ユーザーガイド

ユーザーガイド
製品バージョン:15.0
安心ネットセキュリティ
ユーザーガイド
まず、はじめよう
1
インストールとアンインストール ▶ 13 ページ
製品の動作環境、インストール方法、はじめて製品を起動したときに必要な確認操
作など、製品をお使いいただけるまでの準備について説明します。
2
ライセンスとアクティベーション ▶ 20 ページ
ライセンスの確認や更新、アクティベーションなどについて説明します。
これだけは知っておきたい
3
主な機能と画面構成 ▶ 22 ページ
製品の主な機能、画面構成、各種ウインドウとツールの概要について説明します。
4
基本的な使い方 ▶ 31 ページ
保護状態の確認、アップデート、スキャン、プロテクションの停止 / 再開など、基本
的な機能の操作方法を説明します。
5
脅威への対処 ▶ 42 ページ
ウイルスや悪意のある攻撃の対処方法を説明します。
インターネットを、より安全に
6
インターネットを安全に使用するための機能 ▶ 46 ページ
子供のコンピュータ使用制限、個人情報の保護、セキュリティキーボード、危険なサ
イトの診断など、インターネットをより安全で快適に使用するための機能について説
明します。
もっと、カスタマイズ
7
プロテクションの設定 ▶ 55 ページ
各プロテクションの設定方法について説明します。通常は既定の設定を変更する必要
はありません。
8
詳細な設定 ▶ 63 ページ
コンピュータに詳しいユーザが管理しやすくしたい場合などに有効な設定方法を説明
します。(上級者向け)
9
付録 ▶ 66 ページ
トラブルシューティングや、用語解説を記載しています。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
はじめに
安心ネットセキュリティをお使いのみなさまへ
このたびは当社製品をお選びいただき、誠にありがとうございます。このガイドがお
客様の作業の一助となること、またお客様の疑問にお答えできる内容であることを
願っております。
ご注意
この文書はプログラムの製造元 Kaspersky Lab ZAO(以降、
「Kaspersky Lab」
)
の資産です。この文書に対するすべての権利は、ロシア連邦の著作権法および国際
条約によって留保されています。この文書またはその一部を不正に複製および配布す
ると、適用法により民法上、行政上、または刑法上の責任を負うこととなります。
ガイドの複製または配布は、翻訳されたものも含めていかなる形であれ、Kaspersky
Lab の書面による同意がないかぎり認められておりません。
このガイドおよびガイドに含まれる画像は、非商用(個人使用)の目的で提供されて
います。
Kaspersky Lab は、このガイドを予告なく変更する場合があります。
このガイドに利用されている資料のうち、他社が権利を有するものの内容または品質、
妥当性、正確性について、また、そうした資料の使用に関連する潜在的な損害、お
よび実際に発生した損害について、Kaspersky Lab は一切の責任を負いません。
改訂日:2015 年 11 月 1 日
© 2015 Kaspersky Lab ZAO. 無断複写・転載を禁じます。
http://www.kaspersky.co.jp/
http://support.kaspersky.co.jp/
2
使用許諾契約書について
使用許諾契約書は、ユーザと Kaspersky Lab との間で締結される拘束力のある契
約であり、製品の使用条件を規定しています。製品を使用する前に、使用許諾契約
の条件をよくお読みください。
使用許諾契約書の条件は、製品のインストール時に確認できます。
製品をインストールする際に使用許諾契約に同意することにより、使用許諾契約の条
件を承諾したと見なされます。本契約書の諸条件に同意されない場合は、本製品の
インストールを中止、または使用を中止してください。
ライセンスについて
ライセンスは、使用許諾契約書に基づいて提供される、製品を使用する有効期限付
きの権利です。ライセンスは、お使いの製品に対して、固有のアクティベーションコー
ドが対応付けられています。
ライセンスには、次のサービスを受けられる権利が含まれます。
•• 1 台以上のデバイスでの製品の使用。
製品を使用できるデバイスの数は、使用許諾契約書で指定されます。
•• KDDI のテクニカルサポートによるサポート。
アクティベーションコードについて
アクティベーションコードは、20 桁の半角英数字で、xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の
形式で構成されます。製品のアクティベーションに必要となります。
安心ネットセキュリティをご契約いただくと、アクティベーションコードを入手できます。
アクティベーションを実行し、製品上でライセンスが有効な状態で、アクティベーショ
ンコードを紛失した場合は、お客様の会員ページ(au one net セルフページ)へロ
グイン後にご確認いただけます。
データ提供について
ソフトウェアとは、アップデートおよびその関連資料を含むソフトウェアを意味します。
権利者(独占的であるか否かを問わず、本ソフトウェアに関するすべての権利の所有
者)とは、ロシア連邦法に基づいて設立された企業、Kaspersky Lab ZAO を意味
します。
コンピュータとは、本ソフトウェアをインストールおよび使用するハードウェアを意味
し、パソコン、ノート PC、ワークステーション、個人用デジタル機器、スマートフォン、
ハンドヘルド装置、その他、本ソフトウェアが対応する電子装置を含みます。
3
エンドユーザ(お客様)とは、自身のために本ソフトウェアをインストールまたは使用
する個人、または本ソフトウェアのコピーを合法的に使用する個人を意味します。ま
た、個人が雇用者など組織を代表して本ソフトウェアをダウンロードまたはインストー
ルした場合、
「お客様」とは、本ソフトウェアをダウンロードまたはインストールした法
人も意味するものとし、ここに、かかる法人は、個人に対しその法人を代表して本契
約に同意することを承認したものとみなします。
アップデートとは、すべてのアップグレード、機能改修、パッチ適用、機能拡張、バ
グ修正、変更、コピー、追加、メンテナンスパックの適用などを意味します。
トレースファイルとは、本ソフトウェアまたはそのコンポーネントの動作に関する情報
が含まれたデータを意味します。
メモリダンプファイルとは、生成時の本ソフトウェアプロセスのシステムメモリの内容
を意味します。
システム情報ファイルとは、コンピュータに関する情報が含まれたデータを意味しま
す。
使用許諾契約書の条項に同意すると、コンピュータにインストールされた本製品のコ
ピー、製品のバージョンと設定、アクティベーションについての情報を Kaspersky
Lab に提供することに同意したことになります。提供された情報は、リアルタイム保
護の向上に役立てられます。
Kaspersky Security Network に参加すると(25 ページの「Kaspersky Security
Network への参加」を参照)
、安心ネットセキュリティの操作に関連した次の情報が、
コンピュータから Kaspersky Lab へ自動的に送信されます:
•• コンピュータにインストールされたオペレーティングシステム(OS)およびイ
ンストールされたアップデートに関する情報。
•• 権利者のインストールされた本製品およびアンチウイルスによる保護の状態に
関する情報。これには、本製品のバージョン、コンピュータ上の本製品の一
意な識別子、アップデートに関する情報が含まれます。
•• スキャンされたすべてのオブジェクトおよび 処 理に関 する情 報。 これに
は、スキャンされたオブジェクトの名前、スキャンの日時、ダウンロード
元 の URL と参 照 元、 スキャンされたファイル の 名 前とサ イズ、 そ れら
のファイル のパス、 圧 縮ファイル の 署 名、 作 成 の日時、パッケージ 作 成
者の名前(ファイルがパッケージ化されている場合)
、ファイルのエント
ロピー、ファイル種別、ファイル種別コード、識別子と形式、オブジェク
トの ダウンロード元 の URL、オブジェクトのチェックサム(MD5)
、オブ
ジェクトの追加チェックサムの種別と値、オブジェクトのデジタル署名(証
明書)に関するデータ、スキャンを実行した本ソフトウェアのタスク識別
子 が 送 信された前 回 統 計 以 降 のオブジェクトの 起 動 回 数 が 含まれます。
実行ファイルの場合、サービス情報の送信時署名、レピュテーション検証フラ
グまたはファイル署名フラグ、検証対象のオブジェクトによって読み込まれた
4
アプリケーションの名前、種別、ID、チェックサム(MD5)
、およびサイズ、
アプリケーションのパスとテンプレートのパス、自動実行リストの署名、エン
トリの日付、属性のリスト、パッケージ作成者の名前、アプリケーションのデ
ジタル署名に関する情報(発行者の証明書、アップロードされたファイルの
MIME 形式の名前を含む)
。
•• 実行されたアプリケーションおよびそのモジュールに関する情報(実行された
ファイルのチェックサム(MD5)
、サイズ、属性、作成日、PE ファイルヘッダー
情報を含む)
、パッケージ作成者の名前(ファイルがパッケージ化されている
場合)
、プロセスが開始されたアカウントのコード、プロセスの開始に使用さ
れたコマンドラインのパラメータ、ファイル名とファイルのモジュール名。
•• 脅威またはぜい弱性が検知された場合、検知されたオブジェクトに関する情報
に加え、定義データベースの識別子、バージョン、および記録の種別、権利
者の分類に基づいた脅威の名前、脅威が検知された URL を要求したアプリ
ケーションのチェックサム(MD5)
、検知された脅威の IP アドレス(IPv4 ま
たは IPv6)
、脅威が検知されたトラフィックの種別の識別子、ぜい弱性の識
別子とその脅威レベル、ぜい弱性が検知された Web ページの URL、その
Web ページでのスクリプト数、危険の識別子、検知されたぜい弱性の種別
と状態、オブジェクト分析の中間結果に関する情報が提供されます。
•• ネットワーク攻撃に関する情報。これには、攻撃元のコンピュータの IP アドレ
ス、ネットワーク攻撃が検知されたユーザのコンピュータのポート番号、攻撃
の実行に使用されたプロトコルの識別子、攻撃の名前と種別が含まれます。
•• 有害なコンテンツまたは疑わしいコンテンツが検知された Web ページの
URL と IP アドレス、その URL を要求したファイルの名前、サイズ、および
チェックサム、判断を下すのに使用されたルールの識別子と重要度、および
攻撃の目的。
•• ネット決済保護コンポーネントで保護される Web サイトのリストに対してユー
ザが行った変更に関する情報。これには、Web サイトの URL、追加、変更、
または削除された Web サイトを示すフラグ、その Web サイトに対するネッ
ト決済保護の実行モードが含まれます。
•• ローカルおよびクラウドの KSN 定義データベースを使用したスキャン結果か
ら集めたデータ。これには、一意の不明なオブジェクトの数、一意の信頼す
るオブジェクトの数、一意の信頼できないオブジェクトの数が含まれます。さ
らには、
「不明なオブジェクト」
、
「信頼するオブジェクト」
、および「信頼でき
ないオブジェクト」と判断された数、証明書の検証を基にした信頼するオブ
ジェクトの数、信頼する URL を基にした信頼するオブジェクトとして指定され
たオブジェクトの数、信頼するプロセスから信頼する転送を基にした信頼する
オブジェクトとして認識されるオブジェクトの数、信頼することに関して決定で
きない不明なオブジェクトの数、ユーザが信頼するオブジェクトとして指定し
たオブジェクトの数があります。統計の送信時におけるコンピュータのローカ
ル KSN 定義データベースのバージョン、ソフトウェアのデータベース設定の
5
識別子、KSN への成功したリクエストおよび失敗したリクエストの情報、KSN
によるセッションの継続時間、送受信されたデータ量、KSN へ送信される情
報の収集が開始および停止する時間。
Kaspersky Security Network サービスにより、コンピュータまたはコンピュー
タの一部を破損する目的で犯罪者が使用している可能性がある、危険なリンクで検
知されたオブジェクトを含め、すべてのファイルが処理され、詳細な解析のために
Kaspersky Lab に提供される場合があります。
また、インシデントを防止し、発生したインシデントを調査するために、信頼する実行
ファイルと非実行ファイル、アプリケーション動作レポート、コンピュータの RAM 部
分、およびオペレーティングシステムのブートセクターが送信される場合があります。
製品品質を向上するために、ユーザは Kaspersky Lab に対して次の情報を提供す
ることに同意します:
•• 製品のユーザインターフェイスの使用に関する情報。これには、インターフェ
イスのウインドウ(ウインドウの識別子と名前、使用された管理要素を含む)
の起動に関する情報、ウインドウ間の切り替えに関する情報、ウインドウの起
動理由を特定する情報、インターフェイスが開始された日時とインターフェイ
スの開始の段階、ユーザのインターフェイス操作の時刻と種別、設定と製品
パラメータの変更に関する情報(設定名またはパラメータ名、古い値と新し
い値など)が含まれます。
•• 対話モードの製品の ID。
安 心 ネットセキュリティでエラー が 発 生した 場 合、 次 の 情 報を含 むファイルを
Kaspersky Lab に送信できます:
•• プロセスの名前と ID
•• 実行モジュールのパス
•• 製品のバージョン
•• 製品のビット種別(32 ビットまたは 64 ビット)
•• 親プロセスの名前と ID
•• 問題の発生日時
•• オペレーティングシステムのバージョン
•• レポートのバージョン
•• 製品のクラッシュの原因になったエラーの種別
•• エラーに関する情報
•• エラーが発生したスレッドの番号
6
•• 製品のクラッシュ時の各スレッドのコールスタック(フレーム番号、モジュール
名、コード内のアドレス、対応するアドレスにある関数の名前)
•• エラーが発生したスレッドのレジストリ値
•• 読み込まれたモジュールとそのモジュールが読み込まれたアドレス、モジュー
ル名、モジュールのバージョン、UUID、モジュールのパスのリスト
オペレーティングシステムが Mountain Lion および Yosemite の場合、次の情報
も追加で指定されます:
•• ユーザ ID(UID)
•• 該当するプロセスと他のプロセスとの間で通信に使用された特定のシステム
コールの呼び出し統計
•• メモリの配分(特定の領域に割り当てられたメモリ容量の統計)
安心ネットセキュリティのトレースファイルに次の情報が保存されます:
•• アンチウイルスによるコンピュータの保護ステータス、悪意のある可能性のあ
るすべてのオブジェクトおよびその処理(検知されたオブジェクトの名前、検
知の日時、ダウンロード元の URL アドレス、感染したファイルの名前とサイズ、
それらのファイルのパス、攻撃元コンピュータの IP アドレスとネットワーク攻
撃の標的になったポートの番号、マルウェアによる活動のリスト、悪意のある
可能性のある Web サイト)
、および製品とユーザによる対応に関する情報
•• ユーザがダウンロードしたアプリケーションに関する情報(URL、属性、ファ
イルサイズ、ダウンロードプロセスに関する情報)
•• 起動したアプリケーションおよびそのモジュールに関する情報(サイズ、属性、
作成日、PE ヘッダーの詳細、地域、製品名、場所、パッカー)
•• インストールされている Kaspersky Lab 製品のインターフェイスのエラーや
使用に関する情報
•• リモートコンピュータとユーザコンピュータの IP アドレス、接続が確立された
ポートの番号、接続のネットワークプロトコルなど、ネットワーク接続に関する
情報
•• IT ネットワークやテレコムネットワーク経由でコンピュータとの間で送受信さ
れた、ネットワークパケットに関する情報
•• 送受信されたメールおよび IM メッセージに関する情報
•• オープンプロトコルを使って接続が確立された日付、Web サイトアクセス時
