第114期定時株主総会招集ご通知

証券コード 7105
平成27年6月8日
株
主
各
位
京都府長岡京市東神足2丁目1番1号
ニチユ三菱フォークリフト株式会社
取締役社長 二 ノ 宮 秀 明
第114期定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配に与り厚く御礼申し上げます。
さて、当社第114期定時株主総会を下記の通り開催いたしますので、ご出席くださいますよ
うご通知申し上げます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面によって議決権を行使することができますので、
お手数ながら後記の株主総会参考書類をご検討の上、同封の議決権行使書用紙に議案に対す
る賛否をご表示いただき、平成27年6月25日(木曜日)午後4時45分までに到着するようご
返送くださいますようお願い申し上げます。
敬 具
記
1.日
時
平成27年6月26日(金曜日)午前10時
2.場
所
京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 当本社メインホール
(末尾の「株主総会会場ご案内」をご参照ください。)
3.目 的 事 項
報告事項
1.第114期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)事業報告、
連結計算書類並びに会計監査人及び監査役会の連結計算書類監査結
果報告の件
2.第114期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)計算書類報
告の件
決議事項
第1号議案 剰余金配当の件
第2号議案 定款一部変更の件
第3号議案 取締役9名選任の件
第4号議案 監査役3名選任の件
第5号議案 取締役報酬額改定の件
以 上
◎当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいま
すようお願い申し上げます。
◎株主総会参考書類並びに事業報告、計算書類及び連結計算書類に修正が生じた場合は、イ
ンターネット上の当社ウェブサイト(http://www.nmf.co.jp)に掲載させていただきます。
◎議決権の不統一行使をされる場合には、株主総会の3日前までに議決権の不統一行使を行
う旨とその理由を書面により当社にご通知ください。
- 1 -
添付書類
事 業 報 告
(
平成26年4月1日から
平成27年3月31日まで
)
1.企業集団の現況に関する事項
(1)事業の経過及び成果
当連結会計年度における世界経済は、米国が下支えとなり緩やかながらも回復基調が
継続し、欧州も持ち直しの動きが見られるものの、中国においては近年では低水準とな
る成長率になっております。日本においては、原油価格下落や円安の持続により企業収
益は改善の動きが見られるなど、緩やかな回復傾向で推移いたしました。
フォークリフトの全世界需要は増加傾向を維持していますが、日本国内での需要、と
りわけバッテリーフォークリフトの伸びは鈍いものとなっております。一方、中国や東
南アジアを始め多くの地域で顕著な需要増加が見られるものの、ロシア・中東など資源
国では前年度を下回りました。
このような状況下、当社グループは、三菱重工業株式会社のフォークリフト事業との
統合シナジー効果が徐々に創出しつつあることに加え、海外では米国の好況に支えられ、
中国・欧州・タイ生産拠点での生産効率化と能力増強に注力してまいりました。また、
日本ではフォークリフト・物流機器における幅広い品揃えや全国的に展開する販売・サ
ービス網という総合力を活かしてお客様のニーズに応えるべく行動し、売上拡大に努め
てまいりました。
また、当連結会計年度からMitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.他20社は、
決算日を12月末日から3月末日に変更し連結決算日と同一といたしました。これに伴い、
当連結会計年度におけるMitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.他20社の会計
期間は15ヵ月となっております。この決算日変更に伴い、当連結会計年度の売上高が335
億8千9百万円、営業利益が14億1千5百万円、経常利益が11億3千6百万円増加して
おります。
この結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比26.4%増収の2,602億3千7
百万円となりました。
利益面につきましては、売上高の増加の一方で、欧州事業の回復の遅れ等もあり、営
業利益は90億6千1百万円(前連結会計年度比14.5%増益)、経常利益は89億5千7百
万円(同13.0%増益)、当期純利益は44億8千万円(同71.8%増益)となりました。
- 2 -
セグメント別の状況をご報告いたします。
[国内事業]
年度前半は4月の消費税増税の反動減による販売減はありましたが、後半は持ち直
し、国内フォークリフト、とりわけエンジンフォークリフトの需要増により、当社販
売も増加したことに加え、販売部品・物流システム等の売上増加などもありました。
この結果、国内事業の売上高は、768億4千8百万円となりました。
[海外事業]
当連結会計年度から当社グループは決算期の3月31日統一化を行っているため、
Nichiyu Forklift (Thailand) Co., Ltd.を除く海外連結子会社の事業年度は、平成26
年1月から平成27年3月までの15ヵ月となっております。この決算期変更に伴い、当
連結会計年度の売上高が335億8千9百万円増加しております。
また、中国や東南アジアなど多くの地域での需要増と三菱重工業株式会社との統合
シナジーが進んだことで海外子会社において生産増・販売増があり、加えて円安が進
んだことにより、海外事業の売上高は1,833億8千9百万円となりました。
セグメント別売上高の状況
売上高
(百万円)
セグメント
前連結会計年度比増減
(%)
構成比
(%)
国
内
事
業
76,848
0.1
29.5
海
外
事
業
183,389
42.1
70.5
260,237
26.4
100.0
合
計
(2)設備投資の状況
当連結会計年度中に実施いたしました設備投資総額は110億6千6百万円であります。
その主なものは、子会社のリース・レンタル車両などへの投資であります。
(3)資金調達の状況
該当事項はありません。
(4)対処すべき課題
世界経済は、先進国を中心に回復基調が継続しています。新興国では中国が中期的な
減速局面に入っておりますが、その他アジアではASEAN・インドなどで回復が見られま
す。そのような状況下、為替の変動、各国政情、資源価格及び貿易関税など、各国が持
つ固有の課題の影響を見極める必要があります。当社グループとしましては、こうした
情勢を注視し、状況の変化に対して機敏に対応していくことが、最大の課題と考えてお
ります。
- 3 -
一方で、「連結売上高2,800億円、同営業利益率8%」を目指した4ヵ年度の中期経営
計画「Best Integration 2017」達成に向けて、2年目となる平成27年度は本格的シナジ
ー刈り取り開始フェーズと位置付ける一方、環境変化への対応や各種重点課題に取り組
んでまいります。具体的には、欧州事業の再生、ウェアハウス事業とサービス事業の拡
大による事業伸長、海外における品質改善、コスト低減、在庫削減及び為替変動への対
応等により、収益性向上に向けた施策を着実に実行してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますようお
願い申し上げます。
(5)直前三事業年度の財産及び損益の状況
企業集団の財産及び損益の状況
平成23年度
第 111 期
平成24年度
第 112 期
平成25年度
第113期
高(百万円)
82,006
83,367
205,804
260,237
益(百万円)
1,991
2,138
7,930
8,957
益(百万円)
869
1,035
2,608
4,480
1 株 当 た り 当 期 純 利 益(円)
18.54
22.07
24.52
42.11
区 分
売
経
当
上
常
期
利
純
利
平成26年度
第114期(当期)
総
資
産(百万円)
63,287
65,269
156,457
162,878
純
資
産(百万円)
16,816
18,462
49,673
58,139
(注) 第111期は、前年度に発生した東日本大震災、タイの大規模水害、欧州債務危機等の悪化要因があ
りましたが、年度前半では新興国向け需要、後半では震災からの復興需要に加え米国経済の回復や
円安の進行等が下支えし、後半に掛けて持ち直しました。フォークリフトの国内需要は震災の影響
による減少から急速に回復に転じ、年度を通じて前年を上回りました。海外では東南アジア地域が
堅調に推移しました。このような状況下、当社グループは、国内では幅広い品揃えや全国展開する
販売網という総合力を活かして売上拡大に努め、海外では中国の販売会社再編やサービス工場増強
等で事業拡大を図り、その結果、売上高は前年度比増収となり、利益面につきましても、操業度ア
ップ等のコスト低減、海外市場向けの価格改定等の損益改善努力の積み上げなどにより、営業利益・
経常利益・当期純利益ともに増益となりました。
第112期は、年度前半は一定の震災復興需要はありましたが、欧州・中国等の海外経済の軟化、
尖閣諸島問題による日中情勢の悪化等により、景気は不透明なまま推移しました。年度後半は米国
経済の回復や急速な円安進行による企業業績の回復等が下支えし、景気は緩やかな回復基調となり
ました。国内フォークリフトの需要は年初は堅調だったものの中盤は弱含みで推移、年度を通じて
は前年を僅かに上回る水準にとどまりました。海外では中国が前年割れとなったものの、東南アジ
ア地域は堅調に推移しました。このような状況下、当社グループは、国内では幅広い品揃えと全国
展開の販売網を活かし売上拡大を図り、海外では中国販売会社再編やサービス工場増強等に努めま
した結果、売上高は増収となりました。利益面では、操業度改善や固定費抑制、海外向け製品の現
地生産化の推進等に努めましたが、三菱重工フォークリフト事業統合一時費用やタイ工場立上げ一
時費用があり、営業利益は減益、経常利益・当期純利益は為替差益等により増益となりました。
- 4 -
第113期は、海外でのフォークリフトの需要は、北米では増加傾向を維持する一方、欧州ではほ
ぼ横這いであり、日本では消費税増税前の駆け込み需要増の影響により、年度後半にかけて需要増
となりました。一方、中国では需要増加のペースが鈍化傾向となるなど、成熟国、新興国を問わず
斑模様の状況が拡大しました。このような状況下、当社は、平成25年4月1日に三菱重工業株式会
社のフォークリフト事業との統合によって発足した新会社として、統合シナジー創出を図るととも
に、海外では北米での直販化を梃子にした収益確保、中国・欧州生産拠点での生産効率化と能力増
強に注力してまいりました。日本では幅広い品揃えと全国に展開する販売・サービス網という総合
力を活かして売上拡大に努めた結果、売上高は前年度比147%増収となりました。利益面では、統合
効果の実現とともに、操業度改善やコスト低減活動等のさらなる損益改善に取組んだ結果、営業利
益・経常利益・当期純利益とも大きく増加しました。
第114期は、損益面では、前記「(1)事業の経過及び成果」の通りであります。
(6)重要な親会社及び子会社の状況
① 重要な親会社の状況
当社の親会社は三菱重工業株式会社で、同社は当社の普通株式36,613,437株及びA
種種類株式32,274,744株(出資比率64.7%/議決権割合49.4%)を保有しております。
当社は親会社より主として原材料を購入しております。
② 重要な子会社の状況
会
社
名
資
本
金
出資比率
百万円
%
ニ チ ユ M H I フ ォ ー ク リ フ ト ㈱
300
ニ チ ユ M H I 東 京 ㈱
70
百万円
百万円
ニ チ ユ M H I 近 畿 ㈱
70
Nichiyu Forklift (Thailand) Co., Ltd.
445,000
上海力至優叉車製造有限公司
6,000
Mitsubishi Caterpillar Forklift
A m e r i c a
I n c .
Mitsubishi Caterpillar Forklift
E u r o p e
B . V .
