第 253 回プラスチック技術講演会のご案内 主催 プラスチック技術協会 後援 (地独) 大阪市立工業研究所 日程 : 平成 27 年 8 月 7 日(金)13 時 30 分 ~ 16 時 40 分 場所 : 大阪市立工業研究所 小講堂 参加費 : 会員 1 冊無料,2 冊目からは 1,000 円,一般 1,000 円 ◎ 研究成果および関連技術 13 時 30 分 ~ 14 時 20 分 「繊維強化プラスチックスの基礎知識とこれまでの研究内容について」 大阪市立工業研究所 加工技術研究部 材料プロセシング研究室 田中基博 繊維強化プラスチックス(FRP)は,軽量で比強度が高く,耐久性や耐食性にも優れ ており,船舶やタンクのボディなどの大型構造物から,自動車の内装やユニットバスな ど身近な分野にまで幅広く利用されている。また近年では,炭素繊維強化プラスチック ス(CFRP)が,ボーイング 787 の構造材に使用されたことでも話題となっている。 この講演では,これらの繊維強化プラスチックスの基礎知識についてわかりやすくお 伝えするとともに,講演者のこれまでの研究内容について説明する。 ◎ 最前線企業からの話題提供1 14 時 30 分 ~ 15 時 30 分 「複合材(繊維強化プラスチック)今後の動向と会社紹介」 茨木工業株式会社 常務取締役 豊留永久 繊維強化プラスチック=FRP は近年複合材と呼ばれる様になり,より一般的な素材と なりつつある。複合材が輸送機器(車・航空機・鉄道車両等)や医療機器,産業機器, スポーツなどの各分野でどの様に進化し需要が拡大されていくのか,27年間複合材と 関わった経験から現状認識と今後を推測してみた。複合材の未来を会員企業の方々と議 論し,皆様の今後のビジネスに活かしていただければ幸いである。合わせて,茨木工業 の概要を紹介いたしたい。 ◎ 最前線企業からの話題提供2 15 時 40 分 ~ 16 時 40 分 「リサイクル炭素繊維の低コスト省エネ再生技術の研究開発と実用化」 カーボンファイバーリサイクル工業株式会社 代表取締役 板津秀人 当社はこれまで NEDO 支援事業として岐阜大学とともに CFRP 中の樹脂成分を回収エネ ルギーとして徹底活用し,炭素繊維を長繊維のまま摘出する熱分解プロセスを開発し, 既存技術の 30%以下の省エネを実現するとともに,炭素繊維の強度はバージン比 80%以 上を確認した。さらなる省エネ・効率化を進める一方,事業拠点を取得し企業コンソー シアムを形成したうえで上流から下流まで一気通貫の生産ラインを整備し,廃材の回収 から最終製品に至るまでのリサイクルシステムを構築していく。 下記の要領でお申し込みください。 ********************************** FAX 06-6968-6266 プラスチック技術協会 宛 第 253 回プラスチック技術講演会の聴講を申し込みます。 会社名 所属 FAX: 御氏名:1. 2. 3. *電子メールでも,受け付けております。アドレス:[email protected] 月 日
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