のログインとパスワードに関するデータ、Cookie の内容など、アクセス先の
URL に関する情報
•• サーバーの公開証明書
7
メモリダンプファイルに記録されるデータには、ダンプの作成時に製品プロセスの動
作メモリに格納されているすべての情報が含まれます。
コンピュータまたはデータに損害を与えるために悪用された可能性があるファイル(ま
たはファイルの一部)も、解析のために追加で Kaspersky Lab に提供される場合が
あります。
Kaspersky Lab は、このようにして受け取ったすべての情報を法律に基づいて保護
します。また、受け取った情報は、一般統計情報としてのみ使用します。一般統計情
報はユーザから収集された情報から自動的に生成され、個人情報や機密情報は一切
含まれません。ユーザから収集された情報は暗号化され保存されます。蓄積された
情報は年に 2 回削除されます。一般統計情報は無期限に保存されます。
情報の入手方法
●●ユーザーガイド(本書)を参照する
●●ヘルプを参照する
[ヘルプ]をクリックして表示します。また、各ウインドウ
メインウインドウの
の (ヘルプ)をクリックすると、現在表示されている関連項目のヘルプを直接
表示することができます。
ヘルプでは、設定や応用操作など、より詳しい説明を参照することができます。
●●サポート情報を参照する
メインウインドウの [サポート]をクリックすると、サポートウインドウが表示さ
れます。お使いの製品のバージョン、定義データベースの公開日時、オペレーティ
ングシステムのバージョンなどのシステム情報を確認できます。(これらの情報は、
サポートサービスへのお問い合わせの際、必要になる場合があります。)
また、サポートサービスに関連する Web サイトを表示するボタンが配置されてい
ます。
8
本書での表記
●●本書では、説明文の内容に合わせて、以下のアイコンを使用しています。
注意していただきたい内容を記述しています。必ずお読みください。
用語の説明を記述しています。
補足情報を記述しています。
●●本書では、OS X 10.10 を使用した場合の操作手順を説明しています。また、OS
X 10.10 で表示される画面を使用しています。お使いの OS や環境によっては、
実際の操作方法や画面とは異なる場合があります。
●●本書の操作説明では、以下の表記を使用しています。
画面に表示されるウインドウ名、タブやセクション名、項目名、ウインドウ内のボ
タン名、メニューやコマンド名は[ ]で囲んで表記します。
例:
[環境設定]ウインドウで、
[プロテクション]を選択します。
階層になっているコマンドメニューは「-」で続けて記載します。
例:
[Finder]-[アプリケーション]-[安心ネットセキュリティ]
関連する機能や詳しい説明が他の箇所で説明されている場合は、
「▶」に続けて参
照先のページ番号とタイトルを記載しています。
例:▶ P.8 インストール
●●画面は開発中のものです。ご利用中の製品に表示される画面と、画面デザインお
よび画面に表示されている文言が若干異なる場合があります。
9
目次
はじめに................................................................................................... 2
安心ネットセキュリティをお使いのみなさまへ..................................................... 2
使用許諾契約書について............................................................................................ 3
ライセンスについて.................................................................................................... 3
アクティベーションコードについて........................................................................ 3
データ提供について.................................................................................................... 3
情報の入手方法........................................................................................................... 8
本書での表記............................................................................................................... 9
1
インストールとアンインストール
動作環境................................................................................................. 13
インストール......................................................................................... 14
インストールする前に..............................................................................................14
インストールする.....................................................................................................15
アクティベーションを実行する..............................................................................17
はじめて起動したときに行うこと......................................................... 18
アンインストール.................................................................................. 19
アンインストールする..............................................................................................19
2
ライセンスとアクティベーション
ライセンス............................................................................................. 20
ライセンスを確認する..............................................................................................20
アクティベーション............................................................................... 21
アクティベーションを実行する..............................................................................21
3
主な機能と画面構成
主な機能................................................................................................. 22
コンピュータの保護..................................................................................................22
コンピュータのスキャン..........................................................................................23
定義データベースとソフトウェアのアップデート...............................................23
インターネットの保護..............................................................................................23
検知履歴の確認と処理の実行..................................................................................24
Kaspersky Security Network への参加.............................................................25
画面構成................................................................................................. 26
メインウインドウ.....................................................................................................26
各種ウインドウ...................................................................................... 28
環境設定ウインドウ..................................................................................................28
レポートウインドウ..................................................................................................29
メニューバーのアイコン....................................................................... 30
10
4
基本的な使い方
保護状態の確認...................................................................................... 31
保護状態を確認する..................................................................................................31
保護状態の詳細を確認する......................................................................................31
定義データベースとソフトウェアのアップデート................................ 32
定義データベースの状態を確認する......................................................................32
アップデートを実行する..........................................................................................33
アップデートの自動実行を設定する......................................................................33
新しいバージョンのアップデート方法を設定する...............................................34
スキャンの実行と設定........................................................................... 35
スキャンの種別.........................................................................................................35
スキャンを実行する..................................................................................................35
スキャンの対象を設定する......................................................................................38
脅威の検知時の処理方法を設定する......................................................................39
保護機能の有効化・無効化.................................................................... 40
保護機能を一時的に有効化・無効化する..............................................................40
安心ネットセキュリティを終了する・起動する...................................................41
5
脅威への対処
通知ウインドウが表示されたら............................................................. 42
処理結果の確認(レポート).................................................................. 43
レポートを表示して確認する..................................................................................43
検知された脅威を処理する......................................................................................44
隔離されたオブジェクトを操作する......................................................................44
タスクの実行履歴を確認する・保存する..............................................................45
6
インターネットを安全に使用するための機能
保護者によるコンピュータ使用の制限.................................................. 46
保護者による管理を有効にする..............................................................................46
制限する内容を設定する..........................................................................................47
使用状況を確認する..................................................................................................48
