平成26年度事業報告(PDF)

平成26年度事業報告書
「第4期地域福祉活動計画」の基本理念である「市民一人ひとりの参加と支え合いに
より、誰もがその人らしく安心して暮らせる福祉のまちづくりを推進」するため、地域
福祉活動の状況の分析や課題の把握を行い、校区社協活動のさらなる充実や必要な取り
組みについて、住民や福祉関係者・団体、行政等と一緒に考え、支援に努めてまいりま
した。
また、高齢者の孤立や孤独死の問題、児童・高齢者への虐待、介護保険や障がい者施
策の谷間にある人たちへの支援、引きこもりや自殺の問題、悪質商法や振り込め詐欺の
被害等、これまでの社会福祉制度の枠組みでは解決が難しい新たな生活課題に対応する
ため、確実な見守り体制の仕組みづくり(ふれあいネットワーク活動・ふれあいサロン
活動の拡充)や、シニア世代を対象にしたボランティア養成講座の開催、職員が地域に
積極的に出向き課題を把握し解決を目指すアウトリーチの徹底などに取り組みました。
平成26年度事業の実施状況は次のとおりです。
1.区社会福祉協議会の運営
(1)理事会の開催状況
日 時
5月29日
(木)
6月27日
(金)
10月27日
(月)
3月23日
(月)
会議名
出席者
(人)
審議内容(報告事項)
1. 議事
議案第1号
議案第2号
理事 14
第47回
議案第3号
監事 2
議案第4号
1.議事
議案第1号
議案第2号
理事 12
第48回
協議事項1
監事 2
協議事項2
協議事項3
第49回
第50回
平成25年度事業報告について
平成25年度決算報告(監査報告)について
定款の一部変更(案)について
理事・評議員選任規程の一部改正(案)につい
て
次期顧問委嘱の同意について
次期評議員委嘱の同意について
次期理事の選任について
次期監事の選任について
次期会長・副会長の選任について
1.議事
理事 15 議案第1号 評議員委嘱の同意について
1.議事
議案第1号 平成27年度事業計画(案)について
理事 14
議案第2号 平成27年度一般会計収支予算(案)について
監事 2
議案第3号 経理規程の一部改正(案)について
- 1 -
(2)評議員会の開催状況
日 時
5月29日
(木)
6月27日
(金)
3月23日
(月)
会議名
出席者(人)
第62回
第63回
第64回
審議内容(報告事項)
1.議事
議案第1号 平成25年度事業報告について
評議員 29
議案第2号 平成25年度決算報告(監査報告)について
監事 1
議案第3号 定款の一部変更(案)について
議案第1号
議案第2号
評議員 23 議案第3号
監事 1 報告事項1
報告事項2
次期理事の選任について
次期監事の選任について
次期会長・副会長の選任について
次期顧問の委嘱のについて
次期評議員の委嘱について
1.議事
評議員 30 議案第1号 平成27年度事業計画(案)について
監事 2 議案第2号 平成27年度一般会計収支予算(案)について
(3)監事監査の実施
日 時
会議名
5月15日(木)
監事監査
出席者(人)
監事
3
審議(報告)事項
平成25年度監査
(4)校区社会福祉協議会会長会
校区社協の拡充を図るため、各校区社協の活動内容や組織等に関する情報交換を
中心に開催しました。
日 時
第
1
回
第
2
回
場 所
6月2日
中央区役所
(月)
12月12日
(金)
あいれふ
出席者(人)
主な内容
・中央区校区社協会長会会長、副会長の選任につい
て
・中央区社協理事、評議員の就任について
・「地域コミュニティとの共働のあり方について」
に係る意見のとりまとめについて
・中央区社協会費の納入について
13
・安心情報キット配付事業について
・生活支援ボランティアグループ活動事例集
について
・見守りの仕組みづくりマニュアルについて
・各校区社協の事業計画について
・福岡市社協がめざす地域福祉の方向性と重点事業
について
・「地域のまち・絆づくり検討委員会」の経過報告
12
について
・歳末ふれあい・子どもすくすく事業助成金の校区
社協助成金への一元化について
- 2 -
・マンション孤立死防止モデル事業の進捗状況につ
いて
・地域福祉ソーシャルワーカー・モデル事業活動事
例集について
(5)校区社会福祉協議会助成金事務担当者説明会
校区社協会長及び事務担当者へ校区社協への助成金について説明会を行いました。
