
(
176,195 株)
ー
75,500
摘要
(
35,429
58,233
93,662
ー
ー
ー
ー
75
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
保険料明細表
(単位:百万円)
区分
個人保険
(うち一時払)
(うち年払)
(うち半年払)
(うち月払)
個人年金保険
(うち一時払)
(うち年払)
(うち半年払)
(うち月払)
団体保険
団体年金保険
その他共計
平成25年度
721,036
100,338
197,759
12,482
410,456
192,054
165,531
5,247
932
20,341
16,646
16,483
1,325,440
平成26年度
760,205
126,057
214,496
13,364
406,287
210,465
187,963
3,974
810
17,717
14,985
15,222
1,334,644
保険金明細表
区分
(単位:百万円)
個人保険
71,388
915
6,747
88,584
2,137
169,774
死亡保険金
災害保険金
高度障害保険金
満期保険金
その他
合計
個人年金保険
5,180
129
2
15,616
ー
20,929
団体保険
団体年金保険
6,474
75
444
ー
8
7,003
財形保険
財形年金保険
ー
ー
ー
ー
ー
ー
その他の保険
4
ー
ー
138
ー
143
13,873
339
57
ー
ー
14,271
平成26年度
合計
平成25年度
合計
96,921
1,460
7,252
104,339
2,147
212,121
84,113
1,421
7,538
117,636
1,888
212,598
年金明細表
(単位:百万円)
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
財形保険
財形年金保険
11,959
92,332
40
9,264
1,017
その他の保険
平成26年度
合計
平成25年度
合計
801
115,416
109,433
給付金明細表
区分
死亡給付金
入院給付金
手術給付金
障害給付金
生存給付金
その他
合計
(単位:百万円)
個人保険
2,378
18,695
12,000
123
6,574
5,823
45,596
個人年金保険
3,739
41
6
ー
ー
101,935
105,723
団体保険
団体年金保険
572
52
ー
30
ー
2
658
財形保険
財形年金保険
338
ー
ー
ー
ー
17,268
17,606
その他の保険
4
ー
ー
ー
101
ー
105
5,496
77
9
ー
4,627
5
10,217
平成26年度
合計
平成25年度
合計
12,530
18,867
12,016
153
11,303
125,035
179,907
12,785
19,566
12,050
256
13,996
124,092
182,748
解約返戻金明細表
76
(単位:百万円)
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
財形保険
財形年金保険
207,754
167,836
ー
370
1,014
その他の保険
平成26年度
合計
平成25年度
合計
ー
376,976
365,479
減価償却費明細表
(単位:百万円、%)
取得原価
23,935
11,008
3,273
9,653
25,402
66
49,403
区分
営業活動費
営業管理費
一般管理費
合計
減価償却累計額
12,744
5,403
327
7,013
17,325
43
30,112
税金明細表
(単位:百万円)
平成25年度
61,924
26,943
93,178
182,047
平成26年度
62,208
25,810
94,458
182,476
(注)一般管理費のうち、生命保険契約者保護機構に対する負担金は、
平成25年度が1,447百万円、平成26年度が1,106百万円です。
当期末残高
11,190
5,604
2,945
2,640
8,077
22
19,290
償却累計率
53.2
49.1
10.0
72.7
68.2
65.3
61.0
業務の状況を示す指標等
事業費明細表
当期償却額
1,944
681
218
1,044
2,365
10
4,321
Ⅵ
区分
有形固定資産
建物
リース資産
その他の有形固定資産
無形固定資産
その他
合計
(単位:百万円)
区分
国税
消費税
地方法人特別税
印紙税
登録免許税
その他の国税
地方税
地方消費税
法人事業税
固定資産税
事業所税
その他の地方税
合計
平成25年度
5,755
4,456
1,144
150
0
4
2,973
1,114
1,474
163
142
77
8,728
平成26年度
8,082
6,673
1,256
146
0
6
3,779
1,800
1,620
155
130
72
11,861
リース取引
[通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っている所有権移転外ファイナンス・リース取引]
平成25年度及び平成26年度とも該当する取引はありません。
借入金残存期間別残高
区分
平成25年度末
平成26年度末
(単位:百万円)
1年以下
借入金
借入金
ー
ー
1年超
3年以下
ー
ー
3年超
5年以下
ー
ー
5年超
7年以下
7年超
10年以下
ー
ー
ー
ー
10年超
(期間の定めのない
ものを含む)
141,955
126,697
合計
141,955
126,697
(注)借入金残高は、
他の債務より債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金であります。
77
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
4 一般勘定資産の運用に関する指標等
平成26年度の一般勘定資産の運用状況
1. 運用環境 2. 当社の運用方針 当期におけるわが国経済は、4月の消費税率引き上
げ後の個人消費の低迷を主因に、成長のペースが総じ
て低調なものとなりました。景気の下支えを行うため、
政府は消費税率の再引き上げ時期の先送り、日銀は追
加金融緩和を、それぞれ行いました。特に日銀による追
加金融緩和実施以降の更なる円安の進展は、輸出競争
力の改善を通じた企業業績の回復をもたらしました。
今後、企業業績の回復が個人所得の改善へ波及してい
くかが注視される状況にあります。
当社の資産運用は、ALM(資産負債総合管理)の観点
から、原則的に保険負債の特性に合致する運用資産へ
の投資を行っています。具体的には、安定したキャッ
シュフローが得られる国債や信用度の高い発行体によ
る確定利付資産を運用の中心に置いています。また、
信用度の若干劣る確定利付資産・株式・不動産などへ
の投資を限定的に実行することで総合収益の向上を
図っております。なお、外貨建保険負債に対応するもの
を除き、外貨建公社債等につきましては、原則として為
替ヘッジを行っています。
一方海外経済は、米国経済の回復基調が見られた
中、欧州ではデフレ懸念が台頭しました。引き続き欧州
債務問題や中国経済の減速懸念がくすぶる中、原油価
格の下落など、依然不確実性が高い状況にあります。
国内債券市場(新発10年国債利回り)は、0.6%台で始
まりましたが日銀による国債買い入れオペレーション
や10月の追加緩和策の効果により金利は低下基調を辿
りました。1月にはECBによる量的金融緩和導入の影響
から一時0.2%を割り込み過去最低を記録しました。そ
の後、米国金利の上昇などを受け利回りは上昇に転じ、
0.4%台に回復しました。年度末にかけては0.4%を挟ん
だ動きが続き、0.3%台後半で期末を迎えました。
国内株式市場(日経平均株価)は、15,000円近辺での
推移が続いていましたが、10月の日銀による追加金融
緩和発表後、17,000円を回復しました。その後も米株式
市場の上昇や円安にサポートされ、国内株式市場は上
昇基調を維持し、年度末の日経平均株価は19,206円で
取引を終えました。
為替市場(米ドル/円)は、102円台で始まり米国の早
期利上げ観測の高まりから年央に110円近辺まで円安
が進みました。その後円は一時反転する場面が見られ
ましたが、日銀による追加金融緩和以降再び円安が進
展しました。年明け以降も、ECBによる量的緩和導入や
米国の利上げ観測の高まりなどから円安基調は継続
し、年度末は1ドル120円台で取引を終えました。
78
3. 運用実績の概況
平成26年度末の一般勘定資産残高は11兆551億円
となりました。資産運用については、引き続き安定的な
収益を確保できる国内外公社債を運用の中核に据えま
した。なお、主な資産の運用状況は以下のとおりです。
国内公社債につきましては、負債特性を勘案し、国債
ならびに高格付け社債への投資を行いました。国内株
式については、市場動向などに合わせ入替えを実施し
ました。外国証券については、外貨建保険対応として負
債側の状況等を勘案しながら外貨建公社債へ投資を
行いました。加えて、外貨建保険負債対応外で為替ヘッ
ジを付した外貨建公社債等への投資も行いました。貸
付金については、国内外の案件に投資を実施しました。
この結果、平成26年度末の主な資産構成は、公社債
41.2%、国内株式1.7%、外国証券43.5%、貸付金7.5%
となりました。
4. ポートフォリオの推移 a. 資産の構成 (単位:百万円、%)
平成25年度末
区分
区分
現預金・コールローン
買入金銭債権
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
保険約款貸付
一般貸付
不動産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
合計
うち外貨建資産
平成25年度
△34,611
△12,246
509,681
245,789
17,353
256,318
268,597
△12,279
△9,780
93,914
2,646
91,267
△8,490
△15,566
△29,515
703
503,868
344,030
主要資産の平均残高
区分
現預金・コールローン
買入金銭債権
有価証券
うち公社債
うち株式
うち外国証券
貸付金
うち一般貸付
不動産
一般勘定計
うち海外投融資
平成25年度
147,340
75,806
8,688,864
4,618,976
177,057
3,811,426
543,829
471,681
78,262
9,876,446
4,109,061
占率
1.3
0.7
88.5
46.4
2.2
39.0
38.5
0.5
0.9
5.8
0.7
5.1
0.7
0.6
2.4
△0.0
100.0
39.4
(単位:百万円)
運用利回り
平成26年度
△9,769
△11,522
543,352
△224,789
△35,081
794,755
751,393
43,362
8,467
226,231
3,787
222,444
△897
△10,641
25,088
210
762,051
1,050,962
(単位:百万円)
平成26年度
128,089
63,506
9,226,483
4,640,106
132,197
4,377,181
679,443
603,957
73,490
10,504,629
4,827,098
区分
現預金・コールローン
買入金銭債権
有価証券
うち公社債
うち株式
うち外国証券
貸付金
うち一般貸付
不動産
一般勘定計
金額
121,138
58,804
9,649,947
4,553,956
186,329
4,807,720
4,713,368
94,351
101,940
826,781
77,713
749,068
73,117
50,039
276,406
△1,097
11,055,138
5,111,000
占率
1.1
0.5
87.3
41.2
1.7
43.5
42.6
0.9
0.9
7.5
0.7
6.8
0.7
0.5
2.5
△0.0
100.0
46.2
業務の状況を示す指標等
b. 資産の増減 金額
130,908
70,326
9,106,594
4,778,745
221,410
4,012,964
3,961,975
50,989
93,473
600,550
73,926
526,623
74,015
60,681
251,318
△1,307
10,293,087
4,060,037
Ⅵ
現預金・コールローン
買入金銭債権
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
保険約款貸付
一般貸付
不動産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
合計
うち外貨建資産
平成26年度末
(単位:%)
平成25年度
△0.52
2.68
5.55
1.77
4.68
10.03
7.40
7.97
4.59
4.64
平成26年度
0.26
2.68
7.70
1.85
20.97
13.44
12.48
13.51
5.07
6.22
(注)1. 利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損
益中、資産運用収益−資産運用費用として算出した利回りです。
2. 資産運用利回り計算の分子の資産運用収益のなかには外貨建保険に
係る為替差損益等が含まれていますが、この差損益等は損益上、同保
険商品の責任準備金の繰入額で実質相殺され経常利益には影響を与
えておりません。この影響を除いた一般勘定の運用利回りは次の通り
です。
区分
一般勘定計
平成25年度
2.94
資産運用収益明細表
区分
利息及び配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
為替差益
貸倒引当金戻入額
その他運用収益
合計
平成25年度
285,630
21,340
4,232
249,583
771
1,806
563,366
平成26年度
3.25
(単位:百万円)
平成26年度
329,860
13,274
6,299
499,660
96
3,127
852,319
79
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
資産運用費用明細表
区分
支払利息
有価証券売却損
有価証券評価損
有価証券償還損
金融派生商品費用
貸倒引当金繰入額
貸付金償却
賃貸用不動産等減価償却費
その他運用費用
合計
利息及び配当金等収入明細表
区分
預貯金利息
有価証券利息・配当金
公社債利息
株式配当金
外国証券利息配当金
貸付金利息
不動産賃貸料
その他共計
平成25年度
199
257,283
81,761
3,378
165,087
19,124
7,262
285,630
平成26年度
5,127
1,220
587
831
187,850
ー
0
1,044
2,476
199,138
区分
国債等債券
株式等
外国証券
その他共計
有価証券評価損明細表
区分
国債等債券
株式等
外国証券
その他共計
平成
25年度末
平成
26年度末
80
国債
地方債
社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
合計
国債
地方債
社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
合計
平成26年度
ー
8
575
587
(単位:百万円)
平成26年度
237
296,737
81,795
22,722
184,101
24,458
7,078
329,860
商品有価証券明細表
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
商品有価証券売買高
平成25年度及び平成26年度とも該当する取引はありません。
有価証券明細表
平成26年度
4,030
5,164
3,808
13,274
国債
地方債
社債
うち公社・公団債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
合計
(単位:百万円、%)
平成25年度末
金額
占率
3,545,111
38.9
114,080
1.3
1,119,553
12.3
576,520
6.3
221,410
2.4
4,012,964
44.1
3,961,975
43.5
50,989
0.6
93,473
1.0
9,106,594
100.0
有価証券残存期間別残高
区分
平成26年度
25
122
1,058
1,220
(単位:百万円)
平成25年度
76
5
3,991
4,310
(単位:百万円)
平成25年度
344
5,925
12,287
21,340
(単位:百万円)
平成25年度
157
973
8,292
9,528
区分
有価証券売却益明細表
区分
国債等債券
株式等
外国証券
その他共計
有価証券売却損明細表
(単位:百万円)
平成25年度
5,538
9,528
4,310
516
81,005
ー
0
1,176
2,769
104,845
平成26年度末
金額
占率
3,422,786
35.5
78,946
0.8
1,052,223
10.9
526,916
5.5
186,329
1.9
4,807,720
49.8
4,713,368
48.8
94,351
1.0
101,940
1.1
9,649,947
100.0
(単位:百万円)
1年以下
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
7年超
10年以下
50,089
32,951
52,606
67,664
ー
143,430
181,994
1,478
98,004
301,617
1,272
187,286
372,313
8,084
159,880
307,008
306,871
136
3,573
70
ー
ー
446,299
46,242
ー
69,661
651,207
645,684
5,522
559
30
ー
ー
862,892
22,234
ー
99,545
615,718
612,277
3,440
958
553
ー
ー
898,707
161,684
418
153,224
543,870
543,870
ー
ー
ー
ー
ー
1,034,047
385,355
ー
111,754
750,108
750,108
ー
ー
ー
ー
ー
1,290,385
485,714
23,105
180,606
328,136
326,838
1,297
226
ー
ー
ー
444,265
740,618
734,451
6,166
926
295
ー
ー
863,619
660,174
660,174
ー
ー
ー
ー
ー
975,501
667,725
667,725
ー
ー
ー
ー
ー
1,164,836
939,515
939,515
ー
ー
ー
ー
ー
1,628,942
10年超
(期間の定めの
ないものを含む)
2,571,432
70,293
478,345
221,410
1,145,051
1,103,162
41,889
88,381
69,671
ー
ー
4,644,588
2,321,555
55,422
437,431
186,329
1,471,550
1,384,662
86,887
100,788
58,508
ー
ー
4,631,586
合計
3,545,111
114,080
1,119,553
221,410
4,012,964
3,961,975
50,989
93,473
70,326
ー
ー
9,176,920
3,422,786
78,946
1,052,223
186,329
4,807,720
4,713,368
94,351
101,940
58,804
ー
ー
9,708,751
保有公社債の期末残高利回り
区分
公社債
外国公社債
平成25年度
1.88
4.13
(単位:%)
平成26年度
1.92
4.03
業種別株式保有明細表
食料品
繊維製品
パルプ・紙
化学
医薬品
石油・石炭製品
ゴム製品
ガラス・土石製品
鉄鋼
非鉄金属
金属製品
機械
電気機器
輸送用機器
精密機器
その他製品
電気・ガス業
運輸・情報通信業
商業
金融・保険業
不動産業
サービス業
合計
陸運業
海運業
空運業
倉庫・運輸関連業
情報・通信業
卸売業
小売業
銀行業
証券、商品先物取引業
保険業
その他金融業
金額
471
ー
2,147
4,410
109
ー
14,849
15,323
3,331
344
1,481
ー
ー
105
4,699
3,646
12,373
4,581
1
984
3,662
48
ー
ー
14,173
11,127
8,753
10,910
ー
21,735
81,191
187
762
221,410
占率
0.2
ー
1.0
2.0
0.0
ー
6.7
6.9
1.5
0.2
0.7
ー
ー
0.0
2.1
1.6
5.6
2.1
0.0
0.4
1.7
0.0
ー
ー
6.4
5.0
4.0
4.9
ー
9.8
36.7
0.1
0.3
100.0
金額
490
ー
2,536
4,622
ー
ー
19,093
25,401
3,097
336
ー
ー
ー
140
5,274
4,365
17,413
6,462
0
1,237
4,451
48
ー
ー
16,433
12,492
10,416
11,977
ー
23,720
15,305
26
984
186,329
占率
0.3
ー
1.4
2.5
ー
ー
10.2
13.6
1.7
0.2
ー
ー
ー
0.1
2.8
2.3
9.3
3.5
0.0
0.7
2.4
0.0
ー
ー
8.8
6.7
5.6
6.4
ー
12.7
8.2
0.0
0.5
100.0
業務の状況を示す指標等
水産・農林業
鉱業
建設業
平成26年度末
Ⅵ
区分
製造業
(単位:百万円、%)
平成25年度末
81
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
貸付金明細表
(単位:百万円)
区分
保険約款貸付
契約者貸付
保険料振替貸付
一般貸付
(うち 非居住者貸付)
企業貸付
(うち 国内企業向け)
国・国際機関・政府関係機関貸付
公共団体・公企業貸付
住宅ローン
消費者ローン
その他
合計
平成25年度末
73,926
58,541
15,384
526,623
( 314,331 )
464,797
( 168,168 )
11,134
31,435
16,541
2,459
255
600,550
平成26年度末
77,713
60,658
17,055
749,068
( 561,533 )
694,534
( 150,369 )
10,783
31,096
10,768
1,836
47
826,781
貸付金残存期間別残高
区分
平成25年度末
平成26年度末
変動金利
固定金利
一般貸付計
変動金利
固定金利
一般貸付計
(単位:百万円)
1年以下
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
7年超
10年以下
10年超(期間の定め
のないものを含む)
合計
270
2,327
2,598
23
16,429
16,452
185
81,541
81,727
139
102,516
102,656
524
68,111
68,636
379
90,004
90,384
1,109
90,633
91,743
875
121,330
122,206
3,564
100,364
103,928
2,241
185,877
188,118
4,434
173,555
177,990
2,947
226,302
229,249
10,089
516,534
526,623
