Novation Automap 日本語ユーザーガイド

Automap 4
日本語ユーザーガイド
日本語マニュアル制作:株式会社ハイ・リゾリューション
株 式 会 社 ハ イ・リ ゾ リ ュ ー シ ョ ン
目 次
はじめに ........................................................................................................................................ 4
製品の登録 .................................................................................................................................... 4
動作環境 ........................................................................................................................................ 4
インストール ................................................................................................................................ 5
音楽ソフトウェアに関する設定 ............................................................................................... 5
Plug-in Manager ......................................................................................................................... 7
プラグインに関する手動設定 .................................................................................................................... 7
VST Folders(プラグインフォルダー、Windows環境のみ) .................................................. 8
Automapを有効にしたプラグインファイルの保存場所 ............................................................ 8
Automapに関する用語 ............................................................................................................ 9
Automap ソフトウェアの使用方法 ....................................................................................... 10
Automap Edit Mapping 画面の概要 ......................................................................................................... 10
タイトルバーとメニューバー .................................................................................................................. 11
Edit Mapping 画面 - Impulse - ................................................................................................................. 12
Edit Mapping 画面 - 他のAutomapハードウェア - .................................................................... 13
ブラウザービュー ............................................................................................................................................ 14
順番の変更 ........................................................................................................................................................... 15
Automap を使用したパラメーターオートメーションのレコーディング ..................... 15
オリジナルのコントロールマップの作成 ................................................................................ 16
パラメーターの手動割当 ........................................................................................................................... 16
パラメーターのラーン設定(学習機能による割当) ............................................................... 17
ミキサーのコントロールマップ ............................................................................................... 18
Automap Mixer ............................................................................................................................................. 18
Automap HUI ................................................................................................................................................ 19
AUTOMAP VIRTUAL MIDI - Automapを介したMIDIコントロール - ................................ 20
複数のAutomap ハードウェアデバイスの使用..................................................................... 22
キーストロークの割当................................................................................................................ 33
追記
コントロールの編集 ...................................................................................................................
エンコーダー ...................................................................................................................................................
ボタン ..................................................................................................................................................................
ポット/ スライダー/ クロスフェーダー .........................................................................................
24
24
25
27
環境設定 - Preferences - ........................................................................................................... 28
3
はじめに
Automap 対応ハードウェアをお求めいただき、誠に有難うございます。
Automap(オートマップ)対応ハードウェアとこのソフトウェアの組み合わせによって、これまで経験したことの無い革命的なパラメーター
操作をもたらします。Automap によって、マウスに触れる機会は少なくなるかもしれませんが、より楽しく、かつ音楽制作の際の作業効率が
向上すれば幸いです。
この日本語ユーザーガイドは、Automap ソフトウェアの操作や設定に関する情報をご提供します。Automap ソフトウェアは、ご使用の
Automap 対応ハードウェアの機種に関わらず、基本操作は同じです。従いまして、このガイドでは特定の Automap ハードウェアに関する記述は
ありません。ご使用のハードウェアに関する個別情報は、ハードウェア付属のマニュアルに記載しています。
Novation(ノベーション)は、Automap 機能のさらなる進化のための努力を続けています。最新の Automap ソフトウェアは、Novation もしくは
弊社ウェブサイトから無償ダウンロードできます。また、最新の Automap ソフトウェアには、ドライバーやフェームウェアなどご使用の
ハードウェアに関する更新情報が含まれている場合がありますので、定期的なアップデーターの確認をおすすめいたします。最新の Automap
ソフトウェアをいち早く確認するには、Automap ソフトウェアからアクセスできます(この場合の情報は英文のみ)。
アップデーターダウンロード先
Novation ウェブサイト:http://www.novationmusic.com(英語)
ハイリゾリューションウェブサイト:http://www.h-resolution.com(日本語)
また、Automap に関しまして、ビデオチュートリアルやサポート情報を弊社ウェブサイトよりアクセスできます。
ご不明な点がありましたら、弊社カスタマーサポートにお問合せいただければと存じます。
ハイリゾリューションカスタマーサポート連絡先:
製品同梱のカスタマーサポートのご案内に記載しています。
Novation 製品を末永くご愛用いただければと存じます。
Novation 開発チーム
株式会社ハイ・リゾリューション
製品の登録
お求め頂きました製品は、輸入品です。弊社では、ご使用の製品に関する最新情報を可能な限り、速やかにご提供するように努めていますが、
時差の関係や日本語環境での検証などの理由で、開発元からの情報発信とはタイムラグが生じます。このタイムラグを解消するため、開発元と
弊社の両方のユーザー登録をおすすめしています。また、海外メーカーには、最新のアップデーターをダウンロードするのにユーザー登録が
必要な場合もあります。お手数をおかけしますが、開発元と弊社の両方にユーザー登録いただくようお願い申し上げます。
システム条件
Automap のシステム条件は次の通りです。
Mac:
◦ Mac OS X 10.6 以降、Intel CPU のみ(Automap 4 以降、64bit 環境)、IntelMac 以外の方は、Automap 3.4.1 をご使用ください。
Windows:
◦ 32bit 環境:Windows Vista または、Windows XP SP3 / Windows 7、64bit 環境:Windows 7 以降(Automap 4 以降)
◦ CPU:1GHz 以上の Intel Pentium、または、AMD(Dual 1GHz 以上推奨)
共通条件:
◦ RAM:512MB 以上(1GB 以上を推奨)
◦ 1024 × 768 以上のディスプレイ( 1280 × 1024 以上推奨)
◦ USB ポート
* その他、システム条件は、ご使用のソフトウェアやハードウェアに依存します。
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インストール
インストールを実行すると、Automap ソフトウェアと Automap 対応ハードウェアのドライバーとシステム(ファームウェア)が
コンピューターにインストールされます。
1.インストーラーディスクを挿入するか、もしくはダウンロードされたインストーラーをダブルクリックしてインストールを開始します。
2.インストーラー画面の指示に従って、インストールを完了します。
【ご注意!】Windows 環境において、“ ドライバーが Windows のロゴテストに合格していません ” と言う警告が表示される場合が
あります。この場合 “ 続行 ”、もしくは “ インストール ” をクリックしてインストールを完了します。
3.ハードウェアを接続し、(必要な場合)電源を投入します。
4.Automap ソフトウェアを起動します。
Mac OS X 環境:アプリケーション フォルダ > AutomapServer
Windows 環境:スタートメニュー > すべてのプログラム > Novation > Automap > Automap Server
5.ハードウェア(システム / ファームウェア)アップデートが必要な場合は、それを示す画面が表示されます。この場合、画面の指示に従って
ハードウェアのアップデートを完了します。
音楽ソフトウェアに関する設定
Software Setup...