インターネット上の決済処理で使用する情報の保護............................ 49
ネット決済保護機能を使用する..............................................................................49
ネット決済保護機能を設定する..............................................................................50
入力情報の漏えいを防止....................................................................... 52
セキュリティキーボードを使用する......................................................................52
危険なサイトへのリンクを診断............................................................. 54
危険サイト診断を設定する......................................................................................54
11
7
プロテクションの設定
全般的なプロテクション設定................................................................ 55
プロテクションの有効 / 無効を切り替える..........................................................55
ファイル保護(ファイルからの感染を検知)......................................... 56
検知時の処理方法を設定する..................................................................................56
保護範囲を設定する..................................................................................................57
ウェブ保護(Web ページからの感染を検知)
...................................... 58
検知時の処理方法を設定する..................................................................................58
ネットワーク攻撃防御(ネットワークからの攻撃をブロック)............ 60
ネットワーク攻撃防御の有効・無効を切り替える...............................................60
信頼するコンピュータを登録する..........................................................................61
ブロックを解除する..................................................................................................62
8
詳細な設定
検知する対象の設定............................................................................... 63
検知する脅威を設定する..........................................................................................63
信頼する対象の設定............................................................................... 64
信頼するファイルとフォルダを追加する..............................................................64
信頼する Web サイトのアドレスを追加する.......................................................65
9
付録
トラブルシューティング....................................................................... 66
用語解説................................................................................................. 67
サポートサービスについて.................................................................... 68
ライセンスに関するお問い合わせ..........................................................................68
ご購入後の技術的なお問い合わせ..........................................................................68
KASPERSKY LAB ZAO........................................................................ 69
索引............................................................................. 71
12
動作環境
安心ネットセキュリティの動作に必要な環境は次のとおりです。
インストール前にご確認ください。
OS X v 10.7、OS X v 10.8、OS X v 10.9、OS X v 10.10、OS X v 10.11
メモリ
2 GB 以上
ハードディスク
空き容量
500 MB 以上
注意事項
●●本製品のインストール・利用には、インターネット接続環境が必要です。
●●本製品のご使用前に使用許諾契約にご同意いただく必要があります。
●●本製品は日本専用商品です。本製品を利用するためのアクティベーションは、日本
国内でのみ実行できます。
1
インストールとアンインストール
対応 OS
13
インストール
インストールする前に
インストールとアンインストール
1
インストールする前に、以下の点を確認してください。
●●管理者アカウントのユーザ情報を準備する
安心ネットセキュリティを使用するユーザでログインします。ログインしたユーザが
管理者アカウントではない場合、インストールの途中で管理者アカウントのユーザ
名とパスワードを入力する必要があります。
※※OS で最初に設定するユーザアカウントが管理者アカウントです。[システム環境設定]の[ユーザとグルー
プ]で確認することができます。
●●他のウイルス対策ソフトをアンインストールする
すでに他のウイルス対策ソフトがインストールされている場合は、インストールを
開始する前にアンインストールしてください。アンインストールの方法は、インス
トールされているウイルス対策ソフトのガイドやサポートサービスなどを確認してく
ださい。
●●起動しているアプリケーションをすべて終了する
●アクティベーションコードを用意する
●
インストールの直後に、アクティベーションを実行してライセンスを認証します。こ
のとき、有効なアクティベーションコードを入力する必要があります。
アクティベーションコードとは
安心ネットセキュリティご契約時に提供される 20 桁の英数字です。
xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。
●インターネッ
●
トに接続可能な状態にする
アクティベーションやインストール後のアップデートなどには、インターネットへの
接続が必要です。
ライセンスの種別と複数のコンピュータへのインストール
ライセンスの種別によっては、安心ネットセキュリティを複数のコンピュータに
インストールして使用できます。
メインウインドウの[ライセンス]をクリックすると、現在のライセンス情報が
確認できます。
14
インストールする
1. 製品をダウンロードし、ファイルを実行します。
最新の製品のダウンロードについては、テクニカルサポートサイトを参照してください。
ます。
インストーラが起動します。
3.[インストール]をクリックします。
1
インストールとアンインストール
2. インストーラをダブルクリックし
使 用 許 諾 契 約 書 お よ び Kaspersky
Security Network への参加に同意する
ボタンが、この画面に表示される場合が
あります。この画面で同意を選択した場
合、手順 6. に進みます。
この画面で製品の最新版がダウンロード
される場合があります。
4. 使用許諾契約書の内容を確認し、
[同意する]をクリックします。
15
5. Kaspersky Security Network 声
明を確認し、Kaspersky Security
Network に参加する場合は、
[Kaspersky Security Network
への参加に同意する]
をオンにして、
[インストール]をクリックします。
インストールとアンインストール
1
Kaspersky Security Network
(KSN)
詳しくは、25 ページを参照してください。
なお、KSN はいかなる個人情報も収集
/ 転送することはありません。
6. インストールが実行されます。
認証画面が表示される場合があり
ます
お使いの環境によっては、認証画面が表
示される場合があります。その場合、管
理者のアカウント名とパスワードを入力し
てください。
7. インストールが終了し、「安心ネッ
トセキュリティのインストールが完
了しました。」と表示されたら、[終
了]をクリックします。
安心ネットセキュリティが起動します。最初
の起動は、しばらく時間がかかります。
8. 起動すると、[アクティベート]ウインドウが表示されます。次項の「ア
クティベーションを実行する」へ進んでください。
16
アクティベーションを実行する
インストールの終了後、
[アクティベート]ウインドウが表示されたら、次の手順を実
行します。
有効なライセンスが保存されている場合は、
[アクティベート]ウインドウは表示
されず、自動的にアクティベーションが実行されます。
あらためてアクティベーションを実行する必要はありません。
1. 有効なアクティベーションコード
を入力します。
1
2
アクティベーションコード
安心ネットセキュリティご契約時に提供さ
れる 20 桁の英数字です。
xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記
載されています。
2.[アクティベート]をクリックします。
アクティベーションコードが確認されます。
インストールとアンインストール
1
※※確認にはインターネット接続が必要です。
確認中は右の画面になります。
しばらく時間がかかる場合があります。
※※確認が終了すると、Kaspersky Security Network への参加画面が表示される場合があります。
3. アクティベーションが終了すると、
[アップデートと保護の定額制
サービス 3 台用]ウインドウが
表示されます。
4. 左上の
(閉じる)
をクリックして、
ウインドウを閉じます。
5. メインウィンドウを表示するには、
メニューバーのアイコン をクリッ
クして、
[安心ネットセキュリティ]
を選択します。
17
はじめて起動したときに行うこと
安心ネットセキュリティが正常に起動したら、コンピュータとネットワークをより安全に
使用できるように、以下の作業を行ってください。
●●ライセンスの状態を確認する
インストールとアンインストール
1
ライセンスが正常に適用されているか、
[ライセンス]ウインドウを確認してくださ
い。
▶▶P.20 ライセンスを確認する
インストール後にアクティベーションを実行しなかったなどで、ライセンスが適用さ
れていない場合は、アクティベーションを実行してください。
▶▶P.21 アクティベーション
●●現在の保護状態を確認する
問題なくコンピュータが保護されているか、メインウインドウの表示を見て確認し
てください。
▶▶P.31 保護状態の確認
●●定義データベースとソフトウェアをアップデートする
ウイルスなどの脅威からコンピュータを保護するためには、定義データベースとソフ
トウェアを最新の状態に保つことが必要です。
定義データベースとソフトウェアは、自動アップデートするよう設定されています。
コンピュータのスキャン前に、アップデートが実行済みであることを確認してくだ
さい。
▶▶P.32 定義データベースとソフトウェアのアップデート
●●コンピュータの完全スキャンを実行する
安心ネットセキュリティをインストールする前に、すでにコンピュータがウイルスや
悪意のあるソフトウェアなどの危険にさらされている可能性もあります。
確実にコンピュータを保護するために、定義データベースとソフトウェアのアップ
デート後、すぐにコンピュータの完全スキャンを実行してください。
▶▶P.35 スキャンの実行と設定
はじめて完全スキャンを実行すると、終了までに時間がかかる場合があります。
18
アンインストール
安心ネットセキュリティを使用しなくなった場合には、アンインストールできます。
アンインストールする
[終了]を選択します。
をクリックして、
2. 製品をダウンロードし、ファイルを実行します。
最新の製品のダウンロードについては、テクニカルサポートサイトを参照してください。
3. アンインストーラをダブルクリッ
クします。
アンインストーラが起動します。
1
インストールとアンインストール
1. メニューバーにある安心ネットセキュリティのアイコン
4.[続行]をクリックします。
認証画面が表示される場合があります
お使いの環境によっては、認証画面が表示される場合があります。その場合、管理者のア
カウント名とパスワードを入力してください。
5. アンインストールが終了し、「アンインストールが正常に完了しました。」
と表示されたら、[終了]をクリックします。
19
ライセンス
ライセンスは、安心ネットセキュリティの全機能を使用するために必要な使用権です。
ライセンスの状態や有効期限は、画面上でいつでも確認できます。ライセンスの情
報は、サポートセンターへお問い合わせの際に必要になる場合があります。
ライセンスを確認する
ライセンスとアクティベーション
2
20
1. メインウインドウ右下の[ライセ
ンス]をクリックします。
ライセンスウインドウが表示されます。
インストール後にアクティベーションを実
行しなかった場合は、メインウインドウ右
下に「アクティベーションが実行されてい
ません」と表示されます。
アクティベーション
アクティベーションとは、ライセンスを有効化することです。アクティベーションコード
を入力して、アクティベーションを実行することでライセンスが有効になります。
インストール後にアクティベーションを実行しなかった場合は、アクティベーションを
実行します。
アクティベーションは、インターネットに接続可能な環境で実行してください。
1. メインウインドウ右下の[アクティ
ベーションが実行されていません]
をクリックします。
ライセンスウインドウが表示されます。
2. 有効なアクティベーションコードを入力し、[アクティベート]をクリック
します。
アクティベーションコード
2
ライセンスとアクティベーション
アクティベーションを実行する
安心ネットセキュリティご契約時に提供される 20 桁の英数字です。
xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。
アクティベーションコードが確認されます。
3. アクティベーションが終了すると、
[アップデートと保護の定額制サー
