NK工法 施工要領書 構造仕様

NK 工法
-施工要領-
株式会社 ナカムラ
篠山工場
〒669-2465 兵庫県篠山市栗栖野27-1
TEL(079)595-1515
FAX(079)595-1516
施工マニュアル目次
0.原 理 ・原 則 服装、安全対策
現場指導員、責任
現品(検収)
道 具 ( 誰 が 、 搬 入 ・持 込 )
P.2
1.基 礎 施 工 ( ア ン カ ー ) M12、 M16,定 着 ( 埋 め 込 み )、 精 度
P.5
2.搬 入 前
搬入計画、トラック、積荷、ルート、時間
P.11
3.土 台 敷 き
・柱脚金物、土台
・1階床(大引き、床受け材、床合板)
P.13
4.上 棟
・ 1階 柱
・2(3)階梁
・2(3)階床(床受け材、床合板)
・2(3)階柱
・壁パネル
・ R階 梁
・小屋組(小屋束、母屋、棟木、隅木、谷木)
P.20
5.屋 根 下 地
・垂木
・野地
・断熱材
・屋根通気下地(通気垂木、通気野地)
P.25
6.壁
・壁パネル
・間柱、建具下地・枠
・合板耐力壁
・筋交
・断熱材(外断熱、内断熱)
P.27
P1
0.原 理 ・原 則 服装
① 現場へ出入りする者はヘルメット着用すること(あご紐をしめること)
② 高所作業、足場へ上る際は安全帯を着用すること
③ くつのかかとを踏んだまま、シャツが出ている等、だらしのない服装をしな
い。
④ 服装とは関係ないが、現場内、付近にて無駄な大声での会話、喫煙などマナーの悪い
行動をしない。
安全対策
① ヘルメットは必ず着用すること。高所作業等行わない場合も現場出入りの際は必ず着用
すること。(現場見学の際も着用すること)
② 高所作業時は安全帯を着用し、使用すること。
③ 脚立の天端には乗らないこと。
④ 作業中、材料をクレーン等で吊る際は吊荷の下に人がいないように自らも注意すること。
⑤ 材を吊るクランプ、スリング等は会社からの持込の際は事前に点検を行い、ほつれ、腐食
等しているものは使用しないこと。また、現場で発覚、損傷したものも使用しないこと。
⑥ 現場搬入の材について、クレーンにて吊り作業は玉賭け技能講習を受講した者以外は行
わないこと。
⑦ 現場において危険予知を行い、注意事項など作業者、現場にいる人への呼びかけを率先
する。
⑧ クレーンの前に立たない。
⑨ 現場隣地に配慮し、作業車の駐・停車については近隣への配慮を行うこと。(不必要な
アイドリングの禁止、材搬入時等のトラック車で道路を封鎖しない。止む終えない場合
はすぐに移動出来るよう配慮しながら作業を行い、誘導出来る他の者がいれば周囲で誘
導を行うこと。また、長時間の場合は現場監督の了解、指示を仰ぐこと。待機の際は迷
惑にならない場所で待機を行い、連絡が取れる様にしておくこと。
⑩ 冬季、雨天時においては、搬入材の養生に霜、氷などがついているので、作業前に注意
喚起を行い撤去等の対策をとる。
⑪ 夏季においては、熱中症などに注意し、体調不良時には現場作業等は中止する。また、
高所にものぼらない。
P2
現場指導員
現場指導員の目的は、土台、建方工事、その後のプレカットの納まり等において現場
大工や現場監督が、間違いをおこさないよう、また、問題発生時に正しく対処出来る様スムーズ
に施工して貰う為の指導員である。また、実際の施工現場での新たな課題などを確認し、今後の
製品施工に反映させるように建て方報告書を提出する。
現場での作業は原則行わない。(大工要員として作業をしない)
① 現場指導員は材搬入順等の搬入手順を事前に確認しておく。各工務店によって材搬入の
種類・順序が異なる為、事前の確認と現場での大工さん、監督への確認を行い現場トラ
ックへも通達する。
② 作業時、電動工具を使用する際は定期点検を行ったもの、マルノコ等は安全カバーが正
しく付いているものを使用すること。また、使用時に不具合が生じた際は速やかに使用
を中止し点検等を行うこと。雨天の際は電動工具の使用を中止すること。
③ 材の切断や作業時に粉塵などが発生する場合は周囲へ養生と、軍手等、防塵マスク、
防塵眼鏡等を着用し慎重に作業を行うこと。
④ 搬入材に対しての安全対策として、横架材に先行ピンが必ず施工されているか現場で確
認を行うこと。また、現場施工者、元請監督等に注意喚起を行うこと。
⑤ 作業進捗状況を判断し、施工の仕方、手順をスムーズに行えるようにサポートする。
⑥ 施工中に不具合を発見したら、施工者・現場監督に連絡を行い、設計・ほか社内での指
示を仰ぎ確認後施工者、監督へ連絡、指示を行う。
検品(検収)
<土台敷き~上棟~屋根下地~壁>
・トラック運転手は出荷伝票を持参し、荷降ろしの際に現場大工または現場監督に入荷確認
を行っていただくこと。
・伝票にその現場に居られた方にサインをいただくこと。
(ただし、荷降ろしの際、現場に誰も居られないときは現場監理者に一報入れること)
・野地合板、各階の床合板が荷崩れしていないかどうか確認をしていただくこと。
・各階の柱、梁、小屋束、母屋に付いている金物は、梱包をはずしていただいた後に
送付しているプレカット図面を見ながら、確認していただくこと。
・壁
壁パネル、間柱、合板耐力壁、筋交いに番号が書いてあるか、さらにその番号が壁パネル
図面等と一致しているかを確認すること。
P3
道具(持込・搬入)
記入リスト例
① 土台・柱脚金物
③ 壁
ドリル
N5 0 ~ 9 0 釘
キリ(12φ 16φ)
丸ノコ
ハンマー
エアガン
丸座金
ビス
角座金
コンプレッサー
ブルーシート(雨天用)
スケール
差金
ホース
コンクリート釘
差金
メガネレンチ
ハンマー
ヘルメット
カッターナイフ
スケール
墨つぼ
