農業機械・建設機械用

Agricultural and Construction Equipments
農業機械・建設機械用
商品のご紹介
CAT.NO.B1009
Printed in Japan '14.12-1CCH
あらゆる環境下で力強さと耐久性が求められる農機・ 建機車両
経済成長とインフラを支える私たちの生活には欠かせない農機・建機車両。
JTEKTの高機能商品は、過酷な条件下において、長寿命を実現し、
信頼性の向上に貢献しています。
農機・建 機車両を
支えるJT EKT商品
その過酷な条件下でJTEKTは
No.1 & Only One 技術で応えています。
01 02 Agricultural and Construction Equipments
ニーズに応える
JTEKTの No.1 & Only One 技術力
JTEKTはお客様のニーズを的確に把握し、
90年のモノづくりの歴史で培われた信頼性と商品力を
グローバルサポート体制で迅速にお届けしています。
農機・建機車両へのニーズ
軸受機能
耐荷重性能向上
耐傾き性能向上
ロバスト性
向上
耐異物性能向上
貧潤滑対応技術
フリクションロス低減
地球環境
保全
軽量化
メンテナンス延長
再利用
03 04 Agricultural and Construction Equipments
ニーズに対応するJTEKT技術
1
最適設計技術
1
4
3
・内部諸元適正化
・クラウニング最適化
・低昇温化設計
2
3
4
材料・熱処理技術
解析技術
1
5
・KE熱処理:肌焼き鋼
2
6
・SH熱処理:軸受鋼
1
2
3
(KE:Koyo Extra-life Bearing)
(SH:Special Heat Bearing)
・軸系解析(SSAP)
・CAE解析(静解析・動解析)
・各種ベンチ評価試験
・X線・超音波分析
5
6
表面改質技術
3
6
・特殊被膜処理
・表面粗さ最適化
ニーズに応えるJTEKTの農機・建機用商品 1
最適設計技術
材料・熱処理技術
高機能 円すいころ軸受
KE熱処理
(KE:Koyo Extra-life Bearing)
肌焼き鋼に適用
外輪軌道面
特殊クラウニング
SH熱処理
(SH:Special Heat Bearing)
軸受鋼に適用
内輪鍔面
特殊加工
内輪軌道面
特殊クラウニング
ロバスト性向上(軸傾きによるエッジ応力緩和と低昇温)
内部諸元の最適化と軌道輪に
特殊クラウニングを施す事により、
傾きによる耐力を向上。
KE熱処理・SH熱処理
接触応力(MPa)
3000.0
2000.0
1000.0
3000.0
2000.0
1000.0
0.0
破損モード
40
10
開発品
現行品
2 000
圧痕起点剥離
内部起点剥離
耐摩耗性
向上
耐圧痕性
向上
盛り上がり
高さ抑制
圧痕縁
消失促進
靭性
向上
非金属
介在物低減
1 000
軌道表面の高硬度化
荷重 0.72C
cR の適性量確保
0
現行品
開発品
-4
-2
0
2
4
-10℃
100
80
転動体
40
開発品
500
回転速度(min−1)
1 000
1 500
実用域
2 000
2 500
軌道
異物
噛み込み痕
現行品
20
3 000
寿命10倍
転動方向
異物
60
0
6
KE軸受・SH軸受
■ 昇温評価結果
油温(℃)
内輪鍔部への特殊加工と軌道輪への
特殊クラウニングにより、低昇温化を達成。
油膜パラメーターによる耐力も向上。
-6
累積破損確率(%)
0
混合型剥離
内輪−ころ
3 000
接触応力(MPa)
20
表層起点剥離
0.004 red
4 000
対 策
寿命(h)
■ 接触応力分布の解析例
寿命3倍
剥離の種類と対策
潤滑起因の剥離モード
■ 傾き耐久寿命評価結果
30
特殊熱処理により、軌道表面の高硬度化と
残留オーステナイト量の最適化により長寿命化を達成。特に耐異物に優れた性能を有する。
50
SH軸受
10
標準軸受
KE軸受
1
10
100
1000
KE:Koyo Extra-life Bearing
05 06 Agricultural and Construction Equipments
寿命(h)
SH:Special Heat Bearing
ニーズに応えるJTEKTの農機・建機用商品 2
解析技術
