青 警 本 留 第 4 1 8 号 平成27年3月16日 各 所 属 長 殿 青 森 県 警 察 本 部 長 警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令の一部を改正する訓 令の制定について この度、警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令の一部を改正す る訓令(平成27年3月青森県警察本部)を別添のとおり制定し、平成27年4月1日から施 行することとしたので、誤りのないようにされたい。 記 1 改正の趣旨 これまで、警察において身体を拘束されている者の食料費については、「警察にお いて身体を拘束されている者の食料費に関する訓令」(昭和48年3月青森県警察本部 訓令第9号)により運用してきたところであるが、今後の消費税及び地方消費税の変 動に対応するために訓令の一部を改正した。 2 改正の内容 消費税の変動に対応するため、これまで内税で定めていた1食当たり430円を上限 としていた被留置者の食料費を「1食当たりの400円」とし、この額に消費税及び 地方消費税を加算した額までに改めた。 担当:留置管理課・管理係 青森県警察本部訓令第8号 警 察 本 部 警 察 学 校 各 警 察 署 警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令の一部を改正する訓令 を次のように定める。 平成27年3月16日 青森県警察本部長 山 本 和 毅 警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令の一部を改正する 訓令 警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令(昭和48年3月青森 県警察本部訓令第9号)の一部を次のように改正する。 本則中、「日額1,290円(1食当たり430円まで)」を「日額1,200円 までの額(1食当たり400円までの額)に消費税及び地方消費税を加算した額まで 」に改める。 附 則 この訓令は、平成27年4月1日から施行する。 警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令 新旧対照表 新 旧 警察において身体を拘束されている者の食料に 要する経費は、日額1,200円までの額(1食 当たり400円までの額)に消費税及び地方消費 税を加算した額までとする。ただし、特別の理由 があるときは、この額を超えることができる。 附 則 この訓令は、平成27年4月1日から施行する。 警察において身体を拘束されている者の食料に 要する経費は、日額1,290円(1食当たり4 30円まで)とする。ただし、特別の理由がある ときは、この額を超えることができる。 警 一部改正について 留 置 管 理 課 1 警察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令の 務 部 食事の支給について 警察に留置されている者(以下「被留置者」という。)の食事については、「刑事 収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」第186条において、食事の支給が定 められており、その経費については、基本的に国費により賄うこととされている。 2 食料費の国からの償還金について 被収容者の食料費として国からの支給額については、毎年物価の変動等を勘案し て決定され、各県にその金額が通知されている。 平成26年度については、「警察拘禁費用償還規則」(昭和35年法務省令第19号)に より被留置者1人に対して1日当たり1,650円が支給され、留置施設管理費449円を 差し引いて1,201円が食料費となり、1食当たり約400円が国から支給される。 3 訓令改正の理由について 当県における、被留置者の1食当たりの食料費は、これまで県費の助成により「警 察において身体を拘束されている者の食料費に関する訓令」 (以下「訓令」という。) によって、内税で430円と定めて支給してきたところであるが、消費税が5パーセ ント時における食料費の設定であり、今後の消費税の変動にも対応できる内容とし 食料提供業者に消費税分変動分を転嫁しないように改めたものである。 4 その他 訓令文中、ただし書きの「特別の理由があるとき」とは、 ○ 病人食、極端な食物アレルギーを持つ者等 ○ 外国人が習慣等の違いから和食を嫌う者に対する別食(パン食等)の支給 ○ 宗教上の理由から食べられない物がある場合 宗 教 名 食 べ な い イスラム教 豚肉 ヒンズー教 牛肉、一般的に菜食主義 モルモン教 獣肉、菜食主義 ユダヤ教 豚肉 物 等 等をいい、イスラム教における戒律による豚肉を除く食肉処理(ハラール)済みの 食材を使用する場合も含む。
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