第93回定時株主総会招集ご通知

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㈱千葉興業銀行様 招集
2015/05/19 16:42:00印刷 1/1
定時株主総会
第
回
招集ご通知
開催
日時
平成27年6月25日(木曜日)午前10時
(受付開始:午前9時)
開催
場所
当行本店7階会議室
千葉市美浜区幸町二丁目1番2号
(裏表紙の株主総会会場のご案内をご覧ください。)
目 次
第93回定時株主総会招集ご通知 ……… 1
事業報告 ………………………………… 3
計算書類 ……………………………… 18
連結計算書類 ………………………… 28
監査報告書 …………………………… 44
株主総会参考書類
第1号議案 剰余金の配当の件 … 47
第2号議案 取締役5名選任の件 … 48
第3号議案 監査役2名選任の件 … 51
第4号議案 補欠監査役1名選任の件 … 53
第5号議案 定款一部変更の件 … 54
証券コード:8337
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(証券コード 8337)
平成27年6月3日
株主各位
千葉市美浜区幸町二丁目1番2号
取締役頭取
青 柳 俊 一
第93回定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、当行第93回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいます
ようご通知申しあげます。
なお、当日ご出席願えない場合は、以下のいずれかの方法によって議決権を行使することができますので、
お手数ながら後記の株主総会参考書類をご検討いただき、平成27年6月24日(水曜日)午後5時までに議
決権を行使してくださいますようお願い申しあげます。
【書面による議決権の行使の場合】
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示のうえ、上記の行使期限までに到着するようご返送
ください。
【インターネットによる議決権の行使の場合】
当行指定の議決権行使ウェブサイト(http://www.it-soukai.com/)にアクセスしていただき、同封の
議決権行使書用紙に表示された「議決権行使コード」および「パスワード」をご利用のうえ、画面の案内に
したがって、上記の行使期限までに議案に対する賛否をご入力ください。
インターネットによる議決権行使に際しましては、67頁の「インターネットによる議決権行使のご案内」
をご確認くださいますようお願い申しあげます。
なお、書面とインターネットにより、二重に議決権を行使された場合は、インターネットの行使を有効な
行使としてお取り扱いいたします。また、インターネットで複数回数、議決権行使をされた場合は、最後の
行使を有効な行使としてお取り扱いいたします。
敬
記
1.
2.
日
場
時
所
平成27年6月25日(木曜日) 午前10時
千葉市美浜区幸町二丁目1番2号 当行本店7階会議室
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具
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3.
目的事項
報告事項
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1 日から
1. 第93期 ( 平成26年4月
平成27年3月31日まで )事業報告の内容および計算書類の内容報告の件
1 日から
2. 第93期 ( 平成26年4月
平成27年3月31日まで )連結計算書類の内容ならびに会計監査人および
監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
決議事項
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
第5号議案
剰余金の配当の件
取締役5名選任の件
監査役2名選任の件
補欠監査役1名選任の件
定款一部変更の件
以
上
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
◎当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願い申しあげ
ます。
◎株主総会参考書類ならびに事業報告、計算書類および連結計算書類に修正が生じた場合は、インターネット上の
当行ウェブサイト(http://www.chibakogyo-bank.co.jp/)に掲載させていただきます。
◎代理人により議決権を行使される場合は、議決権を有する他の株主の方1名を代理人として委任する場合に限ら
れます。ただし、代理権を証明する書面のご提出が必要となります。
◎議決権の不統一行使をされる株主様は、株主総会の3日前までに、議決権の不統一行使を行う旨とその理由を書
面により当行にご通知ください。
◎当日は節電対応のため、軽装(クールビズ)にてご対応させていただきますので、ご了承いただきたくお願い申
しあげます。また、株主様におかれましても軽装にてご出席くださいますようお願い申しあげます。
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添付書類
1 日から
第93期(平成26年4月
平成27年3月31日まで )事業報告
1. 当行の現況に関する事項
(1)事業の経過及び成果等
イ.主要な事業内容
当行は、主として千葉県内の本支店において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務等の銀行
業務を行い、地域に密着した営業活動を展開しております。
ロ.金融経済環境
当期のわが国経済は、消費増税後に一時的な景気の減速が見られたものの、政府の経済対策や日本銀行の追
加金融緩和等の効果により円安・株高が進行、また資源価格が低位で推移したことなどから企業業績が改善し、
景気は回復の兆しが伺えました。
当行が営業基盤とする千葉県経済におきましても、企業部門に改善が見られ、倒産件数が低い水準を維持し、
雇用情勢も改善傾向が続くなど、国内景気同様、緩やかな回復基調となりました。
ハ.事業の経過及び成果
このような金融経済環境のもと、当行は平成25年度より、3ヵ年にわたる中期経営計画「変革・成長戦略
2nd Stage 」を掲げ、経営課題に対応する具体的な戦略施策を積極的に展開してまいりました。
法人・個人事業主のお客さまにつきましては、事業資金融資はもちろんのこと、外部専門機関との連携を強
化し、お客さまが抱える経営課題の把握・分析にもとづき、事業承継支援や営業斡旋・ビジネスマッチングの
推進、遊休不動産の活用、海外進出や海外販路拡大に向けたサポート等、積極的なコンサルティング機能の発
揮に努めてまいりました。
特に事業承継分野では、平成26年4月に専門チームを本部内に配置し、県内オーナー企業の事業承継に関す
る経営課題について状況把握を進め、対策のご提案を積極的に行いました。農業分野においては、「農業経営ア
ドバイザー」の資格を持つ担当者を増強し、販路拡大を支援するなどいわゆる6次産業化への取組みを積極的
に展開しました。さらに、当行の強みである医療・介護・福祉の分野においては、主要な店舗に「医療推進リ
ーダー」を配置し、業界情報の提供や専門家との連携を強化、お客さまサポートの一層の充実を図りました。
また、銀行業界では全国でも数少ない「医療経営士1級」試験合格者を含め、累計で63名となる「医療経営士」
試験合格者を輩出するなど、高度なコンサルティングスキルを持った行員の育成にも積極的に取組みました。
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個人のお客さまにつきましては、さまざまなライフプラン・資金運用ニーズにお応えできるよう、定期預金、
投資信託、保険等の商品ラインアップ充実に努めてまいりました。平成26年10月には、個人向けインターネッ
トバンキング「ちば興銀ダイレクト」の全面リニューアルを実施し、外貨預金取引や口座振替サービスなどの
機能拡充を行うとともに、通帳を発行しないWEB口座の導入を図るなど、お客さまの利便性向上にも努めて
おります。
個人ローンにつきましては、ガン保障特約をセットした「ガン保障付き住宅ローン」に「奥さま保障」を加
えたほか、マイカー、リフォーム、教育資金等の多様な資金ニーズにお応えするため、お客さまのライフイベ
ントに沿った商品ラインアップの充実に努めるとともに、お借入期間の拡大、インターネットでのお申込み受
付などサービス拡充も実施しております。
地域貢献活動につきましては、千葉県が実施する子育て応援事業へ協賛し、対象商品の販売件数に応じて一
定金額を「千葉県安心こども基金」へ寄付する取組みを続けております。また、小学生を対象に、「お金」につ
いて学ぶ「サマーキッズスクール」を毎年開催するなど、中学生・高校生・大学生と年代ごとの金融経済教育
の普及にも取組んでおります。
さらに、松くい虫等の影響で海岸保安林が壊滅状態にある県有林の再生をめざし、昨年から取組んでいる
「ちば興銀の森」活動は2年目となりました。毎年1,000本の植栽を行い、合計5,000本とする計画で、夏場に
は下草刈り等の手入れも実施し、生育に取組んでいます。
このほか、県内各種スポーツ大会・文化活動への協賛、「小さな親切」運動の推進、「コスモス交通安全協力
会」を通じた県内新中学生へのスポークライト(自転車事故防止反射板)の贈呈や、100名を超えるボランテ
ィアスタッフが参加した「ちばアクアラインマラソン」への協賛など、さまざまな形で地域貢献活動に取組ん
でおります。
・預金等
当期末の預金残高につきましては、個人預金が平成26年3月末比440億円増加したこと等により、平成26
年3月末比707億円増加し、2兆2,777億円となりました。投資信託の預り資産残高につきましては、平成
26年3月末比193億円増加し、1,160億円となりました。
・貸出金
当期末の貸出残高につきましては、当行が持つコンサルティング機能を発揮し、地域のお客さまの資金ニ
ーズに積極的にお応えしてまいりました結果、平成26年3月末比1,003億円と大幅に増加し、1兆8,248億
円となりました。このうち中小企業向け貸出につきましては、新規のお取引先獲得に努めたほか、お取引先
との接点拡大に重点を置いた渉外活動の展開により、平成26年3月末比397億円増加の9,010億円となりま
した。
また住宅ローンにつきましては、住宅販売会社との連携強化等により、平成26年3月末比428億円増加の
6,242億円となりました。
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・有価証券
当期末の有価証券残高につきましては、外貨建て外国証券等を積増しした結果、平成26年3月末比324億
円増加の5,537億円となりました。
・損益状況
損益状況につきましては、マーケット環境の好転とあわせて、お客さまの資産運用ニーズにきめ細かくお
応えしました結果、投資信託や保険商品の販売が好調に推移し、役務取引等利益が増加しました。これを主
因に、本業の収益を示すコア業務純益は、前期比1億94百万円増加の109億91百万円となりました。
経常利益は、お取引先の経営改善が進み、与信関係費用が大幅に縮小したことなどから、前期比18億12百
万円増加の124億40百万円と過去最高益を計上しました。一方、税制改正にともない法人税等合計額が増加
したことから、当期純利益は83億85百万円となり、前期比3億32百万円の増加となりました。
・剰余金の配当
当行は、銀行業としての公共性に鑑み、健全経営を確保するため内部留保の充実を図るとともに、安定的
な配当に努めていくことを基本方針としております。
・普通株式の配当
当期の普通株式の配当につきましては、1株当たり3円の配当をいたしたいと存じます。
・優先株式の配当
当期の優先株式の配当につきましては、所定の配当をいたしたいと存じます。
ニ.対処すべき課題
当行は、平成25年度からの3ヵ年にわたる中期経営計画「変革・成長戦略 2nd Stage 」に基づき、当行の
目指すべき姿である「地域の お客さまの ベスト・コンサルタント」の実現に向け、強固な経営基盤の構築と
『新ちば興銀』の確立を目指し、 中核取引先 を主柱とした「顧客基盤」の再構築をコア戦略として、具体的な
戦略を展開してまいりました。
現中期経営計画につきましては概ね順調に進 しており、低金利環境が続く中で、コア業務純益は前期比増
加しております。今後、この本業収益力をさらに拡大させていくこと、そして当行の自己資本のさらなる充実
を図ることが経営課題であると認識しております。
これらの経営課題に対処するため、現中期経営計画の最終年度となる今年度は、これまで取組んできた「収益
力・収益構造の革新」「効率性・生産性の革新」「組織力・人材の革新」の「3つの革新」をさらに進め、現中
期経営計画目標の達成を確実なものとしてまいります。
全国的には将来の人口減少に対する諸問題が取り沙汰されておりますが、当行が営業基盤とする千葉県は、
5年後に東京オリンピックも控え、一層の成長が見込める肥沃なマーケットであります。今後、積極的に業
容・取引基盤の拡大を図り、株主の皆さま・お取引先の皆さま・地域社会からのご期待に一層お応えできるよ
う、引き続き役職員一丸となって業務に邁進してまいります。
株主の皆さまの引き続きのご支援、ご協力を改めてお願い申し上げます。
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(2)財産及び損益の状況
(単位:億円)
平成23年度
預
定
期
性
そ
の
貸
出
個
中
人
小
業
向
の
品
有
向
企
そ
商
預
有
価
価
証
証
国
そ
の
総
資
平成24年度
21,177
21,612
22,069
22,777
金
10,304
10,247
10,089
10,431
他
10,873
11,364
11,980
12,345
金
16,161
16,587
17,244
18,248
け
4,954
5,164
5,529
6,016
け
8,279
8,318
8,613
9,010
他
2,927
3,104
3,102
3,221
券
1
1
1
1
券
5,314
5,414
5,213
5,537
債
2,198
1,844
1,689
1,321
他
3,115
3,570
3,523
4,216
産
22,945
23,888
23,822
24,859
88,669
90,341
95,678
国
為
替
取
扱
高
84,358
外
国
為
替
取
扱
高
1,706
益
9,032
益
7,716
当
常
期
利
純
利
平成26年度
金
内
経
平成25年度
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
百万ドル
百万ドル
1,889
百万円
百万円
10,177
百万円
円
124
円
129
(注) 1. 記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。
2. 1株当たり当期純利益は、以下の算式により算定しております。
1株当たり当期純利益=
損益計算書上の
− 優 先 配 当 額
当 期 純 利 益
普通株式の期中
普通株式の期中平均
−
平均自己株式数
発 行 済 株 式 数
― 6 ―
百万円
12,440
百万円
8,053
銭
02
百万ドル
1,607
百万円
10,628
百万円
8,265
銭
27
百万ドル
1,765
円
114
百万円
8,385
銭
45
円
126
銭
35
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(3) 使用人の状況
当
年
度
末
前
年
度
末
使
用
人
数
1,270人
1,246人
平
均
年
齢
37年5月
37年7月
平
均
勤
続
年
数
14年4月
14年7月
平
均
給
与
月
額
400千円
392千円
(注) 1. 平均年齢、平均勤続年数、平均給与月額は、それぞれ単位未満を切り捨てて表示しております。
2. 使用人数は、臨時雇員及び嘱託は含まれておりません。
3. 平均給与月額は、賞与を除く3月中の平均給与月額であります。
(4) 営業所等の状況
イ 営業所数の推移
当
千
葉
そ
の
東
他
県
京
合
年
度
末
前
年
度
末
市
16店(うち出張所―)
16店(うち出張所―)
内
55店(うち出張所―)
55店(うち出張所―)
都
1店(うち出張所―)
1店(うち出張所―)
72店(うち出張所―)
72店(うち出張所―)
計
(注)上記のほか、当年度末において店舗外現金自動設備を110か所(前年度末108か所)、両替出張所を2か所(前
年度末2か所)それぞれ設置しております。
ロ 当年度新設営業所
該当ございません。
(注) 当年度において、店舗外現金自動設備を
イオンモール木更津出張所(木更津市)
清水公園駅東口出張所(野田市)
の以上2か所を新設いたしました。
ハ 銀行代理業者の一覧
該当ございません。
ニ 銀行が営む銀行代理業等の状況
該当ございません。
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(5) 設備投資の状況
イ 設備投資の総額
(単位:百万円)
設
備
投
資
の
総
額
1,100
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
ロ 重要な設備の新設等
(単位:百万円)
内
容
金
額
事務機械の新設入替
412
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
(6) 重要な親会社及び子会社等の状況
イ 親会社の状況
当行は親会社はございません。
ロ 子会社等の状況
所在地
主 要 業 務 内 容
設
立
年 月 日
ちば興銀ビジネス
サ−ビス株式会社
千葉市美浜区
幸町2丁目2
番2号
千葉興業銀行に係る事務
受託業務
昭和61年
1月21日
千 葉 総 合 リ ー ス
株
式
会
社
千葉市中央区
富士見1丁目
1番17号
総合リース業務
ち ば 興 銀 カ ー ド
サ
ー
ビ
ス
株
式
会
社
千葉市中央区
本千葉町4番
5号
ちば興銀コンピュータ
ソ フ ト 株 式 会 社
千葉市美浜区
幸町2丁目2
番2号
会
社
名
資本金
当行が有する
子会社等の
議決権比率
百万円
その他
%
10
100.00
―
昭和57年
12月1日
90
5.00
―
信 用 保 証 業 務 ・
クレジットカード・
金 銭 貸 付 業 務
昭和54年
4月23日
100
100.00
―
コンピュータシステムの
開発・販売・保守管理・
計算受託業務
平成3年
7月1日
30
5.00
―
(注) 1. 資本金は単位未満を切り捨てて表示しております。
2. 当行が有する子会社等の議決権比率は小数点第3位以下を切り捨てて表示しております。
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重要な業務提携の概況
1. 地方銀行64行の提携により、現金自動設備の相互利用による現金自動引出し等のサービス(略称ACS)
を行っております。
2. 地方銀行64行と都市銀行、信託銀行、第二地方銀行協会加盟行、信用金庫、信用組合、系統農協・信漁連
(農林中金、信連を含む)、労働金庫との提携により、現金自動設備の相互利用による現金自動引出し等のサ
ービス(略称MICS)を行っております。
3. 地銀ネットワークサービス株式会社(地方銀行64行の共同出資会社、略称CNS)において、データ伝送
の方法により取引先企業との間の総合振込・口座振替・入出金取引明細等各種データの授受のサービス等を
行っております。
4. 当行、株式会社千葉銀行、株式会社京葉銀行、6信用金庫、千葉県内20農業協同組合、農林中央金庫千葉
支店、中央労働金庫、千葉県内3信用組合の提携により、C−NETシステム(共同資金決済システム)の
相互利用によるC−NET代金回収サービスの提供を行っております。
5. 株式会社ゆうちょ銀行との提携により、現金自動設備の相互利用による現金自動引出し及び現金自動預入れ
のサービスを行っております。
6. 株式会社セブン銀行との提携により、現金自動設備による現金自動引出し及び現金自動預入れのサービスを
行っております。
7. 株式会社イオン銀行との提携により、現金自動設備による現金自動引出しのサービスを行っております。
8. 株式会社イーネットとの提携により、コンビニエンスストア等の店舗内に設置した共同設置現金自動設備に
よる現金自動引出し及び現金自動預入れのサービスを行っております。
9. 株式会社ローソン・エイティエム・ネットワークスとの提携により、コンビニエンスストア等の店舗内に設
置した共同設置現金自動設備による現金自動引出し及び現金自動預入れのサービスを行っております。
― 9 ―
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2. 会社役員(取締役及び監査役)に関する事項
(1)会社役員の状況
氏
(年度末現在)
名
地位及び担当
取
締
役
頭
( 代 表 取 締 役 ) ・ C E
秘
書
室
、
監
査
取
締
役
副
頭
( 代 表 取 締 役 ) ・ C O
副
頭
取
執
行
役
