者会復帰も確認された。 全国に誇れる業界づくりスタート 日、大 阪 広 域 生 コ 値 戻 しへと 始 動 業界再建目指す 生コン産業政策協議会 (生コン産労・全港湾大阪支部・近圧労組・関生支部) 大阪市西区川口2−4−28 ℡.06(6583)5546 2月 7日号 しという一致点で大同団結 す る こ と が 確 認 さ れ た。値 引き競争による原価割れで 倒産が続出している大阪地 区 の 生 コ ン 業 界 を 再 建 し、 品 質 よ り コ ス ト 優 先 の﹁安 か ろ う 悪 か ろ う﹂を 改 め、 全国に誇れる生コン業界づ せることとなった。 の 生 コ ン 業 界 再 建 に 向 け、 業 界 が 対 立 を 留 保 し、値 戻 くりを本格的にスタートさ 体 と 集 団 交 渉 つ ぶ し、約 束 よって生コン経営者会の解 年の直系工場の集団脱退に の 再 構 築 に 向 け、2 0 1 1 の強化と集団的な労使関係 る大阪兵庫生コン経営者会 さ ら に、労 務 の 窓 口 で あ 集団的労使関係 再構築を確認 ! を廃止する。 となっていた限定販売制度 し、こ れ ま で 値 引 き の 温 床 は、広 域 生 コ ン 協 組 に 加 入 ディーミクスト協組の各社 阪神地区生コン協組とレ 動き始めた。 月1日からの値戻しに向け 労 働 組 合 と 協 調 し て 本 年 4 い よ い よ、近 畿 の 生 コ ン 協 組 は、低 迷 す る 大 阪 地 区 組、大 阪 レ デ ィ ー ミ ク ス ト ン 協 組、阪 神 地 区 生 コ ン 協 20 不履行を画策した姿勢を改 することは業界崩壊につな がると気づいたのが大阪地 区の現状である。 大阪地区の生コン協同組 合がセメントメーカーから 自立し、ゼネコンや大手商 社との対等取引を実現する には、中小企業が横断的に 結集し、労働組合と共同歩 調を堅持していく以外に道 はない。 関西の生コン発足以来の 歴史的教訓を生コン業者は 改めて認識する必要がある。 この間、業界の秩序づく りのパートナーである労働 組合を排除し、中小企業の 団結体であるべき協同組合 をセメントメーカーに乗っ 取られ、値下げ競争を続け てきた企業に対して、「必ず 生コン業界は崩壊する」と 生コン産業政策協議会は厳 しく追及してきた。 その指摘通りに近畿圏で は多くの中小企業が倒産し、 後がない状態になっていた。 ようやく労働組合を排除 201 5 年 政策協議会共同ニュース 1月 今年4/1から合流! め、脱 退 し た 直 系 社 の 経 営 労働組合排除で再建など不可能! 発行2015年 2月 7日 生コン産業政策協議会 共同ニュース (1) 大阪地域が大同団結で値戻しへ! 大阪地域が大同団結で値戻し 発行2015年 2月 7日 生コン産業政策協議会 共同ニュース (2) メーカー主導の政策は間違いだと判明 は中小企業と労働組合が 闘う相手を間違うな しっかりと団結し、﹁闘う﹂ 労組との協力で再建 以外に活路が見いだせない と判断。それを意志表明し 大阪広域生コン協組は 1 たことで労使による再建へ 9 9 4 年 に 結 成 さ れ た。当 の取り組みがスタートし 時、大阪府下の5協組︵北 た。結 果、適 正 価 格 収 受・ 大 阪 阪 神 生 コ ン 協 組、大 阪 品 質 保 証・安 定 供 給・現 金 生 コ ン 協 組、東 大 阪 生 コ ン 回収・シェア運営を実現し、 協組、阪南生コン協組、南 大阪地区における業界の秩 大 阪 生 コ ン 協 組︶を 一 本 化 序づくりが前進した。 してスタートした。 労組弱体化を目論み 初 代 松 本 理 事 長 は﹁こ れ まで生コン業界再建の値戻 専業化や本勤減らし しのためにゼネコン・商社・ セ メ ン ト メ ー カ ー な ど に しかし、業者は、業界が ﹃お願い﹄してきた。しかし、 安定すると、過去の歴史を いくら頭を下げても値戻し 顧みなくなる。生コン業界 に 理 解 を 示 さ ず、そ れ ど こ を再建したパートナーであ ろ か、逆 に さ ら な る 値 下 げ る労働組合の排除に奔走す を求められるだけであっ るのだ。同時に、﹁共同の蜜﹂ た﹂と指摘。 を独占するために、新増設 松 本 理 事 長 は、値 戻 し に やアウトが登場することと なる。今の大阪地区がその 最たるものだ。 さらに、労働組合を排除 する一方で、 ﹁アウト対策﹂ と称して値下げの仕組みで ある﹁対応金﹂を各工場か の団結力は高まり、次々と ら徴収し、年間休日を形骸 労働者が結集。自主生産で 化する土曜稼働、安全衛生 会社が潰れても労働組合は を無視した袋洗浄を労働者 残り、業界への影響力は衰 に押し付けるなど、労働組 えるどころか拡大。 合 と の 約 束 を 反 故 に し た。 また、セメントメーカーは、 労働組合への攻撃は 労働組合の影響力を削ぐた 団結力強化の源だ! めに、この間、輸送を分離 する一方で運転手の日々雇 用化を強行。同時に、労働 労働組合の政策立案能 組合のセメントメーカーに 力・戦闘力・解決力は攻撃 対する直接的な影響力を弱 によってますます強化され めるために専業化を進めて る。セメントメーカー・ゼ きた。しかし、専業社を潰 ネコンはそれを認めざるを すことで労働組合の影響力 得ない状況にまで追い込ま を弱めようとしても、逆に れたのだ。 その攻撃によって労働組合 労組敵視政策は中小企業も苦しめる! 大阪地域の生コン業界崩壊の原因
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