Automap をインストールすると主要 DAW ソフトウェアに関するセットアップガイド(英文)が同時にインストールされます。Ableton Live、
Cubase、Logic、ProTools などのソフトウェアは、Automap 側でインストールの有無を検出し、設定をおこなうためのセットアップウィザードで
設定をおこなえます。Digital Performer 等のここには無いソフトウェアに関する設定は、PDF 版のセットアップガイドで解説をいたします。
Mac OS X 環境
Windows 環境
Automap の設定をおこなうには、Automap の環境設定(Preferences)画面を開きます。Automap の設定画面は、初期設定(Preferences...)、
ソフトウェア設定(Software Setup...)、パラメーター割当(Mixer/Plugin Mappings...)で構成されています。
Automap のインストールを起動するとメニューバー(Mac 環境)またはステイタスバー(Windows 環境)に Automap アイコンが表示されます。
このアイコンから、Automap の各部設定画面にアクセスすることができます。
*PDF 版のセットアップガイドを閲覧するには、最新の Adobe Acrobat Reader が必要です。
5
Software Setup 画面
ソフトウェア設定をおこなう際、2つの手順が必要です。これは設定ウィザードに従う場合でも、PDF 版のガイドに従う場合でも同じです:
1.Automap で操作をするためのプラグインを Automap ソフトウェア側で設定をします。
2.DAW ソフトウェアと Automap が接続できるように設定をします。
Software Setup 画面では、これらの設定を画面の指示に従って、順番におこなうことができます。設定順序は次の通りです:
❶
❷
❸
1.左側の一覧から設定をおこなうためのソフトウェアを選択します。
2.ご使用の Novation ハードウェアから一覧(プルダウンメニュー)を選択します。
3.Setup(セットアップ)ボタンを押して、選択した DAW ソフトウェアに対する設定解説を開きます。
【ご注意!】設定ウィザードでは、DAW ソフトウェア自体の設定についても解説しています。この場合、DAW ソフトウェアを起動して
おく必要があります。DAW ソフトウェアが起動している場合、Automap のソフトウェアの一覧で、インジケーターが緑色になります。
Automap 4では、次のソフトウェアを検出し、ウィザードに従って設定がおこなえます
Mac OS X 環境:Ableton Live、Cubase 6、Logic、ProTools 9、Reason
Windows 環境:Ableton Live、Cubase 6、ProTools 9、Reason、Sonar
Digital Performer など、その他の DAW ソフトウェアは、HUI プロトコルに対応していれば、手動で設定することができます。
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Plug-in Manager(プラグインマネージャー)
Automap は、VST、AU、ProTools(RTAS)形式のプラグインに対応します。プラグインの Automap を介した操作を実現するには、プラグインの
Automap 化(wrap/ ラップ)をおこなわなければいけません。設定ウィザードを使用して設定する場合、Automap で検出したプラグインすべてが、
有効になります。これらのプラグインは、ご使用環境や用途に応じて、個別に手動で Automap の有効または無効にすることができます。これは、
いくつかのプラグインはその仕様上、Automap を介した使用に適していない場合があります。これらのプラグインに対して、手動で無効にする
際に便利です。
手動でのプラグインの無効化:
特定のプラグインの無効化は、プラグイン形式ごとに設定することができます。この設定は AU と VST の両方に重複しているプラグインの片方
のみを使用する場合にも便利です。画面左下の “ Plug-Ins ” の項目から、プラグイン形式を指定することで、画面右側に(ご使用のコンピューターに
インストールされている)対象フォーマットのプラグインの一覧が表示されます。
リスト内の “Enabled”(イネイブル / 有効)の項目にチェックが入っているプラグインが有効となっています。特定のプラグインを無効にする
場合は、そのプラグインのチェックを外します。
(プラグインを複数選択して、同時に無効にするには “ shift ” キーを押しながらチェックを外します。)
【メモ】“ ラップ ” とは、プラグインを Automap ソフトウェア上で制御できるように、特別な機能を追加して DAW ソフトウェアで使用できる
ようにすることです。ラップされたプラグインは基本的に、オリジナルプラグインとはべつに Automap 化されたプラグインとして、個別に
認識されます。リスト上に無いプラグインは、スピードダイアル機能(SPEED DIAL 搭載機種のみ)または、MIDI ラーン機能などで操作できます。
【ご注意!】プラグインや DAW ソフトウェアの仕様によっては、“ ラップ ” もしくはオリジナルのプラグインのどちらか1つしか認識
されない場合があります。
【メモ】SPEED DIAL が搭載されているハードウェアをご使用の場合、SPEED DIAL のみをご使用の場合は、プラグインをラップする必要はありません。
【ご注意!】プラグインの仕様によっては、リスト表示されていても、Automap での使用に適さない場合があります。一般的には、
プラグインのコントロールパラメーターの MIDI 設定が自由な(いわゆる MIDI ラーン機能)プラグインがこれに該当します。このような
プラグインのほとんどは、パラメーターごとに固有の MIDI コントローラー情報の割当が施されず、DAW 上でオートメーションの
ために特別な設定をおこなわれなくてはなりません。該当するプラグインは、プラグイン側で Automap で使用するための特別設定をおこなったり、
Automap ではなくハードウェアの MIDI コントロール機能、スピードダイアル機能(SPEED DIAL 搭載機種のみ)で操作できます。
【重要】Plug -in Manager の設定変更をおこなう際、DAW が終了している必要があります。また、設定変更したプラグイン環境を適用
するために、DAW ソフトウェアを再起動する必要があります。
プラグインの新規インストール:
ご使用の環境に対して、新たにプラグインを追加した場合、Automap でご使用いただくには、プラグインマネージャーで、有効にする必要が
あります。インストールをする際、DAW ソフトウェアはもちろんのこと、Automap ソフトウェアも終了してから、プラグインソフトウェアのイン
ストールを実行します。インストール完了後、Automap ソフトウェアを起動し、新規インストールしたプラグインを有効にします。
プラグインのアップデート:
すでに Automap 化した、プラグインをアップデートした場合、そのプラグインの Automap バージョンは、自動でアップデートされない場合が
あります。Automap 化したプラグインを更新をおこなうには、一度、プラグインマネージャーで、無効にし、Automap を再起動して、再度無効に
する必要があります。
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一番確実な方法は、アップデートをおこなう前に Automap でプラグインを無効にしてから、アップデートを実行します。アップデート終了後、
プラグインマネージャーで、プラグインを再度有効にします。
VST フォルダーの追加(Windows 環境のみ)
Windows 環境 の場合、DAW ソフトウェアごとに、VST プラグインが複数の場所(フォルダー)にインストールされている場合があります。
”Setup VST Paths... ” ボタンを押すと、Automap での VST プラグインフォルダーを管理する画面が表示されます。“ + ” ボタンをクリックすると、
プラグインマネージャーが検出をおこなうフォルダーを追加します。“ - ” ボタンをクリックすると、必要のない VST フォルダーを検出から
除外します。
この機能は、複数の VST 対応ホストアプリケーション(DAW ソフトウェア)をご使用の場合に対して有効です。
Automapを有効にしたプラグインファイルの保存場所(上級者のための情報)
Plug-in Manager は、有効にしたプラグインに対して、オリジナルのプラグインと関連するファイルを作成します。プラグインの種類によって、
保存場所が異なります。プラグインの種類(拡張子)と保存場所は次の通りです:
Windows VST:
オリジナルのプラグイン:“ プラグイン名 .dll”
Automap 化されたプラグイン:“ プラグイン名(Automap).dll”
Automap 化されたプラグインファイルは、オリジナルと同じフォルダに作成されます。これは、別の場所に移動しても構いません。
Mac VST:
オリジナルのプラグイン:“ プラグイン名 .vst”
Automap 化されたプラグイン:“ プラグイン名(Automap).vst”
Automap 化されたプラグインファイルはユーザーディレクトリに作成されます:
