基本操作3~幾何拘束の概要

Inventor WEB 講習
第六回 基本操作 3 ~幾何拘束 概要編~
Mクラフト
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Inventor 基本操作
幾何拘束編∼概要∼
1. 幾何拘束とは
適当な長さや角度で作成したラフスケッチに(図 1.1a)
長さや角度、線分同士の関係などの条件を与えることを、拘束条件といいます。(図 1.1b)
このうち直交や平行などの幾何学的な条件を、幾何拘束といいます。
(a)ラフスケッチ
(b)拘束されたスケッチ
図 1.1
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2. 幾何拘束の種類
幾何拘束には様々な種類があります。拘束を追加する場合は、2Dスケッチパネルの拘束ツールをクリックし
一覧を表示して、必要な拘束を選択します。
ここには
最後に使用した拘束
が表示されるので
クリック
注意して下さい。
図 2.1
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3. 拘束の表示方法
付加した拘束条件は、図 1.1 のようにスケッチ上に表示されません。
幾何拘束を表示させる場合は、 F8
非表示にする場合は、
F9
すべての拘束を表示 で表示することができます。(図 3.1a)
すべての拘束を非表示 で非表示とします。
また、必要な線分などの拘束条件を表示する場合は、2D スケッチパネルの[拘束を表示]をクリックし
各線分をクリックします。(図 3.1b)非表示にする場合は
をクリックします。
クリックで非表示
(a)すべての拘束を表示
(b)拘束を表示
図 3.1
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4. 拘束の編集と削除方法
拘束条件を編集する場合は、対象となる線分などの拘束を表示させ(図 4.1a)
不要な拘束を削除してから(図 4.1b)、再度拘束を追加します。
拘束を選択し
右クリック→削除
(a)拘束を表示
(b)拘束の削除
図 4.1
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5. 自動拘束
基本操作 ~パーツをつくる編~ で作成するkeyのスケッチは、ラフスケッチではなく作図中に表示される拘束マークを確定して
作成しています。
・ カーソルの横に拘束マークを表示している状態で確定し、拘束を付加する。
・ 線分同士の位置により、拘束を付加する。
このように、Inventor が自動的に拘束を付加することを、自動拘束といいます。
また自動拘束では、意図しない拘束が付加される場合があります。自動拘束を付加せずに作図する場合は Ctrl
Key を
押しながら作図します。
拘束マークが表示している
状態でクリックし確定
この線は水平だよー。
この線とあの線は平行だよー。
この線とこの円弧は正接だよー。
ガイド線は
図 5.1
同じ直線上を示しています
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6. ドラッグ拘束
前ページの方法で作成しても完全に自動拘束されない場合もあります。
作成したスケッチはジオメトリを選択しドラッグして確認しましょう!
拘束条件が足りない
一見キレイなのに・・・
図 6.1
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