80,881
R
o
c
l
a
O
100.0
間接 100.0%
(注)1
間接 100.0%
(注)1
千 THB
%
100.0
千 USD
%
93.1
千 EUR
千 EUR
三菱重工叉車(大連)有限公司
298,905
同 上
バッテリーフォークリフトの生
産・販売
%
%
148,151
500
同 上
97.0
千 USD
y
主要な事業内容
バッテリー・エンジンフォーク
リフト、物流システム商品等の
販売・サービス
97.5
間接 100.0%
(注)2
千 RMB
%
100.0
同 上
バッテリー・エンジンフォーク
リフトの生産・販売
バッテリー・エンジンフォーク
リフトの販売
バッテリーフォークリフトの生
産・販売
エンジンフォークリフトの生
産・販売
(注)1.ニチユMHIフォークリフト㈱が出資しております。
2.Mitsubishi Caterpillar Forklift Europe B.V.が出資しております。
- 5 -
(7)主要な事業内容
事業セグメント
主
要
品
目
国
内
事
業
バッテリー・エンジンフォークリフト、同保守販売部品
中高層ラック用フォークリフトシステム(ラックフォークリフト)
無人搬送システム(無人フォークリフト・無人搬送車・無人牽引車)
自動倉庫、倉庫管理システム、同保守販売部品
巻取装置、床面清掃機、床面洗浄機、同保守販売部品
海
外
事
業
バッテリー・エンジンフォークリフト、同保守販売部品
屋内物流機器の製造・販売・サービス
(8)企業集団の主要な事業所
当 社
本社・京都工場
京都府長岡京市
滋賀工場
滋賀県近江八幡市
オンサイト研修センター
埼玉県北葛飾郡
ニチユMHIフォークリフト㈱
本 社
京都府長岡京市
ニ チ ユ M H I 北 海 道 ㈱
本 社
札幌市白石区
ニ
チ
ユ
M
H
I
東
北
㈱
本 社
仙台市若林区
ニ
チ
ユ
M
H
I
東
京
㈱
本 社
東京都大田区
ニ
チ
ユ
M
H
I
信
越
㈱
本 社
新潟市江南区
ニ
チ
ユ
M
H
I
静
岡
㈱
本 社
静岡市駿河区
ニ
チ
ユ
M
H
I
中
部
㈱
本 社
名古屋市中川区
ニ
チ
ユ
M
H
I
近
畿
㈱
本 社
大阪市西淀川区
ニ
チ
ユ
M
H
I
中
国
㈱
本 社
広島市西区
ニ
チ
ユ
M
H
I
四
国
㈱
本 社
香川県高松市
ニ
チ
ユ
M
H
I
九
州
㈱
本 社
福岡市博多区
ニ
チ
ユ
マ
シ
ナ
リ
ー
㈱
本 社
滋賀県近江八幡市
Nichiyu Forklift (Thailand) Co., Ltd.
本社・工場
力 至 優 叉 車 ( 上 海 ) 有 限 公 司
本 社
Rayong,Thailand
上 海 力 至 優 叉 車 製 造 有 限 公 司
本社・工場
中国・上海市
Mitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.
本社・工場
Mitsubishi Caterpillar Forklift Europe B.V.
本 社
中国・上海市
Mitsubishi CaterpillarForklift Asia Pte. Ltd.
本 社
Texas,U.S.A.
Almere,
The Netherlands
Singapore
R
y
本社・工場
Jarvenpaa,Finland
三 菱 重 工 叉 車 ( 大 連 ) 有 限 公 司
本社・工場
中国・大連市
o
c
l
a
O
- 6 -
(9)従業員の状況
① 企業集団の従業員数
事 業 セ グ メ ン ト
従
業
員
数
前
年
度
末
比
国
内
事
業
2,606名
39名増
海
外
事
業
2,916名
74名増
計
5,522名
113名増
合
増
減
② 当社の従業員数
従
業
員
数
前 年 度 末 比 増 減
802名
平
13名増
均
年
齢
平 均 勤 続 年 数
42.4歳
17.2年
(注)従業員数は、就業人員であります。
(10)企業集団の主要な借入先
借
MHI
入
Capital
America,
先
借
入
残
高
Inc.
13,409百万円
Mitsubishi Heavy Industries Europe, Ltd.
10,465百万円
株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行
6,196百万円
(11)その他企業集団の現況に関する重要な事項
該当事項はありません。
- 7 -
2.会社の株式に関する事項
(1) 発行可能株式総数
普通株式
A種種類株式
普通株式
A種種類株式
普通株式
A種種類株式
(2) 発行済株式総数
(3) 当期末株主総数
107,725,256株
32,274,744株
74,191,269株
32,274,744株
3,843名
1名
(4) 上位10名の株主の状況
持
株
主
株
数
名
三 菱 重 工 業 株 式 会 社
普通株式
A種種類株式
合 計
36,613千株
32,274千株
68,888千株
持 株
比 率
議決権
比 率
64.75%
49.41%
株 式 会 社 G S ユ ア サ
4,701
-
4,701
4.42
6.34
日本マスタートラスト信託銀行
株
式
会
社
3,916
-
3,916
3.68
5.29
明治安田生命保険相互会社
2,765
-
2,765
2.60
3.73
JP MORGAN CHASE BANK 380634
2,000
-
2,000
1.88
2.70
日本トラスティ・サービス信託銀行
株
式
会
社
1,969
-
1,969
1.85
2.66
東京海上日動火災保険株式会社
1,853
-
1,853
1.74
2.50
株式会社三菱東京UFJ銀行
1,363
-
1,363
1.28
1.84
株
式
会
社
京
都
銀
行
1,301
-
1,301
1.22
1.76
株
式
会
社
滋
賀
銀
行
941
-
941
0.88
1.27
(注)1.持株数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
2.持株比率は、自己株式(73,827株)を控除して計算しております。
3.日本マスタートラスト信託銀行株式会社の持株数は、信託業務に係るものであります。
(退職給付信託口・島津製作所口 1,369千株、同・大日本塗料口 400千株、同・株式会社池田泉
州銀行口 700千株を含む。)
4.日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社の持株数は、信託業務に係るものであります。
5.当社は、平成26年5月9日開催の取締役会決議に基づき、株式の流動性を高め、投資家層の拡
大を図るとともに、全国証券取引所が公表した「売買単位の集約に向けた行動計画」の趣旨に
鑑み、平成26年6月1日付で、単元株式数を1,000株から100株に変更しております。
- 8 -
3.会社の新株予約権等に関する事項
(1) 当事業年度の末日において当社役員が保有している職務執行の対価として
交付された新株予約権の状況
第1回新株予約権 (平成27年3月31日現在)
名称
第1回新株予約権
発行決議日
平成24年8月21日
新株予約権の数
115個
普通株式 115,000株
(新株予約権1個につき1,000株)
新株予約権の目的となる株式の種類と数
新株予約権の払込金額
新株予約権と引換えに払込みは要しない
新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
新株予約権1個当たり1,000円
(1株当たり1円)
平成24年9月6日から
平成54年9月5日まで
権利行使期間
行使の条件
(注)1.2
〔役員の保有状況〕
新株予約権の数 69個
目的となる株式数 69,000株
保有者数 6人
取締役
(社外取締役を除く)
(注)1.新株予約権者は、取締役の地位を喪失した日の翌日から10年間に限り新株予約権を行使できる
ものとしております。
2.新株予約権のその他の内容については、新株予約権の募集事項を決定する取締役会において定
めることとしております。
- 9 -
第2回新株予約権 (平成27年3月31日現在)
名称
第2回新株予約権
発行決議日
平成25年8月22日
新株予約権の数
41個
普通株式 41,000株
(新株予約権1個につき1,000株)
新株予約権の目的となる株式の種類と数
新株予約権の払込金額
新株予約権と引換えに払込みは要しない
新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
新株予約権1個当たり1,000円
(1株当たり1円)
平成25年9月7日から
平成55年9月6日まで
権利行使期間
行使の条件
(注)1.2
〔役員の保有状況〕
新株予約権の数 41個
目的となる株式数 41,000株
保有者数 8人
取締役
(社外取締役を除く)
(注)1.新株予約権者は、取締役の地位を喪失した日の翌日から10年間に限り新株予約権を行使できる
ものとしております。
2.新株予約権のその他の内容については、新株予約権の募集事項を決定する取締役会において定
めることとしております。
- 10 -
第3回新株予約権 (平成27年3月31日現在)
名称
第3回新株予約権
発行決議日
平成26年8月21日
新株予約権の数
34個
普通株式 34,000株
(新株予約権1個につき1,000株)
新株予約権の目的となる株式の種類と数
新株予約権の払込金額
新株予約権と引換えに払込みは要しない
新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
新株予約権1個当たり1,000円
(1株当たり1円)
平成26年9月6日から
平成56年9月5日まで
権利行使期間
行使の条件
(注)1.2
〔役員の保有状況〕
新株予約権の数 34個
目的となる株式数 34,000株
保有者数 9人
取締役
(社外取締役を除く)
(注)1.新株予約権者は、取締役の地位を喪失した日の翌日から10年間に限り新株予約権を行使できる
ものとしております。
2.新株予約権のその他の内容については、新株予約権の募集事項を決定する取締役会において定
めることとしております。
- 11 -
(2)当事業年度中に職務執行の対価として使用人等に対し交付した新株予約権の状況
第3回新株予約権
名称
第3回新株予約権
発行決議日
平成26年8月21日
新株予約権の数
27個
普通株式 27,000株
(新株予約権1個につき1,000株)
新株予約権の目的となる株式の種類と数
新株予約権の払込金額
新株予約権と引換えに払込みは要しない
新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
新株予約権1個当たり1,000円
(1株当たり1円)
平成26年9月6日から
平成56年9月5日まで
権利行使期間
行使の条件
(注)1.2
〔使用人等への交付状況〕
新株予約権の数 27個
目的となる株式数 27,000株
交付者数 12人
執行役員
(注)1.新株予約権者は、執行役員の地位を喪失した日の翌日から10年間に限り新株予約権を行使でき
るものとしております。
2.新株予約権のその他の内容については、新株予約権の募集事項を決定する取締役会において定
めることとしております。
(3)その他新株予約権等に関する重要な事項
該当事項はありません。
- 12 -
4.会社役員に関する事項
(1)取締役及び監査役の状況(平成27年3月31日現在)
氏 名
地位及び担当
二ノ宮 秀 明
代表取締役社長
種 村 茂
灰 﨑 恭 一
佐 野 隆
保 田 和 男
松 本 仁 志
各 務 眞 規
中 村 真 明
新 家 雅 隆
間 野 裕 一
御子神 隆
取 締 役
副社長執行役員
社長補佐 社長特命事項
取 締 役
専 務 執行役員
管理本部担当
管理本部長
取 締 役
常 務 執行役員
技術本部・品質保証部担当
技術本部長
商品企画部長
取 締 役
常 務 執行役員
生産本部担当
生産本部長
取 締 役
上 席 執行役員
海外営業本部担当
海外営業本部長
取 締 役
上 席 執行役員
国内営業本部担当
国内営業本部長
国内カスタマーサービス部長
取 締 役
上 席 執行役員
管理本部副本部長
取 締 役
上 席 執行役員
技術本部副本部長
取 締 役
上 席 執行役員
取 締 役
- 13 -
重要な兼職の状況
三菱重工叉車(大連)有限公司 董事長
三菱キャタピラーフォークリフトヨーロッパ㈲
代表取締役社長
三菱重工業株式会社 執行役員
機械・設備システムドメイン副ドメイン長
兼品質総括部長
氏 名
地位及び担当
真 中 芳 美
常 勤 監 査 役
前 嶋 弘
常 勤 監 査 役
清 水 正
監 査 役
重要な兼職の状況
株式会社島津総合サービス
顧問(非常勤)
三菱重工業株式会社 執行役員 グループ戦略
小 口 正 範
監 査 役
推進室長兼戦略企画部長
(注)1.取締役 御子神隆氏は、社外取締役であります。
2.監査役 清水正及び瀧本慎吾並びに小口正範の3氏は、社外監査役であります。
3.監査役 清水正及び瀧本慎吾の両氏を株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として
指定し、同証券取引所に届出ております。
4.当事業年度中の取締役及び監査役の異動
該当事項なし
5.常勤監査役 前嶋弘氏は、長年に亘る当社経理部並びに経営企画室での勤務経験を有しており、