Macintosh HD > Users > ユーザー名 > Library > Audio > Plug-Ins > VST
(オリジナルプラグインは通常、Macintosh HD > Library > Audio > Plug-Ins > VST)
AU(Mac環境のみ):
Automap 化された、すべての AU プラグインは、1つのファイルにその情報が保持されます。
ファイル名:“AUAutomapClient.component”
Macintosh HD > Users > ユーザー名 > Library > Audio > Plug-Ins > Components
AU プラグインの Automap 化は、最大で 256 までとなります。
RTAS(Mac / Windows):
オリジナルのプラグイン:“ プラグイン名 .dpm” は “ プラグイン名 .dpma” に変更されます。
ラップされたプラグイン:“ プラグイン名(Automap).dpm”
Pro Tools は、その仕様上、1 つのプラグインに関してオリジナルとラップのバージョンの両方を重複して認識することはできません。そのため、
Automap Plug-in Manager はオリジナルのプラグインの拡張子を変更して、Automap 化(ラップ)したバージョンを認識できるようにします。
ProTools のプラグインのラップを解除すると、オリジナルプラグインの拡張子は元に戻ります。
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Automapに関する用語
Automap をご使用いただく際の、Automap に関する用語について解説いたします。
DAW(ディーエイダブリュ)
DAW(digital audio workstation/ デジタルオーディオワークステーションの略)は、Ableton Live、DigitalPerformer(DP、)ProTools、Cubase、
Logic 、Sonar などの音楽制作をおこなう際、オーディオ録音や MIDI シーケンスをおこなうソフトウェアのことです。
Device(デバイス)
SL mkII シリーズ、Impulse、Nocturn などの Automap に対応した Novation ハードウェアのことをあらわします。
Mapping(マッピング)
マッピング(マップ)、Automap ハードウェアのコントロールパラメーターの割当をあらわす用語で、どのコントロールパラメーターを
Automap ハードウェアのどのコントロールで操作するかを設定することを、マッピングまたは割当、アサインといいます。Edit Mapping 画面は、
割当てを設定するための画面になります。
Automap Server(オートマップサーバー)
Automap ソフトウェアのことをあらわします。このソフトウェアを介して、Automap に対応したコンピューター上のソフトウェア(DAW)
とハードウェアを関連づけし、コントロール情報の送受信をおこないます。
Thing(シング)
Thing は、Automap 3 までは “ クライアント ” と呼ばれ、DAW ソフトウェアのミキサー、エフェクトや音源のプラグイン、外部 MIDI 機器など
“ Automap によってコントロールされるものすべて ” を意味します。Automap に接続し、どのパラメーターがコントロ-ル可能なのかを
Automap システムに伝えます。Automap システムで一度に扱えるクライアントは最大で 253 となります。
Plug-ins(プラグイン)
エフェクトや音源など、DAW ソフトウェアに追加機能を加えるためのソフトウェアのことをプラグインといいます。Automap は、VST、VST3、
AU、ProTools 形式のプラグインに対応します。
Logic など一部の DAW ソフトウェアに標準装備されたプラグインはその仕様上、Automap 化できない場合があります。Digital Performer で
サポートされている MAS 形式プラグインは、Automap には対応していませんので、これらのパラメーター操作は MIDI ラーン
機能または、Speed Dial(スピードダイアル搭載機のみ)を使用します。
Automap HUI
HUI モードでコントロールできる DAW ミキサーのことを指します。HUI は DAW ソフトウェアをコントロールするために特化した規格で、現在
Automap HUI ミキサーに対応している DAW ソフトウェアは、ProTools、Digital Performer(DP)など です。
Parameters(パラメーター)
パラメーターはクライアントに属します。クライアント上でコントロールできるすべての項目をパラメーターと呼びます(シンセサイザー
フィルターの Cut-off、ミキサーフェーダーなど)。
Control(コントロール)
コントロールは、Automap 対応ハードウェア上のノブや、ボタン、スライダー、クロスフェーダーなどを指します。Edit Mapping 画面表示
(Automap 3 の Automap HUD に相当)は、接続しているハードウェアのコントロ-ルレイアウトと連動します。
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Automap ソフトウェアの使用方法
DAW ソフトウェアを起動すると Automap ソフトウェアが自動的に起動します。
Automap ソフトウェアは次の場所から手動で開くこともできます:
Windows 環境:スタート > すべてのプログラム > Novation > Automap
Mac OS X:Macintosh HD > アプリケーション > Automap Server
【ご注意!】Automap 4 は、Propellerhead の Reason/Record と連動して起動しませんので、手動で起動する必要があります。
Automap ソフトウェアは、“ バッググラウンド ” で動作いたしますので、通常 DAW ソフトウェアの操作で Automap の画面を見る必要はありま
せん。Automap 上の表示を見ながら、操作をする場合は、メニュー / ステイタスバーの “Automap ” アイコンから “Edit Mapping” を選択し、さらに
リストから、表示項目を選ぶことで、任意のコントロールと連動した操作画面を表示することができます。
また、Automap 4 ではマッピングの “ 管理 ” 画面が設けられていますので、特定のソフトウェアやプラグインに関する設定をおこなうことが
できます。メニュー / ステイタスバーの Automap アイコンから、Preferences...、Software Setup...、Mixer/Plugin Mappings... でそれぞれの画面に
アクセスできます。
Edit Mapping画面の概要
Edit Mapping(エディットマッピング)画面は、Automap ハードウェアと連動したメイン画面です。
【メモ】Automap 4 は、Automap 3 に対応したハードウェア(Nocturn、SL mkII など)にも対応しますが、これらのハードウェアを
接続した場合の画面表示は、Automap 3 の HUD と似た画面表示になります。
Edit Mapping 画面は、DAW ミキサーとプラグイン操作の2つのコントロール表示を提供します。これらの表示と切替えは、接続するハードウェアに
よって異なります。
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タイトルバーとメニューバー
タイトルバーは、編集、表示対象となるハードウェアをあらわします。
メニューバーは、一般的なソフトウェアと同様、操作を実行するための様々なメニューコマンドをアイコン表示します。
各メニューコマンドの動作は次の通りです:
Save(セーブ / 保存)
保存画面を表示し、プラグインや DAW ミキサーに対する現在の割当設定を保存します。
Open(オープン / 開く)
特定のプラグインなどに対しての保存済みの設定を開きます。
Set as default(セットアズデフォルト / デフォルトに設定)
現在の割当設定を、出荷時設定を上書きして、初期設定に設定します。この操作によって、プラグインをご自身にとって使いやすいマッピング
設定で開くことができます。
【メモ】デフォルトマッピングは次の場所に保存されます:
Mac OS X:
Macintosh HD > Users > ユーザー名 > ライブラリ > Application Support > Novation > Automap Universal > Mappings >
{ ハードウェア名とコントロールグループ }
Windows XP:
C:¥ Document and Settings ¥ ユーザー名 ¥ Local Settings ¥ Application Data ¥ Novation ¥ Automap Universal ¥ Mappings ¥
{ ハードウェア名とコントロールグループ }
Windows 7:
C:¥ Document and Settings ¥ ユーザー名 ¥ Local ¥ Novation ¥ Automap Universal ¥ Mappings ¥ { ハードウェア名とコント
ロールグループ }
Revert(リバート / 復帰)
マッピング設定をデフォルト設定に戻します。
Clear(クリア / 消去)
