質問・感想 回答 建築学科を出た人がプログラミングに携わることな どない

質問・感想
回答
建築学科を出た人がプログラミングに携わることな
どないと思っていたが、プログラミングによって新し
い可能性が増えていくのは面白いと思うし、設計者
にとっても面白いと感じた。
今はデジタルなアルゴリズミック・デザインの時代に
突入しており、プログラムは設計者の発想を超えて
使われることも少なくないと思います。面白いと感じ
ていただきありがとうございました。
色々な部署を経験していらっしゃるので、構造といっ
ても構造設計のアイデアを出すことや、計算など構
造設計といっても様々な仕事があることを知りまし
た。また、仕事の内容だけではなくパソコンやパソコ
ンのアプリについても聞けてよかったです。
我々の時代はプログラムやソフトウェアと呼ばれて
いましたが、アプリと呼ばれると新鮮さを感じます。
弊社でも簡単な部材の構造計算アプリをネットで公
開している人もいます。また、構造設計の様々な仕
事を理解していただきありがとうございました。
構造計画や物づくりとは異なる世界の講義だったの
普段の授業では聞くことの出来ない設計プログラム
で、ちょっとでもプログラムに興味を持っていただけ
について話を聞くことが出来てとても興味深かった
たことに嬉しく思います。
与えられたソフトで計算するだけでは辿り着けない
コンピューターの構造計算ソフトで,施工手順の違い
真実の応力へ近づくには、プログラム内容の書き替
による応力の変化を検討出来るというのを初めて知
えが必要になる場合があります。応力の変化やソフ
りました。ソフトを使うということと,ソフトを作ることの
トへの関わりに興味を持っていただきありがとうござ
2つに関わるのは興味深いと思いました。
いました。
具体的な事例を紹介しながら,実際にどのように設計
していったのかというところがNASCAの話を踏まえな
がらされていて,とても分かり易かった。デジタルな部
分とアナログな部分,両者をバランスよく活かしながら
考えていくことの重要性が学べた。
事例紹介も時間配分の都合や諸事情により詳しく報
告できませんでしたが、NASCAの構造解析と実際の
構造設計の関わりを伝えられていたのら幸です。ま
た、デジタルとアナログのバランスの重要性に賛同
していただきありがとうございました。
構造解析プログラムは各社で独自に開発しており、
コンピュータのプログラムがこの30年で大きく進化し
計算過程や機能が異なっています。これからも進化
て設計・計算・施工の効率化がプログラムによって
して行くと思いますので、実務で体験してみてはどう
大分進化したんだなと思いました。
でしょうか。
計算だけでなく,プログラミングの開発も行うというの
は新しい建築の仕事のあり方を見た気がしました。
今までの授業とは一味違った新鮮な講義でした。あ
りがとうございました。
プログラミングの開発は構造設計だけでなく、建築
設計全体で行われています。新しいあり方を見いだ
せていただけたことで、この講義がお役に立てたの
なら幸です。こちらこそありがとうございました。
自社開発プログラムから撤退する会社が出て来てい
構造計算プログラムを自社でもってるのはすごいな
るので、これからも自社開発を続けられるように努力
と思いました。
したいと思っております。
入力形態は30年前と変わっておらず、最近はGUIな
設計部で使用されている設計ソフトについて知ること
どグラフィック機能の追加を要望されています。やっ
ができた。私たちが使用しているライノセラスのよう
ぱり3Dでの表現の方が伝えやすいので、ライノセラ
に見やすいものではないことを知った。3Dで見られ
スなどの他の3Dソフトと連携しながら発展させたいと
たことが一番よかった。
思っております。
構造設計には常に構造解析プログラムが使用され
構造設計をパソコンのプログラムの点からお話しさ
ていますが、その内容を実際の作品とともに語ること
れていてとても斬新であった。また、実際の手がけた
は少ないので、斬新に感じていただけたのかも知れ
作品とともにお話されていてわかりやすかった。
ません。
最初は,山下さんが構造設計をしてきたものの紹介
で10個以上の建築物を見せてもらえて,広範のプロ
グラムの変遷や現在どのようなシステム,プログラミ
ングがあるのかという話でこの分野はあまり知らな
