瑞浪市子ども発達支援センター 平成 27 年 10 月 瑞浪市寺河戸町 1149-1 TEL67-2106 セ ン タ ー だ よ り10月号 10 月 10 日は「目の愛眼デー」です。幼児期の視力や見た物をしっかりと認識する力は、6~7 歳までに 発達するとされており、幼児期の過ごし方がとても大切だそうです。 テレビやゲームの画面を見る事が多くなってきた時代だからこそ、目を大切にした生活を心掛けたいも のですね。 電車や車等の遠くの景色を眺める、ボール等を追視する、絵本の中から好きなキャラクターを選び出す、 じっくりと見ること等、目を使っての遊びは、 「ビジョントレーニング」といって、目の発達に効果的です。 また「じっくりと物を見ること」は、「集中力アップ」「落ち着き」といった行動にもつながっていきま す。手元をしっかりと見ながら遊ぶことで、見る力と集中力を一緒に高める効果が期待できます。 ぬり絵やお絵かき等の描く遊び、なぞり書きや迷路等の文字学習につながる遊び、シール貼りやひも通 し等の手元を見ながら作業する遊び、はさみや粘土等の道具を使った遊び等、ご家庭でも、是非楽しんで みてください。 ~ 10 月 の 主 な 行 事 ~ 9日 (金) 14日 (水) 23日 (金) 25日 (日) 28日 (水) 30日 (金) 31日 (土) 運営委員会 学 親子遊び 放課後等デイサービス 県・障幼研研修会 幼児療育講演会 学習会・親子遊び 放課後等デイサービス 特別支援教育 コーディネーター研修会 親子遠足 習 28日(水) 会(就園・福祉サービス) 10 時~11 時 30 分 市役所・子育て支援室:横地先生 「就園について」 市役所・社会福祉課:藤本さん 「療育手帳や福祉サービスについて 入園までの流れや、園での過ごし方等の話と、福祉サー ビスについての学習会です。是非参加してください。 親 子 遠 足 ・・・ 名 古 屋 港 水 族 館 日程:10 月 31 日(土) 8 時 45 分集合 9 時出発 16 時 30 分頃解散予定 ※市役所駐車場集合、解散となります。※申し込み・・・10 月 16 日(金)までにお願いします。 アンケートの結果、 「名古屋港水族館」に決定しました。 「〇〇じゃないのか?」等、投票結果にガッカリしてい た子どももいました。でも行先ではなく、「友だちと一緒にいくこと」「家族そろっていくこと」「先生と一緒にバ スにのること」等、楽しみはたくさんあります。 また、 「遠足の大きな流れにそって、家族で行動すること」を通して、子どもの行動や気持ちを調整することや、 「大勢の中にいることになれる、楽しむ」といった集団適応する体験もできる貴重な行事です。 「バスに乗って、泣かないかな」「ヤンチャを言わないかな」等、不安もあるかと思いますが、みんなでサポー トし合いながらのゆったりとした遠足にしたいと思います。みなさん、是非参加してください。 *昼食は、各家族のペースに合わせて、好きなタイミングでとってください。 *入場時にスタンプを押してもらいます。 (スタンプで、水族館の入退場は、自由にできます。 ) ~ 9月のセンター情報 ~ ~ 大人気! 小麦粉粘土 ~ 未満児グループの親子や、年少グループでの小麦粉粘 土作りを通して、次のような姿が見られました。 *感覚に慣れ、手を使う事を覚える。 フワフワとした粉から、ネバネバとした感触になる変 化等の感覚を楽しみました。 こうした手の感触が苦手という子もいますが、遊んで いくうちに、段々と慣れてきて、指先にグッと力を入れ ることや、両手を使って、丸める等、手の感覚や動きを 覚えていきました。 *模倣する事を通して、遊び方を覚える。 お母さんや職員が小麦粉をこねたり、混ぜたりする動 きの真似をしていました。 「子どもは、真似をしながら、 遊びを覚えていく」と実感しました。 *自発的に遊ぶ気持ちになる。 少し遊べるようになると、一人で頑張る姿も見られま した。 「自分一人で、やってみたい」という自発的な姿 が見られて、嬉しかったです。 (*^_^*) ~白熱・・ぞうきんがけレース ~ 年長、年中グループで、遊んでいます。 手にはぞうきん、そして足で蹴って進むといっ た動きは、手と足の協応動作(同時に、別々の 動きをしながら、一つの行動をする)を育てる 力になります。 とても器用に、素早い動きをするようになっ たところで、イスの下をくぐる動きもプラスし ていきました。 イスに体をぶつけないようにくぐりぬける動 作は、空間認知といって、場所に合わせて、ス ムーズに動作する力になります。これもみんな、 見事にクリア。レースはドンドン白熱していき ました。でも、勝っても、負けても、大丈夫。 友だちと一緒に遊べて、十分に頑張った事を お互いに認め合うことができ、とても嬉しそう な子ども達でした。 ~ 食欲の秋、たくさん食べて、体力アップ ~ 一日の気温差が激しくなり、体調を崩しやすい季節です。バランス良く、たくさん食事をとることを心掛け、 元気に過ごせるようにしましょう。 (^-^) たくさん食べる為には、噛む力が必要です。よく噛むためには、舌が柔軟に動く事が必要になります。 しっかりと噛み、しっかりと飲み込むといった食事動作ができるように、毎日の食事やおやつの時間を大切 にして、食べる事に集中できるようにしていきましょう。 こうした食べる事に関する機能はプレスピーチ(言語の準備段階)と言われるように、ことばの発達(発音) には重要なものです。毎日の食事の仕方を見直すだけで、健康な体やことばの発達を促す事ができます。 「しっかり、噛んで」と言うだけでなく、お母さん達がお手本を見せることで、子ども達も自然に楽しく、 噛んだり、なめる練習ができると良いですね。 【心掛けると良い事】 ☆ 食べる物が限られている・偏食のある子と親が決め付けないようにしましょう。 噛む力が弱くて、食べる物が限られている場合があります。 「この子は○○しか食べない・・・」と決め 付けるのではなく、少量でもいいので、色々な物を食べさせる習慣をつけましょう ☆ 奥歯に食べ物をのせてあげましょう。 上手く噛めない場合には、奥歯に食べ物をのせてあげてください。 (お母さんの指やスプーンで奥歯に食 べ物をのせる)噛む感触や要領がつかめると思います。また前歯を使う事も覚えられるように、柔らかめ のビスケットなどを前歯で噛む練習をしてみましょう。効果ありますよ。 ☆ 舌をたくさん動かしましょう。 アメを食べると、すぐ噛んでしまう子どもは、舌がうまく動いていない可能性があります。ペロペロキ ャンディやソフトクリームなど、なるべく舌先を使ってなめるようにしたり、飴玉は噛まないようにして、 口の中で転がすといったことをしてみましょう。
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