現在の(すべてのページの)コントロールマッピング設定を消去します。一から設定し直す際に便利です。
Add Page(アドページ / ページ追加)
コントロールマッピングのページを追加します。例えば、8 つのコントロール =1 ページで、プラグインパラメーターが 24 存在する場合、
Add Page で 2 ページ分追加することで、合計 3 ページ:8 x3 = 24 すべてのパラメーターを割当てることができます。
Delete Page(デリートページ / ページ削除)
現在表示のコントロールマッピングのページを削除します。
Page Down(ページダウン / 1 ページ前)
現在表示のコントロールマッピングのページから1ページ前に移動します。
Page Up(ページアップ / 1 ページ後)
現在表示のコントロールマッピングのページから次のページに移動します。
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Edit Mapping画面 - Impulse接続時
Novation Impulse シリーズを接続した際、DAW ソフトウェア上でプラグインを追加すると Edit Mapping 画面の表示は次の通りになります:
2
5
3
1
4
* 画面は、Impulse 49/61 で、プラグインを Novation Bass Station に設定した場合の例です。
1.Hardware Overview(ハードウェア オーバービュー)
画面上部は接続された Novation ハードウェアのコントローラー部の全体像を表示します。この画面上のノブやフェーダーをマウスクリック
することで、下の画面表示を切換えることができます。
2.Name / Manufacture(プラグイン / ソフト名 と 製造元 / マニファクチャー)
操作 / 割当対象となるプラグインと製造元名を表示します。
3.Page(ページ数)
対象プラグインに対するページ数をあらわします。現在のページ / 総ページ数で表示します。
4.ロータリーコントロール
Impulse の8つのロータリーエンコーダーの状態:パラメーター名、値などを表示します。
5.フェーダー
DAW ミキサーフェーダーの状態を表示します。実際に選択されているトラックの設定が反映されます。* 設定をおこなう際は、オーバービューの
フェーダー表示をクリックして、画面下に表示します。
12
Edit Mapping画面 - 他のAutomapハードウェア接続時
既存の Automap 3 に対応したハードウェアを接続した際、DAW ソフトウェア上でプラグインを追加すると Edit Mapping 画面の表示は次の通りに
なります:
1
2
4
3
5
* 画面は、SL mkII を接続した場合の例です。
1.Name / Manufacture(プラグイン / ソフト名 と 製造元 / マニファクチャー)
操作 / 割当対象となるプラグインと製造元名を上段、プラグインのプリセット名(対応している場合)やプログラム番号を下段に表示します。
2.Name(プラグイン名)
デフォルトではプラグイン名を表示します。この項目はクリックすることで、名称変更することができます(半角英数字のみ)。この設定は
同一プロジェクト内で同じプラグインを追加した際に区別するのに便利です。この設定は、DAW ソフトウェアのプロジェクトとともに保持
されますので、一度設定したプラグインは同じプロジェクトを起動するたびに設定をし直す必要はありません。* プロジェクト内に更に同じ
プラグインを追加した場合や新規プロジェクトの場合は、デフォルトの設定になります。
3.Group(グループ)
Automap 3 に対応した Novation ハードウェアには、4つのコントロールグループ:Mixer、FX(エフェクトプラグイン)、Inst(音源プラグイン)、
User(ユーザー)が用意されています。ここでは、どのグループが選択されているのかを表示します。
4.Page(ページ数)
対象プラグインに対するページ数をあらわします。現在のページ / 総ページ数で表示します。
5.マッピング可能なコントローラー:フェーダー、エンコーダー、ボタン、パッドなど
接続したハードウェアのコントローラー配置と連動したコントロールマッピング可能なコントロールを表示します。配置のみならず、割当て
られているパラメーター値やパラメーター名も連動して表示されます。
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Automap Browser View(オートマップブラウザービュー)*
Automap のブラウザービューは、すべてのプラグイン(およびその他の MIDI マッピング)を user、fx、inst の3つのグループに分けて表示します。
これらのグループは、Novation ハードウェア上の user、fx、inst 操作で、直接アクセスすることができます。ブラウザービューは、マウスを
使用せずに、プラグインなどを選択するのに使用します。
【メモ】Impulse シリーズでは、Automap Browser View はご使用いただけません。プラグインの選択は DAW ソフトウェア上でのプラグ
インの選択操作と連動します。
3つのブラウザーグループは次の通りです:
FX(エフェクトプラグイン):Automap が操作するエフェクトプラグインの一覧を表示します。(図例)
INST(音源 / インストゥルメントプラグイン):Automap が操作するソフトウェア音源の一覧を表示します。
User(ユーザー):Automap が操作する外部の MIDI 機器や MIDI ラーン機能を使用したプラグインの一覧を表示します。MOTU のソフトウェア
音源など、外部コントロールに MIDI コントロール情報を使用するプラグインソフトウェアに便利です。
【メモ】4つ目のグループ:Mixer(ミキサー)が存在します。ミキサーモードは DAW ミキサーのためのマッピングモードで一般的には 1 つの
DAW に対して、1 つのミキサーだけですので、このグループではブラウザーにはアクセスしません。
ハードウェアのグループボタンを押すと、現在の DAW のプロジェクト内にある該当したグループのプラグインの一覧が表示されます。
ブラウザーで表示されているプラグインは、ハードウェアの該当するコントローラーに触れることでそのプラグインを選択することができます。
また、マウスでこの画面をクリックすることでも選択することができます。
【メモ】グループ内にプラグインが1つしか存在しない場合、グループボタンを操作すると、ブラウザービューは表示されずに、直接
プラグインの操作画面が表示されます。
プラグイン(Thing)表示の順番
ブラウザー内に表示されるプラグインの順番は、DAW に読込まれている箇所に依存します。プラグインの数が選択に使用するコントローラー
の数以上存在する場合、ページ切替えでこれに対応します。
ブラウザービューによって、プラグインアクセスをより素早くおこなうことができます。例えば、特定のエフェクトプラグインにアクセス
しようとする場合、そのプラグインは必ず FX グループに存在します。
また、各プラグイン(または Thing)は、自由に帰属するグループを変更することができます。つまりグループ名の表示に関係なく、ユーザー
レベルでプラグイン等を4つのグループに振り分けることができます。
グループの変更は、画面上の Group の項目をマウスクリックすることで、設定できます。
14
プラグイン(Thing)表示の順番変更
ブラウザー内に表示されるプラグインはマウスのドラッグ & ドロップ操作で、順番を変更することができます。、この操作をおこなうと
ドラッグしたプラグインとドロップされたプラグインの位置が入れ替わります。
Automap 4を使用してオートメーションパラメーターの記録
Automap ハードウェアを操作すると、その情報は Automap 4 に直接送信され、Automap 4 からプラグインにコントロール情報を送信します。
Automap は、MIDI 情報ではなくプラグインのオートメーション情報を使用します。従いまして、この操作、MIDI 情報ではなく、DAW ソフトウェア
のオートメーション情報として書き込むことができます。
オートメーション情報を書き込む場合、DAW ソフトウェアのインストゥルメントまたはオーディオトラックのオートメーションを
“ 書込み可能 ” に設定します。“ タッチ ” に対応している DAW と Automap ハードウェアをご使用ならば、コントローラーを触れた瞬間にオート
メーションの書込みが開始し、コントローラーから手を離した瞬間に書込みを終了します。オートメーションの記録に関しましては、ご使用の
DAW ソフトウェアのマニュアルの該当項目をご参照ください。
MOTU ソ フ ト ウ ェ ア 音 源 な ど、 特 定 の オ ー ト メ ー シ ョ ン パ ラ メ ー タ ー を 持 た ず、MIDI コ ン ト ロ ー ル 情 報 で パ ラ メ ー タ ー の 操 作 や
オートメーションをおこなうプラグインは、Automap MIDI または Novation ハードウェアの MIDI コントローラー機能を使用します。この際
のコントロール情報の記録は、MIDI トラックや MIDI 情報を記録可能なインストゥルメントトラックでおこないます。
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オリジナルコントロールマップの作成
Automap の真価はここにあります!
