交渉録 - 大阪市・八尾市・松原市環境施設組合

平成 27 年9月8日(火)大阪市従業員労働組合環境事業支部及び大阪市職員労働組合環
境局支部との交渉の議事録
(環境施設組合)
それでは、先日申入れを受けた内容について、回答させていただきます。
1点目についてですが、既に本年5月から6月にかけて、新規採用者並びに事業担
当主事(技術系)等を対象として、廃棄物処理法の概要、焼却工場の歴史・各工場の
特徴、焼却工場の各設備の概要などの研修を実施しております。
今後も、自立的な組織運営を担っていただけるよう技能職員に対しても、人材の育
成や経験・技術力の向上等、専門家としての能力を高めていただくため研修の充実を
図りたいと考えています。
2点目の、技能職員の登用制度についてですが、将来的には派遣職員に頼ることな
く、大阪市から独立した組織運営も視野に入れ、自主運営・自主管理を目指し、現業
管理体制の役割と責任を高めつつ、固有職員の活用について、大阪市の動向を踏まえ
ながら、同様の制度構築を行ったうえで、継続してまいりたいと考えています。
また、住之江工場の建て替えを見据え、次年度以降の業務執行体制の検討を行い、
勤務労働条件の変更について、誠意をもって交渉を進めてまいりたいと考えています。
3点目についてですが、事業担当主事・主事補については、焼却工場内において企
画立案のリーダーとしての役割を担ってもらうほか、対外的な契約・交渉などの業務
も主体的に対応してもらう必要があり、将来的には指導的立場になっていただくこと
も考えております。
以上、現時点における当環境施設組合としての考え方であります。
(労働組合)
ただ今、総務課長から受けた回答内容について一定理解はするが、次年度以降の業
務執行体制についても、早めに情報提供いただきたい。あわせて、年末年始にかかる
作業計画についても、例年より早い時期に提案いただけるよう求めておきます。
(環境施設組合)
了解いたしました。
以上をもちまして、事務折衝を終了します。