いが今後必要になってくるものということで勉強して
いかなければと思った。
事例紹介も関わった数多くの作品を準備したので詳
しい報告できていませんでしたが、あまり紹介されな
いプログラム関係のシステムやプログラミングの分
野を伝えることが出来ていたのなら幸です。どの分
野でもプログラムを知っていることは損ではないと思
います。
過去の講義タイトルを拝見して、他の人がやらなそう
この講義も数多くやり,鋼板になってきたと思うが,
な内容を考えたところ、それが”デジタルやプログラ
様々な事例が紹介されていたのは興味深かった。ま
ムの視点からの解法”という一つの答えでした。ま
た,デジタルやプログラムの視点からの解法は他に
た、構造設計者となって関わった多くの設計事例に
は見られなかったので,非常に勉強になった。
興味を持っていただきありがとうございました。
今の時代はもはやコンピュータは各家庭に1台はあ
り,無くてはならない存在になっている。また,イン
ターネットの普及に伴い,産業活動を含めあらゆる
事象もパソコンを利用した進化・発展も見せている。
当然建築界もCADソフトの普及によって図面政策は
今やすべてをコンピュータがやっている。同時に,よ
り精密な計算能力を持つソフトの開発によって構造
設計はより細かな解析が行える様になったと実感し
た。NASCAによって,一層,構造設計が発展するの
が楽しみだ。
NASCAによる構造設計の発展を楽しみにしていただ
きありがとうございました。確かにあらゆる分野でコ
ンピュータが使われる時代になって来ており、コン
ピュータが人間の能力を超えて産業活動を支えてい
るとも云えます。建築の分野でも今まで設計された
建物のデータベースにより、過去に経験した同じ方
式であればコンピュータが最適なプランや架構を自
動で設計してしまう時代が来るかも知れませんが、
アナログな新しい発想を大事にして、これからもコン
ピュータの前を行く芸術的な世界であり続けたいで
す。
構造計画のアイデアはアナログの感覚を磨くことで
生まれる、一方でそのアイデアが実現可能か否かを
確かめたり他人に伝えたりするのはデジタルの感覚
をみがく必要があり、アナログ、デジタルのバランス
が大事ということが分かりました。
アナログとデジタルのバランスが大事であることを理
解していただきありがとうございました。アイデアを他
人に伝えられる能力も大事なので、これはアナログ
なスケッチであったり、3Dで表現されたデジタルな架
構であったりと使い分けも大事だと思います。
アナログとデジタルの実験において、当たりのドアを
3つから選ぶ率は1/3で選択後にはずれを1つあけた
あとの選択しなおしだと1/2で選択しなおせるので得
であるとおっしゃってましたが、選択を変化させなくて
も1/2となるため確率のみを考えて選択を変化させ
ないこともあるためアナログであるから変化させるわ
けではないと思った。
選択後に1つあけた後の確率が1/2と伝わっていた
のならすみませんでした。デジタル的に確率を考え
ると変化させる方が2/3で、変化させないと1/3のま
まが正しい回答です。それを、わざわざ”はずれ”の1
つを教えてくれるということは、最初に選択したドア
が当たりなのではないかというアナログ的な推測も
できるという、ちょっと意地悪な実験でした。
構造解析技術の理解が深まった。NASCAの構造フ
ローを見せていただいて、図がわかりやすく、整理し
て頭の中で考えていくことができた。構造はもはや意
匠だと感じた。
構造はもやは意匠という発想は今までになかったの
で面白いです。また、短い時間の中で多くの事例とと
もに構造解析技術やNASCAの構成を理解していた
だきありがとうございました。
今回の講義は構造計算プログラムについての内容
が多くコンピューター関連のことが苦手な自分にもい
つかは使いこなせるようになるのかと少し不安に
なった。どの段階でこのようなことを学べばよいのか
教えていただきたいです。
少し不安にさせてしまい申し訳ありませんでした。私
のようにプログラミングの仕事に携わる人はわずか
で、多くは構造計算ソフトを使えれば十分で、これは
簡単な講習を受ければ誰でも使えるようになります。
ただし、コンピュータが苦手でもプログラムに興味が
あれば、会社に入ってから学んでも遅くはありませ
