LanScope CatをAWSに構築し、インターネット経由で 国内50拠点・海外

導入事例 マスプロ電工株式会社 様
LanScope CatをAWSに構築し、
インターネット経由で
国内50拠点・海外2拠点のPCセキュリティ対策を実現 !
情報システムグループの取り組み・課題
情報システム8名が支える全社のインフラ
セキュリティ強化と、
さらなるコンプライアンス
強化を推進。
【 取締役 執行役員 財務部長 近藤様、
財務部 情報システムグループ 新川様 】
Q:情報システムグループの体制についてお教えください。
現在の情報シスステムグループは8名体制で、
基幹業務
システム担当、
社内インフラ担当などチームに分かれて
います。私はインフラに特化しており、
セキュリティを担当
しています。
Q:情報システムグループが抱えていた課題などをお教えくだ
さい。
以前からセキュリティ規定・ルールはありましたが、
新規事
業
(360度カメラのECサイト販売)
で顧客情報を扱う機
会が増えることをきっかけに、セキュリティのさらなる強
化が必要でした。
また、
ライセンスの不正コピーは悪気なく行っても、
コピ
ーしてしまった社員・会社ともに罰則があります。会社の
経営理念でもあるコンプライアンス強化と、
社員を守り
ながら仕事へのモチベーションをあげるためにも、
ルール
の徹底と環境づくりが必要だと考え、
ツールを導入する
ことになりました。
▲ 販売強化している 360゜アクションカメラ SP360
( 裏 へ つ づく)
マスプロ電工株式会社
http://www.maspro.co.jp/
設 立:1955年 従業員数:540名(2014年3月時点)
構
Webアクセス監視
デバイス制御 700CL
成: Cat 700CL 700CL マスプロ電工株式会社様はTV受信機器・TVアンテナ・通信機器の設計・製造・工事・販売を行う日本を代表
するテレビアンテナメーカーで、日本国内のテレビアンテナではトップシェアを誇っていらっしゃいます。
その他にもセキュリティカメラ・ペット見守りカメラなど市場ニーズに合わせた製品を提供されていらっし
ゃいます。
また2014年11月にはKodak ブランドで発売されるデジタルカメラ並びにデジタルムービーの日本国
内での独占販売権を持つ日本総代理店契約を取り交わし、その第1 弾として、水平方向に360°
撮影でき
るアクションカメラSP360を発売されました。360°
動画が撮影できる製品はSP360だけという強みを
生かして、TV局への提供やコンシューマー向けの販売にも力をいれていらっしゃいます。
▲ 右から 取締役 執行役員 財務部長 近藤様
財務部 情報システムグループ 新川様
CaseStudy Point
ネットワークセキュリティ統合管理ツール
AWS 上にLanSc
opeを構築・運用
個人情報漏えい対策とコスト削減を実現
導入後の運用・効果
製品選定の経緯①
他社製品含め検証し、
もっともPC負荷が
軽かったのは「LanScope Cat」。
AWSで初期費用を大幅削減!月額費用は3万円前後。
毎日のサーバーメンテナンス業務は
“0”
。
Q:選定時にどのような点を重視されましたか?