既製のデフォルトマップ(Novation 側で予め設定したコントロールマッピング)が用意されたプラグインの数は増加しています。もし、ご使用
のプラグインにデフォルトマップが用意されてない場合でも、Automap は有効なすべてのコントロールを、製造元が提示する(オートメーション
パラメーターの)順番で、割当てられます。
多くの場合、デフォルトマップの使用やプラグインメーカーの指定した順番のマップで問題はありませんが、良く使用するパラメーターを
ご自身の操作手順にあわせて機能的に配置し直して、独自のマップレイアウトを作成することも可能です。
パラメーターの手動割当設定
パラメーターをハードウェアのコントロールにマッピングする(割当)方法は次の通りです:
1.設定をするコントロールをクリックすると、Edit Mapping 画面表示は下方向に拡張します。(この操作は画面下の “ ▶ ” ボタン操作でも
おこなえます。パラメーターボタンをクリックし、パラメーターリストを表示します。このリストには割当可能なパラメーターがすべて表示
されます。
2.操作をするコントロールをマウスクリックで選択します。コントローラーが選択されると赤色で表示されます。
3.選択したコントロールで操作したいパラメーターをリストから選択します。
【メモ】Automap は、プラグイン製造元が提示しているオートメーションが可能なパラメーターのみ割当てることができます。
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ラーン(Learn )モードでの手動設定
Novation ハードウェアの特長の1つとして、ソフトウェア音源のようにコントロールの Learn(学習)機能を装備しています。この機能によって、
パラメーターのコントロールマッピング(割当)をより簡単におこなうことができます。この割当設定作業は、コントローラーの種類によって
異なります。ご使用の Novation ハードウェアのマニュアルも合わせてご参照ください。
ラーンモードではコントロールにパラメーターを新規の設定することも、設定済みのコントロールのパラメーターを別のものに差し換えることが
できます。設定方法(概要)は次の通りです:
1.コントロールを割当てたいプラグインのパラメーターをクリックし、そのプラグインから値が出力できるように少し動かします。
2.次にハードウェア側の “ Learn ” ボタンを押して、操作をしたいコントロールに触れる、または動かします。
3.選択したコントロールにパラメーターが割当てられ、そのパラメーター名と値が表示されます。
【メモ】専用の Learn ボタンやタッチ機能が装備していない Novation ハードウェアが存在します。これらのハードウェアでもラーン
モードは装備していますので、詳しくはお手元の Automap ハードウェアのマニュアルをご参照ください。
ラーンラッチ(Learn Latch)モードでの手動設定
通常のラーンモードによる設定は、1つのパラメーターをハードウェアコントロールに割当てるとラーンモードが自動で解除されます。複数の
パラメーターを同時に設定する場合は、ラーンラッチモードを使用します。
Edit Mapping 画面の Learn の項目をマウスクリックすると、メニューから “ Latch ” モードが設定できます。
パラメーターの順番変更
Automap 4 では、Edit Mapping 画面上のコントロールをマウスのドラッグ & ドロップ操作で、場所を変更できます。この操作によって、コントロール
パラメーターの配置を自由に変更できます。すでにパラメーター設定済みのコントロール同士でこの操作をおこなった場合、その位置は入れ替
わります。
パラメーターの名称変更
Edit Mapping 画面上のパラメーター名は、お好みに合わせて変更可能です。この変更は、Edit Mapping 画面上のみならず、Automap ハード
ウェア側にディスプレイ画面を装備している場合は、その表示にも適用されます。
パラメーター名の変更をおこなうには、Edit Mapping 画面上のパラメーター名の箇所をダブルクリックして、テキスト入力を可能にします。
パラメーター名の変更には半角英数字を使用します。
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ミキサーモード
Automap は、主要 DAW ソフトウェアのミキサーの直接コントロールに対応しています。Software Setup... 画面で表示されない DAW ソフト
ウェアに関しましては、Automap HUI を使用してコントロールします。
ここでは、Automap 4 が標準対応している DAW ミキサーコントロールについて解説します。
Automap Mixer
DAW のための設定が正しく完了していれば、Edit Mapping 画面上に DAW のミキサーコントロールが表示できます。
Impulse シリーズの場合、画面上のオーバービューのフェーダーエリアをクリックします。
Automap 3 対応ハードウェアの場合、本体の “ Mixer ” ボタンを押します。
Automap Mixer には、次のミキサーパラメーターを割当てることができます:
◦トラックボリューム(音量)
◦トラックパン(定位)
◦トラックミュート
◦トラックソロ
◦トラックの録音待機(レコーディングアーム)
◦センドレベル
◦マスターボリューム
【メモ】すべての DAW ソフトウェアでこれらのパラメーターが使用できるものではありません。また、DAW によって、これらの
パラメーター名はこの通りではありません。
次の図例は、Apple Logic のミキサーを Impulse と ReMOTE SL mkII で接続した際の表示の違いをあらわします。
Logic、Cubase、Sonar は Automap のラーン機能に対応します。これらの DAW ソフトウェアでは、Learn ボタンの操作でパラメーター割当の
変更等が簡単におこなえます。
また、コントロールのパラメーター割当変更は、Edit Assignment(エディット アサインメント)パネルでもおこなえます。
DAW のトラック名は、Automap 4 上の表示と連動します。DAW 側でトラック名を変更した場合、Edit Mapping 画面の表示に反映します。また、
Edit Mapping 画面上では、プラグインパラメーターと同様にトラック名を変更できます。
ミキサーマッピングの保存
Default ボタンを使用して、現在のミキサーマッピング設定をデフォルトのマッピング(新規プロジェクトで起動した際の割当設定)として保存
します。デフォルト設定を変更した場合、プロジェクトには自動で保持されません。
もし、特定のプロジェクトに最適化したミキサーマッピングを用意する場合、Save ボタンを使用してミキサーマッピングを保存します。
DAW のプロジェクトを開く際には、ミキサーモードに設定後、Open ボタンで保存したミキサーマッピングを読込みます。
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Automap HUI(オートマップヒュイ)
HUI は ProTools や Digital Performer などの DAW ミキサーをハードウェアデバイスで操作するための標準のプロトコル(規格)です。
Digital Performer など Automap 4 で自動検出されないいくつかの DAW ソフトウェアは、Automap HUI を使用します。
Automap の設定画面の Preferences タブから、Enable HUI(イネイブルヒュイ)をマウスクリックで有効にします。これで、Automap は、
バーチャル MIDI ポート(Automap Server をアクティブにすると DAW に表示されます)を経由して HUI 対応 DAW ソフトウェアと交信する
ことができます。
Automap HUI を使用した場合、次のミキサーパラメーターを割当てることができます:
◦トラックフェーダー(レベル)
◦トラックパン
◦トラックミュート
◦トラックソロ
◦トラック録音待機(レコーディングアーム)
バンク切替え
Bank Left と Bank Right は、8 つトラックを1つのバンクグループとして扱い、これらのスイッチは、プロジェクトに 8 つ以上のトラックが
存在する際のトラックバンク切替えに使用します。
◦ Novation Impulse 49/61 は、このバンクボタンを装備しています。