6,606
742,461
749,068
国内企業向け貸付金企業規模別内訳
区分
大企業
中堅企業
中小企業
国内企業向け貸付計
貸付先数
金額
貸付先数
金額
貸付先数
金額
貸付先数
金額
(単位:件、百万円、%)
平成25年度末
15
36,352
5
20,035
30
111,779
50
168,168
占率
30.0
21.6
10.0
11.9
60.0
66.5
100.0
100.0
平成26年度末
12
34,108
5
20,028
21
96,232
38
150,369
占率
31.6
22.7
13.2
13.3
55.3
64.0
100.0
100.0
(注)1.業種の区分は以下のとおりです。
2.貸付先数とは、各貸付先を名寄せした結果の債務者数をいい、貸付件数ではありません。
業種
①右の②∼④を除く全業種
大企業
中堅企業
中小企業
82
従業員
300名超かつ
資本金
10億円以上
資本金
3億円超
10億円未満
資本金3億円以下又は
常用する従業員300人以下
②小売業、
飲食業
従業員
50名超かつ
資本金
10億円以上
資本金
5千万円超
10億円未満
資本金5千万円以下又は
常用する従業員50人以下
③サービス業
従業員
100名超かつ
資本金
10億円以上
資本金
5千万円超
10億円未満
資本金5千万円以下又は
常用する従業員100人以下
④卸売業
従業員
100名超かつ
資本金
10億円以上
資本金
1億円超
10億円未満
資本金1億円以下又は
常用する従業員100人以下
貸付金業種別内訳
区分
一般貸付計
金額
3,035
35
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3,000
ー
ー
ー
ー
ー
223
ー
1,022
16
ー
51,272
110,991
1,010
ー
ー
0
ー
ー
24
977
24,716
19,000
212,292
17,701
7,149
289,480
314,331
526,623
占率
0.6
0.0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0.6
ー
ー
ー
ー
ー
0.0
ー
0.2
0.0
ー
9.7
21.1
0.2
ー
ー
0.0
ー
ー
0.0
0.2
4.7
3.6
40.3
3.4
1.4
55.0
59.7
100.0
金額
3,028
28
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3,000
ー
ー
ー
ー
ー
4
ー
1,019
13
ー
48,239
96,265
1,003
ー
ー
0
ー
ー
ー
976
24,377
12,605
187,534
17,367
2,149
542,016
561,533
749,068
占率
0.4
0.0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0.4
ー
ー
ー
ー
ー
0.0
ー
0.1
0.0
ー
6.4
12.9
0.1
ー
ー
0.0
ー
ー
ー
0.1
3.3
1.7
25.0
2.3
0.3
72.4
75.0
100.0
業務の状況を示す指標等
海外向け
製造業
食料
繊維
木材・木製品
パルプ・紙
印刷
化学
石油・石炭
窯業・土石
鉄鋼
非鉄金属
金属製品
はん用・生産用・業務用機械
電気機械
輸送用機械
その他の製造業
農業・林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業
小売業
金融業、保険業
不動産業
物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
宿泊業
飲食業
生活関連サービス業、娯楽業
教育、学習支援業
医療・福祉
その他のサービス
地方公共団体
個人(住宅・消費・納税資金等)
合計
政府等
金融機関
商工業(等)
合計
平成26年度末
Ⅵ
国内向け
(単位:百万円、%)
平成25年度末
83
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
貸付金使途別内訳
(単位:百万円、%)
平成25年度末
区分
平成26年度末
金額
占率
金額
占率
設備資金
110,855
94.7
96,197
94.1
運転資金
6,191
5.3
6,066
5.9
貸付金地域別内訳
(単位:百万円、%)
平成25年度末
区分
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
九州
合計
平成26年度末
金額
占率
金額
占率
31
4,846
154,851
21,197
5,041
1,659
2,659
3,004
193,292
0.0
2.5
80.1
11.0
2.6
0.9
1.4
1.6
100.0
2
4,664
137,129
20,998
5,007
1,634
2,544
2,947
174,929
0.0
2.7
78.4
12.0
2.9
0.9
1.5
1.7
100.0
(注)1. 個人ローン、非居住者貸付、保険約款貸付等は含んでいません。
2. 地域区分は、貸付先の本社所在地によります。
貸付金担保別内訳
(単位:百万円、%)
平成25年度末
区分
担保貸付
有価証券担保貸付
不動産・動産・財団担保貸付
指名債権担保貸付
保証貸付
信用貸付
その他
一般貸付計
うち劣後特約付貸付
平成26年度末
金額
占率
金額
占率
398,369
ー
398,369
ー
4,179
105,074
19,000
526,623
25,098
75.6
ー
75.6
ー
0.8
20.0
3.6
100.0
4.8
636,261
ー
636,261
ー
4,058
96,142
12,605
749,068
23,097
84.9
ー
84.9
ー
0.5
12.8
1.7
100.0
3.1
有形固定資産明細表
1. 有形固定資産の明細 区分
土地
建物
リース資産
平成
建設仮勘定
25年度
その他の有形固定資産
合計
うち賃貸等不動産
土地
建物
リース資産
平成
建設仮勘定
26年度
その他の有形固定資産
合計
うち賃貸等不動産
(単位:百万円、%)
当期首残高 当期増加額
53,967
−
28,538
1,557
−
3,273
−
−
5,799
790
88,305
5,620
72,658
931
48,036
−
25,978
1,156
3,164
−
−
−
1,984
1,997
79,164
3,154
64,564
606
当期減少額
5,930
(46)
2,167
(43)
−
−
−
−
3,428
(96)
11,526
(185)
7,868
(84)
111
(8)
234
(7)
−
−
−
−
245
(1)
592
(17)
199
(16)
(注)1.「当期減少額」欄の括弧内には、減損損失の計上額を記載しています。
2. 賃貸等不動産の当期増加額、当期減少額には用途変更に伴う振替額を含んでいます。
2. 不 動産 残高及び 賃 貸 用ビル 保 有 数
区分
不動産残高
営業用
賃貸用
賃貸用ビル保有数
84
平成25年度末
74,015
9,450
64,564
95棟
(単位:百万円)
平成26年度末
73,117
9,172
63,945
91棟
当期償却額 当期末残高 減価償却累計額 償却累計率
−
48,036
−
−
1,950
25,978
13,193
33.7
109
3,164
109
3.3
−
−
−
−
1,175
1,984
6,521
76.7
3,234
79,164
19,823
−
1,156
64,564
8,287
−
−
47,925
−
−
1,708
25,192
14,649
36.8
218
2,945
327
10.0
−
−
−
−
1,062
2,675
7,320
73.2
2,988
78,738
22,297
−
1,026
63,945
9,245
−
固定資産等処分益明細表
平成25年度
平成26年度
7,400
1,726
1,194
−
4,480
−
90
7,491
2,956
区分
有形固定資産
土地
建物
リース資産
その他
無形固定資産
その他
合計
うち賃貸等不動産
230
49
51
−
129
−
−
230
101
(単位:百万円)
平成25年度
209
11
185
−
13
1
15
227
43
業務の状況を示す指標等
賃貸用不動産等減価償却費明細表
区分
有形固定資産
建物
リース資産
その他の有形固定資産
無形固定資産
その他
合計
平成26年度
821
323
403
−
95
112
83
1,018
561
Ⅵ
区分
有形固定資産
土地
建物
リース資産
その他
無形固定資産
その他
合計
うち賃貸等不動産
固定資産等処分損明細表
(単位:百万円)
(単位:百万円、%)
取得原価
29,176
28,833
−
342
8
38
29,223
当期償却額
1,043
1,026
−
17
−
1
1,044
減価償却累計額
9,552
9,245
−
307
8
37
9,598
当期末残高
19,623
19,588
−
35
−
1
19,625
償却累計率
32.7
32.1
−
89.7
100.0
95.0
32.8
海外投融資の状況
1. 資産別明細 a. 外貨建資産 区分
公社債
株式
現預金・その他
小計
c. 円貨建資産 (単位:百万円、%)
平成25年度末
金額
占率
3,667,436
82.8
14
0.0
392,586
8.9
4,060,037
91.7
b. 円貨額が確定した外貨建資産
公社債
現預金・その他
小計
(単位:百万円、%)
区分
非居住者貸付
公社債(円建外債)
・
その他
小計
(単位:百万円、%)
平成25年度末
金額
占率
82,753
1.9
246
0.0
83,000
1.9
区分
平成26年度末
金額
占率
4,410,204
80.5
0
0.0
700,796
12.8
5,111,000
93.3
平成26年度末
金額
占率
57,527
1.0
233
0.0
57,761
1.1
平成25年度末
金額
占率
24,850
0.6
259,732
5.9
291,704
5.3
284,583
6.4
311,221
5.7
d. 合計 (単位:百万円、%)
平成25年度末
金額
占率
4,427,621 100.0
区分
海外投融資
(単位:百万円、%)
平成25年度末
外国証券
[うち公社債][うち株式等] 非居住者貸付
金額
占率
金額
占率 金額 占率 金額
占率
64.4 2,586,131
65.3
14
63.6 3,056,379
64.8
ー
563,290
14.0
560,815
14.2
2,475
4.9
8,868
2.8
673,729
14.0
626,858
13.3
46,871
49.7
8,868
1.6
オセアニア
412,813
10.3
412,813
10.4
ー
ー
ー
ー
500,534
10.4
500,534
10.6
ー
ー
9,159
1.6
アジア
28,723
0.7
28,723
0.7
0
0.0
ー
ー
32,055
0.7
32,055
0.7
0
0.0
ー
ー
中南米
119,172
3.0
70,672
1.8
48,499
95.1
5,000
1.6
179,801
3.7
132,321
2.8
47,480
50.3
ー
ー
中東
3,037
0.1
3,037
0.1
ー
ー
ー
ー
3,392
0.1
3,392
0.1
ー
ー
ー
ー
アフリカ
1,686
0.0
1,686
0.0
ー
ー
ー
ー
2,058
0.0
2,058
0.0
ー
ー
ー
ー
国際機関
298,095
7.4
298,095
7.5
ー
ー
10,982
3.5
359,769
7.5
359,769
7.6
ー
ー
10,648
1.9
合計
4,012,964 100.0 3,961,975 100.0
0.0 289,480
平成26年度末
外国証券
[うち公社債][うち株式等] 非居住者貸付
金額
占率
金額
占率 金額 占率 金額 占率
ヨーロッパ
北米
2,586,146
平成26年度末
金額
占率
5,479,982 100.0
(注)
「 円貨額が確定した外貨建資産」は、為替予約等が付されているこ
とにより決済時の円貨額が 確 定し、当該円貨額を資産の貸借対照
表価額としているものです。
2. 地域別構成 区分
平成26年度末
金額
占率
19,516
0.4
50,989 100.0 314,331
92.1 3,056,379
100.0 4,807,720 100.0 4,713,368 100.0
ー 532,856
94.9
94,351 100.0 561,533 100.0
85
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
3. 外貨 建 資 産の通 貨 別 構 成
(単位:百万円、%)
平成25年度末
金額
占率
3,105,262
76.5
41,189
1.0
880,475
21.7
33,110
0.8
4,060,037
100.0
区分
米ドル
ユーロ
豪ドル
その他
合計
平成26年度末
金額
占率
3,962,174
77.5
31,759
0.6
1,098,649
21.5
18,416
0.4
5,111,000
100.0
海外投融資利回り
(単位:%)
平成25年度
平成26年度
8.52
10.83
(注)資産運用利回り計算の分子の資産運用収益のなかには外貨建保険に係る為替差損益等が
含まれていますが、この差損益等は損益上、同保険商品の責任準備金の繰入額で実質相殺
され経常利益には影響を与えておりません。
この影響を除いた一般勘定の運用利回りは次の通りです。
平成25年度
平成26年度
4.43
4.38
公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額)
平成25年度
金額
ー
ー
155
155
152
ー
152
307
区分
公共債
貸付
国債
地方債
公社・公団債
小計
政府関係機関
公共団体・公企業
小計
合計
(単位:百万円)
平成26年度
金額
ー
ー
105
105
135
ー
135
240
各種ローン金利
貸出の種類
利率
一般貸付標準金利
(長期プライムレート)
平成26年12月10日実施
平成27年1月9日実施
平成27年2月10日実施
年 1.10%
年 1.05%
年 1.15%
(注)住宅ローン、消費者ローン(提携ローン)につきましては、新規の取扱いは行っておりません。
その他の資産明細表
資産の種類
繰延資産等
合計
86
(単位:百万円)
取得原価
185
185
当期増加額
38
38
当期減少額
57
57
減価償却累計額
80
80
期末残高
86
86
摘要
5 有価証券等の時価情報(一般勘定)
有価証券の時価情報
1. 売 買目的 有価 証 券 の評 価 損 益
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
2. 有価 証 券 の 時 価 情 報( 売 買目的 有価 証 券以 外 の 有価 証 券 のうち時 価のあるもの)
帳簿価額
249,411
6,687,933
ー
1,954,637
708,490
89,205
1,095,326
1,054,790
40,536
37,540
24,073
ー
ー
8,891,981
4,741,812
89,205
3,953,752
3,913,215
40,536
37,540
69,669
ー
ー
業務の状況を示す指標等
満期保有目的の債券
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
合計
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
(単位:百万円)
平成26年度末
時価
差損益 [うち差益] [うち差損]
211,444
11,145
11,258
△112
7,949,532 888,219
890,847 △2,627
ー
ー
ー
ー
2,384,062 223,758
228,897 △5,139
655,960
45,922
45,996
△74
168,971
83,084
83,284
△200
1,474,353
67,990
72,849 △4,858
1,387,465
66,272
71,114 △4,841
86,887
1,717
1,735
△17
63,685
25,841
25,841
ー
21,091
919
925
△6
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
10,545,039 1,123,124 1,131,003 △7,879
5,071,861 563,827
563,902
△74
168,971
83,084
83,284
△200
5,178,985 446,719
454,318 △7,598
5,092,097 445,001
452,583 △7,581
86,887
1,717
1,735
△17
63,685
25,841
25,841
ー
61,534
3,650
3,656
△6
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
Ⅵ
区分
平成25年度末
時価
差損益 [うち差益][うち差損] 帳簿価額
260,452
11,041
12,515
△1,473 200,299
7,160,755 472,822 496,419 △23,596 7,061,312
ー
ー
ー
ー
ー
2,099,304 142,318 151,771
△9,453 2,159,255
745,423
36,932
37,009
△76 610,037
132,127
42,921
43,120
△199
85,887
1,145,438
47,763
56,726
△8,963 1,405,314
1,103,549
46,410
55,308
△8,898 1,320,144
41,889
1,352
1,417
△65
85,169
51,584
14,043
14,204
△160
37,844
24,730
656
710
△53
20,172
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
9,520,512 626,181 660,706 △34,524 9,420,866
5,127,541 385,728 386,293
△565 4,508,033
132,127
42,921
43,120
△199
85,887
4,136,188 180,087 213,598 △33,510 4,731,216
4,094,299 178,734 212,180 △33,445 4,646,047
41,889
1,352
1,417
△65
85,169
51,584
14,043
14,204
△160
37,844
73,070
3,401
3,489
△88
57,884
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注)1. 本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
2. 平成25年度末及び平成26年度末とも「金銭の信託」は保有していません。
3. その他有価証券から満期保有目的へ振替えた債券の振替時の差損益 平成25年度末 △2,349百万円及び、平成26年度末 △1,048百万円を含んでいます。
・時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。
区分
満期保有目的の債券
非上場外国債券
その他
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
非上場国内株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国債券
その他
合計
平成25年度末
ー
ー
ー
ー
43,098
95,848
72,374
0
ー
23,474
138,947
(単位:百万円)
平成26年度末
ー
ー
ー
ー
43,362
18,839
449
0
ー
18,390
62,202
金銭の信託の時価情報
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
デリバティブ取引の時価情報
(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
1. 差 損 益 の内 訳
(ヘッジ会 計 適 用分・非適 用分の内 訳)
平成
25年度末
平成
26年度末
ヘッジ会計適用分
ヘッジ会計非適用分
合計
ヘッジ会計適用分
ヘッジ会計非適用分
合計
金利関連
ー
3,546
3,546
ー
4,066
4,066
通貨関連
△30,406
△10,356
△40,763
△85,817
△54,156
△139,974
(単位:百万円)
株式関連
ー
ー
ー
ー
ー
ー
債券関連
ー
ー
ー
ー
ー
ー
その他
ー
△738
△738
ー
△209
△209
合計
△30,406
△7,548
△37,955
△85,817
△50,298
△136,116
(注)ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(平成26年度末 通貨関連△3,621百万円)及びヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に計上さ
れています。
87
Ⅵ 業務の状況を示す指標等
2. 金 利 関連
(単位:百万円)
区分
種類
平成25年度末
契約額等 [うち1年超]
平成26年度末
時価
差損益
契約額等 [うち1年超]
時価
差損益
金利スワップ
(米ドル)
固定金利受取/変動金利支払
店頭
変動金利受取/固定金利支払
222,773
193,040
213,529
193,040
22,252
△18,238
22,252
△18,238
199,592
174,939
179,989
151,805
17,401
△11,974
17,401
△11,974
ー
30,000
ー
30,000
ー
△468
ー
△468
3,546
ー
200,000
ー
200,000
ー
△1,361
ー
△1,361
4,066
金利スワップション
売建
買建
合計
(参考)金利スワップ契約の残存期間別構成
(単位:百万円、%)
区分
平成
25年度末
平成
26年度末
受取固定/支払変動スワップ想定元本
平均受取固定金利
平均支払変動金利
支払固定/受取変動スワップ想定元本
平均支払固定金利
平均受取変動金利
受取固定/支払変動スワップ想定元本
平均受取固定金利
平均支払変動金利
支払固定/受取変動スワップ想定元本
平均支払固定金利
平均受取変動金利
1年以下
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
7年超
10年以下
9,244
4.86
0.24
ー
ー
ー
19,603
5.04
0.26
23,133
3.29
0.38
77,656
4.55
0.27
84,915
3.40
0.33
173,647
4.73
0.28
151,805
3.51
0.39
121,935
4.89
0.24
92,489
3.61
0.33
6,341
4.56
0.26
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3. 通 貨関連
種類
為替予約
売建
(米ドル)
(ユーロ)
(英ポンド)
(カナダドル)