日 時
場 所
3月4日(水)
あいれふ
出席者(人)
19
主な内容
・校区社協助成金について
・ボランティア行事用保険について
2.地域の支え合い活動の充実
(1)地域福祉活動リーダー研修会
①区ふれあいネットワーク研修会
日 時
場 所
1月16日(金)
出席者(人)
主な内容
・講演「傾聴で結う地域の赤い糸」
講師 特定非営利活動法人日本ソーシャルコ-
チ協会 代表理事 冨岡 郁雄氏
57 ・ふれあいネットワークとは
~助け上手・助けられ上手~
・地域包括ケアシステムについて
中央区地域保健福祉課
あいれふ
②区ふれあいサロン研修会
日 時
場 所
出席者(人)
主な内容
・
「高齢者の健康づくり介護予防・介護予防簡単メ
ニューの実践」
講師 中央区地域保健福祉課
58
・情報交換会
・事務連絡(還活大学スタンプラリーの紹介等)
10月21日(金) あいれふ
(2)地域ボランティア養成講座
校区社協や公民館等と共催して、ボランティアの育成及びスキルアップを図るた
め、講座を開催しました。
校 区
日 時
場 所
春 吉
2月25日(水)
公民館
出席者
(人)
51
- 3 -
主な内容
認知症を正しく理解する講座
認知症の劇、グループワーク
大 名
9月29日(月)
公民館
5月28日(水)
公民館
2月20日(金)
公民館
舞 鶴
南当仁
30 ふれあいネットワーク研修会
・ふれあいネットワーク活動について
・地区ごとの情報交換及び報告
33
5月20日(火)
公民館
町内会長・民生委員情報交換会
32 ・見守りの仕組みづくりマニュアル説明
・情報交換
6月21日(土)
公民館
66
9月 9日(火)
公民館
73
2月28日(土)
公民館
草ヶ江
簀 子
ふれあいネットワーク研修会
40 ・ふれあいネットワーク活動について
・成年後見、相続について講座
8月 7日(木)
公民館
1月17日(土)
公民館
6月11日(水)
公民館
2月26日(木)
公民館
福 浜
ふれあいネットワーク総会・研修
・茶山6丁目「笑いあい隊」の取り組み
ふれあいネットワークビデオ研修
・孤立死について
ふれあいネットワーク研修会
・ふれあいネットワーク活動におけるボラ
79
ンティア活動について
・町ごとに分かれ地図を見ながら懇談
簀子社協研修会
55 ・ふれあいネットワーク活動について
・町ごとに分かれて懇談会
ふれあいネットワーク研修会
・講演「ふれあいネットワークとは」
36
市社協 張職員
・グループワーク(マップ作り)
ふれあいネットワーク班長会
18 ・孤立死 DVD 鑑賞
・見守りの仕組みづくりマニュアル説明
35
ふれあいネットワーク研修会
・見守りマップの作成について
当 仁
11月22日(土) 公民館
ふれあいネットワークと見守り部会の
77 合同研修会
・見守り活動をすすめるうえでの課題
平 尾
8月9日(土)
11月8日(土)
ふれあいネットワーク研修会
39
・ふれあいネットワーク活動について
45
・班別の情報交換及び報告
笹 丘
公民館
11月22日(土) 公民館
合 計
認知症に関する講座
50 ・認知症を正しく理解する講座
・認知症の疑似体験 DVD など
759
- 4 -
(3)シニア地域ボランティア入門講座
ふれあいネットワークやふれあいサロン活動等、高齢者の見守りや支援活動への
理解を深め、地域福祉活動の新たな担い手となってもらうことを目的に、地域活動
への関わりを希望する団塊の世代をはじめシニア世代を対象にボランティア入門講
座を実施しました。
日 時
場 所
7月29日(火)
出席者(人)
主な内容
・講演
「佐々木謙介のこころ潤うシニアライフスタジオ」
24
講師 佐々木 謙介氏
・地域活動、社協活動の紹介
中央市民
センター
3.住民の主体的参加と相互に支え合うまちづくりの推進
高齢者や障がい者が安心して暮らせる地域社会づくりをめざした「ふれあいネットワ
ーク活動」や「ふれあいサロン活動」等の地域福祉活動を、校区社協と協働して推進し
ました。
(1)ふれあいネットワーク活動実施状況
地域住民(ボランティア)や地域団体、関係機関が連携し、支援を必要とする高
齢者や障がい者、子育て家庭などを対象に、見守りや定期訪問などを行ない、支え
合う活動です。安否確認、声かけ、話し相手、ゴミ出し、保健福祉サービスの紹介、
