高倉町珈琲の「トランス脂肪酸」についての取り組み

高倉町珈琲の「トランス脂肪酸」についての取り組み
2015 年 8 月
今年6月、アメリカの食品医薬品局が「心臓病関係のリスクを減らすために、
トランス脂肪酸の食品への添加を3年以内に全廃する」という発表をしました。
日本のニュースでも取り上げられ、不安感が拡がりました。
高倉町珈琲では、日本の状況やお店で使う食品の含有率について調査・検討
をした結果、トランス脂肪酸の含有量がより少ない食品に変えることでお客様
の不安とリスクの軽減に努めることにしました。
「トランス脂肪酸」自体は肉などには天然に含まれています。今回問題とさ
れたのは、食用油を加工する時に工業的に発生した「トランス脂肪酸」です。
そのため、食品・外食の事業者がその使用量を減らしたり、含有量を表示する
ことにより「お客様の健康」の参考にしていただこうという動きが出ています。
日本では、今のところ禁止事項はありません。日本の食生活が全体的にはア
メリカの食生活よりもトランス脂肪酸を摂取する機会が少ないとする意見もあ
ります。WHO(世界保健機関)では、心臓病のリスクを避けるためには「1
日の食品摂取量またはカロリーの1%未満」に抑えることを勧告しています。
日本人の1日の平均摂取エネルギーが1,900kcal ですので、2g 以内の摂
取が望まれます。
「高倉町珈琲」の主な食品のトランス脂肪酸の含有量は、卓上
の コーヒーミルクが1個 0.25g、モーニングAセットのトーストに塗るマーガ
リンが 0.05g です。ご飲食の際の目安としていただければ幸いです。
株式会社 高倉町珈琲