(メキシコペソ)
買建
(米ドル)
(ユーロ)
(英ポンド)
(カナダドル)
(メキシコペソ)
通貨オプション
売建
コール
平成25年度末
契約額等 [うち1年超]
787,494
722,569
25,880
13,766
21,413
3,864
38,525
30,195
1,831
1,069
5,272
156
(
プット
(
買建
コール
−
−)
−
−)
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
(
プット
(米ドル)
通貨スワップ
受取円貨支払外貨
(米ドル)
受取外貨支払円貨
(豪ドル)
合計
13,937
4.18
0.33
15,635
5.53
0.24
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合計
222,773
4.73
0.25
193,040
3.67
0.32
199,592
4.76
0.28
174,939
3.48
0.39
(単位:百万円)
区分
店頭
10年超
256,304
256,304
22,400
22,400
平成26年度末
時価
差損益
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
△11,636
△10,633
△935
△830
723
39
832
755
10
80
△18
3
−
−)
−
−)
−
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
−
(
(
時価
差損益
267,964
267,964
−
−
−
−
951
951
−
−
−
−
△53,714
△55,025
1,580
△376
106
−
△1,713
△1,608
△96
1
△9
−
△53,714
△55,025
1,580
△376
106
−
△1,713
△1,608
△96
1
△9
−
−
−)
−
−)
−
−
−
−
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
−
−)
7,576
( 746)
7,576
( 746)
−
−
41
△704
41
△704
277,433
277,433
22,400
22,400
264,338
264,338
22,400
22,400
△86,388
△86,388
2,547
2,547
△86,388
△86,388
2,547
2,547
△139,974
△11,636 1,388,395
△10,633 1,346,035
△935
23,007
△830
11,278
723
8,073
39
−
832
305,923
755
302,064
10
2,193
80
624
△18
1,040
3
−
−
(
−
−
(
−
(
243,379
243,379
22,400
22,400
契約額等 [うち1年超]
−
−)
−
−)
(
373
△372
373
△372
△30,953
△30,953
1,367
1,367
△30,953
△30,953
1,367
1,367
△40,763
(
(
(
(注)1. 括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2. 年度末の為替相場は先物相場を使用しています。
3. 為替予約の時価は差損益を記載しています。
4. 外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権債務等で、貸借対照表に
おいて当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。
88
4. 株 式関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
5. 債 券関連
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
6. その他
(単位:百万円)
契約額等 [うち1年超]
時価
差損益
契約額等 [うち1年超]
時価
差損益
クレジット・デフォルト・スワップ
プロテクション
(米ドル)
ー
36,622
売建
買建
ー
30,402
ー
△738
合計
ー
△738
△738
ー
9,650
ー
9,650
ー
△209
業務の状況を示す指標等
店頭
種類
平成26年度末
Ⅵ
区分
平成25年度末
ー
△209
△209
6 サブプライム関連投資の状況
投資状況
1. サブ プライム・Alt- Aエクスポージャー
区分
サブプライム・Alt-Aエクスポージャー
証券化されていないローン
RMBS
デリバティブ
コミットメントライン
その他
時価
39
ー
39
ー
ー
ー
(単位:億円)
平成25年度末
含み損益
15
ー
15
ー
ー
ー
実現損益
6
ー
6
ー
ー
ー
時価
30
ー
30
ー
ー
ー
平成26年度末
含み損益
12
ー
12
ー
ー
ー
時価
805
ー
ー
ー
ー
805
ー
平成26年度末
含み損益
8
ー
ー
ー
ー
8
ー
実現損益
5
ー
5
ー
ー
ー
7 サブプライム以外の証券化商品等への投資
投資状況
1. 特 別目的 事 業 体
(SPEs)一 般
区分
特別目的事業体
(SPEs)
一般
ABCP
うち当社が組成するSPEs
SIV
うち当社が組成するSPEs
その他 *1
うち当社が組成するSPEs
(単位:億円)
時価
910
ー
ー
ー
ー
910
ー
平成25年度末
含み損益
13
ー
ー
ー
ー
13
ー
実現損益
6
ー
ー
ー
ー
6
ー
実現損益
0
ー
ー
ー
ー
0
ー
*1:うち平成25年度末800億円及び、平成26年度末719億円は匿名組合への出資及びSPEsへの貸付です。
なお、投資先には米国サブプライム・Alt-A・CDOへの投資はございません。
89
Ⅵ
業務の状況を示す指標等
2. 債務担保証券(CDO)
区分
債務担保証券(CDO)
ABS-CDO
シニア
メザニン
エクイティ
CLO
シニア
メザニン
エクイティ
CBO
シニア
メザニン
エクイティ
その他
シニア
メザニン
エクイティ
(単位:億円)
時価
106
−
−
−
−
105
99
6
−
−
−
−
−
1
−
1
−
平成25年度末
含み損益
8
−
−
−
−
7
2
4
−
−
−
−
−
1
−
1
−
時価
508
0
490
2
6
8
平成25年度末
含み損益
13
0
10
0
2
0
実現損益
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
時価
711
−
−
−
−
709
709
−
−
−
−
−
−
2
−
2
−
平成26年度末
含み損益
2
−
−
−
−
0
0
−
−
−
−
−
−
2
−
2
−
時価
293
−
279
0
6
6
平成26年度末
含み損益
15
−
12
0
2
0
3. 商業用不動産担保証券(CMBS)
区分
商業用不動産担保証券(CMBS)*1
日本
米国
欧州
英国
その他
実現損益
4
−
−
−
−
4
−
4
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(単位:億円)
実現損益
21
20
0
0
0
−
実現損益
3
3
−
0
0
−
*1:その他有価証券から満期保有目的へ振替えた債券の振替時の含み損益 平成25年度末 △23億円及び、平成26年度末 △10億円を含んでいます。
4. 住宅ローン債権担保証券
(RMBS)
区分
住宅ローン債権担保証券(RMBS)*1
日本*2
米国*3
欧州
英国
その他
(単位:億円)
時価
2,657
1,822
787
11
34
1
平成25年度末
含み損益
139
81
35
2
19
0
実現損益
0
−
0
0
0
−
時価
2,348
1,599
704
10
33
1
平成26年度末
含み損益
148
87
38
3
18
0
実現損益
0
−
0
−
0
−
*1:住宅ローン債権担保証券(RMBS)にモーゲージ債券を担保に発行される債務担保証券(CMO)を含めて表示しております。
*2:うち平成25年度末1,025億円及び、平成26年度末932億円は、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の発行するMBSです。
*3:うち平成25年度末720億円及び、平成26年度末646億円は、米国の政府抵当金庫(ジニーメイ)、連邦抵当金庫(ファニーメイ)及び連邦住宅貸付抵当公社
(フレディーマック)といった米国政府系機関及び米国政府支援機関の発行したMBSです。
90
5. ヘッジファンド
区分
ヘッジファンド
ヘッジファンド
その他
(単位:億円)
時価
209
209
ー
平成25年度末
含み損益
5
5
ー
時価
777
ー
619
△7
56
108
ー
平成25年度末
含み損益
39
ー
28
△7
7
11
ー
実現損益
1
1
ー
時価
208
208
ー
平成26年度末
含み損益
5
5
ー
時価
738
ー
593
△2
45
102
ー
平成26年度末
含み損益
37
ー
24
△2
6
8
ー
6. その他
実現損益
2
ー
1
0
ー
1
ー
実現損益
△2
ー
0
△3
ー
0
ー
業務の状況を示す指標等
その他仕組債
SPEsの発行するリバースデュアル債券・ローン*1
コール条項付き劣後債・優先出資証券*2
クレジット・デフォルト・スワップ*3
仕組みローン*4
その他の資産担保証券
その他
(単位:億円)
Ⅵ
区分
実現損益
0
0
ー
*1:SPEsが発行するリバースデュアル債券・ローンは債券を裏付資産とし利払を外貨で受け取る仕組の債券です。
一般企業が発行するものは除きます。
*2:コール条項付き劣後 債とは、主に銀行の発行する劣後ローン及びそれを裏付とした債券です。
*3:クレジット・デフォルト・スワップは全てプロテクションの買いポジションです。
*4:ローンについては時価を用いて評価しております。
(注)格付けの付与されているサブプライム以外の証券 化商品への投 資残高のうち、平成25年度末 約76%及び、平成26年度末 約8 4%は格付機関からA A
マイナス以上の格付を付与されております。
なお、格付けは、ムーディーズ、スタンダード&プアーズ、フィッチ、日本 格付研究所及び格付投資情報センターの格付けの中で 最も低い格付けを使 用
しています。
〈各種証券化商品の用語について〉
ABCP(Asset Backed Commercial Paper)
:資産担保コマーシャルペーパー
ABS(Asset Backed Securities)
:資産担保証券
ABS-CDO(Asset Backed Securities - CDO)
:資産担保証券を担保として発行される債務担保証券
Alt-Aエクスポージャー:信用力が最も高い
「プライム」
と
「サブプライム」
の中間の信用力を有する住宅ローンの証券化
商品への投資額
CBO(Collateralized Bond Obligation)
:債券を担保に発行される債務担保証券
CDO(Collateralized Debt Obligation)
:債務担保証券
CLO(Collateralized Loan Obligation)
:ローンを担保に発行される債務担保証券
CMBS(Commercial Mortgage-Backed Securities)
:商業用不動産ローン担保証券
CMO(Collateralized Mortgage Obligation)
:モーゲージ債券を担保に発行される債務担保証券
RMBS(Residential Mortgage-Backed Securities)
:住宅ローン債権担保証券
SIV(Structured Investment Vehicle)
:ストラクチャード・インベストメント・ビークル(=投資目的会社)
91
Ⅶ 特別勘定に関する指標等
1 特別勘定資産残高の状況
(単位:百万円)
区分
個人変額保険
個人変額年金保険
団体年金保険
特別勘定計
平成25年度末
金額
15,729
5,394
3,023
24,147
平成26年度末
金額
17,774
5,478
2,793
26,046
2 個人変額保険(特別勘定)の状況
保有契約高
区分
変額保険(有期型)
変額保険(終身型)
合計
(単位:件、百万円)
平成25年度末
件数
51
5,535
5,586
平成26年度末
金額
218
18,948
19,167
件数
42
5,159
5,201
金額
179
18,576
18,755
運用の経過
個人変額保険の運用にあたっては、詳細な投資環境、市場、個別資
120円台前半となりました。一方ユーロ円相場は、
日銀の追加金融緩
産の分析を基に、銘柄選択や組み入れ比率を判断し、
リスクと収益の
和により円安ユーロ高が進む場面もあったものの、
欧州中央銀行によ
バランスを図りつつ、安定的な総合収益が確保できるポートフォリオ
る追加金融緩和により年度でみると円高ユーロ安が進行しました。
の構築に努めております。
こうした市場環境の中、個人変額保険資産の運用にあたっては、
平成26年度の国内市場は、海外金利の低下基調、
また政府の成長
消費増税が懸念されるもののその影響は限定的なものになり、底堅
戦略や年金積立金管理運用独立行政法人の株式保有比率引上げへ
い展開となると見ていた国内株式を強気、
その一方で、
日銀による国
の期待などを受け、債券高(金利は低下)
、株高傾向で始まりました。
債買い入れオペに支えられる需給構造の中、他資産に比べ相対的な
年度後半には日銀の追加金融緩和によりその傾向は強まりました。
投資魅力の低下から国内債券を弱気として運用を開始しました。そ
米国市場でも、今年度は海外金利の低下基調や米連邦準備理事
の後も、米国経済の改善基調や日銀の追加金融緩和による大幅な円
会の早期利上げへの警戒感が和らぐ中で、債券高(金利は低下)
、株
安ドル高の進展の後押しを受けた国内企業業績の改善が想定され
高傾向で始まりました。年度後半には世界景気の不透明感や原油価
たため、年度を通じて国内株式の配分比率を高め、国内債券の比率
格の急落などにより株価が下落する場面も見られましたが、年度を通
を低めに運用しましたが、想定以上に国内株式市場が上昇した場面
じてみると、債券高、
株高の傾向となりました。
では過熱感への警戒から、国内株式への配分を引き下げることもあ
為替市場は、
ドル円相場が一進一退の推移となる展開で始まりま
りました。
した。
その後、米連邦公開市場委員会議事録が早期の利上げもあると
このような運用の結果、平成26年度末の資産構成は全体で国内債
受け止められ円安ドル高が進む中で、
日銀が追加金融緩和に踏み切
券22%、国内株式(含む株式投信)37%、外国債券10%、外国株式(含
ると円安傾向は一気に加速しました。年度末のドル円相場は、1ドル
む外国株式投信)23%、短期資金・その他8%となりました。
年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳
個人変額保険特別勘定の運用収支状況
(単位:百万円、%)
区分
現預金・コールローン
有価証券
公社債
株 式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
その他
貸倒引当金
合計
92
平成25年度末
金額
構成比
409
2.6
15,032
95.6
4,236
26.9
2,449
15.6
3,017
19.2
1,584
10.1
1,432
9.1
5,328
33.9
ー
ー
287
1.8
ー
ー
15,729
100.0
平成26年度末
金額
構成比
997
5.6
16,426
92.4
3,815
21.5
2,537
14.3
3,481
19.6
1,855
10.4
1,625
9.1
6,592
37.1
ー
ー
350
2.0
ー
ー
17,774
100.0
(単位:百万円)
区分
利息配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
有価証券評価益
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
有価証券償還損
有価証券評価損
為替差損
金融派生商品費用
その他の費用
収支差額
平成25年度
金額
413
1,212
ー
2,939
1
ー
ー
87
ー
2,424
3
ー
0
2,051
平成26年度
金額
497
1,133
0
4,093
1
ー
ー
121
0
2,712
1
ー
0
2,890
個人変額保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
1. 売買目的有価証券の評価損益
(単位:百万円)
平成25年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
15,032
515
区分
売買目的有価証券
平成26年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
16,426
1,381
(注)平成25年度末及び平成26年度末とも「金銭の信託」は保有していません。
2. 金銭の信託の時価情報
3. 個人変額保険特別勘定のデリバティブ取引の
時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
Ⅶ
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
保有契約高
特別勘定に関する指標等
3 個人変額年金保険(特別勘定)の状況
(単位:件、百万円)
平成25年度末
区分
件数
557
個人変額年金保険
平成26年度末
金額
1,840
件数
441
金額
1,435
運用の経過
最低年金原資保証タイプの運用は、リスク低減に努めつつ、中
長期的な運用成果の獲得を目指しております。投資対象は主に国
内公社債・国内株式などの円建の有価証券としております。国内
公社債の組み入れ比率は、期初の68%から低下し期末は66%と
なりました。国内株式の組み入れ比率は、期初の31%から上昇し
期末は32%となりました。
年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳
特別勘定選択タイプの運用にあたっては、対象資産に投資する
投資信託を通じて組み入れ比率を高水準に保つように運用を行っ
ております。
変額個人年金保険Ⅰ型および変額個人年金保険Ⅰ型(年金受取
総額および死亡保険金額保証特則付)につきましては、各特別勘
定の主たる投資対象である投資信託の組み入れ比率を高水準に
維持しました。
個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況
(単位:百万円、%)
区分
現預金・コールローン
有価証券
公社債
株 式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
その他
貸倒引当金
合計
平成25年度末
金額
構成比
83
1.6
5,263
97.6
2,673
49.6
1,203
22.3
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,385
25.7
ー
ー
47
0.9
ー
ー
5,394
100.0
平成26年度末
金額
構成比
60
1.1
5,358
97.8
2,766
50.5
1,346
24.6
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,245
22.7
ー
ー
59
1.1
ー
ー
5,478
100.0
(単位:百万円)
区分
利息配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
有価証券評価益
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
有価証券償還損
有価証券評価損
為替差損
金融派生商品費用
その他の費用
収支差額
平成25年度
金額
148
436
1
533
ー
ー
ー
44
3
604
ー
ー
7
459
平成26年度
金額
164
243
ー
642
ー
ー
ー
45
ー
472
ー
ー
1
531
個人変額年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
1. 売買目的有価証券の評価損益
区分
売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成25年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
5,263
△71
平成26年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
5,358
170
(注)平成25年度末及び平成26年度末とも「金銭の信託」は保有していません。
2. 金銭の信託の時価情報
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
3. 個人変額年金保険特別勘定のデリバティブ取引の
時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
平成25年度末及び平成26年度末とも保有していません。
93
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
1 保険会社及びその子会社等の概況
主要な事業の内容及び組織の構成
ジブラルタ生命保険株式会社
保
険
事
業 [
子
会
社
1
社
]
プ ル デ ン シャ ル ジ ブ ラ ル タ ファイ ナ ン シャル 生 命 保 険 株 式 会 社
投
資
事
業 [
子
法
人
等
2
社
]
ロ ッ ク ウ ッ ド・ベ ン チ ャ ー・ワ ン・エ ル エ ル シ ー( 日 本 支 店 )
プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ワン・ジャパン投資事業有限責任組合
上記以外の子会社等はいずれも小規模であり、企業集団としての財政状態と経営成績に関する合理的な判断を妨げるほどの重要性がありません
ので、記載を省略しております。
子会社等に関する事項
総株主又は総
出資者の議決
権に占める当
社の保有議決
権の割合
総株主又は総出
資者の議決権に
占める当社子会
社等の保有議決
権の割合
主たる営業所
又は
事務所の所在地
資本金又は
出資金の額
事業の内容
設立
年月日
プルデンシャル
ジブラルタ
ファイナンシャル
生命保険株式会社
東京都
千代田区
永田町
2-13-10
11,545百万円
生命保険業
昭和30年
5月24日
100.0%
−
ロックウッド・
ベンチャー・ワン・
エルエルシー
(日本支店)
東京都
千代田区
神田神保町
1-11
9,500百万円
不動産(受益権)
投資運用
平成13年
3月15日
50.0%
−
平成21年
5月19日
99.95%
−
名称
プルデンシャル・
モーゲージ・アセット・
ホールディングス・ワン・
ジャパン
投資事業有限責任組合
東京都
千代田区
永田町
2-13-10
投資業務
85,432百万円 (金銭の貸付ならびに
特定社債の取得)
(注)1. ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー(日本支店)は、匿名組合事業に係わる出資金及び出資金割合を記載しています。
2. プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ワン・ジャパン投資事業有限責任組合は投資事業有限責任組合に係わる出資金及び