経 営 企 画 部 、 人 事 部
総
合
事
務
専 務 取 締 役 ・ 専 務 執 行 役
審査部、事業戦略部、総務
常 務 取 締 役 ・ 常 務 執 行 役
支
店
業
務
取
O
部
取
O
員
、
部
員
部
員
部
樹
常
勤
監
査
実
常
勤
監
査
青
柳
俊
一
梅
村
星
児
星
野
智
史
岡
本
繁
雄
田
仲
直
稲
葉
保
原
口
鈴
秀
木
夫
伸
重
弥
監
(社
監
(社
外
外
査
監
査
監
査
査
要
な
兼
職
そ の 他
―
―
―
―
―
―
―
―
役
―
―
役
―
―
―
―
役
役)
役
役)
明治安田生命保険相互会社
取締役会長 代表執行役
―
(注) 1. 監査役原口秀夫氏および鈴木伸弥氏は、東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2にいう独立役員であ
ります。
2. 監査役安田達央氏は、平成26年6月27日開催の第92回定時株主総会終結の時をもって、辞任いたしました。
(2)会社役員に対する報酬等
区
取
監
分
締
査
計
(単位:百万円)
支
役
役
給 人
4名
4名
8名
数
報
酬
80(2)
33(0)
114(2)
等
(注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 株主総会で定められた報酬限度額は、取締役につきましては年額144百万円以内、監査役につきましては年
額60百万円以内であります。また、取締役に対するストックオプションとしての新株予約権に関する報酬
の額は、上記とは別枠にて年額30百万円以内であります。
3. 取締役に対する報酬等には、取締役に対するストックオプションとしての新株予約権に関する報酬等の6百
万円を含んでおります。
4. 平成26年6月27日開催の第92回定時株主総会において決議された役員退職慰労金制度廃止以前の、当事業
年度における役員退職慰労引当金の繰入額を「報酬等」の欄に( )内書きしております。
5. 上記のほか、平成26年6月27日開催の第92回定時株主総会決議に基づき、役員退職慰労金14百万円(取
締役1名に対し4百万円、監査役1名に対し10百万円)を支払っております。
なお、本金額中には、過年度の事業報告において開示した役員退職慰労引当金の繰入額13百万円(取締役
分3百万円、監査役分10百万円)が含まれております。
― 10 ―
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3. 社外役員等に関する事項
(1)社外役員の兼職その他の状況
氏
原
鈴
名
口
木
秀
伸
兼
の 他 の 状 況
―
明治安田生命保険相互会社 取締役会長 代表執行役
夫
弥
職
そ
(注)明治安田生命保険相互会社は当行の株主であり、また、当行とは通常の銀行取引があります。
(2)社外役員の主な活動状況
氏
名
在任期間
原
口
秀
夫
3 年 9 か 月
鈴
木
伸
弥
1 年 9 か 月
取締役会及び監査
役会への出席状況
当事業年度に開催した17
回の取締役会のうち、17
回に出席しております。
(出席率100%) また、当
事業年度に開催した15回
の監査役会のうち、15回
に出席しております。(出
席率100%)
当事業年度に開催した17
回の取締役会のうち、17
回に出席しております。
(出席率100%) また、当
事業年度に開催した15回
の監査役会のうち、15回
に出席しております。(出
席率100%)
取締役会及び監査役会における
発 言 そ の 他 の 活 動 状 況
各取締役会及び監査役会に出席し、「社
外・第三者」の立場から、知識・経験に基
づく意見具申を行い、当行の経営の健全
性・透明性の維持に寄与しております。
各取締役会及び監査役会に出席し、「社
外・第三者」の立場から、知識・経験に基
づく意見具申を行い、当行の経営の健全
性・透明性の維持に寄与しております。
(3)責任限定契約
氏
名
原
口
秀
夫
鈴
木
伸
弥
責任限定契約の内容の概要
会社法第423条第1項に定める責任について、その職務を行うにあたり善意でかつ重大な過
失がない場合に限り、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度として損害賠償
責任を負うものとしております。
(4)社外役員に対する報酬等
報
酬
等
の
合
計
(単位:百万円)
支給人数
2名
銀行からの報酬等
7(0)
銀行の親会社等からの報酬等
―
(注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 当事業年度における役員退職慰労引当金の繰入額を「報酬等」の欄に( )内書きしております。
(5)社外役員の意見
該当ございません。
(6)社外取締役を置くことが相当でない理由
当行では、当行が求める知見および独立性を有した社外取締役を導入すべく鋭意人選を進めて参りましたが、
適任者を見つけるに至らず、当行が求める知見および独立性を有さない方を社外取締役とすることは相当でな
いとの考えから当事業年度末日を迎えました。その後も人選を進めた結果、この度、当行が求める知見および
独立性を有する戸谷久子氏を社外取締役に迎えるべく第2号議案を本総会にお諮りする運びとなりました。何
卒事情ご賢察のうえご承認賜りますようお願い申し上げます。なお、次年度以降、複数名の社外取締役の選任
も視野に入れて取り組んで参ります。
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4. 当行の株式に関する事項
(1) 株
式
数
発行可能株式総数
発行済株式の総数
普
通
株
式
第二回第二種優先株式
第四回第四種優先株式
普
通
株
式
第二回第二種優先株式
第四回第四種優先株式
296,000千株
5,000千株
7,500千株
50,722千株
5,000千株
6,400千株
(注)株式数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
(2) 当年度末株主数
(3)大
株
イ 普通株式
普
通
株
式
第二回第二種優先株式
第四回第四種優先株式
10,395名
1名
165名
主
当
株主の氏名又は名称
持
株
行
へ
数
の
出
資
状
況
等
持株比率
㈱
み
ず
ほ
銀
行
日本トラスティ・サービス信託銀行㈱
(信
託
口)
坂
本
飼
料
㈱
明 治 安 田 生 命 保 険(相)
損害保険ジャパン日本興亜㈱
み ず ほ 信 託 銀 行 ㈱
日本マスタートラスト信託銀行㈱
(信
託
口)
千 葉 興 業 銀 行 行 員 持 株 会
日本トラスティ・サービス信託銀行㈱
(信
託
口
9)
日本トラスティ・サービス信託銀行㈱
(信
託
口
4)
9,583千株
18.91%
1,254
2.47
1,249
1,158
942
926
2.46
2.28
1.85
1.82
897
1.77
793
1.56
744
1.46
681
1.34
(注) 1. 持株数は千株未満を切り捨てて表示しております。
2. 持株比率は小数点第3位以下を切り捨てて表示しております。
3. 持株比率は自己株式(60,808株)を控除して、算出しております。
ロ 第二回第二種優先株式
当
株主の氏名又は名称
㈱
み
ず
ほ
銀
持
株
行
へ
数
行
の
出
資
状
況
等
持株比率
5,000千株
(注) 1. 持株数は千株未満を切り捨てて表示しております。
2. 持株比率は小数点第3位以下を切り捨てて表示しております。
― 12 ―
100.00%
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ハ 第四回第四種優先株式
当
株主の氏名又は名称
沖
大
東
丸
キ
明
安
㈱
㈱
芙
電
成
京
持
株
行
へ
数
の
出
資
状
況
等
気
工
業
㈱
建
設
㈱
建
物
㈱
紅
㈱
ッ
コ
ー
マ
ン
㈱
治 安 田 生 命 保 険(相)
田
不
動
産
㈱
ヤ
ク
ル
ト
本
社
ク
レ
ッ
ク
ス
蓉 総 合 リ ー ス ㈱
持株比率
300千株
300
300
300
200
200
200
180
160
160
4.68%
4.68
4.68
4.68
3.12
3.12
3.12
2.81
2.50
2.50
(注) 1. 持株数は千株未満を切り捨てて表示しております。
2. 持株比率は小数点第3位以下を切り捨てて表示しております。
5. 当行の新株予約権等に関する事項
(1)事業年度の末日において当行の会社役員が有している当行の新株予約権等
新株予約権等の内容の概要
取締役
(社外役員を除く)
①
②
③
④
⑤
社外取締役
監 査 役
名称:株式会社千葉興業銀行 第1回新株予約権
新株予約権の数:118個
目的となる株式の種類及び数:普通株式 11,800株
新株予約権の行使期間:平成26年7月15日から
平成56年7月14日まで
権利行使価格(1株当たり):1円
―
―
新株予約権等を
有する者の人数
4人
―
―
(2)事業年度中に使用人等に交付した当行の新株予約権等
新株予約権等の内容の概要
執行役員
①
②
③
④
⑤
使用人
子会社及び子法人等の
会社役員及び使用人
名称:株式会社千葉興業銀行 第1回新株予約権
新株予約権の数:169個
目的となる株式の種類及び数:普通株式 16,900株
新株予約権の行使期間:平成26年7月15日から
平成56年7月14日まで
権利行使価格(1株当たり):1円
―
―
― 13 ―
新株予約権等を
交付した者の人数
11人
―
―
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6. 会計監査人に関する事項
(1)会計監査人の状況
氏
名
又
(単位:百万円)
は
名
称
当該事業年度に係る報酬等
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
菅
原
和
信
公認会計士
加
藤
信
彦
65
そ
の
他
当行は、会計監査人に対して、公
認会計士法第2条第1項の業務以
外の業務(非監査業務)である外
国口座税務コンプライアンス法導
入に係る助言業務を委託し対価を
支払っています。
(注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 当行、子会社及び子法人等が支払うべき会計監査人に対する金銭その他の財産上の利益の合計額は73百万
円であります。
3. 当行と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報
酬の額を区分しておりませんので、上記「当該事業年度に係る報酬等」の金額はこれらの合計額を記載して
います。
(2)責任限定契約
会計監査人と当行との間の責任限定契約はございません。
(3)会計監査人に関するその他の事項
会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に
提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議
案を株主総会に提出いたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当する場合は、監査役全員の合意に基づき、
監査役会が会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される
株主総会において、解任の旨およびその理由を報告いたします。
(注)平成27年5月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律」(平成26年法律第90号)では、会計監
査人の解任又は不再任に関する議案の決定機関が、取締役会から監査役会に変更されております。
7. 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針は特に定めておりません。
― 14 ―
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8. 業務の適正を確保する体制
当行は、取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合し、当行グループにおける業務の適正を確保する
ため、以下の9項目の体制整備を図っております。
なお、当行は、平成27年4月28日開催の取締役会において、下記業務の適正を確保する体制について一部改訂す
る旨を決議いたしました。改訂後の内容は以下の通りです。
1. 当行の取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 代表取締役を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、全行横断的なコンプライアンス態勢の整備及び
問題点の把握に努めております。
② コンプライアンスの基本方針、コンプライアンスの基本方針細則、コンプライアンス統括部署を定めコンプラ
イアンスの推進を行っております。
③ 部署毎にコンプライアンス管理者を設置し、コンプライアンスの遵守状況のチェックを実施しております。
④ コンプライアンス活動の指針となるコンプライアンスマニュアルを整備するとともに、コンプライアンスプロ
グラムを定め、コンプライアンス活動を具体的に実施しております。
⑤ 取締役会規程において、コンプライアンスに関する重要な事項を3ヶ月に1回以上取締役会に報告することを
定めております。
⑥ 反社会的勢力への対応については、コンプライアンスの一環と位置付け、統括部署をリスク統括部と定めると
ともに、千葉興業銀行行動憲章、コンプライアンスマニュアル等の規程を制定し、市民社会の秩序や安全に脅威
を与える反社会的勢力とは断固として対決し、関係遮断を徹底しております。
⑦ 業務部門から独立した内部監査部門を監査部と定め、財務報告の信頼性を含む内部管理態勢の適切性及び有効
性を検証しております。
⑧ 法令等に違反する行為の早期発見及び是正を目的として、内部通報制度「コンプライアンス・ホットライン」
を設置しております。
2. 当行の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
① 情報セキュリティポリシー等の情報管理関連規程類に従い、取締役の職務執行に関する情報を適切に保存・管
理を行う体制を構築しております。
② 取締役会議事録・資料、稟議書・報告書については重要情報として管理しております。
③ 株主や顧客に当行をご理解いただくため、当行の経営内容・方針等をより分かり易くお知らせすることを基本
として、広報憲章を制定して広報・IR活動の充実を図っております。
3. 当行の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
① 業務に内在する主要リスクに係る管理方針及び管理規程を定めております。
② 方針・規程に沿って適切にリスクを管理するため、リスク毎にリスク管理部署を設置するほか、統括部署及び
組織横断的なリスク管理委員会を設置しております。
③ リスク管理部門は収益部門から分離させ、相互牽制機能が発揮できる体制を構築しております。
④ 当行の直面するあらゆる緊急事態によって、人命、当行の財産や社会的信用が失われるおそれがある場合に、
通常業務を超えて事前・事後の緊急対策を実施しております。
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4. 当行の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
① 執行役員制度の導入と併せ、経営会議、経営執行委員会、各種委員会を設置し効率的な職務執行を確保できる
体制を構築しております。
② 取締役会は、経営計画を策定し、当行の業務に関する重要な事項を決定し、取締役及び執行役員の職務の執行
を監督しております。
③ 取締役会は職務分掌や職務権限を定め、効率的な運営を図るとともに相互に牽制する体制を構築しております。
5. 当行並びにその親会社及び子会社からなる企業集団における業務の適正を確保するための体制
(1)当行の子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当行への報告に関する体制
当行は、連結子会社については管理規程を定め、経営、コンプライアンス、各種リスクについて当行と同様
の適正な業務運営を確保できる体制を構築するとともに、連結子会社に対し重要な事項または必要と認めた事
項について協議・報告を求めることができます。
(2)当行の子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
当行は、連結子会社に対するリスク管理に当たっては、連結子会社がリスク管理体制を整備するための支
援・指導を行うとともに、連結子会社に所在する各種リスクを法令等に抵触しない範囲で統合的に管理してお
ります。
(3)当行の子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われていることを確保するための体制
当行は、連結子会社について職務分掌や職務権限を定める等、効率的な業務運営を確保できる体制を構築す
るとともに、各管理所管部署より、必要に応じて指導・支援を行っております。
(4)当行の子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 当行は、連結子会社が適切なコンプライアンス体制を構築するよう、一元的に把握管理するため、連結子会
社より、コンプライアンスの遵守状況等について定期的及び必要に応じて都度、報告、事前協議を受けるもの
とし、また、連結子会社からの報告等に基づいて適切な対応を行っております。
② 法令等に違反する行為の早期発見及び是正を目的として、連結子会社は、各社が内部通報制度を設置してお
ります。
(5)その他の当行並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
① 当行は株式会社みずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社であることから、同社がグループ統一
の基準で定めた「子会社等経営管理規程」を遵守し、同社の子会社である株式会社みずほ銀行に重要事項の事
前通知・報告を行い、同行から経営管理を受けております。
② 当行は、リスク管理、コンプライアンス、内部監査について、株式会社みずほフィナンシャルグループが定
めた基本方針に基づき株式会社みずほ銀行が定めた基本方針に則り、同行から管理を受けております。
6. 当行の監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
内規において監査役室を設置し、分掌業務を規定しております。
― 16 ―
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7. 前号の使用人の当行の取締役からの独立性及び当行の監査役の当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する
事項
① 監査役は、監査の実効性確保の観点から、補助使用人の業務執行者からの独立性の確保に努めております。
② 監査役室に属する使用人の人事異動・評価及び監査役室の組織変更については、常勤監査役の同意事項として
おります。
8. 当行の監査役への報告に関する体制
(1)当行の取締役等及び使用人が当行の監査役に報告するための体制
① 取締役会等諸会議への監査役の出席、取締役宛稟議の監査役への回覧、内部監査結果の監査役への報告の他、
「監査役報告規程」を制定し、重要な事項について監査役へすみやかに報告される体制を構築しております。
② その他、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事項については、担当役員がすみやかに監査役へ報告を行
っております。
③ なお、上記に拘わらず、監査役は必要に応じて、取締役及び使用人に対して報告を求めることができます。
(2)当行の子会社の取締役等及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者が当行の監査役に報告をするための体
制
① 当行は、連結子会社管理の統括部署として経営企画部関連事業室を設置し、連結子会社の管理状況を監査役
に定期的又は随時報告しております。
② 連結子会社は、各社が内部通報制度を設置するとともに、通報内容については経営企画部関連事業室を経由
して、当行の監査役に報告しております。
(3)前号の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
当行は、コンプライアンスの基本方針において、内部通報制度の利用に際しては、通報者のプライバシーを
尊重することを定めるとともに、人事その他あらゆる面で不利な取扱いをすることを禁止しております。
(4)当行の監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる
費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
当行は、監査役会において監査役の職務遂行上必要であると決議された費用等について、あらかじめ予算に