財務及び会計に関する相当の知見を有するものであります。
6.平成27年4月1日付にて、次の通り一部変更となっております。
1)御子神隆氏、三菱重工業㈱執行役員 機械・設備システムドメイン副ドメイン長
兼 品質総括部長 兼 相模原製作所長
2)小口正範氏、三菱重工業㈱執行役員 グループ戦略推進室長
瀧 本 慎 吾
監 査 役
(2)当事業年度に係る取締役及び監査役の報酬等の額
(単位:百万円)
区 分
取 締 役
支給人員
10名
報酬等の額
261
監 査 役
4名
54
計
14名
316
(注) 1.上記の報酬等の額には、当事業年度中に役員賞与(取締役10名 71百万円、監査役4名 13百
万円)として引当金を計上した金額を含んでおります。
2.上記の報酬等の額には、ストック・オプション報酬として割り当てた新株予約権に係る当事
業年度における費用計上額(取締役9名 23百万円)を含んでおります。
3.上記のほか、次の支給額があります。
使用人兼務取締役5名に対する使用人給与相当額(賞与含む) 78百万円
- 14 -
(3)社外役員に関する事項
① 他の法人等における重要な兼職の状況及び当社と当該他の法人等との関係
取締役 御子神 隆氏は、三菱重工業株式会社(以下、「三菱重工」という。)の執
行役員機械・設備システムドメイン副ドメイン長兼品質総括部長を兼務しております。
また、監査役 小口正範氏は、三菱重工の執行役員グループ戦略推進室長兼戦略企画部
長を兼務しております。当社と三菱重工は、平成25年2月6日に三菱重工のフォーク
リフト事業を会社分割により当社が承継することについての吸収分割契約書及び統合
契約書を締結し、平成25年4月1日に当社が本件会社分割の対価として、当社の普通
株式27,213,437株を三菱重工に割当交付したことにより、三菱重工が当社の議決権の
49.4%を有する親会社となりました。当社と三菱重工は、三菱重工に当社が製品及び
製品向け部品、その他のコンポーネントの生産を委託し、当社が三菱重工からそれら
の供給を受けることを内容とする取引を行うなど、包括的な資本・業務提携関係にあり
ます。
監査役 瀧本慎吾氏は、株式会社島津総合サービスの顧問(非常勤)を兼務しており
ます。なお、同社の親会社である株式会社島津製作所は当社の発行済株式総数の1.8%
を保有しております。
② 当事業年度における活動状況
区 分
氏 名
主な活動状況
当事業年度に開催された15回の取締役会の内、12回に出
席いたしました。なお、欠席は兼務先の三菱重工業株式
取 締 役
御子神 隆
会社の重要な会議等に出席したため、欠席したもので
す。主に社外取締役としての見地から意見を述べるな
ど、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するため
の助言・提言を行っております。
当事業年度に開催された15回の取締役会の全てと13回の
監 査 役
清 水 正
監査役会の全てに出席し、豊富な経営経験及び監査役の
経験に基づき発言を行っております。
当事業年度に開催された15回の取締役会の全てと13回の
監 査 役
瀧 本 慎 吾
監査役会の全てに出席し、豊富な経営経験に基づき発言
を行っております。
当事業年度に開催された15回の取締役会の内、11回と13
回の監査役会の内、12回に出席いたしました。なお、欠
監 査 役
小 口 正 範
席は兼務先の三菱重工業株式会社の重要な会議等に出席
したため、欠席したものです。経理・資金部門に於ける豊
富な経験及び監査役の経験に基づき発言を行っておりま
す。
- 15 -
③ 責任限定契約の概要
当社は、取締役 御子神隆氏、監査役 清水正氏、監査役 瀧本慎吾氏、監査役 小口
正範氏と、定款に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結
しており、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が規定する額となります。
④ 報酬等の額
(単位:百万円)
区 分
支給人員
報酬等の額
社外監査役
2名
10
(注)上記の報酬等の額には、当事業年度中に役員賞与(社外監査役2名 1百万円)として引当金を
計上した金額を含んでおります。
- 16 -
5.会計監査人の状況
(1)会計監査人の名称
有限責任監査法人トーマツ
(2)当社の当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額
1.公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項の業務に係る報酬等の額
72百万円
2.公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務に係る報酬等の額
22百万円
合計 94百万円
(3)当社及び当社の連結子会社が会計監査人に支払うべき報酬等の合計額
94百万円
(注)1.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融
商品取引法に基づく監査の監査報酬の額を区分しておらず、実質的にも区
分できないため、(2)及び(3)の金額にはこれらの合計額を記載しており
ます。
2.当社の重要な子会社のうち、海外子会社はいずれも当社の会計監査人以外
の公認会計士または監査法人(外国におけるこれらの資格に相当する資格
を有する者を含む。)の監査(会社法または金融商品取引法(これらの法
律に相当する外国の法令を含む。)の規定によるものに限る。)を受けて
おります。
(4)当社に対する会計監査人の対価を伴う非監査業務の内容
当社は、会計監査人に対して公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務(海外子
会社の内部統制再構築のためのコンサルティング業務)を委託し対価を支払っており
ます。
(5)会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に該当すると認められる場合に
は、会計監査人を解任いたします。そのほか、監査役会が策定した会計監査人の選解
任等の判断基準に基づき、独立性・監査品質・効率性などの観点から会計監査人の再
任の適否について、毎期検討し、監査役会が会計監査人の解任又は不再任の議案の内
容を決定いたします。
- 17 -
6.業務の適正を確保するための体制
平成18年5月11日の取締役会で決議し、その後5度の改定を経て平成25年9月12日開催
の取締役会で当期に於ける基本方針を決議しております。
(1) 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 企業理念、経営方針を定め、企業経営に於ける基本理念としている。
② 法令順守、企業倫理の浸透を図るため、当社取締役会の決議により定めた「グル
ープ倫理綱領」を役員の行動規範としてこれを順守する。
③ 社外取締役を選任し、第三者的立場からの監視を受け、また、当社の経営に関す
る助言を得ることにより、取締役会の意思決定の妥当性を高める。
④ 取締役で構成する経営会議を設置し、日常の業務執行状況の監視及び迅速且つ適
正な意思決定を図る。
(2) 当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
取締役が意思決定及び職務執行等の際に作成した文書や情報は、文書保存、情報
管理に関する規程に基づき保存し管理する。
(3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
① 取締役会が決定した「リスク管理方針」の下、リスク管理委員会を設け、全社的
及び部署固有のリスク対策として規程類を整備・運用し、またマニュアル・手順
書の作成、教育研修を実施する等リスク管理を行う。
② 重要なリスクが顕在化した場合には、「危機管理規則」に従い必要な体制を編成
し、会社損失の極小化を図る。
(4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
取締役が経営に関する重要事項の策定に注力できるよう、基本的に執行役員が業
務執行を行い、執行役員に担務を設定し、職務執行を分担すると共に、職務執行
の効率化を支える統制環境を確保するための基本規程を定め、更に下位規程類の
整備を推進し、効率的な業務推進体制を確立する。
(5) 使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 「グループ倫理綱領」に基づき法令・定款及び社会規範の順守を繰り返し啓蒙
し、使用人の行動規範として徹底を図る。
② 内部監査部門を設置し、コンプライアンスの観点から内部監査により各部署の業
務運営の状況を把握し改善のための提言を行う。
③ 内部通報システムとして当社及び当社グループ各社の使用人等を通報対象者と
するヘルプラインを設置し、コンプライアンス経営に反映する。
- 18 -
(6) 企業集団(当社グループ)に於ける業務の適正を確保するための体制
① グループ会社に於いても、企業理念・経営方針を共有し、法令順守の周知徹底を
図る。
② 財務報告の信頼性を確保するために、内部統制システムを整備・構築すると共
に、そのシステムが適正に機能することを継続的に評価し、必要な是正を行う。
(7) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合に於ける当該使用
人並びに関連する事項及び補助使用人の取締役からの独立性に関する事項
監査役の職務を補助する使用人を監査役室に置き、当該使用人の人事関連事項は
監査役または監査役会の事前同意を得るものとする。
(8) 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他監査役への報告に関する
体制
① 取締役が職務執行に当たって開催する重要な会議に監査役が出席すること、及び
監査役が各部署の月次報告等を閲覧することをそれぞれ保証すると共に、取締
役・使用人からのヒアリングの機会を確保し、更に定期的に代表取締役と全監査
役との間で意見交換を行う。
② 会社の損失に繋がると思われる事件、事象等が発見された場合には、速やかに取
締役から監査役または監査役会に報告する。
(9) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
内部監査部門との連携を確保し、また定期的に会計監査人との意見交換を行う。
(10) 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況
反社会的勢力による経営活動への関与の防止や当該勢力による被害を防止する
観点から「グループ倫理綱領」を定め運用すると共に、関係機関とも情報交換を
行う。
(ご参考) 「会社法の一部を改正する法律」(平成26年法律第90号)が平成27年5月1日に施行されたこ
とに伴い、平成27年4月9日開催の取締役会で新たに下記の基本方針を決議し、現在に至って
おります。
(1) 当社グループの取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 当社グループの企業理念「私たちニチユ三菱フォークリフトは、お客様と共に創る物流技術を
通じて、グローバル社会の未来づくりに貢献します」、経営方針「お客様への約束」「品質・
技術への約束」「社会への約束」「従業員への約束」を定めており、企業経営に於ける基本理
念としている。
② 当社グループの法令順守、企業倫理の浸透を図るため、当社取締役会の決議により定めた「グ
ループ倫理綱領」「グループコンプライアンス行動指針」を役員の行動規範としてこれを順守
する。
- 19 -
③ 当社に於いては原則として月1回、全取締役・全監査役出席の下、取締役会を開催し、経営方
針、年度計画、組織変更などの重要事項について決定する。また必要に応じ随時臨時取締役会
を開催する。取締役会等を設置している子会社については、定期的に取締役会等を開催し、重
要事項を決定する。
④ 当社に於いては社外取締役を選任し、第三者的立場からの監視を受け、また、当社の経営に関
する助言を得ることにより、取締役会の意思決定の妥当性を高める。
⑤ 当社に於いては原則として週1回、全常勤取締役及び役付執行役員が出席し、全常勤監査役が
陪席して開催する経営会議を設置し、日常の業務執行状況の監視及び迅速且つ適正な意思決定
等を図る。また、子会社に於いても、取締役と幹部社員が出席して定期的に開催する経営会議
を設置する。
⑥ 財務報告の信頼性を確保するために、当社グループの財務報告に係る内部統制システムを整
備・構築すると共に、そのシステムが適正に機能することを継続的に評価し、必要な是正を行
う。
⑦ 子会社を内部監査部門の監査対象とし、当社グループの業務の適正を図る。
⑧ 内部通報システムとして当社グループの使用人等を通報対象者とするヘルプラインを設置し、
当社グループの法令順守上、疑義のある情報の入手に努めコンプライアンス経営に反映する。
(2) 当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
取締役の意思決定及び職務執行等の際に作成した取締役会議事録、経営会議議事及び稟議書等
の重要な文書や情報は、管理本部担当取締役が承認した文書保存、情報管理に関する規程及び
