知仁会だより11月号 - メープルヒル病院 知仁会

医療法人社団 知仁会
平成27年11月18日発行 第145号
・私たちは、患者様を身体面・精神面・社会面の三つの軸でトータルに理解し、治療と支援を行います。
・私たちは、患者様の権利を尊重し、患者様への接遇やサービスの向上と医療の安全に尽くします。
・私たちは、患者様の個人情報保護と企業情報保護に全力で取り組みます。
・私たちは、良質で効率的な医療・看護・介護・リハビリ・福祉サービスを目指します。
・私たちは、健全な病院経営を行います。
・私たちは、知仁会の施設サービス・在宅サービスを通じて一生をあたたかくお世話します。
(ターミナルケア実施)
・私たちは、地域社会と連携し、地域社会への貢献に努力します。
・私たちは、障がい者の人権を擁護し、差別と偏見の解消に努めます。
・私たちは、仕事の意義と組織の一員であることを理解し、知仁会に誇りを持ち、より向上するために支え
合って働きます。
・個人として、その人格を尊重し、最善の医療を公平かつ安全に受ける権利があります。
・病気、検査、治療、リハビリなどについて十分な説明を受ける権利があります。
・患者様の個人情報、及びプライバシーは保護されます。
・転医、転院等を希望する場合は必要な情報を提供します。また、他の医師の意見を求めたい場合は、他の
医療機関への紹介を受ける権利があります。
(セカンドオピニオン)
・診療情報の開示を推進し医療の透明性の確保に努めます。
・良好で快適な療養環境のもとに医療を受ける権利があります。
・精神科医療においては、精神保健福祉法に準拠した施行がなされます。
・良質な医療を実現するために、患者様ご自身の健康に関する情報を出来る限り正確・迅速に知らせる責務
があります。
・患者様自身が納得できる診療を受けるために、医療に関する説明についてよく理解できなかったことにつ
いて、よく理解できるまで質問をする権利があります。
・すべての患者様が快適な環境で医療が受けられるよう、病院内のルールやマナー、職員の指示をお守りい
ただく義務があります。
医療法人社団 知仁会 理事長 石井 知行
地域医療介護総合確保基金及び広島県地域医療介護総合確保事業補助金に
より、循環型認知症医療介護連携システム推進事業を広島県において、広島
県精神科病院協会会員病院の協力により施行中です。これは、以前から私が
主張しておりましたが、認知症の方の在宅生活を基本として維持して必要時
に入院・入所の体制をつくり、地域包括ケアをサポートすることを目的とし
ています。
この一環として認知症急性期治療病棟、認知症治療・リハビリテーション
病棟、認知症身体・精神合併症対応病棟、認知症最重度療養病棟の4つの病
棟類型に認知症病棟を機能分化するモデル事業を施行中です。このうち、認
知症治療リハビリ病棟モデル事業は、心理症状と問題行動(BPSD)発生
1
の防止手技開発と生活機能障害改善を目標としたリハビリ手技開発に分かれ
ます。
BPSDに関する論文は多くが情緒的なものであり、科学的に解明された
ものは、なかなか見当たりません。ビッグデータ解析による行動分析を通し
てBPSDの発生機序の解明と防止手技の開発を目指しています。これによ
り在宅生活を可能とすることを目標としています。
認知症に対するリハビリは世界的にレクリエーションに偏っているのが実
態です。認知機能障害に基づいた生活を困難とする生活機能障害を改善する
リハビリ手技開発を目的としています。広島大学の岡村班に検討をお願いし
ています。まず、食事行動に対するリハビリ手技開発を行います。言語聴覚
士(ST)は口の中の嚥下訓練を行いますが、これは作業療法士(OT)に
よる食事動作に対するリハビリです。これまでの食事介助は、なぜそのよう
にするかという、リーズニング(理由づけ)がありませんでした。これを明
