科目等履修生規程

科目等履修生規程
第一条 この規程は、跡見学園女子大学学則(以下「学部学則」という。)第三十六条及び跡見学園女子
大学大学院学則(以下「大学院学則」という。)第三十四条に基づき、科目等履修生に関する必要事項
を定める。
第二条 学部の前期課程の科目等履修生として志願できる者は、本学の学生以外の者で、次の各号のいず
れか一に該当する女子とする。
一 学部学則第十条各号のいずれか一に該当する者
二 高等学校に二年以上在学した者(これに準ずる者として文部科学大臣が定める者を含む。)であっ
て、大学評議会の定める学部、学科において、教授会が特に優れた資質を有すると認めるもの
三 教授会において、相当の年齢に達し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
2 学部の後期課程の科目等履修生として志願できる者は、本学の学生以外の者で、次の各号のいずれか
一に該当する女子とする。
一 学部学則第十条の二各号のいずれか一に該当する者
二 教授会において、相当の年齢に達し、前号に規定する者と同等以上の学力があると認めた者
3 大学院の科目等履修生として志願できる者は、本学の学生以外の者で、大学院学則第十六条各号のい
ずれか一に該当し、かつ、次の各号のいずれか一に該当するものとする。
一 現に他の大学院に在籍する者
二 博士又は修士の学位を有する者
第三条 科目等履修生は、いずれか一つの学部・学科又は研究科・専攻に属するものとする。
2 科目等履修生は、その志願資格及び経歴に応じて、教育課程の履修年次の指定を受ける。
第四条 科目等履修生として志願する者は、所定の期日までに次の書類を学務部教務課に提出しなければ
ならない。
一 科目等履修願
二 最終学校の卒業証明書又は在学証明書並びにその成績証明書
三 健康診断書
四 写真(カラー3×3cm)四枚
2 前項に掲げる書類のほか、現に学校教育法に定める学校に在籍している者は、当該学校長の通学承諾
書を、常時勤務する事業所に在職している者は、当該事業所の長の通学承諾書を提出しなければならな
い。
3 外国人については、在留資格認定証明書、日本語能力試験一級程度の日本語能力証明書及び在日保証
人の身元保証書を提出しなければならない。
4 本学の科目等履修生であった者があらためて志願する場合は、第1項第二号の書類、春学期に本学の
科目等履修生であった者が当該年度の秋学期にあらためて志願する場合は、第1項第三号の書類の提出
を必要としない。
第五条 教職に関する科目、図書館に関する科目、司書教諭に関する科目及び博物館に関する科目のうち
教授会の定める授業科目の履修は、本学在学中に資格取得の履修登録申請を行った者で教授会の定める
要件を満たすものに限る。
第六条 科目等履修生の選考は、その所属する学部又は研究科が行う。
2 前項の選考は、学部にあっては当該学部の学務委員会が、大学院にあっては当該研究科の研究科委員
会が書類を審査し、学力試験及び面接によって行う。ただし、本学の学部の卒業者又は大学院の修了者
であって、当該の学部又は大学院の科目等履修生として志願したときは、学力試験及び面接を省略する
ことができる。
3 前項の選考においては、第三条第2項に定める履修年次の指定を行う。
4 学部の学務委員会は、科目等履修生の選考を行ったときは、その結果を学部長に報告しなければなら
ない。
第七条 科目等履修生としての受け入れの許可は、学部長又は研究科長の具申に基づき学長が与える。
第八条 科目等履修生として許可された者(以下「履修許可者」という。)は、所定の期日までに学部学
則第四十七条又は大学院学則第四十四条に定める科目等履修登録料および科目等履修料を納付し、科目
等履修生証の交付を受けなければならない。
2 履修許可者は、実習費のともなう授業科目を履修するときは、所定の期日までに別に定める実習費を
納付しなければならない。
3 前2項に定める諸納付金を納付しない場合は、履修許可者に対する履修許可を取り消す。
4 いったん納付された諸納付金は、いかなる理由があっても返還しない。
第九条 科目等履修生の履修期間は一学期とする。ただし、通年科目を履修する場合のその履修期間は二
学期とする。
2 履修登録申請は、学務部長が定める当該学期の申請期間に行わなければならない。ただし、通年科目
に関しては、春学期の申請期間に行わなければならない。
第十条 科目等履修生として履修できる授業科目は、学部専門科目については当該学部の定めるところに、
全学共通科目については全学共通科目運営センターの定めるところに、大学院については当該研究科の
定めるところによる。
2 科目等履修生が履修できる授業科目は、前項の授業科目のうち第三条第2項により指定された履修年
次において履修できるものに限る。
3 科目等履修生が履修できる学部専門科目及び全学共通科目の単位数は、一学期ごとに、講義科目にお
いては十六単位以内、実験、実習及び実技科目並びに外国語科目、講読及び演習科目においては八単位
以内とし、総単位数は十六単位を超えないものとする。
4 科目等履修生が履修できる他学部専門科目は二単位以内、他学科の学部専門科目については四単位以
内とし、これらの単位数は前項に定める総単位数に含める。
5 大学院の科目等履修生が履修できる大学院の授業科目の単位数は、一学期ごとに、四単位以内とし、
他専攻の授業科目についてはそのうち二単位以内とする。
6 科目等履修生は、学部と大学院の両方の授業科目及び複数の研究科の授業科目を履修することができ
ない。
第十一条 科目等履修生が履修した授業科目について、学部学則第二十条又は大学院学則第二十二条に定
める成績評価で合格した者には、所定の単位を認定する。
2 大学は、科目等履修生に対し、当該学期についての単位修得証明書を交付する。
第十二条 この規程の改廃は、大学評議会の議を経て、学長が行う。
附 則 この規程は、平成五年四月一日より施行する。
附 則 この規程は、平成十四年四月一日改正実施する。
附 則 この規程は、平成十六年四月一日改正実施する。
附 則 この規程は、平成十七年四月一日改正実施する。
附 則 この規程は、平成十八年四月一日改正実施する。