平成28年度 さいたま市立病院 (病床数 567)

平成28年度 さいたま市立病院 (病床数 567)
受入人数 【1年次】1名
研修手当
常勤・
非常勤
基本手当
1年次
非常勤
330,000
2年次
賞与
1年次
無
2年次
休暇
時間
外
休日
無
無
勤務時間
有給
1年次
8:30∼17:15
12日
○ 研修科目について
科目
内科
外科
救急
2年次
夏季
年末
年始
4日
有
当直
/月
宿舎
社会保険・労働保険等
4回/月
(10,000円/
回)
無
政府管掌・厚生年金・
労災・雇用保険
○ 研修のアピール
研修内容(手技・症例数・指導医数等)
各専門科(循環器、呼吸器、消化器、神経、血液・腎臓・内分泌・膠原病)に分かれてローテートします。ま
ず、各科において、内科医としての基本的な技術(医療面接、身体所見、カルテの記載の仕方、一般的な検
査の適応とオーダー)について多くの指導医の下で繰り返し学ぶことができます。また、それぞれの専門的な
検査、治療についても積極的に学ぶことができます。循環器では、心臓カテーテル検査や心臓超音波など、
呼吸器では気管支鏡検査や胸腔ドレーンの挿入、消化器では超音波や内視鏡検査、血液では骨髄検査、腎
臓では血液透析、内分泌では内科、外科問わず入院病棟での血糖管理について、膠原病では各種免疫抑制
剤や生物学的製剤について、それぞれの指導医の下で入念な指導が受けられます。神経内科では脳血管障
害の初期対応から退院までの経過を中心に、パーキンソン病などの変性疾患や髄膜炎、重症筋無力症、ギラ
ンバレー症候群など多彩な疾患を勉強できます。軽症から心肺停止などの超重症まで、十分すぎるほどの症
例を経験できます。
外科ローテーションでは消化器外科・呼吸器外科・血管外科病棟での業務を通じて、手術患者の術前・術後
管理と、創部・ドレーン管理の基本を1か月研修します。胃癌・大腸癌から、虫垂炎・鼠径ヘルニア・静脈瘤な
ど多くの症例の手術に触れることができます。予定手術では術前カンファレンスへ参加し、術式選択などの
ディスカッションに加わり、手術治療の基本を研修します。脳神経外科は神経内科ローテーションの時に触れ
ることができます。脳出血やくも膜下出血の緊急手術や術後管理も経験できます。
救急専門医が診断・トリアージと初期治療に特化して、専門治療を臨床各科が引き継ぐ「ER型」と呼ばれる
システムをとっています。当院は二次救急医療機関に位置付けられていますが、多発外傷、広範囲熱傷を除
くほとんどの傷病に対応しており、いわゆる一次∼三次の区分には当てはまらない機能を持っています。救急
搬送された患者さんには限られた時間で問診、診察、検査、初期治療を行う必要があり、研修医、レジデン
ト、スタッフ共同で診療にあたります。プライマリケアから高度専門医療まで幅広い救急医療に触れられるの
が大きな特徴です。
さいたま市立病院は病床数567床の総合病院で、さいたま市の基幹病院の一つです。当院では2004年の初期臨
床研修制度の開始時より研修医を受け入れ、研修医教育に取り組んできました。当院の特徴は救急医療を重視している
こと、急性期病院であること、がん診療連携拠点病院であること、そして周産期医療を担っていることです。救急車受
入れ台数は年間6000台以上で、さいたま市内で一二を争う数を受け入れており、その多くは一次および二次救急の
患者さんですが、循環器疾患や脳外科疾患は三次対応をしています。数多くのCommon diseaseと重症患者の対応をとお
してプライマリケアを習得しつつ高度専門治療にも触れることができます。また、初期臨床研修で最も重要な内科は循
環器、呼吸器、消化器、神経内科など各部門が充実しており、若手医師の教育に熱心な指導医が多数います。こうした
環境のなかで十分な臨床経験積み、医師としての基礎的診療能力や基本的姿勢、態度を身につけることができます。
○ 研修医からのメッセージ
さいたま市立病院は、腰を据えて研修をするには、最適の環境かと思います。指導医の先生方は、熱意を持って沢山の
ことを教えてくださるのは勿論、必ず、僕達に一旦「考える時間」を与えてくれます。それは数秒であったり、1日で
あったりしますが、先生方が診療時間を割いて与えてくださった時間で、本を紐解いたり、論文を読んだりして、自分
なりに答えを出そうと考えたことが、今の自分に何よりの経験として残っています。初めは不安9割・期待1割でのス
タートでしたが、今では、自分が病院の診療の一部を担えている、ということを感じる場面も少なからずあり、それが
一番のモチベーションとなっています。
またさいたま市立病院のもう一つの特徴としては、看護師さんや技師さんなどコメディカルの方も非常に教育的であ
るということです。病院では様々な職種の方が働いていて、研修医はそれら全ての方々と一緒になって仕事をしていき
ます。そんなとき職種を超えて誰もが気軽に教え教われる雰囲気というのは研修医にとって非常にありがたく、無駄な
ことで時間を浪費することは非常に少なくなります。
そんな熱意と温かさを持った先生方、コメディカルの方々が本当に多いことが、当院の1番の魅力かと思います。
症例数・診療科も豊富。指導医の先生方は熱く優しい。同期仲は最高。是非、そんなさいたま市立病院で研修を。
※問い合わせ先
担当部署・担当者名:庶務課 総務係 橋本 祥希 住所: 〒336-8522 埼玉県さいたま市緑区三室2460 TEL: 048-873-4217 E-mail:[email protected]