確にして食事動作リハビリテーションを体系化し評価することを目的として
います。まず、食事動作から始めて、次いで他の生活動作へ拡大する予定で
す。12月に協力病院のOTへの説明会を行い来年早々からスタートする予
定です。BPSDの行動分析及び生活機能障害リハビリテーション手技開発
のいずれも先行研究がなく、世界的に初めての試みですので、いろいろと困
難も予想されどのような成果が上げられるか不明ですが、一般科・PT領域
における回復期リハビリ病棟のような病棟類型を認知症リハビリテーション
においても、創設できないだろうかと希望しております。認知症のQOL維
持向上の為に、少しでも貢献する努力を続けていきたいと思います。
平成27年10月1日、メープルヒル病院の歯科がリニューアルオープンしました。
最先端のデジタル画像処理システムを採用し、X線照射線量を従来に比べ2分の1以下に抑えていま
す。また最新式の診療台は、特に身体の不自由な方に配慮し、安全装置を備え、診療を受けやすい体制
作りに力を注いでいます。また感染対策には最大の注意を払う為の洗浄機、滅菌機の導入をしており、
個別ごとに徹底した消毒を行い安心して治療を受けられるようにスタッフ一同努力しています。
主として当院の患者様の一般歯科治療、口腔ケアを行っています。外部の方々も気軽に受診してみて
ください。歯科医師、歯科衛生士、共々親切、丁寧に対応させていただきます。
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11月5日(木)にリーガロイヤルホテル広島で、石井理事長が会長を務める広島県精神科病院協会と広
島県精神神経科診療所協会で合同講演会を行います。この講演会では、広島大学大学院医歯薬保健学研究院
教授岡村仁先生を座長に、広島県健康福祉局局長 笠松淳也先生に「広島県の保健医療政策について」とい
う演題でご講演していただきます。
日時
行事名
主催
内容
場所
4日(水)
竹波会慰問
竹波会ボランティア
竹波会の皆様が舞踊・歌等を披露され
ます。
ゆうゆ3階
ワーカー研修会
教育委員会
STが担当となり、「言語障害につい
て」というテーマで研修を行います。
ボランティアルーム
4日(水)
19日(木)
6.12.
18.24日
5.11.
20.25日
摂食機能専門職
講習会
摂食機能専門職
講習会
期間
ST
新入職員・未受講者対象
図書室
ST
「修了証」更新者対象
図書室
部署
実習場所
2(火)~11/13(金)
JA廣島総合病院
医師精神科臨床研修
医師
メープルヒル病院
11/16(月)~11/27(金)
JA廣島総合病院
医師精神科臨床研修
医師
メープルヒル病院
11/30(月)~12/11(金)
JA廣島総合病院
医師精神科臨床研修
医師
メープルヒル病院
11/
施設名
平成27年10月7日(水)に第6回広島県西部地区精神科病院グラウンドゴルフ大会が開催されま
した。広島県西部地区の精神科病院が多数参加し、当法人からも16名の患者様が選手団、応援団とし
て参加されました。
会場の呉市焼山公園は、秋晴れの下日差しが強く、日焼け対策をするほどでした。
当法人からは6人ずつの2チームが出場し、午前は病院対抗で6ホールの戦いを繰り広
げました。大会が近付くにつれ緊張感が高まる方、夜寝つきが悪かった方、大会があるこ
とを忘れる程熟睡していた方等さまざまでしたが、練習で積み重ねてきたことを発揮し、
打つ前に目を閉じ深呼吸するなど自分なりの方法で精神面をコントロールすることがで
きていた方もおられました。
午後は他病院と混合チームを作りニアピン対決がありました。自己紹介を1人1人した
り近くで他病院の方に声援を送ったり賞賛し合うなど、入院生活だけではなかなか経験出
来ない交流を持つ機会となりました。
『スポーツグループ』では、グラウンドゴルフ大会に向け、グラウンドゴルフの技術向
