Windows Live メールで SSL 暗号化経路でのメール設定例

Windows Live メールで SSL 暗号化経路でのメール設定例
University of Tsukuba Academic Computing and Communications Center
この例では、汎用レンタルサーバをご利用のサイト向けに、Window Live メールを使用して SSL 暗号
化経路でのメール送受信の設定例をご紹介します。
※ 以下の例では、サーバー名とユーザー名等は、ご利用のサイト情報に置き換えてご指定ください。
サイト情報は、下記の PDF でもご確認できます。
(学内 IP アドレスからのみ参照可)
http://rose.cc.tsukuba.ac.jp/manual/service/server.pdf
※
1.
メール受信の方式として、POP 接続 または IMAP 接続のどちらかを選択して設定してください。
Windows Live メール を起動して、メニューバー
の「アカウント」を選択して「電子メール」をクリ
ックします。
2.
「自分の電子メールアカウントを追加する」というダイアログボックスが表示されます。次のような
情報等を各種入力欄に指定します。
◎ 「電子メールアドレス」欄:
自分の所属のメールアドレスを指定
◎ 「パスワード」欄:
そのアカウントのパスワードを指定
レ 「パスワードを保存する:」
※ チェックマークするかはどちらでも可
◎ 表示名欄:自分の名前などを指定
レ 「手動でサーバ設定を構成する:」
※ このチェックマークは付けます。
指定できたら「次へ」ボタンを押します。
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3.
「サーバー設定を構成」の設定では、次の例を参考に自分の所属のサーバー名とアカウント名等と送
受信に使用するポート番号を指定します。
==== 受信サーバ情報 ===========
◎ 「サーバーの種類」欄:
POP または IMAP をプルダウンメニューで選択
します。
※ この例では、POP を選択して説明します。
◎ 「サーバーのアドレス」欄:
所属のサイトのメールサーバ名を入力します。
ご不明の際は、システム管理者にお尋ね下さい。
※ 本マニュアルの先頭部分で記載した PDF
でも確認可能です。
レ セキュリティで保護された接続(SSL)が必要
※ このチェックマークを付けます。
※ これにチェックマークを付けると、自動的に上記の受信用の「ポート」欄:が
POP の場合は、995 番 に変わります。
IMAP の場合は、993 番 に変更となります。
◎ 「次を使用して認証する」欄:
◎ 「ログオンユーザー名」欄:
「クリアテキスト」を選択します。
ご自分のユーザー名を指定します。
==== 送信サーバ情報 ===========
◎ 「サーバーのアドレス」欄:
所属のサイトのメールサーバ名を入力します。(メール受信サーバ名と同じものを指定します。)
◎
送信用の「ポート」欄:
※ 25番から 465 番に自分で変更してください。
レ セキュリティで保護された接続(SSL)が必要
レ 認証が必要
※ このチェックマークを付けます。
※ このチェックマークを付けます。
=====================
すべて指定できたら「次へ」ボタンを押します。
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Windows Live メールでの SSL による暗号化経路での POPS の設定例
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4.
「電子メールアカウントが追加されました」というダイアロ
グボックスが表示されたら、「完了」ボタンを押します。
5.
「アカウント」の画面に戻ったら、設定内容を確認するため
に、登録したメールサーバ名を選択した状態で「プロパティ」
ボタンを押します。
6.
「プロパティ」ダイアログボックスが表示されたら、
「全般」
タブを確認します。
※ ここでは、電子メールアドレスが正しく指定できている
か確認してください。
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7.
次にプロパティーの「サーバ」タブを選択します。
==== サーバ情報 ====================
※ 「受信メールサーバの種類」で POP3 か IMAP のどちら
かを選択した方が表示されます。
※ 「受信メール」と「送信メール」では、指定したサーバ
名が正しく入力できているかを確認します。
==== 受信メールサーバ ================
※ 「ユーザー名」では、ご自分のアカウント名が正しく
指定できているか確認します。
※ 「パスワード」は確認できませんが、上書きして変更は
できます。
(パスワードを保存するかは任意です。)
※ 「クリアテキスト認証を使用してログオンする」という
方のラジオボタンが選択されていることを確認します。
==== 送信メールサーバ ================
レ このサーバは認証が必要
※
これにチェックマークが付いていることを確認して、左側にある「設定」ボタンを押します。
※ 送信メールサーバというダイアログボックスが表示
されたら、ログオン情報を確認します。
「受信メールサーバと同じ設定を使用する」という
方を選択します。
※ 「次のアカウントとパスワードでログオンする」を
選択した場合は、
「アカウント名」欄と「パスワード」
欄に認証情報を指定してもよい。ただし、下段の
「セキュリティで保護されたパスワード認証でログ
オンする」という項目にはチェックマークは外します。
確認したら「OK」ボタンで元に戻ります。
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Windows Live メールでの SSL による暗号化経路での POPS の設定例
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8.
「セキュリティ」タブでは、特に設定する必要はありません
ので、そのままでよい。
9.
「詳細設定」タブでは、次の項目を確認します。
==== サーバのポート番号 ==============
◎「送信メール(SMTP):」のポート番号が 465 番に変更
されていることを確認します。
レ 「このサーバは暗号化された接続(SSL)が必要」の項目
にチェックマークが付いていることを確認します。
◎「受信メール(POP3):」のポート番号が 995 番に変更
されているか確認します。IMAP の場合は、993 番です。
レ 「このサーバは暗号化された接続(SSL)が必要」の項目
にチェックマークが付いていることを確認します。
==== サーバのタイムアウト ==============
ここはそのままでよい。
==== 送信 ========================
ここはそのままでよい。
==== 配信 =========================
レ 「サーバにメッセージのコピーを置く」の項目では、ご自分で任意にご指定ください。
確認できたら「OK」ボタンを押します。
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10.
これで設定の確認ができたので、実際にメールの
受信をしてみましょう。
メニューバーの「ホーム」メニューを選択して、
「送受信」ボタンを押します。
※ 複数のメールサーバの設定がある場合は、
プルダウンメニューでサーバを選択して
受信することもできます。
※ 設定が正しければ、サーバ内に着信している
メールを取り込んで表示されます。
11.
メールを新規に送信する場合は、
「電子メールメッ
セージ」ボタンを押します。
「メッセージの作成」画面が表示されたら、
送信先アドレスと件名およびメッセージを書いて
「送信」ボタンを押します。
その他の機能などは、Window Live Mail の説明等をご覧ください。
以上です。
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