② 1 階 床 ~ R階 梁 、 小 屋 組 、 垂 木 、 野 地
かけや
ビス
ピン
クランプ
コンプレッサー
たちおこし
N5 0 ~ 9 0 釘
図面一式
エアガン
下げ振り
ひねり金物
脚立
タルキック
のこぎり
ホース
延長コード
金物
足場
ハンマー
レッカー
インパクト
丸ノコ
P4
1.基 礎 施 工 ( ア ン カ ー )
アンカーボルトは、径と長さをご確認のうえ、施工者様でご用意ください。
なお、埋め込み長さ(定着長さ)が不足する場合は、ご相談ください。
基 礎 天 か ら の 出 寸 法 、 施 工 位 置 は 次 ペ ー ジ P.6~ P.10を 参 照 下 さ い 。
P5
NK1金物納まり図
土台3.5寸角
単位:mm
150~200
柱脚金物NK1
1 20 (
7.5
1
10 5 )
(
20
10
5)
柱(4寸角)
NK1
M16アンカーボルト
100
ハイブリッドⅡ丸座金
M12アンカーボルト
105
土台(3.5寸角)
20
20 0
120
1 5 0~
基礎パッキン
62~80
M12アンカーボルト
62~80
15
0~
0
( 基 礎 パッキン有 の 場 合 )
基 礎 パッキン有 の 時 は 柱 脚 金 物 の下 に
基 礎 パッキン(20mm・ 100角 )を 入 れる
M16アンカーボルト
M12アンカー
埋込み長さ
285㎜ 以 上
( 基 礎 パッキン有 の 場 合 )
20
M16アンカー
埋込み長さ
545㎜ 以 上
120
基礎
※基礎パッキンの有無注意
M16アンカーボルト L=600以上(L=700以上推奨)
基礎パッキンがない場合は
アンカー長さを調整すること
埋め込み長さ545mm以上もしくは
短期許容引張耐力35kN以上のアンカーボルト
M12アンカーボルト L=400以上(L=500以上推奨)
埋め込み長さ285mm以上もしくは
短期許容引張耐力15kN以上のアンカーボルト
土台伏図
※アンカー誤差±5mm以内とします
M16アンカー位置
土台-柱脚金物
105
3.5
寸
柱
芯おさめ
芯おさめ
105
4
寸
柱
7.5
内振り
(外面合わせ)
7.5
外面合わせ
P6
NK1金物納まり図
土台4寸角
単位:mm
150~200
柱脚金物NK1
1 20
柱(4寸角)
0
NK1
100
基礎パッキン
土台(4寸角)
20
2 00
135
15 0 ~
62~80
M12アンカーボルト
ハイブリッドⅡ丸座金
120
12
62~80
15
0~
( 基 礎 パッキン
有の場合)
基 礎 パッキン有 の 時 は 柱 脚 金 物の 下 に
基 礎 パッキン(20mm・ 100角 )を入 れ る
M16アンカーボルト
埋 込 み 長さ
285㎜ 以上
( 基 礎 パッキン有 の 場 合 )
0
20
埋 込 み 長さ
545㎜ 以上
135
基礎
※基礎パッキンの有無注意
M16アンカーボルト L=600以上(L=700以上推奨)
基礎パッキンがない場合は
アンカー長さを調整すること
埋め込み長さ545mm以上もしくは
短期許容引張耐力35kN以上のアンカーボルト
M12アンカーボルト L=400以上(L=500以上推奨)
埋め込み長さ285mm以上もしくは
短期許容引張耐力15kN以上のアンカーボルト
土台伏図
M16アンカー位置
※アンカー誤差±5mm以内とします
土台-柱脚金物
120
4
寸
柱
芯おさめ
芯おさめ
P7
MPL2金物納まり図
土台3.5寸角
柱脚金物MPL2
単位:mm
100 ※寸法は下図参照
柱(4寸角)
MPL2
角座金W80×t9、六角ナット
148~153
( 基 礎 パッキン有 の 場 合 )
20
0
土台(3.5寸角)
埋込み長さ
450㎜ 以 上
10
149
105 24
基礎パッキン
M16アンカーボルト
基礎
※基礎パッキンの有無注意
基礎パッキンがない場合は
アンカー長さを調整すること
M16アンカーボルト L=600以上(L=700以上推奨)
埋め込み長さ450mm以上もしくは
短期許容引張耐力25kN以上のアンカーボルト
※アンカー誤差±5mm以内とします
土台伏図
M16アンカー位置
土台-柱脚金物
100
3.5
寸
柱
100
MPL2→
MPL2→
芯おさめ
105
芯おさめ
110
4
寸
柱
7.5
MPL2→
内振り
(外面合わせ)
105
P8
外面合わせ
110
MPL2→
MPL2金物納まり図
土台4寸角
柱脚金物MPL2
単位:mm
110
柱(4寸角)
MPL2
角座金W80×t9、六角ナット
土台(4寸角)
20
163~168
164
120
24
基礎パッキン
( 基 礎 パッキン有 の 場 合 )
0
埋込み長さ
450㎜ 以 上
11
M16アンカーボルト
基礎
※基礎パッキンの有無注意
基礎パッキンがない場合は
アンカー長さを調整すること
M16アンカーボルト L=600以上(L=700以上推奨)
埋め込み長さ450mm以上もしくは
短期許容引張耐力25kN以上のアンカーボルト
※アンカー誤差±5mm以内とします
土台伏図
M16アンカー位置
110
110
MPL2→
4
寸
柱
土台-柱脚金物
MPL2→
芯おさめ
120
芯おさめ
P9
M16アンカーボルトの納まり不具合例
150~200
NK1金物
柱(4寸角)
MPL2金物
NK1
110(100)
柱(4寸角)
MPL2
ハイブリッドⅡ丸座金
M16アンカーボルト
基礎パッキン
20 105 24
135
土台(4寸角)
基礎立ち上がり
150
150
G.L
土台(3.5寸角)
451(450以上)
600
350
315(285以上)
450
350
20
62~80
620(545以上)
700