上だけではなく、体力作り、精神面のケア、脳機能の賦活化などを目的としたプログラム
を実施しました。以前は緊張を強いられる場面や自分が失敗した場面などにおいてイライ
ラ感や焦燥感を前面に表出し、精神面での自己コントロールが難しかった方が、スポーツ
大会においてスタッフのアドバイスを取り入れながら落ち着い
てプレーし「また来年も頑張ります」と今後に向けて前向きな
姿勢を示しておられるなど、一定の成果を上げることが出来た
と考えています。
今年も多くの職員の方々のご協力があり、無事に大会を終えることができま
した。ありがとうございました。
作業療法士:坂本、野原
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専門医による鑑別診断及び専門外来
月曜日~金曜日(土日祝祭日休み)
9:45~12:00(※予約制)
電話相談は随時受け付けます
月曜日~金曜日(土日祝祭日休み)
8:30~17:30
TEL:(0 8 2 7 )5 7 -7 4 6 1 (センター直通)
◎スタッフ一同、プライバシー保護を遵守しておりますので、患者様、ご家族様から知り得た情報
は了解なしに第三者に開示されることは決してありません。ご安心してご相談ください。
日付
研修会・会議・その他
10月14日(水)
19:00~
『認知症サミット in 広島』
10月29日(木)
19:00~
山県郡学術講演会
日付
研修会・会議・その他
11月8日(日)
11:50~
「第68回広島医学会総会」
ランチョンセミナー
内容
井門センター長が「広島県に於
ける認知症疾患医療センターの
活動」という演題で講演しまし
た。
井門センター長が『レビー小体
型認知症の診断と治療』という
演題で講演しました。
内容
井門センター長が「Whole Life
を見据えた幸せな認知症医療」
という演題で講演する予定で
す。
井門センター長が『幸せな認知
症医療をめざして』という演題
で講演する予定です。
11月28日(土) 山口県認知症を支える会連合会
13:30~
講演会
場所
シェラトンホテル
広島
みちづれ3階
大会議室
場所
広島医師会館
山口県社会福祉会
館
大ホール
平成27年10月25日(日)
、サントピア大竹にて大竹ふれあい健康・福祉
祭りが開催されました。当センターも、この行事には開設当初より参加させて
頂いており、周知活動等行わせて頂いています。平成25年からは、物忘れ相
談会を実施しており、井門式簡易認知機能スクリーニングテスト(ICIS)を用
いて、希望される方に簡単な心理検査を実施してきました。
今回で、3回目となる物忘れ相談会ですが、年を重ねるにつれて、多くの方
にご参加いただけるようになりました。昨年より、個別の相談ブースを設けた
のも要因の1つなのかもしれません。
相談に加えて、簡単なアンケートにも答えて頂きました。その中の“認知症で困ったらどこに相談
しますか”という項目について、認知症疾患医療センターにチェックを入れて頂いている方も何人か
いました。開設から5年経ちましたが、少しずつ地域の方々に当センターの存在を知って頂いている
んだなという実感がして、嬉しく思いました。
当センターは平成27年7月より、医療と介護の機能を兼ね備えた“広島県西部認知症疾患医療・
大竹市認知症対応・玖波地区地域包括支援・合併型センター”として再始動致しました。
従来の医療相談に加え、介護保険やその他サービスについての御相談にも応じさせていただけるよ
うになりましたので、気になる事がありましたらお気軽に当センターまでご連絡下さい。
担当:小笠原・山本・岡田
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10月22日(木)、さつき広場にて知仁会大運動会が開催されました。
