上 本 伸 二 - 一般社団法人 芝蘭会

月1日か
②
③
④⑤
⑥
⑦
⑧
連結します。今後6年間
で附属病院と人間健康科
学科を含む医学研究科全
名のポスト
さらに増加させたいと考
大学の基礎医学研究者を
とも視野に入れて、京都
究科大学院に進学するこ
医学科の卒業生が医学研
ました。今後は人間健康
でいく若者が増加してき
すが基礎医学研究に進ん
って、徐々にではありま
り、今後はこれらの官民
薬研究は非常に活発であ
)で
innovation center
の複数プロジェクトの創
クトと
す。 特 に A K プ ロ ジ ェ
動を展開できておりま
礎医学研究や創薬研究活
し、現時点では旺盛な基
特定教員ポストを捻出
属病院と関係病院の人材
入学者を迎えており、附
院は毎年190名前後の
恵まれ、医学研究科大学
クラスの優秀な入学者に
おります。これは全国の
大きな継続問題となって
での教員ポストの削減が
展開していますが、大学
の循環に関しては順調に
医学研究科では若い人材
以上のように京都大学
科長・医学部長としての
め、微力ながら医学研究
を大変な光栄と受け止
ご支援をいただいた事実
ますが、教授会の皆様の
いなかった事態ではあり
今回の任務は想定して
保(後期研修医)と密接
は 毎 年 1・3 % ず つ 減 少
おいても運営費交付金
問題であり、京都大学に
まで以上のご助言とご支
におかれましては、これ
です。芝蘭会会員の皆様
責務を果たしていく所存
iPS細胞・再生医学研究会を
学内外から
につながっており、関係
していく構図が続いてお
続が必要であります。一
同研究会は、当院におけるi
PS細胞、ES細胞及び体性幹
細胞等を用いた再生医学研究の
向 上 並 び に 成 果 の 普 及 を 図 り、
月
回目となる今回の研究会
年
ひいては医療の発展に貢献する
ことを目的として平成
第
に発足したものです。
では、学内外から医療関係者等
100名余りの参加がありまし
研究会では、三嶋理晃病院長
た。
の開会あいさつの後、田中正幸
氏(武田薬品工業株式会社 大
阪学術グループ)より「難治性
逆流性食道炎もふまえた今後の
治療戦略」について一般講演が
行われ、齋藤潤准教授(京都大
ました。
築」について特別講演が行われ
た3次元腎臓組織の試験管内構
生分野)より「発生学に基づい
本大学発生医学研究所 腎臓発
引き続き、西中村隆一教授(熊
学術講演が行われました。
いた骨系統疾患研究」について
胞研究所 増殖分化機構研究部
門)より「iPS細胞技術を用
木範行教授(京都大学iPS細
症候群の骨幹端過形成
CINCA
をとりあげて―」について、妻
伝疾患の病態解析について―
S細胞を用いたメンデル型遺
児 科 ) よ り「 疾 患 特 異 的 i P
授(京都大学医学部附属病院小
析」について、西小森隆太准教
胞を用いた血液疾患の病態解
学iPS細胞研究所 臨床応用
研究部門)より「疾患iPS細
人参加
開会あいさつを行う三嶋病院長
体でさらに
削減が予定されておりま
す。これに対して医学研
究科は外部資金獲得、つ
えております。この人間
共同研究のノウハウを発
芝蘭会、初の合同同窓会
校友会・KMS F
- UNDだより
退任あいさつ
支部だより 近畿北・神戸
支部だより 和歌山・東京
人事異動・会員訃報
まり公的資金プロジェク
トと企業との共同研究プ
まず、大学・附属病院
健康医学科の改革に関し
展させて、より自立性の
ロジェクトを活用して
と関係病院の発展的継続
ましては、また別の機会
高い研究科運営の基盤整
供給は順調です。特に大
国立大学法人全体の共通
京都大学大学院医学研究科長・医学部長
のために最も重要なのは
にご報告申し上げようと
備を進めていく所存で
学院入学者の確保は関係
( medical
MIC
人材の確保ですが、京都
考えております。
伸二
大学医学部は全国トップ
院)をはさんで肝移植の
病院での優秀な人材確
科教授に就任し、大学病
病院の努力に感謝してお
す。
年から三重大学第1外
臨床に従事した後、平成
上本
芝蘭会会長就任あいさつ
このたび医学研究科
年
長・ 医 学 部 長 を 命 ぜ ら
れ、平成
らその任にあたっており
年4月1日か
ます上本伸二でございま
す。平成
ら芝蘭会会長に就任いた
しましたので、会員の皆
様にごあいさつ申し上げ
ます。私の芝蘭会会長と
日にホテルグランヴ
しての最初の仕事は、4
月
ィア京都で開催いたしま
した芝蘭会臨時総会でご
ざいましたが、多数の会
員の皆様にご参集いただ
きまして大変ありがとう
院での肝胆膵外科と肝移
ります。今後は、大学院
芝蘭会館にて開催しました。
方、基礎医学研究者の減
日(金)に、京大病院
植の診療と研究に従事す
援を心からお願い申し上
医学研究科長業務も半
少が京都大学でも大きな
1月
る傍ら三重県の地域医療
げます。
年を経過し、少しずつ京
問題でありましたが、医
30
ございました。井村裕夫
会頭のもとで開催されま
回日本医学会総
り、交付金減少は京都大
都大学医学研究科の現状
私は本学医学部昭和
元静岡県立総合病院長
した第
学の教員ポストの減少に
も 見 え て き ま し た。 ま
学部
佐古 伊康 (昭 36 年卒)
会2015関西を盛り上
を卒業した優秀な専門医
する好循環を確実にする
た、役職上、京都大学本
取 り 組 み と MD
研究者
養成プロジェクト(京都
申し上げます。
第 11 回京大病院 iPS 細胞・再生医学研究会を開催
が順調に関係病院へ赴任
当してきました。平成
システムの構築が必要で
部の会議や懇談会に出席
大学、東京大学、大阪大
山内 脩 (昭 34 年薬学科卒)
連携や卒前卒後研修を担
年に本医学部に戻り、新
す。 そ の 意 味 で も 大 学・
する機会も多く、京都大
名古屋大学名誉教授
た臨時総会ですが、全国
しく再編された外科学講
附属病院と関係病院のよ
属)に進学いたしました。 生体肝移植が始まり、私
学全体の方向性なども少
瑞宝中綬章
げようと意図して開催し
から394名のご参加を
座の中の肝胆膵・移植外
も肝移植の臨床に参加す
11
いただき大変な盛会でし
科学分野を担当するよう
り緊密な関係強化を相互
ることとなりました。1
に推進していく努力の継
命ぜられ現在に至ってお
当時の第2外科は小澤和
ります。
局いたしました。昭和
恵教授のもとで肝移植の
集会となり、重ねて感謝
年から4年間兵庫県立塚
学、名古屋大学の共同プ
ロジェクト)の活用によ
コースの
MD-PhD
口病院で外科研修を受け
しご紹介できればと思い
年卒で、外科学講座に入
19
容
内
な
主
ます。
21
た。皆様には医学会総会
にもご参加いただきまし
て、おかげさまで日本医
学会総会2015関西は
京都大学医学部同窓会
年間のイギリス留学(ロ
心に残る素晴らしい学術
発 行 所
ンドンのハマースミス病
春の叙勲
西中村教授による特別講演
一般社団法人 芝蘭会
研究が盛んであり、大学
56
57
100
一般、学術、特別の3講演
185
院卒業後の平成2年から
基礎医学研究者増やす
年から大学院(外
関係病院と連携強化推進
昭和
人材確保の好循環、確実に
科学専攻で第2外科所
平成27 年度の受章者
10
185 号
61
11
18
26
27
29
13
11
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
芝 蘭 会 報
( 1 )
芝蘭会、初の合同同窓会
及び現役学生
年卒業生から平成
年卒業生、
回日本医学会総会関西 』に呼応して4月 日(土)
29
名)及び校友会会員等394名が一堂に会し、盛大に芝蘭会合同同窓会(臨時総会)
が催されました。
た。
その後、医 学 部 音 楽 部の学
生さんが奏でる弦 楽四重 奏 を
聞 きながらの歓 談、照 明がお
とされた会 場に心に響 く 拍 子
木の音 と 共に口上 を 述べなが
ら祇 園の芸 妓さんによる「 手
代式(上本伸二新会長から湊
長のごあいさつ、新旧会長の交
総会が開催され、湊長博前会
まず、芝蘭会の西祥太郎副
会 長の司 会により 芝 蘭 会 臨 時
台上で放映され、引き続き井
励 をテーマとした 映 像 )が舞
窓 生の絆、 若 手 研 究 者への激
たプロジェクションマッピング(同
まず最新の映像技術を駆使し
にうつり、上七軒の舞妓さんに
賞しながら、各 参 加 者は、世
よる祝舞 「雛鶴三番叟」 を鑑
代 を 超 えて旧 交 を 温めるとと
もに懇談を深めていました。
合 同 同 窓 会 が 盛 り 上 がる
中、ロザンの軽 妙 な 司 会 によ
り、「京大医学部のこと…もっ
と
『知っとこ!』
」というテーマで、
年卒)
、
施。 年代別の回答者4名(植
「 お 楽 しみクイズ大 会 」 を 実
邉 見 公 雄 氏( 昭 和
田 謙 次 郎 氏( 昭 和
年卒)
、
原裕也氏(3回生)が、壇上
西英一郎氏(平成2年卒)
、藤
に上がり、「芝蘭会の発足した
のは何年か?」 等5問のクイズ
答の続 出で、邉 見 公 雄 氏が見
に笑いを誘いながらの名答・珍
事に優 勝 賞 品 「 京 大オリジナ
ルグッズセット 」 をゲットされ
ました。
そ の 後、 この 合 同 同 窓 会
のために制 作された映 像 作 品
『 京 都 大 学 医 学 部100 年の
軌跡と未来に向けて』 を鑑賞
しました。 この作 品は、 本 庶
佑名誉教授と山中伸也教授の
インタビュー、 京 都 大 学 医 学
部及び芝蘭会の歴史を振り 返
芝蘭会別館で開かれた臨時
総会・評議員会・理事会
芝蘭会 臨時総会・評議員会・理事会を開催
人が参加、盛大に
394
年4月 日~ 日まで京都で開催の『 第
13
の夕方、
ホテルグランヴィア京都の「源氏の間」に、
芝蘭会会員(昭和
平成
27
世代を超えて旧交温める
打ち」 により、合同同 窓会が
開会されました。
長博前会長及び三嶋理晃前副
村裕夫会頭のごあいさつ、本庶
合 同 同 窓 会は、ロザン( 漫
才 師 )の司 会によ り 進 行 し、
会長へ花束贈呈)
、上本伸二新
佑 副 会 頭の乾 杯の発 声で懇 談
り、歴史と伝統によって築き上
げ られた今日の活 躍の紹 介 等
らは「 研 究の基 盤 確 立のため
で構 成され、本 庶 名 誉 教 授か
わけ同 窓 生の寄 附の重 要 性 」、
には、 自 己 財 源の確 保、とり
山 中 教 授 からは、「 若 手 研 究
者は積極的に海外へ出ていくこ
との重 要 性 」 が述べられまし
た。
中締めのあいさつとして、稲
垣 暢 也 芝 蘭 会 副 会 長のあいさ