120
M12アンカーボルト
基礎パッキン
基礎スラブ
基礎立ち上がり
基礎スラブ
M16アンカーボルト
基礎スラブと立ち上がりを
分けて打設する場合、アンカーの
精度確保が難しい
基礎スラブを突き抜ける
アンカーボルトを変更することで対応
例 ) KANAI フ ィ ス ト ア ン カ ー ボル ト M 1 6
( 基 礎 幅 150mm・ コ ン ク リ ー ト 強 度 21N/mm 2 ・ 基 礎 埋 め 込 み 深 さ 280mm以 上 の 場 合 、 許 容 引 張 耐 力 36.8kN)
150~200
NK1金物
MPL2金物
フィストアンカーボルト
柱(4寸角)
NK1
( 品 番 :AFS-5370)
110(100)
柱(4寸角)
MPL2
ハイブリッドⅡ丸座金
M12アンカーボルト
基礎パッキン
301(280以上) 20 105 24
450
350
315(285以上)
135
450
350
20 120
62~80
290(280以上)
370
基礎パッキン
フィストアンカーボルト
( 品 番 :AFS-5450)
土台(4寸角)
土台(3.5寸角)
基礎立ち上がり
基礎立ち上がり
150
150
G.L
基礎スラブ
基礎スラブ
基 礎 立 ち 上 が り 内 に 全 て の ア ン カ ーボ ル トが 納 ま る た め 、 施 工 性 が 良 い
金物納まり図にて図示するNK1金物・MPL2金物を留め付けるM16アンカーボルトの
基 礎 埋 め 込 み 長 さ は 、 N K 1 金 物 が 545mm以 上 、 M P L 2 金 物 が 450mm以 上 と な っ て い ま す 。
この埋め込み長さを確保する際に、金物位置によっては基礎スラブとのかぶり厚さや施工上の
精度等の問題が発生する場合があるため注意が必要です。
市販品の中には、埋め込み長さが短くても短期許容引張耐力を満たせる製品があり、これらを
用いることで施工性や精度を改善することができます。
P10
2.搬 入 前
上棟日が決まりましたら配送ルート、資材搬入の時間などは各工務店監督様よりご
指示をお願いします。現場周辺の地図を上棟日の一週間前までにはお送り下さい。
●現場周辺の道幅の大きさ(何メートルあるか等)
●搬入車両の置き場所
●その他特殊事情
搬入車両の大きさが変わってきますので必ず前もってご連絡して下さい。
記入シート例
当社トラックの標準サイズ
4t
3t
2t
幅
2300
2210
1700
長さ
8500
7930
4600
高さ
3000
2830
2000
日付、時間、材料を入力してください。
日付
時間
/
:
/
:
/
:
/
/
:
:
/
:
/
:
/
:
搬入材料
例)
日付
時間
搬入材料
7/1
8:00
土台部材
7/2
8:00
1 F部 材
7/2
10:00
2 F部 材
7/2
12:00
パネル材
※注意事項
・搬入資材日程や材の内容については 日前までに弊社に工務店から指示
直前の変更、依頼に対応できない恐れがあるのでご注意ください。
・搬入資材、順序(時間など)は工務店からご指示ください。
・別途搬入が必要な材がないか事前に確認いただく。
P11
搬入前
→
←
ナカムラ営業、設計
搬入予定日ご連絡
現場地図ご連絡
トラックサイズ打ち合わせ
ご担当者様の連絡先確認
(監督、大工)
お客様
↓ ↑
→
←
お客様 搬入予定日、時間打ち合わ
せ
配送担当 → 運送会社 → 場所
降ろし場所確認
トラックサイズ確認
* 4 t車 両 を 標 準
* 搬入キャンセルは搬入日前々日までにお願いします。
* 土 台 搬 入 時 に 土 台 、 1F床 、 1F管 柱 を 搬 入 さ せ て い た だ き ま す 。
* 現場の地図は上棟の一週間前でにお送りください。
* 現場担当者のご連絡先を必ずご連絡ください。
P12
3.土台敷き
① 必 要 な 資 材 (※ 工 務 店 指 示 に よ り 変 更 有 り 。 )
・ 土 台 、 NK1、 NK1用 角 座 金 ス プ リ ン グ ワ ッ シ ャ ー 、 ピ ン (L= 100 12φ 、 16φ )、
MPL2用 角 座 金 、 基 礎 パ ッ キ ン 、 気 密 パ ッ キ ン 、 床 下 断 熱 材 、 断 熱 ク リ ッ プ
② 土台敷き前
・土台敷きの前に墨出しを行ってください。直角(カネ)を正確に出し、体格寸法も
測って確認して下さい。(±1mm以内の誤差)
・ 1階 土 台 伏 図 を 見 な が ら 、 全 て の 土 台 の ツ ラ 墨 を 正 確 に 出 し て 下 さ い 。
柱脚金物NK1
m
1 20
120m
m
(105
mm)
土台用 M12 L=400以上(L=500以上推奨)
定着長さ285mm以上もしくは短期許容引張耐力15KN以上の
アンカーボルト
m(1
0 5m
m)
100mm
115~120mm(土台105、基礎パッキン20mm使用の場合)
(基礎天端から)
※指示位置±5mm以内
150~
200
155~160mm(土台105、基礎パッキン20mm使用の場合)
(基礎天端から)
0)
(11
100
150
~
200
62~80mm(基礎パッキン20mm使用の場合)
(基礎天端から)
土台基礎パッキン有の時は柱脚金物の下
基礎パッキン(20mm・100角)を入れる
NK1用 M16 L=600以上(L=700以上推奨)
定着長さ545mm以上もしくは短期許容引張耐力35KN以上の
アンカーボルト
MPL2用 M16 L=600以上(L=700以上推奨)
定着長さ450mm以上もしくは短期許容引張耐力25KN以上の
アンカーボルト
※指示位置±5mm以内
