に 様 客 お で 農業 ! い た け 届 幸せを さん 希 沙 川 黒 , 松野 千恵さん みよう ゆ 上越市 妙 油にある「株式会社 花の米」は、平 成24年に設立された水稲主体の 1 戸 1 法人です。 社長の黒川義治さんを中心に水稲32ha を経営し ています。 今回は、黒川三姉妹のうち「株式会社 花の米」 で働いている長女の松野千恵さん、三女の黒川沙 希さんを紹介します。 千恵さんは、子どもの頃から将来は「農業を継 ぐ」と漠然と思っていました。農業高校を卒業後、 事務職系の専門学校に進学しましたが、卒業後に 就農しました。 当初は、30kg の米袋も持てませんでしたが、現 作業の合間に三姉妹で 左:長女 右:三女 在では、機械操作から事務・企画全般までこなし、 会社に無くてはならない存在になりました。経理 事務、営業などを教えてくれる先輩がいないので 独学で学び、法人設立時には、父親の片腕として 手続き等を行いました。 また、販売促進にも積極的で、異業種交流の場 にも参加し人脈を広げたり、商談会やイベントな どにも参加しています。 今年就農 2 年目になる沙希さんも、両親の姿を みて農業を職業として選択しました。 沙希さんの担当部門は園芸です。園芸技術習得 のため、農業高校を卒業後、上越市内の先進園芸 農家での研修や農業大学校の「新潟やるき農業塾 野菜コース」を受講し、実践的な技術を身につけ ました。 まだまだ、両親や姉の手ほどきを受けながらの 作業ですが、目下、コンバインを乗りこなせるよ うになることが目標です。 お二人は今年度、普及指導センターが実施して いる「花 3 坪プロジェクト講座」に参加し、初め てヒマワリを育て販売しました。今回は、100本の 試し販売でしたが完売することができ、来年は本 格的に栽培したいと意欲的です。 お二人の抱負は、これからも家族仲良く「株式 会社 花の米」を経営発展させ、お客様に幸せを 届けていきたいとのことです。 今後も普及指導センターでは、地域の若手女性 農業者の支援を行っていきます。 ヒマワリの栽培について研修中 18 【上越農業普及指導センター 早津 美和】
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