計上するとともに、追加の費用等の発生に際しては、すみやかにこれを負担しております。
9. その他当行の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
① 内部監査部門による報告・連携など監査役監査の実効性確保に資する措置を講じております。
② 代表取締役は監査役と定期的に意見交換会を開催しております。
③ 監査役が経営会議等の重要会議に出席し意見を述べることが可能な運営としております。
業務の有効性・効率性、財務諸表の信頼性、法令遵守といった内部統制の適切性及び有効性を検証するため、監
査部による営業店・本部・連結子会社の監査、監査役監査、外部監査等により監査機能の充実・強化を図ってお
ります。
― 17 ―
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第93期末 ( 平成27年3月31日現在) 貸借対照表
科
現
現
預
買
商
商
商
有
国
地
社
株
そ
貸
割
手
証
当
外
外
買
取
そ
未
先
金
金
そ
有
建
土
リ
建
そ
無
ソ
そ
繰
支
貸
資
目
産
(資
金
入
品
金
有
品
品
価
の
預
金
部)
け
け
銭
価
債
証
国
地
方
証
方
の
他 の 証
出
引
手
形
貸
書
貸
座
貸
国
為
国 他 店 預
入 外 国 為
立 外 国 為
の
他
資
収
収
物 取 引 差 入 証 拠
融 派 生 商
融商品等差入担保
の 他 の 資
形
固
定
資
ー
ス
資
設
仮
勘
の他の有形固定資
形
固
定
資
フ ト ウ ェ
の他の無形固定資
延
税
金
資
払
承
諾
見
倒
引
当
産
の
部
合
金
金
金
権
券
債
債
券
債
債
債
式
券
金
形
付
付
越
替
け
替
替
産
益
金
品
金
産
産
物
地
産
定
産
産
ア
産
産
返
金
計
額
科
62,588
25,790
36,798
747
128
1
127
553,768
132,153
58,069
194,855
33,974
134,715
1,824,831
7,460
67,333
1,595,752
154,284
3,232
2,178
1,029
24
7,236
2,019
9
1,057
3
4,147
19,791
6,458
10,934
1,377
7
1,012
2,072
1,685
386
7,754
13,699
△9,892
2,485,957
目
金
(負 債 の 部)
預
当
座
預
普
通
預
貯
蓄
預
通
知
預
定
期
預
定
期
積
そ の 他 の 預
譲
渡
性
預
コ
ー
ル
マ
ネ
借
用
借
入
外
国
為
外 国 他 店 預
売 渡 外 国 為
そ
の
他
負
未 払 法 人 税
未
払
費
前
受
収
給 付 補 塡 備
金 融 派 生 商
金融商品等受入担保
リ
ー
ス
債
そ の 他 の 負
退 職 給 付 引 当
睡眠預金払戻損失引当
支
払
承
負
債
(単位:百万円)
の
部
合
金
金
金
金
金
金
金
金
金
ー
金
金
替
り
替
債
等
用
益
金
品
金
務
債
金
金
諾
計
額
2,277,744
52,119
1,133,876
26,973
4,837
1,043,168
5
16,763
12,200
2,405
24,449
24,449
13
10
2
14,682
4
1,852
1,212
0
1,001
231
1,377
9,001
6,390
1,016
13,699
2,352,600
(純 資 産 の 部)
資
本
金
資
本
剰
余
金
資
本
準
備
金
利
益
剰
余
金
利
益
準
備
金
そ の 他 利 益 剰 余 金
繰 越 利 益 剰 余 金
自
己
株
式
株
主
資
本
合
計
その他有価証券評価差額金
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計
新
株
予
約
権
57,941
2,792
2,792
55,264
4,077
51,186
51,186
△68
115,930
17,410
17,410
15
純
計
133,356
負債及び純資産の部合計
2,485,957
― 18 ―
資
産
の
部
合
03_0401601102706.docx
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1 日から
第93期(平成26年4月
平成27年3月31日まで )損益計算書
科
目
益
運
用
収
益
貸
出
金
利
息
有 価 証 券 利 息 配 当 金
コ
ー
ル
ロ
ー
ン
利
息
預
け
金
利
息
そ
の
他
の
受
入
利
息
役
務
取
引
等
収
益
受
入
為
替
手
数
料
そ
の
他
の
役
務
収
益
そ
の
他
業
務
収
益
外
国
為
替
売
買
益
商 品 有 価 証 券 売 買 益
国
債
等
債
券
売
却
益
金
融
派
生
商
品
収
益
そ
の
他
経
常
収
益
貸
倒
引
当
金
戻
入
益
償
却
債
権
取
立
益
株
式
等
売
却
益
そ
の
他
の
経
常
収
益
経
常
費
用
資
金
調
達
費
用
預
金
利
息
譲
渡
性
預
金
利
息
コ
ー
ル
マ
ネ
ー
利
息
債 券 貸 借 取 引 支 払 利 息
借
用
金
利
息
そ
の
他
の
支
払
利
息
役
務
取
引
等
費
用
支
払
為
替
手
数
料
そ
の
他
の
役
務
費
用
そ
の
他
業
務
費
用
国
債
等
債
券
売
却
損
国
債
等
債
券
償
還
損
営
業
経
費
そ
の
他
経
常
費
用
貸
出
金
償
却
株
式
等
売
却
損
株
式
等
償
却
そ
の
他
の
経
常
費
用
経
常
利
益
特
別
損
失
固
定
資
産
処
分
損
減
損
損
失
税 引 前 当 期 純 利 益
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
法
人
税
等
合
計
当
期
純
利
益
経
資
常
金
金
(単位:百万円)
額
収
44,383
30,868
24,829
5,545
50
223
219
8,981
1,750
7,230
987
450
1
304
231
3,546
81
1,727
867
869
31,943
1,232
1,082
20
2
10
102
14
3,702
352
3,349
246
17
228
25,398
1,362
551
90
0
720
12,440
117
60
56
12,322
60
3,877
3,937
8,385
― 19 ―
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1 日から
第93期(平成26年4月
平成27年3月31日まで )株主資本等変動計算書
株
主
資 本 剰 余 金
資
(単位:百万円)
本
利
益 剰 余 金
そ の 他
株主資本
資 本 金
利益剰余金 利益剰余金 自 己 株 式 合
そ の 他 資本剰余金
計
資本準備金
利益準備金
資本剰余金 合
計
計
繰越利益 合
剰 余 金
当 期 首 残 高
57,941
2,792
1,773
4,566
3,636
48,491
52,128
△66 114,570
会計方針の変更に
238
238
238
よる累積的影響額
会計方針の変更を
57,941
2,792
1,773
4,566
3,636
48,730
52,366
△66 114,808
反映した当期首残高
当 期 変 動 額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
440
益
△2,645
△2,204
8,385
8,385
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 消 却
利 益 剰 余 金 か ら
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
当 期 首 残 高
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残高
当 期 変 動 額
△5,056
△5,056
3,283
3,283
△3,283
期
5,056
―
△3,283
―
―
―
△1,773
△1,773
440
2,456
2,897
△2
1,121
2,792
―
2,792
4,077
51,186
55,264
△68
115,930
評価・換算差額等
そ
の
他
評価・換算
有 価 証 券
差額等合計
評価差額金
7,347
7,347
新株予約権
純資産合計
―
121,917
238
7,347
7,347
―
122,156
△2,204
益
8,385
△5,059
自 己 株 式 の 消 却
利 益 剰 余 金 か ら
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
―
10,062
10,062
15
10,062
10,062
15
11,200
当
17,410
17,410
15
133,356
末
利
△5,059
自 己 株 式 の 取 得
期
純
8,385
△5,059
57,941
剰 余 金 の 配 当
当
△2,204
残
高
―
― 20 ―
10,078
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個別注記表
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
重要な会計方針
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法)、子会社・子法人等株式及
び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場価格等に基
づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについて
は移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額
法)を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 14年∼50年
その他 3 年∼20年
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可
能期間(主として5年)に基づいて償却しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定
額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価
保証額とし、それ以外のものは零としております。
5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同
等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直
接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しており
ます。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権に
ついては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の
支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査
部署が査定結果を監査しております。
― 21 ―
03_0401601102706.docx
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なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収
が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は30,366百
万円であります。
(2)退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づ
き、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属
させる方法については給付算定式基準によっております。なお、過去勤務費用、数理計算上の差異及び会計基準変更時
差異の損益処理方法は次のとおりであります。
過去勤務費用:その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として5年)による定額法により損益
処理
数理計算上の差異 : 各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年及び13年)
による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理
会計基準変更時差異 (4,863百万円):主として15年による按分額を費用処理しております。
(3)睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請
求に応じて発生する損失を見積り必要と認める額を計上しております。
7. ヘッジ会計の方法
為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計
処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する繰延ヘッジ
によっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行
う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッ
ジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
8. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税(以下、消費税等という。)の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、有形固定資産
に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上しております。
会計方針の変更
(「退職給付に関する会計基準」等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、「退職給付会計基準」という。)及び「退
職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下、「退職給付適用指針」と
いう。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当事業年度より適
用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基
準へ変更するとともに、割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく単一の割引率から、退職
給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当事業年度の期首に
おいて、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、当事業年度の期首の退職給付引当金が369百万円減少し、利益剰余金が238百万円増加しております。なお、
当事業年度の損益に与える影響は軽微であります。
― 22 ―
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追加情報
当行は、平成26年6月27日開催の第92回定時株主総会の決議により、役員退職慰労金制度廃止に伴う打ち切り支給を実
施いたしました。これに伴い、当行役員に対する「役員退職慰労引当金」を全額取崩し、打ち切り支給額未払分86百万円
については「その他の負債」に含めて表示しております。
注記事項
(貸借対照表関係)
1. 関係会社の株式総額
733百万円
2. 貸出金のうち、破綻先債権額は328百万円、延滞債権額は33,252百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取
立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下、「未
収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホま
でに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
3. 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額はありません。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先
債権及び延滞債権に該当しないものであります。
4. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は3,205百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元
本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延
滞債権に該当しないものであります。
5. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は36,786百万円であります。
なお、上記2.から5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
6. 手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別
監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形、荷付為替手形
及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、
8,489百万円であります。
7. ローン・パーティシペーションで、「ローン・パーティシペーションの会計処理及び表示」(日本公認会計士協会会計制
度委員会報告第3号)に基づいて、原債務者に対する貸出金として会計処理した参加元本金額のうち、貸借対照表計上
額は、3,026百万円であります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
49,656百万円
担保資産に対応する債務
預
金
564百万円
借 用 金
19,449百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保として、有価証券18,038百万円及びその他の資産55百万円を差し入れております。
また、その他の資産には、保証金は1,621百万円が含まれております。
― 23 ―
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9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
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当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規
定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契
約に係る融資未実行残高は、452,025百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが404,017百万円
あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当行の
将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全及びその他相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることがで
きる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、
契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の
措置等を講じております。
22,103百万円
有形固定資産の減価償却累計額
借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金5,000百万円が含まれて
おります。
「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当行の保証債務の
額は35,946百万円であります。
関係会社に対する金銭債権総額
4,023百万円
関係会社に対する金銭債務総額
8,776百万円
銀行法第18条の定めにより剰余金の配当に制限を受けております。
剰余金の配当をする場合には、会社法第445条第4項(資本金の額及び準備金の額)の規定にかかわらず、当該剰余金