ん。
普通の構造設計分野の人であったら、あまり関わら
ないプログラムの開発などに手を出すのはすごいで
す。貪欲に新しい技術を身につける重要性を感じま
した。
新しい技術を身につける重要性を感じていただきあ
りがとうございました。構造解析プログラムの開発に
関わる人はわずかなので、貴重な経験をしたと思っ
ております。
構造に進む人がただの計算屋になってはいけない,
とはじめにお話されたことは多分重要なことだろうと
思いました。手で図面を描くことやスケッチをすること
にあまり慣れていなくて苦手意識があるので,これか
らが不安です。お話の内容が難しかったです。
話の内容が難しく不安にさせてしまいごめんなさい。
手での作図やスケッチが苦手でも大丈夫です。今は
デジタル時代なので、簡単に自分のアイデアを表現
することが可能になっています。弊社でも詳細な検
討をCADで行う人もいますので、自分のスタイルで
仕事が行えれば楽しくなると思います。
少し内容が難しく理解できないことが多かったと思い
今までに構造設計に携わる方のお話も聞いてきまし
ますが、構造設計を行う中で、コンピュータやデジタ
たが,今回はコンピュータやデジタルといった現代的
ルといったものが関わっていることだけでも伝えられ
で,内容が難しかったです。
ていたら幸です。
自分で課題を見つけ、それを改善していこうとする力
がすごくある方だと感じました。意匠だけでは建築に
携わる上で難しいのではと感じたら構造分野に行
き、構造分野だけでは現場を直に見て活かさないと
いけないのではと感じたら現場に行き、と問題があ
れば改善するのは当たり前のことですが、それを仕
事の中で実行してしまう力はすごいなと感じました。
課題を見つけて改善して行くことは仕事をする上で
大事なことと思います。私の場合は、構造設計→現
場監理→プログラム開発と・・・興味が湧いていろい
ろと経験をさせてもらいましたが、誰しもが経験でき
るとは限りませんし、仕事の内容にはあたり・はずれ
があります。私も最初の2年間は実際に建物が建っ
たプロジェクト0件という状態でしたので、チャンスが
あったら逃さないことを心掛けて下さい。
NASCAの有用性や成長性を通して構造解析プログ 構造解析プログラムに関心を持っていただきありが
ラムへの関心が増しました。
とうございました。今後に期待しています。
今,授業で勉強していることが活用されている所を実 大学の建築で学ぶ基礎的な知識が将来的に活用さ
際に見て,イメージが広がり,より頑張る意味が出てき れることになると思います。授業の内容を理解して役
た。
立ててください。
実際の構造計算を手計算で行う場合も同様な流れ
衣笠先生の建築構造解析の授業でやったフローが
で進めていきますので、NASCAのプログラム計算フ
NASCAの計算プログラムでも使われていた。
ローは一般的な構成だと思います。また、自由な形
NASCAの計算では自由な形を作れるので立体トラ
態もモデル化可能なので、大空間も作れますが、手
スなど自由な大空間が造られるのだとわかった。
入力だと大変です。
様々な分野のことを経験されていて、大変興味深い
お話でした。CADとかは特に興味がある分野だった
のでとてもためになりました。ありがとうございまし
た。
様々な分野に対して興味を持っていただき、こちらこ
そありがとうございました。CADも構造解析プログラ
ムとの連携や3D化が進んでいますので、目が離せ
ないです。
実際に建ててきた建物にどのような構造上の工夫を
行ってきたか写真つきでとてもわかりやすく見やすい
スライドでした。また、さまざまなプログラムが使われ
ているようなのでその技術を身につけなければなら
ないと思いました。
PPTの表現方法についても良い感想をいただきあり
がとうございました。構造設計をする場合、NASCA
等の一貫構造計算プログラムの他にいろいろなソフ
トを紹介させていただきましたが、会社に入ってから
学べば十分なので、焦らず身につけていって下さ
い。
構造の分野だからといって,計算ばかりしていてはい
けないと改めて理解しました。正しく構造を考える上
で結局,大事なのは細部まで理解すること,現場やシ
ステムまで分かっていて,初めて良いものが造られる
と感じました。
構造設計は計算ばかりではなく、ディテールの大切
さを理解していただきありがとうございました。誰しも
