お疲れ様です。本日は最終日です。

アジア最大級の分析機器・科学機器専門展示会
2015年9月4日(金)
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お疲れ様です。本日は最終日です。
サイエンスセミナー
ご報告
名古屋大学・大学院工学研究科
電子情報システム専攻 准教授
松崎 拓也先生によるサイエンスセミ
ナー「ロボットは東大に入れるか。
」が
開催されました。
参加者は定員を上回る 204 名と盛況で、
参加者の皆様は熱心に聴講されていま
した。
「ロボットは東大に入れるか。」は国立
情報研究所が中心となって進められて
いる人工知能研究プロジェクトです。
80 年代以降人工知能の研究は細分化が進みましたが、これら全体をつなげることで問題を
解くことが本当に出来るのか、人工知能がどこまで出来て、どこからが出来ないのかを見
定めていくことがプロジェクトの目的です。
これまでの研究の中で、人工知能がすべての問題を解くことが出来るわけではなく、ど
のような部分が解けないのかということを
国語、英語、世界史など具体的な問題を例に
挙げながらわかりやすくご紹介いただきました。
また一方で、これまでの人工知能が進化する中、我々人間はどのように生きていくのかを
考えていくことも、このプロジェクトの一つの課題でもあるということを、最後に付け加
え、講演は終了となりました。
今後、飛躍的に進化してくであろう人工知能について、深く考えさせられる、興味深いセ
ミナーとなりました。
来場者数速報
2 日目の来場者数を下記のとおりご報告いたします。
【来場者数速報】
(速報値です。正式数値は、後日発表いたします。)
JASIS 2015
天気
参考:JASIS 2014
天気
初日
7,859 人
雨/晴
7,960 人
曇/晴
2 日目
7,395 人
曇
7,706 人
曇/晴
また、重ねてのお願いとなりますが、入場カードのミシン目の上半分を切り取っていない
方は、会場受付にて入場手続きを行ってください。
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先端診断イノベーションゾーンのご紹介
昨今のバイオサイエンス研究領域は、遺伝子解析、蛋白質解析、代謝解析、そして細胞
メカニズム解析に至るまで、さらに新しい分析計測手法の出現が望まれる時代に突入した
と言えましょう。その応用は病気の仕組みを捉える事から始まり、病気を治す方向と病気
にならない仕組みの解明という二つの方向で進められることになります。オバマ大統領の
推奨するプレシジョンメディスンも副作用の無いリード化合物探索法の開発という意味で
新しい創薬研究への取り組みへの加速という意味が含まれていると考え、重要な時期を迎
えつつあると言えますが、「未病」「フードサイエンス」における分析領域も併せて重要な
変動期を迎えることにもなるのです。
JASIS2015 先端診断イノベーションゾーン企画も初年度の「メディカルイノベーションゾ
ーン企画」を含め 3 年目を迎えます。上記理由から今回は「創薬」「未病」「フードサイエ
ンス」をテーマに加え、其々における市場現状を知り、そして多くの国内産業が現状を理
解することにより、分析機器のみならず理化学市場全体において国内産業に存在する可能
性を知る機会としての企画を用意いたしました。
ヒトゲノム解読終了宣言された 2001 年以降は、さらなる機器進歩とデータ蓄積の時代
に入り、15 年の年月が過ぎました。そして現在、さらなる IT 革命による市場インフラ改
革と共に、蓄積されたデータを利用して応用し、実用化の時代としての新しい時代がスタ
ートしたと言えましょう。従って、多くの製造業に保有される技術が、新しい技術融合に
より近未来のヘルスケアイノベーション時代における製品に反映されなければならない時
代が始まると想像されます。
分析機器の感度向上は、今まで測定が困難とされた新たな生体物質の検出や定量を可能
にし、また同時に膨大な測定データを処理できる解析技術も IT の進化により開発されて
います。こうした背景を鑑み、「先端診断イノベーションゾーン」の目玉企画である基調講
演は、注目度の高いテーマを日毎に設定し、世界動向・日本の戦略や最前線で活躍されて
いる多くの最先端研究に携わる著名な先生方による講演を企画しました。
本ゾーンは昨年の約 2 倍のスケールで実施しています。(今年:約 1,500 ㎡ 昨年:900 ㎡)
基調講演は 35 講演、「展示ゾーン」には、52 社、68 小間の出展の他、「日本発」の技術革
新をテーマとした、各方面における公的プロジェクト企画展示、世界に先駆けるシステム
バイオロジープラットホーム「ガルーダプラットホーム」のデモンストレーションなど最
新研究を紹介する企画展示も行います。また、出展企業からの最新情報が得られる 29 テー
マによるプレゼンテーション発表、4団体による関連コンファレンス、初公開新技術紹介
としての販売チャネルセミナーなど豊富な企画で開催しています。
初日・二日目とたいへん賑わいを見せ、来場の皆様に興味をいただいているゾーンとなっ
ております。ご来場の皆様には混雑等でご不便をおかけするかもしれません。本日が最終
日となりますので、お見逃しのないよう是非ご来場ください。
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ご不明な点がございましたら、事務局(6 ホール北)まで。TEL043-296-4323
JASIS 委員会
9月4日のイベントご案内
■ 日本薬局方セミナー(国際会議場 2F 国際会議室)
14:00~14:40 講演1「第 17 改正日本薬局方の概要」
独立行政法人
医薬品医療機器総合機構
規格基準部
医薬品基準課
理学博士
高山 一成
氏
14:50~15:30 講演2「第 17 改正における理化学試験法と製剤試験法の改正点」
一般財団法人