表面改質技術
特殊被膜処理
最適設計の妥当性検証
自社開発の軸系解析ソフト
「SSAP (Shaft System Analysis Program)」やCAE解析を駆使
する事で周辺部品の剛性を加味した最適設計を決定。
また、
各種ベンチ評価試験
(シミレーション含む)
やX線・超音波分析による設計の妥当性を検証。
【軸系剛性解析】
貧潤滑対応C&R(ケージ&ローラ)
被膜処理無し品に対して耐久性3倍
ころの表面粗さの最適化で油膜保持性を向上
【接触応力解析】
【内部温度測定結果】
■ 保持器温度の測定結果
(8000 min−1)
140℃
JHSシリーズ 自動調心ころ軸受
( JHS : JTEKT Hyper Strong )
お客様の高いニーズに応えるJHSシリーズ自動調心ころ軸受は
材料改革から内部設計最適化と寸法安定化処理の標準化により
異常昇温発生時
正常時
25℃
「長寿命化」
「高速化」
「アキシアル荷重性能」
「高温対応化」を実現します。
材料改革・内部設計最適化・高温対応化
大形軸受技術開発センター
JTEKTは、産業機械分野で使用される大形軸受の評価・
解析を行うための大形軸受技術開発センターを開設・稼働
開始しました。
これまで、産業機械分野において使用される
大形軸受については、机上の検討と基礎評価で実機に投入
しておりましたが、今回、設立・稼働開始したセンターでは、
当社内で、実機に近い環境を再現した評価が可能となって
おります。
長寿命化
外輪
最大
・JTEKT仕様鋼
最大
(当社比)
20%UP
(当社比)
ころ
・ころ最大化
・ころ本数増加
・ころ姿勢安定化
高速化
許容回転速度
内輪
最大
・JTEKT仕様鋼
軸受構造図
※JHS は株式会社ジェイテクトの登録商標です。
07 08 Agricultural and Construction Equipments
4倍
アキシアル荷重性能
25%UP
(当社比)
高温対応化
200℃
∼
オイルシール
クロスベアリング寿命向上・
さまざまなアプリケーションで
シール性能向上によるメンテナンス工数削減
お客様のニーズに応えるシール技術
長間隔給脂クロスベアリング
10倍
100
累積破損確率(%)
長さアップ・クラウニング
最適化による接触応力低減
オイルシール
2重から3重リップに
強化するとともに、
リップ形状・配置も最適化
現行品
10
アクスル用オイルシールに
サイドリップを付加し
リップ多重構造による走行時の
泥水侵入・油漏れを防止。
試験時間
サイドリップと金属環で
樋を形成。流れ落ちてき
た泥水を下へ落とす。
現行品:泥水侵入大
オイルシールの低トルク化でエンジン・トランスミッション
等の低燃費化に貢献。
30%低減
1.5
1
0.5
0
現行品 開発品
4
スプライン伸縮による
泥水吸込みを防止
【油側】
0
現行品
0.5
0
低温性能
時間(h)
350
300
250
200
150
100
50
0
寿命UP
6
特長
現行品 開発品
0
低温環境
現行品
開発品
-15℃
-30℃
2
試験時間
40
60
80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
温度(℃)
■ ゴム材料の摩耗特性
リップ
全体の動き
リップ倒れ小
開発品
0
20
100
デザイン最適化
構成比(b/a) 大
接触角、
R値 標準
4
2倍
低温偏心追随性改良による油圧ポンプ等の
密封性向上。
■
8
現行品
開発品
伸張率50%時の10%回復温度
b
a
現行品
低温対応技術
5倍
デザイン最適化・ゴム材料変更
によりサーボモータ等の
急加減速による
リップのねじれを抑制し、
安定した密封性を保持。
シールからスプライン部
までの距離を伸ばし、
ラビリンス機能を保持
スプライン部グリース含水率(%)
1
開発品
密封性向上技術
カバーチューブ
開発品
1.5
補助リップ
寿命
現行品
低トルク化による
摩耗低減効果1.3倍
サイドリップ
■ スプライン泥水試験結果
09 10 Agricultural and Construction Equipments
0.5
開発品
5倍
NBRからウレタンゴムに
材質変更し、
リップ剛性をアップ
1
0
b
【泥水側】
主リップ
2
1.5