◦ Novation Impluse 25 は、フェーダー装備が1本ですので、トラックの切替ボタンを使用します。
◦その他の Novation Automap ハードウェアは、パッドやボタンなどにバンク切替えが割当てられています。
Bank +/- コントロールは、ボタンやパッド以外に、ノブやエンコーダー、スライダー、クロスフェーダーに割当てることも可能です。ボタン
以外のコントロールに割当てた場合のバンクの切替え操作をおこなうには、コントロールの上限または下限まで操作する必要があります。
上の図例のように、Automap HUI のミキサーマップでは、トラック 1 〜 8 のミキサーパラメーターを 1 Vol、2 Vol、1 Mute、2 Mute などで
表示します。トラック名は、DAW のプロジェクトに依存します。DAW ソフトウェア側でトラック名を変更した場合、Automap にもその変更が
反映されます。
【ご注意!】すべてのパラメーターマッピングは、再構築してレイアウトを作成し直すことができます。Automap HUI 対応ソフト
ウェアのパラメーターの再構築をおこなう場合、DAW ソフトウェアを終了した状態で実行します。DAW 起動中の HUI マップの変更は、
DAW を再起動するまで反映されません。また、HUI マップを変更した際、必ず Save as Default ボタンを押して、HUI マップ
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のデフォルトマップ保存をおこないます。
AUTOMAP VIRTUAL MIDI(オートマップバーチャルミディ)
- 通常のMIDI情報を使用したコントロール - *特定のAutomapハードウェアのみ
Automap Virtual MIDI は、Automap ハードウェアを標準の MIDI コントローラーとして、Automap 非対応の MIDI 機器や MIDI 対応のプラグインを
操作する際に使用します。Automap Virtual MIDI は MIDI CC(コンティニュアスコントローラー / コントロールチェンジ)、MIDI ノート、ピッチ
ベンドなどの情報を送受信します。この場合、ハードウェア本体からの情報が Automap 4 を介すことで、より簡単に編集、設定がおこなえます。
MIDI チャンネルとポートの設定
Automap Virtual MIDI を使用する場合、設定画面の Software Setup タブで、DAW ソフトウェアのリストから Advanced(アドバンスド /MIDI
アイコン)を選択し、画面右側の設定で、MIDI Port(ミディポート)の Out(出力)と In(入力)のそれぞれの項目で、Automap MIDI に設定
します。設定画面下の項目では、MIDI クライアントと送受信するための MIDI チャンネルを設定します。
入力 / 出力ポートの選択肢は、Automap MIDI と呼ばれるバーチャル MIDI ポートを含む、コンピューターに接続されたすべての MIDI インター
フェイスが表示されます。Automap MIDI を選択した場合、このバーチャルの MIDI ポートを使用して、様々なソフトウェアを MIDI コントロール
することができます。DAW ソフトウェア側の MIDI 入出力設定でもこの Automap MIDI が選択肢として追加されますので、Automap MIDI を
介した操作をおこなうためには、DAW 側でもこれらのポートを有効にします。
Automap Virtual MIDI は、MOTU のソフトウェア音源など、オートメーションパラメーターを持たず Automap に直接対応しないプラグインの
コントロールに有効です。また、Ableton Live、Native Instruments の Traktor などの MIDI ラーン機能、Cubase の Quick コントロール等
の操作にも便利です。
Automap Virtual MIDI ポートは、Automap を介した仮想の MIDI ポートになりますので、Automap ソフトウェアが起動している場合にのみ
有効になります。従いまして、DAW ソフトウェアを起動する前に Automap を起動しておく必要があります。これによって、DAW の起動
時に Automap MIDI のポートを認識できます。接続されているソフトウェア起動中に Automap を終了した場合、接続を再度確立させるには、
Automap を再起動し、DAW ソフトウェアを再起動しなければなりません。
Automap MIDI で使用する MIDI ポートは、1 つの MIDI ポートから(その MIDI ポートで使用する最大 16 までの)複数の MIDI チャンネルを設定
できます。Automap MIDI の Thing(操作対象)は、有効になっている MIDI チャンネルごとに作成され、Edit Mapping 画面の user(グループ)ビューに
追加されます。
MIDI Input Port の設定をおこないますと、Automap は MIDI 情報を受信可能になります。これによって、Automap MIDI を使用したパラメーター
の割当が可能になります。例えば、設定した MIDI インターフェイスにハードウェアのシンセサイザーを接続している場合、シンセサイザーの
コントローラーの操作で、MIDI CC 情報が送信されます。次に Automap ハードウェアで learn ボタンを押してからコントロールを操作すると、
受信した MIDI CC 情報がコントロールに割当てられます。
【ご注意】Automap Virtual MIDI のための入力ポートの設定項目には、すべての MIDI ポート(All MIDI ports)が含まれています。これに
よって、クライアントは Automap MIDI のバーチャルポートを含むすべての有効な MIDI ポートからの MIDI 情報を受信します。ただし、
Windows 環境で、この設定をおこなった場合、マルチクライアントドライバー機能のない MIDI インターフェイスは、正常動作しない
可能性があります。これはご使用の MIDI インターフェイスの仕様によって発生しますので、この問題に遭遇した場合、特定の入力ポートを
設定します。
Automap Virtual MIDI の設定
Automap MIDI での割当、名称およびレイアウト変更、コントロールの設定方法は、他の Automap Thing(操作対象)の操作と同じです。
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Automap MIDIコントロールマップの保存
デフォルトレベル
Set as default ボタンをと、MIDI チャンネルに対する現在の割当設定が保存されます。MIDI チャンネル設定を解除し、再度設定した場合、
ここで保存したコントロールマップが自動で適用されます。
ユーザーレベル
Save ボタンで、現在のコントロールマップ設定を保存します。
プロジェクトレベル
Automap MIDI を介した Thing(クライアント)は、DAW のプロジェクトと直接リンクしていません。これらの MIDI マップ設定は、Automap 4 を
終了した段階で自動保存され、Automap 4 を起動した際に再度読込まれます。DAW のプロジェクトには保持されません。
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複数のAutomap ハードウェアの同時使用
Automap 4 は、複数の Automap ハードウェアの同時使用に対応します。例えば、Impulse と ZeRO SL mkII、Launchpad と Nocturn などを同時に
使用することができます。Automap 4 の設定画面では接続されているハードウェアの切替えや設定がおこなえます。
この機能によって個々のハードウェアで、個別の Thing(操作対象)を設定して同時に操作することができます。ただし、Automap ソフトウェア
の画面表示は常に1つのデバイスのみとなります。Automap ハードウェアの view ボタン操作(Impulse 以外)で、そのデバイスの画面表示に
切換えることができます。
Impulse は、設定画面の Mixer / Plugin Mappings タブで、左側のデバイス一覧で Impluse を選択して、ダブルクリックすると画面右側に表示