医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス
四方田 千佳子
大阪事業所
副所長
薬学博士
氏
■ 先端診断イノベーションゾーン (展示会場 8 ホール奥)
基調講演
・A 会場 『先端分析機器とライフサイエンスビジネスの未来』
10:20 ~11:20 ①「テロメア・マイクロ RNA を用いた体液診断」
田原
栄俊
氏/広島大学大学院医歯薬保健学研究院
教授
②「ミルテル検査を通じた健康長寿プログラム」
田原
栄治
氏/㈱ミルテル
代表取締役社長
11:40 ~12:20 「生命現象に拘らないバイオ科学、工学との融合」
坂口 謙吾
氏/東京理科大学
研究推進機構
総合研究院
教授
13:30 ~14:10 「最近の多種多様な創薬および医薬品開発手法における質量分析の役割」
中山 登
氏/㈱ バイオシス・テクノロジーズ テクニカルアドバイザー
14:30 ~15:10 「結晶スポンジ法による非結晶性・極微量化合物の X 線分子構造解析」
藤田 誠
氏/東京大学大学院工学系研究科
教授
15:30 ~16:10 「血液でうつ病を測る」
菅野
隆二
氏/ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)
代表取締役社長
・B 会場 『フードサイエンス最前線』
10:30 ~11:10 「未病と食品の機能性」
矢澤 一良
氏/早稲田大学 教授
11:30 ~12:10 「未病とフードサイエンス研究の最新動向」
宮澤
陽夫
12:30 ~13:00
氏/東北大学未来科学技術共同研究センター
ランチブレイク講演
「江戸の食文化と健康
古西
大学院農学研究科 教授
正史
~時を超えて、食に隠された健康フードサイエンスを探る~」
氏/国連支援交流協会
「日本の食文化」と健康支部
支部長
理事
13:30 ~14:10 「超臨界流体テクノロジーのフードサイエンスへの応用」
馬場 健史 氏/九州大学生体防御医学研究所 教授
14:30 ~15:10 「体質と機能性関与成分」
鈴木 信孝
氏/金沢大学大学院 臨床研究開発補完代替医療学講座 特任教授
15:30 ~16:10 「バイオ・フード・ビッグデータに挑む:研究と社会をつなぐ医食同源の体系化に向けて」
金谷
重彦
氏/奈良先端科学技術大学院大学
計算システムズ生物学研究室
情報科学研究科
教授
■ 先端診断イノベーションフォーラム 3、4
14:00~16:30「未病産業研究会の取組み」
(国際会議場 2F 201 会議室)
13:00~16:30「千葉県内で活動している健康・医療を中心とした
バイオ・ライフサイエンス分野の紹介について」
(国際会議場 3F
3/4
301 会議室)
■JAIMA シンポジウム(国際会議場 1F
106 会議室)
10:00~13:00「ASEAN 地域における分析産業の今と未来」
~ASEAN における産業開発を支援する高度な機器分析の人材育成プログラムについて~
■ 英国王立化学会(RSC)東京国際コンファレンス 2015
9:30~17:00「ライフイノベーションを支える分析技術」(国際会議場 2F コンベンションホール B)
■ JAIMA セミナー
9:30~12:30「これであなたも専門家―IC 編」(国際会議場 3F 302 会議室)
10:00~12:00「機器分析のステップアップ―自信の持てる基本実験操作」(同 3F 303 会議室)
14:00~17:00「これであなたも専門家―熱分析編」(同 3F 302 会議室)
14:30~17:30「これであなたも専門家―セパレーションサイエンス編」(同 3F 303 会議室)
■ 日科協セミナー(国際会議場 1F 102 会議室)
10:00~12:00「『知っておきたい科学機器業界の基礎知識』~食品・製薬分析~』」
■ 科学実験ショー(展示会場 4 ホール イベントスクエア オープンフォーラム)
13:00~14:00 「科学捜査と機器分析~解き明かされる真実~」
15:00~16:00 (再演)
搬出についての諸注意事項
本日は会期最終日です。17:00 の会期終了後、場内アナウンスに従って搬出開始となります
が、安全最優先での撤収作業をお願いします。
実施細則に記載の通り、17:30 前は、照明器具の取り外し、装飾構造物の解体は、厳禁です。
安全確保のため厳守ください。
17:00~17:30 までは、出展物や説明パネルの撤去に留めてください。
今一度、貴社装飾会社、電気工事会社等関係者に厳重徹底の程お願いいたします。
17:00~17:30
出展物、製品パネルの撤去
※この間は、照明器具の取り外し、装飾構造物の解体は禁止します。
17:05 予定
南北シャッター半開→手運び搬出開始。車両は入れません。
17:30~
電気供給停止。照明器具の取り外し、装飾構造物の解体
18:15 予定
南北シャッター全開、車輛進入開始
24:00
撤去完全完了
※車両での搬出にあたっては、混雑・事故防止のため、係員の指示に従ってください。
(車輛証と共にお送りしている説明書きの通り、状況によっては、車輛証の種類
に関わらず L ブロックで待機していただくこともありますが、予めご了承ください。)
※一般車両証以外の車両証は、コピー禁止とし係員がチェック致します。
※会期を通して出た自社の梱包材や装飾残材などの廃棄物は必ずお持ち帰りください。
※アンカーボルトを用いた床工事については原状回復をお願いいたします。
来年度の開催日程について(お知らせ)
JASIS 2016 は、2016 年 9 月 7 日(水)~9 月 9 日(金)に、千葉 幕張メッセにて開催
を予定しています。来年もぜひ出展のご検討を、よろしくお願いいたします。
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ご不明な点がございましたら、事務局(6 ホール北)まで。TEL043-296-4323 JASIS 委員会