NK1用
土台伏図
※指示位置±5mm以内
M16アンカー位置
土台-柱脚金物
105
105
MPL2用
土台伏図
※指示位置±5mm以内
M16アンカー位置
105
110
7.5mm
内振り
(外面合わせ)
7.5mm
4
寸
柱
105
105
105
110
120
120
110
105
105
7.5mm
外振り
(内面合わせ)
7.5mm
芯おさめ
3.5
寸
柱
芯おさめ
P13
100
・土台敷きの前に墨出しを行って下さい。直角(カネ)を正確に出し、対角寸法も
測 っ て 確 認 し て 下 さ い 。 ( ± 1mm以 内 の 誤 差 )
・1階土台伏図を見ながら、全ての土台のツラ墨を正確に出して下さい。
・ 土 台 用 M12ア ン カ ー ボ ル ト の 位 置 を 確 認 し て 下 さ い 。
土 台 用 M12は 基 礎 天 端 か ら 115~ 120mm。 ( 土 台 105、 基 礎 パ ッ キ ン 20mm使 用 の 場 合 )
土 台 用 M12ア ン カ ー ボ ル ト の 頭 が 土 台 上 面 よ り で て し ま い ま す と 、 床 パ ネ ル に 当 っ て
しまいます。
基 礎 へ の 定 着 長 さ は 285mm以 上 確 保 し て 下 さ い 。 基 礎 形 状 に よ り 不 可 の 場 合 は 短 期 許 容
引 張 耐 力 15KN以 上 の ア ン カ ー ボ ル ト を 使 用 し て 下 さ い 。
・ N K 1 用 M16ア ン カ ー ボ ル ト の 位 置 を 確 認 し て 下 さ い 。
N K 1 用 M16は 基 礎 天 端 か ら 62~ 80mm( 基 礎 パ ッ キ ン 20mm使 用 場 合 ) 出 し 、 通 り 芯 に
対しての振り方向を確認して下さい。(外振り、内振り、芯おさめ)←土台伏図参照
基 礎 へ の 定 着 長 さ は 545mm以 上 確 保 し て 下 さ い 。 基 礎 形 状 に よ り 不 可 の 場 合 は 短 期 許 容
引 張 耐 力 35KN以 上 の ア ン カ ー ボ ル ト を 使 用 し て 下 さ い 。
・ M P L 2 用 M16ア ン カ ー ボ ル ト の 位 置 を 確 認 し て 下 さ い 。
M P L 2 用 M16は 基 礎 天 端 か ら 148~ 153mm。 ( 土 台 105、 基 礎 パ ッ キ ン 20mm使 用 の 場 合 )
MPL2用アンカーボルトは床パネル天端を越えてしまいますので、壁内等に納まる
位置以外には設置できません。
基 礎 へ の 定 着 長 さ は 450mm以 上 確 保 し て 下 さ い 。 基 礎 形 状 に よ り 不 可 の 場 合 は 短 期 許 容
引 張 耐 力 25KN以 上 の ア ン カ ー ボ ル ト を 使 用 し て 下 さ い 。
・基礎天端レベルをチェックして下さい。
天端レベル誤差が大きい場合は、ディスクグラインダー等により天端調整をして下さい。
( レ ベ ル 誤 差 ± 1mmま で )
土 台 敷 き ・ 柱 脚 配 置 時 に は 、 基 礎 パ ッ キ ン に て ± 1mmの 精 度 で 施 工 し て 下 さ い 。
・基礎内の水溜り等は土台敷き前までに抜いておいて下さい。床束(鋼製束)のボンド
が使用できません。(水抜きを取ることをおすすめします)
※基礎の精度は軸組みに影響しますので、正確に行って下さい。
( 特 に 、 M16ア ン カ ー ボ ル ト に 関 し ま し て は 精 度 が 悪 い と 金 物 が 付 き ま せ ん )
※段差有り納まり注意
NK-1
土台
基礎パッキン
ク リ ア ラ ン ス 1mm
M16ア ン カ ー
P14
③ 土台敷き(建方前日)
・ 搬 入 資 材 (※ 工 務 店 指 示 に よ り 変 更 有 り 。 )
土 台 、 大 引 、 1 階 床 パ ネ ル 、 床 用 ス ペ ー サ ー 、 仮 筋 か い ( 27× 105× 4000) 、 柱 脚 金 物
NK1、NK1用角座金・スプリングワッシャー、MPL2用角座金、
各 種 ピ ン ( 12φ 、 16φ L=100)
(土台用の座金・ナット・アンカーボルトと柱脚金物 NK1用のナット・アンカー
ボルト及びMPL2用のナット・アンカーボルトは現場で準備して下さい)
※1階管柱→(トラック、現場条件による)
※ 羽 柄 材 → ( 基 礎 パ ッ キ ン 20mm、 床 束 ( 鋼 製 束 ) 、 束 ボ ン ド 、 床 下 断 熱 材 、 etc… )
1.柱脚金物NK1を据え付けます。
真上から見た柱脚金物NK1据付方向
柱脚金物NK1
い
いろは方向(X軸)
1
数字方向(Y軸)
1
数字方向(Y軸)
い
いろは方向(X軸)
※据付方向を90度回転させる場合は土台伏図に特記してあります。
土台基礎パッキン有の時は必ず柱脚金物の下に
基 礎 パ ッ キ ン ( 20mm・ 100角 ) を 入 れ て 下 さ い 。
2.1階土台伏図を見ながら各土台を配置します。
・基礎天端の土台ツラ墨により、アンカーボルト穴をマークしボルト穴をあけて下さい。
・ M P L 2 用 M16ア ン カ ー ボ ル ト は 座 掘 り を し な い で 下 さ い 。
・基礎パッキンを敷き、土台を配置して下さい。
(基礎パッキン調整材は現場手配でお願いします)
・ 柱 脚 金 物 N K 1 と 土 台 と の 間 は 1mmの ク リ ア ラ ン ス を 設 け て 下 さ い 。 (下 図 参 照 )
・土台をツラ墨に合わせながらアンカーボルトを締め付けて下さい。