電球の取り替え、買物代行、薬取り、家事援助、外出援助など、校区の実状に合わ
せて実施しました。
校 区
(実施自治会数/総自治会数)
開始時期
草ヶ江(28/29)
平成 9 年 12 月
520
137
小 笹(19/19)
平成 10 年 2 月
612
80
大 名(17/33)
平成 11 年 4 月
138
50
福 浜(17/17)
平成 11 年 12 月
1,454
206
舞 鶴(12/21)
平成 13 年 5 月
18
31
高 宮(24/24)
平成 14 年 2 月
130
75
平 尾(32/32)
平成 14 年 4 月
132
60
南当仁(21/37)
平成 14 年 5 月
341
57
当 仁(28/28)
平成 15 年 1 月
228
62
簀 子(25/25)
平成 15 年 2 月
142
37
春 吉(33/38)
平成 15 年 11 月
252
81
3,967
876
11校区(256/303)
対象世帯数
(世帯)
訪問員等
(人)
※平成26年度福岡市地域保健福祉振興基金事業実績報告書より掲載
- 5 -
(2)ふれあいサロン活動実施状況
地域住民(ボランティア)が、家に閉じこもりがちな高齢者・障がい者などを対
象に、公民館や集会所などで月に1~2回(1回2時間程度)、茶話会、講話、レク
リエーション、小物作り、歌、体操などを行い仲間作りや交流・ふれあいの場を広
げる活動です。
サロン名
高 宮
芙蓉サロン
平成 9 年 2 月
244
菊葉会
平成 11 年 4 月
161
ハーモニー
サロン
平成 11 年 6 月
249
226
①月 1 回 第 2(金)午前
②公民館
ほっとする
会
平成 12 年 3 月
115
68
①月 1 回 第 3(木)午後
②集会所
さわやかサ
ロン
平成 15 年 11 月
506
314
平成 12 年 7 月
243
①月 2 回 第 2 ・ 3(月)午後
300 ②公民館
平成 12 年 11 月
407
226
平成 13 年 4 月
144
舞鶴サロン
平成 13 年 4 月
169
サロン浜の
町
平成 14 年 4 月
75
サロン赤坂
平成 13 年 6 月
241
サロン桜坂
平成 13 年 6 月
178
159
平成 13 年 9 月
71
65
平成 23 年 4 月
112
なんばしょ
う会
平成 13 年 12 月
0
0
にこにこ大
名
平成 19 年 4 月
200
49
①月 1 回 第 2(火)午後
②老人いこいの家
かたらんね
春吉
平成 14 年 10 月
170
39
①月 1 回 第 2(木)午後
②公民館
清川白亜館
サロン
平成 25 年 4 月
235
118
①月 1 回 第 2(火)午後
②集会所
小 笹
福 浜
草ヶ江
平 尾
当 仁
舞 鶴
赤 坂
大 名
春 吉
きんしゃい
ふれあいサ
ロン
平尾ふれあ
いサロン
いきがいサ
ロン
サロン
花みずき
サロン夢ピ
ンシャン
開始時期
延利用者 ホ ゙ ラ ン テ ィ ア ①活動日
数(人) 数(人) ②場所
校 区
- 6 -
①月 1 回 第 2(土)午後
②公民館
①月 1 回 第 4(金)午前
60
②老人いこいの家
91
①月 2 回 第 1 ・ 3(金)午後
②集会所
①月 2 回 第 1・3(土)午後
②公民館
①月 1 回 第 2(火)午後
168
②公民館
80
①月 1 回 第 3(火)午前
②公民館
①月 1 回 第 2(金)午前
②老人いこいの家
①月 2 回 第 1・3(月)午後
226
②公民館
75
①月 2 回 10 ・ 20 日 午前
②集会所
①月 1 回 第1(木)午前
②マンションロビー
①月 1 回第1(火)午前
36
②町民会館
休止中
簀 子
ふれあいサ
ロン簀子
平成 14 年 6 月
223
130
①月 1 回 第 1 (金)午後
②公民館
南当仁
お会いしま
っしょ会
平成 15 年 2 月
136
172
①月 1 回第 3(金)午前
②公民館
合 計
12 校区
20 サロン
3,879
2,602
※平成26年度福岡市地域保健福祉振興基金事業実績報告書より掲載
(3)専門スタッフの講師派遣
ふれあいサロンへの理学療法士の派遣について、福岡県理学療法士会の協力のも
