27.08.07 テニス インターハイ

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2015.8.10 ★ vol. 34
テニス部女子
シングルス・ダブルス
全国第3位
連戦続く中、笑顔光る大健闘!!
8月7日(金)
、大阪府大阪市マリンテニスパーク北村にて、平成27年度全国高校総合体育大会テニス競技大会、
個人戦シングルス準々決勝・準決勝、ダブルスの準決勝戦が行われた。シングルス・ダブルスともに、決勝進出まで
あと一歩と悔しさが残るも、長いラリーや息を呑む接戦を繰り広げ、堂々の全国第3位に輝いた。埼玉・浦学の名声
を全国へと轟かせ、ハンドボールに続き、高校スポーツの頂点である高校総体で大きな結果をもたらし、感動と勇気
を与えてくれた。
※結果報告は、次頁より女子シングルス準々決勝・準決勝、女子ダブルス準決勝の順に掲載する。
左:南
文乃(3年 所沢市立山口中学校出身)
ダブルス 第3位
右:松田 美咲(2年 さいたま市立八王子中学校出身) ダブルス 第3位 / シングルス 第3位
猛暑の中、連日、連戦の試合が続くうえ、場合によっては、ナイター試合と遅くまでの大会が開催されるテニス競技。
6日試合前、テニス部顧問で監督を務める中村聡利(地歴・公民科教諭)に、選手の調子を伺うと、
「調子は良い。選手た
ちは、普段より朝早から遅くまでの練習を反復しているため、サイクルができている。ナイター試合をこなしても疲れは
なく、良い状態で体調管理ができている。ここからが本当の勝負。
」と、疲れを感じさせることなく、力強く答えてくれた。
準々決勝戦の相手は、昨年のインターハイ団体1回戦にて対戦し勝利経験のある相手。松田選手のもとには、昨年の
卒業生(M.H.先輩)より、激励とともに相手選手の特徴などがメールで届き、
「とても嬉しかった。これを、励みに
挑む!」と、話しており、監督・コーチも、卒業生の温かい激励に笑みを浮かべていた。
選手に寄添い、指導とともに緊張を
和らげる長久保コーチ。
個人戦は、団体戦や他競技と異なり、監督・コーチが選手へとアドバイス出来る
のは、コートに入るまでに限り、以降試合中は選手との接触が許されない。
「最後
まで諦めない。相手を良く見る。勝負をする。
」などのポイントを伝える中村監督。
女子 シングルス 準々決勝戦
松田
美咲
2(6-3・7-5)0
竹本
琴乃(香川県・高松北)
エース球の鋭い最速ショットで、相手粘りを
封じ勝利導く!!
女子 シングルス 準決勝戦
松田
美咲
0(5-7・5-7)2
リュー 理沙マリー(沖縄県・沖縄尚学)
コースを
狙い揺さ
ぶりかけ
るも粘る
相手選手
きわどいコースへの配球、
粘り強い長いラリーが続いた戦い。
準決勝戦の相手は、今大会団体ベスト8、シングルス・
ダブルスともに今日へと駒を進める、大会最多の試合数を
こなす実力者。試合前半は、最速の鋭い攻撃を武器とする
松田選手が優位に運んでいたように見えたが、相手選手の
粘り強いつなぎに徐々に体力とペースを乱される形とな
り、長いラリーに食らいつき接戦するも、惜しくも敗れた。
松田選手は、「力んでしまった。試合途中、相手が守り
に入りラリー戦に持ち込み始めたことにも気付けたが、展
開を変えられず、結果ペースが乱れ負けてしまい悔しい。」
と、話してくれた。また、コーチも、「普段の調子は出て
いたが、相手のディフェンスや試合の組立てがうまかっ
た。
」と、悔しさを滲ませた。
女子 ダブルス 準決勝戦
南
松田
文乃
美咲
1(7-5・1-6・6-7)2
リュー 理沙マリー(沖縄県・沖縄尚学)
西里
夏子
南選手・松田選手は、昨年秋の新人戦地区大会からペアを組み、以来負け知らず。高校総体の中でも、「このペアを
破る者は現われるのか。
」と、注目されていた。全国の大舞台でも準々決勝まで順調に勝ち上がり、相手を寄せ付けな
い快進撃を続け勢いに乗る2人。準決勝戦では、1セット目を先制、2セット目は奪われ、最終セットへ持ち込まれた。
最終セットは、序盤から終盤まで、長いラリーと息を呑む接戦が続いた。マッチポイントを4度握るも取りきれず、タ
イブレークの末2ポイント差で敗れ、決勝進出を逃した。試合は、約3時間半に及ぶ激闘。惜しくも敗れたが、選手の
集中力・強い精神力、最後まで諦めることなく戦う姿に、胸が熱くなるとともに、多くの人々に多大な勇気と感動を与
えてくれたことに感謝したい。
声援と選手への
手厚いサポート
を務めた3年生。
勝ち進む2人に
とって、心強い仲
間であったに違
いない。
3年生の南選手が、
しっかりとリード。
笑顔を光らせ、力を
発揮した。
息を呑む緊迫した戦い
強い精神力と集中力!!
最高の笑顔で戦い抜いた
2人。テニス競技を心から
楽しむ姿が光った!!
全国という大舞台で、本日、シングルス2試合に続く、
3戦目を戦い抜いた松田選手。3年生主将としてチーム
を牽引し、団体戦での出場が叶わなかった分、部員全員
の思いを背負い、個人戦にて力を発揮し大健闘した南選
手。熱い戦いと最高の笑顔、感動をありがとう!!そして、
全国第3位の活躍、お疲れ様でした!!
連日のご声援、ありがとうございました。
男子ダブルスに出場し、ベスト16の成績を収めた2人。
今大会、選手を支えた3年生の女子。