・床下を清掃して下さい。
・基礎業者に工務店からアンカー位置の指示・確認を依頼していただくこと。
・12、16φアンカーの天端出寸法、埋込長さは基礎パッキン有無等により
異なるのでご注意下さい。
※段差有り納まり注意
NK-1
土台
基礎パッキン
ク リ ア ラ ン ス 1mm
M16ア ン カ ー
P15
基礎パッキン設置箇所
・アンカーボルト部分
・柱の下部分
・土台の継ぎ手部分
・ @ 1000以 内 (但 し 、 パ ッ キ ン メ ー カ ー に よ り ピ ッ チ が 異 な る の で メ ー カ ー に 確 認 す る こ と 。 )
・柱脚金物NK1の下 (各社仕様による)
※ 柱 脚 金 物 N K 1 の 下 に 設 置 す る 基 礎 パ ッ キ ン は 、 20mm・ 100角
土台
外に出さないで下さい。
土台
基礎パッキン
基礎パッキン
両方の土台、大引にかかるように配置
して下さい。(天端がずれません)
P16
3.大引、床束(鋼製束)を取り付けて下さい。
・必要な資材
大 引 、 鋼 製 束 、 束 ボ ン ド 、 合 板 受 け 材 、 1F管 柱 、
1F床 パ ネ ル 、 床 ス ペ ー サ ー 、 仮 筋 交 い (27× 105× 4000、 ホ ワ イ ト ウ ッ ド )
・土台/大引 取合(一般部)
突付け(N75釘2本斜め打ち)
※金物加工も可能(オプションとする)
105
柱
床合板
大引
105
土台
※大引は土台に突付けとします。
基礎パッキン20mm
※基礎に直近する箇所、補強のため床束を設置して下さい。
床束
@910~1000
基礎
※大引と土台はN75釘2本斜め打ちとします。
※大引下には床束を@910~1000の間隔で設けます。
補強床束
910
455
・土台/大引 取合(1階和室バリアフリー対応)
105
突付け(N75釘2本斜め打ち)
合板受け材(45×60もしくは現場手配)
柱
大引
基礎パッキン20mm
105
落ち寸法御指示下さい(図面に表記するためで、
加工のためではありません)
土台
※1階和室床レベルをバリアフリー対応する場合は大引取合
下部を欠きこみ(現場施工)、直接基礎 天端に乗せます。
床合板
床束
@910~1000
現場カット
※取合部直近部分に床束を設けて補強します。
基礎
補強床束
455
※ボンド又は釘固定
P17
・(床下断熱材の取り付け)
5.床パネルを取り付けて下さい。
・搬入時
〇床の受け材、スペーサーは基本的に床合板の梱包の中に入れております。(別枹の場合有り)
〇ダウンフロアの床合板には「D」、和室の場合は「W」を記載して梱包の際に下から積んでおります。
〇パネル番号を外部周りに記入しております。
〇床番号表は一番上に入れています。
〇釘又ピッチは一番上書いています。
・ 24mmが 標 準 仕 様 と な り ま す 。
柱
床用スペーサー
(必要に応じて)
柱
床パネル
床用スペーサー
(必要に応じて)
土台
床パネル
柱と床パネル、床パネルと床パネルは床なり防止の
ため、隙間をあけて下さい。(2mm)
※ 基 本 は 、 釘 N75@ 150で と め つ け 。 ( 許 容 応 力 度 計 算 し た 場 合 は 、 釘 種 ・ 釘 ピ ッ チ 指 定 が
ありますので、図面を参照して下さい)
参 考 : 針 葉 樹 … 釘 N75
OSB… 釘 CN65又 は N75
大引(梁)
910mm
土台(桁、胴差)
釘@150
150mm
150mm
150mm
150mm
150mm
150mm
・さねを合わせて下さい。
・OSBの場合は割れの恐れがあるので、
無理に突っ込まないで下さい。
釘@150
床パネル
床用スペーサー
※外面合わせ取り付け
(必要に応じて)
1820mm
2mm
P18
・床パネルは長手方向が床梁(大引)に対し直行する形で貼ります。
・1階床パネル割付図を参照し、(図面通り施工していただかないと床パネルが不足
す る 場 合 が ご ざ い ま す ) さ ね を 合 わ せ て 、 床 な り 防 止 の た め 、 2mmの 間 隔 を あ け て
施工して下さい。(許容応力度設計をしているため、千鳥に貼る必要はありません)
・和室などで床パネルが土台、大引のツラで納まる場合はあらかじめ床合板受け材を
取り付けておいて下さい。
床合板
土台
受 け 材 ( 45× 60以 上 )
・床パネルと柱などがあたってしまい、パネルが納まらない場合は、干渉している箇所
のみ現場カットで対応して下さい。
※ 床 用 ス ペ ー サ ー を 必 要 に 応 じ て 外 周 に 取 り 付 け て 下 さ い 。 釘 N75@ 150。 ( 外 周 ラ イ ン
には外壁パネルがきますので、外面合わせで取り付けて下さい)
・搬入時の梱包箇所について
※ P.18参 照
・施工時の注意事項
〇床スペーサーの施工が必要なときは土台施工時に一緒に施工していただくこと。
〇釘ピッチ、使用する釘はプレカット図記載のものを使用すること(手配は現場にて)
〇基本的に全てプレカットして搬入だが、納まり上等特殊な箇所は現場施工と材と図面
に記載し、現場にてカットをしていただくこと。
P19
4. 上 棟
③ 建方当日
・搬入資材
通し柱、2階梁、2階床パネル、1階壁パネル、2階管柱、R階梁、2階壁パネル
(妻パネル、ベランダパネル)、小屋束、棟木、母屋、
柱 用 ピ ン ( L=100 12Φ 16Φ ) 、 化 粧 柱 用 ピ ン ( L=85 12Φ 16Φ ) 、 ホ ー ル ダ ウ ン 金 物
鋼製火打ち、床パネルスペーサー、受け材、隅木、谷木