したい Thing(操作対象)がリスト表示されます。
Focus Device(フォーカスデバイス)
Automap ハードウェアを複数使用する場合、1つのハードウェアコントローラーを Focus Device として設定することができます。この設定は、
新規に追加したプラグインなどを操作するためのデバイスを決定します。Focus Device 設定は、Automap 4 の設定画面、Preferences タブで
おこなえます。
【ご注意】Impulse のエンコーダーは、その仕様上、常にフォーカスされますので、この設定をおこなう必要はありません。
複数デバイス使用時のコントロールマップの保存
デフォルトマッピングの保存はデバイスごとではなく、デバイスの機種ごとに保存されます。例えば、2台の Nocturn を使用している場合、
デフォルトのマッピング設定は、Nocturn という機種に対して保存されます。
Nocturn を例にした場合、1台の Nocturn でデフォルトマップを保存すると、このデフォルトマップは、他のすべての Nocturn のデフォルト
マップとしても適用されます。
Mixer / Plugin Mappings(ミキサー / プラグインのマッピング)ページ
この画面は、Automap の設定画面のタブページの1つです。ここでは Automap 4 が現在認識している Automap ハードウェアおよびその
ハードウェアに対する有効な Thing(操作対象)が表示されます。
Edit mapping... ボタンは、選択されたデバイスと Thing(操作対象)のマッピング画面(Edit Mapping)にアクセスする際に使用します。
また、いくつかのデバイスには Device calibration... ボタンが用意されています。このボタンを押すことで、デバイスの各部のキャリブレーション
(測定)をおこなうための画面が開きます。
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キーストロークの割当
Automap 4 では、Automap ハードウェアのボタンコントロールにコンピューターのキーボード操作やショートカットを割当てて操作することが
できます。
例えば、DAW ソフトウェアのトラック選択ややり直し(アンドゥ)などをコンピューターでおこなう際、カーソル(矢印)キーやコマンド
ショートカット(ctrl + 1、ctrl +2 など)を使用しますが、これらの操作情報を Automap ハードウェアのボタンなどに割当てることで、作業
効率の向上が図れます。
キーストロークの割当方法は次の通りです:
1.Automap の Edit Mapping 画面を開きます。
2.キーストロークを割当てをおこなう画面 上のコンントロールをマウスクリックして選択します。(図例では Nocturn の左端のボタン)
3.画面表示を下方向に拡張し、Edit Assignment パネルを表示します。
4.画面下の “ Qwerty Assign ” を選択し、QWERTY(コンピューター)キーボード入力の割当設定モードにします。
5.Learn Assignment ボタンを押し、設定をしたいコンピューターのキーボードコマンドを入力します。完了すると、選択されているボタンが
黄色に表示され、キーストロークが割当てられていることをあらわします。
キーストロークの割当は、それぞれのマッピングごとに設定することができます。つまり、MIDI チャンネル 6 のクライアントにこの設定を
おこなった際、この設定は他のクライアントには適用されません。これは、キーストロークの割当は、特定のクライアントのみに使用することを
意味します。例えば、キーストロークは、ミキサーマッピングに加えることで、特定のミキサーをより効率よく操作したり、Automap ハードウェアを
保存や、やり直しなどの操作を装備したより高度な DAW コントローラーとして使用できます。また、キーストロークは MIDI マッピングと併用
できます。
【ご注意!】キーストロークの割当を保持するには、マッピングとして保存されている必要があります。Set As Default 、もしくは
Save ボタンを使用して、コントロールマップを保存します。
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追記
コントロールの編集
Automap 4 では、Automap ハードウェアのコントロールを操作した際の実際のパラメーター変化の具合を調節することができます。通常、
ハードウェアコントロールを操作した際のパラメーターの反応は、概ね良好で満足いく結果を得られます。しかしながら、いくつかのプラグイン
では、そのパラメーター値の変化と実際のコントロール操作と合致しない場合があります。このような場合、Automap 上で特定のパラメーターに
対して、操作範囲や変化の度合いを調節することで、操作した際の具合を調節できます。
この設定は、Edit Mapping 画面の Edit Assignment の Range(レンジ)の項目で、設定することができます。
画面上で選択したコントローラーに関する詳細設定が画面下に表示されます。ここでの設定項目はいくつかの数値入力欄とモードメニューが
用意されています。ここの数値を設定することで、コントロールの操作感とパラメーター変化の具合を調節できます。設定項目は選択している
コントロールの種類によって、多少異なります。
コントロールの種類は大きく分けて 3 種類に分けることができます:
◦エンコーダー(回転範囲に制限の無いロータリーノブ / ツマミ)
◦ボタン
◦ポット(回転範囲があるノブ / ツマミ)やスライダー(フェーダーやクロスフェーダー)
これらのコントロールの種類とパラメーター設定の詳細については次の通りです:
エンコーダーの編集
エンコーダーは、回転範囲に上限と下限の無いロータリーノブで、実際の位置とパラメーター値の関連性の無いコントローラーです。
エンコーダーでは3つのモード設定が用意されています:
Normal(ノーマル)モード
通常のロータリーノブと同様の絶対値を送信するコントロールです。右方向に回すと送信値が大きくなります。
Inverted(インバート)モード
ノーマルタイプと逆の動作をする絶対値を送信するコントロールです。右方向に回すと送信値が小さくなります。
Increment/Decrement(インクリメント/デクリメント)モード
エンコーダーで良く使用されるタイプのコントロールです。このタイプでは絶対値ではなく、現在値に対する増減値(情報)を送信します。通常、
右方向に回すと現在値が増加し、左方向に回すと現在値が減少します。また、パラメーターによっては、このタイプのコントローラーの操作幅で、
値が変化する速度を操作します。例えば、少しだけ右方向に回した場合は、値がゆっくり変化し、大きく回した場合は値が急激に変化します。
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エンコーダーは、割当てられたパラメーターの最大値と最小値によって、そのステップ(段階)を決定します。これによって、エンコーダーを
操作した際の感度が設定されます。(通常、値は最大値 =127、最小値 =0、ステップサイズ =1 と設定されます。)
エンコーダー感度を決定づけるのは、最大と最小の絶対値でなく、その差(の値)になります。この設定値は任意の数値で構いません。最も
シンプルで効果的な設定方法として、最小値を 0、ステップサイズは 1 に設定し、最大値によって、エンコーダー感度を調整することをおすすめ
いたします。この場合、最大値を高くすると、パラメーターに対して、より緻密な操作が可能となり、最大値を低くするとダイナミックな変化を
もたらします。
エンコーダーの動作方向を逆にする場合、Invert タイプに設定、もしくは最大値と最小値の設定を入換えます。
値 0 をエンコーダーポジションのセンターに設定する場合、Increment/Decrement タイプに設定、または最小値に負の値を設定します。一般的な
設定では、最大値 =63、最小値 =-64、ステップサイズ =1 にします。Increment/Decrement の設定にするか、ノーマル設定で、負の値を設定
するかは、クライアントのパラメーターに合わせて最適な方を使用します。この類の設定は、パンや EQ ゲインなどのパラメーターに便利な
設定です。
ハードウェア設定:Encoder Acceleration(エンコーダーアクセラレーション)