年以来 初
めての合 同 同 窓 会は、 和やか
つが行われ、明 治
な雰 囲 気の下、万 歳三唱して
お開きとなりました。
合同同窓会が、盛会裏に執
り 行 われたことにつき ま して
力のお 蔭 と、 深 く 感 謝いたし
は、芝 蘭 会 会 員の皆 様の御 協
年卒)
=合同同窓会実行委員会委員
ます。
相馬俊臣(昭和
長
り、了承された。2件目は、京大
病院入院患者の家族の芝蘭会館別
館の客室使用状況についての報告
が あ り、 了 承 さ れ た。 3 件 目 は、
京都大学医学部教育研究支援基金
の募金状況についての報告があり、
了承された。
議案を承認
4
11
26
会長のごあいさつが行われまし
芝蘭会臨時総会の新旧会長の交代式で花束を贈呈
43 32
39
40
認された。
また、理事会では、臨時総会にお
いて理事に選任された上本伸二氏を
会長に、稲垣暢也氏を副会長に平成
27 年4月1日付で選任することが
承認された。
議案(3)については、
「第 29 回
日本医学会総会 2015 関西」開催に
呼応して実施する合同同窓会(臨時
総会)の開催について、6回の実行
委員会で検討した経過について説明
総会、評議員会、理事会の議事録の
があり、承認された。
議案(4)については、
2件あり、 署名人について説明があり、審議の
後、異議なく承認された。
1件目は、湊会長より平成 26 年度
議案の審議終了後、湊会長から
の決算書類並びに事業報告を審議す
報 告 事 項 が 3 件 あ り、 1 件 目 は、
るための総会を平成 27 年6月6日
(土)に開催することが諮られ、異 「基礎医学記念講堂・医学部資料館」
の募金状況等についての報告があ
議なく承認された。2件目は、臨時
平成 27 年3月 21 日(土)芝蘭会
館別館において芝蘭会臨時総会・評
議員会および理事会が開催された。
議案は、
( 1)平成 27 年度事業
計画及び収支予算について、
(2)
会 長 及 び 副 会 長 の 選 任 に つ い て、
(3)
「第 29 回日本医学会総会 2015
関西」開催に係る合同同窓会(臨時
総会)の開催について、
(4)その
他についてで、議案(1)について
は、平成 27 年度事業計画(案)及
び収支予算(案)について説明があ
り、原案どおり承認された。
議案(2)については、臨時総会
において、理事の湊 長博氏、三嶋
理晃氏の辞任に伴い、後任に上本伸
二氏、稲垣暢也氏を平成 27 年3月
21 日付で理事に選任することが承
ロザン司会 舞妓の祝舞、
クイズも
舞妓さんによる鮮やかな演奏
19
11
56
( 2 )
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
芝 蘭 会 報
185 号
京都大学医学部
校友会・教育研究支援基金
本日は私たち卒業生の
ために、このような心の
が共有しているものがあ
ただ、この個性的な同
回生の中で間違いなく皆
一方で、医学に対して向
歩を見せています。ただ
学は文字通り分単位の進
こもった祝賀会を催して
世のために
力発揮して
校友会委員 市岡ようこ
てきた法医学については
今後も勉強を続けていく
ようです。細々とながら
も部活動を6年間続けた
最高の環境を与えてくれ
私たちが勉学に励む上で
多 忙 中 に も か か わ ら ず、 感謝」です。京都大学は
新興感染症の流行、これ
を未曾有の恐怖に陥れた
祥事の数々、そして人類
から揺るがしかねない不
医学に対する信頼を根底
成
日に無事卒
を思い出します。去る平
学部へ入学した時のこと
4月、息子が京都大学医
感じるたびに、6年前の
大学医学部を離れたこと
に早々と過ぎ去り、京都
を得た6年間が嘘のよう
「自由の学風」の中で、
親子共々さまざまな学び
ことは、手前味噌ながら
ご出席いただきましたご
ました。一人一人がある
らは人々の不安に拍車を
けられる目は年々厳しく
来賓、関係者の皆様に厚
分野の第一人者である京
り ま す。 そ れ は、
「京都
く御礼申し上げます。先
都大学の先生方は、京大
大学に対する誇りそして
ほどは皆様から温かいお
いただき、誠にありがと
あ る とはいえ 、 遠 方への
言葉をいただき、今一度
うございます。また、ご
誇らしく感じております。
ベンチの塗 り 替 え を 始 め
交 通 費・ 宿 泊 費 に は 少
長い冬が明け、春の陽
なっているのが現状です。
気とやわらかな日差しを
境やクラブ活動のインフラ
な く ない 学 生 の 負 担 が
報にて芝 蘭 会 員・校 友 会
ま す。 このたび、 芝 蘭 会
います。
が基金
KMS-FUND
創 設から最 初に取 り 組ん
劣りするものでした。
別に、医 学 部Ⅰ棟 改 修 整
す。 ま た 学 生 会 館 と は
新 規 設 置 も 予 定していま
検 討 している ところで す
として、 臨 床 実
FUND
習 支 援のための一時 金 を
生 じ てい ま す。
さて、今こうして、正
装に身を包んだ同回生と
ました。
う責任の重さを痛感致し
KMS- 感謝の気持ちがこみ上げ
ると共に、自分たちの担
生生活を謳歌しながらも
とでそれぞれが自由に学
は、京都大学の校風のも
した。同回生の仲間たち
身を以て教えて下さいま
医学部生としての使命を
のは、今まで以上に大き
学を背負っていくという
現代、そんな世の中で医
がクローズアップされる
の偉業よりも一つの汚点
かけるものでした。一つ
いものがあります。
ろうと考えると、感慨深
式のことも思い出すのだ
は春を迎えるたびに卒業
業を迎えましたが、今後
めにその持てる力を存分
皆様が、世のため人のた
もしれません。卒業生の
方が寂しく感じているか
を息子よりも母親の私の
が、息子なりに初志貫徹
ではありませんでした
6年間ご指導くださり
ました先生方、大学関係
す。
ことをお祈り申し上げま
館の完 成と共に漸 減 傾 向
への寄 附
KMS-FUND
金申し込み人数は学生会
が必 要 と考 えていま す 。
してくれたことは母親と
申し上げます。ありがと
にふるってご活躍される
芝 蘭 会にも 援 助 を お 願
かつ 時 間 利 用 可 能な自
本 基 金の も う一つの 活
動は教 育・研 究 活 動の支
医 学 部 学 生 会 館の建 設で
して嬉しく思っておりま
な 責 任 を 伴 う で し ょ う。 す。1回生の頃から興味
いす る 等のさ らなる 対 策
が、 この 部 分 について は
当時私が所属した医学部
習 室 と して 活 用 で き る、
員の皆様にごあいさつ申し
上 げるに当 たり、 改めて
のクラブ( 水 泳 部 )には
しかし、私たち卒業生は
FUND委員会委員 うございました。
者の皆様には心より感謝
にある印象です。しかし、
その責任から目を背ける
を持っていると言い続け
本 部からの借 入 金はまだ
和やかに入学祝賀会
年度京都大学
月 日(火)京都市
勧業館みやこめっせで挙
FUNDと校友会
木原正博教授によるKM
S
大学医学部校友会が主催
入学式の後、恒例の京都
お祝いの言葉があり、和
続いて、出席教授からの
の趣意説明、校友会 土
井赳会長のあいさつ等に
感謝で満ちあふれる時代
世紀が医学に対する希望、 行された
ができています。二十一
ために身を粉にする覚悟
そして「人々の幸せ」の
ことなく、
「医学の進歩」
残ってお り、 学 生 生 活の
支 援にはまだまだ課 題が
残っています。 これまでの
ご支 援・ご寄 附に感 謝 す
るとともに、引 き 続 き 芝
になるよう誠心誠意貢献
や か な 祝 賀 会 と な っ た。
ある京都、この街で学び
の街、そして学問の街で
れます。歴史の街、文化
式の日のことが思い出さ
場に足を踏み入れた入学
向き合うと、初めてこの
医学部の環境に感謝する
た。このような京都大学
で十分すぎるものでし
設備は、学問を深める上
書館を始めとする構内の
た。また、学生会館や図
が尊敬に値する同士でし
非常に優秀であり、全員
おかれましても温かく私
くれるでしょう。皆様に
が私たちの門出を祝って
もりに包まれた満開の桜
空ですが、四月にはぬく
す。本日はあいにくの寒
族に心より感謝致しま
たちを見守ってくれた家
て姿は見せずとも常に私
さった職員の皆様、そし
イトなどに取り組む中で
胞の作製を始めとする
っていきます。iPS細
まっただ中で医学に携わ
き ま し た。 勉 強、 研 究、
これから私たちは
二十一世紀という時代の
せて頂きます。
以上をもちまして、卒
業生代表の挨拶に代えさ
存じます。
様のご指導を賜りたいと
れからも様々な分野で皆
授
人、 新 入 生
人、 父 母
あった。
人(教
する「入学祝賀会」が芝
に努めることが出来る喜
と共に、その一員として
様々な能力を培い、より
様々な業績が時々刻々と
出席者数は
してまいります。
びに皆浮き足立っていま
の誇りを感じずにはいら
一層個性豊かで魅力的な
生まれ、二十一世紀の医
医学研究科長 上
本伸
二 教 授 の 祝 辞、 K M S
最 後 に な り ま し た が、 蘭会館山内ホールで開催
ご 指 導 い た だ い た 先 生 された。
した。それから長い月日
方、学生生活を支えて下
が経ち、皆がそれぞれの
集団になったと確信して
ば幸いです。そして、こ
たちを送り出して頂けれ
れません。
います。
留学、課外活動、アルバ
道で大きな成長を遂げて
あいさつをする門場さん
この基 金の趣 意 書 を 読み
が り ま し た が、 学 外 実
で き る 診 療 科の幅 が 広
門場 啓一郎
KMS- 専 用の部 室がなく、陸 上
KMS F
- UND委員長
病理診断学 教授
羽賀 博典
した。 約3億 円の建 設 費
習 期 間 も 延 長 し てい ま
卒業生代表(自治委員)
返 し、これ までの
の歩 み と 今 後の
FUND
課 題 を 私なりにまとめて
みました。
京 都 大 学 医 学 部には、
同 窓 会 と し ての 芝 蘭 会
が あ り ま す。 そ の 発 足
は、決して文 科 省や大 学
本 部 が 予 算 を 割 り 当て
た ものでは な く、 すべて
思います。
す。 京 都 大 学 医 学 部 関
連 病 院の 特 徴 は そ れ ぞ
-
は第1回の卒 業 式が行わ
れ た3 年 後 で あ る 明 治
年(1906年 )に遡
年より
援 で す。 平 成
蘭 会・校 友 会ほか、皆 様
芝 蘭 会・校 友 会・関 係の
のご協 力 を お 願い申 し 上
方々の寄 附 による もので
