ツアーNO.18 モニターツアー実施地域:長野県飯田市 1

ツアーNO.18
モニターツアー実施地域:長野県飯田市
1. 地域の概況
県南部に位置し、静岡県・愛知県境にある。標高350mから3,120m(赤石岳)までを有する日本最大の巨
大な谷の地形。南アルプス国立公園、天竜奥三河国定公園を有し、森林面積が86%を占める典型的な中山
間地域。温暖な気候で桃・なし・りんご・柿をはじめとする多彩な果物類の生産地であり、精密電子
工業や食品・繊維・水引工芸などの伝統的な地場産業も盛んである。
2. 受入団体の概要
団体名
梅花園
所在地
長野県飯田市中村2241
URL
http://baikaen.net/
主な活動
果樹生産、産地直送、観光果樹園
3.プランの造成
主旨・目的
名古屋・都市住民との交流を通じた地域のPR
ターゲット
名古屋市内の都市住民
ポイント
・親子向けを想定し、家族で楽しめる柿収穫と市田柿作り体験を前面に出してP
Rした。午後に収穫体験も組み入れた。
・昼食は観光要素を高め、旅館での地産地消の料理を組み入れた。(入浴付)
4.プランの実施
旅行形態
募集型企画旅行
メインタイトル
市田柿づくり体験と秋野菜の収穫体験
サブタイトル
農と食に触れる旅
実施日
平成26年11月15日(土)
参加者数
26名(大人20名・子供2名・幼児4名)
参加者情報
20代3名、30代6名、40代5名、50代4名、60代1名 ※子供・幼児を除く
告知方法
WEBサイト(農協観光)、チラシ配布(名古屋市内)
旅行代金
大人 6,800 円 子供 6,300 円
現地協力先
梅花園、長野県名古屋事務所、中津川七ツ原高原
5.行程表(交通手段:バス)
行程表
JR名古屋駅(7:30)==飯田市内(柿収穫・市田柿作り体験)==昼神温泉(昼食・入
浴)==中津川七ツ原高原(野菜収穫体験)==JR名古屋駅(18:00)
6.添乗員のコメント
所感(体験)
生産量が少なく希少価値の高い、市田柿産地で収穫から吊るしまで行えたのは
非常に貴重な体験であった。完熟した実を残して下さり、その甘さに感嘆の声が
あがっていた。
所感(食事)
長野及び地元産の食材を主に使用した食事を旅館でゆっくりとお召し上がり頂
いた。
所感(交流)
各受入先の代表者に、一通り説明をして頂いたので、現地スタッフの方々とも積
極的に会話することができた。スタッフの熟練の技に感動され、さらに会話に花
が咲いていた。農家さんにはコミュニケーションが苦手な方もおられるが、今回
は和気藹々と参加者と一緒になり楽しく過ごされていた。
全体の所感
大半の参加者が、グリーン・ツーリズム(農業体験)が初めてで、見るもの、聞くも
の、触るもの全てに興味を示され充実した時間を過ごして頂けたと思う。お子様
の参加者は、小学校低学年以下であったが、柿の皮むきや吊るし、野菜の収穫
など大人以上に一生懸命に体験に取り組んでいた姿がとても微笑ましく、それを
見ていた大人達を和ましてくれ、ツアーの雰囲気も良いムードで進行できた
改善点
今回は晴天だったが、雨天時は電話だけでの打合せでは限界があると感じた。
雨天時の体験場所は、予め打合せしていたが、説明通りでなく、出来る限り受入
先担当者と直にお会いし確認する必要があると実感した。
7.現地の方のコメント
梅花園
市田柿体験の受入先は、何度か今回のような体験ツアーの対応をしたが、ブランド商
品として更に確立させる為に、収穫から商品にするまで、細かな指導を JA や関連団体
が行っており、その決まりからすると受入はどこもやらないはず。ただ、実際に足を運ん
で頂き、作物を見たり食べたりして頂きながら、消費者にアピールできることは重要なこ
とであると考えている。
柿の収穫体験
市田柿作り体験
地元食材利用の昼食
赤かぶの収穫体験