設定画面の Preferences タブの Encoder Acceleration 設定は、エンコーダーの回転速度とコントロールパラメーターへの適用量の関係を設定し
ます。Novation ハードウェアのエンコーダーには、アクセラレーション機能が装備されていて、エンコーダーを素早く回した際に、送信
値が大きく変化し、エンコーダーをゆっくり回した際は送信値の変化幅は小さくなります。ここでは、その変化幅を設定します。初期段階では
Normal(ノーマル)に設定されていますが、ダイナミックな変化の場合は Fast(ファースト)、細かな操作をおこなう場合は Slow(スロー)に
設定します。パフォーマンスをする際は、Fast 設定をおすすめいたします。また、通常のコントロールノブに近い感覚をエンコーダーに
求める場合もまず Fast 設定をお試しください。
ボタンの編集
ボタン操作は、最大値と最小値をボタンのスイッチ操作で繰り返します。
ボタンには4つのモード設定が用意されています:
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Normal(ノーマル/リセット)モード
最大値と最小値に同じ値を設定した場合、ボタンはリセットスイッチとなります。例えば、両方の値を 0 に設定した場合、ボタンを押すと
パラメーターは最小値になり、ボタンを離しても 0 = 最小値のままです。両方の値を 0 以外に設定した場合、ボタンを押すとパラメーターは
最大値に設定され、ボタンを離しても最大値のままになります。
Momentary(モメンタリー)モード
Press(プレス)値 0 に設定することで、ボタン操作機能をモメンタリー(一時的な)動作に設定します。この場合、ボタンを押している間だけ、
パラメーターが最大値となり、離すと同時に最小値に設定されます。ビートマッシャーなどのエフェクトでオン / オフをリアルタイムに素早く
切替える際に有効です。Press 値はボタンを押した際、Release(リリース)値はボタンを離した際の変化の速度を決定づけます。
Toggle(トグル)モード
バイパスのオン / オフなど、2つの設定(値)を切替えるパラメーター操作に最適です。パラメーターの送信値は、On と Off の欄で設定します。
Step(ステップ)モード
Step モードは、設定よって異なる動作をします。
マルチステート
割当てられたパラメーターが、ローパス / ハイパス / バンドパスなど、フィルタータイプの切り替えスイッチである場合、最大値の設定でこれに
対応します。例えば、選択肢が3つ存在するパラメーターの場合、最大値を2に設定します。実際の選択肢から1を引いた数を最大値に設定して
実際の動作を確認しながら、設定値を決定します。
コンテュニアスステップ
フィルターカットオフなど、パラメーターが連続的な値をとる場合に有効な設定です。このタイプのスイッチは、ボタンを押す度に、パラメーター
値が定められた値の分変化します。最小値を 0、ステップサイズを 1 に設定した場合、最大値は、そのまま最小値から最大値に達するまでにボタン
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操作をおこなう回数となります。ボタンを押す度に値が小さくなる設定をする場合、最大値を最小値よりも小さく設定します。
ポット / スライダー / クロスフェーダーの編集
ポットやスライダー類には、Normal と Invert の2つのモードが用意されています。これらのモード設定は、前出のエンコーダー設定と同じ内容に
なります。ただし、これらのコントロールは、感度が固定されているため、エンコーダーのように最大値と最小値の差を用いた動作機能はあり
ません。
また、エンコーダーと同様、最小値を最大値より大きく設定した場合、ポットまたはスライダーの動作方向は逆転します。
パンコントロールなど、値 0 が、ポットのセンターポジションに設定するには、最小値に負の値を入力します。
ハードウェア設定:Enable Pot Pickup(イネイブルポットピックアップ)
設定画面の Preferences タブの Enable Pot Pickup 設定は、ポットやスライダー位置と、実際のパラメーターのポジションの不一致による、
意図しないパラメーター値のジャンプを防ぐ際に使用します。この設定を有効にした(チェックを入れた)場合、コントロールの物理的な位置
とパラメーターの現在値が一致するまで、コントロール操作がパラメーターに影響を及ぼしません。この設定は、パラメーターを複数ページに
わたって持つコントローラーのページ切替えや、別のプラグインやミキサーバンクを切替えた際に有効です。
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Automap 4の環境設定
Automap 4 には、様々な設定をおこなうための環境設定(Preferences)画面が用意されています。すでに、多くの項目はこのマニュアルで
解説しています。ここでは、残りの設定について解説いたします。
Launch at login(ラウンチ アット ログイン)
コンピューターを起動またはログインした際に、Automap ソフトウェアを自動で起動
するかどうかを設定します。チェックを入れた場合、コンピューターの起動 / ログインに
合わせて、Automap ソフトウェアが起動します。
通常、Automap 4 は次の場所から起動できます:
◦ Mac OS X:
アプリケーション > AutomapServer(.app)
◦ Windows(XP): スタート > すべてのプログラム > Novation > Automap > Automap Server
◦ Windows 7:
スタート > すべてのプログラム > Novation > Automap > Launch Server
【メモ】Automap はまた、多くの DAW の起動に合わせて同時起動いたします。
Check for update at launch(チェックフォーアップデート アット ラウンチ)
Automap を起動した際に、Automap ソフトウェアやハードウェアに関する更新の有無を Novation サーバーに接続して、確認をする設定です。
このチェックが入っていない場合でも、Check for update...(チェックフォーアップデート)ボタンを押すことで、アップデートの確認をする
ことができます。
【メモ】この機能は、インターネット接続環境が必要です。
Notifications(ノティフィケーションズ)
Automap 4 は、通常の画面以外に、接続やコントロールの選択、など様々な状態を一時的に
知らせるポップアップ画面が用意されています。
この項目では、このポップアップに関する設定をおこないます。
Show notifications のチェック項目では、この機能を有効または無効を設定します。
“ For ” の後の数値欄は、表示する時間の長さを秒単位で設定します。
画面下の Default starting position for notifications: の項目は、ポップアップする位置を
コンピューター画面の四隅から設定します。
(Mac OS X 環境のみ)下の Preview(プレビュー)
ボタンを押すことで、表示位置の確認ができます。
Controls(コントロール)
Automap ハードウェアのコントロールに関する設定をします。
Focus device:複数のデバイスを併用した際のメインとなるデバイスを設定します。
Follow on screen Plug-in where posibble:この項目では、Focus device に関連します。新しい
プラグインなどを追加した際に、即座に Automap の画面表示に反映するかいなかを設定します。
Pot / slider pick up:ポットやスライダーコントロールを操作する際、コントロールの送信値が
パラメーターの実際値に達するまで、パラメーター値が変化するか否かを設定します。 Encoder acceleration:エンコーダー操作時の具合を3段階で設定します。
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最新サポート情報は、
http://www.h-resolution.com/support/novation.html
で随時更新しています。
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