一般社団法人 ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 5-13-1 虎ノ門 40MT ビル７F ウェブサイト: www.sipartners.org 事務局長：田淵 (03-4530-9767、[email protected]) プレス・リリース 2015 年 8 月 12 日 ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 「子育てシェア」を通じて、親子が安心、安全、気兼ねなく助け合える社会の実現を 目指す 「株式会社 AsMama」を支援 一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ （所在地:東京都港区、代表理事:白石智哉、以下、 「SIP」）は、公益財団法人日本財団（所在地：東京都港区、会長：笹川 陽平）と共同で運営する「日本ベンチ ャー・フィランソロピー基金」（以下「JVPF」）を通して、株式会社 AsMama（所在地：神奈川県横浜市中区、代 表取締役社長、甲田恵子、以下「AsMama」）に対して、総額 3,000 万円の転換社債による投資と 3 年間にわ たる経営支援を実施していくことを決定いたしました。 AsMama は、「誰もが育児も仕事もやりたいことも、思い通りに実現できる社会の仕組みや取り組みを創る」と いう理念のもと、子育て支援を必要とする親子と支援したい人や企業が出会える場づくり、インターネットを活用 した安心・安全な子育て支援の仕組みの普及に向けて事業を展開しております。 少子高齢化に伴い生産人口が減少する我が国において、出産から育児期においてキャリア形成や職場復帰 を断念せざるを得ない女性を含め、地域でのつながりが減ってきている現代社会における育児者の負担を軽 減するための安心・安全な子育て支援が喫緊の社会的課題です。AsMama は、同社の主催するイベントを通 じた顔見知りの親同士がつながり、送迎や託児を 1 時間 500 円から頼り合えるオンラインサービス「子育てシ ェア」を提供するとともに、多種多様な企業へのマーケティング支援等の課題解決による収益を両立させるユ ニークな事業モデルに特徴があります。 また、顔見知りがいない場合にも頼ることができる「ママサポーター」（AsMama 公認子育て支援者）の充実、 万一の場合における損害賠償保険の整備など、既存の託児サービスにはない独自の付加価値を生み出して おり、「子育てシェア」登録者数が 25,000 人、リピーター率は 80%を超え、事業としての更なる成長も見込ま れます。 今回の支援に関して、AsMama の代表取締役社長甲田恵子氏は、「社会的課題の解決にチャレンジしながら、 事業として継続・成長させるという観点から JVPF が最良のパートナーと判断し、このたびの合意に至りました。 AsMama は、今後も、事業シナジーが見込め、ともに発展できるパートナーと提携しながら、「子育てシェア」 を通じて、親子が安心、安全、気兼ねなく助け合える社会の実現を目指してまいります。」とコメントしました。 また本件に関して SIP 代表理事の白石智哉は、「AsMama は、革新的な事業モデルにより「子育て支援」とい う社会的課題を解決し、日本社会や経済の発展に寄与する大きな可能性を秘めており、JVPF として初めて の株式会社へのエクイティ投資案件として選出されました。我々の経営支援リソースを最大限活用して、 AsMama による社会貢献と事業成長をサポートしてまいります。」とコメントしました。 SIP は支援先の選定にあたり、社会的インパクトの大きさ、事業の持続可能性、事業拡大の可能性、経営者 のリーダーシップ、ミッション・ビジョンの共有を選定基準としております。AsMama の事業は、親同士のつな がりを深め、安心・安全にお互いに助け合うことができる仕組みの普及・浸透を通じて、日本の社会的課題の 解消、個々人の自己実現や社会参画を促すという大きな社会的意義を有しています。今回 SIP では JVPF を 通した総額 3,000 万円のエクイティ投資のみならず、プロボノ・パートナーとも協業し、3 年間にわたって AsMama の事業の拡大、経営基盤の強化を支援し、事業に対する認知度の向上・理解促進をはじめ、組織 1 一般社団法人 ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 5-13-1 虎ノ門 40MT ビル７F ウェブサイト: www.sipartners.org 事務局長：田淵 (03-4530-9767、[email protected]) 体制の整備などの推進をサポートします。 本 プレス・リリースに関 するお問 い合 わ せ 先 一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 事務局長：田淵良敬 (03-4530-9767、[email protected]) ボックスグローバル・ジャパン株式会社 担当：田邊（03-6204-4337、[email protected]） # # # ＜支援先の組織概要＞ 株式会社 AsMama について 安心で気兼ねなく子育てを頼り合えるリアルな場とオンラインの仕組みを通じて女性の就労支援や少子化問 題の緩和に取り組む。 《所在地》〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町73 アクティ横浜山下町1306号 《代表者》代表取締役社長 甲田恵子 《設 立》 2009年11月4日 《T E L》 045-263-6433 《U R L》 http://www.asmama.co.jp/ 《事業内容》 「子育てシェア」の運営、地域交流イベント等の開催・運営、及び地域コミュニティ創成事業等 # # # 一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズについて 社会的事業を行う様々な団体に対し、社会的に貢献し、かつ事業の持続性を保持できるよう助言・援助を行う ことを目的として 2012 年 11 月に設立。事業投資育成の専門家、社会的事業支援の経験者が共同で創業。 設立趣旨に賛同するプロボノ・パートナー企業とも提携し、支援先に対して 3-5 年の中長期の視点から、専門 的な経営資源を継続的に提供する。 《U R L》 www.sipartners.org 《プロボノ・パートナー》 • クリフォード・チャンス法律事務所外国法共同事業 － 法務アドバイス • ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン － 戦略コンサルティング • ボックスグローバル・ジャパン株式会社 － PR コンサルティング • PwC あらた監査法人 － 税務・会計・監査・コンサルティング 日本ベンチャー・フィランソロピー基金 について 社会的事業を行う団体を支援し、持続的に発展させることを目的に 2013 年 4 月に設立された国内初の本格 的なベンチャー・フィランソロピー(VP)基金。本基金は一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナー ズと公益財団法人日本財団(所在地：東京都港区、会長：笹川 陽平)が共同運営している。 《U R L》 http://www.jvpf.jp/ 公益財団法人日本財団について ボートレースの収益金を財源として国内外の公益活動を支援することを目的に 1962 年に設立された公益財 団法人。社会福祉・教育・文化などの活動、海や船にかかわる活動、海外における人道活動・人材育成の 3 つの分野を中心に助成を行う他、日本の NPO セクターの育成、寄付文化の醸成、企業の CSR 活動の推進 などにも取り組んでいる。《U R L》 www.nippon-foundation.or.jp/ 2
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