第2四半期決算説明会

栄研化学株式会社
平成27年10月26日
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
本日の内容
1. 平成28年3月期第1・2四半期連結経営成績
2. 平成28年3月期第1・2四半期重点活動
3. 平成28年3月期第3・4四半期重点施策と連結業績予想
4. コーポレートガバナンス・コード対応について
本資料は、金融商品取引上のディスクロージャー資料ではなく、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
また、本資料に記載されている将来の予想等については、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、
今後様々な要因によって予想と異なる場合があります。
本資料は、一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
当社は、本資料の利用により生じたいかなる損害に対しても、一切責任を負いかねます。
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
1
1
平成28年3月期
第1・2四半期連結経営成績
2
平成28年3月期第1・2四半期業績総括( 1 )
(単位：百万円)
平成28年3月期第1・2四半期
業績予想
(4/27)
売
上
実
績
構成比
予実差異
前年
同期差異
前年
同期比
高
16,830
16,297
100.0%
▲532
478
103.0%
営業利益
1,920
1,958
12.0%
38
103
105.6%
経常利益
1,940
1,984
12.2%
44
29
101.5%
親会社株主
に帰属する
四半期純利益
1,350
1,262
7.7%
▲87
▲87
93.6%
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
3
2
平成28年3月期第1・2四半期業績総括( 2 )
【売上高】
国内はほぼ横ばい、海外向け売上高は前年同期比41.8%増
国内)
・便潜血検査用試薬、微生物検査用試薬の売上が伸び悩んだなか、尿試験紙「ウ
ロペーパー」及び「ウロペーパーα」、汎用自動分析装置用試薬『LZテスト
‘栄研’』シリーズ、医療機器の売上が伸長
海外)
・北米及び欧州での便潜血検査用試薬・装置の売上が大きく牽引、前年度に採用
されたフランス及びスペイン(マドリード、バルセロナ)の大腸がんスクリーニン
グ検査が始まり、大きく貢献
【営業利益】
・商品構成の割合が変化したことにより売上原価率が上昇したが、経費の効率的
な使用で販売費及び一般管理費を抑え、前年同期比で5.6％増
【親会社株主に帰属する四半期純利益】
・特別損失として、野木工場の新製造棟建設に伴う解体費用等1億65百万円を計
上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で6.4％減
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
4
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
便潜血検査用試薬(OC)
通期
平成27年3月期
平成28年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
3,635
6,791
4,127
7,554
4,518
中間
8,467
7,554
6,791
4,127
 前年同期比
109.5%
 国内
99.1％
 海外
146.8％
北米、欧州及びアジア
における売上の伸長
4,518
3,635
平成26年3月期
平成27年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
平成28年3月期
5
3
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
免疫血清学的検査用試薬
(OCを除く)
通期
平成27年3月期
平成28年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
4,950
9,636
5,084
9,873
5,078
中間
9,636
9,873
9,990
4,950
5,084
5,078
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期




前年同期比
AIA関連試薬
EIA試薬
LZシリーズ
99.9%
微減
減少
伸長
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
6
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
微生物検査用試薬
通期
平成28年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
2,375
4,745
2,327
4,654
2,272
中間
5,068
4,745
4,654
2,375
2,327
2,272
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
平成27年3月期
 前年同期比
97.6%
 生培地(ポアメディア)、迅
速検査試薬(イムノキャッ
チシリーズ)の売上減少
7
4
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
尿検査用試薬
通期
平成27年3月期
平成28年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
1,051
2,132
1,082
2,135
1,132
中間
 前年同期比
104.6%
 尿試験紙「ウロペーパー」
及び「ウロペーパーα」が
伸長
2,296
2,132
2,135
1,051
1,082
平成26年3月期
平成27年3月期
1,132
平成28年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
8
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
生化学的検査用試薬