の配当により減少する剰余金の額に5分の1を乗じて得た額を資本準備金又は利益準備金として計上しております。
当事業年度における当該剰余金の配当に係る利益準備金の計上額は、440百万円であります。
(損益計算書関係)
1. 関係会社との取引による収益
資金運用取引に係る収益総額
571百万円
役務取引等に係る収益総額
19百万円
その他業務・その他経常取引に係る収益総額
37百万円
その他の取引に係る収益総額
―百万円
関係会社との取引による費用
資金調達取引に係る費用総額
1百万円
役務取引等に係る費用総額
918百万円
その他業務・その他経常取引に係る費用総額
―百万円
その他の取引に係る費用総額
2,523百万円
2. 関連当事者との取引
議決権の所有
関連当事者
取引の内容
属 性
会社等の名称
(被所有)
との関係
割合(%)
ちば興銀カードサ 所有
各種ローンの
子会社
被債務保証
ービス株式会社
直接 100 被保証債務取引
(注) 取引金額は、当事業年度末の被債務保証残高を記載しております。
― 24 ―
取引金額
(百万円)
484,689
科
―
目
期末残高
(百万円)
―
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(株主資本等変動計算書関係)
自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当事業年度
期首株式数
当事業年度
増加株式数
当事業年度
減少株式数
当事業年度末
株 式 数
自己株式
普通株式
57
3
―
第一回第一種優先株式
―
1,250
1,250
合
計
57
1,253
1,250
(注1)単元未満株式の買取りによる増加であります。
(注2)平成26年9月の自己株式1,250千株取得及び消却に伴うものであります。
60
―
60
摘
要
(注1)
(注2)
(有価証券関係)
貸借対照表の「国債」「地方債」「社債」「株式」「その他の証券」のほか、「商品有価証券」が含まれております。
1. 売買目的有価証券(平成27年3月31日現在)
当事業年度の損益に含まれた評価差額
(百万円)
売買目的有価証券
0
2.
満期保有目的の債券(平成27年3月31日現在)
種 類
時価が貸借対照表計上額
を超えるもの
時価が貸借対照表計上額
を超えないもの
合
計
国債
地方債
社債
その他
小計
国債
地方債
社債
その他
小計
貸借対照表計上額
(百万円)
―
―
31,580
1,000
32,580
―
―
4,366
1,000
5,366
37,946
― 25 ―
時 価
(百万円)
―
―
31,833
1,009
32,843
―
―
4,304
994
5,299
38,142
差 額
(百万円)
―
―
252
9
262
―
―
△61
△5
△66
195
03_0401601102706.docx
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3.
4.
2015/05/14 22:17:00印刷 9/29
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式(平成27年3月31日現在)
貸借対照表計上額
時 価
差 額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
子会社・子法人等株式
―
―
―
関連法人等株式
―
―
―
合
計
―
―
―
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社・子法人等株式及び関連法人等株式
貸借対照表計上額
(百万円)
子会社・子法人等株式
733
関連法人等株式
―
733
合 計
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会
社・子法人等株式及び関連法人等株式」には含めておりません。
その他有価証券(平成27年3月31日現在)
貸借対照表計上額
取得原価
差 額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
株式
31,551
15,974
15,577
債券
333,193
329,923
3,269
国債
130,124
129,380
743
貸借対照表計上額が取得
地方債
53,605
52,246
1,358
原価を超えるもの
社債
149,463
148,296
1,167
その他
98,862
92,142
6,719
小計
463,606
438,040
25,566
株式
429
513
△83
債券
15,937
15,989
△51
国債
2,029
2,045
△16
貸借対照表計上額が取得
地方債
4,463
4,482
△19
原価を超えないもの
社債
9,445
9,461
△15
その他
33,850
34,793
△942
小計
50,218
51,296
△1,077
合
計
513,824
489,336
24,488
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券
貸借対照表計上額
(百万円)
株式
1,259
その他
2
合 計
1,262
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他
有価証券」には含めておりません。
種 類
― 26 ―
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5.
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当事業年度中に売却したその他有価証券(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
売却額
売却益の合計額
(百万円)
(百万円)
株式
5,499
624
債券
39,646
45
国債
33,529
24
地方債
―
―
社債
6,117
20
その他
10,706
501
合計
55,852
1,170
売却損の合計額
(百万円)
86
1
0
―
0
19
107
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金
10,907百万円
繰越欠損金
4,378
有価証券評価損
2,986
退職給付引当金
2,053
減価償却
193
その他
952
繰延税金資産小計
21,472
評価性引当額
△6,640
繰延税金資産合計
14,832
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
7,077
繰延税金負債合計
7,077
繰延税金資産の純額
7,754百万円
2.
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律
第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率等の引下げが行わ
れることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の35.3%か
ら、平成27年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については32.8%に、平成28年4月1日に
開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については32.0%となります。この税率変更により、繰延税金資
産は684百万円減少し、その他有価証券評価差額金は730百万円増加し、法人税等調整額は1,415百万円増加しており
ます。
(1株当たり情報)
1株当たりの純資産額
1株当たりの当期純利益金額
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
1,567円52銭
126円35銭
78円78銭
― 27 ―
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第93期末 ( 平成27年3月31日現在) 連結貸借対照表
科
目
(資
現
産
金
の
金
額
科
部)
預
け
目
(負
金
62,590
買
入
金
銭
債
権
747
商
品
有
価
証
券
128
券
553,652
金
1,822,154
替
債
の
(単位:百万円)
金
額
部)
預
金
2,269,118
金
12,200
コールマネー及び売渡手形
2,405
譲
渡
性
借
預
金
37,821
替
13
債
20,118
3,232
退 職 給 付 に 係 る 負 債
6,999
産
28,991
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
56
産
19,799
睡眠預金払戻損失引当金
1,016
建
物
6,485
土
地
10,934
有
価
証
貸
出
外
そ
有
国
為
の
形
他
固
資
定
資
用
外
国
そ
の
支
負
為
他
払
債
負
承
の
部
合
諾
13,702
計
2,363,451
金
57,941
(純 資 産 の 部)
リ
ー
ス
資
産
39
建
設
仮
勘
定
7
資
本
剰
余
金
2,792
その他の有形固定資産
2,332
利
益
剰
余
金
59,011
式
△69
計
119,677
その他有価証券評価差額金
17,433
退職給付に係る調整累計額
△301
その他の包括利益累計額合計
17,131
無
資
産
2,469
自
エ
ア
2,043
株
産
37
その他の無形固定資産
389
ソ
形
固
フ
リ
定
資
ト
ー
ウ
ス
資
繰
延
税
金
資
産
8,098
支
払
承
諾
見
返
13,702
少
金
△12,847
純
計
2,502,720
貸
資
倒
産
引
の
当
部
合
本
己
主
新
株
資
15
分
2,444
計
139,269
負債及び純資産の部合計
2,502,720
数
資
予
合
権
― 28 ―
株
本
株
産
約
主
の
部
持
合
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2015/05/14 22:17:00印刷 12/29
1 日から
第93期(平成26年4月
平成27年3月31日まで )連結損益計算書
科
目
益
資
運
用
収
益
貸
出
金
利
息
有 価 証 券 利 息 配 当 金
コールローン利息及び買入手形利息
預
け
金
利
息
そ の 他 の 受 入 利 息
役
務
取
引
等
収
益
そ
の
他
業
務
収
益
そ
の
他
経
常
収
益
償
却
債
権
取
立
益
そ の 他 の 経 常 収 益
経
常
費
用
資
金
調
達
費
用
預
金
利
息
譲
渡
性
預
金
利
息
コールマネー利息及び売渡手形利息
債 券 貸 借 取 引 支 払 利 息
借
用
金
利
息
そ の 他 の 支 払 利 息
役
務
取
引
等
費
用
そ
の
他
業
務
費
用
営
業
経
費
そ
の
他
経
常
費
用
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
損
失
固
定
資
産
処
分
損
減
損
損
失
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
法
人
税
等
合
計
少数株主損益調整前当期純利益
少
数
株
主
利
益
当
期
純
利
益
経
常
金
金
(単位:百万円)
額
収
53,262
30,396
24,849
5,053
50
223
219
9,804
987
12,074
1,760
10,313
40,079
1,386
1,080
20
2
10
249
22
2,783
246
25,475
10,188
17
10,170
13,182
118
61
56
13,064
436
3,953
4,389
8,674
232
8,442
― 29 ―
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2015/05/14 22:17:00印刷 13/29
1 日から
第93期(平成26年4月
平成27年3月31日まで )連結株主資本等変動計算書
株
資
当
期 首 残 高
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残高
当 期 変 動 額
剰 余 金 の 配 当
当 期 純 利 益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 消 却
利 益 剰 余 金 か ら
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当 期 末 残 高
当
期 首 残 高
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残高
当 期 変 動 額
剰 余 金 の 配 当
当 期 純 利 益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 消 却
利 益 剰 余 金 か ら
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当 期 末 残 高
本 金
57,941
主
資
利益剰余金
55,819
資本剰余金
4,566
(単位:百万円)
本
自 己 株 式
△66
238
57,941
4,566
238
56,057
△66
118,499
△5,059
5,056
△2,204
8,442
△5,059
―
△2,204
8,442
△5,056
―
57,941
3,283
△3,283
△1,773
2,792
2,953
59,011
その他の包括利益累計額
そ の 他
退職給付
その他の
有価証券
に 係 る
包括利益
評価差額金
調整累計額
累計額合計
7,363
△1,251
6,112
株主資本合計
118,260
―
△2
△69
新株予約権
―
少数株主持分
2,120
1,177
119,677
純資産合計
126,493
238
7,363
△1,251
6,112
―
2,120
126,732
△2,204
8,442
△5,059
―
―
10,069
949
11,019
15
324
11,359
10,069
17,433
949
△301
11,019
17,131
15
15
324
2,444
12,537
139,269
― 30 ―
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2015/05/14 22:17:00印刷 14/29
連結注記表
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。また、子会社、子法人等及び関連法人等の定義は、銀行法第2条第
8項及び銀行法施行令第4条の2に基づいております。
連結計算書類の作成方針
1. 連結の範囲に関する事項
連結される子会社及び子法人等 4社
ちば興銀カードサービス株式会社
ちば興銀ビジネスサービス株式会社
千葉総合リース株式会社
ちば興銀コンピュータソフト株式会社
2. 持分法の適用に関する事項
該当ありません。
3. 連結される子会社及び子法人等の事業年度等に関する事項
連結される子会社及び子法人等4社の決算日は親会社と同一であります。
会計処理基準に関する事項
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法)、その他有価証券について
は原則として連結決算日の市場価格等に基づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握するこ
とが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
当行の有形固定資産は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)について
は定額法)を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 14年∼50年
その他 3 年∼20年
連結される子会社及び子法人等の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として定率法により償
却しております。
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、当行並びに連結され
る子会社及び子法人等で定める利用可能期間(主として5年)に基づいて償却しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定資産」中のリース資産は、リース期
間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決め
があるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
― 31 ―
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2015/05/14 22:17:00印刷 15/29
5.
貸倒引当金の計上基準
当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等
の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減
額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、「破綻懸念先」
という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部
署が査定結果を監査しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が
可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は30,366百万円
であります。
連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、
貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。
6. 役員退職慰労引当金の計上基準
連結される子会社及び子法人等の役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退
職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認められる額を計上しております。
7. 睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求
に応じて発生する損失を見積り必要と認める額を計上しております。
8. 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については給付算定式
基準によっております。また、過去勤務費用、数理計算上の差異及び会計基準変更時差異の損益処理方法は次のとおり
であります。
過去勤務費用:その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として5年)による定額法により損益処理
数理計算上の差異 : 各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年及び13
年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理
会計基準変更時差異 (4,863百万円):主として15年による按分額を費用処理しております。
なお、連結される子会社及び子法人等は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都
合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
9. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
当行の外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
10. リース取引の処理方法
(貸主側)
リース取引開始日が「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号平成19年3月30日)適用初年度開始前の
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指
針第16号平成19年3月30日)第81項に基づき、同会計基準適用初年度の前連結会計年度末における固定資産の適正
な帳簿価額(減価償却累計額控除後)をリース投資資産の期首の価額として計上しております。
なお、同適用指針第80項を適用した場合と比べ、税金等調整前当期純利益は23百万円増加しております。
― 32 ―
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2015/05/14 22:17:00印刷 16/29
11.