フランジを曲げることで
泥水を振りきる。
特長
ベント(排出専用)・Oリング
a
ばね
6
耐泥水対策スプラインシール構造
オイルシール
a
リップの長さ 及び
b
腰厚 の最適化により
低緊迫力化・低摩擦化。
金属環
試験時間
耐泥水性
特長
よい
ジョイント部グリース含水率(%)
試験結果
開発品
■ クロスベアリング泥水試験結果
8
■ 実車による耐泥水性能
よい
ガラス繊維添加による
耐磨耗性向上
特長
30%低減
密封性能(比)
■ クロスベアリング寿命試験結果
ころ
回転トルク
回復率(%)
スラストワッシャ(PA66+GF)
低トルク技術
60%低減
リップ摩耗幅
主リップ摩耗幅(mm)
給脂間隔
耐泥水性技術
回転トルク(比)
建設機械用プロペラシャフト
R値
接触角
摩耗
(ドライ)試験後のリップしゅう動部
現行品
開発品
条痕
摩耗幅
摩耗幅
10
油圧ギヤポンプ / モータラインナップ
油圧機器
高効率なギヤポンプ技術を応用した標準ラインナップで、
多彩な機器へ対応し、
お客様のニーズに応える油圧システムを提供しています。
油圧ギヤポンプ
モデル
基本吐出量
最大使用圧力
6シリーズ
43モデル
0.25-100cc/rew
33Mp
Series 0
油圧ギヤモータ
4シリーズ
29モデル
0.25-100cc/rew
Series 1
Series 2 & 2,5 Series 2,6
25Mp
Series 0
Series 1
Series 2 & 2,5
エンジン
350
油圧ポンプ
0
「基本吐出量0.25∼100cc/rev」
「最大使用圧力33MPa」の
幅広い領域に標準ラインナップで
対応いたします。
1
300
2
2.5
250
2.6
3
200
モータ
150
100
シリンダ
0
5
10
15
20
25
30
35
40
80
120
バルブ/ブロック
電動ポンプセット / パワーパックラインナップ
油圧モータ式クーリングファンシステム
電動ポンプ
セット
(マイクロ/ミニ)
(HMCシステム※Hydraulic Motor Control )
モデル
流量
出力
DC Type
0.4-25L/min
400-4000W
AC Type
1-25L/mi
n
550-4000W
DC Type
0.4-25L/min
400-4000W
AC Type
0.4-25L/min
550-4000W
ファン回転速度を油圧制御することにより最適なエンジン、
ラジエータの冷却化状態を確保しています。
パワーパック
(マイクロ/ミニ)
バルブ
特長
・燃費向上
・ノイズレベル低減
・様々なパラメータセットによる、
オンデマンドでの冷却が可能
バルブ / ブロックラインナップ
油圧モータ
・コンパクト化、軽量化が可能
・ファンストップ、逆転機構
バルブ
ECU
11 12 Agricultural and Construction Equipments
油圧ポンプ
ブロック
ポペット式バルブ
BAF
(バルブ連結用ブロック)
Series 3
スプール式バルブ
MBS
( バルブブロックシステム)
Series 3
グローバルテクニカルサポート(軸受開発拠点)
世界中のテクニカルセンターで、
お客様へのスピード対応・技術サポート
www.jtekt.co.jp
<産業 機 器用関連商品(軸受および 軸受ユニット)>
東日本 支 社
T e l : 0 3 - 3 5 71- 6 9 8 3
〒1 0 4 - 0 0 6 1
北海道営業所
Tel:011-785-2100
〒0 6 5 - 0 0 2 3
北 海 道 札 幌 市 東 区 北 2 3 条 東 2 3 丁目4 番 地 2 3 号
東北営業所
Tel:022-287-6735
〒9 8 4 - 0 0 0 2
宮城県仙台市若林区卸町東3丁目1番41号
水戸営業所
Tel:029-300-3006
〒3 1 0 - 0 8 0 3
茨 城 県 水 戸 市 城 南 2 丁 目 1 番 2 0 号
千葉営業所
Tel:043-245-2877
〒2 6 0 - 0 0 2 8
千 葉 市 中 央 区 新 町 3 丁 目 1 3 番 地
神 奈 川営 業 所
Tel:046-297-7310
〒2 4 3 - 0 0 1 8
