マルチバルーン仕様書

『マルチバルーン』
株式会社東宏
1、特徴
①発破による飛散石を遮断する
効果
・安全安心
・重機の退避時間短縮(移動距離の短縮⇒省エネ)
②封じ込め換気
効果
・50m地点での粉じん濃度の低減(トンネルバルーンを 50m未満に設置した場合)
・換気設備のスペックダウン(調査検討中)
③隔壁バルーン
効果
・トンネル貫通後に隔壁バルーンとして利用可能(任意な場所へ設置可能)
NETIS 登録 HK‐100007‐A(通風遮断養生エアー式バルーン)
④防音
効果
・防音シートをセットすれば防音バルーンとして利用
NETIS 登録 HK‐090004-A(トンネル工事用防音バルーン)
2、構造
①門型フレーム
②バルーン(4 分割)
③送風機
送風機
門型フレーム
アーチ部
側部(右)
側部(左)
車両通行部
図‐1
1
写真‐1
未送風
写真‐2
送風
送風後 約 10 分で膨らむ
3、バルーン構造
ベクトラン
防爆シート
防爆シートor防音シート
切羽側
1000
図‐2
2
バルーン
4、詳細説明
①発破バルーン
実績1)京極ダム(大成・佐藤工業 JV)
切羽からの距離:25m
切羽側
発破バルーン
写真-1
設置完了
写真-2
発破後飛散石状況
実績2)飛騨トンネル(大成・西松・佐藤工業 JV)
切羽からの距離:10m
切羽側
発破バルーン
写真-3
設置完了
写真-4
発破後
飛散石状況
実績3)第二宇遠別トンネル(大林・伊藤・岩田地崎 JV)
切羽からの距離:70m
写真-5
通常使用時
写真-6
3
発破使用時
②封じ込め換気(トラベルクリーンカーテン)
実績)新津奈木トンネル(大林組)
写真-9
機械掘削中
粉じん測定結果
図-3
切羽から
50m地点
グラフ-1
※切羽から 50m地点での粉じん濃度は1mg/㎥
4
③隔壁バルーン
実績 多数
写真-10
計測結果
メガネトンネルにて隔壁バルーン使用と未使用時の坑内温度、湿度の相違を計測
図-4
温度
湿度
グラフ‐2
5
④防音バルーン
実績多数
写真‐11 小路トンネル
写真‐12
150 ㎡用防音バルーン
減音効果測定
図‐5
測定概略図
グラフ‐3
グラフ‐4
※減音効果は約 10db
6