重要な収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっております。
12. 重要なヘッジ会計の方法
為替変動リスク・ヘッジ
当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等
の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する繰延
ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目
的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合
うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
13. 消費税等の会計処理
当行並びに連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消費税の会計処理は、一部の子会社及び子法人等を除き税
抜方式によっております。
会計方針の変更
(「退職給付に関する会計基準」等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、「退職給付会計基準」という。)及び「退
職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下、「退職給付適用指針」と
いう。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度よ
り適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定
式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく単一の割引率から、
退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当連結会計年度の期
首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る負債が369百万円減少し、利益剰余金が238百万円増加しております。
なお、当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。
未適用の会計基準等
企業結合に関する会計基準等(平成25年9月13日)
(1)概要
当該会計基準等は、①子会社株式の追加取得等において支配が継続している場合の子会社に対する親会社の持分変動
の取扱い、②取得関連費用の取扱い、③暫定的な会計処理の取扱い、④当期純利益の表示及び少数株主持分から非支
配株主持分への変更を中心に改正されたものであります。
(2)適用予定日
当行は、改正後の当該会計基準等を平成27年4月1日に開始する連結会計年度の期首から適用する予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該会計基準等の適用による影響は、評価中であります。
追加情報
当行は、平成26年6月27日開催の第92回定時株主総会の決議により、役員退職慰労金制度廃止に伴う打ち切り支給を実
施いたしました。これに伴い、当行役員に対する「役員退職慰労引当金」を全額取崩し、打ち切り支給額未払分86百万円
については「その他負債」に含めて表示しております。
なお、連結される子会社及び子法人等におきましては従来どおり、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結
会計年度末までに発生していると認められる額を「役員退職慰労引当金」として計上しております。
― 33 ―
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注記事項
(連結貸借対照表関係)
1. 貸出金のうち、破綻先債権額は452百万円、延滞債権額は34,020百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取
立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下、「未
収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホま
でに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
2. 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額はありません。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先
債権及び延滞債権に該当しないものであります。
3. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は3,207百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元
本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延
滞債権に該当しないものであります。
4. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は37,680百万円であります。
なお、上記1.から4.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
5. 手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別
監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形、荷付為替手形
及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、
8,489百万円であります。
6. ローン・パーティシペーションで、「ローン・パーティシペーションの会計処理及び表示」(日本公認会計士協会会計制
度委員会報告第3号)に基づいて、原債務者に対する貸出金として会計処理した参加元本金額のうち、連結貸借対照表
計上額は、3,026百万円であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
49,656百万円
担保資産に対応する債務
預
金
564百万円
借 用 金
19,449百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保として、有価証券18,038百万円及びその他資産55百万円を差し入れております。
また、その他資産には、先物取引差入証拠金9百万円、金融商品等差入担保金3百万円及び保証金1,649百万円が含ま
れております。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規
定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契
約に係る融資未実行残高は、456,411百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが404,017百万円
あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当行並
びに連結される子会社及び子法人等の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の
多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行並びに連結される子会社及び子法人
等が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、
契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内(社内)
手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 有形固定資産の減価償却累計額
22,406百万円
― 34 ―
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10.
借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金5,000百万円が含まれて
おります。
11. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証債務の額は
35,946百万円であります。
(連結損益計算書関係)
「その他の経常費用」には、貸出金償却554百万円を含んでおります。
(連結株主資本等変動計算書関係)
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度
期 首 株 式 数 増 加 株 式 数 減 少 株 式 数 末 株 式 数
発行済株式
普通株式
50,722
―
―
第一回第一種優先株式
1,250
―
1,250
第二回第二種優先株式
5,000
―
―
第四回第四種優先株式
6,400
―
―
合 計
63,372
―
1,250
自己株式
普通株式
57
3
―
第一回第一種優先株式
―
1,250
1,250
合 計
57
1,253
1,250
(注1)平成26年9月の自己株式1,250千株消却に伴うものであります。
(注2)単元未満株式の買取りによる増加であります。
(注3)平成26年9月の自己株式1,250千株取得及び消却に伴うものであります。
2.
50,722
―
5,000
6,400
62,122
60
―
60
新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数 (株)
新株予約権
区分
新株予約権の内訳 の目的となる 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
株式の種類 年 度 期 首 年 度 増 加 年 度 減 少 年 度 末
ストック・オプション
当行
―
としての新株予約権
合
計
―
― 35 ―
摘
要
(注1)
(注2)
(注3)
当連結会計
年度末残高
(百万円)
15
15
摘要
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3. 配当に関する事項
(1)当連結会計年度中の配当金支払額
(決議)
株式の種類
普通株式
平成26年6月27日
定時株主総会
合
計
第一回第一種
優先株式
第二回第二種
優先株式
第四回第四種
優先株式
配当金の総額
1株当たり
配当額
151百万円
3円
125百万円
100円
520百万円
104円
1,408百万円
220円
基準日
効力発生日
平成26年
3月31日
平成26年
3月31日
平成26年
3月31日
平成26年
3月31日
平成26年
6月30日
平成26年
6月30日
平成26年
6月30日
平成26年
6月30日
2,204百万円
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの
1株当たり
配当金の総額
配当の原資
基準日
効力発生日
(決議)
株式の種類
配当額
平成27年
平成27年
151百万円 利益剰余金
3円
普通株式
3月31日
6月26日
平成27年6月25日
平成27年
平成27年
第二回第二種
520百万円 利益剰余金
104円
優先株式
定時株主総会
3月31日
6月26日
平成27年
平成27年
第四回第四種
1,408百万円 利益剰余金
220円
優先株式
3月31日
6月26日
平成27年6月25日の定時株主総会において、議案を付議する予定であります。
(金融商品関係)
1. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当行グループは、預金業務、地元中小企業への貸出業務、住宅ローンなどの各種ローン等を主要事業として認識し、
地域金融機関としての金融サービス事業を展開しております。また運用の一環として有価証券投資を行っております。
このように、金利変動、元本毀損などの各種リスクが内在する金融資産及び金融負債を有していることから、当行グ
ループはリスク管理を経営の重要課題として位置づけ、リスク管理体制を構築し、各種リスクをコントロールするた
め「リスク管理の方針」のもと「リスク管理統括規程」を制定、リスクを統合的に管理する部署としてリスク統括部
を設置するほか、横断的な組織としてリスク管理委員会を設置し、規程に基づいた管理を実施しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当行グループが保有する金融資産は、主として県内の取引先及び個人に対する貸出金であり、顧客の契約不履行によ
ってもたらされる信用リスクに晒されています。その他、貸出金のうち貸出金利を固定とする約定でその期間が長期
のものは金利の変動リスクにも晒されています。
また、有価証券は、主に債券、株式、投資信託であり、満期保有目的、純投資目的及び顧客向け売買目的で保有して
おります。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されています。
金融負債のうち主要なものは預金ですが、そのうち定期預金で期間が長期のものは金利の変動リスクに晒されています。
デリバティブ取引は、主として金利スワップ取引及び通貨スワップ取引、為替予約取引があります。これらは、顧客
の財務上のニーズにお応えするため、並びに金利・為替変動に対する当行のリスクを軽減することを目的として取り
扱っています。
― 36 ―
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(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当行グループは、信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、
信用情報管理、内部格付、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しており
ます。
また、与信ポートフォリオ管理の一環である大口与信管理として、審査関連部は、半期毎に「大口与信モニタリン
グ制度」により大口与信先の状況等を経営へ報告するとともに、「信用貸出(未保全)限度額ガイドライン」を中
心とした管理態勢を構築し、与信集中の防止に取組んでおります。具体的には、「信用貸出(未保全)限度額ガイ
ドライン」超過先は、経営宛に方針協議を行い、必要と判断された先については「個社別与信方針検討会」を実施
しております。
有価証券の発行体、コールローンの相手先の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関
しては、リスク統括部において、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しています。
② 市場リスクの管理
(ⅰ)金利リスクの管理
当行は金利の変動リスクを管理するため、部門を横断する機関として、ALM委員会を設置しております。
金利リスクを適切にコントロールするために、「金利リスク管理(金利ギャップ分析による管理)規程」に基づ
き、リスク管理部門(リスク統括部)により定期的にギャップ分析や金利感応度分析等によるモニタリングを実
施、そのモニタリング結果をALM委員会に報告・協議しております。ALM委員会では、そのモニタリング結
果を元に、有効なリスク・コントロールを図るべく協議を行い、さらに月次で取締役会に金利リスクの状況を報
告しています。
(ⅱ)為替リスクの管理
当行は、為替の変動リスクに関して、通貨ごとにポジションがスクエアになるよう日常的にコントロールし、管
理しております。
(ⅲ)価格変動リスクの管理
有価証券を含む投資商品の保有については、市場関連リスクに関する管理諸規程に従い、適切にコントロールさ
れています。具体的には半期毎に経営会議等において、自己資本等の経営体力の範囲内で、部門別・リスクカテ
ゴリー別にリスクリミットや損失限度額を設定し、管理しています。当行グループが保有している株式の多くは、
業務・資本提携を含む事業推進目的で保有しているものであり、取引先の市場環境や財務状況などをモニタリン
グしており、経営陣に定期的に報告されております。
(ⅳ)デリバティブ取引
デリバティブ取引に関しては、取引の執行、事務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立するととも
に、市場関連リスク管理各種規程に基づき実施、管理しております。
(ⅴ)市場リスクに係る定量的情報
当行のリスク統括部において、「貸出金」、「有価証券」のうち時価を把握することが極めて困難と認められるも
の以外のもの、「預金」、「外国為替」、「デリバティブ取引」など、いずれもトレーディング目的以外である主た
る金融商品に対し、バリュー・アット・リスク(VaR)を用いて市場リスク量を計量しております。
このVaRの算定は、前連結会計年度においては分散・共分散法(信頼区間99%、観測期間1年、保有期間1日)
を採用しておりましたが、当連結会計年度より「有価証券」のうち株式についてヒストリカル法(信頼区間99%、
観測期間5年、保有期間は純投資目的は60日、それ以外は120日)、株式以外の金融商品については分散・共分
散法(信頼区間99%、観測期間1年、保有期間は「貸出金」、「預金」及び「デリバティブ取引」は240日、それ
以外は60日)を採用しております。
平成27年3月31日(当期の連結決算日)現在で当行グループの市場リスク量(損失額の推計値)は、全体で
19,987百万円であります。
なお、当行グループでは、モデルが算出するVaRと損益を比較するバックテスティングを実施しており、使用
する計測モデルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。ただし、VaRは過去の
相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられない
ほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。
― 37 ―
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③
資金調達に係る流動性リスクの管理
当行は、ALM委員会を通して、経営環境、資金繰り状況、流動性確保状況等を勘案した、適切な資金管理を行っ
ております。また、日常の資金繰りは「ローンポジションの堅持」を基本方針として運営しており、市場性ある有
価証券の保有等、流動性の確保に努めております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれてお
ります。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価
額が異なることもあります。
2.
金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把
握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません ((注2) 参照)。
(単位:百万円)
連結貸借対照表
時 価
差 額
計上額
(1)現金預け金
62,590
62,646
55
(2)商品有価証券
売買目的有価証券
128
128
―
(3)有価証券
満期保有目的の債券
37,946
38,142
195
その他有価証券
514,443
514,443
―
(4)貸出金
1,822,154
貸倒引当金(*1)
△11,478
1,810,675
1,826,175
15,499
資産計
2,425,785
2,441,535
(1)預金
2,269,118
2,269,255
負債計
2,269,118
2,269,255
デリバティブ取引(*2)
ヘッジ会計が適用されていないもの
55
55
デリバティブ取引計
55
55
(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*2) その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
― 38 ―
15,750
137
137
―
―
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(注1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1)現金預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満
期のある預け金については、将来キャッシュ・フローを見積もり、リスク・フリーに近い市場利子率で割り引くこ
とにより算定しております。
(2)商品有価証券
ディーリング業務のために保有している債券等の有価証券については、取引所の価格又は取引金融機関から提示さ
れた価格によっております。
(3)有価証券
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、
公表されている基準価格によっております。自行保証付私募債は、発行体の信用リスクを反映した将来キャッシ
ュ・フローを見積もり、リスク・フリーに近い市場利子率で割り引いて算出しております。
なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については「(有価証券関係)」に記載しております。
(4)貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異な
っていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利による
事業性貸出は、債務者の内部格付及び期間に基づく区分ごとに、保全を考慮した予想デフォルト率により算出した
将来キャッシュ・フローを、リスク・フリーに近い市場利子率で割り引いて時価を算定しております。固定金利に
よる住宅ローン及び消費者ローンは、期間に基づく区分ごとに、元利金合計額を、同様の新規貸出を行った場合に
想定される利率で割り引くことにより時価を算定しております。なお、約定期間が短期間(1年以内)のものは、
時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又
は担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸
借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものについては、
返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価とし
ております。
負 債
(1)預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。また、定
期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しておりま
す。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する表示利率を用いております。なお、預入期間が短期間
(1年以内) のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、金利関連取引 (金利スワップ、金利キャップ等)、通貨関連取引 (為替予約、通貨スワップ等)
であり、取引所の価格、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によっております。
― 39 ―
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(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の
時価情報の「資産(3) その他有価証券」には含まれておりません。
(単位:百万円)
区 分
連結貸借対照表計上額
① 非上場株式(*1)
1,260
② 組合出資金(*2)
2
合 計
1,263
(*1) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開
示の対象とはしておりません。
(*2) 組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成
されているものについては、時価開示の対象とはしておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
1年以内
1年超
3年以内
5,000
3年超
5年以内
―
5年超
7年以内
―
(単位:百万円)
7年超
10年超
10年以内
―
―
預け金
31,800
有価証券
満期保有目的の債券
9,962
15,809
10,103
71
―
2,000
その他有価証券のうち
88,529
154,310
164,430
16,594
28,821
2,040
満期があるもの
貸出金(*)
451,562
326,321
224,129
143,870
155,523
477,286
合 計
581,854
501,441
398,663
160,536
184,344
481,327
(*) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない34,340百万円、
期間の定めのないもの9,118百万円は含めておりません。
(注4)社債、借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
1年超
3年超
5年超
1年以内
3年以内
5年以内
7年以内
預金(*)
2,137,004
122,783
9,330
―
合 計
2,137,004
122,783
9,330
―
(*) 預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
― 40 ―
(単位:百万円)
7年超
10年超
10年以内
―
―
―
―
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(有価証券関係)
連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「商品有価証券」が含まれております。
1. 売買目的有価証券(平成27年3月31日現在)
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
(百万円)
売買目的有価証券
0
2.
