平成27年2月1日発行

第37号 平成27年2月1日発行
医療安全を誓う
<秩父市立病院の理念>
安心、安全、満足を地域住民の皆さんに
<秩父市立病院の基本方針>
1. 私達は、心温かな快適で安らぎのある
療養環境を患者さん方に提供するよう
に努めます。
2. 私達は、患者さん方に分かり易い説明
を心がけ、患者さん方から信頼されるよ
うに努めます。
3. 私達は、地域の中核病院であることを
十分自覚し、地域医療に携わる多くの
方々と密接に連携するように努めます。
4. 私達は、地域に開かれた病院作りを目
指し、健全経営の維持に努めます。
新年を迎えた毎年1月を医療安全強化月間として、当院
の理念である『安心、安全、満足を地域住民の皆さんに』を
念頭に置き院長が中心となり、全職員が初心を忘れず医
療安全対策に取り組んでいます。
1月2日は医療安全の日、1月は医療安全強化月間
日頃より、医療安全活動へのご理解とご協力ありがとうございます。
おかげさまで、昨年1年間大きな 事故もな く過ごすことができました。これも患者様のご協力のおか
げと感謝して おります。
人は だれでも間違うものです。患者様の協力な しでは 医療の安全は 成立しません。外来では 患者
様自身にフルネームでお名前と生年月日を名乗って いただいて います。病棟では ネームバンド による
患者様の名前の確認が徹底されて きました。これからもご協力よろしくお願いします。
一方で、現在も医療事故の報道が時折、新聞やテ レビ等で報道されます。「人は 間違うもの」という
のが、医療安全の考え方です。
当院でもミスの連鎖から医療事故を起こさな いための安全対策を実施して いますが、患者様自身で
不安な ことや疑問に思ったことがありましたら遠慮な くお申し出ください。例えば、 ① い つ も と 薬 の量
や 名 前 が 違う時 ② い つ も と 何 かが違うと感 じた 時 このような 時は 、疑問に思ったことを声に出し
て いただくことで、患者様と一緒に安全な 医療を作り上げて いくことができます。
当院では 毎年1月を安全強化月間として います。安全は 組織で取り組むことが重要であり、この 1か
月間は 安全バッチを職員全員が付け安全について 振り返ることにより、病院全体で安全文化を作り上
げて いきます。また、医療安全を確保するためには 、決められたことをキチンと守ることが大変重要で
す。決められたことがキチンと守られて いるか医療安全管理室スタッフが毎日病院を巡回して います。
病棟や外来で診察内容や看護師・医師について疑問に思ったことや不満に思ったこと、何でも結構ですので、
お気軽に声をかけて ください。患者様とともに安全文化を作り上げて いきたいと思います。
医療安全室 渕上孝子
秩父市立病院
(発行責任者/病院長 勅使河原 正敏)
〒368-0025 埼玉県秩父市桜木町8-9
TEL: 0494-23-0611
FAX: 0494-23-0650
E-mail: [email protected]
<交通案内>
○電車をご利用の場合
・秩父鉄道「秩父駅」下車徒歩10分
・西武鉄道「西武秩父駅」下車徒歩20分
○路線バス(西武観光バス)をご利用の場合
・小鹿野線、秩父吉田線、久那線
「市立病院」バス停下車徒歩0分
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特
集
持参薬の管理について
薬剤科 磯田明宏
当院では、より安全な医療の提供をするため、使用して
いるお薬(持参薬)の内容を確認させていただいていま
す。持参薬とは、普段使っているお薬のことで、飲み薬・
注射(インスリンなど)・点眼薬・貼り薬・ぬり薬などす
べての薬が含まれます。
入院中の持参薬管理の流れ
1.入院時、看護師が持参 薬とお 薬 手帳 をお 預 かりしま す
2.薬剤師が持参薬を調べま す
3.医師が持参薬の継続服 用の可 否を 決めま す
4.退院時、服用を継続 する お薬 をお 返 ししま す
持参薬を確認する目的・利点
・ 薬剤師が持参薬の内容を確認することで、病気とお薬の関係、重複投与、相互作用がない
かチェックし、お薬の安全な利用につながります。
・ 持参薬の情報を主治医に的確に伝えることにより、お薬を安心して継続使用できます。
・ 医療資源であるお薬を無駄なく使用できます。
入院中に持参薬が不足した 場合には 原 則、当 院 でお 薬を 処方 いたしま す。 このとき 、
お薬の名前、色、形が変わる ことが ありま すので 、ご了 承くだ さい。
お薬の 内容 を正 確に 調べ るために、お薬 手 帳 や薬 の 説 明 書 が大切な情 報と なりま す。
お薬と合わせてご持参くだ さい。
お薬手帳は、あなたに処方されたお
薬の名前や飲む量、回数、飲み方、注
意することなどを記録するための手帳
です。
この記録がありますと、医師・歯科医
師・薬剤師が、どのようなお薬をどのくら
いの期間使っているかなどを確認でき
ます。
また、他の病院などでお薬をもらうと
き、医師・歯科医師・薬剤師がこの手帳
を見て、同じお薬が重なっているか、不
都合な飲み合わせの薬があるか等確
認しあなたに説明致します。
お薬手帳と一緒に、卵、そば、アトピー、花粉症などのア
レルギーの有無、お薬の副作用歴やアレルギー歴の有
無、現在までにかかった病気などを記入するカードを配布
しています。
このカードを記入し情報提供していただくことで、お薬の
服用によるアレルギー症状などを未然に防ぐことができます
ので、ご協力をお願いします。
2ページ
お
知
ら
せ
コ
ー
ナ
ー
地 域 包 括 ケ ア 病 棟 開 設 の お 知 ら せ
当院では、急性期治療後のリハビリ・在宅復帰に向けた医療や支援を充実させるため、本年1月
から「地域包括ケア病棟」を南館3階に開設しました。
一
般
病 棟 ・ ・ ・ 本館4階、南館4階
地 域包 括 ケ ア 病棟 ・ ・ ・ 南館3階
「地域包括ケア病棟」とは?
