一学期の終了とともに熱い夏がやって来た。湖陵中学校は、水泳、剣道、バレーの三種目に出場し、それぞれにベストを尽くした。水泳は、21・22日の両日、県立水泳プール（松江）で開催され、湖陵中学校からは福間君（2 年）が200M平泳ぎと100M平泳ぎに出場した。一日目の200Mでは大きなストロークで泳ぎ切ったが、惜しくも9位の記録で決勝進出を逃した。二日目の100Mでは決勝に進出し、決勝8位で競技を終え賞状を手にした。後日、福間君は校長室に大会報告に来室し、「課題である体力づくりに励み、来年は中国大会をめざしたい。」と抱負を語ってくれた。 1年生5人で臨んだ県大会剣道(22日)は、1回戦強豪の湖東中学校と対戦した。体格・体力・技能にすぐれた湖東中に真っ向から挑んだ。「相手に負けない気迫と前に出る姿勢を見せてほしい」と送りだした湖陵中選手（山根、桑原、高瀬、吉田、今若）は期待通りの対戦を見せてくれた。結果的には２本負け、１本負けではあったが確実に次につながる大会となった。「帰ってから練習ですね」と、頼もしい言葉も聞かれた。社会体育として毎日指導いただいた皆様に深く感謝申し上げます。 23日、県総体バレーボールが開幕した。会場は伯太中学校体育館、対戦は攻撃力の高い八雲中学校。1セット目は固さが見られて序盤からリードを許す展開。随所に好プレイが見られるが点差は縮まらない。2セット目は強いサーブで序盤を有利に進めた。試合の流れも往ったり来たり。中盤、相手のスパイクをブロックが阻み、一気に流れを引き込んだ。しかし、それに気づいた相手セッターの早いトス回し、とたんにブロックが1枚はがされた。善戦したものの勝利の女神はほほ笑まず。しかし、観客席からは温かい拍手がやまなかった。