医学部若手硏究者優秀
年
す。学生会館は平成
万 円 ) を 出してい
げる次第です。
運営には引き続き皆様方
たり
(2010年 )にオープン 論 文 賞 ( KMYIA
)に
しましたが、施設の充実・ 表 彰 状、 賞 金 ( 1 名 当
若 手 硏 究 者の 支 援 を 行
床 実 習が今 年から大 き
会 館の 環 境 整 備 が あ り
平 成 年 以 降の 事 業
としては、引 き 続 き 学 生
れ が 各 府 県の 基 幹 病 院
7
27
ることがで き る 長い歴 史
を 誇 る 団 体 で す。一方、
医学部校友会と
KMS-
の設立は平成 年
FUND
(2007 年 ) と 比 較 的
最 近のことです。 医 学 部
すでにほとんどの学生にと
か らの援 助 が 必 要で す。 ま す 。 今 後 も 引 き 続 き
命である次 世 代の医 学 を
い、京 都 大 学 医 学 部の使
担 う 医 学 硏 究 者、 教 育
する、当たり 前の施 設 と
者の養 成の一端 を 支 え る
っては、 入 学 時 か ら 存 在
学 生 会 館が多 くの人から
なっていま す が、 医 学 部
ことを 期 待していま す 。
く 変 わ り ま し た。 選 択
憶 していま す( 私 がただ
ての機 能 は な かった と 記
十 分でない一方で、カーペ
ま す。 ま だ ま だ 備 品 は
で あ る 点で す。 各 病 院
人)で
1
1
1
2
4
1
1
1
9
校 友 会 は「 京 都 大 学 医
学 部の教 育の充 実と研 究
の発 展、あわせて会 員 及
び学 生の相 互 親 睦 を 図る
と、 かつての医 学 部 生 に
の寄 附 金で建 設されたこ
いおこして も ら え れば と
医 学 科 にお け る 学 生 臨
新 た な 課 題 は、 学 生
の 臨 床 実 習 支 援 で す。
書 館は授 業( とクラブ活
り ませんでした。 また図 ったことなどを、今一度 思
設を利 用 する機 会がなか
学 生・会 員・教 職 員の交
はそのような充 実した施
流親睦を行っています。
動の教育支援、大学院生
また、 K M S - F U N D 動 )が終わる頃には閉 館
は 「 学 生の学 習や研 修 活 してし まい、 学 習 室 とし
の研 究 活 動などの研 究 支
援」 を主目的に設立され 勉強していなかっただけか
たとあ り ま す。 校 友 会・ も知れません)。つい最近
用が必 要です。 時 計 塔・ か ら あ る 程 度 の 支 援 が
11
25
24
ットの交 換 を 始め清 掃 費
医学部生
135.2万円
0.4%
-
平成 27 年 9 月 26 日(土)
総 会 13:00 〜 13:40(芝蘭会館 稲盛ホール)
講演会 13:50 〜 15:10(各 40 分)
京都大学大学院医学研究科
形態形成機構学 萩原正敏 教授
糖尿病・内分泌・栄養内科学 稲垣暢也 教授
特別講演会 15:30 〜 16:30
理化学研究所 高橋政代 先生
懇親パーティー 17:00 〜 18:30
(芝蘭会館 山内ホール)
詳しい内容は次回お知らせします。
医学科父母
16,816.5万円
45.8%
寄附金
申込金額
3億6,752.2万円
20
4
京都大学医学部校友会
第 8 回総会・講演会
こと」 を 目 的として、医
学部・医学研究科の学生・
院 生の父 母などの関 係 者
支援・寄附 ご協力を
で組 織 するもので、 会 報
や 校 友 会 総 会・入 学 式・ トレーニングどころかミー
卒 業 式など行 事を通じて ティング す る 場 所 す ら あ
学生会館 さらに充実へ
まで、京都大学医学部生
寄附申し込み人数と金額
30
に与 え られていた 学 習 環
の設立によ
KMS-FUND
り、国立大学法人である
人間健康科学科
父母
680万円
1.8%
教職員
1,682.5万円
4.6%
人間健康科学科
父母
81名
4.4%
教職員
233名
12.6%
寄附申込金額
寄附申込人数
芝蘭会員・OB
161,001万円
43.5%
医学科父母
564名
30.6%
申込人数
合計1,846名
芝蘭会員・OB
907名
49.1%
27
一般
1,437万円
3.8%
医学部生
28名
1.5%
一般
33名
1.8%
19
医学進歩へ身を粉に
担が予定されています。
24
ところで 私 は ちょう ど だ重 要な支 援 事 業は、ク 備に関 連して、 学 生の談
年 前、 新 入 生でし た。 ラブ 活 動 の 部 室 と して、 話スペース整 備への一部 負
27
6年間を思い返します
と、決して平坦な道のり
年3月
繕や 入 室 管 理 システムの
と し た 共 有スペースの修
Mail-Address:
kyoto-kms-fund@office.
med.kyoto-u.ac.jp
大 学 と比べるとかなり 見
Tel.075-761-2467
Fax.075-752-1528
は、私立大学や新設医科
(KMS F
- UND)だより
平 成 年の 京 都 大 学 京 都 大 学にお け る 学 習・
医 学 部 教 育 研 究 支 援 基 研 修 環 境の整 備にも、学
金( KMS-FUND
)の委 生の父 母や関 係 者が積 極
員長を仰せつかりました、 的に関 与できる基 盤が整
備された ものと理 解 して
27
病理診断学の羽賀と申し
事務局
〒 606-8501
京都市左京区吉田近衛町
京都大学医学部学生会館内
(平成 27 年 3 月 30 日現在)
22
39
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
芝 蘭 会 報
185 号
( 3 )
匿名が原則なのですが、何
したがって副委員長以下は
委 員 長 の 役 目 で あ り ま す。
題の作成と取りまとめが副
長が委員長であり、試験問
れました。この委員会は総
スがあり、記者会見が開か
おきまして、古典で出題ミ
ます。その点では、医学の
を目指してきた学問であり
原理を論理的に解明する事
ら、生体が正常に機能する
イオン電流などの視点か
ますことからイオン平衡や
て発展してきた学問であり
た時代に物理学を基本とし
かける特別な手段が無かっ
および他大学の卒業生達が
いは医学部以外の京都大学
他大学の医学部卒業生ある
が来てくれました。さらに
は京都大学医学部の卒業生
きました。数年に一人程度
ベルで詳細に明らかにして
を細胞レベル、神経回路レ
は大脳皮質に至る神経機構
胞から、脳幹そして最近で
を受容器細胞である有毛細
一方で、私自身は聴覚機能
そうした科目を担当する
もあります。
度では合格できない科目で
しますと半数近い学生が1
大変残念な事には、試験を
実現する上で重要な、左右
動物の行う音源定位行動を
に 補 正 し て い る こ と な ど、
音の強弱による影響を見事
神経回路機構が加わる事で
きました。さらに抑制性の
を一つ一つ証明する事がで
よって精密に実現される事
を伴った幾重もの最適化に
特の構造をもち、機能分化
ナプスおよび神経細胞が独
が、周波数帯域に応じてシ
情報に対する同時検出機構
情報の抽出そして左右の音
る細胞機構である音の時間
れました。音源定位にいた
な実験研究を可能にしてく
果としてほ乳類よりも精密
類を用いた聴覚の研究は結
方に助けて頂くことで、神
りましたので、近くの先生
室を使わせて頂く事にもな
の間は医学研究科内で実験
た。幸いなことにしばらく
策を科学的に扱う国際学
な貢献としては、たばこ対
私の研究面および社会的
る事で、高次の脳機能とし
二つの側面から同時に進め
て記録する細胞内情報との
な神経情報と光信号を用い
経回路機構の解析を電気的
(世界公衆衛
WFPHA
際会議に招聘されました。
ます。
にしてみたいと思っており
ての音源定位機構を明らか
退任あいさつ
らかの事情で私が記者会見
基本として欠かせない教育
研究に参加してくれまし
の聴覚情報の同時検出処理
生理学研究を楽しむ
私は平成3年以来二十数
に 引 っ 張 り 出 さ れ ま し た。
カリキュラムの一つである
た。一人一人に特色があり
公衆衛生学教授 大学院医学研究科
中原 俊隆
健康政策・国際保健学分野教授
判断する習慣が染みついて
れかこれか択一的に物事を
しかし昨今の学生は、あ
た。
活を楽しむことができまし
ので、彼らとともに研究生
の解明を目指した新しい測
さらにより高次の脳機能
た。
機構を明らかにできまし
立し、 年に学術集会を京
ダなどの研究者とともに設
をドイツ・アメリカ・カナ
衆衛生関係者を集めて開か
5年ごとにアジア各国の公
て 積 極 的 に 参 加 し、 ま た
生連盟、本部・ジュネーブ)
さて、私が担当してまい
いるようで、論理の積み重
ニワトリを用いて聴覚の
光電極法も開発できまし
した。色々思い出深いこと
な責務も果たしてまいりま
体験でした。
かなかに異色でおもしろい
ました。この間、大学の様々
もあるのですが、その中で
りました生理学という学問
ねによって成り立つ生理学
研究をしてきましたが、鳥
神経生物学教授大森
治紀
年間にわたり、医学部・医
TVカメラもありニュース
総じて優秀な人たちでした
国内外の健康づくりに参加
学研究科にはお世話になり
にも登場して、これは、な
と考えます。
会
( International は全世界の公衆衛生活動の
ISPTID
Society for the Prevention of 中 心 と な っ て い る N G O
) ですが、その執行理事とし
Tobacco Induced Diseases
も私が全学の入試委員会の
分野は、極めて古い学問で
は 相 当 苦 手 な よ う で し た。
京都大学医学部における
副委員長をしておりました
あります。生命機能を追い
解 能 が 0・2㎜ に な る も の
に な る 予 定 で す。 空 間 分
ているのですが、少なくと
のコーディネーターをし
文科省のプログラムで、こ
ーディング大学院という
の教授となり、特に教育面
学・公衆衛生学を担う唯一
態となっていたため、衛生
教授の後任が選ばれない状
平成9年の時点では衛生学
衛生学教授として着任した
れてきましたが、私が公衆
公衆衛生学教室により行わ
動に関わってきました。
京都府などの健康づくり活
を 行 う と と も に、 京 都 市、
ついては、各種の調査研究
ヘルスプロモーションに
長として関わりました。
健プロジェクトに国内委員