出資金割合を記載しています。
94
2 保険会社及びその子会社等の主要な業務
直近事業年度における事業の概況
子会社等の事業の状況は、以下のとおりであります。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル 生命保 険 株式
子法人等である「ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー
会社の契約の状況は、個人保険および 個人年金保険の合計で、
(日本支 店)」の当期 業 績は、不動産賃 貸料 収 入 が36億円(前 期
新契約高(転換による純増加を含む)が前年同期より613億円増
35億円)、経常利益が5億円(前期4億円)と増収増益となってお
加し6,777億円となり、保有契約高は前期末より6,728億円増加
ります。
し3兆4,588億円となりました。
同じく子法人等である「プルデンシャル・モーゲージ・アセット・
運用収益が55億円となったのに対し、支出面では保険金等支払
期業績は受取利息収入が16億円(前期17億円)、オリジネーショ
金が4,636億円、事業費が387億円となった結果、経常利益は64
ンフィー 等 の 収 入 が10 億 円( 前 期 6 億 円)となっております。ま
億円となり、当期純利益は34億円となりました。
た、当期末の同社の運 用資 産残高は731億円(前期末932億円)
また、当期 末の 総 資 産は前 期 末より315億 円 増 加し2,428億
保険会社及びその子会社等の状況
ホールディングス・ワン・ジャパン投 資事業有限 責任 組合」の当
Ⅷ
収 支の状 況は、収 入面では保 険料等収 入 が5,257億円、資 産
となりました。
円となりました。
主要な業務の状況を示す指標
項目
経常収益
経常利益
当期純利益
包括利益
項目
総資産
連結ソルベンシー・マージン比率
平成22年度
769,397
30,468
9,684
13,616
平成23年度
1,531,365
36,110
3,900
25,280
平成24年度
2,672,967
102,388
30,957
99,065
平成25年度
1,950,636
105,007
35,304
26,967
平成22年度末
8,263,822
−
平成23年度末
8,592,618
810.0%
平成24年度末
10,012,425
895.5%
平成25年度末
10,507,559
954.8%
(単位:百万円)
平成26年度
2,287,911
117,434
35,203
87,955
平成26年度末
11,289,185
881.9%
95
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
3 保険会社及びその子会社等の財産の状況
連結貸借対照表
年度
(
科目
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
平成26年3月31日
現在
平成27年3月31日
現在
) (
金額
年度
科目
コールローン
買入金銭債権
金銭の信託
152,326
147,364
−
5,000
70,326
58,804
保険契約準備金
支払備金
責任準備金
契約者配当準備金
1,795
2,044
9,252,256
9,824,505
貸付金
554,541
780,797
その他負債
有形固定資産
168,079
166,859
有価証券
土地
115,655
115,543
建物
) (
金額
)
金額
再保険借
9,522,491
10,215,515
56,692
54,705
9,426,852
10,124,477
38,946
36,332
1,620
5,586
290,981
401,755
退職給付に係る負債
58,341
63,789
役員退職慰労引当金
335
396
133,526
46,997
45,324
特別法上の準備金
98,833
リース資産
3,164
2,945
価格変動準備金
98,833
133,526
その他の有形固定資産
2,263
3,045
9,972,604
10,820,569
116,409
112,490
8,308
10,578
105,194
99,006
75,500
75,500
2,906
2,905
資本剰余金
229,668
93,662
1,575
3,111
利益剰余金
100,994
117,910
128,945
137,830
株主資本合計
406,162
287,073
1,947
897
その他有価証券評価差額金
101,648
162,388
繰延ヘッジ損益
△1,582
△ 9,363
無形固定資産
ソフトウェア
のれん
その他の無形固定資産
再保険貸
その他資産
退職給付に係る資産
繰延税金資産
貸倒引当金
資産の部合計
負債の部合計
(純資産の部)
資本金
60,598
50,545
△1,243
△1,063
退職給付に係る調整累計額
1,648
1,131
10,507,559
11,289,185
その他の包括利益累計額合計
101,714
154,156
少数株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
96
平成26年度
平成27年3月31日
現在
(負債の部)
(資産の部)
現金及び預貯金
(
)
金額
平成25年度
平成26年3月31日
現在
27,077
27,386
534,954
468,616
10,507,559
11,289,185
連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
年度
(
科目
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
)(
金額
経常収益
保険料等収入
資産運用収益
1,950,636
2,287,911
1,365,000
1,414,197
571,323
862,281
333,098
21,687
13,742
有価証券償還益
4,232
6,299
249,832
499,694
716
66
貸倒引当金戻入額
特別利益
価格変動準備金繰入額
3,127
4,272
6,252
税金等調整前当期純利益
14,313
11,432
1,845,629
2,170,477
法人税等調整額
991,126
1,021,764
17
36,962
34,692
322
3,764
12,373
11,263
61,639
67,726
37,454
△5,241
法人税等合計
26,040
32,213
35,599
35,512
219,701
年金
110,797
116,466
少数株主利益
給付金
183,829
181,461
当期純利益
解約返戻金
411,747
454,473
39
33
その他返戻金
21,993
18,733
再保険料
39,986
30,894
510,350
697,660
(連結包括利益計算書)
697,624
年度
契約者配当金積立利息繰入額
231
185
19,975
222,733
510,312
38,707
1,032
6,065
保険金
責任準備金繰入額
38,502
法人税及び住民税等
少数株主損益調整前当期純利益
責任準備金等繰入額
31
その他特別損失
1,807
再保険払戻金
230
17
減損損失
特別勘定資産運用益
保険金等支払金
262
固定資産等処分損
その他運用収益
経常費用
7,508
その他特別利益
特別損失
)
金額
7,491
固定資産等処分益
契約者配当準備金繰入額
その他経常収益
)(
(
294
308
35,304
35,203
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
)(
)
37
35
106,925
201,228
支払利息
5,985
5,574
少数株主損益調整前当期純利益
有価証券売却損
9,528
1,220
その他の包括利益
有価証券評価損
4,310
587
その他有価証券評価差額金
△7,049
60,740
有価証券償還損
516
831
繰延ヘッジ損益
△1,582
△7,780
81,005
187,855
資産運用費用
金融派生商品費用
貸付金償却
科目
退職給付に係る調整額
包括利益
0
0
賃貸用不動産等減価償却費
1,920
1,762
親会社株主に係る包括利益
その他運用費用
3,659
3,397
少数株主に係る包括利益
211,952
219,909
25,273
29,914
105,007
117,434
事業費
その他経常費用
経常利益
保険会社及びその子会社等の状況
288,772
平成26年度
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
金額
科目
有価証券売却益
為替差益
(
)
金額
平成25年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
Ⅷ
利息及び配当金等収入
年度
金額
金額
35,599
35,512
△8,631
52,442
−
△517
26,967
87,955
26,672
87,646
294
308
97
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
平成25年度
年度
(
科目
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益(△は損失)
賃貸用不動産等減価償却費
減価償却費
減損損失
のれん償却額
支払備金の増減額(△は減少)
責任準備金の増減額(△は減少)
契約者配当準備金積立利息繰入額
契約者配当準備金繰入額
貸倒引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
価格変動準備金の増減額(△は減少)
利息及び配当金等収入
有価証券関係損益(△は益)
支払利息
為替差損益(△は益)
有形固定資産関係損益(△は益)
再保険貸の増減額(△は増加)
その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は増加)
再保険借の増減額(△は減少)
その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金等の受取額
利息の支払額
契約者配当金の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
買入金銭債権の取得による支出
買入金銭債権の売却・償還による収入
有価証券の取得による支出
有価証券の売却・償還による収入
貸付けによる支出
貸付金の回収による収入
その他
資産運用活動計
(営業活動及び資産運用活動計)
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金の返済による支出
自己株式の取得による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物期首残高
現金及び現金同等物期末残高
98
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
平成26年度
) (
金額
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
)
金額
61,639
1,920
5,556
185
6,570
△811
510,312
37
12,373
△716
△1,188
32
36,962
△288,772
64,352
5,985
△249,832
△6,548
△221
△9,890
△431
△12,934
192
134,773
280,524
△5,837
△15,032
△10,324
384,103
67,726
1,762
5,387
17
6,187
△1,986
697,624
35
11,263
△66
△919
60
34,692
△333,098
163,576
5,574
△499,694
△21
△1,536
△7,050
3,966
3,526
5,866
162,893
318,257
△5,577
△13,905
△12,885
448,781
△1,500
13,327
△3,486,096
3,242,239
△170,270
96,449
△67,383
△373,233
( 10,869)
△2,322
17,907
△3,213
△360,861
−
11,690
△3,220,014
3,208,412
△253,359
85,198
△103,233
△271,304
( 177,477)
△3,427
597
△5,577
△279,710
△ 6,683
△25,000
△26,642
△112
−
△58,438
182
△35,013
189,135
154,121
△19,000
△111,712
△38,006
−
△223
△168,942
158
286
154,121
154,408
連結株主資本等変動計算書
平成25年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(単位:百万円)
株主資本
区分
75,500
資本
剰余金
利益
剰余金
267,630
79,370
△12,961
△13,681
35,304
△25,000
△37,961
229,668
21,623
100,994
株主資本
合計
その他有
価証券評
価差額金
ー
422,500
108,697
△25,000
25,000
△26,642
35,304
△25,000
ー
ー
ー
△16,337
406,162
繰延
ヘッジ
損益
ー
退職給付 その他の 少数株主
持分
に係る
包括利益
調整累計額 累計額合計
ー
108,697
△7,049
△7,049
101,648
△1,582
△1,582
△1,582
1,648
1,648
1,648
△6,982
△6,982
101,714
当期首残高
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
75,500
資本
剰余金
利益
剰余金
229,668
100,994
229,668
96,420
△24,293 △13,713
35,203
△111,712
ー △136,005
75,500
93,662
21,490
117,910
△6,688
△23,026
534,954
その他の包括利益累計額
自己株式
株主資本
合計
その他有
価証券評
価差額金
ー
406,162
101,648
△4,574
75,500
294
294
27,077
(単位:百万円)
株主資本
資本金
557,980
△26,642
35,304
△25,000
ー
平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
区分
26,782
純資産
合計
保険会社及びその子会社等の状況
ー
75,500
自己株式
Ⅷ
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
資本金
その他の包括利益累計額
繰延
ヘッジ
損益
△1,582
退職給付 その他の 少数株主
持分
に係る
包括利益
調整累計額 累計額合計
1,648
101,714
27,077
△4,574
ー
401,588
534,954
△4,574
101,648
△1,582
1,648
101,714
27,077
△ 38,006
35,203
△111,712 △111,712
111,712
ー
ー △114,515
ー
287,073
純資産
合計
530,380
△38,006
35,203
△111,712
ー
60,740
60,740
162,388
△7,780
△7,780
△9,363
△517
△517
1,131
52,442
52,442
154,156
308
308
27,386
52,751
△61,763
468,616
99
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
連 結財務諸表の作成方針
平成 25 年度
100
平成 26 年度
1.連結の範囲に関する事項
1.連結の範囲に関する事項
連結される子会社及び子法人等数 3社
連結される子会社及び子法人等数 3社
連結される子会社及び子法人等は、プルデンシャル ジブ
ラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社、ロックウッド・
ベンチャー・ワン・エルエルシー(日本支店)を営業者とす
る匿名組合及びプルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホ
ールディングス・ワン・ジャパン投資事業有限責任組合で
あります。
連結される子会社及び子法人等は、プルデンシャル ジブ
ラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社、ロックウッド・
ベンチャー・ワン・エルエルシー(日本支店)を営業者とす
る匿名組合及びプルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホ
ールディングス・ワン・ジャパン投資事業有限責任組合で
あります。
非連結の子会社及び子法人等は、東邦信用保証株式会社
その他2社であります。
非連結の子法人等は、
クリスタル・リアルティ有限会社を営
業者とする匿名組合その他1社であります。
非連結の子会社及び子法人等は、総資産、売上高、当期損
益及び利益剰余金の観点からみて、いずれもそれぞれ小
規模であり、当企業集団の財政状態と経営成績に関する
合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連
結の範囲から除いております。
非連結の子法人等は、総資産、売上高、当期損益及び利益
剰余金の観点からみて、いずれもそれぞれ小規模であり、
当企業集団の財政状態と経営成績に関する合理的な判断
を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から
除いております。
2.持分法の適用に関する事項
2.持分法の適用に関する事項
非連結の子会社及び子法人等については、
それぞれ連結損益
及び利益剰余金に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体として
も重要性がないので、
持分法を適用しておりません。
非連結の子法人等については、
それぞれ連結損益及び利益剰
余金に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性が
ないので、
持分法を適用しておりません。
3.連結される子会社及び子法人等の当連結会計年度の末日等
に関する事項
3.連結される子会社及び子法人等の当連結会計年度の末日等
に関する事項
連結子会社及び子法人等のうち、ロックウッド・ベンチャー・
ワン・エルエルシー
(日本支店)
を営業者とする匿名組合及び
プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ワ
ン・ジャパン投資事業有限責任組合の決算日は12月31日であ
り、当連結会計年度の末日現在で実施した仮決算に基づく財
務諸表を使用して連結しております。
連結子会社及び子法人等のうち、ロックウッド・ベンチャー・
ワン・エルエルシー(日本支店)を営業者とする匿名組合及び
プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ワ
ン・ジャパン投資事業有限責任組合の決算日は12月31日であ
り、当連結会計年度の末日現在で実施した仮決算に基づく財
務諸表を使用して連結しております。
4.のれんの償却に関する事項
4.のれんの償却に関する事項
のれんは、発生原因に応じて20年以内での均等償却を行って
おります。
のれんは、発生原因に応じて20年以内での均等償却を行って
おります。
重要な会計方針
1.有価証券
(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものも含む)
の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の
算定は移動平均法)
、満期保有目的の債券については移動平
均法による償却原価法
(定額法)
、
「保険業における
「責任準備
金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づく責
任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)
、子会社株式
(保険業法第2条第12項に規定する子会
社及び保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人
等のうち子会社を除いたものが発行する株式をいう)
について
は原価法、
その他有価証券のうち時価のあるものについては3
月末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価の算定は移動
平均法)
、時価を把握することが極めて困難と認められるもの
については取得差額が金利調整差額と認められる公社債
(外
国債券を含む)
については移動平均法による償却原価法
(定額
法)
、
それ以外の有価証券については移動平均法による原価法
によっております。
その他有価証券の評価差額については、全
部純資産直入法により処理しております。なお、親会社の外貨
建その他有価証券のうち債券に係る換算差額については、外
国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、そ
れ以外の差額については為替差損益として処理しております。
1.有価証券
(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものも含む)
の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の
算定は移動平均法)
、満期保有目的の債券については移動平
均法による償却原価法
(定額法)
、
「保険業における
「責任準備
金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づく責
任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)
、子会社株式
(保険業法第2条第12項に規定する子会
社及び保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人
等のうち子会社を除いたものが発行する株式をいう)
について
は原価法、
その他有価証券のうち時価のあるものについては3
月末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価の算定は移動
平均法)
、時価を把握することが極めて困難と認められるもの
については取得差額が金利調整差額と認められる公社債
(外
国債券を含む)
については移動平均法による償却原価法
(定額
法)
、
それ以外の有価証券については移動平均法による原価法
によっております。
その他有価証券の評価差額については、全
部純資産直入法により処理しております。なお、外貨建その他
有価証券のうち債券に係る換算差額については、外国通貨に
よる時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の
差額については為替差損益として処理しております。
2.デリバティブ取引の評価は時価法によっております。