ビス]ウインドウが表示されます。
左上の[< ]をクリックすると、
メインウィンドウに戻ります。
21
主な機能
安心ネットセキュリティは、さまざまな保護機能によって、ウイルスなどの脅威からコ
ンピュータのデータを保護します。
ここでは、安心ネットセキュリティの主な機能について説明します。
コンピュータの保護
主な機能と画面構成
3
プロテクションは、ウイルスなどの脅威の有無を監視し、脅威を検知した場合はすぐ
に対応してコンピュータをリアルタイムで保護する機能です。
インストール直後から、プロテクションは開始されています。脅威の検知後の処理方
法や保護範囲を変更することもできます。各設定の変更は、
[環境設定]ウインドウ
から行います。
▶▶P.28 環境設定ウインドウ
プロテクションには、次の種別があります。
●●ファイル保護 ▶ 56 ページ
ファイルに含まれるウイルスを常時監視します。USB メモリなどのリムーバブルド
ライブにも対応します。ウイルスを検知したら、駆除または削除します。
●●ウェブ保護 ▶ 58 ページ
HTTP のトラフィックや HTML ファイルに埋め込まれているスクリプトを監視し、ウ
イルスの侵入を防ぎます。また、フィッシングサイトなどを判断して、危険なサイ
トへのアクセスをブロックします。
フィッシングサイト
実在する金融機関などの公式サイトに見せかけた偽装サイトです。クレジット
カード番号や、ログインに使用する情報をユーザに入力させ、盗むことを目的
としています。
●●ネットワーク攻撃防御 ▶ 60 ページ
ネットワークから侵入して大量のパケットを送信したり、インストールされているソ
フトウェアの情報を盗もうとしたりする攻撃を監視します。不正侵入を検知すると、
ただちにネットワークをブロックし、警告を表示します。
22
コンピュータのスキャン
スキャンは、コンピュータやドライブ内のファイルまたはフォルダを検査して、ウイル
スなどの脅威を検知する機能です。スキャンの範囲や、検知後の処理方法を変更す
ることもできます。
●●スキャン ▶ 35 ページ
コンピュータ内のすべてのファイルをスキャンする完全スキャンや、重要な領域のみ
をすばやくスキャンする簡易スキャン、感染の可能性があるファイルやフォルダを直
接指定するオブジェクトスキャンなど、用途に応じて、さまざまな方法が選べます
定義データベースとソフトウェアのアップデート
●●アップデート ▶ 32 ページ
アップデートを実行すると、定義データベースとソフトウェアを最新の状態にできます。
これにより、新たに発生する脅威からも、コンピュータを保護できます。
主な機能と画面構成
定義データベースやソフトウェアを最新の状態に保つことは、プロテクションを効果の
あるものにするために重要です。
3
インターネットの保護
●●保護者による管理 ▶ 46 ページ
子供や青少年が有害なサイトにアクセ
スするのをブロックしたり、コンピュー
タの使用時間や使用範囲を制限したり
する機能です。コンピュータやインター
ネットの使用履歴、インスタントメッセン
ジャーや SNS を利用したメッセージの
全記録などを確認することもできます。
●●ネット決済保護 ▶ 49 ページ
インターネットバンキングやオンライ
ンショッピングなど、インターネット上
での決済時の処理情報を保護します。
決済に使用する Web ページへのア
クセス時にコンピュータを保護し、ク
レジットカード番号などの情報が第三
者に漏えいするのを防止します。
23
●●セキュリティキーボード ▶ 52 ページ
銀行の Web サイトなどでのデータ
入力時に、入力したデータを自動的に
保護し、キーロガーに盗まれないよう
にします。セキュリティキーボードを
使用すると、キーボードを使用しない
安全なデータ入力が可能となり、情
報の漏えいを防止します。
キーロガー
主な機能と画面構成
3
コンピュータに侵入し、キーボードの操作を記録して、入力したログインパス
ワードやクレジットカード番号などの個人情報を盗むソフトウェアのことをいい
ます。
●●危険サイト診断 ▶ 54 ページ
ブラウザでページを表示したとき、そのページに含まれるリンクに悪意のあるペー
ジがないかどうかを自動的にチェックし、リンクの横に危険を示すアイコンを表示し
ます。知らずに危険なサイトへアクセスしてしまうのを防ぎます。
検知履歴の確認と処理の実行
ウイルスの検知や駆除など、各機能の履歴や結果は随時記録され、情報を確認でき
ます。また、未処理の脅威を適切に処理することもできます。
●●レポート ▶ 43 ページ
これまでに検知した脅威の数や種別、
処理結果などを確認でき、未処理の脅
威に対して駆除することもできます。
駆除できたファイルは削除せずにバッ
クアップしておくこともできます。
さらに、スキャンやアップデート、各
プロテクションの実行履歴などを一覧
で確認できます。
24
Kaspersky Security Network への参加
●●クラウドプロテクション
※※KSN はいかなる個人情報も収集 / 転送することはありません。
KSN へ参加するには、
インストール時に選択するか、
[環境設定]
ウインドウの
[KSN]
で、
[Kaspersky Security Network への参加に同意する]をオンにします。
3
主な機能と画面構成
Kaspersky Security Network
(KSN)は、 新しい 脅 威 へ い ち 早く
対 応できるようにする、オンライン
サービスです。Kaspersky Security
Network は世界中のユーザからデー
タを収集し、24 時間 365 日体制で、
潜在的な脅威を分析します。KSN に
参加すると、新しい脅威が発生したと
きにただちに Kaspersky Lab に報告され、いち早く対応策が開発されます。保
護機能のパフォーマンスをさらに強化し、誤検知の可能性も軽減できます。
25
画面構成
メインウインドウ
安心ネットセキュリティの各機能、操作の中心となる画面です。コンピュータの保護状
態や、実行中のタスクの進捗状況、各機能を起動するボタンなどが表示されています。
表示するには
次のいずれかの方法でメインウインドウを表示します。
• Finder で、
[アプリケーション]-[安心ネットセキュリティ]を選択します。
3
主な機能と画面構成
をクリックし、表示される
• メニューバーで安心ネットセキュリティのアイコン
メニューから[安心ネットセキュリティ]を選択します。
1
2
3
4
1 ボタン
各ボタンをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。
ボタン
レポート
環境設定
26
説明
レポートウインドウを表示します。脅威の検知や駆除の履歴が確認でき、未処理の脅
威に対しては、処理を実行できます。さらに、アップデートやスキャンなどのタスクの
履歴を確認することもできます。
▶▶P.29 レポートウインドウ
環境設定ウインドウを表示します。プロテクション、
スキャン、
アップデートなど、安心ネッ
トセキュリティの各機能の設定が行えます。
▶▶P.28 環境設定ウインドウ
ボタン
説明
サポート
サポートウインドウを表示します。製品のバージョンなどが確認できるほか、サポート
サービスに関連する Web サイトへアクセスできます。
▶▶P.68 サポートサービスについて
ヘルプウインドウを表示します。
詳細な設定方法や操作手順などを確認できます。
ヘルプ
2 情報表示エリア
コンピュータの現在の保護状態が表示されます。セキュリティに問題が見つかった
り脅威が検知されたりすると、その内容が表示されます。
コンピュータの現在の保護状態が以下の色で表示されます。
• 緑(正常)
:コンピュータが正常に保護されていることを示します。
• 黄(注意)
:安心ネットセキュリティの設定または動作に問題があり、コンピュー
タの保護に一部問題があることを示します。
• 赤(危険)
:安心ネットセキュリティの設定または動作に問題があり、コンピュー
タが危険な状態にあることを警告しています。これらの問題を解決するには、メッ
セージの下の[詳細
3
主な機能と画面構成
スキャンまたはアップデートの実行中にはその進捗状況が、完了時にはタスクの結
果が表示されます。
]をクリックしてプロテクションセンターを起動します。
3 機能の起動エリア
安心ネットセキュリティの主な機能を起動するためのエリアです。
項目
説明
スキャン
[スキャン]ウインドウが表示されます。
アップデート
[アップデート]ウインドウが表示されます。
ネット決済保護
[ネット決済保護]ウインドウが表示されます。
保護者による管理
[保護者による管理]ウインドウが表示されます。
▶▶P.35 スキャンの実行と設定
▶▶P.32 定義データベースとソフトウェアのアップデート
▶▶P.49 インターネット上の決済処理で使用する情報の保護
▶▶P.46 保護者によるコンピュータ使用の制限
4 リンクエリア
各リンクをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。
項目
説明
サポート
お問い合わせに関する Web サイトが表示されます。
ライセンス
現在のライセンス情報(ライセンスの状態、適用可能なコンピュータの
台数、識別 ID、有効期限、期限切れまでの残日数)を表示するウインド
ウが表示されます。このウインドウからライセンスのアクティベーション
や更新を行うことができます。
▶▶P.20 ライセンス
27
各種ウインドウ
設定や確認を行うために、メインウインドウから表示する主なウインドウについて説明
します。
環境設定ウインドウ
[環境設定]ウインドウでは、各機能の設定を行います。スキャン範囲を設定したり、
プロテクションの処理方法を変更したりできます。
主な機能と画面構成
3
[環境設定]ウインドウは、メインウインド
ウ左上にある[環境設定]をクリックして
表示できます。
[環境設定]ウインドウには、
[プロテクショ
ン]/[スキャン]/[KSN]/[脅威]/
[ブラウザ]/[アップデート]/[レポー
ト]/[表示]の 8 つのカテゴリがあり、
ウインドウ上部のアイコンで切り替えられ
ます。
目的のカテゴリに切り替えたら、表示さ
れる内容を設定します。
設定できる内容は、次のとおりです。
28
カテゴリ
説明
プロテクション
プロテクションに関する設定を行います。
スキャン
スキャンに関する設定を行います。
KSN
KSN への参加設定を行います。
脅威
検知する脅威や信頼リストの設定を行います。
ブラウザ
危険サイト診断とセキュリティキーボードのプラグイン設定を行います。
アップデート
アップデートに関する設定を行います。
▶▶P.55 全般的なプロテクション設定
▶▶P.56 ファイル保護
▶▶P.58 ウェブ保護
▶▶P.60 ネットワーク攻撃防御
▶▶P.35 スキャンの実行と設定
▶▶P.25 Kaspersky Security Network への参加
▶▶P.63 検知する対象の設定
▶▶P.64 信頼する対象の設定
▶▶P.54 危険なサイトへのリンクを診断
▶▶P.52 入力情報の漏えいを防止
▶▶P.32 定義データベースとソフトウェアのアップデート
カテゴリ
説明
レポート
レポートに関する設定を行います。
表示
通知に関する設定を行います。
▶▶P.43 処理結果の確認(レポート)
▶▶P.42 通知ウインドウが表示されたら
レポートウインドウ
[レポート]ウインドウは、これまでに検知した脅威を分類して統計をとり、グラフで
表示します。
[レポート]では、検知した脅威を確認し
たり、隔離された危険なオブジェクトを
処理したりできます。
[タスク]では、アップデートやスキャン、
各プロテクションの実行履歴が確認でき
ます。
3
主な機能と画面構成
[レポート]ウインドウは、メインウインド
ウ左上にある[レポート]をクリックして
表示できます。
▶▶P.43 処理結果の確認(レポート)
29
メニューバーのアイコン
安心ネットセキュリティのインストール後、メニューバーにアイコンが表示されます。
クリックして表示されるメニューから、操作を実行できます。
主な機能と画面構成
3
メニューには、次の項目が表示されます。
項目
説明
安心ネットセキュリティ
メインウインドウが表示されます。
保護機能を無効にする /
保護機能を有効にする
保護機能の一時停止と再開を行います。
その下にグレーで現在の状態が表示されます。
プロテクションセンター
プロテクションセンターが表示されます。保護に問題がある場合、
状態と解決方法が表示されます。
簡易スキャン
簡易スキャンが実行されます。
▶▶P.40 保護機能の有効化・無効化
▶▶P.35 スキャンの実行と設定
ネット決済保護
[ネット決済保護]ウインドウが表示されます。
保護者による管理
[保護者による管理]ウインドウが表示されます。
環境設定
[環境設定]ウインドウが表示されます。
終了
30
▶▶P.26 メインウインドウ
▶▶P.49 インターネット上の決済処理で使用する情報の保護
▶▶P.46 保護者によるコンピュータ使用の制限
▶▶P.28 環境設定ウインドウ
安心ネットセキュリティを終了します。
▶▶P.41 安心ネットセキュリティを終了する・起動する
保護状態の確認
現在のコンピュータの保護状態は、メインウインドウから確認できます。
保護状態を確認する
1. メインウインドウに表示されるイ
ラストとメッセージで、保護状態
を確認します。
▶▶P.26 メインウインドウ
コンピュータの保護状態を色と説明文で示
します。色の意味は、次のとおりです。
色[意味]
説明
緑[正常]
コンピュータは適切に保護されています。
黄[注意]
コンピュータは推奨する状態になっていません。
赤[危険]
コンピュータは危険な状態にあります。すぐに対応が必要です。
基本的な使い方
4
保護状態の詳細を確認する
1. メインウインドウのメッセージの下にある[詳細
▶▶P.26 メインウインドウ
]をクリックします。
2.[プロテクションセンター]に表示
されている内容を確認します。
問題がある場合は、その詳細を確認します。
問題ごとに、推奨する対処方法が表示され
ます。ボタンをクリックすると、それぞれの
対処方法で解決します。
保護状態の履歴を確認する
[レポート]ウインドウでは、保護の履歴を確認でき
ます。
▶▶P.43 処理結果の確認(レポート)
31
定義データベースとソフトウェアのアップデート
日々発生する新たな脅威から身を守るためには、定期的にアップデートを実行する必
要があります。
安心ネットセキュリティは、最新の脅威に対応できるように、定義データベースとソフ
トウェアを強化 / 修正するモジュールを、インターネットを経由して提供しています。
既定では、アップデートが必要かどうかが定期的に確認されます。必要と判断された
場合、バックグラウンドで自動的にアップデートが実行されます。
※アップデートを実行するには、コンピュータがインターネッ
※
トに接続されている必要があります。
基本的な使い方
4
定義データベースの状態を確認する
現在使用している定義データベースが最新かどうかを確認します。
1. メインウインドウの[アップデー
ト]をクリックします。
2.[アップデート]ウインドウに、定
義データベースの状態が表示さ
れます。
[定義データベースは最新です]と表示さ
れていれば、問題ありません。
最新でない場合は、アップデートを実行し
てください。
32
アップデートを実行する
1. メインウインドウの[アップデー
ト]をクリックします。
[アップデート]ウインドウが表示されます。
2.[アップデート]をクリックします。
アップデートが開始され、進行状況や経過
時間が表示されます。
アップデートが終了すると、
[定義データ
ベースは最新です]と表示されます。
4
基本的な使い方
アップデートの実行中に[停止]をクリッ
クすると、アップデートが中止されます。
アップデートの自動実行を設定する
アップデートを実行するスケジュールを設定します。
既定では、自動的にアップデートを実行するよう設定されています。通常は、このま
ま使用してください。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[ 環境設定]ウインドウの[アッ
プデート]をクリックします。
3.
[ 自動的にアップデートをダウン
ロードする]をオンにします。
4.