ィリピン家族計画・母子保
員や研究費の評価委員など
び地方の各種の審議会の委
医師国家試験委員や国およ
会 長 を 務 め ま し た。 ま た、
会など多数の全国学会の学
学会では、日本公衆衛生学
を 4 回 務 め ま し た。 国 内
また、J ICAによるフ
で、 大 脳 皮 質 を 画 像 と し
もあと3 年は続くプログ
都において開催しました。
て み る こ と が 可 能 に な り、
ラムで、医科学、人間健康
衛生学・公衆衛生学の教育
これまでとは異次元の画
研究は、衛生学教室および
像診断ができるものです。
では講義・実習を含め年間
た研究を共同で行う環境
多くの神経科学に関連し
りました。日本の医学では
携の話しをすることにな
2015で、新しい医工連
に工学の知識を持ち込ん
日々進歩しています。医学
医学は、移植なども含め、
思い出しています。
かかっていたのを懐かしく
的な NGO活動に参加し、
パリ)の副会長として国際
School of Public Health
の認定基準に準拠して教授
攻は、発足時、アメリカの
を務めました。
300時間以上に及ぶデュ
支部総会にもお邪魔して
に 恵 ま れ、 楽 し く 過 ご す
ま た、 W H O が 戦 後 ま
このような経緯もあ
科学系専攻、薬学、工学の
健康教育国際連合、本部・
最後に、公衆衛生大学院
もなく設立した I U H P E
( ヘ ル ス プ ロ モ ー シ ョ ン・ としての社会健康医学系専
れる Meeting of Public
Health Associations
では組織委員長
in Asia
2000年頃の入学試験に
医工連携強化が今後の課題
学際融合教育研究推進
福山 秀直
センター特任教授
修士から教えており、今後
ーティーがあり、現在とは
歓待していただきました。
こ と が で き ま し た。 さ ら
随 分 不 安 で し た 。 し か し 、 り、 井 村 先 生 が 会 頭 を さ
れる日本医学会総会関西
比べものにならない重圧が
着 任 後、 す ぐ に 当 時 と
生物学的研究は強いので
で 研 究 す る、
根、 福 井 な ど の 支 部 に も、
が期待されるものです。
し て は 未 完 成 な3 T M R
すが、機器になると研究用
事 が 急 に 増 え て、 神 経 内
安 の お か げ で、 機 器 メ ー
の で す が、 こ れ も ま た 円
で、日本でパテントを持っ
も臨床用も輸入品ばかり
るものと期待しています。
を 導 入 し ま し た。 平 成
式の他に、ケースメソッド
持つ調査研究・学会発表形
日本で、第2回を台湾で開
教育国際学会)の第1回を
(アジア太平洋ヘ
APHPE
ルスプロモーション・健康
されている公衆衛生学の中
医師国家試験の必修科目と
康 政 策 分 野 は 必 須 で あ り、
の配置を決めましたが、健
に、3年前には、7TのM
科、脳外科、精神科の先生
学生実習では長い歴史を
RIの予算が措置された
脳機能総合研究センタ
Biomedical
そ の 後、 M R I 関 連 の 仕
I が概算要求で認められ、
はこれから
engineering
の重要なキーの一つにな
ー、脳機能イメージング領
域の福山秀直です。3月
た。 現 在 は、 基 幹 病 院 に
方とも交流が広がりまし
後はドイツと携帯電話で
カ ー と の や り と り で、 最
外 の も の と い う 状 況 で す。
ていても、売れる機器は海
究科の御支援を得ること
芝 蘭 会 の 先 生 方、 医 学 研
幾 度 か の 組 織 変 更 を 経 て、
康 医 学 系 専 攻 が 設 置 さ れ、
年には医学研究科に社会健
験委員を
数年にわたって
境衛生管理に関する国家試
建築衛生では、建築物環
催し、大成功を収めました。
際保健学分野が、ますます
学院として当健康政策・国
における完全な公衆衛生大
心をなすものです。わが国
日をもって退職します。
現在では健康政策・国際保
は、3T MRI は、常識
ができれば、さらに発展が
的に導入され稼働してい
期待されるものと思って
世紀最初の2001年1
交 渉 す る と い う は め に な こ れ を 改 善 す る た め に も、
り ま し た 。 本 年 4 月 以 降 、 医 学 の 中 で 工 学 を 教 え て、
月1日に着任以来、 年に
医工連携を強めることが
順 調 に い け ば、 秋 に は 撮
健学分野の教授となってい
像装置として使えるもの
ます。
る と こ ろ で す が、 当 時 は、
います。今後ともよろしく
不安定できちんと動くか
お願いします。
わたり、ご支援いただき感
今後の課題です。現在、リ
12
との関連で WHO主催の国
務め、また、気候変動問題
ます。
発展することを祈念してい
最近、芝蘭会員の方々へ芝蘭会員または京大医学部事務職員の名前をかたって、個人情報(住所、電話番号等)を
聞き出そうとする不審な問い合わせの電話があるということを会員の方からご連絡をいただいております。芝蘭会と
は全く関係がございませんので、くれぐれもご注意くださいますようお願いいたします。
なお、芝蘭会では会員の方から住所変更等のご連絡がない限り、事務局からはお問い合せはいたしておりません。
ご不審なことがありましたら、芝蘭会事務局までご連絡ください。
芝蘭会 事務局 TEL:075-751-2713 FAX:075-752-4015
【ご注意】
20
十
21 31
謝しております。高知、島
14
( 4 )
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
芝 蘭 会 報
185 号
う概念を持ったこのシステ
ムは、高齢者在宅医療のみ
ならず先進医療にも有用で
きると確信し、療養者と医
療・介護者の心をつなぐシ
ステムとして、更に研究お
老年医学の重要性再認識を
第
という誤解であります。老
ち老年医学を実践している
わけですが、それがすなわ
期の提 言 作 成にも 携わ
発 すべく 努 力してき ました
り、老年医学の重要性を啓
年医学はもっと深い学問で
現 在 所 属しており ます 国
す。この点についての理解
立 長 寿 医 療 研 究センターは
年 以 上の歴 史のある
社 会であ り、これからも 世
老 年 医 学 講 座がな く なった
界の高 齢 者 医 療 をリードし
高 齢 者 医 療のメッカであ り、
が、
テーションの研究融合を目
世 界 的に注 目 されている研
が京都大学にないのはきわ
指して、研究を進めさせて
提 言にも あるように、 人口
ていかなければなり ません。
めて残念であります。
多くの方々に大変お世話に
いただきました。その結果、
まさに日本は世界一の超高齢
なりました。誌上をお借り
研究の方向性も大きく変わ
のは 大 変 残 念で あ り ま す。
都大学名誉教授・京都工芸
して関係各位に深くお礼を
国立研究開発法人国立長寿センター副院長
荒井 秀典
老年学・社会科学研究センター長
繊維大学特任教授として取
申し上げたいと思います。
よび社会実装に向けて、京
り組んで参りたいと考えて
のホットなテーマについて
医 療 需 要が変われば、需 要
れば、 医 療 需 要 が 変 わ り、
より、将来京都大学が老年
学の発展に寄与することに
てますます老年医学、老年
今後は当センターにおい
医学部附属病院から人間健
多くの成果をあげることが
医 学 の 重 要 性 を 再 認 識 し、
このセンターを利用し
した。
野本 愼一
『忘己利他』の精神忘れずに
滋賀県立リハビリテーション
センター所長
生の卒業生も輩出されてい
ませんでした。更に平成
おります。
究医療機関であります。
康科学系専攻に異動して約
できました。これは、京都
必 要となるのです。 大 学 病
に合った 医 療 体 制の整 備 が
て、従来結びつきのなかっ
構 造が変われば、疾 病 構 造
6年弱ですが、その間、看
大学というすばらしい研究
た工学研究科都市社会工学
が変わり、疾 病 構 造が変わ
護師、検査技師、理学療法
老年医学講座が再興される
年には、保健学科は人間健
り、サルコペニア、フレイ
士、作業療法士の教育に携
ことを祈念しております。
康科学科に名称変更される
ルといった近年の老年医学
所長として赴任しました
まして京都大学大学院医学
院 だから、 高 度 先 進 医 療、
平成
が、滋賀県のみならず全国
研究科人間健康科学系専攻
環境によるものと感謝して
臓器別医療だけやっていれば
4月1日より滋賀県立リ
育成を行う、学際領域「安
に誇れる新たなリハビリテ
おります。
ハビリテーションセンター
ました。同時期に学科の制
寧の都市ユニット」が立ち
ーション医療を展開させる
わり、多くの優れた学部生、
専攻と医学研究科人間健康
度変更のみならず建物の耐
上がりましたが、その企画
大学院生、教員との出会い
科学系専攻が協働して人材
震改修も行われ、講義場所
から運営まで関与して参り
年1月1
と共に、大学院が設置され
は学外を含めて日々変更さ
を退任し、平成
日を持ち
れるというめまぐるしい変
日より国立研究開発法人国
月
て人間健康科学系専攻を定
ことに対し、最終講義でも
さて、 私は京 都 大 学で老
います。
マウスES細胞と生殖細胞
させて頂いた。その間には、
して研究組織の発展に貢献
せると共に、再生研所長と
る役割を引き受けて成功さ
重な社会的対応を要求され
活動だけでなく、複雑で慎
展に貢献するという、研究
幹細胞研究と再生医学の発
多 く の 研 究 機 関 に 分 配 し、
ト E S 細 胞 株 を 樹 立 し て、
す。
その企業の技術のこの部分
や マ ー ケ ッ ト に 適 合 し て、
ては、グローバルなニーズ
系やデバイス系企業にとっ
しく参入したいという材料
とえば幹細胞関連分野に新
動を始めようと考えた。た
へのコンサルテーション活
る。そこで私は、既存企業
した産業活動への貢献であ
のは、幹細胞の応用に関係
次に積極的に取り組みたい
間健康科学系専攻在職中は
でした。 1、2回とは言え、
たことは1、
2回 あった程 度
の実 験 が 研 究 費 不 足で滞っ
の教 授 在 任 中に、学 生たち
皆様のご支援もあり 約
年
労力をつぎ込んできました。
究 費 獲 得にかなりの時 間と
の年220 億 円の
"FIRST"
研 究 費 を5百 万 円に分けて
室は少なくないと思います。
指 導 が 行ってお られる 研 究
円程 度で研 究と学 生の研 究
