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3PLアウトソーシング業務の効率化と
『価値創造』による“最適”物流サービスをめざす。
MANAGEMENT
運輸安全マネジメント
【目標達成のための計画】
1. 運行管理体制の充実
ア.
経営トップは、運行安全の全責任者として、各拠点の運行管理状況の実施状況を常に監督・確認し、その適否を判断し、必要に応
じて運行管理者を指導監督する。
・「運行管理規程」を基にチェックを実施
・「内部監査室」を立ち上げ、運行体制の問題点を把握する
イ.
点呼及び指導監督等の運行管理業務を確実に実施できるように、運行管理者の勤務体制を確立するとともに適任者を選任、またそ
の運行管理者1名に対し補助者1名を任命する。
ウ.
過労運転の防止を図るため、運行管理者に対して個々の運転者の拘束時間・運転時間・連続運転時間・休憩・休息時間等の労働時
間を把握し、勤務割を調整・作成する。
・「運転日報」「デジタコデータ」による管理
エ.
飲酒・酒気帯び運転の防止を図るため、運転者が乗務前・乗務後に実施するアルコール検知器結果の確実な確認を徹底する。
・デジタコと連動した「アルコールチェッカー」による管理
現場に一番詳しい拠点長で組織する会議体「経営会議」を組織し、現場の実情に合わせた安全体制に迅速に対応していく。
オ.
2. 教育及び研修の充実強化
ア.
運行管理者及びその補助者は、その職務遂行上必要な知識及び実務について、運輸支局長が行う研修及び社内研修を受け、必要な
知識・技能を習得する。
イ.
運転者等の年齢・運転経歴・運転技術・性格等に応じて内部研修及び外部講師の研修等を活用し、人材育成を継続して図る。
ウ.
安全マネジメントに係る要員に対する教育・研修を実施する。
・初任運転者に対して
初任診断を受診させる他、国土交通省告示第1366号に準拠した教育・研修を行う
・現任の運転者に対して
国土交通省告示第1366号に準拠した内容の教育・研修を計画的・効果的に実施する
エ.
月2回開催される全社会議(「営業会議」及び「安全会議」)を活用し、全社の運行に関する現状を確認し、それに対する問題提
起・対策等を現場へ通達する。
オ.
自動車メーカー・トラック協会等の講習会・セミナーへ積極的に参加する。
カ.
各ドライバーの安全意識を高めるため、会社費用にて「運行管理者」の資格取得を推進する。
キ.
事故惹起者に対しては、ドライブレコーダーを活用した指導・教育を行い横乗り指導を実施する。
3. 運転者台帳を確実に作成・修正し、運転者の安全管理に活用する
・運転者の指導・教育及び事故惹起者に対する横乗り指導等に活用
4. グリーン経営における環境行動計画を作成し、継続して実施していく
ア.
環境保全のための仕組み・体制を整備する。
・全社員に対し、環境教育の定期的実施
・社内報(TU NEWS)による、環境保全意識を高める
イ.
エコドライブの実施
・前年度実績に対し、車輌単位での燃費向上を図る
・1ヵ月ごとに車輌別燃費実績を把握し、前月・前年との比較を行うことにより燃費意識の向上を図る
ウ.
自動車の点検整備
・「整備管理規程」に基づき車輌整備を確実に行う
・3ヵ月、6ヶ月の法定点検の遵守
・運行前の日常点検の実行
・子会社(広島ボデー㈱)を活用した車輌管理を実施
5. 貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)の継続更新をしていく
6. 交通事故、災害等が発生した場合の報告連絡体制及び指揮命令系統を定め事故報告の内容が速やかに社内に伝達されるよう整備しておく
・緊急連絡網の整備
・事故報告書の回覧と原因追求・対策案の作成
7. 輸送の安全推進に係る行事等を計画する
・交通安全週間に併せて特別輸送安全週間キャンペーンを実施する。
・3ヶ月に1回、各拠点別ドライバーに対し、安全運行研修を実施する。
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