満期保有目的の債券(平成27年3月31日現在)
種 類
時価が連結貸借対照表計
上額を超えるもの
国債
地方債
社債
その他
小計
時価が連結貸借対照表計
上額を超えないもの
国債
地方債
社債
その他
小計
合
3.
計
連結貸借対照表
計上額(百万円)
―
―
31,580
1,000
32,580
―
―
4,366
1,000
5,366
37,946
時 価
(百万円)
差 額
(百万円)
―
―
31,833
1,009
32,843
―
―
4,304
994
5,299
38,142
―
―
252
9
262
―
―
△61
△5
△66
195
連結貸借対照表
計上額(百万円)
32,169
333,193
130,124
53,605
149,463
98,862
464,224
429
15,937
2,029
4,463
9,445
33,850
50,218
514,443
取得原価
(百万円)
16,074
329,923
129,380
52,246
148,296
92,142
438,140
513
15,989
2,045
4,482
9,461
34,793
51,296
489,436
差 額
(百万円)
16,095
3,269
743
1,358
1,167
6,719
26,084
△83
△51
△16
△19
△15
△942
△1,077
25,006
その他有価証券(平成27年3月31日現在)
種 類
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
合
計
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
小計
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
小計
― 41 ―
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4.
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当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
株式
5,499
624
86
債券
39,646
45
1
国債
33,529
24
0
地方債
―
―
―
社債
6,117
20
0
その他
10,706
501
19
合 計
55,852
1,170
107
(税効果会計関係)
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第
2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げが行わ
れることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の35.3%から、
平成27年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については32.8%に、平成28年4月1日に開
始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については32.0%となります。この税率変更により、繰延税金資
産は706百万円減少し、その他有価証券評価差額金は731百万円増加し、法人税等調整額は1,430百万円増加し、退職給
付に係る調整累計額は13百万円減少しております。
(1株当たり情報)
1株当たりの純資産額
1株当たりの当期純利益金額
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
1,635円99銭
127円46銭
79円34銭
(ストック・オプション等関係)
1. ストック・オプションにかかる当連結会計年度における費用計上額及び科目名
営業経費
15百万円
2. ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別のストック・オプションの数(注)
付与日
権利確定条件
対象勤務期間
権利行使期間
第1回新株予約権
当行取締役4名及び執行役員11名
普通株式 28,700株
平成26年7月14日
権利確定条件は定めていない。
対象勤務期間は定めていない。
平成26年7月15日から平成56年7月14日まで
(注) 株式数に換算して記載しております。
― 42 ―
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(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(平成27年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの
数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
第1回新株予約権
権利確定前
前連結会計年度末
―
付与
28,700株
失効
―
権利確定
28,700株
未確定残
―
権利確定後
前連結会計年度末
―
権利確定
28,700株
権利行使
―
失効
―
未行使残
28,700株
②
単価情報
権利行使価格(注)
行使時平均株価
付与日における公正な評価単価(注)
(注) 1株当たりに換算して記載しております。
第1回新株予約権
1円
―
734円
3.
ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
当連結会計年度において付与された第1回新株予約権についての公正な評価単価の見積方法は以下のとおりであります。
(1)使用した評価技法
ブラック・ショールズ式
(2)主な基礎数値及び見積方法
第1回新株予約権
株価変動性(注1)
41.23%
予想残存期間(注2)
15年
予想配当(注3)
1.5円/株
無リスク利子率(注4)
0.97%
(注1)予想残存期間15年に対応する期間の株価実績に基づき算定しております。
(注2)十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行使されるも
のと推定して見積もっております。
(注3)直近2期の実績配当金の単純平均によっております。
(注4)予想残存期間に対応する期間に対応する国債の利回りであります。
4.
ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効のみ反映させる方法を採用しております。
― 43 ―
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会計監査人の監査報告書謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年5月7日
株式会社 千葉興業銀行
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 菅 原 和 信 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 加 藤 信 彦 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社千葉興業銀行の平成26年4月1日か
ら平成27年3月31日までの第93期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動
計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及びその附
属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤 による重要な虚偽表示のない計算書類及
びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属明細書に
対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準
拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施
される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤 による計算書類及びその附属明細書の重要な虚偽
表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するた
めのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するため
に、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者
が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類
及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計
の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点にお
いて適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
― 44 ―
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会計監査人の連結計算書類に係る監査報告書謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年5月7日
株式会社 千葉興業銀行
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 菅 原 和 信 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 加 藤 信 彦 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社千葉興業銀行の平成26年4月1日から平成
27年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資
本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算書類を作成
し適正に表示することにある。これには、不正又は誤 による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作成し適正
に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する意見を表
明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行
った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手
続は、当監査法人の判断により、不正又は誤 による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて
選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法
人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正
な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経
営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し
て、株式会社千葉興業銀行及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状
況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
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監査役会の監査報告書謄本
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第93期事業年度の取締役の職務の執行に関して、各
監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1. 監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、監査計画等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、
取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役会規定に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、取締役、内部監査部門
その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な会
議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決
裁書類等を閲覧し、本店及び主要な営業店において業務及び財産の状況を調査いたしました。また、事業報告に記載
されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を
確保するために必要なものとして会社法施行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決
議の内容及び当該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)について、取締役及び使用人等からその構
築及び運用の状況について定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、意見を表明いたしました。子会社につい
ては、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けま
した。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会
計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職
務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する
品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を
求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書
及び個別注記表)及びその附属明細書並びに連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動
計算書及び連結注記表)について検討いたしました。
2. 監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統制システムに関する
事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認められません。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
(3)連結計算書類の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
平成27年5月8日
株式会社千葉興業銀行 監査役会
常勤監査役
田 仲
常勤監査役
稲 葉
社外監査役
原 口
社外監査役
鈴 木
直
保
秀
伸
樹
実
夫
弥
以
― 46 ―
㊞
㊞
㊞
㊞
上
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株主総会参考書類
議案および参考事項
第1号議案 剰余金の配当の件
当行は、銀行業としての公共性に鑑み、健全経営を確保するため内部留保の充実を
図るとともに、安定的な配当に努めていくことを基本方針としております。当期の期
末配当につきましては、下記のとおりといたしたいと存じます。
(1)株主に対する配当財産の割当てに関する事項およびその総額
当行普通株式
1株につき金3円
総額 151,983,711円
当行第二回第二種優先株式
1株につき金104円
総額 520,000,000円
当行第四回第四種優先株式
1株につき金220円
総額1,408,000,000円
(2)剰余金の配当が効力を生ずる日
平成27年6月26日
― 47 ―
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第2号議案 取締役5名選任の件
本総会終結の時をもって、取締役4名全員が任期満了となりますので、取締役5名
の選任をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は次のとおりであります。
候補者
の番号
1
2
氏
名
(生 年 月 日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
昭和55年 4 月 当行入行
平成 8 年 8 月 当行国際部調査役兼ニューヨーク駐在員事務所
長
平成15年
7
月
当行参事経営企画部担当部長
あお
やぎ しゅん いち
平成16年
5
月
当行参事経営企画部長
青 柳 俊 一
平成16年
6
月
当行執行役員経営企画部長
(昭和30年 7 月12日生)
平成19年 5 月 当行常務執行役員
平成19年 6 月 当行常務取締役常務執行役員
平成21年 6 月 当行取締役頭取CEO
現在に至る
《取締役候補者とした理由》
昭和55年より、当行の一員として、国際業務、経営企画、営業等に携わる等、豊富な業務
経験を有し、業務全般を熟知しております。また、当行取締役頭取として、経営経験も豊富
な人物であります。
その経験や知見を当行取締役会において活かすことにより、取締役会の意思決定機能や監督
機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としました。
昭和55年 4 月 株式会社富士銀行入行
平成12年 4 月 同行生駒支店長
平成14年 1 月 同行市ヶ谷支店長
平成16年 7 月 株式会社みずほ銀行名古屋駅前支店長
平成18年 3 月 同行業務部支店業務ユニット担当部長
うめ
むら
せい
じ
梅 村 星 児
平成20年12月 株式会社オリエントコーポレーション執行役員
(昭和32年 7 月16日生)
経営企画グループみずほ連携部担当
平成22年 4 月 当行常務執行役員
平成22年 6 月 当行取締役副頭取COO(経営企画部、人事
部、総合事務部担当)
現在に至る
《取締役候補者とした理由》
昭和55年に株式会社富士銀行入行以来、業務、営業等に携わる等、豊富な業務経験を有し、
業務全般を熟知しております。また、平成22年より当行の一員となり、当行取締役副頭取
として、経営経験も豊富な人物であります。
経営企画部、人事部、総合事務部等の担当役員を務める等、その経験や知見を当行取締役会
において活かすことにより、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効性強化が期待できる
ため、取締役候補者としました。
― 48 ―
所有する当行の
株式の種類及び数
普通株式
2,300株
普通株式
4,000株
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候補者
の番号
3
4
氏
名
(生 年 月 日)
2015/5/19 10:43:00 AM印刷 3/24
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
昭和55年 4 月
平成13年 5 月
平成16年 5 月
平成16年 7 月
平成17年 6 月