Q:AWSを導入されたことによる、効果(コスト、人数、工数)
などをお教えください。
クラウド対応していること、
クライアント端末負荷の軽さを重視し、
LanScopeを含めた2製品で検討しました。その結果、
クライアント負荷
がもっとも軽かったこと、
IT資産管理・セキュリティ対策製品として一番の
老舗であったことが決め手となりました。さらに、
LanScope Catは通信
が暗号化されており、
インターネット経由でPCが管理できるのも他社に
はない魅力でした。また今後のスマートフォンなどの導入を踏まえて、
ス
マートデバイス管理ツールLanScope Anがある点も評価したポイント
です。
全国に50拠点、
またベトナム・スリランカの海外2拠点もあるため、
全
PCへのエージェント展開完了までに少し時間はかかりましたが、
端末負
荷が軽いため使用していても全然ストレスがなく、
社員からの不満の声
もでていません。
まず導入時のOSのCAL費用が必要なかったので、
イニシャルコストを
大幅に削減できました。またAWSの月額使用料は月3万円程度と想定
よりかなり安い点も大きなコスト削減効果がありました。AWSのクラウ
ドサーバーは性能もよく、
再起動が早いので使用していて問題は何もあ
りません。LanScope Catは下り通信が少ないので、AWSなどのクラ
ウド環境に適していると感じています。またクラウドを導入した結果、
ハ
ードディスクの交換や定期的なパフォーマンスチェックなど、
毎日行って
いたサーバーメンテナンス業務を減らし、
情報システムのメンバーに、
よ
り生産性の高い仕事を任せることができた点も大きなメリットです。
製品選定の経緯②
より生産性の高い業務にリソースを割くため、
クラウドインフラ
(IaaS)
を積極採用。
Q:今回クラウドインフラをお選びになったきっかけをお教えください。
人員の少ない情報システムグループの業務効率化のために、
クラウドで
の製品導入を検討していました。2014年にエムオーテックス主催で開
催された
「革新者サミット」
でAmazon Web Services
(以下AWS)
上で
LanScope Catのマネージャーを構築してインターネットに公開し運用
できることを知り、
具体的に検討を進めていきました。他のクラウドイン
フラも検討したのですが、
最終的に堅牢性・価格などからAWSの採用を
決定しました。
【 マスプロ電工株式会社様 AWS構成イメージ図】
Q:LanScope Catの日々の運用方法についてお教えください。
コンソールでPC操作履歴やライセンス管理画面などを確認しています。セ
キュリティの観点から、
情報システムグループは問題があれば素早く察
知して、確認・報告する必要性があると考えています。Webコンソールは
役員にも閲覧権限を付与して、
必要に応じて確認いただけるように設定
しています。
Q:LanScope Catの導入効果などをお教えください。
弊社は携帯キャリアの基地局の工事を請け負うことが多く、
取引先から
求められる個人情報取り扱いの担保ができるような体制・環境つくり・社
内整備が必要でした。LanSocpe Catを導入することで、
取引先からの
規定
(項目例:情報漏えい時のトレース、
USBの制限、
持ち込みPCの制
限)
を満たせたので、
取引を問題なく進められるようになったのは大きな
成果です。情報漏えいを防ぐだけでなく、
営業利益をあげる攻めのツー
ルとして効果をあげています。
また社員には情報漏えい事件を引き合いに、
情報漏えいを防ぐためのツ
ール導入、
役員によるモニタリング、
ライセンス状況を確認している旨を
通知しています。ツール導入による抑止効果を非常に感じています。
今後の展望
海外拠点
ハイブリッドクラウドで、
業務効率化を推進!
新規事業プロモーションへの積極投資を実施。
Q:今期・来期の情報システムグループの重点施策などをお教えください。
Amazon EC2
SQL Server
インターネット
ゲートウェイ
マスプロ電工株式会社様 本社
管理コンソール
全国拠点
【AWSサーバー構成】・インスタンスタイプ c3.large
・EBSボリューム Cドライブ 300GB ・CドライブにOS、SQLServer、LanScopeインストール
・長期レポート 1年保存でスタート(※2年目以降増分だけEBSボリュームを拡張想定)
エムオーテックス株式会社
【 大 阪 本 社 】 〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-12-12 エムオーテックス新大阪ビル
【 東 京 本 部 】 〒108-0075 東京都港区港南1-2-70
品川シーズンテラス5階
【名古屋支店】〒460- 0003 名古屋市中区 錦1丁目 11-11 名古屋インターシティビル3階
NOF博多駅前ビル2F
【九州営業所】〒812-0011 福岡市博多区博多駅前1-15-20 0120-968995
受付時間 9:00 -18:00 ( 月∼金曜日 )
社内では販売管理などの様々なシステムが各サーバーでバラバラに動
いているのが現状です。今後はハイブリッドクラウド環境を構築し、
必要
に応じて各システムがもっている情報をクラウドで管理して、
業務効率化
と相乗効果を期待できるようなシステム統合管理を実現したいと考え
ています。また、
ログを活用し社員PCのON・OFF時間情報から正しく勤怠
報告がされているか、
サービス残業がされていないかを確認して、
社員を
守るためのツールとしても活用していきたいと考えています。
他には、
現在は営業マンを対象に、
約100台のスマートフォンを配布して
います。LanScope Anによるスマートフォンの紛失盗難対策管理強化
も検討をしています。
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