感覚統合障害の枠組み2011(SI階層モデル)

感覚調整障害
行為機能障害
(感覚に対する反応性)
偏食
洗髪を嫌がる
トイレを怖がる
●過反応性
感覚防衛
高い所が怖い
泥遊びができない
危険に無頓着
気が散りやすい
多動
話に耳を傾けない
賑やかな場所が苦手
対人接触を好まない
重力不安
動きに対する嫌悪
触覚防衛
●低反応性
感覚探求
低登録
(運動の不器用さ)
識別機能の障害
姿勢保持機能の障害
身体図式の障害
●体性行為機能障害
食べこぼしが多い
体をうまく洗えない
靴紐が結べない
運動遊びが苦手
遊びの幅が広がりにくい
遊びが続かない
●観念化・企画の障害
座位姿勢が悪い
●両側協調運動の障害
書字が苦手
●順序立ての予測動作の障害 板書が苦手
縦笛が吹けない
感覚統合機能障害
日常生活・遊び・学業などにおける困り事
社会生活における参加の制限
不登校,余暇活動・生産活動・地域活動などへの参加制限
二次的障害
自己効力感の低下 情緒不安 基本的信頼関係の不足
感覚統合障害の枠組み
(太田.2011)