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5. 石炭利用技術の新展開
~今、何故石炭か?~
世界のエネルギー資源確認埋蔵量と可採年数
144年
79年
62年
41年
9,091 億トン
(2006年)
2兆82 億バレル
(2006年)
石炭
石油
250
) 200
年(
数 150
年 100
採
可 50
0
180 兆m3
(2006年)
474 万トン
(2005年)
天然ガス
ウラン
231
144
44
石油
65
41
石炭
62 69
天然ガス
79
1993
1996
1999
2002
2005
ウラン
http://www.enecho.meti.go.jp/genshi-az/life/kasainensu.html(資源エネルギー庁ホームページ)より作製
世界の石炭および石油・天然ガス資源の埋蔵量(石油換算億トン/2007年末)
1,224
589
687
1,248
402
21 17
中国
108
ロシア
534
95 72
北米
196
欧州・ユーラシア
4,261
1,372
330
160131
アフリカ
1,030
0 0
南アフリカ
7 17
インド
659
320
9
中東
40 54
米国
56 130
アジア太平洋
362
1,183
世界
1,686 1,596
379
152
78
66
中南米
6 23
オーストラリア
石油・天然ガスは偏在(石油は中東地域、天然ガ
スは中東、欧州・ユーラシア、ロシア地域)
石炭は世界中に分散して賦存
石 石 天
炭 油 然
ガ
ス
BP Statistical Review of World Energy 2008より作成
世界の石炭埋蔵量概念図
3兆3,600億トン
億 トン
35000
1兆 610億トン
30000
7,473億トン
25000
褐炭
亜瀝青炭
瀝青炭・無煙炭
20000
1兆4,788億トン
8,474億トン
15000
1,497億トン
2,668億トン
10000
4,309億トン
5000
0
埋蔵量
可採埋蔵量
コールノート 2008から作成
石炭の分類と構造
芳香族成分
脂肪族成分
石炭の構造単位体モデル
無煙炭
C:91~
瀝青炭
C: 83-91
8,100kca/kg以上
脂肪族成分
亜瀝青炭
芳香族成分
C:78-83
7,3008,100kca/kg
褐炭
C: 70-78
5,8007,300kca/kg
各種石炭類の固体13C-NMRスペクトル
石炭は芳香族成分と脂肪族成分
からなる複雑な構造を有する
泥炭、亜炭
C: ~70
褐炭
瀝青炭
石炭はどうやってできたか(生成と石炭化)
石炭のでき方
炭鉱
石炭化の過程
採掘:露天掘りと坑内掘り
豪州ビクトリア州褐炭オープンカット
ドラッグラインとダンプトラック
メルボルンから東に165km (ラトローブバレー)