2.デリバティブ取引の評価は時価法によっております。
3.有形固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっており
ます。
3.有形固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっており
ます。
・有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属
設備、構築物を除く)については定額法)
を採用しております。
・リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を
採用しております。
4.外貨建資産・負債は、
決算日の為替相場により円換算しており
ます。
・有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属
設備、構築物を除く)については定額法)
を採用しております。
・リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を
採用しております。
4.外貨建資産・負債は、決算日の為替相場により円換算しており
ます。
5.貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則
り、次のとおり計上しております。
5.貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則
り、次のとおり計上しております。
破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生して
いる債務者(以下「破綻先」
という)に対する債権及び実質的
に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」
という)に
対する債権については、下記直接減額後の債権額から担保の
回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
そ
の残額を計上しております。
破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生して
いる債務者(以下「破綻先」
という)に対する債権及び実質的
に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」
という)に
対する債権については、下記直接減額後の債権額から担保の
回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
そ
の残額を計上しております。
また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る
とい
可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」
う)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のう
ち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計
上しております。
また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る
とい
可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」
う)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のう
ち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計
上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における倒産確
率に債権額を乗じた額及び過去の一定期間における貸倒実
績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上して
おります。
上記以外の債権については、過去の一定期間における倒産確
率に債権額を乗じた額及び過去の一定期間における貸倒実
績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上して
おります。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が
資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査
定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当
を行っております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が
資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査
定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当
を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等に
ついては、債権額から担保の評価額及び保証等による回収が
可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として
債権額から直接減額表示しており、その金額は646百万円で
あります。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等に
ついては、債権額から担保の評価額及び保証等による回収が
可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として
債権額から直接減額表示しており、その金額は361百万円で
あります。
保険会社及びその子会社等の状況
平成 26 年度
Ⅷ
平成 25 年度
101
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
平成 25 年度
平成 26 年度
6.退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当
連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から
年金資産の額を控除した額を計上しております。
6.退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当
連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から
年金資産の額を控除した額を計上しております。
ただし、年金資産の額が退職給付債務を上回る制度について
は、
退職給付に係る資産を計上しております。
ただし、年金資産の額が退職給付債務を上回る制度について
は、退職給付に係る資産を計上しております。
退職給付に係る会計処理の方法は以下のとおりです。
退職給付に係る会計処理の方法は以下のとおりです。
退職給付見込額の期間帰属方法
期間定額基準
退職給付見込額の期間帰属方法
給付算定式基準
数理計算上の差異の処理年数
翌連結会計年度より
5年∼10年
数理計算上の差異の処理年数 翌連結会計年度より
5年∼10年
過去勤務費用の処理年数
5年もしくは発生年度
における一括費用処理
過去勤務費用の処理年数
5年もしくは発生年度
における一括費用処理
7.役員退職慰労引当金は、
役員に対する退職慰労金の支給に備
えるため、支給見込額のうち、当連結会計年度末において発
生したと認められる額を計上しております。
7.役員退職慰労引当金は、
役員に対する退職慰労金の支給に備
えるため、支給見込額のうち、当連結会計年度末において発
生したと認められる額を計上しております。
8.価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出し
た額を計上しております。
8.価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出し
た額を計上しております。
9.ヘッジ会計の方法は、企業会計基準第10号「金融商品に関す
る会計基準」
(企業会計基準委員会)に従い、主に、外貨建債
券に係るキャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジ及び為
替の振当処理を行っております。
9.ヘッジ会計の方法は、企業会計基準第10号「金融商品に関す
る会計基準」
(企業会計基準委員会)に従い、外貨建債券等の
一部について、キャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジ
及び為替の振当処理、
また、為替変動リスクのヘッジとして時
価ヘッジを行っております。
なお、ヘッジの有効性の判定は、主に、ヘッジ対象とヘッジ手
段のキャッシュ・フローの総額を比較する比率分析によってお
ります。
102
なお、ヘッジの有効性の判定は、主に、ヘッジ対象とヘッジ手
段のキャッシュ・フローの総額又は時価変動を比較する比率
分析によっております。
10.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっており
ます。ただし、資産に係る控除対象外消費税等のうち、税法に
定める繰延消費税等については、その他資産に計上し5年間
で均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、当連結
会計年度に費用処理しております。
10.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっており
ます。ただし、資産に係る控除対象外消費税等のうち、税法に
定める繰延消費税等については、その他資産に計上し5年間
で均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、当連結
会計年度に費用処理しております。
11.親会社の責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準
備金であり、保険料積立金については次の方式により計算し
ております。
11.当社の責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備
金であり、保険料積立金については次の方式により計算して
おります。
① 標準責任準備金の対象契約については、内閣総理大臣が
定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)
① 標準責任準備金の対象契約については、内閣総理大臣が
定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)
② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準
純保険料式
② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準
純保険料式
なお、将来にわたっての健全性を確保するための追加責任準
備金を3,761百万円積み立てております。
なお、保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき、一部
の個人保険契約及び個人年金保険契約について、追加責任
準備金を25,922百万円積み立てております。追加責任準備金
は、昨今の社会経済環境を考慮した長期的な収支の状況に
照らし、財務基盤の強化及び将来にわたる健全性の確保を目
的として、当年度において追加積立てを行っております。
これ
により、追加積立てを行わなかった場合に比べ、責任準備金
繰入額は21,702百万円増加し、経常利益及び税金等調整前
当期純利益は同額減少しております。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会
社の責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金
であり、保険料積立金については保険業法施行規則第69条第
4項第4号の規定に基づいて5年チルメル式及び全期チルメ
ル式により計算しております。なお、上記の方法により計算さ
れた金額のほか、標準責任準備金積立に向け872百万円を積
み立てております。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会
社の責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金
であり、保険料積立金については保険業法施行規則第69条第
4項第4号の規定に基づいて5年チルメル式及び全期チルメ
ル式により計算しております。なお、上記の方法により計算さ
れた金額のほか、標準責任準備金積立に向け2,920百万円を
積み立てております。
12.無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェアの減価
償却の方法は、利用可能期間に基づく定額法により行ってお
ります。
12.無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェアの減価
償却の方法は、利用可能期間に基づく定額法により行ってお
ります。
平成 25 年度
平成 26 年度
13. 会計上の変更
(1)
親会社の外貨建その他有価証券のうち債券の換算差額に
ついては、従来、全部純資産直入法により処理する方法を採
用してきましたが、当連結会計年度より外国通貨による時価
の変動に係る換算差額を評価差額とし、
それ以外の差額につ
いては為替差損益として処理する方法に会計方針を変更して
おります。
13. 会計上の変更
当連結会計年度より、
「退職給付に関する会計基準」
(企業会
計基準第26号)
及び
「退職給付に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第25号)に基づき、退職給付見込額
の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準に変更
しております。
これに伴い、当連結会計年度の期首の利益剰余金が4,574
百万円減少しております。また、当連結会計年度の経常利
益及び税金等調整前当期純利益は477百万円増加しており
ます。
Ⅷ
保険会社及びその子会社等の状況
親会社では、昨年度来の為替相場の円安進行の影響を受け
て、外貨建保険商品の保有状況が変化したことに伴い、当連
結会計期間中において外貨建保険商品に対する資産運用方
針を変更いたしました。
この結果、外貨建その他有価証券の
比重が高まったことによる資産と負債の換算方法の差から生
じる期間損益の歪みを軽減し、当企業集団の財務状況を適切
に開示するため、平成25年10月1日において会計方針の変更
を行ったものであります。
当該会計方針の変更並びに関連するヘッジ会計への影響は
遡及適用され、
これらに伴う累積的影響額は当連結会計年度
の期首の純資産の帳簿価額に反映されております。
この結果、
連結株主資本等変動計算書の利益剰余金の遡及適用後の当
期首残高は4,483百万円減少しております。
(2)
企業会計基準第26号
「退職給付に関する会計基準」
(企業
会計基準委員会。
以下
「退職給付会計基準」
という。
)
及び企業
会計基準適用指針第25号
「退職給付に関する会計基準の適
用指針」
(企業会計基準委員会。
以下
「退職給付適用指針」
とい
う。
)
を、
当連結会計年度末より適用し
(ただし、
退職給付会計
基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げら
れた定めを除く。
)
、
退職給付債務から年金資産の額を控除し
た額を退職給付に係る負債
(ただし、
年金資産の額が退職給
付債務を上回る制度については、
退職給付に係る資産)
に計
上する方法に変更し、
未認識数理計算上の差異及び未認識過
去勤務費用を退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産
に計上しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準
第37項に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年
度末において、
当該変更に伴う影響額をその他の包括利益累
計額の退職給付に係る調整累計額に加減しております。
この結果、当連結会計年度末において、退職給付に係る資産
が1,947百万円、退職給付に係る負債が58,341百万円計上さ
れております。
また、
その他の包括利益累計額が1,648百万円
増加しております。なお、1株当たりの純資産額は784円87銭
増加しております。
103
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
注記事項 連 結 貸借対照表関係
平成 25 年度
平成 26 年度
1.金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価等に関
する事項
1.金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価等に関
する事項
(1)金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品の状況に関する事項
保険業法第118条第1項に規定する特別勘定以外の勘定
である一般勘定の資産運用は、ALM(資産負債総合管理)
の観点から保険負債の特性にマッチする運用資産への投
資を行っております。具体的には、安定したキャッシュ・フ
ローが得られる国債や信用度の高い発行体に対する確定
利付資産を運用の中心に置き、その他の確定利付資産・
株式・不動産などへの投資を限定的に実行することで総
合収益の向上を図っております。なお、外貨建保険負債に
対応するものを除いて、外貨建公社債については、原則と
して、為替ヘッジを行っております。
保険業法第118条第1項に規定する特別勘定以外の勘定
である一般勘定の資産運用は、ALM(資産負債総合管理)
の観点から保険負債の特性にマッチする運用資産への投
資を行っております。具体的には、安定したキャッシュ・フ
ローが得られる国債や信用度の高い発行体に対する確定
利付資産を運用の中心に置き、その他の確定利付資産・
株式・不動産などへの投資を限定的に実行することで総
合収益の向上を図っております。なお、外貨建保険負債に
対応するものを除いて、外貨建公社債等については、原則
として、為替ヘッジを行っております。
デリバティブ取引に関しては、
(a)運用資産に係る市場リ
スク、
(b)運用資産に係る信用リスク、
(c)ALM上の金利リ
スクの各リスクのヘッジを目的として、先物為替予約、通貨
スワップ、通貨オプション、金利スワップ、金利スワップショ
ン及びクレジット・デフォルト・スワップを行っております。
デリバティブ取引に関しては、
(a)運用資産に係る市場リ
スク、
(b)運用資産に係る信用リスク、
(c)ALM上の金利リ
スクの各リスクのヘッジを目的として、先物為替予約、通貨
スワップ、通貨オプション、金利スワップ、金利スワップショ
ン及びクレジット・デフォルト・スワップを行っております。
なお、主な金融商品として、有価証券は市場リスク及び信
用リスク、貸付金は信用リスク、デリバティブ取引は市場リ
スク及び信用リスクに晒されております。
なお、主な金融商品として、有価証券は市場リスク及び信
用リスク、貸付金は信用リスク、デリバティブ取引は市場リ
スク及び信用リスクに晒されております。
市場リスクの管理にあたっては、バリュー・アット・リスク
(VaR)を用いて、その他有価証券として保有する金融商品
の市場リスク量を計測しております。
市場リスクの管理にあたっては、バリュー・アット・リスク
(VaR)を用いて、その他有価証券として保有する金融商品
の市場リスク量を計測しております。
信用リスクの管理に関しては、集中リスクに留意した保有
限度額の設定と遵守状況のモニタリング・報告、与信を伴
う投融資の個別案件(投資一任契約に基づき行われる運
用等は除く)
ごとの審査・信用調査、VaRを用いた信用リス
ク量の計測等を行っております。
信用リスクの管理に関しては、集中リスクに留意した保有
限度額の設定と遵守状況のモニタリング・報告、与信を伴
う投融資の個別案件(投資一任契約に基づき行われる運
用等は除く)
ごとの審査・信用調査、VaRを用いた信用リス
ク量の計測等を行っております。
また、
リスク管理規程等において定められたリスク・リミッ
トとVaRによるリスク量との比較等の規程の遵守状況を定
期的に取締役会等に報告しております。
また、統合的リスク管理規程等において定められたリス
ク・リミットとVaRによるリスク量との比較等の規程の遵
守状況を定期的に執行役員会等に報告しております。
デリバティブの内包するリスクは、市場リスクについては、
現物資産と合わせて一元的に管理しております。
信用リスク
のうち、デリバティブ取引の決済の確実性に関わるカウン
ター・パーティー・リスクの管理については、信用度の高い
取引先を選定することで行っております。
デリバティブの内包するリスクは、市場リスクについては、
現物資産と合わせて一元的に管理しております。
信用リスク
のうち、デリバティブ取引の決済の確実性に関わるカウン
ター・パーティー・リスクの管理については、信用度の高い
取引先を選定することで行っております。
特別勘定の資産運用は、国内外の株式・公社債などを運
用対象に分散投資を図り、特別勘定資産の着実な成長と
中長期的な観点に立った収益の確保を目指しております。
また、運用にあたっては、
リスクと収益のバランスをはかり
つつ、安定的な総合収益が確保できるポートフォリオの構
築に努めております。
特別勘定の資産運用は、国内外の株式・公社債などを運
用対象に分散投資を図り、特別勘定資産の着実な成長と
中長期的な観点に立った収益の確保を目指しております。
また、運用にあたっては、
リスクと収益のバランスをはかり
つつ、安定的な総合収益が確保できるポートフォリオの構
築に努めております。
(2)金融商品の時価等に関する事項
主な金融資産及び金融負債にかかる連結貸借対照表計
上額、時価及びこれらの差額については次のとおりであり
ます。
104
(2)金融商品の時価等に関する事項
主な金融資産及び金融負債にかかる連結貸借対照表計
上額、時価及びこれらの差額については次のとおりであり
ます。
平成 25 年度
平成 26 年度
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額
現金及び預貯金
152,326
時価
152,326
ー
買入金銭債権
現金及び預貯金
147,364
時価
差額
147,364
ー
買入金銭債権
満期保有目的の債券
45,596
48,340
2,744
その他有価証券
24,730
24,730
ー
有価証券
売買目的有価証券
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額
差額
満期保有目的の債券
37,712
40,443
2,730
その他有価証券
21,091
21,091
ー
有価証券
31,928
31,928
ー
34,952
34,952
ー
満期保有目的の債券
215,791
224,287
8,496
満期保有目的の債券