業務分掌を定めた規程に基づき当該会議等を主管する部門が保存・管理し、取締役、監査役の
閲覧に備える。
(3) 当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制
① 当社グループのリスク管理の方針、体制等について定める「グループリスク管理規則」に基づ
き、当社グループのリスク管理体制及び運営を整備し、当社のリスク管理委員会に於いて、当
社グループの重大リスクを統括的に管理する。
② 当社グループの組織横断的及び部署固有のリスク対策として個別規程、マニュアル、手順書等
を整備し、運用を図ると共に、教育・研修等を実施し、リスク管理を行う。
③ 当社グループに於いて重大なリスクが顕在化した場合には「危機管理規則」に従い報告・情報
伝達を行うと共に必要な体制を編成し、当社グループの損失の極小化を図る。
(4) 当社グループの取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
① 当社は取締役が経営方針・経営戦略に関する重要事項の策定に注力できるよう、基本的に執行
役員が業務執行を行い、執行役員に担務を設定し、職務執行の分担を図る。
② 当社は重要な意思決定に当たり、経営会議の前に事前に方向性を定める機関として全常勤取締
役及び役付執行役員が出席する重要課題検討会を設置し、原則として月1度開催し、最終意思
決定機関に於ける取締役の職務執行の効率化を図る。
③ 当社及び子会社の取締役並びに当社の執行役員の職務執行の効率化を支える統制環境を確保
するため、当社グループに於いて組織、業務分掌、職務権限、決裁基準等を定めた経営に関す
る基本規程を定め、更に下位規程類の整備を推進し、効率的な業務推進体制を構築する。
④ 当社グループの中期経営計画の当社グループへの共有化を図り、子会社に於ける具体的な経営
施策の指針とする。
- 20 -
⑤ 当社グループの業務全般において、情報セキュリティ面の一層の強化を図りながら、IT化を推
進し、職務執行の効率化を図る。
(5) 当社グループの使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 「グループ倫理綱領」「グループコンプライアンス行動指針」に基づき法令、定款、及び社会
規範順守の啓蒙を継続して行い、当社グループの全使用人の行動規範として、徹底を図る。
② 当社の全部門長で構成するコンプライアンス委員会を原則として四半期に1回開催し、全社の
コンプライアンス施策に関する立案、情報の共有、展開を図ると共に、コンプライアンスに関
する教育、啓蒙活動を推進する。
③ 子会社に於いてもコンプライアンス委員会を設置、定期的に開催し、コンプライアンス施策に
関する情報の当社グループでの共有、展開を図ると共に、コンプライアンスに関する教育、啓
蒙活動を推進する。
④ 内部監査部門が、コンプライアンスの観点から、内部監査により当社グループの業務運営の状
況を把握し改善のための提言を行う。
(6) 子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制
① 経営会議等において担当取締役より週間報告によって、子会社の状況報告を行う。
② 当社取締役と子会社の社長が出席し定期開催する報告会や、当社取締役等と子会社の各部門責
任者が出席する実務レベルの定期会議において必要な報告を行う。
③ 「グループ会社管理規則」を制定し、子会社の規模等に応じた個別具体的な決裁・報告基準を
設定し、この基準に基づき子会社から報告を行う。
(7) 当社の監査役の職務を補助すべき使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の
実効性の確保に関する事項
① 監査役の職務を補助する専任の使用人を監査役室に配置する。
② 補助使用人の経歴、能力等を考慮し、選任する。
③ 監査役室配属の使用人の異動、及び当該従業員の人事考課については監査役または監査役会の
事前同意を得ることとする。
(8) 当社の監査役への報告に関する体制
① 当社の取締役及び使用人が当社の監査役に報告するための体制
a) 取締役が職務執行に当たって開催する重要な会議に監査役が出席することを保証し、監査
役が重要な情報に直接触れる機会を確保する。
b) 監査役に各部門の月次報告等の閲覧を保証する。
c) 監査役の取締役・使用人からのヒアリングの機会を確保し、更に代表取締役と全監査役と
の間で意見交換を行う。
d) 会社の損失に繋がると思われる事件、事象等が発見された場合には、速やかに取締役から
監査役または監査役会に報告する。
② 子会社の取締役等またはこれらの者から報告を受けた者が当社の監査役に報告をするための
体制
a) 当社内部監査部門、総務部門等は、定期的に当社監査役に対する報告会を開催し、当社グ
ループにおける内部監査、コンプライアンス、リスク管理等の現状を報告すると共に、監
査役が陪席する経営会議等において週間報告により担当取締役から子会社の状況報告を実
施する。
- 21 -
b) 内部通報システムとして当社グループの取締役・使用人等を通報対象者とするヘルプライ
ンを設置しており、内部通報システムの担当部署は、内部通報の状況について、定期的に
監査役に報告を行う。
(9) 当社の監査役に報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないこと
を確保するための体制
内部通報に関する規程に、監査役への報告に関して不利な取扱いを受けないことを保証するこ
とを明記している。
(10) 当社の監査役の職務の執行について生ずる費用の前払いまたは償還の手続その他の当該職務の
執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項
① 監査役の職務の執行に必要な年度予算を監査役室の年度予算として確保し、監査役会または監
査役の要請に沿って費用処理する。
② 外部の専門家の活用や計画外の子会社往査等、監査役室の年度予算編成時に想定できなかった
事態が生じた場合、当該事態に係る費用については監査役会または監査役からの要請に基づ
き、会社負担として処理する。
(11) その他当社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
① 原則として月1度、社長・管理本部担当取締役・内部監査部門長等で構成し、常勤監査役が出
席する内部統制会議を開催し、内部統制に関する情報の共有を図る。
② 定期的に監査役と会計監査人との意見交換を行う。
(12) 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況
反社会的勢力による経営活動への関与の防止や当該勢力による被害を防止する観点から「グル
ープ倫理綱領」「グループコンプライアンス行動指針」を定め運用すると共に、関係機関とも
情報交換を行う。
- 22 -
連 結 貸 借 対 照 表
(平成27年3月31日現在)
(単位:百万円)
資 産 の 部
科
流
目
動
現
資
及
科
目
流
動
負
額
87,448
支払手形及び買掛金
36,135
40,231
短
金
31,622
リ ー ス 投 資 資 産
1,838
一年以内に返済する長期借入金
2,010
品
24,169
品
5,562
原 材 料 及 び 貯 蔵 品
15,299
未
3,384
賞
仕
繰
び
製
掛
延
税
そ
金
資
の
貸
倒
引
当
産
期
リ
借
ー
定
資
入
務
708
未払金及び未払費用
9,663
払
ス
法
与
債
人
税
引
当
等
580
金
2,028
他
3,424
役 員 賞 与 引 当 金
96
金
△316
製 品 保 証 引 当 金
2,512
産
56,130
そ
固
の
固
定
負
他
2,089
債
17,290
産
41,318
長
期
借
入
金
6,387
建 物 及 び 構 築 物
13,194
リ
ー
ス
債
務
1,589
機械装置及び運搬具
17,390
繰
有
形
固
定
資
土
地
6,427
債
115
退職給付に係る負債
延
税
金
負
8,592
リ
ー
ス
資
産
710
役員退職慰労引当金
9
建
設
仮
勘
定
1,774
製 品 保 証 引 当 金
447
そ
無
の
形
固
の
定
資
れ
他
1,820
産
4,739
そ
の
負
債
株
主
合
純
資
ん
1,672
施
設
利
用
権
761
リ
ー
ス
資
産
2
資
他
2,303
資
本
剰
投 資 そ の 他 の 資 産
益
剰
そ
の
10,071
利
券
6,399
自
退職給付に係る資産
投
繰
資
延
そ
貸
有
価
税
金
証
資
の
倒
引
当
本
部
47,822
金
4,890
余
金
35,842
余
金
7,122
△32
その他の包括利益累計額
8,289
産
1,411
その他有価証券評価差額金
2,206
他
2,306
為 替 換 算 調 整 勘 定
5,888
金
△49
退職給付に係る調整累計額
193
純
合
の
本
4
少
産
149
104,738
産
資
計
162,878
己
他
計
式
新
資
金
債
13,153
及
預
106,747
金
品
び
額
産
受取手形及び売掛金
商
金
金
負 債 の 部
株
数
予
株
約
主
産
持
合
権
84
分
1,943
計
58,139
負 債 及 び 純 資 産 合 計
162,878
- 23 -
資
株
連 結 損 益 計 算 書
(
自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日
)
(単位:百万円)
科
目
売
上
売
上
売
販
原
上
売
費
及
総
び
営
一
業
管
理
受
当
差
法
投
資
利
の
営
業
外
支
費
弁
契
約
解
消
の
経
常
特
利
別
固
資
関
係
特
資
有
価
会
社
固
定
資
税
金
人
等
税
調
・
売
人
税
息
847
損
204
他
70
58
却
益
26
却
益
0
株
式
売
却
益
31
失
処
223
分
損
前
民
当
税
期
及
等
純
び
調
事
整
損
166
失
56
利
益
業
税
3,080
額
895
少 数 株 主 損 益 調 整 前 当 期 純 利 益
少
当
数
株
期
8,957
売
産
整
住
304
券
損
法
42
他
証
損
減
益
益
産
別
94
436
益
利
定
投
金
益
1,122
利
そ
141
用
払
合
9,061
1,018
息
配
分
49,965
益
替
そ
59,026
益
利
取
持
益
費
収
取
為
260,237
201,210
利
外
受
法
般
額
価
利
業
営
金
高
主
純
利
利
8,792
3,976
4,816
益
336
益
4,480
- 24 -
連結株主資本等変動計算書
(
)
自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日
(単位:百万円)
株主資本
資本金
当
期
首
残
資本剰余金
利益剰余金
高
4,890
35,842
3,006
会計方針の変更による
累 積 的 影 響 額
会計方針の変更を反映
し た 当 期 首 残 高
連結会計年度中の
変
動
額
4,890
35,842
3,493
自己株式
株主資本合計
△32
43,707
△32
44,194
487
487
剰 余 金 の 配 当
△851
△851
当 期 純 利 益
4,480
4,480
自己株式の取得
△0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
連結会計年度中の
変 動 額 合 計
当
期
末
残
△0
-
高
-
-
3,629
△0
3,628
4,890
35,842
7,122
△32
47,822
その他の包括利益累計額
そ の 他
有価証券
評価差額金
当
期
首
残
高
会計方針の変更による
累 積 的 影 響 額
会計方針の変更を反映
し た 当 期 首 残 高
連結会計年度中の
変
動
額
1,134
為替換算
調整勘定
2,789
退職給付に
係る調整
累 計 額
△146
その他の
包括利益
累計額合計
3,777
新株予約権
43
少数株主 純資産合計
持分
2,146
-
1,134
2,789
△146
3,777
49,673
487
43
2,146
50,161
剰 余 金 の 配 当
-
△851
当 期 純 利 益
-
4,480
自己株式の取得
-
△0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
連結会計年度中の
変 動 額 合 計
1,072
3,099
340
4,512
41
△203
4,350
1,072
3,099
340
4,512
41
△203
7,978
当
2,206
5,888
193
8,289
84
1,943
58,139
期
末
残
高
- 25 -
連結注記表
連結計算書類作成のための基本となる重要な事項
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 34社
主要な連結子会社の名称
ニチユMHIフォークリフト㈱
ニチユMHI東京㈱
ニチユMHI近畿㈱
Nichiyu Forklift (Thailand) Co., Ltd.