と、9サロンに派遣し、プログラムの充実を図りました。
(4)校区広報紙発行活動実施状況
校区社協が地域住民に福祉やボランティアに関する情報を提供する「広報紙(社協
だより)」発行事業を推進・支援しました。
(単位:部)
校
区
回数 発行部数
当
仁
2
小
笹
舞
年
間
校
区
回数 発行部数
年
間
8,000
16,000
大
名
1
3,300
3,300
2
6,020
12,040
簀
子
2
4,600
9,200
鶴
2
5,600
11,200
南当仁
3
8,000
24,000
草ヶ江
2
7,800
15,600
高
宮
2
6,500
13,000
春
吉
1
6,350
6,350
笹
丘
4
5,600
22,400
福
浜
1
3,000
3,000
※平成26年度福岡市地域保健福祉振興基金事業実績報告書より掲載
(5)助成金について
①共同募金校区社協助成金
助成校区 13校区
2,180,800円
※校区人口に応じ、182,900 円を上限に助成しました。
②共同募金地区福祉事業費助成金
助成校区 13校区
4,050,000円
※「赤い羽根共同募金」の前年度校区募金額の30%を上限に助成しました。
③歳末たすけあい運動募金配分事業
助成校区 10校区
455,000円(助成金は市社協より執行)
※校区社会福祉協議会が、年末年始に実施する交流を目的とした活動に対し、
その経費の一部を助成しました。
- 7 -
校
区
春吉
大名
赤坂
舞鶴
簀子
当仁
福浜
南当仁
高宮
平尾
事業名
地域ボランティア講座
高齢者会食会
餅つき大会
冬のおばけやしき
慰霊祭
高齢者配食
地区餅つき大会
どんど焼き
成年後見人制度講座
高齢者配食
敬老祝い
ふれあいネットワーク研修会
松寿会との情報交換会
餅つき大会
ふれあい会食会
高齢者事業
敬老会
福祉座談会
ぜんざい会
高齢者バスハイク
子どもの日の行事
敬老祝い品配布
高齢者会食会
高齢者配食会
3世代交流もちつき大会
ふれあいネット班長会
福祉まつり
高齢者配食
ふれあい餅つき大会
ふれあいぜんざい会
校区ふれあいネット研修会
高齢者配食
餅つき大会
ふれあいネットワーク研修会
高齢者会食・配食
三世代交流もちつき大会
三世代交流ぜんざい会
ふれあいネットワーク研修会
福祉施設見学研修会
敬老の日祝い品贈呈事業
- 8 -
参加者数(人)
89
138
283
147
25
80
200
200
40
280
50
62
56
512
197
243
150
35
60
48
224
976
124
217
880
18
41
433
341
71
35
265
280
36
307
762
95
84
36
1,289
草ヶ江
小笹
笹丘
歳末ふれあい餅つき大会
三世代地域交流キャンプ
高齢者配食
福祉赤飯
世代間交流会
子どもすくすく事業
まつり草ヶ江
高齢者への配食
三世代交流
高齢者会食会
750
65
648
545
228
80
4,000
160
40
95
三世代交流ハイキング
101
校区総合訓練
400
高齢者配食会
115
三世代交流餅つき大会
356
歳末子どもすくすく事業
どんど焼き・新春の集い
※平成26年度校区社協事業実績報告書より主な事業を抜粋
21
269
(6)安心情報キット配付事業
自宅で、急病等で本人が連絡先を伝えることができない時に、救急隊が緊急連絡先
や病歴等を把握することができる「安心情報キット」を、地域の皆様のご協力をいた
だき、57個配付しました。
(7)緊急時連絡カード配布事業
外出時で、事故や急病等で本人が連絡先等を伝えることができない時に、救急隊、
警察、病院などが緊急連絡先や病歴を把握でき、迅速な連絡が期待できる「緊急時連
絡カード」を、地域の皆様のご協力をいただき、校区社会福祉協議会や民生委員・児
童委員などを通じて1,279枚配布しました。
(8)買い物支援ガイドブックの発行
高齢社会が進行する中で、近隣に店がないため、遠方に外出しなければならな
い等、日常の買物に困難を生じている人たちが増えています。このような人たちが、
住み慣れた地域や家庭で暮らし続けることができるように、日用品の配達を行う等、
買物の支援をする店を紹介したガイドブックを平成26年7月に初版を発行し、平