初めから構造の詳細な知識がある訳ではないので、
いろいろ経験して、それを活かすと良いものができる
と思います。
NASCAでの事後との説明を受けるうちに,今やって 大学での勉強や研究室での研究が、いろいろな場
いることが将来的に役に立つと実感できて,とても意 面で設計に活用されていると思います。これからも
義深い講習だった。
建築の専門的な知識を高めて下さい。
私は親戚が浜松にいて,よく浜松に行くのでアクトシ
ティが出てきた時親近感がわきました。スーパートラ
ス構造というものは聞いたことがなくCGで見せてもら
えて勉強になりました。構造設計者でも現場に行く山
下さんの向上心を見習いたいと思いました。
浜松は入社3年目(26歳)で現場を担当した物件で、
地元の設計事務所で構造設計をやられている方々
を集めて現場見学会をした時に、「こんなに若い方
が超高層の構造設計をしているとは思いませんでし
た」と感想をいただき不安を与えてしまったのではな
いかと思ったのを思い出しました。将来、地元の建物
の設計を担当できると嬉しいと思います。
構造設計の計算内容もコンピュータの発展とともに
複雑になってきていると思います。以前は計算プロ
構造とコンピュータは切っても切れない関係だとわ
グラムの能力に従って、いろいろな仮定の元でモデ
かっていたが,開発をしてより複雑な計算や解析をで
ル化をしていましたが、現在では架構とそっくりにモ
きるようにすることも構造設計なのだとわかった。
デル化されないと審査が通らないといった時代に
なってきているので複雑な思いです。
システムの説明などもしっかりしてくれて良かった。
立てていく順序良くわかった。
システムの内容や実際の工事の建て方順序を理解
していただきありがとうございました。
100mの鉄骨は30℃の温度差で約36mm伸縮すると
いうのに驚いた。手書きでスタジアムなどの大規模
な図面を書くのは大変だと思った。
温度応力の問題は、長大な建築物では不可欠に
なっていますが、複雑な架構の場合、実際の温度変
化の状態を把握するのは難しいです。また、手書き
の設計も楽しいと思います。
構図設計を行う上での、プログラムについて段階を
おって説明をしている時の順序が興味深かったで
す。一つ一つの実例について計画途中に生じたプロ
グラムの課題なども知りたいと思いました。
設計事例の紹介では、全ての物件でプログラムの課
題となった事例を説明する時間がなく申し訳ありま
せんでした。また、プログラムの説明構成にも興味を
持っていただきありがとうございました。
さまざまな耐震構法が紹介されたが、多くがコン
ピュータと密接な関係があった。
多くの耐震設計の検証はコンピュータで行っていま
すが、手計算や経験でのアナログな感覚も大事だと
思います。
学校は構造力学などの基礎的な計算を学ぶことが
構造設計は計算のイメージが強かったが,そんなこと
大切だと思います。実際の構造設計に興味を持って
はないと言われて確かにと思った。学校では計算し
いただけたのなら、構造設計を仕事にしてみてはど
かないので実際の構造設計をしてみたいと思った。
うでしょうか。
建築に関わる企業は多くあるが、企業独自のプログ 自社開発プログラムを維持している会社は少なくな
ラムは興味深かった。NASCAについてもっと知りた りましたが、NASCAに興味を持たれたのならプログ
いと思った。
ラム開発を仕事にしてみても面白いです。
建築の構造設計は考えて図面にすることだけでな
建築をつくっていく上での、思考のプロセスや、それ
く、実際に形になっていくので、設計条件と現場での
を表現していく方法など、実際建築を形にしていく内
作り方の対比を実感することで面白さが増してきま
での方法が学べてとても面白かった。
す。
自分は構造系に進むつもりなので自社開発プログラ
ムNASCAの話がとても興味深かったです。あと入社
の際に酒が飲めるか歌が歌えるか、コンピュータが
使えるがと聞かれたそうですが、今の時代で考える
と何ができると就職に有利だと思いますか。
NASCAの話に興味を持っていただきありがとうござ
います。今の時代はパソコン等が普及し誰しもがコ
ンピュータに慣れているので仕事的は問題ないです
が、就職に有利なのは一般常識とやる気!、それと
自分が得意とすることをアピールできることだと思い