上海力至優叉車製造有限公司
Mitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.
Mitsubishi Caterpillar Forklift Europe B.V.
三菱重工叉車(大連)有限公司
連結の範囲の変更
前連結会計年度において連結子会社でありましたNichiyu Asia (M) Sdn.Bhd.は、第4四半期連結会
計期間において、当社の連結子会社であるNichiyu Asia Pte.Ltd.が所有していた同社の株式を全株売
却したため、連結の範囲から除外しております。
(2)非連結子会社の名称
力至優香港有限公司
Nichiyu Forklifts India Pvt. Ltd.
㈲千富士オート
㈱塚本商店
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社は小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分
に見合う額)等は少額であり、かつ全体としても連結計算書類に重要な影響を及ぼしていないため、連
結の範囲より除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した非連結子会社の数 なし
(2)持分法を適用した関連会社の数 1社
会社等の名称
Nichiyu Asia (Thailand) Co., Ltd.
(3)持分法を適用しない非連結子会社の名称
㈲千富士オート
㈱塚本商店
(4)持分法を適用しない主要な関連会社の名称
北関東ニチユ㈱
東海ニチユ㈱
(5)持分法の適用の手続きについて特に記載する必要があると認められる事項
持分法適用会社については、当該会社の直近の事業年度に係る財務諸表を使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
(連結子会社の事業年度に関する変更)
当連結会計年度から、Mitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.他20社は、決算日を12月末日か
ら3月末日に変更し連結決算日と同一としております。これに伴い、当連結会計年度におけるMitsubishi
Caterpillar Forklift America Inc.他20社の会計期間は15ヵ月となっております。
この決算日変更に伴い、当連結会計年度の売上高が335億8千9百万円、営業利益が14億1千5百万円、
経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ11億3千6百万円増加しております。
4.重要な会計方針
(1)資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券で時価のあるものは、連結決算日の市場価格に基づく時価法(評価差額は全部純資産
直入法により処理、売却原価は移動平均法により算定)、時価のないものは、移動平均法による原価法
により算定しております。
- 26 -
② たな卸資産の評価基準及び評価方法
商品及び製品
フォークリフトの製品及び販売部品は総平均法による原価法。その他の製品
及び商品は個別法による原価法。
仕
掛
品
フォークリフトの仕掛品は総平均法による原価法。その他の仕掛品は個別法
による原価法。
原材料及び貯蔵品
原材料は移動平均法又は総平均法による原価法。貯蔵品は移動平均法による
原価法又は最終仕入原価法。
なお、たな卸資産の貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しておりま
す。
(2)固定資産の減価償却方法
有形固定資産(リース資産を除く)については定率法によっております。但し、平成10年4月1日以
降取得した建物(建物附属設備を除く)、機械装置及び運搬具に含まれる長期賃貸用車両については定
額法によっております。リース資産はリース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によって
おります。
主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 8~50年
機械装置及び運搬具 2~13年
工具、器具及び備品 2~10年
無形固定資産については定額法によっております。
在外連結子会社については、有形・無形固定資産とも定額法によっております。
(3)引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等につ
いては財務内容評価法によっております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与に充てるため、翌連結会計年度に支給される賞与見込額のうち、当連結
会計年度の負担となる額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
当社及び国内連結子会社は、役員賞与の支出に備えるため、翌連結会計年度における支給見込額のう
ち、当連結会計年度の負担となる額を計上しております。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく当連結会計年度末退職慰労金要支給額を計上し
ております。
⑤ 製品保証引当金
引渡後の製品保証費用の支出に備えるため、過去の実績を基礎に将来の製品保証費用を見積り、計上
しております。
(4)外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理
しております。なお、在外連結子会社の資産及び負債は、各社の決算日の直物為替相場により円貨に換
算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整
勘定及び少数株主持分に含めております。
(5)ヘッジ会計の方法
為替予約等が付されている外貨建金銭債権債務等については、原則的処理方法を採用しております。
また、ヘッジ会計の要件を満たす金利スワップについては、特例処理を採用しております。
(6)退職給付に係る負債の計上基準
退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当社及び一部を除く連結子会社は当連結会
計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当連結会計年度末において発生してい
ると認められる額を計上しております。
過去勤務費用は、主として10年の定額法により発生した連結会計年度から費用処理を行うこととして
おります。
数理計算上の差異は、主として10年の定率法により発生した翌連結会計年度から費用処理を行うこと
としております。
その他一部の連結子会社は、退職一時金制度について期末自己都合要支給額を計上しております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけ
るその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
- 27 -
(7)のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、個々の投資の実態に合わせ、20年以内の投資回収見込み年数で原則として均等償却してお
ります。
(8)消費税等の会計処理方法
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
5.会計方針の変更に関する注記
(退職給付に関する会計基準等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」
という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3
月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針
第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方
法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、
割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく割引率から退職給付の支払見込
期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、
当連結会計年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余
金に加減しております。
この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る負債が526百万円減少し、利益剰余金が487百万円
増加しております。また、当連結会計年度の利益に与える影響は軽微であります。
6.追加情報
(法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正)
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法
律」(平成27年法律第2号)が、平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する連結会
計年度より法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税
金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の35.6%から、平成27年4月1日に開始する連結会計年度
に解消が見込まれる一時差異については33.0%に、平成28年4月1日に開始する連結会計年度以降に解
消が見込まれる一時差異については32.2%になっております。
この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は100百万円減少
し、法人税等調整額が217百万円、その他有価証券差額金が104百万円、退職給付に係る調整累計額が12
百万円、それぞれ増加しております。
7.連結貸借対照表に関する注記
(1)有形固定資産減価償却累計額
(2)担保に供している資産及び担保に対応する債務
担保に供している資産
建物及び構築物
土地
車両運搬具
計
担保に対応する債務
短期借入金
一年以内に返済する長期借入金
長期借入金
計
(3)受取手形割引高
71,625百万円
324百万円
90百万円
282百万円
697百万円
309百万円
84百万円
354百万円
749百万円
4百万円
- 28 -
8.連結株主資本等変動計算書に関する注記
(1)当連結会計年度の末日における発行済株式の総数
普通株式
74,191,269株
A種種類株式
32,274,744株
計
106,466,013株
(2)当連結会計年度中に行った剰余金の配当に関する事項
平成26年6月27日開催の定時株主総会決議による配当
①普通株式の配当に関する事項
株式の種類
普通株式
配当金の原資
利益剰余金
配当金の総額
592百万円
1株当たり配当額
8円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月30日
②A種種類株式の配当に関する事項
株式の種類
A種種類株式
配当金の原資
利益剰余金
配当金の総額
258百万円
1株当たり配当額
8円
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月30日
(3)当連結会計年度の末日後に行う剰余金の配当のうち、基準日が当連結会計年度中のものに関する事項
平成27年6月26日開催の定時株主総会において、次の議案を付議することを予定しております。
①普通株式の配当に関する事項
株式の種類
普通株式
配当金の原資
利益剰余金
配当金の総額
741百万円
1株当たり配当額
10円
基準日
平成27年3月31日
効力発生日
平成27年6月29日
②A種種類株式の配当に関する事項
株式の種類
A種種類株式
配当金の原資
利益剰余金
配当金の総額
322百万円
1株当たり配当額
10円
基準日
平成27年3月31日
効力発生日
平成27年6月29日
(4)当連結会計年度末の新株予約権(権利行使期間の初日が到来していないものを除く。)の目的となる株
式の種類及び数
普通株式
250,000株
- 29 -
9.金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
当社グループは、一時的な余資を、短期的な預金等の安全性の高い金融資産に限定して運用しており
ます。
受取手形及び売掛金に係る顧客の信用リスクは、与信管理規定に沿ってリスク低減を図っております。
また、投資有価証券は主として株式であり、上場株式については適宜時価の把握を行っております。
借入金の使途は運転資金(主として短期)及び設備投資資金(長期)であり、一部の長期借入金の金
利変動に対して金利スワップ取引を実施して支払利息の固定化を実施しております。なお、デリバティ
ブは内部管理規定に従い、実需の範囲で行うこととしております。
(2)金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日(当期の連結決算日)における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額につ
いては、次の通りであります。
(単位:百万円)
連結貸借対照表
時価
差額
計上額
①現金及び預金
13,153
13,153
-
②受取手形及び売掛金
40,231
40,231
-
③投資有価証券
その他有価証券
6,051
6,051
-
資産計
59,436
59,436
-
④支払手形及び買掛金
36,135
36,135
-
31,622
31,622
-
⑤短期借入金
⑥長期借入金(一年以内に返済する
8,397
8,401
3
長期借入金を含む)
負債計
76,155
76,159
3
⑦デリバティブ取引
153
153
-
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
① 現金及び預金、② 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
ております。
③ 投資有価証券
投資有価証券の時価については、株式は取引所の価格によっております。
④ 支払手形及び買掛金、⑤ 短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
ております。
⑥ 長期借入金(一年以内に返済する長期借入金を含む)
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率
で割り引いて算定する方法によっております。変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処
理の対象とされており(下記⑦参照)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額
を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積られる利率で割り引いて算定する方法によ
っております。
⑦ デリバティブ
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。また、金利スワ
ップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているた
め、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております(上記⑥参照)。
(注2)非上場株式(連結貸借対照表計上347百万円)は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フロ
ーを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「③投資有価証
券 その他有価証券」には含めておりません。
10.1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
527円41銭
42円11銭
- 30 -
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年5月6日
ニチユ三菱フォークリフト株式会社
代表取締役社長
二ノ宮 秀明 殿
有限責任監査法人 トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
山 田 美 樹 