今年は運動会の練習から準備、そして当日本番まで天候に恵まれ、青空の中運
動会を開催する事が出来ました。もう10月下旬だというのに体を動かすと汗ば
む程の暖かさで、日ごろ病棟内で生活されている患者様・利用者様にとって良い
日光浴、そして良い運動になったのではないでしょうか。
開会式の選手宣誓では、異なる病棟の患者様・利用者様が声を合わせ何度も練
習を頑張ってこられました。練習ではなかなか3人の声を合わせる事が難しいよ
うでしたが、なんと本番では3人の気持ちもピッタリ合い、今までで一番上手に
選手宣誓が出来ました。さすが本番に強い皆さんです。
運動会最初の競技は、託児所の園児達によるお遊戯です。今年は園児 2 名でし
たが、二人とも名前を呼ばれると大きな声で返事をし、そして練習通り上手に踊
る事ができました。小さな子供たちが頑張っている姿を見て会場の皆さんの表情
は笑顔いっぱいになりました。
まず午前中は主にご高齢の方対象の競技で、【おつかい競争】
【箱押し玉入れ】
【一本釣りパン食い競争】です。中でも、一本釣りパン食い競争でのパン食いで
は、昔からの運動会で慣れ親しんだ競技で、皆さん大きな口をあけ一生懸命パン
を取っていました。患者様・利用者様だけではなく、ご家族やご来賓の皆様にも
参加していただき、会場の皆で楽しむ事が出来ました。
午後の部では、
【玉入れ】や【綱引き】等と得点競技が続きます。その中でも、
第 2 回目となる【デカパン競争】は、各部署代表の職員2名が、まるで布団のよ
うな巨大な紅白のパンツをはいて、5つの障害物に挑むリレー形式の競技です。
障害物の中でも、簡単そうに見えるけど意外に難しいのが風船割りです。風船が
弾んで悪戦苦闘している姿には笑いが生まれました。応援している患者様・利用
者様からは「がんばれ!」とたくさんの声援があり、参加している職員の力となったの
ではないでしょうか。そして、最終競技の【紅白対抗リレー】では、代表の患者様・利
用者様から職員へバトンをつなぎます。代表の選手はそれぞれ表情に緊張が見え隠れし
ていましたが、いざ自分にバトンがまわってくると力一杯トラックを走りぬけ、応援の
声にも力が入りました。
様々な競技の接戦の上、今年は210対190で白組が優勝しました。勝った白組は
もちろん、惜しくも負けてしまった紅組の皆さんもお疲れ様でした。
午前の部、午後の部と長時間の運動会となりました。全体を通して感じた事は、患者
様・利用者様に楽しんでいただくためには、一緒に参加している職員はもちろん、ご家
族・ご来賓の皆様も一緒に楽しみ競技に参加していただく事が大切だという事です。一緒に楽しんでいた
だく事で、競技に参加出来ない患者様・利用者様にも良い雰囲気が伝わったと思います。これからも季節
毎の行事が続きますが、多くのご家族・ご来賓の皆様にも一緒に楽しんでいただけるようなプログラムに
していけるよう努力していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
そして、病棟業務で忙しい中、準備から運営、片づけまで協力して下さった職員の皆さん、ありがとう
ございました。
運動会 企画運営責任者 作業療法士 藤本・中村
平成27年10月28日(水)
、ボランティアルームにて知仁会研修会が行われました。今回は、内科 佐々
木雅敏先生を講師に、
「褥瘡について」というテーマでお話ししていただきました。
褥瘡の直接の原因は、自分で寝返りがうてないため骨の突出した部分に圧迫がつづくことだそうです。褥
瘡を防止するために、体位変化をすることが大切です。同じ体位が続かないように
体の向きを変えてあげること、寝巻きやシーツの小さなしわでも皮膚が弱くなって
いると褥瘡の原因となるので、しわを伸ばしてあげることが重要です。
また、褥瘡が出来てしまった場合には、撥水クリーム・保湿剤などを上手に使う、
