吉田中学校３年武藤杏奈私はこの姉妹都市派遣事業に参加して一生思い出に残る体験ができました。派遣団に決定した時は嬉しさより不安でいっぱいでした。しかし、事前研修の時から仲が良かった私たちはお互いに協力し合いながら出発の準備を進めることができました。私の不安はあっという間にかき消されました。まず、デンバーに着いて思ったことは、成田空港とはまったく違う開放感のある空港で私のイメージを覆すものでした。さらに道路がとても広くて驚きました。高速道路もほとんど無料だったりして日本との違いに驚いてばかりでした。デンバーではダウンタウンを観光したりベア湖で自然にふれたりしてとても充実した日々を過ごせました。そしてついに３日目からはコロラドで過ごしました。オリンピックトレーニングセンターでは選手が実際に使っているトレーニングルームを見たり、レスリングの選手に会うことができました。バスケットボールの選手たちは他の国の選手たちと一緒にトレーニングをしていました。とても迫力がありました。神々の庭と呼ばれるガーデン・オブ・ザ・ゴッズでは、Kissing Camels というラクダがキスしている様に見えるものがあったりしました。ロッククライミングをしている人々も多くいました。ガーデン・オブ・ザ・ゴッズから戻ってくるとホストファミリーの方々が「Welcome Anna」と書いてあるボードをもっていてとても嬉しかったです。ホストファミリーの方々はとても優しく私たちを迎えてくださいました。私のホストファミリーの家はとても大きくて緊張してしまいましたが家でまっていたマザーが笑顔でハグをしてくれたおかげで一気に緊張が解けました。たくさん日本についての質問をされましたが、全ては答えられませんでした。でも、私たちがもっていったお土産や写真をとてもよろこんでくれました。一緒におりがみをしたりしました。私たちも上手に出来ませんでしたがとても楽しかったです。ホストファミリーデーは私たちがショッピングをしたいと言ったらわざわざデンバーにある大きなショッピングセンターまで連れて行ってくれました。とても楽しい時間をすごすことができました。だからとても優しかったホストファミリーと別れるのがとても辛くて泣きそうでした。この派遣事業は毎日が楽しく、充実していました。いろいろな体験がどれも貴重でこれからの私自身の成長に繋がると思いました。実際にホームステイして英語で自分の思いを伝える力、表現力の難しさを肌で感じました。でも、その難しさを乗り越えてこられたのは一緒に参加した 17 人のメンバーがいたから乗り越えられたし、自ら進んでいろいろなことに挑戦できたのだと思います。この派遣事業は私にとって本当に良い経験になりました。これから学んだことを生かしながら、たくさんの人との出会いを大切にしたいと思います。そしてまたいつか、このメンバーでコロラドに行きたいです。そして、ホストファミリーにも会いたいです。