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
酒 井 宏 彰 
西 方 実 
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、ニチユ三菱フォークリフト株式会社の平成26
年4月1日から平成27年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、
連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算
書類を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結
計算書類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが
含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対す
る意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかど
うかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリ
スクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明する
ためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を
立案するために、連結計算書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、
経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体
としての連結計算書類の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基
準に準拠して、ニチユ三菱フォークリフト株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算
書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認め
る。
強調事項
注記事項(連結子会社の事業年度に関する変更)に記載されているとおり、当連結会計年度から、
Mitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.他20社は、決算日を12月末日から3月末日に変更し
連結決算日と同一としている。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係は
ない。
以 上
- 31 -
貸 借 対 照 表
(平成27年3月31日現在)
(単位:百万円)
資 産 の 部
科
産
現
及
金
受
取
形
売
掛
金
商 品 及 び 製 品
仕
掛
品
原 材 料 及 び 貯 蔵 品
前
渡
金
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
短
期
貸
付
金
未
収
入
金
未 収 法 人 税 等
未 収 消 費 税 等
そ
の
他
貸
倒
引
当
金
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
車 両 及 び 運 搬 具
工 具 器 具 備 品
土
地
建
設
仮
勘
定
無 形 固 定 資 産
施
設
利
用
権
商
標
権
ソ フ ト ウ ェ ア
リ
ー
ス
資
産
無形固定資産仮勘定
投 資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
関 係 会 社 出 資 金
長
期
貸
付
金
長 期 前 払 費 用
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸
倒
引
当
金
資
100,104
動
金
産
金
負 債 の 部
額
51,080
2,661
1,226
33,773
2,006
3,666
231
79
244
609
6,484
1,158
46
254
308
△1,671
49,023
8,710
3,684
384
1,671
94
987
1,321
567
765
3
1
672
2
85
39,546
5,610
24,880
5,330
3,051
9
624
48
△8
流
目
資
び 預
手
合
計
科
流
動
目
負
手
金
債
支
払
形
買
掛
金
短
期
借
入
金
一年以内に返済する長期借入金
リ
ー
ス
債
務
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
前
受
金
預
り
金
賞
与
引
当
金
役 員 賞 与 引 当 金
設 備 支 払 手 形
そ
の
他
固
定
長
期
長
期
退 職 給
長
期
負
債
純
負
借
入
未
払
付 引 当
預
り
合
資
債
金
金
金
金
計
産
株
主
資
本
資
本
金
資
本
剰
余
金
資
本
準
備
金
そ の 他 資 本 剰 余 金
利
益
剰
余
金
利
益
準
備
金
そ の 他 利 益 剰 余 金
買換資産圧縮積立金
固定資産圧縮積立金
特 別 償 却 準 備 金
別 途 積 立 金
繰 越 利 益 剰 余 金
自
己
株
式
評 価 ・ 換 算 差 額 等
その他有価証券評価差額金
新
株
予
約
権
純
資
産
合
計
負 債 及 び 純 資 産 合 計
- 32 -
額
35,258
1,251
18,638
5,160
640
2
4,837
704
95
286
2,577
755
65
240
2
9,940
4,839
68
5,026
5
45,198
の
部
52,742
4,890
35,842
3,299
32,542
12,041
440
11,601
238
49
9
330
10,973
△32
2,079
2,079
84
54,905
100,104
損 益 計 算 書
(
自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日
)
(単位:百万円)
科
目
売
上
売
販
原
上
売
費
及
営
一
業
般
管
理
為
11,329
益
配
1,192
当
替
差
そ
の
営
業
外
支
費
101
金
601
益
307
他
181
100
利
の
経
息
用
払
そ
2,557
益
利
取
13,886
費
収
取
受
益
利
外
受
65,923
利
業
営
79,810
価
総
び
額
高
上
売
金
常
利
息
90
他
9
益
3,648
特
別
利
益
-
特
別
損
失
108
固
定
税
法
法
当
引
人
税
資
前
・
人
当
住
税
期
産
処
期
民
税
等
純
分
純
及
び
調
利
事
整
利
損
108
益
業
3,539
税
270
額
199
益
- 33 -
470
3,069
株主資本等変動計算書
(
自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日
)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
4,890
3,299
32,542
35,842
利益剰余金
その他利益剰余金
買換資産
固定資産
特別償却
圧縮積立金 圧縮積立金
準備金
440
231
51
12
4,890
3,299
32,542
35,842
440
資本金
当 期 首 残 高
会計方針の変更によ
る累積的影響額
会計方針の変更を反映し
た 当 期 首 残 高
その他
資本準備金 資本剰余金
資本剰余金 利益準備金
合計
231
51
12
当 期 変 動 額
11
△4
買換資産圧縮積立金の積立
買換資産圧縮積立金の取崩
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩
特別償却準備金の積立
特別償却準備金の取崩
2
△3
0
△3
剰余金の配当
当 期 純 利 益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当 期 変 動 額(純 額)
当期変動額合計
当 期 末 残 高
当 期 首 残 高
会計方針の変更によ
る累積的影響額
会計方針の変更を反映し
た 当 期 首 残 高
-
4,890
-
3,299
-
32,542
-
35,842
-
440
6
238
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
その他
評価・換算
その他利益剰余金
株主資本 有価証券
差額等
利益剰余金 自己株式
合計
別途
繰越利益
評価差額金
合計
合計
積立金
剰余金
330
8,686
9,752
△32
50,452
1,083
1,083
330
71
71
8,757
9,823
△11
4
△2
3
△0
3
△851
3,069
-
-
-
-
-
-
△851
3,069
△1
49
新株
予約権
50,524
△0
-
-
-
-
-
-
△851
3,069
△0
△0
△32
2,217
52,742
純資産
合計
43
51,579
43
51,651
71
△32
△2
9
71
1,083
1,083
当 期 変 動 額
買換資産圧縮積立金の積立
買換資産圧縮積立金の取崩
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩
特別償却準備金の積立
特別償却準備金の取崩
剰余金の配当
当 期 純 利 益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当 期 変 動 額(純 額)
当期変動額合計
当 期 末 残 高
-
330
2,215
10,973
2,218
12,041
- 34 -
995
995
41
-
-
-
-
-
-
△851
3,069
△0
1,036
995
2,079
995
2,079
41
84
3,254
54,905
個別注記表
1.重要な会計方針
(1) 資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式は移動平均法による原価法により算定しております。その他有価証券
のうち、時価のあるものは期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により
処理、売却原価は移動平均法により算定)、時価のないものは移動平均法による原価法により算定し
ております。
② たな卸資産の評価基準及び評価方法
商品及び製品
フォークリフトの製品及び販売部品は総平均法による原価法。その他の商品
及び製品は個別法による原価法。
仕
掛
品
フォークリフトの仕掛品は総平均法による原価法。その他の仕掛品は個別法
による原価法。
原材料及び貯蔵品
原材料は移動平均法又は総平均法による原価法。貯蔵品は移動平均法によ
る原価法又は最終仕入原価法。
なお、たな卸資産の貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しておりま
す。
(2) 固定資産の減価償却方法
有形固定資産
定率法によっております。但し、平成10年4月1日以降取得した建物(建物
(リース資産を除く) 附属設備を除く)については、定額法によっております。
無形固定資産 定額法によっております。
(リース資産を除く)
リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(3) 外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円換算し、換算差額は損益として処理しておりま
す。但し、為替予約により決済時における円貨額が確定しているものについては、当該円貨額を付してお
ります。
(4) 引当金の計上基準
貸倒引当金 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率法により、
貸倒懸念債権等については財務内容評価法によっております。
賞与引当金 従業員に対して支給する賞与に充てるため、翌事業年度に支給される賞与見込
額のうち、当事業年度の負担となる額を計上しております。
役員賞与引当金 役員賞与の支出に備えるため、翌事業年度における支給見込額のうち、当事業
年度の負担となる額を計上しております。
退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金
資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を
計上しております。過去勤務費用については、10年の定額法により発生した事
業年度から費用処理を行うこととしております。数理計算上の差異について
は、10年の定率法により発生した事業年度の翌事業年度から費用処理を行うこ
ととしております。
(5) ヘッジ会計の方法
為替予約等が付されている外貨建金銭債権債務等については、原則的な処理方法を採用しております。
また、ヘッジ会計の要件を満たす金利スワップについては、特例処理を採用しております。
(6) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結
計算書類におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(7) 消費税等の会計処理方法
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
- 35 -
2.会計方針の変更に関する注記
(退職給付に関する会計基準等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」
という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27
年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用
指針第67項本文に掲げられた定めについて当事業年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方
法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、
割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく割引率から退職給付の支払見込
期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、
当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を繰越利益剰余
金に加減しております。
この結果、当事業年度の期首の退職給付引当金が111百万円減少し、繰越利益剰余金が71百万円増加し
ております。また、当事業年度の利益に与える影響は軽微であります。
3.追加情報
(法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正)
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法
律」(平成27年法律第2号)が、平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する事業年
度より法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負
債の計算に使用する法定実効税率は従来の35.6%から、平成27年4月1日に開始する事業年度に解消が
見込まれる一時差異については33.0%に、平成28年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれ
る一時差異については32.2%になっております。
この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は112百万円減少
し、法人税等調整額が210百万円、その他有価証券差額金が97百万円、それぞれ増加しております。
4.貸借対照表に関する注記
(1) 関係会社に対する短期金銭債権
39,297百万円
関係会社に対する長期金銭債権
3,051百万円
関係会社に対する短期金銭債務
5,963百万円
(2) 有形固定資産減価償却累計額
23,009百万円
(3) 保証債務
次の子会社の金融機関等からの借入債務に対し、保証を行っております。
Nichiyu Forklift (Thailand) Co., Ltd.
1,379百万円
Mitsubishi Caterpillar Forklift
1,270百万円
Europe B.V.