主に一般病棟で急性期治療を行い、症状が安定した患者さんで「在宅での療養はまだ不安。もう
少し入院治療したい」という場合に、患者さんへ在宅復帰に向けた治療やリハビリを行う病棟です。
専従の理学療法士と専任の医療ソーシャルワーカーを配置し、患者さんの自宅への退院を支援しま
す。
「地域包括ケア病棟」へはどんな場合に入院となるの?
一般病棟に入院中で症状が安定した患者さんが在宅復帰までの間、地域包括ケア病棟へ転棟
する場合があるほか、自宅などで療養中の人が症状により地域包括ケア病棟に直接入院することも
できます。
「地域包括ケア病棟」の入院費は?
「地域包括ケア病棟入院料1」(1日あたりの定額点数)により計算します。リハビリテーション・投
薬・注射・処置・検査・画像診断などのほとんどの費用は、この点数に含まれます。
入院
(急性期治
療)
c
地域包括ケア
c
病棟(60日限度)
症状が
安定・軽快
c退 院
(施設入所)
cc
転院・入所
☆ 転入・転出医師のご紹介 ☆
転入
c 在宅退院
☆ 地域医療講演会 ☆
「生活習慣病の予防と在宅医療を考える」
転出
と き : 平成27年2月26日(木)
午後2時~午後4時
と こ ろ : 秩父市歴史文化伝承館ホール
講 師 : 秩父市立病院 瀬戸山敏幸内科医長
参加 費: 無料、事前申込み不要
講演内容
外科 福田医長
外科 小櫃医長
自治医科大学さいた
ま医療センター より
自治医科大学さいた
ま医療センター へ
○ 内臓脂肪が増えると、高血圧や高脂血症、糖尿
病などの生活習慣病を引き起こすのはなぜ?
○ 健康な生活を送るために、日常生活で気をつけ
るポイントは?
○ これから増えていくと言われている在宅医療って
なんだろう?
主 催 : 秩父市役所 地域医療対策課
(電話)22-2279
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秩父市立病院 外来担当医師一覧表
平成27年1月1日現在
科
目
月
火
水
木
金
土
(第2・4)
内
科
堤
藤原(洋)
小
林
勅使河原
高山(裕)
高山(千)
小
林
勅使河原
江
藤
勅使河原
(交代制)
心療科(岡 田)
佐
藤
筋
佐
藤
(休 診)
佐
藤
( 休 診 )
科
福
田
福
田
福
田
神
山
(交代制)
泌尿器科
川
口
川
口
栗
原
大
木
宮
尾
(交代制)
整形外科
大
坪
大
坪
大
坪
加
藤
加
藤
(交代制)
脳 外 科
白
畑
川
沼
川
沼
白
畑
白
循環器内科
外
野
埼玉国際医療セン
ター医師(予約制)
埼玉医大医師
畑
福
岡
加
藤
加
藤
加
藤
小
川
(交代制)
加
藤
小
川
小
川
猪
野
※ 予告なく担当医が変更となる場合がありますのでご了承ください。
※ 上記以外にも午後の予約外来【内科:心臓血管・神経内科】【小児科:内分泌・心臓・神経・アレルギー】がありま
す。(詳しくはお問い合わせください。)
小 児 科
≪外来のご案内≫
■受付時間
予約外の患者さんは、診察のほか検査など
平
日 : 午前8時30分から12時まで
で長時間お待ちいただくことがありますので、
(整形外科、泌尿器科は午前11時30分まで)
時間に余裕を持ってお越しください。
第 2 ・ 4 土 曜 日 : 午前8時30分から11時30分まで
■休診日
日曜日・祝日、第1・3・5土曜日、12月29日~1月3日
≪面会のご案内≫
≪面会の制限について≫
インフルエンザ・ノロウィルスなどの感染性胃腸
炎の入院患者さんへの感染防止のため、面会は
親族の方に限らせていただいております。
また、必ずマスクを着用してください。
中学生以下の方につきましては、1階ロビーで
面会していただきますようご協力をお願いしま
す。
また、小学生以下の方の面会はご遠慮いただ
きますようご協力をお願いします。
■平日・第2・4土曜日
午後1時から午後8時まで
■日曜日・祝日・第1・3・5土曜日
午前10時から午後8時まで
≪ご記名にご協力をお願いします≫
夜間・休日等に面会される方には、セキュリ
ティコーナー(面会者受付)において、お名前等
の記入をお願いしています。
大変お手数をおかけしますが、患者さんの安
全確保のため、ご理解とご協力をお願いします。
なお、ご記入いただく時間帯は以下のとおりで
す。
~面会時の感染防止対策のポイント~
□ マスクの着用
□ 石鹸での手洗い
□ 入室時、退室時の手のアルコール消毒
□ 帰宅時の手洗い、うがい
■平日
午後5時から午後8時まで
■第2・4土曜日
午後1時から午後8時まで
■日曜日・祝日・第1・3・5土曜日
午前10時から午後8時まで
≪面会者証≫
入院患者さんのご家族など、頻繁に来院され
る方は、ご記名等を省略できる「面会者証」の申
請をお奨めします。ご希望の方は、セキュリティ
コーナーにお申し出ください。
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