平成２７年１２月１日発行（第１３３号）智創税理士法人㈱日本資産総研札幌マイナンバー制度その３～個人番号カード取得のメリット～１２月に入り、『通知カード』がお手元に届いた方も多くいらっしゃることと思います。通知カードとは、本人の氏名、住所、生年月日、性別、個人番号が記載されたカードです。個人番号カードとは、本人が市長区村に交付を申請し、通知カードと引き換えに交付を受けることができるカードです。個人番号カードには、本人の氏名、住所、生年月日、性別、個人番号等が記載され、本人の写真が表示されます。通知カード表面個人番号カード裏面『個人番号カード』を取得すると、番号確認と身元確認が一枚で済みますので、その他の身元確認書類をご用意していただく手間が省けます。 ― １ ― また、『個人番号カード』を取得すると、マイナポータルが使用できるようになります。マイナポータルって？ ☞マイナポータルは、マイナンバーを使ってインターネットで自分の個人情報を参照できるシステムで、国民一人ひとりに提供されるポータルサイトのようなものです。マイナポータルを使うと、以下のようなことができるようになると言われています。 ● マイナンバーの付いた個人情報を、行政機関がいつどことやりとりしたかを確認できる ⇒ご自身で確認チェックできます。 ● 行政機関が保有する個人に関する情報を確認できる ● 行政機関から個人に対してのお知らせ情報などを受け取ることができる ● 各種社会保険料の支払金額や、確定申告等を行う際に、参考となる情報を入手できる将来は、パソコンやスマートフォン等を利用して、クレジットカード上で納税額を決済できる電子決済機能の導入などが検討されています。これらを利用できるのは、平成29年1月からという予定になっています。 ― 2 ―