上海力至優叉車製造有限公司
390百万円
計
3,041百万円
(4) 受取手形割引高
4百万円
5.損益計算書に関する注記
関係会社に対する売上高
関係会社よりの仕入高他
関係会社との営業取引以外の取引高
6.株主資本等変動計算書に関する注記
当事業年度の末日における自己株式の数
普通株式
74,253百万円
14,581百万円
728百万円
73,827株
- 36 -
7.税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産(流動)
貸倒引当金
539百万円
賞与引当金
249百万円
クレーム対策金
178百万円
棚卸資産廃棄損
48百万円
棚卸資産評価損
43百万円
未払事業税
28百万円
その他
61百万円
繰延税金資産(流動) 小計
1,150百万円
評価性引当額
△539百万円
繰延税金資産(流動) 合計
610百万円
繰延税金負債(流動)
未払配当金
1百万円
繰延税金負債(流動) 合計
1百万円
繰延税金資産(流動)の純額
609百万円
繰延税金資産(固定)
退職給付引当金
関係会社株式評価損
関係会社出資金評価損
投資有価証券評価損
役員退職慰労金
その他
繰延税金資産(固定) 小計
評価性引当額
繰延税金資産(固定) 合計
繰延税金負債(固定)
買換資産圧縮積立金
固定資産圧縮積立金
特別償却準備金
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債(固定) 合計
繰延税金資産(固定)の純額
1,623百万円
2,372百万円
15百万円
49百万円
20百万円
176百万円
4,256百万円
△2,535百万円
1,720百万円
113百万円
23百万円
4百万円
953百万円
1,095百万円
624百万円
8.関連当事者との取引に関する注記
(1) 親会社 (単位:百万円)
種 類
会社等の名称
親会社
三菱重工業㈱
議決権等の
被所有割合(%)
直接
49.4
関連当事者
との関係
製品及び製造部
品の売買
役員の兼任
取 引 内 容
営業取引
原材料の購入
取引金額
11,779
科
目
期末残高
買掛金
1,360
(注) 取引条件及び取引条件の決定方針等
(1)原材料の購入については、市場の実勢価格に基づき毎期価格交渉のうえ、価格決定しております。
(2)製品の購入について、価格その他の取引条件は当社と関連を有しない他の取引先と同様の条件によって
おります。
(3)取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。
- 37 -
(2) 子会社等 (単位:百万円)
種 類
会社等の名称
議決権等の
所有割合(%)
ニチユMHI
フォークリフト㈱
直接 100.0
ニチユMHI東京㈱
ニチユMHI近畿㈱
間接 100.0
(注)1
間接 100.0
(注)1
関連当事者
との関係
取 引 内 容
取引金額
科
目
期末残高
資金の貸付
-
短期貸付金
3,137
資金の預り
-
預り金
1,270
12,773
売掛金
7,037
資金の貸付
1,460
長期貸付金
1,222
営業取引
産業車両・物流シス
テム・その他の販売
8,397
売掛金
4,683
資金の貸付
1,190
短期貸付金
1,000
5,115
売掛金
2,521
役員の兼任
当社製品の販売
役員の兼任
当社製品の販売
役員の兼任
営業取引
産業車両・物流シス
テム・その他の販売
ニチユMHI中部㈱
間接 100.0
(注)1
当社製品の販売
役員の兼任
営業取引
産業車両・物流シス
テム・その他の販売
ニチユMHI中国㈱
間接 100.0
(注)1
当社製品の販売
役員の兼任
営業取引
産業車両・物流シス
テム・その他の販売
3,728
売掛金
2,067
ニチユMHI九州㈱
間接 100.0
(注)1
当社製品の販売
役員の兼任
営業取引
産業車両・物流シス
テム・その他の販売
3,847
売掛金
1,991
ニチユMHI東北㈱
間接 100.0
(注)1
当社製品の販売
役員の兼任
営業取引
産業車両・物流シス
テム・その他の販売
2,844
売掛金
1,506
売掛金
3,696
93.1
営業取引
産業車両の製造部
品の販売
12,168
直接
部品の供給
役員の兼任
配当の受取
455
-
-
97.5
当社製品の販売
役員の兼任
債務の保証
1,270
-
-
Nichiyu Forklift
(Thailand) Co.,Ltd.
直接 100.0
部品の供給
当社製品の販売
役員の兼任
債務の保証
1,379
-
-
三菱重工叉車(大連)
有限公司
直接 100.0
部品の供給
役員の兼任
営業取引
産業車両の製造部
品の販売
6,322
売掛金
子会社
Mitsubishi Caterpillar
Forklift America Inc.
Mitsubishi Caterpillar
Forklift Europe B.V.
直接
1,300
(注) 1.ニチユMHIフォークリフト㈱が出資しております。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
(1)フォークリフト・物流システム等の販売については、市場価格、総原価を勘案して取引価格を設
定し、その他の取引条件は、当社と関連を有しない他の取引先と同様の条件によっております。
(2)資金の貸付については、貸付利率は市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。
(3)債務の保証については、子会社の金融機関からの借入に対して債務保証を行っております。
(4)子会社への貸付金に対し、1,671百万円の貸倒引当金を計上しております。また、当事業年度にお
いて、1,551百万円の貸倒引当金戻入額を計上しております。
(5)取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。
9.1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
515円27銭
28円85銭
- 38 -
会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年5月6日
ニチユ三菱フォークリフト株式会社
代表取締役社長
二ノ宮 秀明 殿
有限責任監査法人 トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
山 田 美 樹 
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
酒 井 宏 彰 
西 方 実 
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、ニチユ三菱フォークリフト株式会社の
平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第114期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、
損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類
及びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽
表示のない計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部
統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附
属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認め
られる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細
書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに
基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための
手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附
属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制
の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、
状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に
関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに
経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討
することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められ
る企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況を
すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係は
ない。
以 上
- 39 -
監査役会の監査報告書 謄本
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第114期事業年度の取締
役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の結果、監査
役全員の一致した意見として、本監査報告書を作成し、以下の通り報告いたします。
1.監査役および監査役会の監査の方法およびその内容
監査役会は、監査の方針、監査の計画等を定め、各監査役から監査の実施状況およ
び結果について報告を受けるほか、取締役等および会計監査人からその職務の執行状
況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、当期の監査方針、監査
計画等に従い、取締役、内部監査部門その他の使用人、親会社の監査役その他の者と
意思疎通を図り、情報の収集および監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会そ
の他重要な会議に出席し、取締役および使用人等からその職務の執行状況について報
告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社および主要な
事業所において業務および財産の状況を調査いたしました。また、事業報告に記載さ
れている取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規則第
100条第1項および第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容および当
該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)について、取締役および使
用人等からその構築および運用の状況について定期的に報告を受け、必要に応じて説
明を求め、意見を表明いたしました。子会社については、子会社の取締役等と意思疎
通および情報の交換を図り、子会社から事業の報告を受け、必要に応じて子会社に赴
き、業務および財産の状況を調査いたしました。以上の方法に基づき、当該事業年度
に係る事業報告およびその附属明細書について検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを
監視および検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受
け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行
われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監
査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備して
いる旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事
業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書および個別
注記表)およびその附属明細書ならびに連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計
算書、連結株主資本等変動計算書および連結注記表)について検討いたしました。
- 40 -
2.監査の結果
(1) 事業報告等の監査結果
一 事業報告およびその附属明細書は、法令および定款に従い、会社の状況を正し
く示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為または法令もしくは定款に違反する重
大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。ま
た、当該内部統制システムに関する事業報告の記載内容および取締役の職務の
執行についても、指摘すべき事項は認められません。
(2) 計算書類およびその附属明細書の監査結果
会計監査人 有限責任監査法人トーマツの監査の方法および結果は相当であると
認めます。
(3) 連結計算書類の監査結果
会計監査人 有限責任監査法人トーマツの監査の方法および結果は相当であると
認めます。
平成27年5月7日
ニチユ三菱フォークリフト株式会社 監査役会
常勤監査役
常勤監査役
社外監査役
社外監査役
社外監査役
真
前
清
瀧
小
中
嶋
水
本
口
芳
慎
正
美
弘
正
吾
範





以 上
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株主総会参考書類
第1号議案 剰余金配当の件
当社は、その期の収益状況に対応し、株主様への配当の充実と将来の企業基盤確立の
ための内部留保とのバランスに配慮し、配当を行うことを基本方針としております。
第114期の期末配当につきましては、当期の業績並びに今後の事業展開等を勘案いたし
まして、以下の通りといたしたいと存じます。
1.配当財産の種類
金銭といたします。
2.配当財産の割当てに関する事項及びその総額
お蔭様をもちまして、当期は事業報告に記載いたしました通り、増益基調で推移す
ることができましたので、基本方針に従い1株につき2円増配し、当社普通株式1株
につき金10円、及び当社A種種類株式1株につき金10円といたしたいと存じます。
配当総額 1,063,921,860円
(1)普通株式 1株につき 金10円 配当金 741,174,420円
(2)A種種類株式 1株につき 金10円 配当金 322,747,440円
3.剰余金の配当が効力を生じる日
平成27年6月29日
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第2号議案 定款一部変更の件
1.変更の理由
当社株式の流動性の向上および将来の事業拡大に備えた機動的な資金調達ならび
に新株予約権が今後行使された場合の新株式発行に備えるため、現行定款第6条(発
行可能株式総数および発行可能種類株式総数)について、発行可能株式総数を現行の
1億4,000万株から増加し、4億2,500万株に、発行可能種類株式総数の普通株式を現
行の107,725,256株から増加し、392,725,256株にそれぞれ変更するものであります。
2. 変更の内容
変更の内容は、次の通りであります。
(下線は変更部分)
現 行 定 款
変 更 案
(発行可能株式総数および
(発行可能株式総数および
発行可能種類株式総数)
発行可能種類株式総数)
第6条 当会社の発行可能株式総数は、1億
第6条 当会社の発行可能株式総数は、4億
4,000万株とし、当会社の発行可能
2,500万株とし、当会社の発行可能
種類株式総数は、それぞれ普通株式