平成18年 5 月
ほし
の
さと
し
星 野 智 史
平成19年 5 月
(昭和32年 3 月12日生) 平成20年 4 月
平成20年 6 月
平成21年 6 月
平成21年 7 月
当行入行
当行土気南支店長
当行審査部長
当行参事審査部長
当行執行役員審査部長
当行執行役員本店営業部長
当行常務執行役員本店営業部長
当行常務執行役員
当行常務取締役常務執行役員
当行専務取締役専務執行役員
当行専務取締役専務執行役員(審査部、事業戦
略部、総務部担当)
現在に至る
《取締役候補者とした理由》
昭和55年より当行の一員として、審査、営業等に携わる等、豊富な業務経験を有し、業務
全般を熟知しております。
審査部、事業戦略部、総務部の担当役員を務める等、その経験や知見を当行取締役会におい
て活かすことにより、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効性強化が期待できるため、
取締役候補者としました。
昭和55年 4 月 当行入行
平成12年 1 月 当行行徳支店長
平成12年11月 当行浦安支店長
平成15年 5 月 当行野田支店長
平成16年 7 月 当行参事野田支店長
おか
もと
しげ
お
平成18年 5 月 当行参事千葉支店長
岡 本 繁 雄
(昭和30年 9 月13日生) 平成19年 6 月 当行執行役員千葉支店長
平成20年 4 月 当行執行役員本店営業部長
平成21年 5 月 当行常務執行役員
平成26年 6 月 当行常務取締役常務執行役員(支店業務部担
当)
現在に至る
《取締役候補者とした理由》
昭和55年より当行の一員として、営業等に携わる等、豊富な業務経験を有し、業務全般を
熟知しております。
支店業務部、営業統括部の担当役員を務める等、その経験や知見を当行取締役会において活
かすことにより、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効性強化が期待できるため、取締
役候補者としました。
― 49 ―
所有する当行の
株式の種類及び数
普通株式
5,500株
普通株式
6,467株
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候補者
の番号
5
氏
名
(生 年 月 日)
2015/5/19 10:43:00 AM印刷 4/24
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
昭和50年 4 月 千葉県入庁
平成12年 4 月 同県健康福祉部児童家庭課主幹・少子化対策室
長
平成14年 4 月 同県総合企画部女性サポートセンター所長
平成16年 4 月 同県総合企画部男女共同参画課長兼総務部副参
事
平成19年 4 月 同県商工労働部次長兼総務部参事
と
や
ひさ
こ
戸 谷 久 子
平成20年 4 月 同県健康福祉部次長
(昭和27年 8 月 1 日生) 平成21年 4 月 同県健康福祉部長
平成23年 4 月 同県環境生活部長
平成25年 3 月 同県退職
平成25年 4 月 千葉県国民健康保険団体連合会常務理事
現在に至る
〔重要な兼職の状況〕
千葉県国民健康保険団体連合会 常務理事
《取締役候補者とした理由》
千葉県での長年にわたる地方行政の経験や実績等を踏まえ、社外取締役としての役割を果た
すための知識と経験を兼ね備えた適任者であると判断したことから、社外取締役として選任
をお願いするものであります。
なお、同氏は、過去に会社の経営に直接関与した経験はありませんが、上記理由に基づき、
当行の社外取締役としての職務を適切に遂行していただけるものと判断いたします。
所有する当行の
株式の種類及び数
0株
(注) 1. 候補者と当行との間に特別の利害関係はありません。
2. 戸谷久子氏は社外取締役候補者であります。
3. 候補者戸谷久子氏が選任された場合、当行定款の規定に基づき、当行は同氏との間で、
会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の賠償責任を限定する責任限
定契約を締結する予定であります。ただし、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、法
令が規定する額といたします。
4. 候補者戸谷久子氏が選任された場合、同氏は、東京証券取引所有価証券上場規程第436
条の2に定める独立役員となる予定であります。
― 50 ―
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2015/5/19 10:43:00 AM印刷 5/24
第3号議案 監査役2名選任の件
本総会終結の時をもって、監査役田仲直樹氏は辞任され、監査役原口秀夫氏は任期
満了となりますので、監査役2名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は次のとおりでありますが、このうち、松井一登氏は、任期満了前に
監査役を辞任される田仲直樹氏の補欠として選任されることとなりますので、その任
期は、当行定款の定めにより、辞任される監査役の任期の満了する時までとなります。
候補者
の番号
1
氏
名
(生 年 月 日)
昭和56年 4 月
平成12年10月
平成13年10月
平成15年 5 月
平成16年 5 月
平成18年 7 月
まつ
い
かず
と
平成19年 1 月
松 井 一 登
平成19年 5 月
(昭和33年 6 月18日生) 平成20年 4 月
平成20年 6 月
平成21年 4 月
平成24年 4 月
平成25年 4 月
平成27年 4 月
略歴及び重要な兼職の状況
当行入行
当行経営企画部担当部長代理
当行鎌取支店長
当行辰巳台支店長
当行茂原支店長
当行参事茂原支店長
当行参事支店業務部副部長
当行参事支店業務部第五エリア営業部長
当行参事船橋支店長
当行執行役員船橋支店長
当行執行役員千葉支店長
当行執行役員営業統括部長
当行執行役員本店営業部長
当行執行役員
現在に至る
《監査役候補者とした理由》
昭和56年より、当行の一員として、経営企画、営業等に携わる等、豊富な業務経験を有
し、業務全般を熟知しております。
当行における実務を通じて監査に関する十分な知識と経験を有しており、監査役としての職
務を適切に遂行することができるものと判断し監査役候補者としました。
― 51 ―
所有する当行の
株式の種類及び数
普通株式
1,300株
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候補者
の番号
2015/5/19 10:43:00 AM印刷 6/24
氏
名
(生 年 月 日)
略歴及び重要な兼職の状況
昭和54年 4 月
平成15年 6 月
平成18年 9 月
平成21年 4 月
平成23年 4 月
平成24年 4 月
平成25年 4 月
平成25年 4 月
2
安田火災海上保険株式会社入社
株式会社損害保険ジャパン山形支店長
同社西東京支店長
同社理事岡山支店長
同社執行役員信越本部長兼北陸本部長
同社常務執行役員信越本部長兼北陸本部長
同社事務企画部顧問
いつ か いち
たか
ひろ
NKSJビジネスサービス株式会社代表取締役
五日市 喬 弘
会長
(昭和29年 6 月 8 日生) 平成26年 9 月 損害保険ジャパン日本興亜株式会社事務企画部
顧問(現任)
平成26年 9 月 損保ジャパン日本興亜ビジネスサービス株式会
社代表取締役会長(現任)
現在に至る
〔重要な兼職の状況〕
損害保険ジャパン日本興亜株式会社事務企画部顧問
損保ジャパン日本興亜ビジネスサービス株式会社代表取締役会長
《監査役候補者とした理由》
損害保険ジャパン日本興亜株式会社等での経歴により、客観的な監査の目で社外監査役の役
割を果たすための知識と経験を兼ね備えた適任者であると判断したことから、社外監査役と
して選任をお願いするものであります。
所有する当行の
株式の種類及び数
0株
(注) 1. 候補者と当行との間に特別の利害関係はありません。
2. 五日市喬弘氏は社外監査役候補者であります。
3. 五日市喬弘氏は当行の特定関係事業者である損害保険ジャパン日本興亜株式会社の事務
企画部顧問を務めていますが、平成25年4月に同社の前身である株式会社損害保険ジャ
パンの事務企画部顧問に就任するまでは、株式会社損害保険ジャパンの業務執行者とし
て同社の業務執行に従事した経歴を有します。
4. 候補者五日市喬弘氏が選任された場合、当行定款の規定に基づき、当行は同氏との間で、
会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の賠償責任を限定する責任限
定契約を締結する予定であります。ただし、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、法
令が規定する額といたします。
5. 候補者五日市喬弘氏が選任された場合、同氏は、東京証券取引所有価証券上場規程第
436条の2に定める独立役員となる予定であります。
― 52 ―
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第4号議案 補欠監査役1名選任の件
監査役が法令に定める員数を欠くことになる場合に備え、予め補欠の社外監査役1
名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
補欠監査役候補者は次のとおりであります。
氏
名
(生 年 月 日)
略歴及び重要な兼職の状況
昭和59年 4 月 弁護士登録
昭和59年 4 月 杉本・柳川・奥山法律事務所(現在は、東京丸の内法律
米 倉 偉 之
事務所)入所
(昭和27年 6 月 4日生)
現在に至る
《社外監査役の補欠として選任する理由》
米倉偉之氏につきましては、長年の弁護士として培われた法律知識を監査役に就任された場合に当行
の監査体制に活かしていただくため、社外監査役の補欠として選任をお願いするものであります。
なお、同氏は直接企業経営に関与された経験はありませんが、弁護士として企業法務に精通し、企業
経営を統治する充分な見識を有しておられることから、社外監査役としての職務を適切に遂行してい
ただけるものと判断いたします。
よね
くら
ひで
所有する当行の
株式の種類及び数
ゆき
0株
(注) 1. 補欠監査役候補者と当行との間に特別の利害関係はありません。
2. 米倉偉之氏は、社外監査役の補欠として選任するものであります。
3. 候補者米倉偉之氏が監査役に就任した場合、当行定款の規定に基づき、当行は同氏との
間で、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の賠償責任を限定する
責任限定契約を締結する予定であります。ただし、当該契約に基づく賠償責任の限度額
は、法令が規定する額といたします。
4. 候補者米倉偉之氏が監査役に就任した場合、当行は同氏を、東京証券取引所有価証券上
場規程第436条の2に定める独立役員として、同取引所に届け出る予定であります。
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第5号議案 定款一部変更の件
1.変更の理由
(1)公告方法について、インターネットの普及を踏まえ、公告閲覧の利便性向上およ
び公告手続の合理化を図るため、電子公告を採用することとし、併せてやむを得
ない事由により電子公告をすることができない場合の予備的な公告方法を定める
ため、現行定款第5条(公告の方法)について変更を行うものであります。
(2)当行は、平成26年9月12日に第一種優先株式の取得および消却を実施いたしまし
たが、これに伴い、現行定款における当該第一種優先株式の発行枠および関連規
定を廃止するものであります。
(3)上記の規定の廃止等に伴い、条数などの変更を行うものであります。
2.変更の内容
変更の内容は次のとおりであります。
(下線部分は変更箇所)
現 行
第1章
定
総
款
則
変 更 案
第1章 総 則
第1条∼第4条
(条文省略)
第1条∼第4条
(現行どおり)
第 5 条(公告の方法)
当銀行の公告は、東京都において発行す
る日本経済新聞に掲載する。
第 5 条(公告の方法)
当銀行の公告方法は、電子公告とする。
ただし、事故その他やむを得ない事由によ
って電子公告による公告をすることができ
ない場合は、東京都において発行する日本
経済新聞に掲載して行う。
第2章 株 式
第 6 条(発行可能株式総数)
当銀行の発行可能株式総数は、29,600万
株とし、このうち29,600万株は普通株式、
125万株は第一種の優先株式、500万株は
第二種の優先株式、750万株は第四種の優
先株式、750万株は第五種の優先株式とす
る。
第2章 株 式
第 6 条(発行可能株式総数)
当銀行の発行可能株式総数は、29,600万
株とし、このうち29,600万株は普通株式、
500万株は第二種の優先株式、750万株は
第四種の優先株式、750万株は第五種の優
先株式とする。
第 7 条∼第10条
(条文省略)
第 7 条∼第10条
(現行どおり)
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現 行 定 款
第 2 章の2 優先株式
第11条(優先配当金およびその上限等)
当銀行は、第50条に定める剰余金の期末
配当については、優先株式を有する株主
(以下優先株主という) または優先株式の信
託受託者 (以下優先信託受託者という)、優
先株式の登録株式質権者 (以下優先登録株
式質権者という) に対し、普通株式を有す
る株主 (以下普通株主という) または普通
株式の信託受託者 (以下普通信託受託者と
いう)、普通株式の登録株式質権者 (以下普
通登録株式質権者という) に先立ち、それ
ぞれ次に定める額の金銭を上限として、そ
れぞれ発行に際して取締役会の決議で定め
る額の配当金(以下優先配当金という)を
支払う。
第一種の優先株式1株につき年240円
第二種の優先株式1株につき年320円
第四種の優先株式1株につきその1株
当たりの払込金額相当額に年率8%を
乗じて算出した額
第五種の優先株式1株につきその1株
当たりの払込金額相当額に年率8%を
乗じて算出した額
ただし、当該事業年度において第12条に
定める優先中間配当金の全部または一部を
支払ったときは、当該優先中間配当金を控
除した額とする。
ある事業年度において、優先株主または
優先信託受託者、優先登録株式質権者に対
して優先配当金の全部または一部を支払わ
ないときは、その不足額は翌事業年度以降
に累積しない。
優先株主または優先信託受託者、優先登
録株式質権者に対しては、優先配当金を超
えて配当は行わない。
変 更 案
第 2 章の2 優先株式
第11条(優先配当金およびその上限等)
当銀行は、第50条に定める剰余金の期末
配当については、優先株式を有する株主
(以下優先株主という) または優先株式の信
託受託者 (以下優先信託受託者という)、優
先株式の登録株式質権者 (以下優先登録株
式質権者という) に対し、普通株式を有す
る株主 (以下普通株主という) または普通
株式の信託受託者 (以下普通信託受託者と
いう)、普通株式の登録株式質権者 (以下普
通登録株式質権者という) に先立ち、それ
ぞれ次に定める額の金銭を上限として、そ
れぞれ発行に際して取締役会の決議で定め
る額の配当金(以下優先配当金という)を
支払う。
第二種の優先株式1株につき年320円
第四種の優先株式1株につきその1株
当たりの払込金額相当額に年率8%を
乗じて算出した額
第五種の優先株式1株につきその1株
当たりの払込金額相当額に年率8%を
乗じて算出した額
ただし、当該事業年度において第12条に
定める優先中間配当金の全部または一部を
支払ったときは、当該優先中間配当金を控
除した額とする。
ある事業年度において、優先株主または
優先信託受託者、優先登録株式質権者に対
して優先配当金の全部または一部を支払わ
ないときは、その不足額は翌事業年度以降
に累積しない。
優先株主または優先信託受託者、優先登
録株式質権者に対しては、優先配当金を超
えて配当は行わない。
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現 行
第12条
(条文省略)
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定
款
変
更
案
第12条
(現行どおり)
第13条(残余財産の分配)
当銀行は、残余財産を分配するときは、
優先株主または優先信託受託者、優先登録
株式質権者に対し、普通株主または普通信
託受託者、普通登録株式質権者に先立ち、
それぞれ次に定める額の金銭を支払う。
①第一種の優先株式
1株につき、4,000円
②第二種の優先株式
1株につき、4,000円
③第四種の優先株式、第五種の優先株式
1株につき、その1株当たりの払込金
額相当額を踏まえて、各優先株式の発行
に先立って取締役会の決議により定める
額
2 優先株主または優先信託受託者、優先登
録株式質権者に対しては、前項の外、残余
財産の分配は行わない。
第13条(残余財産の分配)
当銀行は、残余財産を分配するときは、
優先株主または優先信託受託者、優先登録
株式質権者に対し、普通株主または普通信
託受託者、普通登録株式質権者に先立ち、
それぞれ次に定める額の金銭を支払う。
①第二種の優先株式
1株につき、4,000円
②第四種の優先株式、第五種の優先株式
1株につき、その1株当たりの払込金
額相当額を踏まえて、各優先株式の発
行に先立って取締役会の決議により定
める額
第14条∼第17条
(条文省略)
第14条∼第17条
(現行どおり)
2
第18条(第一種の優先株式の取得請求権)
第一種の優先株主は、第1項に定める取
得を請求することができる期間中、当銀行
に対して、自己の有する第一種の優先株式
を取得することを請求することができる。
かかる取得の請求があった場合、当銀行
は、第一種の優先株主が取得の請求をした
第一種の優先株式を取得するのと引換え
に、第2項に定める財産を当該第一種の優
先株主に対して交付するものとする。
― 56 ―
優先株主または優先信託受託者、優先登
録株式質権者に対しては、前項の外、残余
財産の分配は行わない。
(削除)
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1.
2.
3.
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現 行 定 款
取得を請求することができる期間
平成12年9月18日から平成26年9月
16日までとする。ただし、当銀行株主
総会において権利を行使すべき株主を
確定するための基準日を定めたとき
は、その翌日から当該基準日の対象と
なる株主総会の日までの期間を除く。
取得と引換えに交付すべき財産
当銀行は、第一種の優先株式の取得と
引換えに、第一種の優先株主が取得の
請求をした第一種の優先株式数に第一
種の優先株式1株当たりの払込金額相
当額(ただし、第一種の優先株式につ
き、株式の分割、株式無償割当て、株
式の併合またはこれに類する事由があ
った場合には、適切に調整される)を
乗じた額を第3項ないし第5項に定め
る取得価額で除した数の普通株式を交
付する。なお、第一種の優先株式の取
得と引換えに交付すべき普通株式の数
に1株に満たない端数があるときは、
会社法第167条第3項に従ってこれを
取扱う。
当初取得価額
当初取得価額は、平成12年9月18日
に先立つ45取引日目に始まる30取引
日の東京証券取引所の当銀行の普通株
式の普通取引の毎日の終値(気配表示
を含む)の平均値(終値のない日数は除
く)とし、その計算は円位未満小数第
2位まで算出し、その小数第2位を四
捨五入する。ただし、当初取得価額の
下限は、1,000円とする。
― 57 ―
変
更
案
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4.
