社会新報号外 2015 年 1 月号口在住松ヶ丘鰭ヶ崎在住１２月の衆院選を、候補者として戦いました。今回の選挙は、千葉の社民党にとって、どうしても候補者擁立をパスすることのできない選挙でした。アベノミクスと呼ばれる、国民のくらしと雇用を破壊する経済政策。消費税の大増税。集団的自衛権の行使容認や原発の再稼働。どれをとっても、庶民にとって絶対に見過ごしに出来ない重大な問題です。歴史的にも希有なほどに危険なこの政権を認めるの否か。このことが鋭く問われた選挙だったのです。 ◆ ◆ ◆ しかし、立候補を決断したのは、公示日の５日前。立候補にこぎ着けるための事務手続きやメディア対応にエネルギーを割かれるなど、準備活動にてんてこ舞い。結局は選挙の重要な武器である候補者ビラも作成できないままの、厳しいスタートとなりました。だが選挙が始まってしまえば、泣き言は言っていられません。そして、そんな場合ではないほどに猛烈に忙しい毎日に突入しました。朝は４時起き、夜寝るのは１時か２時という毎日でした。こうした厳しい選挙を支え、ともに担ってくれたのが、地域の労働組合の人々。そして多くの市民活動家。そして名もない無数の市民の方々でした。労働組合の仲間は、凍てつく冬の朝６時３０分の駅頭活動に始まり、宣伝カーの運行、電話かけ、はがきの宛名書き、比例区パンフレットやチラシの普及等々、そして夜９時、１０時まで事務所に残っての作業を、１日も休むことなく担ってくれました。また市民活動家の皆さんは、遠方から駆けつけくれた人たちも含め、応援演説、電話かけ、はがきの宛名書き等々を、献身的に引き受けてくれました。そして、それを何倍も上回る活動を展開してくれたのが、事務所にも街頭にも出ては来れないが、自宅や地域で、阿部治正と社民党への支持を訴えて活動してくれた多くの市民の皆さんでした。 ◆ ◆ ◆ 選挙の結果は、１４７８１票、有効投票総数の７・３％という、厳しい結果でした。しかしこの票数には、単に数だけでは推し量れない、庶民と働く者たちの、社民党と阿衆院選挙を戦って阿部はるまさ暮らしと雇用の破壊戦争する国を許さない〈略　歴〉・1973 年　柏市生まれ　流山市在住・1991 年　千葉県立清水高等学校工業化学科卒・1991 年　株式会社総武流山電鉄に入社・2000 年　船橋高等技術専門校コンピュータ制御科・2011 年　柏市の委託職場で労働組合役員を歴任・現在　戦争をさせない 1000 人委員会・流山会員松戸地区労働組合会議なのはなユニオン社民党流山支部国民運動部長〈略　歴〉・1954 年　愛媛県生まれ・1975 年　職場にて働く者の労働条件改善・地位向上の活動に参加・1980 年　障がい者運動に支援者として参加・1985 年　川口委託ユニオン執行委員会副委員長・2011 年４月～ 14 年 12 月　流山市議会議員・現在　社民党流山支部幹事長 / 県連合国民運動委員長戦争をさせない 1000 人委員会・流山事務局員鰭ヶ崎団地自治会副会長阿部はるまさ ● 保育・医療を充実させ子育てに安心と希望を ●２４時間・３６５日、施設でも在宅でも安心の介護を ● 市内格差を生まないＴＸ沿線開発と元気な地域経済を ●市民が主役の行財政改革を土 ● みどり豊かな田園都市・流山をめざします ●行政サービスを市民目線で見直します ●交通インフラなどの整備と災害に強い街づくりを ●放射能対策と子どもの健康問題に取り組みます野まさよし阿部はるまさ、　野まさよしを決定口流山市議会議員選挙予定候補者に社会新報号外／流山版 2015 年 1 月土部への自覚的な、強い、共感と支持が込められていることを私たちは知っています。そして今回の選挙を支えて下さった多くの皆さんの、溢れる情熱、無私の献身。ここに社民党のこれからの糧、未来の種子が詰め込まれているのです。 ◆　◆　◆ 選挙の結果、自民党は４議席減とは言え、公明党と併せれば３分の２を越える議席を得ました。安倍首相は、これでお墨付きを得たと勘違いをして、アベノミクスの失敗を、株価操作などのマネーゲームや公共事業大盤振る舞いなどで更に上塗りをしようとしています。福島原発事故が生んだ未曾有の放射能災害の解決の見通しさえまったく立たない中、その事実を隠蔽しつつ原発を再稼働させようとしています。そして、集団的自衛権行使を実際に可能にするため、つまり日本を本当に戦争をする国につくりかえるための、軍事関連法の改正の動きを加速させてくることは確実です。福祉と社会保障の切り捨ても、容赦なく押し進められるでしょう。社民党はこうした動きを阻止するために、引き続き地域や職場で、自治体議会で、そして国会の中で奮闘をします。