2
3
(閉じる)をクリックします。
33
新しいバージョンのアップデート方法を設定する
安心ネットセキュリティは、定義データベースだけでなく、ソフトウェアもアップデート
します。新しいバージョンのソフトウェアが公開された場合、自動でインストールする
か、通知を表示させて手動でインストールするかを選択できます。ソフトウェアを常
に最新に保つことで、高いセキュリティを維持できます。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[ 環境設定]ウインドウの[アッ
プデート]をクリックします。
基本的な使い方
4
3.[ 新しいバージョン]で、 次から
選択します。
2
3
●●ダウンロードとインストールを自動
的に行う
新しいバージョンが公開されると、
自動的にダウンロード / インストー
ルが行われ、ユーザは何の手間も
なく常に最新の状態を維持できます。
●●新しいバージョンが使用可能になったときに通知する
新しいバージョンが公開されると通知が表示されます。ユーザはダウンロード /
インストールするかどうかをそのつど選択します。
●●インストールしない(推奨しません)
新しいバージョンが公開されても、
自動インストールも通知も行われません。バー
ジョンが古いまま使用するのは危険なため、推奨しません。
プロキシサーバを設定する
LAN 内でプロキシサーバを使用している場合、プロキシサーバをあらかじめ登録
しておく必要があります。
[環境設定]ウインドウの[アップデート]-[プロキシ]で、
[システムのプロキシ
サーバ設定を使用する]または[特定のプロキシサーバを設定する]のどちらか
を選択します。
[特定のプロキシサーバを設定する]を選択した場合は、プロキシサーバの情報
を入力します。不明な場合は、ご使用のプロバイダーに確認してください。
34
スキャンの実行と設定
コンピュータ内にウイルスが潜んでいないか、OS やアプリケーションの設定にセキュ
リティの問題はないかなどを、スキャンします。
また、自動実行のスケジュールやスキャン対象の設定、検知時の処理などを設定でき
ます。
スキャンの種別
次の種別のスキャンを実行できます。対象や用途によって使い分けることができます。
●●完全スキャン
●●簡易スキャン
システムメモリや OS の起動時に読み込まれるプログラムなど、コンピュータが安
定して動作するために重要なファイルをスキャンします。
●●オブジェクトスキャン
4
基本的な使い方
システムメモリ、ハードディスクドライブ、リムーバブルドライブなど、コンピュー
タ内の全ファイルをスキャンします。
ファイルやフォルダ、ドライブなど、スキャンする範囲や対象を個別に選択して、
スキャンします。
スキャンを実行する
ファイルをスキャンして、コンピュータ内のウイルスを検知します。
スキャン中は、メインウインドウを閉じてもバックグラウンドで動作します。
スキャンを開始する前に
定義データベースが最新かどうかを確認してください。最新でない場合は、スキャ
ンの前にアップデートを実行してください。
▶▶P.32 定義データベースとソフトウェアのアップデート
[完全スキャン]/[簡易スキャン]の場合
1. メインウインドウの[スキャン]
をクリックします。
[スキャン]ウインドウが表示されます。
35
2.[ 完全スキャン]または[簡易ス
キャン]をクリックします。
スキャンが実行されます。
スキャンを停止するには
基本的な使い方
4
進行中のスキャンを停止するには、以下のどちらかをクリックします。
確認メッセージが表示されたら、
[停止]を選択します。
••アイコン表示の場合:
にマウスポインターを合わせて、表示が
に変化したらクリックします。
••リスト表示の場合:
進捗バーの右側にある[停止]をクリックします。
スキャンの詳細な状況を確認するには
[スキャン]ウインドウ内に表示されているスキャンにマウスポインターを合わせる
レポートウインドウが表示され、
スキャ
と、 が表示されます。 をクリックすると、
ンの詳細状況を確認できます。
▶▶P.43 処理結果の確認(レポート)
[オブジェクトスキャン]の場合
対象を選択してスキャンするには、次の 3 つの方法があります。
●●ファイルをドラッグ&ドロップする
1. メインウインドウの[スキャン]
をクリックします。
[スキャン]ウインドウが表示されます。
36
2.[スキャン]ウインドウに、スキャ
ンしたいファイルやフォルダをド
ラッグ&ドロップします。
スキャンが実行されます。
●●メニューから選択する
1. メインウインドウの[スキャン]
をクリックします。
2.[スキャン]ウインドウで、[オブ
ジェクトスキャン]をクリックしま
す。
4
基本的な使い方
[スキャン]ウインドウが表示されます。
スキャン対象を選択するメニューが表示さ
れます。
3. メニューから、スキャンする対象
を選択します。
[ファイルとフォルダ]を選んだ場合は、表
示されるウインドウから追加したいファイル
またはフォルダを選び、
[開く]をクリックし
ます。
スキャンが実行されます。
37
スキャンの対象を設定する
[完全スキャン]または[簡易スキャン]の対象となるファイルやフォルダを設定します。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[環境設定]ウインドウの[スキャ
2
ン]をクリックします。
3
3.[ 完全スキャン]または[簡易ス
4
キャン]をクリックします。
基本的な使い方
4
4.[リストの編集]をクリックします。
5. 表示されるウインドウの 一覧か
ら、スキャンしたい対象をオンに
します。
6. 一覧にスキャンしたい対象がない
場合は、
をクリックし、 表示
されるメニューから選択します。
5
6
一覧に対象が追加されます。
[ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、
表示されるウインドウから追加したいファイルまたはフォルダを選び、
[開く]をクリックします。
ファイルやフォルダをウインドウにドラッグ&ドロップして追加することもできます。
をクリックすると、一覧から対象を削除できます。
7.[OK]をクリックします。
8. (閉じる)をクリックします。
38
脅威の検知時の処理方法を設定する
スキャンの実行中にウイルスなどの脅威が検知された場合、どのように駆除や削除を
行うかを設定します。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[環境設定]ウインドウの[スキャ
ン]をクリックします。
3.[完全スキャン]/[簡易スキャン]
/[オブジェクトスキャン]のいず
れかをクリックします。
2
3
4
方法を選択します。
●●スキャン完了時に手動選択
スキャンの完了時までオブジェクトの処理が延期されます。スキャン完了時に通
知ウインドウが表示され、検知された危険なオブジェクトの情報、処理方法の
選択肢が表示されます。オブジェクトごとに処理方法を指定できます。
4
基本的な使い方
4.[脅威の検知時の処理]で、処理
●●自動的に駆除
検知されると、通知ウインドウは表示せず、自動的に駆除します。
さらに、
[駆除できない場合は削除]をオンにすると、駆除できなかったファイ
ルは削除されます。
5.
(閉じる)をクリックします。
39
保護機能の有効化・無効化
安心ネットセキュリティでは、保護機能を停止したり再開したりできます。他のアプリケー
ションをインストールする際など、必要に応じて停止できますが、その間はウイルス感染
の危険性が非常に高くなるので、注意が必要です。
保護機能を一時的に有効化・無効化する
一時的にすべての保護機能を無効にできます。
保護機能を無効にする
基本的な使い方
4
1. メニューバーにある安心ネットセキュリ
ティのアイコン
をクリックします。
1
2. 表示されるメニューから、[保護機能を
2
無効にする]を選択します。
保護機能が無効になります。
保護機能を有効にする
1. メニューバーにある安心ネットセキュリ
2.
ティのアイコン
をクリックします。
表示されるメニューから、[保護機能を有効にする]を選択します。
保護機能が有効になります。
[環境設定]
ウインドウの
[プロテクション]
でも保護機能の有効 / 無効の切り替えができます。
[ファイル保護]や[ウェブ保護]のプロテクションごとに切り替えることもできます。
▶▶P.55 全般的なプロテクション設定
40
安心ネットセキュリティを終了する・起動する
安心ネットセキュリティを終了する方法と、起動する方法は、次のとおりです。
安心ネットセキュリティを終了する
1. メニューバーにある安心ネットセキュリティのアイコン
す。
をクリックしま
2. 表示されるメニューから、[終了]を選択します。
安心ネットセキュリティが終了します。
安心ネットセキュリティを起動する
1. Finder の[アプリケーション]から、[安心ネットセキュリティ]をダブ
ルクリックします。
4
基本的な使い方
安心ネットセキュリティが起動します。
41
通知ウインドウが表示されたら
安心ネットセキュリティがウイルスなどの脅威を検知すると、ポップアップ通知と通知
音で警告します。通知ウインドウが表示されたら、画面の指示に従って、処理を選択
します。
脅威への対処
5
通知ウインドウには、検知された脅威の種別や状況によって、次のような処理方法の
選択肢が表示されます。
項目
説明
スキップ
処理は行われません。
削除
ウイルスを含んだファイルごと削除します。
駆除
検知したウイルスを駆除します。
拒否
ダウンロードしようとしたファイルにウイルスが検知された場合、ダウンロードを
中止します。
許可
ダウンロードしようとしたファイルにウイルスが検知された場合、ダウンロードを
許可します。
選択した処理を
常に実行
クリックしてオンにしたあとで、上記のいずれかの選択肢をクリックすると、以降
同じ処理を実行します。
詳細
検知した脅威の詳細を確認できる Web ページが表示されます。
また、メニューバーのアイコン
の近くにメッセージが表示される場合があります。
通知の設定
通知の有効 / 無効の切り替え、および通知の種別の選択は、
[環境設定]ウイン
ドウの[表示]タブで実行できます。通常は、既定の設定を変更する必要はあり
ません。
42
処理結果の確認(レポート)
安心ネットセキュリティがこれまでに検知した脅威の数や種別、またそれらの処理結果
などを、一覧で確認できます。
検知されて未処理のオブジェクトを駆除したり、駆除後のオブジェクトを削除したりす
ることもできます。また、アップデートやスキャンの実行履歴を確認して、テキストファ
イルに保存することも可能です。
レポートを表示して確認する
1. メインウインドウの
をクリックします。
[レポート]
選択して内容を確認します。
確認できる内容は、次のとおりです。
●●レポート
検知された脅威や、隔離されたオブ
ジェクトが表示されます。検知され
た脅威を、ここで駆除または削除す
ることもできます。
5
脅威への対処
2.[レポート]ウインドウで、項目を
▶▶P.44 検知された脅威を処理する
▶▶P.44 隔離されたオブジェクトを操作する
●●タスク
アップデート、スキャン、ファイル保護、ウェブ保護、ネットワーク攻撃防御の
実行履歴が表示されます。
▶▶P.45 タスクの実行履歴を確認する・保存する
レポートに注目すべきイベントが記録されると、メインウインドウの情報表示部や
が表示されている場合があります。このアイコンを
プロテクションセンターに
クリックすると、
[レポート]ウインドウが起動し、該当する内容が表示されます。
43
検知された脅威を処理する
1.[レポート]ウインドウで、[検知
した脅威]をクリックします。
2. 表示される一覧から、 処理した
2
1
いオブジェクトを選択します。
3. 実行したい処理をクリックします。
3
実行できる処理は次のとおりです。
項目
説明
駆除
選択したオブジェクトを駆除します。
すべて駆除 一覧に表示されているすべてのオブジェクトを駆除します。
脅威への対処
5
すべて削除 一覧に表示されている検知の記録をすべて削除します。オブジェクトは削除されません。
隔離されたオブジェクトを操作する
隔離とは、駆除または削除された危険なオブジェクトを、安全な状態にして特殊な領域
に保存する処理です。隔離されたオブジェクトは、コンピュータのシステムにアクセスで
きなくなるので、ウイルスや悪意のあるソフトウェアによる被害やその拡散を防ぐことが
できます。また、隔離されたオブジェクトを、あとから削除、復元することもできます。
復元には十分に注意してください
隔離されたオブジェクトを復元するときは、安全であることを十分に確認してから
行ってください。復元されたファイルがウイルスに感染したままだった場合、コン
ピュータ全体が感染する可能性があります。
1.[レポート]ウインドウで、[隔離]
をクリックします。
2.