2015/5/19 10:43:00 AM印刷 12/24
現 行 定 款
取得価額の修正
取得価額は、平成13年9月18日から
平成25年9月18日までの毎年9月18
日(以下それぞれ取得価額修正日とい
う)における時価が当該取得価額修正
日に有効な取得価額を下回る場合に
は、取得価額は、当該取得価額修正日
以降時価に修正されるものとする。
ただし、当該時価が1,000円(以下下
限取得価額という)を下回るときは、
下限取得価額に修正されるものとする。
この場合に使用する時価は、当該取得
価額修正日に先立つ45取引日目に始ま
る30取引日の東京証券取引所における
当銀行の普通株式の普通取引の毎日の
終値(気配表示を含む)の平均値(終
値のない日数は除く)とし、その計算
は円位未満小数第2位まで算出し、そ
の小数第2位を四捨五入する。
5. 取得価額の調整
イ.第一種の優先株式の発行後、次の各号
のいずれかに該当する場合には、取得
価額(下限取得価額を含む)を次に定
める算式 (以下取得価額調整式という)
により調整する (以下調整後の取得価
額を調整後取得価額という)。取得価額
調整式の計算については、円位未満小
数第2位まで算出し、その小数第2位
を四捨五入する。
既
発
行
普通株式数
調 整 後
取得価額
=
調 整 前
取得価額
×
+
交付普通
1株当り
株 式 数 × 払込金額
1株当り時価
既発行普通株式数+交付普通株式数
― 58 ―
変
更
案
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2015/5/19 10:43:00 AM印刷 13/24
現 行 定 款
(ⅰ) 取得価額調整式に使用する1株当た
り時価 (本号ハ.(ⅰ)に定義する。以
下本号において同じ) を下回る払込
金額をもって普通株式を発行または
自己株式である普通株式を処分する
場合 (無償割当ての場合を含む) (た
だし、当銀行の普通株式の交付を請
求できる取得請求権付株式もしくは
新株予約権 (新株予約権付社債に付
されたものを含む。以下本号におい
て同じ)、その他の証券 (以下取得請
求権付株式等という)、または当銀行
の普通株式の交付と引換えに当銀行
が取得することができる取得条項付
株式もしくは取得条項付新株予約
権、その他の証券 (以下取得条項付
株式等という) が取得または行使さ
れ、これに対して普通株式が交付さ
れる場合を除く) 調整後取得価額
は、払込期日(払込期間が定められた
場合は当該払込期間の末日とする。
以下同じ)(無償割当ての場合はその
効力発生日)の翌日以降、または株
主に募集株式の割当てを受ける権利
を与えるためもしくは無償割当ての
ための基準日がある場合はその日の
翌日以降、これを適用する。
(ⅱ) 株式の分割をする場合
調整後取得価額は、株式の分割のた
めの基準日に分割により増加する普
通株式数(基準日における当銀行の
自己株式である普通株式について増
加する普通株式数を除く)が交付さ
れたものとみなして取得価額調整式
を適用して算出し、その基準日の翌
日以降、これを適用する。
― 59 ―
変
更
案
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現 行 定 款
(ⅲ) 取得価額調整式に使用する1株当た
り時価を下回る価額 (本号ニ.に定
義する意味を有する。以下本(ⅲ)およ
び本号ハ.(ⅳ)において同じ) をもっ
て当銀行の普通株式の交付を請求で
きる取得請求権付株式等を発行する
場合(無償割当ての場合を含む)調
整後取得価額は、当該取得請求権付
株式等の払込期日 (新株予約権の場
合は割当日) (無償割当ての場合はそ
の効力発生日) に、または株主に取
得請求権付株式等の割当てを受ける
権利を与えるためもしくは無償割当
てのための基準日がある場合はその
日に、当該取得請求権付株式等の全
部が当初の条件で取得または行使さ
れて普通株式が交付されたものとみ
なして取得価額調整式を適用して算
出し、その払込期日 (新株予約権の
場合は割当日) (無償割当ての場合は
その効力発生日) の翌日以降、また
はその基準日の翌日以降、これを適
用する。
上記にかかわらず、上記の普通株式
が交付されたものとみなされる日に
おいて価額が確定しておらず、後日
一定の日 (以下価額決定日という) に
価額が決定される取得請求権付株式
等を発行した場合において、決定さ
れた価額が取得価額調整式に使用す
る1株当たり時価を下回る場合に
は、調整後取得価額は、当該価額決
定日に残存する取得請求権付株式等
の全部が価額決定日に確定した条件
で取得または行使されて普通株式が
― 60 ―
変
更
案
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現 行 定 款
交付されたものとみなして取得価額
調整式を適用して算出し、当該価額
決定日の翌日以降これを適用する。
ロ.本号イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)に掲げる場合の
ほか、株式の併合、合併、会社分割、
株式交換または株式移転等により、取
得価額(下限取得価額を含む)の調整
を必要とする場合は、取締役会が適当
と判断する取得価額(下限取得価額を
含む)に変更される。
ハ.
(ⅰ) 取得価額調整式に使用する「1株当
たり時価」は、調整後取得価額を適
用する日(以下調整日という)に先
立つ45取引日目に始まる30取引日の
東京証券取引所における当銀行の普
通株式の普通取引の毎日の終値(気
配表示を含む)の平均値(終値のな
い日数を除く)に相当する金額(円
位未満小数第2位まで算出し、その
小数第2位を四捨五入する)とする。
(ⅱ) 取得価額調整式に使用する「調整前
取得価額」は、調整日の前日におい
て有効な取得価額とする。
(ⅲ) 取得価額調整式に使用する「既発行
普通株式数」は、基準日がある場合
はその日 (本号イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)に
基づき当該基準日において交付され
たものとみなされる普通株式数は含
まない) の、基準日がない場合は調
整日の1ヶ月前の日の、当銀行の発
行済普通株式数(自己株式である普
通株式数を除く)に当該取得価額の
調整の前に本号イ.およびロ.に基
づき「交付普通株式数」とみなされ
― 61 ―
変
更
案
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現 行 定 款
た普通株式であって未だ交付されて
いない普通株式数を加えたものとす
る。
(ⅳ) 取得価額調整式に使用する「1株当
たりの払込金額」とは、本号イ.(ⅰ)
の場合には、当該払込金額 (無償割
当ての場合は0円) (金銭以外の財産
による払込の場合には適正な評価
額)、本号イ.(ⅱ)の場合には0円、
本号イ.(ⅲ)の場合には価額とする。
ニ.本号イ.(ⅲ)および本号ハ.(ⅳ)におい
て「価額」とは、取得請求権付株式等
または取得条項付株式等の発行に際し
て払込みがなされた額 (新株予約権の
場合には、その行使に際して出資され
る財産の価額を加えた額とする。) か
ら、その取得または行使に際して当該
取得請求権付株式等または取得条項付
株式等の所持人に交付される普通株式
以外の財産の価額を控除した金額を、
その取得または行使に際して交付され
る普通株式数で除した金額をいう。
ホ.本号イ.(ⅰ)ないし(ⅲ)において、当該
各行為に係る基準日が定められ、かつ
当該各行為が当該基準日以降に開催さ
れる当銀行の株主総会における一定の
事項に関する承認決議を停止条件とし
ている場合には、本号イ.(ⅰ)ないし
(ⅲ)の規定にかかわらず、調整後取得
価額は、当該承認決議をした株主総会
の終結の日の翌日以降にこれを適用す
る。
へ.取得価額調整式により算出された調整
後取得価額と調整前取得価額との差額
が1円未満にとどまるときは、取得価
― 62 ―
変
更
案
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現 行 定 款
額の調整は、これを行わない。ただ
し、その後取得価額調整式による取得
価額の調整を必要とする事由が発生
し、取得価額を算出する場合には、取
得価額調整式中の調整前取得価額に代
えて調整前取得価額からこの差額を差
し引いた額を使用する。
変
更
案
第18条の2(第四種の優先株式および第五種の優
先株式の取得請求権)
(条文省略)
第18条(第四種の優先株式および第五種の優先株
式の取得請求権)
(現行どおり)
第19条(第一種の優先株式の金銭を対価とする取
得条項)
1. 当銀行は、平成22年9月18日以降、取
締役会が別に定める日(以下取得日と
いう)が到来したときは、法令上可能
な範囲で、第一種の優先株式の全部ま
たは一部を取得することができる。こ
の場合、当銀行は、あらかじめ金融庁
長官の確認を受けるものとし、かかる
優先株式を取得するのと引換えに、次
項に定める財産を第一種の優先株主に
対して交付するものとする。なお、第
一種の優先株式の一部を取得するとき
は、按分比例の方法による。取得日の
決定後も第18条に定める取得請求権の
行使は妨げられないものとする。
2. 当銀行は、第一種の優先株式の取得と
引換えに、第一種の優先株式1株につ
き、第一種の優先株式1株当たりの払
込金額相当額(ただし、第一種の優先
株式につき、株式の分割、株式無償割
当て、株式の併合またはこれに類する
事由があった場合には、適切に調整さ
(削除)
― 63 ―
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現 行 定 款
れる)に経過優先配当金相当額(取得
日において、取得日の属する事業年度
の初日(同日を含む)から取得日(同
日を含む)までの日数に100円を乗じ
た金額を365で除して得られる額(円
位未満小数第4位まで算出し、その小
数第4位を四捨五入する)をいう。た
だし、取得日の属する事業年度におい
て優先中間配当金を支払ったときは、
その額を控除した額とする)を加えた
額の金銭を交付する。
第19条の2(第四種の優先株式および第五種の優
先株式の金銭を対価とする取得条項)
当銀行は、第四種の優先株式および第五
種の優先株式の発行に先立って取締役会の
決議によって定める事由が生じた場合に、
取締役会が別に定める日が到来したとき
は、法令上可能な範囲で、当該優先株式の
全部または一部を取得することができる。
この場合、当銀行は、あらかじめ金融庁長
官の確認を受けるものとし、当該優先株式
を取得するのと引換えに、次項に定める財
産を各優先株主に対して交付するものとす
る。なお、各優先株式の一部を取得すると
きは、按分比例の方法による。取得日の決
定後も第18条の2に定める取得請求権の行
使は妨げられないものとする。
2 当銀行は、各優先株式の取得と引換え
に、当該優先株式1株につき、当該優先株
式の払込金額相当額を踏まえて当該優先株
式の発行に先立って取締役会の決議によっ
て定める額の金銭を交付する。
変
更
案
第19条(第四種の優先株式および第五種の優先株
式の金銭を対価とする取得条項)
当銀行は、第四種の優先株式および第五
種の優先株式の発行に先立って取締役会の
決議によって定める事由が生じた場合に、
取締役会が別に定める日が到来したとき
は、法令上可能な範囲で、当該優先株式の
全部または一部を取得することができる。
この場合、当銀行は、あらかじめ金融庁長
官の確認を受けるものとし、当該優先株式
を取得するのと引換えに、次項に定める財
産を各優先株主に対して交付するものとす
る。なお、各優先株式の一部を取得すると
きは、按分比例の方法による。取得日の決
定後も第18条に定める取得請求権の行使は
妨げられないものとする。
2 当銀行は、各優先株式の取得と引換え
に、当該優先株式1株につき、当該優先株
式の払込金額相当額を踏まえて当該優先株
式の発行に先立って取締役会の決議によっ
て定める額の金銭を交付する。
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現 行 定 款
第20条 (第一種の優先株式の一斉取得)
当銀行は、平成26年9月16日までに当
銀行に取得されていない第一種の優先株式
の全てを、平成26年9月17日(以下本条
において一斉取得日という)をもって取得
する。この場合、当銀行は、かかる第一種
の優先株式を取得するのと引換えに、各第
一種の優先株主に対し、その有する第一種
の優先株式数に第一種の優先株式1株当た
りの払込金相当額(ただし、第一種の優先
株式につき、株式の分割、株式無償割当
て、株式の併合またはこれに類する事由が
あった場合には、適切に調整される)を乗
じた額を一斉取得価額で除した数の普通株
式を交付するものとする。上記「一斉取得
価額」は、一斉取得日に先立つ45取引日目
に始まる30取引日の東京証券取引所におけ
る当銀行の普通株式の普通取引の毎日の終
値 (気配表示を含む)の平均値(終値のな
い日数を除く)に相当する金額(円位未満
小数第2位まで算出し、その小数第2位を
四捨五入する)とする。
ただし、かかる計算の結果、一斉取得価
額が1,000円を下回るときは、一斉取得価
額は1,000円とする。
第一種の優先株式の取得と引換えに交付
すべき普通株式の数に1株に満たない端数
がある場合には、会社法第234条に従って
これを取扱う。
変 更 案
(削除)
第20条の2(第四種の優先株式および第五種の優
先株式の一斉取得)
(条文省略)
第20条(第四種の優先株式および第五種の優先株
式の一斉取得)
(現行どおり)
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現 行
第21条∼第22条
(条文省略)
定
款
第3章 株
第23条∼第29条
(条文省略)
主
総
変 更
第21条∼第22条
(現行どおり)
会
第3章 株
第23条∼第29条
(現行どおり)
案
主
総
会
第4章 取締役および取締役会
第30条∼第40条
(条文省略)
第4章 取締役および取締役会
第30条∼第40条
(現行どおり)
第5章 監査役および監査役会
第41条∼第48条
(条文省略)
第5章 監査役および監査役会
第41条∼第48条
(現行どおり)
第6章
第49条∼第52条
(条文省略)
第6章
第49条∼第52条
(現行どおり)
計
算
計
算
以
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上
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インターネットによる議決権行使のご案内
1. インターネットによる議決権行使について
(1) 書面による議決権行使に代えて、当行指定の「議決権行使ウェブサイト」(下記URL)にて議決権を行使可能です。
ご希望の方は、同封の議決権行使書用紙右片に記載の議決権行使コードおよびパスワードにてログインしていただき、
画面の案内に従ってご入力ください。なお、セキュリティ確保のため、初回ログインの際にパスワードを変更いただ
く必要があります。
http://www.it-soukai.com/
(2) 行使期限は平成 27 年6月 24 日(水曜日)午後5時までであり、同時刻までに入力を終える必要があります。お早め
の行使をお願いいたします。
(3) 書面とインターネットによる議決権行使を重複して行使された場合は、インターネットによるものを有効とします。
複数回行使された場合は、最後に行われたものを有効とします。
(4) パスワード(株主様が変更されたものを含みます。)は今回の総会のみ有効です。次回の株主総会時は新たに発行いた
します。
(5) インターネット接続に係る費用は株主様のご負担となります。
(ご注意)
・ パスワードは、ご投票される方がご本人であることを確認する手段です。なお、パスワードを当行よりお尋ねするこ
とはございません。
・ パスワードは一定回数以上間違えるとロックされ使用できなくなります。ロックされた場合、画面の案内にしたがっ
てお手続きください。
・ 議決権行使ウェブサイトは一般的なインターネット接続機器にて動作確認を行っておりますが、ご利用の機器によっ
てはご利用いただけない場合があります。
2. お問い合わせ先について
ご不明点は、株主名簿管理人であるみずほ信託銀行 証券代行部(以下)までお問い合わせください。
(1) 議決権行使ウェブサイトの操作方法等に関する専用お問い合わせ先
フリーダイヤル 0120−768−524(平日 9:00∼21:00)
(2) 上記以外の株式事務に関するお問い合わせ先
フリーダイヤル 0120−288−324(平日 9:00∼17:00)
議決権行使プラットフォームについて
管理信託銀行等の名義株主様(常任代理人様を含みます。)につきましては、(株)東京証券取引所等により設立された合弁
会社株式会社ICJが運営する議決権電子行使プラットフォームの利用を事前に申し込まれた場合には、当行株主総会にお
ける電磁的方法による議決権行使の方法として、上記1のインターネットによる議決権行使以外に、当該プラットフォーム
をご利用いただくことができます。
以
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上
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メ
モ
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欄
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―株主総会会場のご案内―
本店
所在地
電 話
千葉市美浜区幸町二丁目1番2号
(043)243−2111(大代表)
総
武
線 西 千 葉 駅 か ら 徒歩約11分 西 千 葉 駅→本店約
900m
京
成
線 西 登 戸 駅 か ら 徒歩約 8 分 西 登 戸 駅→本店約
700m
京
葉
線 千葉みなと駅から 徒歩約15分 千葉みなと駅→本店約 1,200m
モノレール
千葉みなと駅から 徒歩約15分 千葉みなと駅→本店約 1,200m