173,872
182,682
8,810
責任準備金対応債券
6,795,049
7,279,652
484,603
責任準備金対応債券
7,177,945
8,081,946
904,001
その他有価証券
2,112,223
2,112,223
ー
その他有価証券
2,417,931
2,417,931
ー
保険約款貸付
一般貸付
貸倒引当金
貸付金
78,742
78,742
ー
475,798
497,143
21,344
ー
ー
575,885
21,953
金融派生商品
ヘッジ会計が適用
されていないもの
ヘッジ会計が適用
されているもの
貸倒引当金
81,554
81,554
ー
699,243
740,319
41,076
△519
ー
ー
780,277
821,873
41,596
金融派生商品
(5,412)
(33,547)
(5,412)
(33,547)
ー
ヘッジ会計が適用
されていないもの
(48,089)
(48,089)
ー
ー
ヘッジ会計が適用
されているもの
(89,662)
(89,662)
ー
(136,697)
(164,005)
△27,307
(借入金)
(劣後ローン)
一般貸付
保険会社及びその子会社等の状況
△609
553,932
保険約款貸付
Ⅷ
貸付金
売買目的有価証券
(借入金)
(151,955)
(166,302)
△14,347
(劣後ローン)
・貸付金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控
除しております。
・貸付金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控
除しております。
・デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で
表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )
で示しております。
・デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で
表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )
で示しております。
・負債に計上されているものについては、
( )で示しております。
・負債に計上されているものについては、
()
で示しております。
①現金及び預貯金
①現金及び預貯金
満期のない預貯金については、時価は帳簿価額と近似して
いることから、当該帳簿価額によっております。
満期のない預貯金については、時価は帳簿価額と近似して
いることから、当該帳簿価額によっております。
②有価証券(買入金銭債権のうち企業会計基準第10号「金
融商品に関する会計基準」
(企業会計基準委員会)に基づ
く有価証券として取扱うものを含む)
②有価証券(買入金銭債権のうち企業会計基準第10号「金
融商品に関する会計基準」
(企業会計基準委員会)に基づ
く有価証券として取扱うものを含む)
・市場価格のある有価証券
・市場価格のある有価証券
3月末日の市場価格等によっております。
3月末日の市場価格等によっております。
・市場価格のない有価証券
・市場価格のない有価証券
合理的に算定された価額による評価を行っております。
合理的に算定された価額による評価を行っております。
なお、非上場株式、組合出資金等のうち組合財産が非
上場株式など時価を把握することが極めて困難と認め
られるもので構成されているものについては、有価証
券に含めておりません。
なお、非上場株式、組合出資金等のうち組合財産が非
上場株式など時価を把握することが極めて困難と認め
られるもので構成されているものについては、有価証
券に含めておりません。
当該非上場株式の当連結会計年度末における連結貸
借対照表価額は72,463百万円、組合出資金等の当連
結会計年度末における連結貸借対照表価額は24,799
百万円であります。
当該非上場株式の当連結会計年度末における連結貸
借対照表価額は538百万円、組合出資金等の当連結
会計年度末における連結貸借対照表価額は19,265
百万円であります。
③貸付金
③貸付金
保険約款貸付は、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限
るなどの特性により返済期限を設けておらず、返済見込
み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似して
いるものと想定されるため、帳簿価額を時価としており
ます。
保険約款貸付は、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限
るなどの特性により返済期限を設けておらず、返済見込
み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似して
いるものと想定されるため、帳簿価額を時価としており
ます。
一般貸付のうち、法人向貸付については契約に基づく
キャッシュ・フローを割引いて現在価値を計算して時価
としております。また、外部ブローカー等より時価が取
得できる契約については、その時価を使用しております。
貸倒懸念債権については資産査定において、担保及び
保証による回収見込み額等に基づいて個別貸倒引当金
の計算が行われており、債権額から個別貸倒引当金を差
し引いた金額を時価としております。
一般貸付のうち、法人向貸付については契約に基づく
キャッシュ・フローを割引いて現在価値を計算して時価
としております。また、外部ブローカー等より時価が取
得できる契約については、その時価を使用しております。
貸倒懸念債権については資産査定において、担保及び
保証による回収見込み額等に基づいて個別貸倒引当金
の計算が行われており、債権額から個別貸倒引当金を差
し引いた金額を時価としております。
個人向の住宅ローン等については保証会社別の区分に
基づき繰上返済率を織り込んだ将来見積りキャッシュ・
フローを割引いて、現在価値を計算して時価としており
ます。
個人向の住宅ローン等については保証会社別の区分に
基づき繰上返済率を織り込んだ将来見積りキャッシュ・
フローを割引いて、現在価値を計算して時価としており
ます。
割引率はスワップレートや国債利回り等、適切な指標に信用
スプレッド等を上乗せして設定しております。
割引率はスワップレートや国債利回り等、適切な指標に信用
スプレッド等を上乗せして設定しております。
105
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
平成 2 5年度
④金融派生商品
為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、
金利スワップ取引、金利スワップション取引及びクレジッ
ト・デフォルト・スワップ取引の時価については、取引先
金融機関から提示された価格によっております。
⑤借入金
106
平成 26 年度
④金融派生商品
為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、
金利スワップ取引、金利スワップション取引及びクレジッ
ト・デフォルト・スワップ取引の時価については、取引先
金融機関から提示された価格によっております。
⑤借入金
借入金は契約に基づくキャッシュ・フローをスワップレー
トの利回りに信用スプレッド等を上乗せした割引率で
割引いて現在価値を計算して時価としております。
借入金は契約に基づくキャッシュ・フローをスワップレー
トの利回りに信用スプレッド等を上乗せした割引率で
割引いて現在価値を計算して時価としております。
2.賃貸等不動産の状況に関する事項及び賃貸等不動産の時価
に関する事項
2.賃貸等不動産の状況に関する事項及び賃貸等不動産の時価
に関する事項
親会社及び一部の子法人では、東京都その他の地域にお
いて賃 貸 等 不 動 産を 保 有しております。当連 結 会 計 年
度末における当該賃貸等不動産の連結貸借対照表価額
は133,691百万円、時価は132,062百万円であります。なお、
時価の算定にあたっては、主要な物件については「不動産
鑑定評価基準」に基づき社外の不動産鑑定士が算定した金
額(自社で指標等を用いて調整を加えたものを含む)であり
ます。その他の重要性が乏しい物件については、土地は相
続税評価額、建物は適正な帳簿価額の合算額を時価として
おります。
当社及び一部の連結される子法人等では、東京都その他
の地域において賃貸等不動産を保有しております。当連
結会計年度末における当該賃貸等不動産の連結貸借対照
表価額は132,535百万円、時価は131,292百万円でありま
す。なお、時価の算定にあたっては、主要な物件については
「不動産鑑定評価基準」に基づき社外の不動産鑑定士が
算定した金額(自社で指標等を用いて調整を加えたものを
含む)であります。その他の重要性が乏しい物件について
は、土地は相続税評価額、建物は適正な帳簿価額の合算
額を時価としております。
また、賃貸等不動産の連結貸借対照表価額に含まれている
資産除去債務に対応する額は80百万円であります。
また、賃貸等不動産の連結貸借対照表価額に含まれている
資産除去債務に対応する額は75百万円であります。
3.貸付金のうち、破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞債権及
び貸付条件緩和債権の額は5,223百万円であります。なお、そ
れぞれの内訳は以下のとおりであります。
3.貸付金のうち、破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞債権及
び貸付条件緩和債権の額は3,496百万円であります。なお、そ
れぞれの内訳は以下のとおりであります。
貸付金のうち、破綻先債権額は17百万円、延滞債権額は
5,192百万円であります。
貸付金のうち、破綻先債権額は11百万円、延滞債権額は
3,485百万円であります。
上記取立不能見込額の直接減額は、破綻先債権額は0百万
円、延滞債権額は646百万円であります。
上記取立不能見込額の直接減額は、延滞債権額361百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期
間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立
て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか
った貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不
計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第
3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する
事由が生じている貸付金であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期
間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立
て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか
った貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不
計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第
3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する
事由が生じている貸付金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として
利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図る事を目的として
利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。
貸付金のうち、3ヵ月以上延滞債権はありません。
貸付金のうち、3ヵ月以上延滞債権はありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定
支払日の翌日を起算日として3ヵ月以上延滞している貸付金で
破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定
支払日の翌日を起算日として3ヵ月以上延滞している貸付金で
破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は12百万円であります。
貸付金のうち、貸付条件緩和債権はありません。
なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の
返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる取決めを行っ
たもので、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該
当しない貸付金であります。
なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の
返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる取決めを行っ
たもので、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該
当しない貸付金であります。
4. ローン・パーティシペーションで、平成7年6月1日付日本公認
会計士協会会計制度委員会報告第3号に基づいて、参加者に
売却したものとして会計処理した貸付金の元本の当連結会
計年度末残高の総額は36,472百万円であります。
4. ローン・パーティシペーションで、日本公認会計士協会会計
制度委員会報告第3号に基づいて、参加者に売却したもの
として会計処理した貸付金の元本の当連結会計年度末残
高の総額は30,329百万円であります。
5. 有形固定資産の減価償却累計額は26,196百万円であります。
5. 有形固定資産の減価償却累計額は29,762百万円であります。
6. 特別勘定の資産の額は33,079百万円であります。
なお、負債の額も同額であります。
6. 特別勘定の資産の額は36,889百万円であります。
なお、負債の額も同額であります。
平成 25 年度
平成 26 年度
7. 繰延税金資産の総額は130,860百万円、繰延税金負債の総額
は63,524百万円であります。繰延税金資産のうち評価性引当
額として控除した額は6,737百万円であります。
7. 繰延税金資産の総額は134,361百万円、繰延税金負債の総額
は77,369百万円であります。繰延税金資産のうち評価性引当
額として控除した額は6,447百万円であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、保険契約準備金
44,725百万円、価格変動準備金30,351百万円、退職給付に係
る負債18,054百万円、有価証券の評価の差異10,453百万円、
その他有価証券の評価差額2,805百万円、貸倒引当金580百
万円であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、保険契約準備金
51,536百万円、価格変動準備金38,442百万円、退職給付に係
る負債18,526百万円、貸倒引当金410百万円であります。
8. 当連結会計年度における法定実効税率は33.26%であり、
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との間の差異の主な内訳は、のれ ん償却費等 永久 差異
4.33%、税制改正による影響3.46%であります。
8. 当連結会計年度における法定実効税率は30.71%であり、
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率と
の間の差異の主な内訳は、受取配当等の益金不算入額△
16.19%、契約者配当の損金算入限度超過額11.80%、税制
改正による影響10.85%、関連会社株式売却に伴うみなし配
当金7.49%、のれん償却費等永久差異3.47%であります。
9.「所得税法等の一部を改正する法律」
( 平成26年法律第10
号)
の公布に伴い、
繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に
適用される法定実効税率は変更になりました。
この税率変更
により、繰延税金資産は2,091百万円減少し、法人税等調整
額は2,134百万円増加しております。
9.「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成27年法律第9号)
の公布に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に適
用される法定実効税率は変更になりました。
この税率変更に
より、繰延税金資産は3,372百万円減少し、法人税等調整額
は7,346百万円増加しております。
なお、当該法律の公布により、主要な連結会社における繰延
税金資産及び繰延税金負債の計算に適用される法定実効税
率は、平成26年4月1日に開始する連結会計年度に回収又は
支払が見込まれるものについて、以下のとおり変更になって
おります。
(1)親会社に適用される税率
・変更前 33.26%
・変更後 30.71%
(2)プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株
式会社に適用される税率
・変更前 33.33%
・変更後 30.78%
なお、当該法律の公布により、主要な連結会社における繰延
税金資産及び繰延税金負債の計算に適用される法定実効税
率は、平成27年4月1日以降に開始する連結会計年度に回収
又は支払が見込まれるものについて、以下のとおり変更にな
りました。
(1)当社に適用される税率
・変更前 30.71%
・変更後 28.79%
(2)プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株
式会社に適用される税率
・変更前 30.78%
・変更後 28.85%
10.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。
10.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。
当連結会計年度期首現在高
41,568百万円
当連結会計年度期首現在高
38,946百万円
当連結会計期間契約者配当金支払額 15,032百万円
当連結会計年度契約者配当金支払額 13,905百万円
利息による増加等
利息による増加等
36百万円
契約者配当準備金繰入額
12,373百万円
当連結会計年度末現在高
38,946百万円
28百万円
契約者配当準備金繰入額
11,263百万円
当連結会計年度末現在高
36,332百万円
11.関係会社(連結される子会社及び子法人等を除く)の出資
金は10,607百万円であります。
11.関係会社(連結される子会社及び子法人等を除く)の出資
金は10,648百万円であります。
12.担保に供されている資産の額は、有価証券60,571百万円
であります。
12.担保に供されている資産の額は、有価証券53,342百万円
であります。
また、担保付き債務の額は36,472百万円であり、その全額が、
参加者に売却したものとして会計処理したローン・パーティシ
ペーションに係る参加者への債務相当額であります。
また、担保付き債務の額は30,329百万円であり、その全額が、
参加者に売却したものとして会計処理したローン・パーティシ
ペーションに係る参加者への債務相当額であります。
13.1株当たりの純資産額は136,810円51銭であります。
保険会社及びその子会社等の状況
繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券
の評価差額60,684百万円、有価証券の評価の差異10,757百
万円であります。 Ⅷ
繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券
の評価差額40,866百万円、有価証券の評価の差異14,600百
万円であります。
13.1株当たりの純資産額は174,968円85銭であります。
14.貸付金に係るコミットメントライン契約の融資未実行残高
は、25,013百万円であります。
15.借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の
特約が付された劣後特約付借入金33,000百万円及び永久劣
後特約付借入金118,955百万円を計上しております。
14.その他負債には、他の債務よりも債務の履行が後順位であ
る旨の特約が付された劣後特約付借入金33,000百万円及び
永久劣後特約付借入金103,697百万円を計上しております。
16.外貨建資産の額は4,073,150百万円であります。
(主な外貨額
30,288百万米ドル、9,242百万豪ドル、301百万ユーロ)
外貨建負債の額は3,017,322百万円であります。
(主な外貨額
20,419百万米ドル、9,496百万豪ドル、79百万ユーロ)
107
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
108
平成 25 年度
平成 26 年度
17.保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機
構に対する当連結会計年度末における今後の負担見積額
は26,423百万円であります。なお当該負担金は拠出した連
結会計年度の事業費として処理しております。
15.保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構
に対する当連結会計年度末における今後の負担見積額は
27,733百万円であります。なお当該負担金は拠出した連結会
計年度の事業費として処理しております。
18.責任 準 備 金 対応債 券 に係 る連 結 貸借 対 照 表 計上 額 は
6,795,049百万円、時価は7,279,652百万円であります。
16.責任 準 備 金 対応債 券 に係 る連 結 貸借 対 照 表 計上 額 は
7,177,945百万円、時価は8,081,946百万円であります。
親会社の責任準備金対応債券の設定に当たっては、
「保険
業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上
及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委
員会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①一般フ
ァンド(これらと同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)②
円建年金ファンド(これらと同じ負債特性を持つ再保険契約
を含む)③CV保険(スター)ファンド ④米ドル建保険ファン
ド(同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)⑤米ドル建年
金ファンド(同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)⑥米ド