オムツを効果的に使う、栄養管理をすることが大切です。
患者様の中には褥瘡が発生している方もおり、とても興味深い内容だったと思い
ます。佐々木先生、お忙しい中ありがとうございました。
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感染症の季節
メープルヒル病院 内科医師
佐々木 雅敏
今年も寒くなり、ノロウィルスやインフルエンザウィルスが流行する季節となりました。
ノロウィルスは昨年まではGⅡ・4という株が主流でした。一度ウィルスに感染した人は免疫を獲得
しているので、同じ型のノロウィルスにはかかりにくくなっています。GⅡ・4に対する免疫を持つ人
が増え、2006年以降大流行になることはありませんでした。ただ、今年流行しそうなノロウィルス
は従来の株が変異したGⅡ・17という新型ノロウィルスです。まだ人がGⅡ・17に対する免疫を持
っていないのです。ですから、予防や対策をしっかりしないと大流行する恐れがあります。新型ノロウ
ィルスだからと言って、これまでと、その症状に大きな違いはありません。日本でも2015年1月か
らGⅡ・17が神奈川県や長野県などで検出され始めています。大流行にならないように、みんなで気
を付けましょう。
インフルエンザについては今シーズンからインフルエンザワクチンが3価(A型2種類B型1種類)
からB型1種類が追加され4価(A型2種類B型2種類)になり抗原が増量されました。つまり今まで
3種類のインフルエンザウィルスに対して免疫を獲得できていたものが、1種類増えて4種類の免疫を
獲得できるようになったのです。
これまでは、A型、B型が同時に流行することはほとんどなかったのですが、近年A型、B型が同時
に流行する混合流行が世界的に広がりを見せるようになり、4価のワクチンが生まれる理由となりまし
た。幅広く効果を発揮することが期待されます。しかし、ワクチンを製造する費用もかかるため料金は
割高になっています。
今年の感染症の話題でした。
「歯磨剤のあゆみ」「歯ブラシのあゆみ」
歯科 歯科衛生士 長和 征矢子
今回は前回の続きとして愛知県歯科医師会館にある「歯の博物館」の資料をもとに、
「歯磨剤のあゆみ」
「歯
ブラシのあゆみ」について、説明させて頂きます。
[歯磨剤のあゆみ]
日本でその昔どんな歯磨剤が使用されていたかは、明らかではありませんが、江戸時代に初めて市販され
たそうです。江戸時代の歯磨剤は、
「房州砂」が主として使われたようですが歯のすり減りは大変だったでし
ょうね。明治時代に入ると、現在のライオン歯磨、資生堂歯磨などといった化粧品会社で歯磨剤の製造が始
まりました。特徴としては粉歯磨が主流で、江戸時代と同様に機械的に歯を清掃することが目的でした。大
正時代以降は、殺菌効果を考慮した化学的歯磨が大量生産されるようになり、江戸時代、明治時代の物理的
器械的歯磨から化学的歯磨へ移行していったことが特徴です。
昭和時代、特に第二次大戦後、米国の予防歯科医学の導入が、日本の歯磨界に及ぼした影響は大きく、細
菌の生育を抑制するアンモ二ウム製剤、口臭除去の効果があるクロロフィル、さらに齲蝕予防の効果がある
フッ化物などを含む、生化学的歯磨剤が次々と開発され、現在に至っています。
[歯ブラシのあゆみ]
日本に初めて歯ブラシが伝えられたのは、仏教伝来(538年)の時代と言われています。
その歯ブラシは「歯木」と言い、その名の通り木でできており、高僧、貴族が仏前で礼拝をする前の清めの
作法の一つとして使っていたそうです。
「歯木」は初め上流社会の人々の間に広まり、鎌倉時代に入ってから
庶民に広まり、江戸時代になると、ヤナギ、クロモジなどの木を使った房楊枝(枝の端を叩いて房状にした
約12cm)として大量に作られるようになりました。現在風のハブラシは1780年イギリスで作られ、ヨ