表示される一覧から、 処理した
いオブジェクトを選択します。
1
3. 実行したい処理をクリックします。
実行できる処理は次のとおりです。
44
項目
説明
復元
選択したオブジェクトを元の場所へ復元します。
安全が確認されたファイルに対して行ってください。
削除
オブジェクトを削除します。
すべて削除
隔離に格納されている、すべてのオブジェクトを削除します。
2
3
隔離の保存期間を設定する
[環境設定]ウインドウの[レポート]-[隔
離]で、隔離にオブジェクトを保存してお
く期間を設定できます。
タスクの実行履歴を確認する・保存する
各タスク(アップデート / スキャン / ファイル保護 / ウェブ保護 / ネットワーク攻撃
防御)の実行履歴を確認できます。表示された実行履歴は、テキストファイルに保存
することも可能です。
1.[レポート]ウインドウで、[アッ
5
1
2
2. 表示される一覧で、 各タスクの
実行履歴が確認できます。
3. ファイルに保存する場合は、保存
脅威への対処
プデート]/[スキャン]/[ファイ
ル保護]/[ウェブ保護]/[ネット
ワーク攻撃防御]のいずれかをク
リックします。
3
したい対象を一覧から選択して、[エクスポート]をクリックします。
4. 保存する場所とファイル名を指定し、[保存]をクリックします。
TXT 形式でファイルが保存されます。
45
保護者によるコンピュータ使用の制限
保護者による管理は、コンピュータやインターネットを子供が使用できる範囲を制限
する機能です。使用時間や使用できるアプリケーションを限定したり、有害なサイト
へのアクセスを制限したりできます。
OS のユーザアカウント単位で設定できるため、ログインするアカウントごとに制限の
内容を変えることができます。
保護者による管理を有効にする
制限したいユーザアカウントを選択して、保護者による管理機能を有効にします。
1. メインウインドウの[保護者によ
る管理]をクリックします。
インターネットを安全に使用するための機能
6
コンピュータに登録されているアカウントが一
覧で表示されます。
ウインドウ左下のカギマークが
になっている場合は、設定変更を可能にするため、 を
クリックしてロックを解除します。その際、認証画面が表示されるので、管理者のアカウン
ト名とパスワードを入力してください。
2. 保護者による管理を有効にしたい
アカウントを選択し、[保護者に
よる管理を有効にする]をクリッ
クします。
アカウント名に表示される
わります。
が
に変
3. 制限したい項目を有効にします。
[Web 管理]/[時間管理]/[個人情報管
理]/[SNS 管理]のそれぞれを選択して、
[有効にする]をクリックします。
46
制限する内容を設定する
アカウントの項目ごとに、制限する内容を設定します。
1.[ 保護者による管理]ウインドウ
2
で、 制限内容を設定したいアカ
ウントと項目をクリックします。
1
2.[環境設定]をクリックします。
設定できる内容は、次のとおりです。
項目
説明
Web 管理
[Web 管理]では、閲覧可能な Web サイトを制限します。
ブロックする Web サイトのジャンルを選択したり、
[特定のサイト]をクリック
して許可またはブロックする Web サイトを個別に指定したりできます。
[ダウンロードの管理]では、ダウンロードできるファイルを制限します。ファ
イルの種別ごとにダウンロードをブロックできます。
時間管理
インターネットを使用できる時間を制限します。
1 日の使用最大時間を設定したり、使用可能な時間帯を平日と週末で指定し
たりできます。
個人情報管理
設定した個人情報の送信を制限します。
送信されるデータの中に、設定した個人情報が含まれている場合、送信をブ
ロックして履歴を記録します。
SNS 管理
ソーシャルネットワークサービスを使った送受信を制限します。送受信された
メッセージをすべて記録し、接続する相手ごとに許可またはブロックを設定で
きます。
設定が終わったら、ウインドウ左下のカギマーク
うにロックしておくことを推奨します。
をクリックして、設定を変更されないよ
6
インターネットを安全に使用するための機能
[セーフサーチ]では、検索エンジンが提供するセーフサーチ機能を強制的に
オンにします。検索エンジンのセーフサーチによるフィルタリングが、常に検
索結果に反映されます。
同じ制限設定を他のアカウントにコピーする
同様の設定内容を他の複数のアカウントにも設定したい場合、設定内容をコピー
できます。
[保護者による管理]ウインドウの
をクリックして表示されるメニューから[設
定のコピー]を選択します。コピーしたいアカウントを選択して、もう一度
のメニューから[設定のペースト]を選択します。
47
使用状況を確認する
保護者による管理を有効にすると、アカウントごとの使用状況が確認できます。
インターネットに接続した時間やアクセスした URL、SNS で送受信したメッセージな
どをすべて記録します。これを保護者があとで確認し、制限する内容を見直すことも
できます。
1.[ 保護者による管理]ウインドウ
で、 制限内容を確認したいアカ
ウントをクリックします。
2.[レポート]クリックします。
設定した項目の使用状況が一覧で表示され
ます。
3. 項目または[詳細]をクリックす
インターネットを安全に使用するための機能
6
48
ると、項目ごとにより詳細な使用
状況が確認できます。
さらに、使用状況に応じた制限を
設定することもできます。
たとえば、Web 管理では、ユーザがアク
セスした URL がすべて表示されます。 そ
の中に好ましくない Web サイトがあった場
合は、個別にブロックすることもできます。
1
2
インターネット上の決済処理で使用する情報の保護
インターネットバンキングやオンラインショッピングを利用するときには、ネット上で銀
行口座やクレジットカードなどの大切な情報を扱うことになります。ネット決済保護機
能は、こうした個人情報を悪意ある第三者に盗まれないよう、安全に入力できる環境
を作成する機能です。ネット決済で使用するコンピュータやブラウザーを保護し、操
作内容や個人情報の漏えいを防ぐので、インターネット上での決済を安全に行うこと
ができます。
ネット決済保護機能を使用する
ネット決済保護機能は、既定の設定で有効になっており、銀行や決済システムの
Web サイトにアクセスすると、保護されたブラウザを使って表示するかどうかを確認
するように設定されています。
るかどうかを選択するページが表
示されます。
次の操作を選択します:
●●保護モードを使用する
ブラウザを保護モードで起動しま
す。 保護モードでは、Web サイト
の信頼性、および安全な接続を確
立するための証明書がチェックされ
ます。
●●現在のウインドウで開く
現在のウインドウを使ってアクセスします。
4.[保護モードを使用する]をクリックすると、ブラウザが保護モードで起
6
インターネットを安全に使用するための機能
1. ブラウザを起動し、銀行などの Web サイトへアクセスします。
2. ログインページへのリンクをクリックします。
3. 保護されたブラウザでアクセスす
動し、ログインページが表示されます。
保護モードのブラウザは、Web サイトのアドレスが緑色で表示されます。このブラウザ上で
入力した情報は一切記録されず、外部からの不正なアクセスからも保護された、安全な状態
で取引操作が行えます。
[保護モードを使用する]を選択してアクセスした Web サイトは、ネット決済保護
の対象アドレスとして登録されます。
▶▶P.50 Web サイトを登録する
49
ネット決済保護機能を設定する
保護モードのブラウザを使ってアクセスする Web サイトを登録したり、登録した
Web サイトの設定を変更したりすることができます。
Web サイトを登録する
ネット決済保護の対象とする Web サイトを登録します。
1. メインウインドウの[ネット決済
保護]をクリックします。
[ネット決済保護]
ウインドウが表示されます。
2.[ネット決済保護]ウインドウの下
部にある[+]をクリックします。
インターネットを安全に使用するための機能
6
Web サイトを登録するためのウインドウが
表示されます。
3. 登録する Web サイトについて、
次の項目を入力します:
●●Web サイトのアドレス
保護モードのブラウザを使ってアク
セスしたい Web サイトのアドレス
を入力します。
3
4
●●名前
登 録する Web サイトの 名 前を入
力します。例えば、
「銀行 _ 振込用」
「ショッピング _ レア物」のように、
任意の名前を設定できます。
●●この Web サイトを開くときは:
登録する Web サイトにアクセスした際の動作を、次の中から選択します:
•• 保護モードを使用する(Web サイトの信頼性を検証する)
自動的に保護モードのブラウザを使ってアクセスします。
•• 保護モードを使用しない
保護モードを使わず、通常のブラウザでアクセスします。
4.[追加]をクリックします。
[ネット決済保護]ウインドウに、追加した Web サイトが表示されます。登録した Web サイ
ト情報の右側にある
50
をクリックすると、追加した Web サイトが開きます。s
登録済み Web サイトの設定を変更する
登録した Web サイトの設定内容を変更したり、登録を解除したりできます。
1. メインウインドウの[ネット決済
保護]をクリックします。
[ネット決済保護]
ウインドウが表示されます。
2. 変更する Web サイトを選択しま
す。
3.
をクリックします。
2
現在の設定内容が表示されます。
Web サイトを選択して[-]をクリック
すると、登録が解除されます。
4. 設定内容を変更します。
設定項目については、
50 ページの
「Web サ
イトを登録する」を参照してください。
4
5.[保存]をクリックします。
登録済み Web サイトの設定が変更されま
す。
5
インターネットを安全に使用するための機能
6
3
51
入力情報の漏えいを防止
悪意のあるソフトウェアの中には、キーボードの操作を記録して、入力したログイン
ID やパスワードなどの個人情報を盗む、キーロガーと呼ばれるソフトウェアがありま
す。
安心ネットセキュリティは、キーの入力情報からデータの漏えいを防ぐための機能を
備えています。仮想のキーボードである
「セキュリティキーボード」
はマウス操作でキー
入力ができます。物理的なキー入力を行わないため、
キーロガーに情報を与えません。
セキュリティキーボードを使用する
セキュリティキーボードは、ブラウザでパスワードなどの入力欄にカーソルを置くと、
自動的に表示されます。
インターネットを安全に使用するための機能
6
対応するブラウザは、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome です。
Safari は既定で設定されていますが、Mozilla Firefox や Google Chrome で同様
に使用できるようにするには、次の設定が必要です。
1. Mozilla Firefox または Google Chrome をインストールします。
2. メインウインドウの [環境設定]
をクリックします。
3.[ 環境設定]ウインドウの[ブラ
ウザ]をクリックします。
[セキュリティキー
4.[機能拡張]で、
ボード]のチェックをオンにしま
す。
5.
3
4
(閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
Shift / Alt キーを同時に押す場合
複数のキーを同時に押す必要がある Shift / Alt キーは、クリックするとキーを押
したままの状態になります。たとえば、Shift キーをクリックすると、キーボードの
英字が大文字に変わり、大文字での入力が可能になります。他のキーをクリック
すると、押したままの状態が解除されます。
52
ブラウザのアイコンから手動でセキュリティキーボードを起動する
Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome のツールバーにあるアイコン
クリックすると、セキュリティキーボードを起動できます。
を
インターネットを安全に使用するための機能
6
53
危険なサイトへのリンクを診断
危険サイト診断は、ブラウザでページを表示したとき、そのページに含まれるリンク
をスキャンして、危険なページがないかどうかを自動的にチェックする機能です。危
険なページへのリンクが検知された場合、リンクの横に危険を示すアイコン が表
示されます。アイコンにマウスポインターをあわせると、説明がポップアップ表示さ
れます。
危険サイト診断を設定する
対応するブラウザは、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome です。
Safari では標準で設定されていますが、Mozilla Firefox や Google Chrome で同
様に使用できるようにするには、次の設定が必要です。
インターネットを安全に使用するための機能
6
54
1. Mozilla Firefox または Google Chrome をインストールします。
2. メインウインドウの [環境設定]
をクリックします。
3.[ 環境設定]ウインドウの[ブラ
ウザ]をクリックします。
[危険サイト診断]
4.[機能拡張]で、
のチェックをオンにします。
5.
(閉じる)をクリックして、[環
境設定]ウインドウを終了します。
3
4
全般的なプロテクション設定
プロテクションの有効 / 無効を切り替えます。
プロテクションの有効 / 無効を切り替える
各プロテクションは、既定の設定で有効になっています。次の手順で、プロテクショ
ンの有効 / 無効を切り替えられます。
プロテクションを無効にすると、脅威から保護されない状態となり、ウイルス感染
などの危険性が高まります。
すべてのプロテクションの有効 / 無効を切り替える
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
[保
2.[プロテクション]の[全般]で、
3.
(閉じる)をクリックして、[環
境設定]ウインドウを終了します。
7
プロテクションの設定
護機能を有効にする]をオン /
オフして、有効 / 無効を切り替え
ます。
メニューバーのアイコンを右クリックして表示されるメニューからも、保護機能の
有効 / 無効が切り替えられます。
▶▶P.40 保護機能の有効化・無効化
プロテクションごとに有効 / 無効を切り替える
1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。
2.[プロテクション]で、[ファイル保護を有効にする]、[ウェブ保護を有
効にする]
、[ネットワーク攻撃防御を有効にする]をオン / オフして、
機能の有効 / 無効を切り替えます。
3.
(閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
55
ファイル保護
(ファイルからの感染を検知)
ファイル保護は、ファイル操作を監視してウイルス感染からコンピュータを保護する
機能です。OS が起動すると自動的にファイル保護が起動し、ファイルを開く、保存
する、実行するなどの操作が行われるときに、リアルタイムでファイルをスキャンして
ウイルスをチェックします。
検知時の処理方法を設定する
ウイルスなどの脅威が検知された場合、ファイル保護はあらかじめ設定された方法に
従って処理します。既定の設定では、
[手動選択]に設定されています。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[プロテクション]をクリックしま
す。
プロテクションの設定
7
3.[ファイル保護]の[脅威の検知
時の処理]で、 処理方法を次か
ら選択します。
2
3
●●手動選択
感染した、または感染の可能性があ
るオブジェクトが検知されると、通知
ウインドウが表示されます。ウイルス
の情報、感染したファイル名、処理方
法のオプションを確認しながら、オブ
ジェクトごとに処理方法を指定します。
▶▶P.42 通知ウインドウが表示されたら
●●自動的に駆除
感染したオブジェクトが検知されると、Kaspersky Lab が推奨する方法ですぐ
に駆除が行われ、感染したオブジェクトは隔離へ移動されます。
▶▶P.44 隔離されたオブジェクトを操作する
さらに[駆除できない場合は削除]をオンにすると、駆除できなかった場合に
オブジェクトごと削除します。
4.
(閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
検知の履歴や駆除結果は、
[レポート]
ウインドウの
[検知した脅威]
で確認できます。
▶▶P.43 処理結果の確認(レポート)
56
保護範囲を設定する
ファイル保護の対象となるファイルやフォルダを設定します。既定の設定では、ハー
ドディスクドライブ、リムーバブルドライブ、およびネットワークドライブなど、コン
ピュータに接続されているすべてのデバイスのオブジェクトが対象に含まれています。
通常は、既定の設定を変更する必要はありません。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[プロテクション]をクリックしま
2
す。
3
3.[ファイル保護]の[保護範囲]
をクリックします。
プロテクションの設定
7
4. 表示されるウインドウの 一覧か
ら、保護の対象とする項目のオン
/ オフを切り替えます。
4
5. 一覧に対象とする項目がない場
合は、 をクリックし、表示され
るメニューから選択します。
5
一覧に対象が追加されます。
6
[ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、
表示される[開く]ウインドウから追加した
いファイルまたはフォルダを選び、
[開く]
をクリックします。
ファイルやフォルダをウインドウにドラッグ&
ドロップして追加することもできます。
をクリックすると、一覧から対象を削除できます。
6.[OK]をクリックします。
7. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
57
ウェブ保護
(Web ページからの感染を検知)
ウェブ保護は、Web ページを閲覧する際に使用される通信手段(HTTP)によって
送られてくるデータを監視して、ウイルスや不正なスクリプトなど悪意のあるオブジェ
クトを検知します。
検知時の処理方法を設定する
Web サイトからウイルスに感染したファイルをダウンロードするなど、Webトラフィッ
クに脅威が検知された場合、ウェブ保護は、あらかじめ設定された方法に従って脅威
をブロックします。既定の設定では、
[手動選択]に設定されています。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[プロテクション]をクリックしま
す。
プロテクションの設定
7
2
3.[ウェブ保護]の[脅威の検知時
の処理]で、 処理方法を次から
選択します。
3
●●手動選択
感染した、または感染の可能性が
4
あるオブジェクトが Webトラフィッ
クに検知されると、通知ウインドウ
が表示されます。ウイルスの情報、
感染したファイル名、処理方法のオ
プションを確認しながら、オブジェクトごとに処理方法を指定します。
▶▶P.42 通知ウインドウが表示されたら
●●自動的にブロック
感染したオブジェクトが Webトラフィックに検知されると、すぐにブロックされ
ます。
4. 暗号化された Webトラフィック(HTTPS 接続)をスキャンする場合は、
[安全な接続(HTTPS)をチェック]をオンにし、次から選択します。
●●常時
すべての HTTPS 接続をスキャンします。接続に時間がかかる場合があります。
●●保護者による管理でのみ
HTTPS 接続を行うユーザが保護者による管理の対象である場合にのみ、スキャ
ンします。
▶▶P.46 保護者によるコンピュータ使用の制限
58
5.
(閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
検知の履歴や駆除結果は、
[レポート]
ウインドウの
[検知した脅威]
で確認できます。
▶▶P.43 処理結果の確認(レポート)
プロテクションの設定
7
59
ネットワーク攻撃防御
(ネットワークからの攻撃をブロック)
ネットワーク攻撃防御は、ネットワークに接続中のコンピュータが外部から攻撃された
場合、攻撃元からのネットワーク接続を一定時間すべてブロックする機能です。また、
攻撃を受けている旨の警告を表示し、攻撃元の情報を通知します。
想定されるネットワーク攻撃には、次のようなものがあります。
●●ポートスキャン
ネットワークに接続しているコンピュータの、空いているポートを調べます。空き
ポートを確認すると、直接攻撃してきたり、他のコンピュータへ DoS や侵入など
の攻撃を仕掛けるための踏み台にしたりします。
●●DoS
大量の無意味なパケットを送りつけてコンピュータに過度の負荷をかけたり、OS
を停止や再起動をさせるような不正なデータを送信したりしてコンピュータを攻撃
し、システムを不安定あるいは動作不能にします。
プロテクションの設定
7
●●侵入攻撃
ネットワークを経由して接続し、コンピュータを不正に操作します。コンピュータか
ら個人情報や機密情報を盗み出したり、コンピュータを制御不能にしたりします。
ネットワーク攻撃防御の有効・無効を切り替える
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[プロテクション]をクリックしま
す。
2
3.[ネットワーク攻撃防御]の[ネッ
トワーク攻撃防御を有効にする]
をオン / オフして、有効 / 無効
を切り替えます。
4.
60
(閉じる)をクリックして、[環
境設定]ウインドウを終了します。
3
信頼するコンピュータを登録する
特定のコンピュータを、ネットワーク攻撃防御の対象外として事前に登録できます。
コンピュータを登録しておくと、その IP アドレスからのネットワーク攻撃を検知しても、
自動的にブロックしません。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[プロテクション]をクリックしま
2
す。
3.[ ネットワーク攻撃防御]の[信
頼リスト]をクリックします。
3
プロテクションの設定
7
4. 表示されるウインドウで、[信頼
リスト]をクリックします。
5.
6. コンピュータの IP アドレスを入力
4
をクリックします。
します。
一覧に追加されます。
登録済みの IP アドレスを削除する場合は、
一覧から IP アドレスを選択し、
クします。
6
5
をクリッ
7
登録済みの IP アドレスを変更する場合は、
一覧から IP アドレスを選択し、
[編集]をク
リックします。
7.[保存]をクリックします。
8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
61
ブロックを解除する
ネットワーク攻撃防御によって接続がブロックされた IP アドレスは、
「ブロックされた
コンピュータ」としてリストされます。リストされた IP アドレスのうち、安全を確信で
きる IP アドレスがあれば、ブロックを解除します。
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[プロテクション]をクリックしま
2
す。
3.[ ネットワーク攻撃防御]の[信
頼リスト]をクリックします。
3
プロテクションの設定
7
4. 表示されるウインドウで、[ブロッ
クされたコンピュータ]をクリッ
クします。
4
5. ブロックを解除する IP アドレス
5
6.[ブロック解除]をクリックします。
6
を、一覧から選択します。
選択した IP アドレスのブロックが解除され
ます。 ブロック解除された IP アドレスは、
一覧から消えます。
7.[保存]をクリックします。
8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
62
7
検知する対象の設定
コンピュータにとっての脅威には、さまざまな種別があります。安心ネットセキュリティ
では、検知する脅威を選択できます。通常は、既定の設定を変更する必要はありま
せん。
検知する脅威を設定する
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[脅威]をクリックします。
3.[ 検知するオブジェクト]で、 検
2
知対象に含める脅威の種別をオ
ンにします。
3
脅威の種別は次のとおりです。
●●アドウェア
危険なふるまいの発生源となるソフトウェアです。ユーザの望まない広告を表
示するなど、危険な可能性があるソフトウェアを含みます。
8
詳細な設定
●●ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツール
脅威となる、最も典型的なソフトウェアです。データの破壊や漏えい、脅威の
進入路(バックドア)の作成などを目的とし、中には自己増殖可能なプログラム
も含みます。これらを監視することで、最低限のセキュリティレベルを提供しま
す。オフにすることはできません。
●●オートダイヤラー
通話料金が高額なサービスに自動的に電話するソフトウェアです。
●●その他のプログラム
コンピュータやデータに損害を与える目的で悪用される可能性のあるソフトウェ
アです。
4.
(閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
63
信頼する対象の設定
信頼リストは、プロテクションによる監視やスキャンの対象に含めない、オブジェクト
や Web サイトのリストです。安心ネットセキュリティがアクセスをブロックするオブジェ
クトやアプリケーション、Web サイトがユーザにとって安全であることが明らかであ
る場合に、それらを信頼リストに追加します。
信頼リストには、
ファイルなどのオブジェクトを登録する「信頼するファイルとフォルダ」
と、Web サイトの URL を登録する「信頼する Web サイトのアドレス」があります。
信頼するファイルとフォルダを追加する
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[脅威]をクリックします。
3.[信頼リスト]の[信頼リストの編
2
集]をクリックします。
詳細な設定
8
3
4. 表示されるウインドウで、[信頼
するファイルとフォルダ]をクリッ
クします。
4
5. をクリックします。
6.[開く]ウインドウで信頼リストに
5
追加したいファイルまたはフォル
ダを選択します。
7
[信頼するファイルとフォルダ]の一覧に、選択したファイルやフォルダが追加されます。
をクリックすると、一覧から削除できます。
7.[OK]をクリックします。
8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
64
信頼する Web サイトのアドレスを追加する
1. メインウインドウの
をクリックします。
[環境設定]
2.[脅威]をクリックします。
3.[信頼リスト]の[信頼リストの編
2
集]をクリックします。
3
4. 表示されるウインドウで、[信頼
4
する Web サイトのアドレス]を
クリックします。
5. をクリックします。
6. Web サイトのアドレスを入力し
ます。
5
6
7
をクリックすると、一覧から削除できます。
7.[OK]をクリックします。
8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。
8
詳細な設定
[信頼する Web サイトのアドレス]の一覧
に、アドレスが追加されます。
65
トラブルシューティング
アクティべーションが実行できない
➡➡ アクティべーションを実行するためには、コンピュータがインターネットに接
続している必要があります。ブラウザを起動してインターネットに接続可能
であることを確認してから、
アクティべーションを実行してください。
詳しくは、
21 ページの「アクティベーション」を参照してください。
2台目、3台目で使う方法がわからない
➡➡ 1台目のコンピュータでアクティベーションしたあと、
残りの台数のコンピュー
タに安心ネットセキュリティをインストールし、1台目と同じアクティベーショ
ンコードを使ってアクティベーションを実行してください。
[定義データベースが破損しています]、
[ライセンス情報のブラックリストが
破損しています]と表示され、定義データベースがアップデートできない
➡➡ 定義データベースの一部が不正になっている可能性があります。
安心ネットセキュリティをアンインストールし、再インストールしてください。
付録
9
66
用語解説
アクティベーション
ライセンスを認証し、ソフトウェアを有
効(動作可能)にすること。
アドウェア
ユーザが希望していない広告を勝手に
表示するソフトウェア。
オートダイヤラー
通話料金が高額な海外や Q2 ダイヤ
ル などの サ ービスに電 話するソフト
ウェア。
オブジェクト
ファイルやフォルダなど、スキャンや
検知の対象となるものの総称。
隔離
ウイルスに感染した可能性があるオブ
ジェクトを、専用のフォルダに安全な
形に変換して格納すること。
スパイウェア
コンピュータに侵入し、ユーザの操作
を記録したり、情報を盗んだりするソフ
トウェア。
スパム
不特定多数に向けたダイレクトメール
などの迷惑メール。
トロイの木馬
コンピュータに侵入し、データを外部
に流出させたり、他のプログラムが侵
入するための入り口を作ったりする悪
質なウイルス。
フィッシング(詐欺)
銀行など実在の金融機関を装った詐
欺。金融機関からの連絡と偽ったメー
ルを送り、偽装サイトにアクセスさせ、
個人情報を入力させる。入力した情報
を悪用して、お金を引き出すなどの犯
罪が起きている。
マルウェア
ウイルスやスパイウェアなど、悪意の
あるソフトウェア。
ルートキット
オペレーティングシステムへの侵入や
悪意のあるソフトウェアの痕跡を隠す
ために開発されたプログラムまたはプ
ログラムのセット。
9
付録
スキャン
ファイルを検査することにより、侵入
したウイルスなどの脅威を検知するこ
と。
定義データベース
ウイルスなどの脅威の情報、および
脅威に対処する方法を集積したデータ
ベース。
ワーム
自己増殖しながら、データの破壊活動
などを行うコンピュータウイルス。
ぜい弱性
コンピュータへの侵入やウイルス感染
などを引き起こす、セキュリティ上の
弱点。プログラムの欠陥(バグ)
、仕
様上の問題点、特定の運用方法や設
定などが原因となる。メーカー提供の
修正プログラムによって解消される場
合がある。
67
サポートサービスについて
ユーザのみなさまが快適に製品をご利用いただけるように、各種サポートサービスを
ご用意しています。
ライセンスに関するお問い合わせ
「自分のライセンスの情報を知りたい」
、
「ライセンスの購入について知りたい」などの
ライセンスに関するお問い合わせの前に、まずは au one net セルフページをご覧く
ださい。
http://www.au.kddi.com/support/internet/procedure/service/anshin-net/
ご購入後の技術的なお問い合わせ
安心ネットセキュリティの web ページ「よくあるご質問」をご覧ください。
http://www.au.kddi.com/internet/auonenet/option/security/anshin-security/
解決しない場合は、会員サポートをご参照のうえお電話にてお問い合わせください。
http://www.au.kddi.com/support/?bid=we-we-gn-0009
お電話の際にお使いのコンピュータを実際に操作できる状態で連絡いただきます
と、解決までの時間を短縮できる場合がございます。またご質問内容によっては
お時間をいただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
サポートセンターでは、お客様からのお問い合わせ内容を正確に把握し、かつ早
期に解決するためお問い合わせ内容を記録 / 保管 / 録音させていただくことがあ
ります。
68
KASPERSKY LAB ZAO
Kaspersky Lab 製品の、ウイルス、マルウェア、スパム、ネットワーク攻撃、ハッカー
攻撃などの脅威に対する保護機能は、世界各国で高く評価されています。
2008 年、Kaspersky Lab は、エンドユーザ向け情報セキュリティソフトウェア
のソリューション開 発 企 業として、 世 界 第 4 位に選ばれました(2008 年 IDC
『Worldwide Endpoint Security Revenue by Vendor』)
。 ま た、 コ ン ピュー
タ保護システムの開発企業としてロシアのホームユーザから高い支持を受けています
(2009 年 COMCON『TGI-Russia 2009』)
。
Kaspersky Lab は、1997 年にロシアで設立され、現在、モスクワの本部を中心に、
5 つの地域部門を持つ国際的なグループです。各地域部門は、ロシア、西ヨーロッパ、
東ヨーロッパ、中東、アフリカ、北米、南米、日本、中国、およびその他のアジア太
平洋諸国をまたにかけ、2,000 名を超える高度な技術を有するエキスパートが働い
ています。
製品:Kaspersky Lab の製品は、スマートフォンから家庭用 PC、大規模な企業ネッ
トワークにいたるまで、すべてのシステムを保護します。
個人向けの製品構成には、デスクトップパソコン、ノート型パソコン、タブレット PC、
スマートフォンといった、現代のデジタルライフに利用されるすべてのモバイル端末
向けのウイルス対策製品が含まれます。
法人向けには、ワークステーション、ファイルサーバー、Web サーバー、メー
ルゲートウェイ、ファイアウォールを保護する製品やサービスを提供しています。
Kaspersky Lab の一元管理システムと組み合わせて使用するこれらのソリューション
は、コンピュータに対する脅威から企業や組織を効率的に保護する手段となります。
Kaspersky Lab の各製品は、主要なテスト機関で認定されており、多数のアプリケー
ション開発元の製品と互換性があります。また、さまざまなハードウェアプラットフォー
ム向けに最適化されています。
Kaspersky Lab のウイルスアナリストは、24 時間体制で活動しており、毎日発生す
る膨大な数のコンピュータの脅威を見つけ出し、駆除ツールを作成し、Kaspersky
Lab 製品で使用する定義データベースに登録しています。Kaspersky Lab のウイル
ス定義データベースは毎時アップデートされ、アンチスパムデータベースは 5 分ご
とにアップデートされます。
技術:現在のウイルス対策ツールに不可欠な技術の多くは、Kaspersky Lab が最初
に開発したものです。そのため、多くのサードパーティソフトウェアの開発元は自社
製品に Kaspersky Anti-Virus エンジンを使用しています。例として、SafeNet(米
国)
、Alt-N Technologies(米国)
、Blue Coat Systems(米国)
、Check Point
69
Software Technologies( イ ス ラ エ ル )
、Clearswift( 米 国 )
、CommuniGate
Systems( 米 国 )
、Openwave Messaging( ア イ ル ラ ン ド )
、D-Link( 台
湾)
、M86 Security( 米 国 )
、GFI Software(Malta)
、IBM( 米 国 )
、Juniper
Networks( 米 国 )
、LANDesk( 米 国 )
、Microsoft( 米 国 )
、Netasq+Arkoon
(フランス)
、NETGEAR( 米 国 )
、Parallels( 米 国 )
、SonicWALL( 米 国 )
、
WatchGuard Technologies(米国)
、ZyXEL Communications(台湾)が挙げ
られます。また、Kaspersky Lab の革新的な技術の多くは特許を受けています。
成果:長年にわたって、Kaspersky Lab はコンピュータに対する脅威に対抗する上
で果たした貢献が評価され、数々の賞を受賞しております。2010 年には、定評ある
オーストリアのウイルス対策機関 AV-Comparatives が実施するテストで最高レベ
ルの Advanced+ を獲得しています。しかし、最も大きな成果は、世界各国のユー
ザの信頼を獲得したことと言ってよいでしょう。現在 Kaspersky Lab の製品と技術
は、3 億人を超えるユーザおよび 20 万社を超える法人クライアントを保護していま
す。
Kaspersky Lab の Web サイト:
http://www.kaspersky.com/
ウイルス百科事典(英語)
:
http://www.securelist.com/
ウイルスラボ:
[email protected](危険な可能性
があるオブジェクトの送付のみ受け付けます。
送付前に必ず圧縮してください)
Kaspersky Lab Web フォーラム : http://forum.kaspersky.com/
70
索引
アルファベット
DoS..................................................................... 60
Kaspersky Lab.................................................. 69
Kaspersky Security Network............... 16, 25
KSN..................................................................... 28
OS........................................................................ 13
SNS 管理............................................................. 47
Web 管理........................................................... 47
あ
アクティベーション........................... 14, 17, 21
アクティベーションコード................ 14, 17, 21
アクティベーションの実行............................... 21
アップデート.............................................. 28, 32
アンインストール...................................... 14, 19
インストール...................................................... 14
ウェブ保護.......................................................... 58
お問い合わせ...................................................... 68
オブジェクトスキャン.............................. 35, 36
主な機能.............................................................. 22
か
隔離...................................................................... 44
画面構成.............................................................. 26
簡易スキャン...................................................... 35
環境設定.............................................................. 26
環境設定ウインドウ.......................................... 28
完全スキャン...................................................... 35
管理者アカウント.............................................. 14
キーロガー.......................................................... 24
危険サイト診断.......................................... 24, 54
起動する.............................................................. 41
脅威...................................................................... 28
脅威の検知時の処理........................... 39, 56, 58
駆除.............................................................. 42, 43
クラウドプロテクション................................... 25
検知した脅威...................................................... 44
検知の対象.......................................................... 63
個人情報管理...................................................... 47
さ
削除...................................................................... 42
サポートサービス.............................................. 68
時間管理.............................................................. 47
自動実行.............................................................. 33
終了する.............................................................. 41
使用許諾契約...................................................... 15
侵入攻撃.............................................................. 60
信頼する Web サイトのアドレス................... 65
信頼するファイルとフォルダ........................... 64
信頼リスト.......................................................... 64
スキャン...................................................... 28, 35
スキャンの対象.................................................. 38
スケジュール...................................................... 33
セキュリティキーボード........................... 24, 52
ソーシャルネットワークサービス................... 47
ソフトウェア...................................................... 32
た
タスク.................................................................. 45
通知ウインドウ.................................................. 42
通知音.................................................................. 42
通知の設定.......................................................... 42
定義データベース.............................................. 32
動作環境.............................................................. 13
トラブルシューティング................................... 66
な
ネット決済保護.......................................... 49, 50
ネットワーク攻撃防御...................................... 60
は
ハードディスク.................................................. 13
表示...................................................................... 29
ファイル保護...................................................... 56
フィッシングサイト.......................................... 22
復元...................................................................... 44
複数台用ライセンス.......................................... 14
ブラウザ.............................................................. 28
プロキシサーバ.................................................. 34
プロテクション.................................................. 28
プロテクションの再開...................................... 40
プロテクションの停止...................................... 40
プロテクションを有効にする........................... 55
ポートスキャン.................................................. 60
保護機能.............................................................. 40
保護されたブラウザー...................................... 49
保護者による管理...................................... 23, 46
71
保護状態.............................................................. 31
保護範囲.............................................................. 57
ま
メインウインドウ.............................................. 26
メニューバーアイコン...................................... 30
メモリ.................................................................. 13
や
有効期限.............................................................. 20
ら
ライセンス.......................................................... 20
レポート............................................... 26, 29, 43
レポートウインドウ.......................................... 29
72
著作権について
本ガイド(紙媒体または電子データで提供するものを含みます)は株式会社カスペルスキーが
作成したものであり、その著作権は、Kaspersky Lab に帰属します。使用許諾契約書の条項
のほか、以下の点も併せてご確認ください。
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きません。
•• 権利者の許諾を得ることなく、本ガイドの全部または一部を複製、転用、送信等を行うことは、
著作権法上禁止されております。また、当社の書面による許可なく複写、複製して頒布する
ことは、その形態を問わず禁じます。
•• 記載された内容は、改良のため予告なく変更することがあります。
サードパーティコードについて
サードパーティコードに関する情報は、製品をインストールしたフォルダ内のファイル
legal_notices.txt に記載されています。
商標について
•• Kaspersky® は、Kaspersky Lab の商標または登録商標です。
•• Mac、Mac OS、OS X、Safari は、米国 Apple Inc. の米国およびその他の国における商
標または登録商標です。
•• Firefox は、Mozilla Foundation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
•• Google Chrome は、Google Inc. の商標または登録商標です。
•• その他記載された会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標、もしくは弊社の商標です。
なお本文中は ®、™ マークは記載していません。
テクニカルサポートサイトについて
テクニカルサポートサイトには、製品のインストールや使用方法に関する情報や推奨事項、よ
くある質問に対する回答などが記載されています。
製品の使用中に問題が発生した場合などに、ご利用ください。
http://www.au.kddi.com/internet/auonenet/option/security/anshin-security/
安心ネットセキュリティ
2015 年 11 月 1 日 第 1 版第 1 刷発行
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