成27年3月に第2版を各600部発行しました。
4.福岡マンション管理組合連合会との連携による集合住宅での見守り活動の支援
福岡市の特徴である集合住宅での見守り活動を円滑に進めるため、NPO法人福岡マ
ンション管理組合連合会(福管連)と連携し、マンション内における「孤立死」防止対
策を確立するため、モデルとなる3箇所のマンションと協働し、見守り活動のしくみを
検討しました。
- 9 -
(1)モデルマンション(福管連選定)
マンション名
戸数(戸)
赤坂エクセル(赤坂校区)
高齢化率(%)
130
196
24.5
38
48
33
122
280
13.6
大濠パールシャトー(南当仁校区)
コスモ唐人町パークビュー(当仁校区)
居住者数(人)
(2)検討委員会の開催
日 時
第1回
場所
参加者
(人)
主な内容
・趣旨説明、見守りについて
・各マンションでの現状、取り組み、
12
課題について
・今後について
7月29日(火) ふくふくプラザ
第 2 回 12月10日(水) ふくふくプラザ
30
・各マンションの進捗状況について
・今後について
(3)各マンションでの取り組み
①管理組合理事会への参加、モデル事業の趣旨説明、社協からの提案
②助けられ上手になるための講座
③ロビー・集会所にて茶話会の実施
④助け合い防災訓練(防災訓練のお知らせとともに、避難時に支援が必要かどうか、避
難時に支援が必要な方を支援できるかどうかについてアンケートを実施。防災訓練時
には、アンケート結果をもとに、助ける側・助けられる側をマッチングした避難訓練
を実施)
5.地域で進める子育て支援
(1)ファミリー・サポート・センター事業の充実
登録会員(依頼、提供、両方)の拡充を図るとともに、会員相互の援助活動の一
依頼会員・・・子育てを応援して欲しい人
層の充実を図りました。
提供会員・・・子育てを応援したい人
両方会員・・・子育てを応援して欲しいし、応援もしたい人
1
会員登録状況(H27.3.31 現在)
依頼会員(人) 提供会員(人) 両方会員(人)
788
2
118
1,054
援助活動実績
件 数
3,020
3
148
計(人)
延べ時間
6,913
依頼会員登録講習会
場 所
区社協事務所
受講者(人)
主な内容
177 ファミリー・サポートの基礎知識など
- 10 -
4
ファミリー・サポート・センター会員交流会
日 時
出席者
(人)
場 所
10月1日(水)
中央市民センター
35
12月17日(水) 中央市民センター
11
5
主な内容
・ヤクルトによる「うんちの話」
・消しゴムはんこ作り
あずかりっこ
日 時
出席者
(人)
場 所
6月27日(金)
中央市民センター
主な内容
利用したことがない依頼会員と
援助活動を行ったことのない提
23
供会員同士がペアを組み
援助活動を体験しました。
6.ボランティア活動の推進
ボランティア活動の紹介・情報の提供、ボランティアとその応援を求める人のコーディネー
ト、65 歳以上を対象とした介護支援ボランティア事業、ボランティア交流会など、各種事業を次
のとおり行いました。
(1)ボランティアコーディネート
ボランティアの援助を希望する個人・団体に、ボランティアの紹介、斡旋を行い
ました。
1
2
活動相談
56件
相談者
件 数
個 人
55
企業
1
グループ紹介
1
学校
0
施設紹介
1
その他
0
他機関紹介
0
収集ボランティア
6
相談のみ
1
依頼相談
対応状況
個人登録
件 数
47
154件
区 分
行事援助
内 容
遠足の際の車いす介助
日常活動援助
運動の介助
件 数
17
3
技術・学習指導 三味線、絵手紙の指導など
1
家事援助
話し相手
自宅の掃除など
一人暮らしの高齢者の話し相手など
4
52
外出付き添い
身体障がい者の外出時の付き添いなど
47
身体介助
身体障がい者のオセロ補助
遊び相手
障がい児の自宅等での遊び相手など
- 11 -
9
17
朗読
散髪
目が不自由な方への朗読
理容ボランティアの紹介
1
1
その他
3
2
対応状況
154件
対 応 区 分
件 数
個人ボランティア
126
ボランティアグループ
11
地域
他機関を紹介
8
1
依頼者辞退
3
活動に合致せず
相談のみ
2
3
(2)介護支援ボランティア事業
21人受付
