【ELVeS レーザー1470】

【ELVeS レーザー1470】
下肢静脈瘤血管内レーザー灼熱術は、静脈弁不全を伴った伏在静脈内にレーザー光を照射し、
収縮・閉塞させて静脈逆流を止めることを目的とする方法です。
当院では、平成 26 年 3 月より、新たに保険収載された 1470nm の波長の ELVes レーザー1470 を
用いて血管内レーザー治療を行っています。(従来の 980nm に比べ、術後皮下出血、疼痛などの
合併症がより少ない治療が行えるようになりました。)
レーザー光は血液中のヘモグロビンや血管壁の水分に吸収されると、組織温度が上昇します。波
長 1470nm レーザーは水に対する吸収係数が高く、従来のものと比べ、約 40 倍となります。