ます。工学系では年500万
であるのか大いに疑問に思い
学 研 究に対して優れた選 択
す。しかし、これは日本の科
時々指 摘されることです
が、私 も 研 究 不 正の遠 因と
います。
とはもっと罪深いことだと思
でき ない環 境 を 提 供 したこ
人の学 生に満 足に研 究 指 導
です。 さらに110、
000
の中には必 ず 玉があるはず
後、細胞生物学と化学およ
業を設立した。さらにその
新規ベンチャー設立の支援
日本ではまだ不足している
生の時は皆さん貧乏でした。
の業者の方から、「先生の学
から顔なじみの理 化 学 機 器
必 要 に な る。 そ れ に 加 え、 って き た と きに、 学 生 時 代
究費の集中投下が進んでいる
最 近では、ますます 優れ
た研究グループへの巨額の研
ました。
5報の論文が提出され、5人
究 室から研 究 成 果として年
潤 すことになり ま す。 1研
支給すると4400研究室を
ることができない状態になる
ので、一度 手を付けるとやめ
の研 究 費は麻 薬のようなも
下があると思いま す。 巨 額
いと、みじめな気持になり
再生医学の基盤作りとい
び物理学を融合させた学際
も行いたいと考えている。
エルなど両生類の発生生物
研究室
110、
000人にもなり ま
億円の研究費が
をあげられ、論文数も合計
歳で京都大学に戻
う、応用目的を念頭におい
研究を発展させるための国
所 員の方々、また、 関 係 者
めた所 員はいませんでした。
して巨 額の研 究 費の集 中 投
学生に対して申し訳ない思
玉石 混 交の110、
000報
言われるかもしれませんが、
文1報の方に価 値があると
を多数書くよりも優れた論
を制 度 設 計さ
"FIRST"
れた 方は、 く だらない論 文
学研究科、芝蘭会会員の先
今後も京都大学大学院医
年 医 学、老 年 学をさらに発
いう貴重な経験を得たこと
に恵まれました。近未来型
よいという時代ではないと思
人間健康科学融合ユニット
ウ 懲 リ タ 」 で は な く、「 忘
年に、それまでの
期、
立長寿医療研究センター副
己 利 他( も う こ り た )」 の
平成
の研究を続けていたが、サ
ヒト多能性幹細胞の培養に
平成 年3月 日付をも
ち まして定 年 退 職いたしま
応用を念頭に置き始めた
た基礎研究を進める研究所
ま す。 5年 間の累 積で論 文
中辻 憲夫
会 より 公 表 さ れた 第
院長として着任いたしまし
が、病院医療から在宅中心
ただき、自分の研究分野で
て留学して、両生類よりは
ルES細胞株の樹立を製薬
必要な培地試薬を開発した
した。
年に杉浦広
た。学生時代を含めますと
あ る 高 齢 者 医 療 に 関 し て、
工事が終了して落ち着く
間もない平成
年以上の長きにわたっ
看護、検査技術、リハビリ
人間に近いマウスを使った
企業との共同研究で成功し
はこう活用できるのではな
巨額研究費集中投下に懸念
研究を始め、やがて帰国し
たころに、京大再生医科学
成果を広く活用してもらう
いか、というアドバイスが
研究成果活用し社会に貢献
て自分自身の研究室を持っ
為に、大学発ベンチャー企
京都高度技術研究所 産学公連携事業本部
岩田 博夫
京都市ライフイノベーション創出支援センター支所長
た時には、応用にもある程
研究所および医学研究科に
理由としては、帰国時にマ
において、私は自分の研究
に、5年間で合計1100億
は110、
000報、 学 生は
着任した。
ウスES細胞の研究を始め
今は違いま すよ。 先 生には
円 もの研 究 費が投 入されま
く あることですよ」 と言わ
す。
4640 報にも なる そ うで
30
45
れました。 現 役の時には研
10
ぶことになった。
私の科学者としてのキャ
たということがあるし、帰
数 百 万 円の研 究 費 しかない
した。 素 晴らしい研 究 成 果
す。」
の方々に深 く 感 謝いたし ま
気 持 ちの一言 「 私の所 長 在
と思いま す。 最 後に複 雑な
リアは、基礎生物学の研究
自分の健康を出来るだけ
時でも、お 隣の先 生は1億
ようです。 例 えば "FIRST" の学生が卒業していったとし
では1研究室1年あたり数~
ま す と、年に22、
000報
者として始まった。京大理
際的な研究所である、物質
長続きさせて、まだまだ新
円の研 究 費 ということはよ
任 中、厳しく 言わなくても
―細胞統合システム拠点の
歳に
しい活動の場を求め続けた
る。
研究 費の不正使用に手を染
者としての経験と興味に適
設立拠点長になった、とい
いというのが、私の
うことがある。
に存分に腕を振るえる場を
おける夢である。
私 が こ れ か ら の 人 生 で、
得たことになる。
京大では、日本国内でヒ
生が教育されて巣立って行き
国して最初に職を得たのが
合した領域である、医学応
うのが私の科学者人生にな
学という、全く基礎の研究
その後、学術研究のメッ
カである国立遺伝学研究所
から始めた。
ヨーロッパおよびアメリ
の 教 授 に 就 任 し た あ と も、
の論 文 と22、
000人の学
学部と理学研究科では、カ
民間企業研究所だったとい
用に役立つ基礎研究のため
31
礼申し上げます。
精神を忘れず全力を尽くし
て、京都大学にお世話にな
生方には大変お世話になる
の医療へという超高齢社会
て参りたいと思っておりま
ったことになります。それ
展させるべく 尽 力 して参 り
におけるパラダイムシフト
す。今後とも京都大学大学
かと存じます。引き続きご
一、昭子両氏からいただい
の中で、情報通信技術を活
院医学研究科、芝蘭会の諸
最も大きな老年医学に対
た地域医療に貢献したいと
用した「在宅医療・介護連
だけに京都を離れることに
という働き場所を与えてい
いう篤い申し出を、人間健
はひときわ感慨深い思いが
指導ご鞭撻のほどよろしく
心臓血管外科領域の臨床の
康科学系専攻内に「杉浦地
兄諸姉におかれましては更
あります。附属病院及び人
する誤解は、どの診療科に
現場から一転して、コメデ
携システム(電子連絡ノー
なるご指導、ご鞭撻を賜り
議臨床医学委員会老化分科
ィカルスタッフの養成とい
域医療研究センター」設立
ト)
」を、私どもが構築する
ますようお願い申し上げま
ました。 また、日本学術会
う職に就きましたが、当時
という形で実現できました
きっかけに繋がりました。
お願い申し上げます。
は京都大学医療技術短期大
のも、その仲介者としてま
とい
Patient-centricity
おいても高齢者の割合が増
学部が4年制の保健学科に
さに感慨深いものがありま
え、高齢者を診療している
変わったばかりで、第1期
27
度つながる研究テーマを選
30
21
物質―細胞統合システム拠点
特定拠点教授
21
15
格別のご厚情を賜り厚く御
お話ししましたように、「モ
年
年4月に京都大学
平成
22
40
ました。健康・医療を考え
31
たまちづくりを研究すると
12
化の中で教育と研究を行わ
26
ざるを得ませんでした。
日をもちまし
19
年退職しました野本愼一で
本年3月
31
す。在職中は公私にわたり
21
27
18
カにポストドク研究員とし
65
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
185 号
芝 蘭 会 報
( 5 )
支部だより
かけに来てくださる先 生
についてのアドバイスをい
さった過去の医療事故を
講 演 会 が 開 かれ ま した。 善されたかについてお話
ただいたり、先生の働いて
もいらっしゃり、学生生活
いらっしゃる病 院の資 料な
っしゃる参加者の皆様
た」と、とても強く感じ
ども見せていただいたりな
も「これまでの講演の中
従事者間のコミュニケー
るものがあるようにみえ
紹介しながら、環境整備
ションの重要性とその難
ました。
や手洗いの重要性、医療
しさ、徹底した確認作業
し下さいました。具体的
れている公的機関に勤め
が 座 長 を お 務 めの も と、 らもっとも信頼を寄せら
の重要性などをとても丁
そ の 後、 近 く の 料 亭 ど、 非 常に良い刺 激 とな
と ゞ 兵 に 場 所 を 移 して、 り ました。 こうして宴 も
たけなわとなり、最 後に
な内容としては、国民か
る身として、医師は医療
寧に説いてくださりまし
講演は、豊岡病院副院長
安全の質を向上させる努
た。特に、確認作業など
でいらっしゃる瀧 洋二先 生
科臨床病態検査学教授で
力をしなければならない
でも今回は非常に良かっ
いらっしゃる一山智先生に
こ と、 そ し て 信 頼 さ れ
きな過失が世間を大き
ているために一つの大
るのではなく、身体に習
は知識としておぼえさせ
畿 北 支 部での会 計 報 告が
した。 総 会では今 年の近
総会と懇親会が開かれま
まれながらもお開 きとな
写 真 撮 影 を 行って、 惜 し
京都大学大学院医学研究
感染対策と医療安全」に
よる、「みんなで取り組む
初めに一山先生は、感
く失望させることにつ
年
まず 豊 岡 病 院の病 院 長で
た感染事故や事件を振り
に講演では今までに起き
とゞ兵にて催されました。 ことをおっしゃり、実際
応するかである、という
じ、それにどのように対
てどのような問題が生
医療に取り組むにあたっ
イエンスではなく、皆で
マッチ誤認事故など、一
故、2008年のクロス
取り違えによる医療事
ク、2011年のカラム
性緑膿菌のアウトブレイ
年、2004年の多剤耐
た。その上で、2012
いてお話し下さいまし
山先生の医療安全への熱
知らぬ私たち学生でも一
だきました。まだ現場を
練習の動画も見せていた
ゃる指さし声だし確認の
先生自ら行っていらっし
講演の最後には毎週一山
た今 回の懇 親 会は立食 形
終 始にぎやかでした。 ま
話や、在 学 時 代の昔 話で き ました。 このような会
盛り 上がっていらっしゃり、 にお招 き くださったことへ
しゃる 先 生 方 が、 現 在の
北 支 部 総 会の報 告をおわ
の感 謝の意 を もって 近 畿
ついてのお話でした。
染対策と医療安全とはサ
慣としておぼえさせるほ なされ、その承 認が行 わ りました。
最後にはなりましたが、
う が 良 い と お っ し ゃ り、 れ ま し た。 懇 親 会 では、
様々な場 所で働いていらっ この会 を 通して貴 重な話
をた くさん聞 くことがで
日
ある、曲渕達雄先生より
【近畿北】 平成
月
(日 )
、芝蘭会近畿北支