※ 羽 柄 材 ( 鼻 隠 し 、 破 風 板 、 あ お り 止 め 金 物 、 etc… )
※柱頭柱脚金物、梁受け金物は全て取り付けて搬入いたしますので、現場での取り
付けは不要です。(ただし、許容応力度設計によりホールダウン金物が必要な箇所
があります。図面を参照し、外周に関しましては、パネルが納まる前に取り付けて
下さい。梁材は加工済みです。
1.1階管柱、通し柱を立てて下さい。印字面がすべて南側(図面上南)にくるように
施工して下さい。
※ ピ ン 12φ 、 16φ L=100 の 2 種 類 あ り ま す 。 ご 注 意 下 さ い 。
12φ
NKSP10(10M)の場合
ピン穴は1つ
12φ
12φ
NKSP15(15M)の場合
ピン穴は2つ
MPL2の場合
ピン穴は4つ
16φ
NK1の場合
ピン穴は3つ
・施工時の注意事項
〇柱が土台に正確に付く様に柱脚のピン穴は多少、引っ張る様に設定してあります。
〇 NKSP10(10M)、 NKSP15(15M)は ピ ン を 打 っ た 後 少 し ひ ね る の で 、 土 台 側 面 ま で 戻 す 。
〇 JS100、 JSH-20は ピ ン を 打 っ た 後 、 打 っ た 面 の 反 対 側 の 面 が 土 台 側 面 ま で 戻 す 。
P20
※ 化 粧 柱 が あ る 場 合 は 化 粧 柱 用 の ピ ン 12φ 、 16φ L=85 が あ り ま す 。
柱 脚 金 物 が ホ ゾ パ イ プ の 場 合 は 、 12φ L=85 を ご 使 用 下 さ い 。 万 が 一 間 違 え て 長 い
ピンを打ちこまれた場合でも最後まで打ちこまないで下さい。化粧面の単板が割れ
てしまいます。
化
檜
単
m
85m
化
粧
粧
柱
柱
注意
板
※誤って長いピンを打ってしまった
場合は、最後まで打ちこまない。
貼
り
化粧柱用ピン
2.2階床伏図を見ながら、梁を組んで下さい。
・基本的には梁を落としこんでいただき、ピンを打ちこむだけです。梁の上部1本の
ピン打ちは梁落下防止の為、サービスとしていますが、打ち忘れている可能性がありま
すので、安全上現場にて必ず確認の上施工して下さい。(この点に関しましては、確認
無しに問題が起きましても責任を負いかねます)
※梁受け金物を工場で取り付けていますので、まれに梁受け金物のボルトねじが緩
んでいる場合があります。現場で締め直して下さい。
・梁ピンを全て打ち込むまでクランプをはずさないでください。
柱の天端のすみまで落とす。
ピンが打ちこまれているか確認の上
施工して下さい。
落としこんで、ピンを打ちこんで下さい。
緩んでいる場合は現場で締め直して下さい。
※注意:必ず天端がつらになるまで、かけやなどでたたいて下さい。
(ピンを打ってからでは下がりません)
P21
3.下げ振りにて立ちを起こしていき、仮筋かいで固定して下さい。
※このとき、外周ラインに仮筋かいが飛び出さないようにして下さい。パネルが
納まらなくなります。
桁より上に出さないで下さい。
(床パネルが納まらないため)
仮筋かい27×105×4000
(内壁側に取り付けて下さい)
外周の柱の内面より外に出さないで
下さい。(壁パネルが納まらないため)
(1階床同様、2階床パネルの受け材が必要な箇所はあらかじめ打ち付けておいて
下さい。)
4.2階床パネルを吊り上げ、桁上にのせて下さい。
※床パネルをのせるときは、できるだけ管柱がある梁の上に作業上安全確保が出来る位
置にのせて下さい。床パネルは滑りやすく、落下事故が多いので十分に注意して施工
して下さい。
5.2階床パネル割付図をみながら、床パネルを貼って下さい。
・ 図 面 上 に 釘 ピ ッ チ の 指 定 が 無 い 限 り 、 釘 N75@ 150で と め つ け て 下 さ い 。 1 階 同 様 床 な り
防 止 の た め 、 2mmの 間 隔 を あ け て 下 さ い 。 ( ピ ッ チ は 伏 図 の 指 示 通 り お 願 い し ま す 。 )
P22
6.火打ち金物(鋼製火打ち)が図面に表記されている場合は、壁パネルを納める前に
施工して下さい。(ボルト穴、座掘りは加工済みですので、取り付けるだけの作業
です)施工順を間違えると火打ち金物が施工できない場合があります。
7.1階外周ライン(床パネル割付図にスペーサー取付位置が明記されています)に必要
に応じてスペーサーが打ち付けられているか確認し、壁パネルの番付けが1階壁パネル
キープラン図をみながら床に記入してあるか確認して下さい。
スペーサーが正しく取り付けられて
いるか確認して下さい。
1-29
1-1
1-28
1-2
1-27
8.壁パネルをクランプで吊り上げ、1-1から順番に納めていって下さい。建方時は
釘 仮 止 め で 問 題 あ り ま せ ん 。 後 日 、 釘 ピ ッ チ の 指 定 が 無 い 限 り は 釘 @ 150で と め つ け て
下さい。(パネルを納める順番は現場条件により異なりますので臨機応変に対応して下さい)
※壁パネルの伸びと、梁や桁などがあたってしまい、パネルがおさまらない場合が
あります。干渉している箇所のみ現場カットで対応して下さい。
この部分のみカットして納めて下さい。
※施工時の注意事項
〇壁パネルが工場組みの場合は床合板施工後に組んでいく。
壁パネル番号はパネル上部に記載しているので、
その番号と図面を見ながら施工すること。
〇現場組の場合は、外部合板、間柱を搬入。
壁パネル用の合板には上部に番号を記載し、
間柱等にも番号が記載されているので記載番号と
図面を見ながら施工を行うこと。
〇壁パネルの中には、窓開口により同じ番号でも上下に
分かれたパネルがあるので注意すること。
