燃焼安全制御機器 調節計 1 工業用燃焼炉の安全通則 JIS B 8415:2008 ■JIS B 8415の改正（2008年11月）の概要 背景 記録計 ／指示計 2 ●リスクアセスメントによる安全手法がISO化され日本にも導入 機 ●新技術への対応規格 変換器 位置付 ●JIS B 9700-１機械類の安全性 基本概念・一般原則で定義される 装置規格（タイプC規格） 適用範囲 ●気体、液体燃料で加熱される熱利用設備（工業用燃焼炉など） 燃焼安全 制御機器 4 5 改正 日本ガス協会 （2009） 操作端 規 格 項 目 安全 調節器 ／制御 気体流量計測 空調制御機器 9 EN746-2（欧州） （2010） NFPA86（米国） （2011） 燃焼 安全 Industrial thermoprocessing equipment Part 2. Safety requirements for combustion and fuel handling system Standard for Ovens and Furnaces 燃焼 安全 安全 制御・操作回路 燃焼安全 センサ 8 改正 JIS B 8415 （2008） 制御 安全 機 燃焼安全制御器 インターロック 7 安全 ●欧米規格への整合 3 6 安 安全 安全 安全 制御 燃焼安全 安全 安全遮断弁の設置要求 （メインバーナ、パイロットバーナ） 24時間以上燃焼が継続する ※1 工業炉の火炎監視装置 パイロット・メインバーナ火炎の 個別監視 火炎監視装置における消炎応答時間 炉内の過熱防止器の設置 安全 制御 器 制御 器 制御 器 制御 器 安全 スタートチェック時の疑火炎動作 燃焼 燃焼 燃焼 燃焼空気圧の起動前チェック プレパージ風量（換気回数） 全 プレパージ時の空気流量 点火時のバーナ燃焼量 燃焼 制 燃焼 パイロットバーナ点火タイミング メインバーナ点火タイミング 直接スパーク点火（ダイレクト着火） 燃焼 感震装置の設置 ※1：火炎監視装置とは、火炎検出器および燃焼安全制御器 （バーナコントローラ） のこと 4-10 ※2：他の規格により、消炎応答時間が指定されている場合は、 それに従うこと 燃焼安全制御機器 調節計 1 ■燃焼安全の基本的なポイント 安全 燃 全制御器 2 器 記録計 ／指示計 燃焼 器 燃焼安 機器 燃焼 制御 器 変換器 3 燃焼安全 制御機器 時 、欧米の規格でも要求され れ の項目 4 す パイロット方式の計装 操作端 5 S C 5 センサ 6 調節器 7 安全 A 00C C6097A 安全 ／制御 C6097A 気体流量計測 8 C6097A 9 空調制御機器 燃 S7200 制御 制御 制御 制御 パイロットバーナ メインバーナ パイロットバーナ メインバーナ パイロットバーナ メインバーナ ：プレパージ 4-11 燃焼安全制御機器 調節計 1 重複パイロット方式の計装 記録計 ／指示計 2 変換器 3 S C 5 燃焼安全 制御機器 4 A 00C 操作端 5 安全 6 C6097A センサ S7200 安全 C6097A 調節器 7 ／制御 気体流量計測 8 空調制御機器 9 4-12 C6097A A 00C 燃 【注意】 バーナ制御回路を構築時の注意 ●安全制御 ・操作回路はリスクアセスメントに基づく本質安全設計方策を講じること。 ●イ ンターロック （リミット含む）接点は、負荷（点火トランス、パイロット安全遮断弁、 メイン安全遮断弁等） を直接切れるよう構成する こと。 ●全ての遮断接点は、 電源の非接地側のこと。また、必要に応じて漏電ブレーカ、接点両切化などの漏電対策を実施のこと。 ●安全制御操作回路は、 異常の場合、必要に応じて点灯、警報音などで速やかに警報を出力するものとすること。 『重複パイロット方式時の計装、回路構成の注意事項』 ①パイロットバーナ、 メインバーナ、個々に火炎監視装置（火炎検出器、バーナコントローラ） を設けること。 ②メインバーナ用火炎検出器は、パイロットバーナ火炎を検出しない位置に設置のこと。 ③リミット、インターロックは必ず、パイロットバーナ用、 メインバーナ用バーナコントローラのリミット、インターロック入力へ接続 し、負荷（点火トランス、パイロット遮断弁、 メイン安全遮断弁等） を直接切れる構成とすること。 ④メインバーナ用コントローラのインターロック入力端子、起動入力端子に、必ず、パイロットバーナ用コントローラの「メインバー ナ着火可出力（パイロット炎着火信号）」を接続して、起動する回路とすること。 ⑤パイロットバーナ、 メインバーナの点火失敗時、断火時はバーナを全て停止する回路とすること。
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