ーロッパ諸国に伝わりました。現代風の歯ブラシが、日本で初めて作られたのは、明治5年頃で、鯨のひげ
の柄に馬毛を植えたもので 「鯨楊枝」という名で、大阪で売られたそうです。大正時代に入るとセルロイ
ド製の柄の西洋式歯ブラシの本格的な生産が始まりました。第二次世界大戦突入後は、セルロイドの使用が
不可能になり、竹を使用し、戦後はプラスチックの柄にナイロンを植毛した歯ブラシが生産されるようにな
りました。大量生産も容易で、価格も安くなり広く大衆に普及するようになりました。
歯科治療に永年従事していながら根本的な由来を知っていないことの多さにショックでした、機会が愛知県
歯科医師会館の「歯の博物館」を訪れて見たいと思います。
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患者様・ご家族様により良いサービスを提供していけるよう頑張
りたいと思います。宜しくお願いします。
本館2階
ケアワーカー
堀井 和恵
地域連携室
病院勤務は初めてなので色々と教えて下さい。
キーパー
中本
よろしくお願いします。
常勤医師
非常勤
医師合計数
精神科
5名
2名
7名
理学療法士
5名(1名)
神経内科
1名
1名
2名
言語聴覚士
4名(0名)
内科
5名
10名
15名
作業療法士
11名(2名)
放射線科
1名
0名
1名
12名
13名
25名
歯科
由美
新館3階 キーパー 山川 賢治
新しく入社しました山川賢治です。職場の皆
さんと仲良くやっていければと思います。よ
ろしくお願いします。
由美
コツコツ働きます。
合計
上野
病院勤務は初めてなので緊張していますが、笑
顔を絶やさず頑張りたいと思います。よろしく
お願い致します。
宜しくお願い致します。
別館2階
クラーク
リハビリスタッフ数(非常勤)
合計
20名(3名)※基準数13名
※基準数9名
0名
6名
6名
当院では建物内での喫煙を禁止しています。喫煙につきましては、所定の喫煙場所でお願いします。
皆様のご理解とご協力をお願いします。
月曜から金曜まで、もの忘れ外来も実施しております。
月
火
精神科
石井
知行
内科
濱田
雅典
歯科
神経内科
認知症疾患
医療センター
野見山
佐々木
水
敏之
野見山
富美子
松尾
広大医師
井門
ゆかり
木
敏之
行雄
広大医師
井門
ゆかり
井門
ゆかり
金
石井
知行
河内
加藤
礼子
佐々木
土
英基
雅敏
岡村
芹川
広大医師
井門
ゆかり
井門 ゆかり
(頭痛外来)
★診療時間:精神科 9:15~12:00・内科 9:30~12:00・神経内科 9:45~12:00・歯科 9:15~12:00
認知症疾患医療センター9:45~12:00(予約及び緊急時は午後も診察します。)
★当院外来では、電子内視鏡検査(経鼻・口腔)
、ヘリカルCT、腹部超音波検査を行っています。御
希望の方は外来スタッフまでお申し出下さい。
★入院、退院、在宅サービス、施設見学についてのご相談、また、苦情、お困りごと、その他、ご質問等ご
ざいましたら、地域連携室までお気軽にご相談下さい。スタッフ一同、プライバシー保護を遵守しており
ますので、患者様、ご家族様から知り得た情報は了解なしに第三者に開示されることは決してありません。
ご安心してご相談ください。
★地域連携室の主な業務:入院相談・退院相談・入院生活や退院後の生活についてのご相談、医療福祉サー
ビスや制度などのご案内・諸手続の援助等
地域連携室(メープルヒル病院本館1階)0827-57-7451
責任者 :地域連携室長 片岡 慶子
7
仁
正浩
個人情報保護に関する医療法人社団知仁会の基本方針
知仁会は常日頃より患者様・利用者様の視点に立ち、質の高い医療の実現とよりよいサービスの提供を目標として、診
療業務を営んでおります。患者様・利用者様の健康状態に応じて迅速に的確な医療を提供させて頂くためには、患者様・