P23
壁パネル
9.2階管柱を立てて下さい。
10. R 階 梁 、 棟 木 、 母 屋 、 小 屋 束 を 吊 り 上 げ て 下 さ い 。
11. R 階 床 伏 図 を 見 な が ら 、 R 階 梁 小 屋 束 を 施 工 し て 下 さ い 。
12. 1 階 同 様 、 立 ち を 起 こ し て 下 さ い 。
13. 火 打 ち 金 物 を 取 り 付 け て 下 さ い 。
(ロフトなど、小屋裏に床パネルを貼る場合は先に施工して下さい)
14. 1 階 同 様 、 必 要 に 応 じ て 床 ス ペ ー サ ー を 取 り 付 け 、 壁 パ ネ ル 番 付 け 確 認 後 、 壁 パ ネ ル
を順番に納めていって下さい。
15. R 階 母 屋 伏 図 を み な が ら 、 棟 木 、 母 屋 を 施 工 し て 下 さ い 。
・妻パネルがある場合はこの時点で取り付けて下さい。
(ロフトがある場合は必要に応じて床スペーサーも取り付けが必要です)
16. 垂 木 、 ( 隅 木 、 谷 木 ) 、 野 地 板 を R 階 へ 吊 り 上 げ て 下 さ い 。
※寄棟の場合
隅木、谷木 取り付け(屋根割付図に番付け指定)
2×8(38×184)抱合せ
※2×10(38×235)抱合せもあります。
隅木
N90釘4本おがみ打ち
桁
桁
柱
P24
5.屋根下地
17. 垂 木 を 取 り 付 け て 下 さ い 。
・必要な資材(各社仕様による)
垂木、野地、転び止め、タルキック、ひねり金物等
・ 垂 木 は 、 2× 4( 38× 89) @ 455 を 基 本 と し て い ま す 。 瓦 な ど 重 た い 屋 根 の 場 合 は 、
@ 303 も し く は 、 2× 6( 38× 140) な ど に 変 え る こ と で 調 整 し て い ま す 。 R 階 母 屋
伏図もしくは、屋根割付図で確認して下さい。
・発注時までに指示をいただければ、垂木割りの印を棟木、母屋、桁に入れます。
・屋根割付図により、垂木は仕分けして梱包しております。(図面参照)
・ 棟 木 、 母 屋 、 桁 へ の と め つ け は 、 N90釘 を お が み 打 ち し て 下 さ い 。
・軒先(水上、水下)の垂木にはあおり止め金物を取り付けて下さい。
・ 棟 で 片 側 3mmす か し て い ま す 。
・ 鼻 先 は 実 寸 +200mmで 加 工 し て あ り ま す の で 現 場 で 調 整 し て 下 さ い 。
(別途ジャストカットも可能ですが、隅木・谷木にあたる所は現場施工)
垂木2×4(2×6)
N90釘2本おがみ打ち
軒の出
棟木、母屋、桁
垂
木
2×
4(
2×
6)
垂木のすみの位置
4寸柱で柱頭勝ちの場合、現場カット
もしくは垂木を逃げて納めて下さい。
桁
垂木鼻先現場カット
(別途ジャストカットも可能)
垂
木
2×
4(
2×
6)
桁
P25
垂 木 の 割 付 方 法 は 3通 り あ り ま す 。
・標準仕様(無加工)
指示をいただければ、割付のマークを入れます。(無料)
@455/@
墨
303
棟木、母屋、桁
・垂木面取仕様(加工費別途)
指示をいただければ、割付のマークを入れます。(無料)
@455/@
墨
303
棟木、母屋、桁
・垂木欠き仕様(加工費別途)
棟木、母屋、桁
P26
18. 野 地 合 板 を 取 り 付 け て 下 さ い 。
・ 野 地 板 ( O S B 3× 6 12mm) が 標 準 仕 様 で す 。
・ 滑 り 止 め の 為 に 、 印 字 面 を 下 ( ザ ラ ザ ラ 面 を 上 ) に し て 、 N50@ 150以 内 で 施 工 し て
下さい。
・OSBは構造用合板(針葉樹)と比べて安く、滑りにくいので安全です。
6. 壁
※間柱サイズにつきましてはお客様の仕様による
必要な資材等
壁パネル
・ 間 柱 ( 27× 105、 45× 105 ホ ワ イ ト ウ ッ ド ) 、 合 板 ( 現 場 組 み )
間柱、建具下地、枠
・ 間 柱 ( 27× 105、 45× 105 ホ ワ イ ト ウ ッ ド )
合板耐力壁
・ 間 柱 ( 30、 45 片 面 96、 両 面 87)、 耐 力 壁 合 板
筋交い
・筋交いプレート
・ 筋 交 い ( 45× 90 ホ ワ イ ト ウ ッ ド )
断熱材
・お客様の仕様による。
精度
たちを確認後、壁パネルを貼る。
間柱が両端の柱のツラに合うように墨を打ってから施工する。
P27
参考
垂木2×4(38×89)
R階梁天
ひねり金物分 80~120mm
小屋梁
梁下 -4mm
パネルと梁 クリアランス 3mm
壁パネル
壁パネル
パネルタテ枠 27×105
床用スペーサー
(必要に応じて)
パネルタテ枠 27×105
パネル下枠 27×105
床合板天
床パネル
2階梁天
パネル下枠 27×105
2階床梁
壁パネル-壁パネル クリアランス 6~8mm
梁下 -4mm
パネルと梁 クリアランス 3mm
壁パネル
パネルタテ枠 27×105
開口
壁パネル
床用スペーサー
(必要に応じて)
パネルタテ枠 27×105
パネル下枠 27×105
床合板天
床パネル
土台天
パネル下枠 27×105
土台
基礎パッキン
土台
柱面~クリアランス 2mm
パネル形状 Ⅰ型
立面図
断面図
・0.5スパン(455mm)毎に27×105のタテ枠
・1スパン(910mm)毎に45×105のタテ枠
3スパンまで
~3000mmまで
平面図
P28
NK工 法 壁 パ ネ ル 仕 様
垂木2×4(38×89)
R階梁天
ひねり金物分 80~120mm