ーロンのバースト発火と
式ではなく、座席に座って らせていただきます。
のものだったのですが、わ ( 文 責 : 1 回 生 吉 平 智
博)
ざわざ私たち 学 生に話し
呼ばれる神経活動が関わ
意にはとても感動し、実
思われていましたが、近
っていることが明らかに
山先生ご自身が副院長と
年アメリカで始められた
なりました。今後もこう
返りながらそれに対して
的な臨床研究を費用・人
ソングバードを対象とし
した研究を進めることに
あいさつがあ り、いくつか
材面で支援し、特に世界
た研究によって、模倣学
部学術講演会および総会
の遺伝子(ゲノム)研究
習の仕組みが解明されつ
際に現場で働いていら
の動向に注目して、分子
よってヒト言語と脳の働
して責任を持って対処な
されています。ユニット
プロファイリングに基づ
つあります。
どのように対策をし、改
は『京大病院がんセンタ とは、内科医・外科医な
ーの取り組み』と題され、 ど診療科横断的に複数の
武藤学先生による講演
専門医が集まり、各科の
く抗がん剤治療の導入に
の報 告 事 項 を 経て、特 別
座長は神戸市民医療セン
垣根を越えて連携しつつ
尽力したいとの旨を語ら
が、公 立 豊 岡 病 院および
ター中央市民病院放射線
診療方針を決定するため
れました。
人社団偕生会偕生病院院
と題され、座長は医療法
法規則を識別できるとい
は学習できない高度な文
ドはヒト以外の霊長類に
達していて、ソングバー
音声制御系神経回路が発
研究によって二者ともに
し合うことができまし
違いについて情報を交換
今と昔の大学の雰囲気の
に 話 し か け て く だ さ り、
自分にも先生方は気さく
が参加され、学生である
ら 注 目 を 集 め ま し た が、 親会には、多くの先生方
期記憶であるという点か
た。会では福引きや記念
きとの関わりを神経レベ
治療科部長の小久保雅樹
のものであり、患者さん
の現状と運営体制につい 断を提供することができ
ての説明がなされ、また、 ます。特に、京大病院は
長の横井峰人先生が務め
うことが明らかになりま
ソングバードはヒト同
先生がお務めになりまし
に偏った情報を与えるこ
小児がん拠点病院に指定
す。 こ れ は、 学 問 技 芸
ルで解明されることが期
た。講演の冒頭では京都
とを防ぎ、また迅速な判
されているなど小児がん
を他人のさまを見習って
様にコミュニケーション
大学医学研究科・医学部
今年春に行われる芝蘭会
者家族のケアを行ってい
ました。
ユニット治療には力を注 られました。
学習に対する日本人の
京都大学病院の積貞棟 いでおり、地域内医療機
にある京大病院がんセン 関 と の 積 極 的 な 連 携 や、 観 点 の ひ と つ に、「 ま ね
ターは、外来がん診療部、 宿泊施設提供を通じた患 ぶ」という言葉がありま
臨時総会のご紹介があり
ます。
す。そもそもがんセンタ
つの部で構成されていま
部、がん医療開発部の五
に取り組んでおり、毎月
がん相談の強化に積極的
は、がん患者就労支援や
また、診療以外の点で
カニズムは不明のままで
異なり生物学的にそのメ
海馬の司る記憶学習とは
神経活動を計測したと
うソングバードの脳の
めに、さえずり行動を行
しているかを解明するた
が、この学習方法は後天
ソングバードの脳がど
的、社会的なものであり、 のように文法規則を処理
戸支部総会の報告を終わ
に感謝の意をもって、神
を与えてくださったこと
このような貴重な機会
した。
62,257,000 円
払込み方法 : 郵便振替
楼にて行われた総会・懇
入院がん診療部、がん診
ーは、それぞれの病院の
せられています。小児が
200例以上の相談が寄
した。この模倣という行
計 561 人(法人を含む)
申 込 締 切 : 平成27年7月31日
渡邉大先生による講演 能 力 を 後 天 的 に 獲 得 し、 待されています。
は『 音 声 の 発 達 と 制 御 』 それは生涯維持される長
講演会に引き続き第一
療支援部、がん教育研修
ニーズ・体制に合わせて
ん患者家族同士の交流会
撮影が行われ、終始和や
その病院に合った形で展
提供なども本センターの
かな雰囲気で進められま
開することが望まれてお
した。
治療学講座教授の武藤学
日( 水・ 学院医学研究科腫瘍薬物
り、そのための取り組み
習得するという意味です
先生、同じく生体情報科
講演会では、京都大学大
祝 )、 兵 庫 県 医 師 会 館 に
学講座教授の渡邉大先生
年2
て、芝蘭会神戸支部学術
取り組みのひとつに数え
【神戸】 平 成
講演会が、その後場所を
として本センターではユ
為はヒト固有のものとさ こ ろ、 大 脳 前 運 動 領 域 らせていただきます。
れていて、最適なモデル
(
)
か
ら
基
底
核
(
)
HVC
X (文責:2回生 朴剛史)
へ つ な が る HVCX
ニュ
月
移して第一楼にて総会・ のお二方がお話をされま
られます。今後は、先進
生物が存在しないように
ニット制がん治療が導入
格 : 1枚当たり2,500円(郵送料別)
30 26
懇 親 会 が 行 わ れ ま し た。 した。
TEL :075-751-2713
FAX : 075-752-4015
E-mail:[email protected]
http://www.shirankai.or.jp/
価
平成 27 年 5 月 9 日(金)現在
・「三井住友銀行」利用のご寄付
310 人(法人を含む)
うち、50 万円以上のご寄付は 56 人(法人を含む)
56,290,000 円
・「ゆうちょ銀行」利用のご寄付
2015春合同同窓会
(臨時総会)
におきましては、会員400名が集い、世代を越えた交流を行い、盛会のうちに
幕を閉じることができました。
これもひとえに皆様方のご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
合同同窓会の会場にて放映されました下記VTR
「100年の軌跡と未来に向けて」
を欲しいとの要望が多数参っ
ております。参加者に、郵送料を含めた実費で配布すべく、株式会社MBS企画
(当日の企画担当)
と協議を重ね
たところ、販売することとなりました。
芝蘭会にて、
出席会員の皆様に希望の有無を確認し、㈱MBS企画に発注したいと思いますのでご希望の方
は、芝蘭会事務局
(TEL・FAX・E-mail)
までお申し込み戴きますようお願いいたします。
うち、50 万円以上のご寄付は 2 人
名 : 100年の軌跡と未来に向けて(DVD)
終始にぎやかだった近畿北支部総会
にぎやかに交流した神戸支部総会・懇親会の参加者
251 人
芝蘭会事務局
品
11
27
11
5,967,000 円
商
医療安全への熱意に感動
教授の講演、関心高く
「京都大学医学部記念講堂・
歴史資料館基金」募金の現状
「100 年の軌跡と未来に向けて」
(DVD)の
販売について
( 6 )
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
芝 蘭 会 報
185 号
救 急 医 療は社 会のセー
しており、三次 救 急 医 療
を必要とする患者に対応
次救急医療は、入院治療
ては十 分な数であると思
在していま す。 機 関 とし
の約2 倍の271か 所 存
げられます。 小児救急で
救急医療の需要増加が挙
他の問 題 としては小 児
員 食 堂にて総 会・懇 親 会
講演会に引き続き、職
科 医を希 望 することが多
は患者家族が担当に小児
が行われました。
重症の患者が対象となって
し き れないよ う なさ らに
す。 その対処法としては、 って 乾 杯の挨 拶 が な さ れ
師の 数 が 不 足 して お り、 負担が大変重くなっていま
するためには対 応 する医
他の科の医 師が担 当 する
れた後、小 池 薫 先 生によ
の現 況や会 計 報 告がなさ
以外 全て受け 入れるとさ
次 救 急は三次 救 急の患 者
数はこの
年で約1・5倍
搬 送の増 加があ り、その
の問 題のひ とつに 高 齢 者
また、現 在の救 急 医 療
修 を す すめることが言わ
科医と救急医間の相互研
家 族から得ること、小 児
ことに対 する理 解 を 患 者
いてのさ ま ざ ま な 貴 重 な
さり、当医療センターにつ
気さ くに話しかけてくだ
方は学 生である自 分にも
ました。 懇 親 会では先 生
とっていま す。 日 本では、 れています。
け 渡 す といったシステムを
三次 救 急 医 療の機 関の
いま す。 これは、 患 者の
ばれるツールがつくられて
救 急 医 療 情 報キットと呼
が、各病院がそれぞれの
な問題が存在しています
救急医療にはさまざま
に行うための対策として、 も力が入れられています。
した。
いるように見 受 け られ ま
さんは非 常に楽 しまれて
気で進み、参 加された皆
会は終 始 和やかな雰 囲
救命士と他の科の医師間
救 急 隊 員の迅 速 な 処 置・ また、救急専門医、救急
総 会の報 告 を 終わらせて
の意 を もって和 歌 山 支 部
体の高齢化、生殖補助医
の栄 養 摂 取 量の不 足、母
います。
厚 生 行 政の課 題・展 望に
好 輝 先 生による「 現 在の
二つ目の講 演 は、 矢 野
生の乾 杯で始められまし
さつの後、日 野 原 重 明 先
道 也 先 生の開 会のごあい
影 を 行い、懇 親 会が大 髙
講演後、別室で記念撮
週で生まれた新 生 児は
ます。 そして妊娠
話がありました。そして、 ました。 多 くの先 生 方が
して学んだことについてお
介や、近 況 報 告が行われ
ー症 候 群、大 人には注 意
供には自閉症、アスペルガ
でもいま す。 例 として子
え 方に則 り、行 政の観 点
いう オレゴン・ルールの考
の 三つ全 て を
Low cost
実現することはできないと
れ、解散となりました。
となり、会は惜しまれな
会は終始和やかな雰囲
気で進み、宴もたけなわ
境保健部特殊疾病対策
ことです。 これには妊 婦
重 児 が 増 加 しているとの
れました。
先 生の講 演は締めく くら
感 謝の意 を もって東 京 支
にお招きいただいたことに
あいさつで締めくくら
大 職 員が審 議 会の委 員な
部 総 会の報 告を終わらせ
ど として もっと 行 政に参
ていただきます。
大植啓
加 すること、 また 草の根
史)
レベルの交 流 をしていくこ
くくられました。
とを提 案して講 演を締め ( 文 責 :5回 生
芝蘭会会員名簿 刊行!
