(4)防護柵、階段、はしご 準拠規定=JIS B 9713-3(ISO 14122-3) a)防護柵(手摺)= Handrail a-1.踏み抜き又は墜落の危険がある場所の周辺には、防護柵を備えなければならない。 a-2.500mm を超える墜落の可能性のある高さの時は、防護柵を設置しなければならない。 a-3.プラットフォームと機械の構造物若しくは壁との隙間が、200mmよりも大きいか、 又は構造物が防護柵に相当していないときは、防護柵を備えなければならない。 a-4.防護柵の基本寸法は下記による。 a-5.縦部材が中桟の代わりに使われる場合は、それらの間隔(水平隙間)は 180mm以下 でなければならない。 b)階段 = Stairs b-1.階段とは、20°を超え 45°までの傾斜角をもつ固定した昇降設備をいう。 望ましい角度は 30°~38°までの間とする。 b-2.階段には、少なくとも片側に手摺を設けなければならない。 階段幅が 1200mm以上の場合は、両側に手摺を設けなければならない。 b-3.階段の基本寸法は下記による。 c)段ばしご = Step ladder c-1.段ばしごとは、45°を超え 75°までの傾斜角をもつ固定した昇降設備をいう。 60°~75°までの間の段ばしごは、空間的制約等がある場合のみ選択可能。 c-2.段ばしごには、必ず両側に手摺を設けなければならない。 c-3.段ばしごの基本寸法は下記による。 d)固定はしご = Fixed ladder d-1.はしごの登りの高さが 3000mmを超える場合や、3000mm以下でも、出発面の高さから 墜落する危険がある場合、墜落防護装置が必要である。 c-2.墜落防護装置としては、安全囲い(Safety cage)を第一に選択しなければならない。 c-3.安全囲いを設けたはしごの基本寸法は下記による。
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