65才以上の高齢者が介護保険施設でボランティア活動を行ってポイントをため
ると、換金や寄付ができる「介護支援ボランティア事業」を推進し、元気な高齢者
の社会参加、生きがい・健康づくり、介護予防に役立てました。
(3)ボランティア交流会
使用済み切手を整理しながらボランティア同士が交流するボランティア交流会を、
平成26年 10 月から開始。毎月 15 日(閉所日の場合は、直後の開所日)を開催日
と定め、延べ 15 人の方が参加されました。
7.個別支援の充実・強化
相談先がわからなかったり、制度の狭間で対応が難しい人や、各種関係機関などから
の相談を受け、解決に向けた支援を行いました。
(1)相談件数
相談者
111件
件 数
高齢者
82
障がい者
児童
21
1
複合ケース
1
その他
6
(2)相談内容
相談内容
福祉
111件
件 数
38
生計
14
生活支援
33
権利擁護
8
- 12 -
医療
住居
10
2
介護保険
4
その他
2
(3)対応状況
111件
対 応 区 分
件 数
職員
29
ボランティア
30
ふれあいネットワーク・サロン
12
地域(民生委員含む)
2
貸付事業
6
日常生活自立支援事業
3
ずーっとあんしん安らか事業
3
地域包括支援センター
6
医療機関
2
障がい者相談支援センター
1
行政
4
その他
5
情報提供のみ
3
保留
5
8.福祉学習の推進
・出前ボランティア講座・体験講座の実施
学校などで車いすやアイマスクの体験を中心とした講座を行いました。
日 時
学校・地域名
参加者(人)
主な内容
7月 8日(火) 舞鶴小学校4年
児童・教師
60 車いす、アイマスク体験
9月25日(木)
当仁小学校4年
9月29日(月)
児童・教師
64
車いす、アイマスク体験
32
生徒・教師
校区社協役員
36
車いす、アイマスク体験
5
11月27日(木) 高宮中学校1年
合 計
197
- 13 -
9.福祉啓発・情報提供機能の充実
(1)広報活動の推進
区社協広報紙、区ボランティア情報紙の発行
名
称
発行部数
備 考
中央ふくし倶楽部 81~83号
8,600部/回
組回覧
音訳テープ・点字版
中央ふくし倶楽部 84号
95,000部
全戸配布
音訳テープ・点字版
(2)ふくし体験ひろば
市民の福祉意識を高め、ボランティア活動の振興を図るために、「中央区健康フ
ェア」及び「まつり草ヶ江」に参加しました。高齢者疑似体験コーナーでは、高齢
者になった時の体の動きや視覚、聴覚の変化等を体験してもらいました。
日 時
場 所
延べ参加者(人)
主な内容
10月2日(木)
10時~14時
あいれふ
152人
高齢者疑似体験
ボランティア登録制紹介
10月11日(土)
14時~16時
草ヶ江小学校
127人
車いす体験、点字しおり作
り
10.財源の確保
(1)会費収入
1,153,000 円
正会員
552,000 円
賛助会員
601,000 円
(2)寄附金収入
香典返し(2件)
139,612 円 一般寄附(2件)
物品寄付(2件)
(3)その他の収入
220,012 円
広告料
預金利息等
80,000 円
32,300 円
27,312 円
217,100 円
2,912 円
11.その他の事業
(1)生活保護世帯等一時貸付
低所得世帯を対象に、短期の生活費の貸付を行い、自立更生の支援を図りました。
貸付件数
219件
貸付金額
3,214,000円
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(2)福祉バスの受付等
58件
老人クラブ、障がい児・者の団体等が利用するバスの申込の受付等を行いました。
(3)共同募金の受付等
共同募金運動時に、地域で集められた募金の受付を行いました。
(4)車いすの貸し出し
48件
原則として中央区在住の一時的に車いすを必要とする方を対象に、短期の車いす
の貸し出しを行いました。
(5)ボランティア保険受付等
ボランティア活動中のボランティア自身の事故と、賠償責任を補償するボランテ
ィア保険の受付と事故発生時の請求手続きなどを行いました。
1 ボランティア活動保険
受付者数
2,154人
2 ボランティア行事用保険
受付件数
25件
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