小屋梁
梁下 -4mm
パネルと梁 クリアランス 3mm
壁パネル
壁パネル
パネルタテ枠 27×120
パネルタテ枠 27×120
パネル下枠 27×120
床用スペーサー
(必要に応じて)
床合板天
床パネル
2階梁天
パネル下枠 27×120
2階床梁
壁パネル-壁パネル クリアランス 6~8mm
梁下 -4mm
パネルと梁 クリアランス 3mm
壁パネル
パネルタテ枠 27×120
開口
壁パネル
床用スペーサー
(必要に応じて)
パネルタテ枠 27×120
パネル下枠 27×120
床合板天
床パネル
土台天
パネル下枠 27×120
土台
基礎パッキン
土台
柱面~クリアランス 2mm
立面図
断面図
・0.5スパン(500mm)毎に27×120のタテ枠
・1スパン(1000mm)毎に45×120のタテ枠
枠材サイズ
大壁
両面
( 大 壁 +真 壁 )
真壁
両面
( 真 壁 +真 壁 )
3.5寸
27× 105
30× 105
45× 105
30× 96
45× 96
30× 96
45× 96
30× 87
45× 87
4寸
27× 120
30× 120
45× 120
30× 111
45× 111
30× 111
45× 111
30× 102
45× 102
P29
3スパンまで
~3000mmまで
平面図
※耐力壁のみ2スパン(~2000mまで)
耐力壁仕様
9m m
N50又 は CN50
OSB合 板 ( 構 造 用 パ ネ ル )
針 葉 樹 合 板 ( JAS構 造 用 合 板 )
9m m
9m m
( 大 壁 /真 壁 )
大壁
四 周 @100mm以 下 、 そ の 他 @200mm以 下
2.9/2.6
N50
四 周 @100mm以 下 、 そ の 他 @150mm以 下
2.5/2.5
両面
( 大 壁 +真 壁 )
N50
四 周 @100mm以 下 、 そ の 他 @150mm以 下
2.5/2.5
真壁
両面
( 真 壁 +真 壁 )
パネル下枠 27×120
梁下 -4mm
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×111
パネルタテ枠 30×111
パネル上枠 30×111
床合板天
パネル上枠 30×102
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×102
床合板天
パネル下枠 30×111
パネル下枠 30×102
パネル上枠 30×111
パネル上枠 30×111
パネル上枠 30×102
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×111
パネル下枠 30×111
【室内側パネル立面図】
【室内側パネル立面図】
立面図
立面図
・0.5モジュール(500mm)毎に27×120のタテ枠
・1モジュール(1000mm)毎に45×120のタテ枠
パネル形状 Ⅰ型
柱面~クリアランス 2mm
パネル下枠 30×111
パネルタテ枠 30×111
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×120
パネルタテ枠 30×111
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×111
床合板天
パネル下枠 27×120
パネルタテ枠 30×111
P30
床合板天
梁下 -4mm
パネル上枠 30×111
・0.5モジュール(500mm)毎に27×111のタテ枠
・1モジュール(1000mm)毎に45×111のタテ枠
パネルタテ枠 30×111
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×120
パネル形状 Ⅰ型
柱面~クリアランス 2mm
パネルタテ枠 30×111
梁下 -4mm
パネルタテ枠 30×111
梁下 -4mm
パネル形状 Ⅰ型
柱面~クリアランス 2mm
4寸
27× 120
30× 120
45× 120
30× 111
45× 111
30× 111
45× 111
30× 102
45× 102
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×111
パネルタテ枠 30×111
パネル形状 逆T型
柱面~クリアランス 2mm
3.5寸
27× 105
30× 105
45× 105
30× 96
45× 96
30× 96
45× 96
30× 87
45× 87
壁パネル
パネル中通しタテ枠 27×102
パネル下枠 30×111
【室内側パネル立面図】
パネル下枠 30×102
【室内側パネル立面図】
立面図
立面図
・0.5モジュール(500mm)毎に27×111のタテ枠
・1モジュール(1000mm)毎に45×111のタテ枠
・0.5モジュール(500mm)毎に27×102のタテ枠
・1モジュール(1000mm)毎に45×102のタテ枠
2スパンまで
~2000mmまで
2スパンまで
~2000mmまで
2スパンまで
~2000mmまで
2スパンまで
~2000mmまで
平面図
平面図
平面図
平面図
片面耐力壁(外壁・大壁)
両 面 耐 力 壁 ( 外 壁 ・ 大 壁 +内 側 ・ 真 壁 )
パネルタテ枠 30×102
パ ー テ ィ ク ル ボ ー ド (ノ ボ パ ン STPⅡ )
枠材サイズ
壁倍率
ピッチ
片面耐力壁(真壁)
パネルタテ枠 30×102
釘
パネルタテ枠 30×102
厚み
パネルタテ枠 30×102
面材
両 面 耐 力 壁 ( 真 壁 +真 壁 )