平成27年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
357
686
338
658
337
 前年同期比
通期
686
平成28年3月期
99.4%
中間
658
657
357
338
337
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
9
5
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
器具・食品環境関連培地
平成27年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
1,192
2,350
1,179
2,324
1,147
 前年同期比
通期
平成28年3月期
97.2%
中間
2,350
2,324
2,328
1,192
1,179
1,147
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
10
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
医療機器関連
(LAMP関連機器を除く)
通期
2,570
1,088
平成26年3月期
平成28年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
1,088
2,570
1,215
2,716
1,327
中間
2,716
1,215
平成27年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
平成27年3月期
2,558
1,327
 前年同期比
109.2%
(国内)
微生物検査装置、尿分析検査
装置、便潜血検査装置の売上
が伸長
(海外)
便潜血検査装置の売上が伸長
平成28年3月期
11
6
製品の種類別区分ごとの売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
遺伝子関連(機器含む)
平成27年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
413
1,113
462
1,097
484
 前年同期比
104.6%
 結核菌群、マイコプラズマ
の試薬売上が伸長
 特許料収入
189百万円
通期
中間
1,456
1,113
平成28年3月期
1,097
462
484
平成27年3月期
平成28年3月期
413
平成26年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
12
海外売上高
(単位：百万円)
平成26年3月期
海外売上高
平成27年3月期
中間
通期
中間
通期
中間
850
2,017
1,238
2,704
1,756
売上高
●前年同期比
平成28年3月期
売上高(製品種類別)
●便潜血検査用試薬(OC): 前年同期比
●その他(機器を含む):前年同期比
141.8%
146.8%
128.5%
3,860
通期
その他
便潜血検査用試薬
中間
437
2,704
2,017
340
1,756
243
1,238
850
1,318
898
607
平成26年3月期
平成27年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
平成28年3月期
平成26年3月期2Q
平成27年3月期2Q
平成28年3月期2Q
13
7
海外売上高(地域別)
欧州
北米
1,837
通期
1,087
通期
中間
中間
1,049
927
576
810
542
747
415
463
240
346
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
アジア・他
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
936
通期
中間
726
629
466
359
263
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
(単位：百万円)
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
14
貸借対照表(主な増減理由)
平成27年3月期末
平成28年3月期第2四半期末
流動負債
11,024
(1,029)
流動負債
9,995
流動資産
25,285
流動資産
26,133
(848)
固定負債
1,260
- 主な増減理由流動資産
(単位:百万円)
増減額
現金及び預金
▲463
受取手形及び売掛金
1,038
固定資産
固定負債
1,007
(▲253)
有形固定資産
592
無形固定資産
52
流動負債
支払手形及び買掛金
固定資産
12,610
純資産合計
26,639
固定資産
13,504
(894)
純資産合計
27,606
(966)
226
電子記録債務
193
営業外電子記録債務
648
未払法人税等
85
固定負債
長期未払金
▲270
純資産合計
総資産
37,895百万円
総資産 39,638百万円
(対前期末増減: 1,742百万円)
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
利益剰余金
932
15
8
研究開発費・設備投資の推移
研究開発費(百万円)
中
間
通
設備投資(百万円)
期
中
間
通
減価償却費(百万円)
期
中
間
通
期
4,181
2,766
2,456
1,945
900
1,700
978
1,226
1,031
473
平成26年
3月期
1,221
1,114
1,253
839
平成27年
3月期
平成28年
3月期
平成26年
3月期
544
平成27年
3月期
平成28年
3月期
509
572
平成26年
3月期
平成27年
3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
671
平成28年
3月期
16
平成28年3月期
第1・2四半期重点活動
17
9
平成28年3月期第1・2四半期重点活動
日本: 市場におけるシェアアップ
( 1 )便潜血検査(OC)
 大腸がん検診普及活動による市場拡大とシェアアップ
 便潜血測定装置『OCセンサーPLEDIA®(プレディア)』の新発売による
便潜血検査用試薬の販売推進
( 2 )尿検査
