情報戦略部広報企画室

■情報戦略部広報企画室
1.広報課業務目標および方針
≪品質目標≫
・質の高い医療サービスの提供者として、当院の持てる機能と理念を、広く正しく職員、患者さま、
および社会に理解していただくため、さまざまな広報活動を効果的に行う。
≪2015 年度推進計画≫
キーワード:プロフェッショナリズム
1) 財務の視点:カラーコピー廃止対応(より見やすいモノクロ リデザイン)
2) 顧客の視点:簡易版業績集の発行
3) 内部のプロセス:
① 名刺のオンライン発注化
② 子育て OURS 開設までのあらゆる広報支援
③ 無駄な印刷物の削減(目標 10 件)
4) 学習と成長の視点:新しいスキルの習得
2.2014 年度計画
≪推進計画≫
キーワード:持続可能で強い広報をめざす
1) 財務の視点:関連グループ内各種プロジェクトへの積極的広報支援(2013 年度実績で約 500 万円
の支援を実施)
⇒近年 IHN の考え方が現場レベルで浸透し、グループ内からの依頼内容の多様化とともに、依頼件
数が増加の一途をたどっている。そのため今期は、外注印刷した際の見積もり費用を参考に、グ
ループ内各事業所に対し、一体どのくらいの貢献をしているのかを計算し、広報支援の“見える
化”に取り組んだ。
前年実績がおおよそ 470 万円だったことから、500 万円以上を目標と設定した。その結果一年間
で 160 件、金額にして約 825 万円の支援を行えた。※これには各種ロゴマークやキャッチフレー
ズの作成、基本コンセプトの策定といった CI に関する支援は含まれていない。
2) 顧客の視点:次世代電子カルテ「AoLani」の内外向け広報
⇒情報戦略部の最重要課題として認識し、①「AoLani Online NEWS」のリリース、②病院報『KAMEDA』
への「シリーズ AoLani って何だろう?」の連載をはじめ、Office365 のさまざまな機能の非常に
わかりやすいマニュアルの作成など、広報的な側面から可能な限りの支援を行った。しかし、肝
心の AoLani の導入が大幅に先延ばしとなった。
3) 内部のプロセス:省エネ活動の実績(残業ゼロの推奨)
⇒Office365 運用開始に伴う全職員のメールアドレス変更に対応し、名刺の全面リニューアル(約
500 件)を短期間で行うなどしたため、残業ゼロは達成できなかった。
4) 学習と成長の視点:
① 新規技能習得にチャレンジする
⇒当初 DTP1 名の産休&育休中の人員補充が望めなかったことが功を奏し、広報係が積極的に DTP
ツールを使いこなせるようになるなど、結果として各人の能力開発に結び付いた。
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② 院内外研修への積極的参加
⇒病院人としての知識を深め、視野を広めるため各自が院内研修に積極的に参加した。残念ながら
院外研修への参加はゼロだった。
3.活動実績
《取材関連》
1)2014 年度取材総受入件数
79 件(前年 74 件)
※()内の数字は前年度の取材受入件数。
テレビ
新聞
雑誌
その他
合計
9
21
36
13(18)
79(74)
(16)
(21)
(19)
受入件数
2)傾向と分析
・消費税増税を受けて、年度当初は増税後の医療現場への影響や当院の対応について取材が集中した。
また政府が医療の海外展開を成長戦略の柱に掲げていることから、日本の医療サービスを海外で展
開する「アウトバウンド」とともに、来日した外国人患者に医療サービスを提供する「インバウン
ド」の取り組みに関する取材も目立った。
・一方で、団塊の世代が 75 歳以上の後期高齢者を迎える「2025 年問題」を前に、医療・介護・福祉
サービスの圧倒的供給不足、社会保障財政の崩壊などが予測されている。地域の生き残りをかけ、
亀田グループが進める「安房 10 万人計画」など町づくりの取り組みもメディアの関心を集めた。
・また診療に関する内容では、相変わらずがん治療に関する取材が多く、他院で行っていない治療(例:
乳がん凍結療法)を中心に、頭頸部外科、疼痛・緩和ケア科、リンパ浮腫外来などの取り組みが紹介
された。その他、芸能人・有名スポーツ選手の病気(ケガ)公表を受けて、各専門医に病気の概要
や症状、治療などについて解説を求められる機会が増えてきている。
《ホームページ「ご意見・お問い合わせ」》
1)総受信件数
受信件数
267 件(前年 240 件)
※()内の数字は前年度の受信件数。
問い合わせ
診療相談
合計
129(138)
138(102)
267(240)
2)傾向と分析
・インターネット(携帯)の普及により、通常の業務終了後の問い合わせ先としての利用頻度が少しず
つ増えている。そのため質問内容も多様で、しかもスピードが求められるため、今後は事業所ごと
のお問い合わせ窓口の開設を検討する必要がある。
《DTP・印刷実績》
・今年度の印刷依頼件数は、過去最高の 1,397 件であった。主な要因は、京橋クリニックの人間ドッ
ク用印刷物のように Office365 で運用可能なデータ納品するケースなどが増えたため。
・2013 年に導入したプリンター(KONICA MINOLTA/bizhub PRESS C7000)により、カラー印刷物の作
業効率も上がった。印刷機を使用した場合との損益分岐点も考慮し、リーズナブルに印刷作業を進
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めることができた。そのため納期についても柔軟に対応することが可能になった。
・21 年間使用してきた丁合機を,「ホリゾン丁合機 VAC-1000(10 段 1 連結)」に機種更新した。少量多
品種化している印刷物の多様な製本需要に対応可能となった。
【デザイン】
・PR ツールの企画・制作
医療法人鉄蕉会:各診療科のセミナー・市民講座告知ツールほか、内部向け Office365 マニュアル、
新職員証デザインなど
社会福祉法人太陽会:子育て OURS パンフレット、OURS シンポジウム、OURS SNS 立ち上げ支援ほか
亀田産業株式会社:理美容院パドドゥ販促資料
その他:オルカ鴨川 FC 公式グッズデザインや SNS の立ち上げ支援、サーフィン大会「KAMEDA CUP
2014」パンフレットや公式グッズ、亀田総合病院グッズデザイン、ほか
4.スタッフ数 計 9 名
【内訳】広報係 3 名(うち 1 名情報戦略室兼務)、写真担当 1 名、DTP オペレーター3 名(うち 1 名産
休&育休中)、印刷オペレーター2 名
文責者
松元和子
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