[3]コンソールの入出力(1) 1.ディスプレイへの値の表示 printf関数

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プログラミング及び演習(マテリアル工学科)
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[3]コンソールの入出力(1)
1.ディスプレイへの値の表示
printf(書式, 変数,....);
printf関数
書式付き出力関数
例) int a;
変数aは整数型.
double x,y;
変数xおよびyは実数型.
a=3;
x=15.0;
y=12.8;
printf("%lf\n", x);
xの値を表示
printf("No %2d y = %6.2lf\n", a, y);
aおよびyの値を表示
これを実行した場合に,次のように表示される.
15.000000
No
3
y =
12.80
%2d 整数を2桁で表示する.
%6.2lf (倍精度)実数を,全体6桁,小数部を2桁で表示する.
※これは整数部6桁,小数部2桁という意味ではない.
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[4] コンソールとの入出力(2)
1.キーボードから値を入力する
scanf関数
・変数に数値を代入する場合,キーボードから直接変数に値を入力する関数を用いる.
scanf(書式, 変数,....);
書式付き入力
<stdio.h>
※scanf関数では,変数名の前に & をつける.(理由は後述)
※formatの書式制御文字列の種類と,引数の型は一致しなければならない.
例)
int a;
変数aは整数型.
float x;
変数xは単精度実数型.
double y;
変数yは倍精度実数型.
scanf("%f", &x);
キーボードからxに値を入力する.
scanf("%d %lf", &a, &y);
キーボードからaおよびyに値を入力する.
これを実行した場合に,コンソール画面で,
15 [enter]
8
38 [enter]
と入力すると,xには15,aには8,yには38が入力される.