ル建IS養老(スター)ファンド ⑦米ドル建IS年金(スター)
ファンド ⑧ユーロ建年金ファンド(同じ負債特性を持つ再
保険契約を含む)⑨豪ドル建年金ファンド(同じ負債特性を
持つ再保険契約を含む)をそれぞれ小区分としております。
当社の責任準備金対応債券の設定に当たっては、
「保険業
における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及
び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員
会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①一般ファン
ド(これらと同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)②円
建年金ファンド(これらと同じ負債特性を持つ再保険契約
を含む)③CV保険(スター)ファンド ④米ドル建保険ファン
ド(同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)⑤米ドル建年
金ファンド(同じ負債特性を持つ再保険契約を含む)⑥米ド
ル建IS養老(スター)ファンド ⑦米ドル建IS年金(スター)ファ
ンド ⑧ユーロ建年金ファンド(同じ負債特性を持つ再保険
契約を含む)⑨豪ドル建年金ファンド(同じ負債特性を持つ
再保険契約を含む)をそれぞれ小区分としております。
各小区分における、責任準備金のデュレーションと責任準
備金対応債券のデュレーションを、一定範囲内でマッチン
グさせることにより、金利変動リスクを管理しております。
各小区分における、責任準備金のデュレーションと責任準
備金対応債券のデュレーションを、一定範囲内でマッチン
グさせることにより、金利変動リスクを管理しております。
当該責任準備金の額並びにデュレーションと、責任準備金
対応債券の簿価額並びにデュレーションについては、リスク
管理部門がモニタリングを行っております。この結果をもと
に、投資委員会が責任準備金対応債券への資金配分計画並
びに目標デュレーションの見直しを定期的に行っておりま
す。
当該責任準備金の額並びにデュレーションと、責任準備金
対応債券の簿価額並びにデュレーションについては、リスク
管理部門がモニタリングを行っております。この結果をもと
に、投資委員会が責任準備金対応債券への資金配分計画並
びに目標デュレーションの見直しを定期的に行っておりま
す。
なお、金利要因以外の要因で時価が低下した債券について、
当連結会計年度において責任準備金対応債券からその他有
価証券への振替を行っております。この結果、従来と比べて
有価証券が186百万円、その他有価証券評価差額金が129百
万円増加し、繰延税金資産が57百万円減少しております。
なお、金利要因以外の要因で時価が低下した債券について、
当連結会計年度において責任準備金対応債券からその他有
価証券への振替を行っております。この結果、従来と比べて
有価証券が288百万円、その他有価証券評価差額金が205
百万円減少し、繰延税金資産が83百万円増加しております。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式
会社の責任準備金対応債券の設定に当たっては、
「保険業
における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及
び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員
会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち円建保険契
約群を小区分としております。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式
会社の責任準備金対応債券の設定に当たっては、
「保険業
における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及
び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員
会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち円建保険契
約群を小区分としております。
小区分における、責任準備金のデュレーションと責任準備
金対応債券のデュレーションを、一定範囲内でマッチング
させることにより、金利変動リスクを管理しております。
小区分における、責任準備金のデュレーションと責任準備
金対応債券のデュレーションを、一定範囲内でマッチング
させることにより、金利変動リスクを管理しております。
当該責任準備金の額並びにデュレーションと、責任準備金
対応債券の簿価額並びにデュレーションについては、リス
ク管理部門がモニタリングを行っております。この結果をも
とに、投資委員会が責任準備金対応債券への資金配分計画
並びに目標デュレーションの見直しを定期的に行っており
ます。
当該責任準備金の額並びにデュレーションと、責任準備金
対応債券の簿価額並びにデュレーションについては、リス
ク管理部門がモニタリングを行っております。この結果をも
とに、投資委員会が責任準備金対応債券への資金配分計画
並びに目標デュレーションの見直しを定期的に行っており
ます。
19.買 入金銭 債権の主な内訳は、住宅ローン債権担保証券
70,225百万円、資産担保証券61百万円、商業用不動産ロー
ン担保証券40百万円であります。
17.買入金銭債権の内訳は、住宅ローン債権担保証券58,804
百万円であります。
平成 25 年度
平成 26 年度
20. 退職給付に関する事項は次のとおりです。
18. 退職給付に関する事項は次のとおりです。
(1)採用している退職給付制度の概要
親会社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、確
定給付企業年金制度、退職年金制度及び退職一時金制
度を設けております。また、確定拠出型の制度として確
定拠出年金制度を設けております。
(2)確定給付制度
①退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高
95,560百万円
会計方針の変更による累計的影響額
6,528百万円
会計方針の変更を反映した期首残高 102,088百万円
勤務費用
4,766百万円
利息費用
753百万円
数理計算上の差異の当期発生額
1,159百万円
退職給付の支払額
△8,061百万円
その他
70百万円
退職給付債務の期末残高
100,776百万円
②年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高
41,207百万円
期待運用収益
618百万円
数理計算上の差異の当期発生額
461百万円
退職給付の支払額
△3,120百万円
年金資産の期末残高
39,166百万円
②年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高
39,166百万円
期待運用収益
587百万円
数理計算上の差異の当期発生額
1,207百万円
退職給付の支払額
△3,076百万円
年金資産の期末残高
37,884百万円
③ 退職給付債務及び年金資産と連結貸借対照表に計上さ
れた退職給付に係る負債及び資産の調整表
③ 退職給付債務及び年金資産と連結貸借対照表に計上さ
れた退職給付に係る負債及び資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
年金資産
積立型制度の退職給付債務
年金資産
非積立型制度の退職給付債務
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
退職給付に係る負債
退職給付に係る資産
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
38,554百万円
△39,166百万円
△611百万円
57,005百万円
56,394百万円
58,341百万円
△1,947百万円
56,394百万円
④退職給付に関連する損益
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の当期の費用処理額
過去勤務費用の当期の費用処理額
その他
確定給付制度に係る退職給付費用
5,121百万円
1,453百万円
△618百万円
△42百万円
△865百万円
△12百万円
5,036百万円
⑤その他の包括利益等に計上された項目の内訳
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務費用
合計
22百万円
2,379百万円
2,401百万円
39,330百万円
△37,884百万円
非積立型制度の退職給付債務
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
退職給付に係る負債
退職給付に係る資産
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
④退職給付に関連する損益
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の当期の費用処理額
過去勤務費用の当期の費用処理額
その他
確定給付制度に係る退職給付費用
1,446百万円
61,446百万円
62,892百万円
63,789百万円
△897百万円
62,892百万円
4,766百万円
753百万円
△587百万円
30百万円
△865百万円
21百万円
4,119百万円
⑤その他の包括利益等に計上された項目の内訳
その他の包括利益に計上した項目(税効果控除前)の
内訳は次のとおりであります。
数理計算上の差異
その他の包括利益累計額に計上した項目(税効果控
除前)の内訳は次のとおりであります。
保険会社及びその子会社等の状況
97,267百万円
5,121百万円
1,453百万円
1,016百万円
△9,311百万円
13百万円
95,560百万円
Ⅷ
退職給付債務の期首残高
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の当期発生額
退職給付の支払額
その他
退職給付債務の期末残高
(1)採用している退職給付制度の概要
当社及び連結される子会社は、確定給付型の制度とし
て、確定給付企業年金制度、退職年金制度及び退職一
時金制度を設けております。また、確定拠出型の制度と
して確定拠出年金制度を設けております。
(2)確定給付制度
①退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
79百万円
過去勤務費用
△865百万円
合計
△786百万円
その他の包括利益累計額に計上した項目(税効果控
除前)の内訳は次のとおりであります。
未認識数理計算上の差異
101百万円
未認識過去勤務費用
1,514百万円
合計
1,615百万円
109
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
平成 25 年度
平成 26 年度
⑥年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、以下
のとおりであります。
⑥年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、以下
のとおりであります。
債券
59%
債券
60%
生命保険一般勘定
35%
生命保険一般勘定
31%
株式
5%
株式
7%
現金及び預金
1%
現金及び預金
2%
合計
100%
合計
100%
⑦長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在
⑦長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在
及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成す
る多様な資産からの現在及び将来期待される長期の
収益率を考慮しております。
及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成す
る多様な資産からの現在及び将来期待される長期の
収益率を考慮しております。
⑧数理計算上の計算基礎に関する事項
期末における主要な数理計算上の計算基礎は以下の
⑧数理計算上の計算基礎に関する事項
期末における主要な数理計算上の計算基礎は以下の
とおりであります。
割引率
とおりであります。
1.50%∼1.70%
長期期待運用収益率
1.50%
(3)確定拠出制度
親会社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額
は、392百万円であります。
21.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
割引率
0.74%∼0.90%
長期期待運用収益率
1.50%
(3)確定拠出制度
当社及び連結される子会社の確定拠出制度への要拠
出額は、426百万円であります。
19.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
注記事項 連 結損益計算書関係
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1. 1株当たりの当期純利益は12,854円31銭であります。
1. 1株当たりの当期純利益は15,374円65銭であります。
2. 保険料等収入には、再保険会社からの出再保険事業費受入
1,926百万円ならびに出再保険責任準備金調整額△39,945
百万円を含んでおります。
2. 保険料等収入には、再保険会社からの出再保険事業費受入
1,516百万円を含んでおります。
3. 再保険料には、修正共同保険式再保険に係わる再保険料
27,036百万円ならびに再保険会社からの出再保険責任準
備金調整額△3,321百万円を含んでおります。
3. その他特別損失の主なものは、
合併により評価替えされた借入
金の帳簿価格と当該借入金の返済額との差額3,742百万円であ
ります。
4. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
110
4. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。
注記事項 連 結包括利益計算書関係
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1. その他の包括利益の内訳
その他有価証券評価差額金:
1. その他の包括利益の内訳
その他有価証券評価差額金:
当期発生額
組替調整額
1,745百万円
△11,701百万円
△9,956百万円
2,906百万円
△7,049百万円
その他の包括利益合計
△8,631百万円
税効果調整前
税効果額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益:
当期発生額
組替調整額
税効果調整前
税効果額
繰延ヘッジ損益
退職給付に係る調整額:
当期発生額
組替調整額
税効果調整前
税効果額
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計
△11,219百万円
354百万円
△10,864百万円
3,084百万円
△7,780百万円
保険会社及びその子会社等の状況
△2,319百万円
35百万円
△2,284百万円
701百万円
△1,582百万円
92,713百万円
△11,370百万円
81,342百万円
△20,601百万円
60,740百万円
Ⅷ
税効果調整前
税効果額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益:
当期発生額
組替調整額
税効果調整前
税効果額
繰延ヘッジ損益
当期発生額
組替調整額
48百万円
△834百万円
△786百万円
268百万円
△517百万円
52,442百万円
注記事項 連 結キャッシュ・フロー計算書関係
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1. 現金及び現金同等物の範囲は、
手許現金、
随時引き出し可能
な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動につい
て僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期
限の到来する短期投資であります。
1. 現金及び現金同等物の範囲は、
手許現金、
随時引き出し可能
な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動につい
て僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期
限の到来する短期投資であります。
2. 現金及び現金同等物の連結会計期間末残高と連結貸借対
照表に掲記されている科目の金額との関係は以下のとおり
であります。
(単位:百万円)
現金及び預貯金
152,326
2. 現金及び現金同等物の連結会計期間末残高と連結貸借対
照表に掲記されている科目の金額との関係は以下のとおり
であります。
(単位:百万円)
現金及び預貯金
147,364
コールローン
5,000
金銭の信託
2,044
現金及び現金同等物
154,408
金銭の信託
現金及び現金同等物
1,795
154,121
注記事項 連 結株 主資本 等変動計算書関係
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式
数に関する事項
(単位:千株)
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式
数に関する事項
(単位:千株)
当連結会計 当連結会計 当連結会計
年度期首
年度
年度
株式数
増加株式数 減少株式数
当連結会
計年度末
株式数
発行済株式
当連結会計 当連結会計 当連結会計
年度期首
年度
年度
株式数
増加株式数 減少株式数
当連結会
計年度末
株式数
発行済株式
普通株式
2,100
―
―
2,100
普通株式
2,100
―
―
優先株式
270
―
10
260
優先株式
260
―
84
176
2,371
―
10
2,361
2,361
―
84
2,277
―
10
10
―
―
84
84
―
―
10
10
―
―
84
84
―
合計
自己株式
優先株式
合計
合計
2,100
自己株式
(注)1. 優先株式の発行済株式総数の減少10千株は、優先株式H
を取得したことによる減少であります。
2. 優先株式の自己株式の株式数の増加10千株は、優先株
式Hを取得したことによる増加であります。
3. 優先株式の自己株式の株式数の減少10千株は、優先株
式Hを消却したことによる減少であります。
優先株式
合計
(注)1. 優先株式の発行済株式総数の減少84千株は、優先株式
A、B、
C、E、G、
Hを消却したことによる減少であります。
2. 優先株式の自己株式の株式数の増加84千株は、優先株
式A、B、C、E、
G、Hを取得したことによる増加であります。
3. 優先株式の自己株式の株式数の減少84千株は、優先株
式A、B、C、E、
G、Hを消却したことによる減少であります。
111
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
112
平成 25 年度
平成 26 年度
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
2. 配当金支払額
(1)当該事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
平成25年6月25日の定時株主総会において、次のとおり決
議しております。
・優先株式Aの配当に関する事項
配当金の総額
2,700百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
45,000円
基準日
平成25年3月31日
効力発生日
平成25年6月25日
・優先株式Bの配当に関する事項
配当金の総額
4,440百万円
配当の原資
その他資本剰余金
1株当たり配当額
25,192円40銭
基準日
平成25年3月31日
効力発生日
平成25年6月25日
・優先株式Gの配当に関する事項
配当金の総額
5,300百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
1,000,000円
基準日
平成25年3月31日
効力発生日
平成25年6月25日
・優先株式Hの配当に関する事項
配当金の総額
14,202百万円
配当の原資
うち8,521百万円
その他資本剰余金
うち5,681百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
625,000円
基準日
平成25年3月31日
効力発生日
平成25年6月25日
(注)優先株式Aの配当金の総額2,700百万円には、累積未払
配当金1,350百万円(1株当たり配当額22,500円)が含ま
れております。
(2)当該事業年度終了後に行う剰余金の配当に関する事項
平成26年6月25日の定時株主総会において、次のとおり決
議しております。
・優先株式Aの配当に関する事項
配当金の総額
1,350百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
22,500円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Bの配当に関する事項
配当金の総額
32,157百万円
配当の原資
うち24,084百万円
その他資本剰余金
うち 8,072百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
182,453円20銭
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Cの配当に関する事項
配当金の総額
167百万円
配当の原資
うち135百万円
その他資本剰余金
うち 32百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
32,170円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Eの配当に関する事項
配当金の総額
91百万円
配当の原資
うち73百万円
その他資本剰余金
うち17百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
64,612円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Gの配当に関する事項
配当金の総額
2,650百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
500,000円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Hの配当に関する事項
配当金の総額
1,590百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
125,000円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
2. 配当金支払額