神 奈 川 県 厚 木 市 中 町 4 丁 目 9 番 1 8 号
新潟営業所
Tel:025-245-8581
〒9 5 0 - 0 9 8 3
新潟県新潟市中央区神道寺2丁目2番27号
中日本 支 社 ( 名 古 屋 )
Tel:052-331-7431
〒4 5 0 - 0 0 0 3
名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 南 5 丁 目 1 番 7 号
( 浜 松 )
Tel:053-460-8181
〒4 3 5 - 0 0 1 6
静 岡 県 浜 松 市 東 区 和 田 町 5 6 1 番 地 の 2
北陸営業所
Tel:076-248-5722
〒9 2 1 - 8 8 4 2
石 川 県 野 々 市 市 徳 用 町 3 3 1 番 地
西日本 支 社 ( 大 阪 )
Tel:06-6245-4009
〒5 4 2 - 8 5 0 2
大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目 5 番 8 号
( 広 島 )
Tel:082-282-4186
〒7 3 4 - 0 0 2 3
広 島 市 南 区 東 雲 本 町 2 丁 目 2 1 番 2 2 号
京滋営業所
Tel:077-526-8861
〒5 2 0 - 0 0 4 7
滋 賀 県 大 津 市 浜 大 津 1 丁 目 2 番 2 2 号
神戸営業所
Tel:078-251-8451
〒6 5 1 - 0 0 8 8
兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号
岡山営業所
Tel:086-444-3071
〒7 1 2 - 8 0 1 1
岡 山 県 倉 敷 市 連 島 町 連 島 6 3 番 地
四国営業所
Tel:087-815-3410
〒7 6 1 - 8 0 7 5
香 川 県 高 松 市 多 肥 下 町 1 5 1 6 番 地 2
九 州 営 業 所
Tel:093-951-6551
〒8 0 2 - 0 0 6 4
福 岡 県 北九 州 市 小 倉 北 区 片 野 3 丁目3 番 1 5 号
Fax: 052-527-1911
〒4 5 0 - 8 5 1 5
名古屋本社
Tel: 052-527-1900
東 京 都 中 央 区 銀 座 7 丁 目 1 1 番 1 5 号
名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 4 丁 目 7 番 1 号
(
欧州〔5拠点〕
■ European Region
・The Netherlands(Almere)
・Germany(Munich)
・Germany(Künsebeck)
・France(Colmar)
・The Czech(Brno)
13 14 Agricultural and Construction Equipments
中国・アセアン〔2拠点〕
■ ASEAN Region
・China (WUXI)
・Thailand (Bangkok)
日本〔4拠点〕
■ JAPAN Region
・W-TEC(Osaka)
・C-TEC(Aichi)
・T-TEC(Kanagawa)
・R&D(Nara)
米州〔2拠点〕
■ North America Region
・U.S.A.(Michigan)
・U.S.A.(South Carolina)
ミ ッ ド
ラ
ン ド
ス
ク
エ
ア
1
5
階
)
大阪本社
Tel: 06-6271-8451
Fax: 06-6245-3712
〒5 4 2 - 8 5 0 2
大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目 5 番 8 号
営業本部
Tel: 06-6245-6087
Fax: 06-6244-9007
〒5 4 2 - 8 5 0 2
大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目 5 番 8 号
Agricultural and Construction Equipments
農業機械・建設機械用
商品のご紹介
CAT.NO.B1009
Printed in Japan '14.12-1CCH