 全自動尿分析装置『US-3500』の新発売による尿試験紙ウロペーパー
の販売推進
( 3 )免疫血清学的検査
 胃の健康度検査(ABC分類)の普及推進とピロリ菌抗体検査用試薬及び
ペプシノゲン検査用試薬の重点販売
( 4 )微生物検査
 微生物感受性分析装置『DPS192iX』及び『ドライプレート‘栄研’
(192プレート)』と微生物分類同定分析装置の組み合わせによる販売推進
 迅速検査用試薬(イムノキャッチシリーズ)の販売推進
( 5 )遺伝子検査
 LAMP製品(結核菌群、マイコプラズマ)の販売推進
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
18
平成28年3月期第1・2四半期重点活動
海外: グローバル展開の推進
北
米
 便潜血検査用試薬・装置の販売推進(継続)
欧
州
 便潜血検査(OC)
 フランス及びスペイン(マドリード、バルセロナ)の大腸がんスクリーニング検査
が寄与
 イングランドほか、スクリーニング獲得に向けた活動
 尿検査
 イタリアでの全自動尿分析装置及び尿試験紙ウロペーパーの販売推進
アジア・他
 便潜血検査(OC)
 新規採用・販売拡大に向けた活動(オーストラリア、ニュージーランドほか)
 新興市場展開
 販路拡大に向けた活動(ASEAN、インドほか)
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
19
10
平成28年3月期第1・2四半期重点活動
研究開発の推進・他
( 1 )LAMP、迅速検査(POCT)製品群の開発
 次世代の小型全自動遺伝子検査装置及び多項目検査チップ
 イムノキャッチシリーズの品揃え
( 2 )OTC試薬(便潜血検査)の開発
( 3 )FIND事業(結核・WHO推奨取得)
 WHO推奨取得に向けた第三者評価試験の実施とデータ解析
( 4 )建物・製造設備の更新による生産能力拡大と製造原価の低減
 新エネルギー棟の新設(2015年6月稼働)
 尿試験紙の新規設備導入と新製造棟の建設開始
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
20
株主還元(配当金)
中間配当：1株当たり20円
連結中間配当総額：3億65百万円
期末
中間
特別配当
5円(期末)
増配
5円(期末)
20
20
18
15
15
17
平成25年3月期
平成26年3月期
平成27年3月期
20
18
12
平成24年3月期
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
20
平成28年3月期
21
11
平成28年3月期
第3・4四半期重点施策と連結業績予想
22
平成28年3月期第3・4重点施策
販売の推進
( 1 )国内
 便潜血測定装置『OCセンサーPLEDIA®(プレディア)』による新規採用先の拡大と
便潜血検査用試薬の販売推進
 全自動尿分析装置『US-3500』による新規採用先の拡大と尿試験紙ウロペーパー
の販売推進
 胃の健康度検査(ABC分類)の普及推進と関連試薬の重点販売
 微生物感受性分析装置『DPS192iX』と微生物分類同定分析装置『MALDIバイオ
タイパーMF』の組み合わせ販売による新規採用先の拡大と薬剤感受性検査用試薬
の販売推進
 LAMP試薬及び迅速検査用試薬(イムノキャッチシリーズ)の新製品投入
( 2 )海外
 展開市場でのシェアアップ及び新規開拓
 大腸がんスクリーニングにおけるOCブランドの確立と販売拡大
(国家スクリーニング等の更なる獲得)
 尿試験紙ウロペーパーの販売促進
 中国でのLAMP製品及び汎用自動分析装置用試薬「LZテスト‘栄研’」
シリーズの販売促進
 新興市場(ASEAN、インド、中東)への展開：販売代理店の選定
 LAMP製品(結核・マラリア)のグローバル展開のための販社選定
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
23
12
平成28年3月期第3・4重点施策
研究開発の強化・その他
( 1 )新規バイオマーカー、新規検査技術の探索研究
 大学、研究機関等との共同研究の推進
 新規技術シーズの導入及び開発推進
( 2 )新製品開発の促進
 次世代の小型全自動遺伝子検査装置及び多項目検査チップ
 イムノキャッチシリーズの品揃え：呼吸器感染症項目のラインアップ拡充
 「LZテスト‘栄研’」シリーズのラインアップ拡充
( 3 )OTC試薬(便潜血検査)の開発
( 4 )WHO推奨取得(TB-LAMP)
( 5 )建物・製造設備の更新による生産能力拡大と製造原価の低減
 尿試験紙の新規設備導入と新製造棟の建設
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
24
平成28年3月期業績予想
業績予想
(単位：百万円)
連結
売
上
金額
構成比
高
32,820
100.0%
個別
対前期比
金額
構成比
対前期比
105.8%
32,750
100.0%
105.7%
営
業
利
益
3,330
10.1%
117.8%
3,380
10.3%
116.4%
経
常
利
益
3,350
10.2%
111.2%
3,380
10.3%
112.1%
親会社株主に帰属
する当期純利益
2,180
6.6%
103.8%
2,210
6.7%
105.1%
海外売上高
(単位：百万円)
平成27年3月期実績
海外売上高
海外売上高比率
配
平成28年3月期予想
2,704
3,860
8.7%
11.8%
当
1,155
(対前期比：142.7%)
(単位：円)
中間配当
20
＊通期業績予想及び配当については変更しておりません
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
増減
期末配当
年間
20
40
25
13
コーポレートガバナンス・コード対応について
【原則1-3 資本政策の基本的な方針】
基本方針：資本効率の向上と持続的かつ安定的な株主還元
指
標：①ROE10%(当面の目標)
②連結配当性向30%以上の配当の継続
【原則5-2 経営計画の策定・公表】
中期経営計画の公表：2016年４月
EIKEN CHEMICAL CO., LTD
26
栄研化学株式会社
臨床検査薬の総合メーカーとして
人々の健康に貢献していきます。
http://www.eiken.co.jp
14

Download Report