第55期ティータイム10号

ノースウエスト航空日本支社労働組合
ティータイム
第55期 第10号
2015年 6 月 22 日発行
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★デルタ航空、
ボーイングと ERJ-190、737-900ER の購入で仮契約
デルタ航空は 2015 年 6 月 10 日、エンブラエルの E-190 を 20 機、737-900ER を 40 機、
新たに発注する仮契約をボーイングと締結したと発表しました。この仮契約はデルタ航空
の 12,000 名以上が加盟するパイロット組合の批准を条件としています。また、デルタ航空
はこの合意に向け、パイロット組合と基本給のベースアップについて合意したとも明らかに
しています。
デルタ航空はこの協定により、同社パイロットのキャリアアップの機会を確保し、保有する
機材の柔軟性を確保し、生産性の向上を同時に担保するとしています。パイロット組合は
今後、正式合意に向けて投票を行う予定で、承認されると契約は 2018 年 12 月 31 日までと
なります。
購入する機材は、ボーイングが他の航空会社で使用されている中古機の E-190 の 20 機分
を 2016 年第 4 四半期から導入を進めます。この機材は 98 席仕様で、主要幹線に
投入されます。これにより、50 席仕様のリージョナルジェットの機材更新を進めます。
さらに 737-900ER 新造機を 40 機導入します。これにより、既存の発注分とあわせ 140 機の
導入となります。これらの機材は 2019 年にかけて単通路機を順次、更新していきます。
(FLY TEAM 6.11)
★成田の夏休み企画「ワンデイ・サマースクール」
初のデルタ格納庫見学、CIQ 体験・滑走路見学など実施
成田国際空港会社(NAA)は 8 月 24・26・28 日に、国際空港を楽しく学べる特別企画
「成田エアポートワンデイ・サマースクール 2015」を開催する。これは小学 4・5・6 年生を
対象とした毎年恒例の夏休みのイベントで、滑走路脇で航空機発着の見学や、入国管理
手続きなどを体験することができる。今年は初めて、デルタ航空の格納庫を訪問して
整備中の航空機を見学することができる。募集人数は各日 30 名ずつ、合計 90 名で、
保護者同伴が可能。
参加希望者は 6 月 30 日までに成田空港ホームページ上で応募手続きを行う。 今年の
学習内容は、前述のとおり新たにデルタ航空の格納庫見学が加わった。そのほかには、
CIQ 施設で入国手続きの体験、植物検疫の体験、麻薬探知犬のデモンストレーションを
見学することができる。エアポートレストハウスでは、TFK が調理した機内食風ランチを
提供する。A 滑走路脇では 航空機の発着風景を見学する。また、空港消防所、
ランプコントロールタワーも見学することができる。 (W.D 6.12)
★デルタに連携要請 スカイマーク最大債権者
ANA へ対抗
民事再生手続中のスカイマークの最大債権者で独自の再生計画案を策定中の米リース
会社イントレピット・アビエーションが米デルタ航空など複数の航空会社に連携を要請した。
日本での事業拡大に意欲を持つ航空会社をスポンサーに迎え、ANA ホールディングスの
支援による再生案に対抗する。スカイマーク再建を巡る主導権争いが激しくなりそうだ。
スカイマークは拡大路線が裏目に出て業績が悪化し、1 月 28 日に民事再生法の適用を
申請した。5 月 29 日に投資ファンドのインテグラル(東京・千代田)や ANA などの出資を
柱とする再生案を東京地裁に提出した。7~8 月に予定されている債権者集会で成立を
目指している。
同案に反対しているイントレピッドは 5 月 29 日に対抗案を東京地裁に提出したが、
スポンサー企業がまだ決まっていない。債権者集会までに選ぶ方針で、デルタなど日本に
拠点を持つ複数の航空会社と交渉を始めた。イントレピッドは当初、ANA による
スカイマーク支援に賛成していた。ANA がスカイマーク向けのリース機材を引き取る意向を
示し、4 月 8 日付で合意文書も交わした。
ところが ANA のスポンサー入りが発表された後に機材引き取り交渉を打ち切られ
ANA への不信感を強めた。 ANA は合意文章について「法的拘束力はない」と主張する。
イントレピッドは ANA の行為がスカイマークの再生をリスクにさらすものだとして対立してい
る。 イントレピッドは日本経済新聞の取材に対し、スカイマークのスポンサー候補として
複数の航空会社との交渉を認めた。イントレピッド幹部は「新しいパートナーの選出で
我々の提案はさらに強固になる。」と話した。(日本経済新聞 6.5)
★ユナイテッド ANA との共同事業をさらに深化
JV 路線拡大、両社で中小法人渡航需要拡大へ
ユナイテッド航空(UAL)の太平洋地区営業担当支社長に就任したアリソン・エスプレイ氏
は、旅行業界専門紙との共同インタビューで、日本市場は最も重要な市場として、
ANA との共同事業(JV)をさらに深化していく方針を示した。
6 月からは ANA の成田-ヒューストン線、9 月から成田-クアラルンプール線が JV 路線に
加わり、UAL と ANA の共同事業はさらに拡大する。また、UAL は新規ビジネスとして、
中小企業を対象に出張などの法人ビジネスを拡大していくことを明らかにした。
(W.D 5.25 抜粋)
★<成田空港>発着500万回 開港から37年で
成田空港で航空機の発着回数が2日午前、累計500万回に達した。節目となったのは
ヘルシンキ行き日本航空413便。1978年5月20日の開港から37年での達成となった。
(毎日新聞 6.2 抜粋)