ます。
どの分野でも技術はいつも進化しています。社会人
学生時代だけではなく、仕事を始めたあとでも新しい
になっても常に新しい技術の情報を得たり、学んで
技術を身につけたり、開発したりするためにさまざま
成長していかないといけませんが、設計が好きなら
な体験が必要だ。一生勉強しないといけない。
楽しく感じられると思います。
疑問から始まり,その疑問を解消していく形式がわ
かりやすかったです。
疑問はいつも付きまといますが、それを解消していく
形式を理解していただきありがとうございました。
今までの講習と講義の内容が重ならないようなテー
今までの講習では,聞くことの出来なかったパソコン
マを選びましたが、解析技術やプログラミングなどの
の技術やプログラミングなどの実務でつかていない
情報を新鮮な気持ちでい聞いていただけて嬉しい
ような活きた情報を聞くことが出来たよかった。
かったです。
構造設計を行っていく上で,デジタルな部分が大事に
なってくるということがよくわかった。しかし,最後に
おっしゃっていた,バグについてもやっぱり人が介入
することの大切さを感じた。
デジタルな部分とバグについて解決しなければなら
ない大切を感じていただきありがとうございました。
バグを発見するには、解析結果に対して常に疑問を
持って正しいか検証できる力を身につけて下さい。
今回のお話によってやはり『計算屋』というイメージ
が有る構造設計に関して,山下さんがそうであった
ように最初は意匠に興味がありました。それを実現
させるために構造を学ぶというのにとても共感を覚
えた上,また,構造設計の実際のプロセスに関して
勉強になった。
構造を学ぶということに共感を覚えていただきありが
とうございました。構造設計でも構造架構や詳細な
ディテールなど構造的にデザインする事が多くありま
すし、その構造デザインがそのまま建物全体の意匠
となることもあるので、構造設計も楽しい仕事と感じ
るかも知れません。
設計するのに自分の思いをスケッチして伝えるのは
スケッチをもとに設計していく手順がよくわかってよ
良い方法と思います。また、現実では上手く行かな
かった。建たない建築があったりと,現実を話してい
いこともあるので、そんな時は私の経験を思い出し
ただけてよかった。
て下さい。
CADやコンピューター計算について今まで身近に感
CADやコンピュータ計算を身近に感じていただきあり
じることがあまりありませんでしたが今回NASCAの
がとうございました。また興味を持つきっかけにこの
説明を通じて興味が湧いてきたとともに身近に感じ
NASCAの講義がなってくれたとしたのなら幸です。
ることが出来ました。
東日本大震災をきっかけに防災対策の意識が高ま
安全性をより求められるような時代になり,より高度
り安心・安全のグレードを上げる設計が求められる
な設計が必要となり労力がかかるが,その中でコスト
ようになったと思います。その中でコストとどう戦うの
を下げて入札されるようなものの難しさを感じた。
か?これからもこの課題は続くと思います。
今回はNASCAというプログラムについてお話して頂
き,実際に設計しする際にはほんとに建つのかを計
算して,構造設計をしなくてはならず大変であると
思っていましたがNASCAによって労力もヘリ,さらに
設計も広がっているのだと思いました。今回のお話
を聞いて設計のプログラムと言うものにも興味を持
ちました。
設計のプログラムに興味を持っていただきありがとう
ございました。構造設計では建物を解析できる架構
にモデル化してプログラムに入力していますが、近
年では実際の建物の架構や応力に近づけるために
解析プログラムの方を対応させているので、設計者
の労力を減らすことができているのも事実です。今
後も更なるプログラムの発展に努力しようと思ってお
ります。
実際に経験された実例を時系列に沿って説明されて
いたので、どのような敬意で現在までに至ったか分
かりやすかった。実例を説明する際、実際使ってい
た構造スケッチや簡単なイラストを用いていただいた
ので構造やNASCAの理解が深まりました。
今回は、構造設計という仕事の全体的な一例を示し
ながら解析プログラムとの関わりについて説明しまし
たが、各設計例を詳細には解説できませんでした。
その中で、構造スケッチやイラスト等から構造や