利用者様に関する様々な医療情報が必要です。患者様・利用者様と確かな信頼関係を築き上げ、安心して医療サービスを
受けて頂くために、患者様・利用者様の個人情報の安全な管理は必須です。知仁会では、下記の基本方針に基づき、医療
情報の管理を行い、患者様・利用者様の個人情報保護に厳重な注意を払って参ります。
1.個人情報保護に関する法律を遵守し、患者様・利用者様の情報を個人情報保護委員会で管理しています。
2.診療及び病院の運営管理に必要な範囲においてのみ、患者様・利用者様の個人情報を収集しています。
3.患者様・利用者様の個人情報への不正アクセス、紛失、改鼠及び漏洩を防止し、安全対策を実施いたし
ます。
4.一部、検査等を外部の医療施設等に委託する場合があります。その際に、患者様・利用者様の情報をこ
れらの施設に知らせる必要のある場合があります。この場合、知仁会では、信頼のおける施設等を選択す
ると同時に、患者様・利用者様の個人情報が不適切に取り扱われないように契約を取り交わします。
5.患者様・利用者様が継続的に良い医療を受けられるように、診療に関する情報を、病院、診療所などに
提供する場合があります。また、ご本人様、ご家族様に事前に承諾をいただいたうえで、学会や研究等で
医療の発展の目的として情報を利用する場合があります。
6.患者様・利用者様の必要に応じて、診療情報を開示しています。しかし、最良の治療の継続に支障をき
たすことが考えられる場合は、開示しないことがあります。
7.知仁会では、患者様・利用者様の取り違えなどの事故を防ぐため、入院患者様・入所者様氏名を病室・
療養室前に掲示しております。ご理解、ご協力をお願いいたします。名札の掲示についてご希望がありま
したらお申し出ください。
8.知仁会では、原則として面会制限は行っておりませんが、面会に関してご本人様、ご家族様の希望があ
りましたら病棟職員にお申し出ください。
医療法人 社団 知仁会
〒739-0651 広島県大竹市玖波5丁目2番1号
TEL 0827-57-7451
FAX 0827-57-5312
ホームページアドレス
http://tijinkai.or.jp/
メープルヒル病院
広島県西部認知症疾患医療・大竹市認知症対応・
玖波地区地域包括支援・合併型センター
デイナイトケアわくわく
地域活動支援センターみらい
一体型指定共同生活介護事業所あいきらきらホーム
介護老人保健施設ゆうゆ
ゆうゆ居宅介護支援事業所
ゆうゆ訪問看護ステーション
ゆうゆデイケア
≪アクセス方法≫
■ JRご利用
広島駅から玖波駅35分
玖波駅から
バス・タクシー約5分/徒歩約10分
(玖波駅から送迎バスを運行しております。
送迎バスは玖波駅発9:30、12:35
となっております。)
■ 山陽自動車道ご利用
大竹インターから約5分
<患者様へお願い>
1.ご自身の健康に関する正確な情報をお伝えください。
2.わからないことがありましたら、ご納得いただけるまでご質問ください。
●メープルヒル病院、老人保健施設ゆうゆ、各社会復帰施設の紹介や知仁会から発行する広報誌、毎月の行事一覧、知仁
会のサービス案内などを掲載しています。
また、皆様からの質問・相談窓口としてホームページ上にご意見板を用意していますので、知仁会に関する質問や日
常生活の様々な悩み・相談、また見学のお問い合わせ等ありましたら、お気軽にお尋ね下さい。
●求人に関する情報もありますので、ご覧下さい。
ホームページアドレス http://tijinkai.or.jp/
●本誌に掲載されております写真等につきましては、ご本人あるいはご家族の了承を得て掲載させて頂いております。
●知仁会だよりについてのお問い合わせ、ご意見は担当:斉藤・小笠原までお寄せ下さい。
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