26年度 学校評価における自己評価について 認定こども園 鳥取第四幼稚園・はっぴぃ保育園 1. 園の教育目標 <ゆたかで やさしく たくましいこども>(3歳以上児) ○ 自ら目標をもってたくましく活動する子ども ○ 友達の気持ちを思いやり、協力し合って遊べる子ども ○ 素直に感動する心をもち、感動を創造豊かに表現できる子ども ○ 豊かな生活経験の中から物事を知的に理解し、判断できる子ども ○ 豊かな感性をもち「生きる力」を身につけた子ども <こころも からだも すこやかに そだちあうこども>(3歳未満児) ○ こころも身体健やかで元気いっぱい遊ぶ子ども ○ 保育者や友達に親しみ、心地良さや安らぎを感じ取れる子ども ○ やさしくて思いやりのある子ども ○ 感じたこと思ったことをのびのびと表現する子ども ○ 物事に感動し、感性豊かな子ども 2. 本年度に定めた重点的に取り組むことが必要な目標や計画を元に設定した学校評価 の具体的な目標や計画 ○ 認定こども園の特色を生かした教育・保育の充実に努める ○ 特色ある教育(音楽教育)活動の研究・充実を図る ○ 園を取り巻く自然への関心を高め、保育計画・環境の構成を考える ○ 園児一人ひとりに合わせた教育支援を考え、共に育つ心の教育を充実させる ○ 教職員の資質向上のための研究保育を充実させ、研修会に積極的に参加する ○ 子育て支援・幼小連携等、幼稚園教育について理解を得るために地域交流を充実させる 3. 評価項目の達成および取組状況 (1)認定こども園の特徴を生かした教 育・保育を考える A (2)特色ある教育(音楽教育) 異年齢交流や、園内の全教職員とのつながりを重視 した保育の取り組みができた。 特別教室での音楽教育は好評で、内容も充実してい A たが、各保育室での活動の中でも、歌や合奏に対す る職員の保育技術を徹底するよう計画し、効果が得 られた。 (3)保育計画・環境の構成 広い園庭の遊び場の環境作りと、園外施設の有効な A 使用も工夫し、ガイナーレの協力を得て遊びを広げ ることができた。 (4)心の教育の充実 B 特別支援教育を通し、個々の成長発達の理解に努め、 関係機関との連携も深めながら集団と個の関係を十 分生かした保育を展開できた。保護者にも満足して いただいた。 子ども達の家庭生活についての情報収集と、園との 連携の取り方について、もう少し丁寧に行うことが 必要だと感じた。 (5)教職員の資質向上 鳥取県私立幼稚園研修大会での発表に取り組み、発 表に向けて職員間の連携もうまく進行し、保育の取 り組みにも工夫が感じられ、子ども達の園生活の中 に充実した姿が見られるようになり、研究を深める A ことができた。 職場環境の充実を図り、職員一人一人が自己管理・ 責任の所在を十分理解し良質な教育が行えるよう自 己研鑚を行えるよう研修や話し合いを充実させるこ とができた。 (6)幼小連携・子育て支援 特別支援の子ども達には、学校との連携を早めに行 うことができ、それぞれの保護者に理解を得ながら B 小学校との交流は計画通り行うことができた。 未就園の子育て支援においては広く広報できた。 期日の設定・活動内容においては保護者のニーズを 把握し対応していくようにしている。 4. 結 学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果 果 理 由 認定こども園として特色ある保育活動に努めてきた。幼稚園と保育園の役割を踏まえ 今までの行事等の計画に工夫をし、保護者の理解を得ることができた。また、地域の皆 様の期待にも応えることができ、入所希望をたくさんいただくことができた。特色ある 教育(音楽教育)においては、保護者からも日々の教育活動において評価していただけ た。特に今年は研究発表を経験し「伝承遊び」指導を充実させ、0歳から5歳児までの 異年齢交流の充実に努めた。日々の保育の中で子ども達の姿から成果を感じることがで A きた。 地域の中での子ども園への理解はおおむね得られ、近隣の小学校・地域の公民館・老 健施設等の交流も定着し、子育て支援の事業にも多くの未就園児親子の参加があり、地 域貢献もできていると考える。 今後も、0 歳からの保育計画・環境の構成については十分な研究を重ね取り組んでい きたい。 また、職員管理の上から、いろいろな職員交流の仕方を工夫し園運営の向上のために 取り組んできた。今後も、園児・職員ともに健康で充実した活動が行えるよう環境整備 に努めていきたいと考えている。 5. 今後の取り組むべき課題 教職員の資質向上 教師自身が自分の課題を認識し、目的をもって積極的に研修会に参加していく。 幼・保交流と園内研修、課題研究等園の研究体制を充実させる。 教職員の情報交換や園内研修での活発な意見交換が持てるよう工夫していきたい。 教職員の職務について、スムーズな園運営ができるよう各自の責任を果たし、協力 し合って取り組むことを徹底していくようにする。充実した教育活動が行えるよう 環境を整備し、しっかりとした組織運営に取り組みたい。 教育活動の充実 教育計画・保育内容の検討・環境の構成など、職員間の連携を深め、職員全体で研 究に取り組む体制を充実させる。 子ども発達理解を十分に行い、専門機関との連携を図りながら教育・子育て支援を していく。 地域との連携 地域の小学校との連携を充実させ、教育の連携・保護者への教育的な啓発など、地 域の方との交流を図りながら子育てに取り組み、地域社会への貢献を果たす役割を 考える。 地域の防災訓練や避難経路などにも関心を示し、地域と一緒になった自然災害への 対策に取り組む必要があると考える。 危機管理 園生活の中で起こりうる事故・災害について職員全体で考える場を設け、避難訓練 や研修を積みながら、もしもの時には、落ち着いて、職員同士が協力しながら園児 の命と安全を守る行動ができるしっかりとした園体制を作っていきたい。
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