NASCAを理解していただきありがとうございました。
今までの構造設計の方とは違い,プログラムの面か
ら説明して頂きました。NASCAの説明やプログラム
の変遷等は自分にとってすごく刺激的でした。少し機
械面によった構造設計も又面白いと思いました。こう
して講師の方に今まで知らなかった世界を見させて
頂くのはとても良い経験になります。ありがとうござ
いました。
他の構造設計の方とは違った面から攻める事がで
き、NASCAやプログラムの変遷を刺激的に感じさせ
られたことは、このテーマを選択して良かったと感じ
ております。少し機械面によった内容でしたが、構造
設計をする時には、必ず通らなければならない道で
す。まだまだ知らない構造の世界を他の講師の方が
見せてくれると思いますので期待しましょう。
コンピューターに関する構造設計についてのお話が
とても興味を持った。意匠と構造の設計手法の違い
と同じ点などについて考えさせられた。アイディアス
ケッチ、計算といった手法によってトータル的な設計
が必要なのだと思った。
構造設計にはトータル的な設計が必要です。構造計
画やアイディアは重要で形を実現させる芸術的な技
術の面を持っていますし、計算は、そのアイディアを
裏付ける技術なんだと思います。意匠と構造は最終
的に一つの建築を作り上げる融合した世界じゃない
でしょうか。
計算屋になるな、形を実現する技術屋にというくだり
は名言だなと思いました。グループ発表の話は面白
かったです。アナログ思考とデジタル思考の両方とも
バランスよく鍛えて生きたいです。
計算屋になるな・・・と心に強く決めても計算が出来
ないと話になりません。形を実現できるアイディアを
出せて、それをデジタルで解決できる計算技術も必
要なんです。そう!バランスよく鍛えるのが良いと思
います。まずは苦手な方の手のひら合わせを練習し
てみてはどうでしょうか。
プログラムへの理解、ブラックボックスを避け自分で 良い心掛けです。自分で式の内容を把握して計算し
計算することを大事にします。
てみるのが一番良いと思います。
プログラムの理解への重要性を改めて考えることが プログラムの結果をいつも信じていると間違いに気
出来ました。
が付きません。どんな解法なのか理解が重要です。
山下さんの講義を聴いて,解析がブラックボックスに
ならないためやBIMや他のプログラムとの互換性
もっと向上させるためにも解析プログラムへの理解
を深めないといけないと感じました。
これからは、BIMへの展開が急速に進むと思ってお
ります。そのためにも1つの解析プログラムに拘らず
互換性を持たせて、あらゆる方向から設計できる体
制を整えるのも大事であると感じております。
本日の講演すごく楽しかったです。ありがとうござい 楽しんでいただきありがとうございました。設計も楽
ました。
しくやりたいですね!
自分の作品に関して、設計だけでなくプログラム開 設計作品の紹介では、構造計画や構造のアイディア
発の面からも解説していただいたのは初めての経験 を語るのが一般的ですが、影に隠れたプログラムの
でした。
活躍を伝えられてよかったです。
今回は、私の設計した半分くらいの建物を紹介させ
幾つかの建物を紹介していただいてそれぞれの構
ていただきましたが、パターンもその一部に過ぎない
造の違いを見ていろいろなパターンを知ることができ
と思います。これからも違ったパターンを知ることで
てよかった。
構造の知識を蓄積したら面白くなると思います。
現実的なだれでも一度は感じそうな悩みをお話してく
れてとても親近感がわいた。実務上のお話しを詳しく
聴け,特にCADなどの計算ソフトのお話しは自身の
将来に近いことなのでとても有意義だった。働く上で
その時の自分になにか足りなくて何が必要かを考え
るのは大事だと感じた。
いつも自分には足らない部分があると思っています
が、それを解決するためには経験をするしかありま
せん。実務でちょうどよく実体験できれば幸いです
が、なかなかそうは行かないのが現実です。何が必
要かを考えた後の行動が大事なので、ここで自分が
望む方向へ進ませるためのアイディアが必要になっ
てきます。
学生のころの研究では実験がメインだったということ
ですが,会社に入ってから構造設計やコンピュータ
プログラミングで少し分野が違うのかなと思います。
そのせいで苦労されることなどありますか?