種類株式総数は、それぞれ普通株式
は107,725,256株、第2章の2に定
は392,725,256株、第2章の2に定
める内容の株式(以下、「A種種類
める内容の株式(以下、「A種種類
株式」という。)は32,274,744株と
株式」という。)は32,274,744株と
する。
する。
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第3号議案 取締役9名選任の件
取締役全員(11名)は、本定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。
つきましては、執行役員制度の導入に伴い経営体制の効率化のため2名減員し取締役
9名の選任をお願いするものであります。
取締役候補者は、次の通りであります。
候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
31,200株
なし
5,500株
なし
平成14年4月 三菱重工業㈱汎用機・特車
事業本部経営管理総括部長
平成15年4月 同社汎用機・特車事業本部
副事業部長
に の みや
1
二ノ宮
ひで あき
秀
明
(昭和26年2月13日)
平成15年10月 三菱キャタピラーフォークリフ
トアメリカ㈱代表取締役社長
平成19年4月 三菱重工業㈱執行役員
平成21年4月 当社入社 顧問
平成21年6月 当社専務取締役
平成22年6月 当社管理本部長
平成23年6月 当社代表取締役社長〔現任〕
平成18年3月 三菱重工業㈱汎用機・特車事
業本部 産業車両技術部長
平成19年4月 同社汎用機・特車事業本部
副事業部長
平成20年10月 三菱キャタピラーフォークリフ
トアメリカ㈱代表取締役社長
たね むら
2
種
しげる
村
(昭和27年9月4日)
茂
平成23年4月 三菱重工業㈱汎用機・特車事業本
部フォークリフト事業部長
三菱重工叉車(大連)有限公司
董事長
平成23年6月 当社取締役
平成25年4月 当社取締役副社長執行役員
〔現任〕
当社社長補佐 社長特命事項
〔現任〕
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候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
24,200株
なし
11,800株
なし
平成17年3月 当社品質保証部長
平成19年6月 当社執行役員
平成20年3月 当社フォークリフト生産本部
技術部長
平成20年6月 当社取締役
平成21年6月 当社技術本部副本部長
さ の
3
佐
野
たかし
隆
(昭和22年11月29日)
平成22年6月 当社常務取締役
当社技術本部・品質保証部
担当〔現任〕
当社技術本部長〔現任〕
平成25年4月 当社取締役常務執行役員〔現
任〕
平成25年10月 当社技術本部
商品企画部長〔現任〕
平成14年4月 三菱重工業㈱汎用機・特車事
業本部産業車両総括部産業車
両営業部長
平成18年4月 三菱キャタピラーフォークリ
フトヨーロッパ㈲代表取締役
社長
平成20年6月 当社入社 執行役員
海外事業部副事業部長
平成21年3月 上海力至優叉車製造有限公司
まつ もと
4
松
本
ひと し
仁 志
(昭和26年9月27日)
董事長
平成21年6月 当社海外事業部長
平成22年6月 当社取締役
当社営業本部副本部長
平成25年4月 当社取締役上席執行役員〔現
任〕
当社海外営業本部担当〔現任〕
当社海外営業本部長〔現任〕
平成26年6月 三菱重工叉車(大連)有限公司
董事長〔現任〕
(重要な兼職の状況)
三菱重工叉車(大連)有限公司
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董事長
候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
か が み
5
各
務
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
まさ のり
眞
規
(昭和27年1月6日)
ま の
6
間
野
ゆう いち
裕
(昭和38年6月25日)
一
平成20年10月 当社国内サービス本部サービ
ス部長
平成21年4月 ニチユMHIフォークリフト㈱
サービス部長
平成21年6月 当社執行役員
ニチユMHIフォークリフト㈱
執行役員
同社営業本部副本部長
平成22年6月 当社取締役
ニチユMHIフォークリフト㈱
代表取締役社長
平成25年4月 当社取締役上席執行役員〔現任〕
当社国内営業本部担当〔現任〕
当社国内営業本部長〔現任〕
平成26年4月 当社国内営業本部
市場開発部長
平成26年7月 当社国内営業本部
国内カスタマーサービス部長
平成8年7月 三菱キャタピラーフォークリ
フトアメリカ㈱
プロダクトサポート部長付
平成15年4月 三菱重工業㈱汎用機・特車事
業本部 企画経理部 主席部員
平成16年4月 同社汎用機・特車事業本部
物流機器部 事業戦略グルー
プ 主席部員
平成21年4月 同社汎用機・特車事業本部 物流機器部 次長
平成23年10月 同社汎用機・特車事業本部 フォークリフト事業部
フォークリフト営業部 部長
平成25年4月 当社取締役上席執行役員〔現
任〕
当社経営企画室長
平成26年7月 三菱キャタピラーフォークリ
フトヨーロッパ㈲
代表取締役社長〔現任〕
(重要な兼職の状況)
三菱キャタピラーフォークリフトヨーロッ
パ㈲ 代表取締役社長
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所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
16,200株
なし
800株
なし
候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
平成19年4月 三菱重工業㈱汎用機・特車事
業本部 ターボ技術部 部長
平成22年4月 同社汎用機・特車事業本部 副事業部長
平成23年4月 同社汎用機・特車事業本部 ターボ事業部長
平成24年4月 同社汎用機・特車事業本部
副事業本部長
み こ が み
7
たかし
御子神
隆
(昭和31年3月19日)
平成25年4月 当社取締役〔現任〕
三菱重工業㈱執行役員〔現
任〕
平成26年4月 三菱重工業㈱機械・設備シス
欄外
0株 (注)1
参照
テムドメイン副ドメイン長
〔現任〕
品質総括部長〔現任〕
平成27年4月 同社相模原製作所長〔現任〕
(重要な兼職の状況)
三菱重工業㈱ 執行役員
機械・設備システムドメイン副ドメイン長
品質総括部長 兼 相模原製作所長
昭和44年4月 ㈱島津製作所 入社
平成8年4月 同社フルイディクス機器部長
平成11年6月 同社執行役員
平成13年6月 同社取締役
平成17年6月 同社常務取締役
か
とう
たか
ゆき
加 藤 孝 幸
8
(昭和21年6月13日)
(新任候補者)
平成19年6月 同社専務取締役
社長補佐
製造・情報システム担当
平成21年6月 同社専務取締役
リスクマネジメント・CS担当
生産支援本部長
平成22年6月 島津エス・ディー㈱
代表取締役社長〔現任〕
(重要な兼職の状況)
島津エス・ディー㈱ 代表取締役社長
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欄外
0株 (注)2
参照
候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
昭和49年4月 三菱商事㈱ 入社
昭和59年11月 米国マシナリーディストリビ
ューション㈱ 社長補佐
平成6年5月 三菱キャタピラーフォークリ
お おこ う ち
けん
大河内 健
9
(昭和26年5月23日)
(新任候補者)
フトアメリカ㈱ 副社長
マーケティング担当
平成13年4月 三菱商事㈱レンタル・建機事業
0株
なし
ユニットマネージャー
平成14年12月 三菱商事㈱ 退職
平成20年10月 キャタピラージャパン㈱
役員付
平成22年4月 ㈱アイチコーポレーション
海外事業部担当部長
(注)1.御子神 隆氏は、三菱重工業㈱の執行役員機械・設備システムドメイン副ドメイン長兼品質総括部長兼相
模原製作所長であります。平成25年2月6日に当社と三菱重工業㈱が締結した三菱重工業㈱のフォーク
リフト事業を会社分割により、当社が承継することについての吸収分割契約書及び統合契約書により、
平成25年4月1日に当社が本件会社分割の対価として、当社の普通株式27,213,437株を三菱重工業㈱に割
当交付したことにより、三菱重工業㈱が当社の議決権の49.4%を有する親会社となりました。当社と三
菱重工業㈱は、三菱重工業㈱に当社が製品及び製品向け部品、その他のコンポーネントの生産を委託
し、当社が三菱重工業㈱からそれらの供給を受けることを内容とする取引を行うなど、包括的な資本・
業務提携関係にあります。
2.加藤孝幸氏は、島津エス・ディー㈱の代表取締役社長であり、当社は同社の親会社である㈱島津製作所
より原材料・製品の購入等の取引を行っております。
3.上記のほか、他の候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
4.加藤孝幸氏および大河内健氏は、社外取締役候補者であります。
5.加藤孝幸氏は、㈱島津製作所において常務取締役、専務取締役等を歴任されており、また島津エス・デ
ィー㈱において代表取締役社長に就任されており、それらの豊富な経営経験と幅広い見識を当社の経営
に反映していただくため、社外取締役としての選任をお願いするものであります。
6.大河内健氏は、三菱キャタピラーフォークリフトアメリカ㈱において副社長を、また、三菱商事㈱にお
いてレンタル・建機事業ユニットマネージャー等を歴任されており、それらの豊富な経営経験と幅広い
見識を当社の経営に反映していただくため、社外取締役としての選任をお願いするものであります。
7.加藤孝幸氏および大河内健氏の選任が承認された場合、両氏との間で会社法第423条第1項の損害賠償
責任を限定する契約を締結する予定であり、当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令が規定する
額となります。
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第4号議案 監査役3名選任の件
監査役前嶋 弘、清水 正、瀧本慎吾の3氏は、本定時株主総会終結の時をもって任期満了
となりますので、監査役3名の選任をお願いするものであります。
なお、本議案に関しましては、あらかじめ監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は、次の通りであります。
候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
昭和45年3月 当社入社
平成5年6月 当社企画室主務
平成8年6月 当社海外事業準備室主務
まえ
1
しま
ひろし
前 嶋 弘
(昭和26年11月25日)
平成16年6月 当社経営企画部次長
平成18年1月 当社経営企画室副室長
1,800株
なし
平成22年6月 当社管理本部 内部統制室長
平成22年10月 ニチユMHIフォークリフト㈱
監査役
平成23年6月 当社監査役〔現任〕
昭和54年4月 日本電池㈱
(現 ㈱GSユアサ)入社
平成19年7月 ㈱ジーエス・ユアサ パワーサ
プライ(現 ㈱GSユアサ)執
行役員
平成20年4月 ㈱ジーエス・ユアサ コーポレ
くら
2
がき
まさ
ひで
倉 垣 雅 英
(昭和30年3月28日)
(新任候補者)
ーション人事統括部長
平成21年6月
同社取締役〔現任〕
同社内部統制・人事・総務・リ
スク管理担当〔現任〕
㈱ジーエス・ユアサ パワーサ
プライ(現 ㈱GSユアサ)
取締役〔現任〕
同社人事部長〔現任〕
(重要な兼職の状況)
㈱ジーエス・ユアサ コーポレーション取締役
㈱GSユアサ 取締役
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欄外
0株 (注)1
参照
候補者
番 号
氏 名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び
重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
(普 通 株 式)
当社との
特 別 の
利害関係
昭和59年4月 三菱信託銀行㈱(現 三菱UF
J信託銀行㈱)入社
平成17年2月 同社岡山支店長
平成19年2月 ㈱三菱東京UFJ銀行兼㈱三
菱UFJフィナンシャル・グ
ふく
3
おか
やす
ゆき
福 岡 靖 之
(昭和34年11月2日)
(新任候補者)
ループ出向
平成21年6月 三菱UFJ信託銀行㈱京都支
店兼京都中央支店副支店長
欄外
0株 (注)2
参照
平成23年10月 同社仙台支店長
平成25年4月 同社賛事
平成25年6月 大日本塗料㈱常勤監査役
〔現任〕
(重要な兼職の状況)
大日本塗料㈱常勤監査役
(注)1.倉垣雅英氏は、㈱ジーエス・ユアサ コーポレーション及びその子会社である㈱GSユアサの取締役を
兼務しており、当社は㈱GSユアサより原材料・製品の購入等の取引を行っております。
2.福岡靖之氏は、大日本塗料㈱の常勤監査役であり、当社は同社より原材料・製品の購入等の取引を行っ
ております。
3.上記のほか、他の候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
4.倉垣雅英氏および福岡靖之氏は、社外監査役候補者であります。
5.倉垣雅英氏は、㈱ジーエス・ユアサ コーポレーション及びその子会社である㈱GSユアサの取締役に
就任されており、それらの豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただくため、社外監査
役としての選任をお願いするものであります。
6.福岡靖之氏は、三菱UFJ信託銀行㈱の支店長、大日本塗料㈱の常勤監査役を歴任されており、それ
らの豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただくため、社外監査役としての選任をお願
いするものであります。
7.当社は、倉垣雅英氏および福岡靖之氏の選任が承認された場合、両氏との間で会社法第423条第1項の
損害賠償責任を限定する契約を締結する予定であり、当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令
が規定する額となります。
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第5号議案 取締役報酬額改定の件
当社の取締役報酬額は、平成24年6月28日開催の第111期定時株主総会において、年額
350,000千円以内(うち社外取締役分年額5,000千円以内)とご承認いただき今日に至っ
ております。
今後のコーポレート・ガバナンスの強化に向け、社外取締役の増員を行うため、取締
役報酬額のうち社外取締役分を年額5,000千円以内から年額30,000千円以内に改定いた
したいと存じます。
なお、取締役報酬額(社外取締役分も含む)は現行どおり年額350,000千円以内とし、
変更しないものといたします。
また、取締役報酬額には従来どおり使用人兼務取締役の使用人分給与は含まないもの
といたしたいと存じます。取締役の員数は、第3号議案が承認可決されますと9名(う
ち社外取締役2名)となります。
以 上
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株主総会会場ご案内
至京都南
至京都
至京都
長岡京市役所
長岡天神
駅
至河原町
三菱電機
IC
171
名神高速道路
国道 号線
パナソニック
小畑川
小学校
京都線
京
岡
長
至
至梅田
ニチユ三菱
フォークリフト
長岡京駅
阪急京都
線
JR
村田製作所
IC
至大阪
京
都
縦貫
自動
車道
大山崎IC
京滋バイパス
至大阪
阪急京都線「長岡天神駅」東口より徒歩約12分
JR京都線「長岡京駅」東口より徒歩約1分