この度、
平成26年12月に芝蘭会会員名簿を刊行いたしました。
名簿作成にあたり、
会員の皆様から快く異動情報等をお寄せいただ
き感謝申し上げます。
会員名簿をご希望の方は、
芝蘭会事務局
(075-751-2713)
までお問
した。
組み込まれていることから
時間患者
多 彩な傷 病・患 者が存 在
いま す。 しかしこれ らの
特に救 急 専 門 医の補 填が
時 間365日 全ての救 急
ER( 救 急 救 命 室 )が
療可能な範囲で受け入れ
れていた り、 各 病 院の診
患 者 を 重 症 度に応じて3
ひとつに救命救急センター
地域・住民のニーズに応
す。 開設当初は人口百万
判 断に役 立 ち、さらなる
の円滑な情報交換も大切
したが、現 在 全 国にはそ
療の普 及により 新 生 児 死
した。 矢野先生は厚労省
ついて」 と題されたもので
疾患治療の新展開 ~ベ
ッドサイドとベンチサイ
週で生まれた新 生 児より
欠 陥・多 動 性 障 害(AD からの説 明が行われまし
HD)
、 学 習 障 害(LD) た。 最後に京大と厚労省
が挙 げ られま す。 このよ の関係についてのお話があ
最 後 にな り ま し た が、
このよ う な 素 晴 らしい会
ク セ ス、 High quality
、 り、興 味 深い話 も 伺 うこ
とができました。
異 常により 発 症 する炎 症
うに発 達 障 害 を 持った 方 り、京 大と厚 労 省の人 事
が 増 加 し ている 社 会 で、 交 流 を 増やすことや、京
室に勤める矢 野 好 輝 先 生
がらも二木 隆先生のご
原支部長からも支援する 性 疾 患のことです。 自 己
とのお言葉がありました。 炎 症 性 疾 患の仕 組み、種
類の説明後にはクリオピリ
で了 承されました。 日野
APS) を 例にとり、 軽
ン関 連 周 期 熱 症 候 群(C
【東京】
総 会の後、「 京 都 大 学
健 康 科 学フォーラム」 に
年度事業報
年度事業
京都大学医学部附属病院
計 画 が 協 議・承 認 さ れ、 の医 系 技 官で環 境 省・環
先生)
、平 成
告、会計報告(六反田亮
あと、平成
移り、平家俊男先生(京
年 度「 芝 蘭 会 東
回「京都大学健康科学
フォーラム」 が 開 催 さ れ
ました。
都大学大学院医学研究科 度から重 度な症 状 例の説 個々の特 性に応 じた 配 慮
発達小児科学教授)
、 及 明、概説が行われました。 が日 常 的 な 育 児や 教 育、
び厚 生 労 働 省( 厚 労 省 ) 近年、年間出生率が下 対人関係において大切にな
がっている 中、 低 出 生 体 っていくとおっしゃって平家
平成 年1月 と、東京支部支部長であ
日( 土 )
、 る日 野 原 重 明 先 生のご挨
東 京の学 士 会 館において、 拶があ り、ご逝 去された
のは子 供だけでなく 大 人
また発達障害を持っている
24 23
い合わせ下さい。
フティーネットのひとつに
を受け入れる体制を確立
われますが、
し、どこでも通用するユニ
必要とされています。
総 会では京 都 大 学 病 院
「医の原点」 とも呼ばれ、 では、二次 救 急では対 応
バーサルモデルはないこと
区 別 も 地 域・自 治 体によ
患 者 を 受 け 入れ、ERド
お 話 を 聞 かせていただ き
いので、小児科医にかかる
す。 例 えばアメリカでは、 ってさ ま ざ まで あ り、二
が特 色として挙げ られま
クターによって全ての科に
高 齢 者の搬 送 をスムーズ
にも 膨れ上がっていま す。 れていま す。 また、 電 話
段 階に分 けて対 応してお
持 病やかかりつけ 医 など
ました。
昧なものであるのでこれら
るべきとなっていたり と曖
り、それぞれ初期、二次、 があ り、ここでは急 性 心
相談事業を通じた対応に
要に応じて各 専 門 医に受
またがる診 断 を 行い、 必
研究科初期医療・救急医
三 次 救 急 医 療 と呼んでい
の機 関 の 一 元 化が求めら
年
学分野教授の小池薫先生
筋梗塞や重篤な外傷など
による「 救 急 医 学・救 急
入 院の必 要がない帰 宅 可
人 あたり 最 低1か所 とい
認 知 と普 及が求められて
ます。初期救急医療では、 の患 者 を 受 け 入 れていま
能な患 者を対 象としてお
う 目 標が掲 げ られていま
医 療に関 す る 近 況につい
階にて、芝 蘭 会 和 歌 山 支 て」 と題された学術講演
部 総 会 が 開 かれ ま した。 が行われました。 以下で
り、主に内 科・外 科 を 診
朴剛史)
はその講 演 内 容を紹 介さ
療 科 目 としていま す。 二
による講 演が行われまし
亡 率が低 下したことなど
から芝蘭会本部を代表し
た。
が、原 因 として考 え られ
ドの連携~」と題された
も 精 神 発 達 障 害のリスク
席される先 生 方の自 己 紹
会東京支部連絡会」に関
ものでした。内容は主に
た。 懇 親 会 中は初めて出
して、同 連 絡 会の大 髙 道
自己炎症性疾患と新生児
れていま すが、 仕 事 を 通
也 代 表 幹 事から、今 年4
が高 まる傾 向にあること 厚 生 行 政の今 後の課 題・ われわれ雑 誌 部 員にも 気
がわかってきたようです。 展 望 について、フ リ ーア さ くに声 をかけてくださ
の医 系 技 官 として活 躍さ
月に、山極壽一総長をお
医療・発達障害の二つに
~
招きして「第3回連絡会
次に、2012年1月に
発足した 「京都大学同窓
した。
て挨 拶・報 告が行われま
一つ目の講演は、平家
俊男先生による「発熱性
であると述べられていま (文責:2回生
いただきます。
初 めに、 多 目 的 ホールに
せていただきます。
このよ う な 貴 重 な 会に
の情 報 を 専 門の容 器に入 えるための努力を絶えず
れ 保 管 して お く こ とで、 続 け る こ と が 重 要 で す。 お 招 き 頂いたことに感 謝
日
(日 )
、日 本 赤 十 字 社 和
【和歌山】 平成
2月
24
て、京都大学大学院医学
歌 山 医 療センター本 館
10
24
議」及び「第1回交流会」 わかれていました。
が 開 催 されるので、 芝 蘭 初めに、自 己 炎 症 性 疾
会 東 京 支 部としてご協 力 患の概 念についてのご説明
をお願いしたいとの報 告・ がありました。 自己炎症
提 案がなされ、全 会 一 致 性疾患とは自然免疫制御
22
名簿作成にご協力いただき、ありがとうございました。
芝 蘭 会
会員名簿
和やかに進められた和歌山支部総会
東京支部総会に出席の皆さん
副病院長の平家俊男先生
(TEL 075-751-2713)
までお問い合わせください。
71 回・2014(平成 26)年度版
平成 17 年度より芝蘭会費の納
入方法として、「銀行口座等から
の自動引き落とし」 を採用させて
いただいております。 会費納入
のお手間が大幅に省かれ、また、
会費の二重払いの防止にもつなが
ります。
ぜひ、ご利用いただきたくお願
い申しあげます。
15 27
12
会 員の方々を 偲ぶ黙 祷の
27
京支部総会」 ならびに第
平成
10
● 会 員 名 簿 : A4 判、890 頁
● 会員頒布代 : 一部 5,400 円(消費税を含む)
(但し、会費納入者に限る。 その他は 10,800 円)
● 送
料 : 700 円
手続き等については、
芝蘭会事務局
平家先生と厚労省の矢野先生講演
26
71 回・2014(平成 26)年版
芝蘭会費納入は
自動振替で
救急医療の現状など学ぶ
総会後に健康科学フォーラム
13
総 会は二木 隆 先 生、大
髙 道 也 先 生の 司 会の も
26
27
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
芝 蘭 会 報
185 号
( 7 )
芝 蘭 会 報
185 号
2015 ( 平成 27 ) 年 6 月 20 日
( 8 )
人 事 異 動
発令年月日
氏 名
異動内容
発令年月日
氏 名
異動内容
H27.2.1
木内 泰
昇任
神経・細胞薬理学助教より
同准教授へ
H27.3.31
戸村 道夫
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
大阪大谷大学教授へ
H27.2.1
篠原 尚
採用
虎の門病院消化器外科医長より
消化管外科学准教授へ
H27.3.31
陣上 久人
辞任
医学教育推進センター特定教授より
医学研究科研究員へ
H27.2.28
岩江 荘介
辞任
医の倫理委員会事務局特定講師より
宮崎大学准教授へ
H27.3.31
恒藤 暁
辞任
集学的がん診療学講座特定教授より
がん薬物治療科特定教授へ
H27.2.28
菅井 学
辞任
臨床研究総合センター講師より