そのせいで苦労していることはありません。逆に部
材が崩壊する性状を把握しているので、構造設計す
る上で役立っており、学生の頃の研究室での実験は
今でも貴重な実体験になっています。プログラムも
大好きですが、実験も大好きなので、設計事務所で
は実験をする機会が少なく残念に感じております。
最近のプログラムは高度な計算が簡単に出来るの
貴重な講演ありがとうございました。私も研究室で解
で、ブラックボックスになりがちです。また、クリック1
析プログラムを使用しているので,ブラックボックスに
つで結果が変わる場合もあり、どのような条件で計
ならないようにしたいです。
算した結果なのかを把握することが重要です。
大空間でエキスパンションを取らない場合温度応力
を考慮しなければならないこと、応力を考えて施工
手順を変えること、スケッチで施工者に分かりやすく
説明できること、会社によって使うソフトが異なること
が今回の講義で印象に残りました。フクダ電子ア
リーナ付近にあるフクダ電子ヒルズコートに行くこと
があるので今度アリーナの方にも行ってみます。
今回は、温度応力や施工手順の解析をNASCAへ組
込んだ説明をしましたが、NASCAには、これ以外に
も特殊な機能を持っています。ここでは、詳細に紹介
するスペースがありませんが、設計者の要望を多く
取り入れてNASCAは発展しています。また、他社の
プログラムも特殊な機能を装備しているものもありま
すので、使うときに注意が必要です。フクダ電子ア
リーナはサッカー専用のスタジアムでコンパクトに出
来ていますので、サッカーは臨場感があります。
研究室では、今のところ「計算屋」なのでこれから1ヶ 実験は現象を身体で感じられるので、内容を吸収し
月間の実験で、できるだけ現場のことについて吸収 やすく記憶に残るのではないでしょうか。また、この
しようと思いました。
実体験が将来的に役に立つ時が来ると思います。
解析プログラムの結果は、与える条件で変化します
解析プログラムを理解することの重要性が分かりま
ので、条件の重要性を理解していただきありがとうご
した。
ざいました。
日建設計での仕事内容や,プログラムの話はとても
為になりました。構造設計者というと,建物の計算の
イメージでしたが,プログラムを開発する仕事もあると
知り,とても興味深かったです。一貫構造計算プログ
ラムがあるおかげで,とても楽に設計出来そうですが,
このプログラムを使ったり,開発する為にはそれなり
に自分で手を動かさなければいけないと強く感じまし
た。どの分野であっても,今のうちに幅広い知識を得
ていこうと思いました。
幅広い知識を得ることは、どの分野でも重要な事だ
と私も思います。建築では意匠、構造、設備、電気、
インテリア、ランドスケープ、コストや都市計画等、い
ろいろ分野が分かれていますが、それぞれの基本的
な知識があれば、ある程度、設計を進めることが出
来ますので、デザインの幅も広がるのではないでしょ
うか。また、構造設計でもプログラムが作れると設計
の幅が広がっていきますし、計算式の内容を理解し
ながら効率的に仕事を進められると思います。
デジタル、アナログ的感覚の両方をバランスよく発揮 バランスが大切だと思います。苦手な方の感覚に磨
することが大切なんですね。
きをかけてみるといいかも知れません。
すばらしい講義でした。
講義を受けていただきありがとうございました。
構造設計事務所もゼネコンと同じように現場に出て
試行錯誤するという話は興味深かったです。僕も幾
つか研究用に汎用構造計算プロブラムを使ったこと
があるのですが,大手の企業は独自の構造計算プ
ログラムを持ち,また現状に応じて作りこんでいくと
いう話を初めて知って驚きました。
設計した物件は、設計監理で現場に行って指示をし
たりもしますが、図面通りの品質で作られているか
監理する品質管理者は設計者とは別な人が担当す
る場合が多いので、図面でしっかり表現できていな
いと設計者への質疑が多くなったり、間違ったものが
作られたりするので、図面の完成度が重要です。
構造計算ソフトを通じた解析に関することから接合
部の詳細を説明するためのスケッチまで参考になる
ことが多い授業でした。一つ気になったこととして、
免震建物の設計事例で角型の積層ゴムを用いてい
たものがありましたが、どのような理由で角型に決定
したのでしょうか。
講義の内容がいろいろと参考になれば幸いです。紹
介した物件では角型の1500角まで使用しています
が、当時では最大の約30000kN(3000t)を支持でき
る積層ゴムでした。また、同じ面積の丸型より角型の
方が取り付けるフーチングも小さくすることができる
ので、経済的な面もあります。
コンピューターを使った設計は10年前、20年前と比
べて格段とやりやすくなっているようなので、10年
後、20年後には更に進歩し、以前ではできなかった
こともできているようになっていると思う。プログラム
方面の学習もしていきたい。
コンピュータの性能が向上すると共に、プログラムの
解析もいろいろな機能を持たせて詳細になったと感
じています。これからも発展させていかなければなり
ませんが、それを担当するのは我々ではなく、次の
世代の人たちであり、その活躍に期待しております。