(1)当該事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
平成26年6月25日の定時株主総会において、次のとおり決
議しております。
・優先株式Aの配当に関する事項
配当金の総額
1,350百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
22,500円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Bの配当に関する事項
配当金の総額
32,157百万円
配当の原資
うち24,084百万円
その他資本剰余金
うち 8,072百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
182,453円20銭
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Cの配当に関する事項
配当金の総額
167百万円
配当の原資
うち135百万円
その他資本剰余金
うち 32百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
32,170円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Eの配当に関する事項
配当金の総額
91百万円
配当の原資
うち73百万円
その他資本剰余金
うち17百万円
その他利益剰余金
1株当たり配当額
64,612円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Gの配当に関する事項
配当金の総額
2,650百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
500,000円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
・優先株式Hの配当に関する事項
配当金の総額
1,590百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
125,000円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月25日
(2)当該事業年度終了後に行う剰余金の配当に関する事項
平成27年6月23日の定時株主総会において、次のとおり決
議しております。
・優先株式Aの配当に関する事項
配当金の総額
659百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
22,500円
基準日
平成27年3月31日
効力発生日
平成27年6月23日
・優先株式Bの配当に関する事項
配当金の総額
2,242百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
15,268円
基準日
平成27年3月31日
効力発生日
平成27年6月23日
・普通株式の配当に関する事項
配当金の総額
10,000百万円
配当の原資
その他利益剰余金
1株当たり配当額
4,760円
基準日
平成27年3月31日
効力発生日
平成27年6月23日
リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
区分
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸付条件緩和債権額
合計
(貸付残高に対する比率)
平成25年度末
17
5,192
ー
12
5,223
(0.94%)
平成26年度末
11
3,485
ー
ー
3,496
(0.45%)
Ⅷ
(注)1. 破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等について、帳簿価額から担保の評価額及び保証等による回収が可能と認められる金額を控除
した残額を取立不能見込額として帳簿価額から直接減額表示しています。その金額は、平成25年度末が破綻先債権額 0百万円、延滞債権額 646百
万円、平成26年度末が延滞債権額 361百万円です。
2. 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
ものとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)のうち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社法等による手続き申立てに
より法的倒産となった債務者、又は手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、あるいは、海外の法律により上記に準ずる法律上の手続き申立て
があった債務者に対する貸付金です。
3. 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した
もの以外の貸付金です。
4. 3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該当しない貸付金
です。
5. 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の
債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸付金です。
保険会社及びその子会社等の状況
保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況
(連結ソルベンシー・マージン比率)
(単位:百万円)
項目
ソルベンシー・マージン総額
(A)
資本金等
価格変動準備金
危険準備金
異常危険準備金
一般貸倒引当金
その他有価証券の評価差額×90%(マイナスの場合100%)
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%)
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額
全期チルメル式責任準備金相当額超過額
負債性資本調達手段等
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額
控除項目
その他
(B)
リスクの合計額
( R12+R52+R8+R9)2+(R2+R3+R7)2+R4+R6
保険リスク相当額
一般保険リスク相当額
巨大災害リスク相当額
第三分野保険の保険リスク相当額
少額短期保険業者の保険リスク相当額
予定利率リスク相当額
最低保証リスク相当額
資産運用リスク相当額
経営管理リスク相当額
ソルベンシー・マージン比率
(A)
×100
(1/2)×(B)
R1
R5
R6
R8
R9
R2
R7
R3
R4
平成25年度末
1,068,917
291,219
98,833
98,002
−
590
129,545
△2,928
2,401
262,698
151,955
−
△0
36,599
平成26年度末
1,081,813
203,739
133,526
108,887
−
495
202,752
△ 2,205
1,615
257,691
136,697
−
−
38,613
223,892
245,311
24,739
−
−
9,615
−
51,054
369
164,745
5,010
23,647
−
−
9,495
−
54,360
347
182,888
5,414
954.8%
881.9%
(注)1.上記は、保険業法施行規則第86条の2、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出しています。
2. 最低保証リスク相当額の算出に際しては、標準的方式を用いております。
3. ジブラルタ生命保険株式会社は、平成27年6月23日の定時株主総会および取締役会において、総額51,332百万円の自己株式の取得並びに消却
に関する事項を決議しました。当該事項を反映した場合、平成26年度末の連結ソルベンシー・マージン比率は840.1%となります。
113
Ⅷ 保険会社及びその子会社等の状況
子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況
(ソルベンシー・マージン比率)
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社
(単位:百万円)
項目
ソルベンシー・マージン総額
(A)
資本金等
価格変動準備金
危険準備金
一般貸倒引当金
その他有価証券の評価差額×90%(マイナスの場合100%)
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%)
全期チルメル式責任準備金相当額超過額
負債性資本調達手段等
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額
持込資本金等
控除項目
その他
リスクの合計額
(B)
(R1+R8)2+(R2+R3+R7)2+R4
保険リスク相当額
第三分野保険の保険リスク相当額
予定利率リスク相当額
最低保証リスク相当額
資産運用リスク相当額
経営管理リスク相当額
ソルベンシー・マージン比率
(A)
×100
(1/2)×(B)
平成25年度末
79,329
42,360
165
737
−
272
−
872
25,000
−
−
−
9,920
平成26年度末
88,619
45,644
204
3,586
−
590
−
3,216
25,000
−
−
−
10,377
19,691
23,532
162
63
10
−
19,288
390
203
57
10
−
23,054
466
805.7%
753.1%
R1
R8
R2
R7
R3
R4
(注)1. 上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。
2. リスクの合計額について、資産運用リスク相当額に含まれる再保険リスク相当額のリスク対象金額において、前期までは再保険を付した
部分に相当する危険準備金の金額を含めています。
セグメント情報
当社及び連結子会社等は、生命保険事業以外に国内にて不動産事業、投資事業を営んでおりますが、当該事業の全セグメント
に占める割合が僅少であるため、セグメント情報及び関連情報の記載を省略しております。
会計監査人の監査
平成25年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)及び平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)の連結
貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等変動計算書は、会社法に基づき、PwCあらた監査法人の監査を受けております。
なお、
従来、
当社が監査証明を受けているあらた監査法人は、
平成27年7月1日に名称を変更し、
PwCあらた監査法人となりました。
※ 当資料では、監査対象となった連結計算書類の内容をよりご理解いただけるよう、当社の判断に基づき、連結計算書類の表示及び
記載内容を一部変更するとともに、
様式を一部変更して記載しています。
連結財務諸表の適正性、及び連結財務諸表作成に係る内部監査の有効性に関する代表者の確認
当社の代表取締役社長は、当社の平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)に係る財務諸表(貸借対照表、損益
計算書、株主資本等変動計算書)および附属明細書、ならびに連結財務諸表(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計
算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結株主資本等変動計算書)に記載されたすべての重要な事項が適正であることを確認
しております。
更に、財務諸表及び連結財務諸表作成に係る内部監査が有効であることを確認しております。
事業年度の末日において、子会社等が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を
生じさせるような事象又は状況その他子会社等の経営に重要な影響を及ぼす事象
該当事項はありません。
114
Contents
生命保険協会統一開示基準項目一覧
このディスクロージャー資料は、一般社団法人生命保険協会の定める
「ディスクロージャー開示基準」
に基いて作成しています。
その基準における各項目は以下のページに記載しております。
Ⅰ.会社の概況及び組織
32
1. 沿革
32
2. 経営の組織
33
3. 店舗網一覧
34、35
12. 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書について
金融商品取引法に基づき公認会計士又は監査法人の監査証明
を受けている場合にはその旨
該当ありません
13.事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業
活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような
4. 資本金の推移
36
5. 株式の総数
36
6. 株式の状況
36
事象等についての分析及び検討内容並びに当該重要事象
7. 主要株主の状況
36
等を解消し、又は改善するための対応策の具体的内容
事象又は状況その他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす
事象が存在する場合には、その旨及びその内容、当該重要
65
8. 取締役、監査役及び執行役員(役職名・氏名) 37、38
9. 会計監査人の氏名又は名称
38
10.従業員の在籍・採用状況
38
11.平均給与(内勤職員)
38
12.平均給与(営業職員)
43
Ⅱ.保険会社の主要な業務の内容
39
1. 主要な業務の内容
39
2. 経営方針
39
Ⅲ.直近事業年度における事業の概況
41
1. 直近事業年度における事業の概況
41、42
2. 契約者懇談会開催の概況
6. 営業職員・代理店教育・研修の概略
8. 保険商品一覧
10.公共福祉活動、厚生事業団活動の概況
66
1-3 年換算保険料
66
1-4 保障機能別保有契約高
67
1-5 個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高
68
1-6 異動状況の推移
68、69
1-7 契約者配当の状況
70、71
2. 保険契約に関する指標等
72
42
2-3 新契約率(対年度始)
72
43
2-4 解約失効率(対年度始)
72
2-5 個人保険新契約平均保険料(月払契約)
72
2-6 死亡率(個人保険主契約)
72
29、30
43
44、45
9. 情報システムに関する状況
66
1-2 保有契約高及び新契約高
72
46、47
7. 新規開発商品の状況
66
1-1 決算業績の概況
72
5. 商品に対する情報及び
デメリット情報提供の方法
1. 主要な業務の状況を示す指標等
2-2 新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険)
3. 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)の件数、
4. 契約者に対する情報提供の実態
66
2-1 保有契約増加率
42
及び苦情からの改善事例
Ⅵ.業務の状況を示す指標等
47
26∼28
Ⅳ.直近5事業年度における主要な業務の
状況を示す指標
48
2-7 特約発生率(個人保険)
72
2-8 事業費率(対収入保険料)
72
2-9 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を
引き受けた主要な保険会社等の数
72
2-10 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を
引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の額が
大きい上位5社に対する支払再保険料の割合
72
2-11 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を
引き受けた主要な保険会社等の格付機関による格
Ⅴ.財産の状況
49
付に基づく区分ごとの支払再保険料の割合
72
2-12 未収受再保険金の額
73
1. 貸借対照表
49
2. 損益計算書
50
3. キャッシュ・フロー計算書
51
4. 株主資本等変動計算書
51
5. 債務者区分による債権の状況
58
3-1 支払備金明細表
6. リスク管理債権の状況
58
3-2 責任準備金明細表
73
58
3-3 責任準備金残高の内訳
73
7. 元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況
59
60∼64
10.経常利益等の明細(基礎利益)
65
11. 計算書類等について会社法による会計監査人の
監査を受けている場合にはその旨
発生保険金額の経過保険料に対する割合
3. 経理に関する指標等
73
73
73
3-4 個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、
8. 保険金等の支払能力の充実の状況
(ソルベンシー・マージン比率)
9. 有価証券等の時価情報(会社計)
2-13 第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、
65
積立率、 残高(契約年度別)
74
3-5 特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に係る一般
勘定の責任準備金、算出方法、計算の基礎となる係数
74
3-6 契約者配当準備金明細表
74
3-7 引当金明細表
75
115
3-8 特定海外債権引当勘定の状況 75
4. 指定生命保険業務紛争解決機関が存在する場合、当該生
3-9 資本金等明細表 75
命保険会社が法第百五条の二第一項第一号に定める生
3-10 保険料明細表
76
命保険業務に係る手続実施基本契約を締結する措置を
3-11 保険金明細表
76
講ずる当該手続実施基本契約の相手方である指定生命
3-12 年金明細表
76
3-13 給付金明細表
76
5. 個人データ保護について
15
3-14 解約返戻金明細表
76
6. 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針
16
3-15 減価償却費明細表
77
3-16 事業費明細表
77
3-17 税金明細表
77
1. 特別勘定資産残高の状況
3-18 リース取引
77
2. 個人変額保険及び個人変額年金保険特別勘定
3-19 借入金残存期間別残高
77
4. 資産運用に関する指標等
4-1 資産運用の概況
78
78、79
14
Ⅷ.特別勘定に関する指標等
資産の運用の経過
3. 個人変額保険及び個人変額年金保険の状況
92
92
92、93
92、93
3-1 保有契約高
92、93
4-2 運用利回り
79
3-2 年度末資産の内訳
92、93
4-3 主要資産の平均残高
79
3-3 運用収支状況
92、93
4-4 資産運用収益明細表
79
3-4 有価証券の時価情報
4-5 資産運用費用明細表
80
4-6 利息及び配当金等収入明細表
80
4-7 有価証券売却益明細表
80
4-8 有価証券売却損明細表
80
4-9 有価証券評価損明細表
80
4-10 商品有価証券明細表
80
4-11 商品有価証券売買高
80
2-1 直近事業年度における事業の概況
4-12 有価証券明細表
80
2-2 主要な業務の状況を示す指標
4-13 有価証券残存期間別残高
80
Ⅸ.保険会社及びその子会社等の状況
1. 保険会社及びその子会社等の概況
93
94
94
1-1 主要な事業の内容及び組織の構成
94
1-2 子会社等に関する事項
94
2. 保険会社及びその子会社等の主要な業務
3. 保険会社及びその子会社等の財産の状況
95
95
95
96
4-14 保有公社債の期末残高利回り
81
3-1 連結貸借対照表
4-15 業種別株式保有明細表
81
3-2 連結損益計算書及び連結包括利益計算書
97
4-16 貸付金明細表
82
3-3 連結キャッシュ・フロー計算書
98
4-17 貸付金残存期間別残高
82
3-4 連結株主資本等変動計算書
4-18 国内企業向け貸付金企業規模別内訳
82
3-5 リスク管理債権の状況
96
99
113
4-19 貸付金業種別内訳
83
3-6 保険会社及びその子会社等である保険会社の
4-20 貸付金使途別内訳
84
保険金等の支払能力の充実の状況
4-21 貸付金地域別内訳
84
4-22 貸付金担保別内訳
84
3-7 子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の
4-23 有形固定資産明細表
84
充実の状況(ソルベンシー・マージン比率)
114
4-24 固定資産等処分益明細表
85
3-8 セグメント情報
114
(連結ソルベンシー・マージン比率)
4-25 固定資産等処分損明細表
85
3-9 連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本
4-26 賃貸用不動産等減価償却費明細表
85
等変動計算書について金融商品取引法に基づき公認
4-27 海外投融資の状況
85、86
会計士又は監査法人の監査証明を受けている場合に
4-28 海外投融資利回り
86
はその旨
4-29 公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額)
86
3-10 代表者が連結財務諸表の適正性、及び連結財務諸
4-30 各種ローン金利
86
表作成に係る内部監査の有効性を確認している旨
4-31 その他の資産明細表
86
3-11 事業年度の末日において、子会社等が将来にわたって事
87∼89
業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるよう
5. 有価証券等の時価情報(一般勘定)
Ⅶ.保険会社の運営
1. リスク管理の体制
9
10∼13
2. 法令遵守の体制
13
3. 法第百二十一条第一項第一号の確認(第三分野保険に
係るものに限る。)の合理性及び妥当性
116
保険業務紛争解決機関の商号又は名称
14
113
114
114
な又は状況その他子会社等の経営に重要な影響を及ぼす
事象が存在する場合には、その旨及びその内容、当該存在
重要事象等についての分析及び検討内容並びに当該重要
事象等を解消し、又は改善するための対応策の具体的内容
114
Business Repor t 2015
The Gibr altar Life Insur ance Co., Ltd.
2015
Business Repor t
平成26年度決算 ジブラルタ生命の現状
ジブラルタ生命保険株式会社
本社/〒100-8953 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー
一般のお客さま
教職員のお客さま
ミ
ナ
ジ
ブ
ミ
ナ
キ ョ ウ
ロ ッ ク
0120-37-2269
0120-37-9419
イ
ク
ジブラルタ生命のホームページ www.gib-life.co.jp/
ジブラルタ生命のフェイスブック公式ページ www.facebook.com/giblife.co.jp
The Gibraltar Life Insurance Co., Ltd.
広報2015-009