福井大学医学部生命情報医科学講座教授へ
H27.3.31
中原 俊隆
辞任
国際保健学健康政策・国際保健学教授より
H27.3.1
牧島 秀樹
採用
米国クリーブランドクリニックプロジェクトスタッフより
腫瘍生物学講師へ
H27.3.31
山崎 新
辞任
健康解析学医療疫学准教授より
国立環境研究所環境疫学研究室長へ
H27.3.31
長田 重一
定年退職
医化学教授より
大阪大学特任教授へ
H27.3.31
寒水 孝司
辞任
健康解析学医療統計学准教授より
東京理科大学准教授へ
H27.3.31
河野 憲二
定年退職
認知行動脳科学教授より
京大学際融合教育研究推進センター(LIMS)研究員へ
H27.3.31
野本 愼一
定年退職
人間健康科学系専攻教授より
滋賀県立リハビリテーションセンター所長へ
H27.3.31
大森 治紀
定年退職
神経生物学教授より
京大学際融合教育研究推進センター(LIMS)研究員へ
H27.3.31
荒井 秀典
辞任
人間健康科学系専攻教授より
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター副院長、 老年学・
社会科学研究センター長へ
H27.3.31
福山 秀直
定年退職
脳機能総合研究センター教授より
京大学際融合教育研究推進センター(LIMS)研究員へ
H27.3.31
中辻 憲夫
定年退職
再生医科学研究所、物質―細胞統合システム拠点教授より
物質―細胞統合システム拠点特定拠点教授へ
H27.3.31
小川 正
辞任
認知行動脳科学准教授より
京大学際融合教育研究推進センター特定専門業務職員へ
H27.3.31
山根 寛
定年退職 人間健康科学系専攻教授より
H27.3.31
中村 和弘
辞任
学術融合教育研究推進センター准教授より
名古屋大学教授へ
H27.3.31
岩田 博夫
再生医科学研究所教授より
定年退職 京都高度技術研究所 産学公連携事業本部京都市ライフイノベー
ション創出支援センター支所長へ
H27.3.31
千葉 勉
定年退職
消化器内科学教授より
京大総合生存学館特定教授へ
H27.4.1
ALTMANN Chiristian
Friedrich
採用
医学教育推進センター特定准教授より
同准教授へ
H27.3.31
坂田 隆造
定年退職
心臓血管外科学教授より
神戸市立医療センター病院長代理へ
H27.4.1
栗本 一基
昇任
機能微細形態学助教より
同准教授へ
H27.3.31
新田 隆士
辞任
肝胆膵・移植外科学講師より
三菱京都病院医師へ
H27.4.1
松本 繁巳
採用
臨床腫瘍薬理学講座特定准教授より
腫瘍薬物治療学准教授へ
H27.3.31
門脇 則光
辞任
血液・腫瘍内科学准教授より
香川大学教授へ
H27.4.1
宮田 淳
昇任
精神科神経科助教より
同講師へ
H27.3.31
塩井 哲雄
辞任
循環器内科学講師より
京都女子大学教授へ
H27.4.1
田浦康二朗
昇任
肝胆膵・移植外科学助教より
同講師へ
H27.3.31
森 章
辞任
肝胆膵・移植外科学講師より
北野病院外科副部長へ
H27.4.1
河野 雅之
採用
健康解析学薬剤疫学助教より
同特定講師へ
H27.3.31
藤林 俊介
辞任
整形外科学講師より
運動器機能再建学講座(寄附講座 ) 特定教授へ
H27.4.1
國澤 進
採用
立命館大学助教より
健康管理学医療経済学特定講師へ
H27.3.31
阿部 誠司
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定教授より
同研究員へ
H27.4.1
藤林 俊介
採用
整形外科学講師より
運動器機能再建学講座特定教授へ H27.3.31
真下 知士
辞任
附属動物実験施設特定准教授より
大阪大学へ
H27.4.1
後藤 公志
採用
整形外科学助教より
運動器機能再建学講座特定講師へ
H27.3.31
林 晶子
辞任
集学的がん診療学講座特定准教授より
大津赤十字病院副部長へ H27.4.1
小林 果
昇任
健康要因学環境衛生学特定助教より
同特定講師へ
H27.3.31
大守 伊織
辞任
医の倫理委員会事務局特定准教授より
岡山大学へ
H27.4.1
金井 雅史
昇任
臨床腫瘍薬理学・緩和医療学講座特定講師より
同特定准教授へ
H27.3.31
清水 淳
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
㈱カイオム・バイオサイエンス社員へ
H27.4.1
田中 司朗
昇任
健康解析学薬剤疫学講師より
同准教授へ
会 員 訃 報
(敬称略)
謹んでご冥福をお祈りいたします。
平成 26 年 10 月 31 日 ご逝去
高宮タカヨ
昭和 26 年専卒
平成 27 年 2 月 8 日
ご逝去
北山 太一
昭和 32 年卒
平成 27 年 4 月 1 日
ご逝去
長谷川豊男
昭和 16 年 12 月卒
平成 27 年 3 月 29 日
ご逝去
本田寅二郎
昭和 26 年専卒
平成 27 年 3 月 13 日
ご逝去
西岡 一
昭和 33 年薬卒
平成 26 年 12 月 2 日
ご逝去
山本 正敏
昭和 18 年専卒
平成 27 年 2 月 21 日
ご逝去
末包 慶太
昭和 27 年卒
平成 27 年 3 月 7 日
ご逝去
廣瀬 邦彦
昭和 43 年卒
平成 27 年 5 月 5 日
ご逝去
芳我哲次郎
昭和 22 年卒
平成 27 年 2 月 12 日
ご逝去
新井 有治
昭和 28 年卒
平成 27 年 2 月 11 日
ご逝去
金澤 治
昭和 52 年卒
平成 27 年 3 月 16 日
ご逝去
村上 創
昭和 22 年卒
平成 26 年 12 月 30 日 ご逝去
鐘ケ江和夫
昭和 28 年卒
平成 27 年 2 月 8 日
ご逝去
河野 義博
教室会員 解剖2
平成 26 年 12 月 15 日 ご逝去
安井 晃一
昭和 22 年卒
平成 27 年 2 月 7 日
ご逝去
花房 節哉
昭和 28 年卒
平成 27 年 3 月 14 日
ご逝去
林 要
教室会員 病理学
平成 25 年 3 月 16 日
ご逝去
熊沢 安正
昭和 22 年薬卒
平成 24 年 4 月 14 日
ご逝去
坂本 彬
昭和 29 年卒
平成 27 年 5 月 12 日
ご逝去
藤浪 隆夫
教室会員 病理学
平成 27 年 1 月 20 日
ご逝去
山田 正
昭和 23 年卒
平成 27 年 3 月 16 日
ご逝去
鈴木 司郎
昭和 29 年卒
平成 27 年 6 月 8 日
ご逝去
松井 信子
教室会員 内科1
平成 26 年 11 月 26 日 ご逝去
塚谷 博昭
昭和 23 年薬卒
平成 26 年 10 月 18 日 ご逝去
中村 徹
昭和 29 年卒
平成 27 年 6 月 9 日
ご逝去
坂井 信義
教室会員 内科2
平成 27 年 1 月 30 日
太田 美実
昭和 24 年専卒
平成 27 年 1 月 16 日
ご逝去
山本陽一郎
昭和 29 年卒
平成 27 年 3 月 2 日
ご逝去
播岡 敏弘
教室会員 内科2
平成 27 年 1 月 29 日
ご逝去
藤本 修
昭和 24 年専卒
平成 27 年 1 月 30 日
ご逝去
内山 輝美
昭和 30 年卒
平成 27 年 4 月 5 日
ご逝去
谷口 盾一
教室会員 皮膚科
平成 27 年 4 月 8 日
ご逝去
伊藤 亨
昭和 26 年卒
平成 27 年 3 月 29 日
ご逝去
川端 利彦
昭和 30 年卒
平成 27 年 3 月 24 日
ご逝去
日沼 頼夫
教室会員 ウイルス研
平成 27 年 2 月 4 日
ご逝去
芝蘭会報編集委員会
委員長 高折晃史
委 員 斎藤信雄、岩田
征良 、豊國伸哉、山田圭
誠、阿部 恵
芝蘭会雑誌部
介、園部
顧 問 高折晃史
部 員
鶴田 将史、真辺 諄
森山太陽、赤埴未宝、
大植啓史、小杉大輔、
高屋龍生、西川裕太、
中田 愛(以上4回生)
梅本大地、井上大志、菅
原聡真、朴 剛史、蔡
嗣錡(以上3回生)
吉平智博(2回生)
芝蘭会事務局
事務局長
山田 均
秋山和美
浜崎康博
総務課長
管理課長
(以上6回生)
昭和 14 年卒
坂本 慧、宮崎規晶
(以上5回生)
石井 章次
原
稿
募
集
芝蘭会報は、会員の皆様の情報交換・意見発表の場
であります。支部活動、クラス会、会員の著書の紹介(自
薦・他薦)及び医学・医療等に関するご意見等を寄稿
ください。なお、原稿の採用及び掲載時期については、
編集委員会で決めさせていただきます。
芝蘭会報 編集委員会
ご逝去
● 事務局から●
平成 17 年 4 月からの「個人情報保護法」の全面施
行により、個人情報の取り扱いに厳しい制約が課せ
られました。つきましては会員の連絡先等のお問い合
わせは、必要理由等を明記の上、郵便または FAX
により事務局までご送付ください。電話でのお問い合
わせにはお答え致しかねますのでご了承ください。
(FAX 075-752-4015)