-会社役員賠償責任保険 D&O Pro

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会社役員賠償責任保険 D&O Pro
役員の皆様の個人資産を突然の
賠償リスクからお守りします。
役員の皆様は、個人として訴えられるリスクを常に抱えています。
従業員から訴えられた事例
賃金差別と不当解雇を理由に従業員が会社と役員6名を提訴
被告敗訴(528 万円の賠償金)- 盛岡地裁
他の役員から訴えられた事例
退職慰労金トラブルで元役員の遺族が現役員を提訴
被告敗訴(約 3000 万円の賠償金)- 京都地裁
提携先・取引先から訴えられた事例
共同開発した新薬のデータねつ造により、共同開発の提携先企
業が会社と社長を提訴
被告敗訴(約 7 億 164 万円の賠償金)- 東京地裁
株主から訴えられた事例(株主代表訴訟)
独禁法違反(カルテル)の課徴金支払で株主が代表訴訟を提訴
和解による解決(約 5 億 2000 万円の和解金)- 大阪地裁
行為責任のみならず他の役員の監視責任や従業員、子会社の
管理監督責任も問われます。
監視責任を問われた事例
代表取締役の経営判断による株式投資が失敗。代表取締役の監
視を怠ったとして、株主が取締役を代表訴訟で提訴
被告敗訴(約 2 億 9500 円の賠償金)- 東京地裁(その後東京高
裁で 1 億 3000 万円で和解)
さらに、万一の際は相続人を巻き込むリスクも・・・
相続人が訴訟に巻き込まれた事例
子会社の管理責任を追及された株主代表訴訟で、代表取締役の
死後、法定相続人である妻子 5 名が代表訴訟の被告に。
相続人を含む被告敗訴(約 1 億 5100 万円)- 東京地裁
(注)上記事例はすべて訴訟事例であり、実際の損害賠償請求時には
保険適用の可否につき個別判断いたします。
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D&O Pro の特長
 幅広い保険対象事象(損害賠償請求以外も保険対象)
 有価証券報告書などの決算書類に虚偽記載の疑いがある、
独禁法違反の疑いがあるなどを理由に、役員に対して官公
庁の公的調査が行われた場合に、調査に対応するために弁
護士など専門家を雇用する費用をお支払いします。
 会社法上の特別背任容疑、金融商品取引法違反容疑など
で、役員が起訴され刑事裁判がなされた場合に、刑事裁判で
役員を防御するために弁護士など専門家を雇用する費用(争
訟費用)をお支払いします。(ただし、有罪判決が認定された
場合は保険対象外となり、争訟費用保険金が前払いされて
いる場合は、引受保険会社に返還する必要があります。)
 損害賠償請求のみならず、役員の行為に対して差止請求が
なされた場合においても、裁判で役員を防御するために弁護
士など専門家を雇用する費用(争訟費用)をお支払いします。
 少ない免責条項
 退任した役員など他の役員から提起された損害賠償請求も
保険対象です。
 名誉棄損で提起された損害賠償請求も保険対象です。
 ハラスメントや不当解雇、雇用上の差別行為を理由に従業員
から提起された損害賠償請求も保険対象です。
 故意免責の適用方法
 故意による法令違反や詐欺行為は保険対象外(免責)です
が、この免責条項は、裁判所等公的裁定機関による確定判
決・裁定により認定された場合にのみ適用されます。
(注) 個別事案によっては、上記特長を満たさない場合があります。
会社を被保険者とする2つのオプション
 法人雇用関連賠償請求特約
ハラスメントや不当解雇、雇用上の差別行為を理由に会社が日
本国内で損害賠償請求を提起された場合を保険対象とする特
約です。
 法人有価証券賠償請求特約
有価証券報告書等の開示書類に不実記載があったとして会社
が株主から日本国内で損害賠償請求を提起された場合を保険
対象とする特約です。
(注) 個別事案によっては、上記オプションのご提供ができない場合があ
ります。
保険金をお支払いする場合
保険金をお支払いできない主な場合
被保険者の過誤、義務違反、不作為等を理由に保険期間
中に提起された損害賠償請求、非金銭的請求(差止請求
など)および刑事訴追に起因して、被保険者が被る損害
に対して、保険金をお支払いします。
また、被保険者が監督官庁等公的機関から保険期間中に
公的な調査を受けた場合、調査対応のために必要となる
費用(弁護士等に相談する費用など)に対しても、保険
金をお支払いします(ただし、会社が受けた調査は保険
対象にはならず、被保険者が受けた調査に限ります)。
主に次の事由により被保険者が被る損害については、保険金
をお支払いしません。
1.
被保険者の故意による犯罪行為、背信行為または法令
違反に起因する損害賠償請求(非金銭的請求および刑
事訴追を含みます。以下同様とします。)または公的
機関による調査(この免責条項は、裁判所その他公的
裁定機関による確定判決または確定裁定により、故意
が認定された場合にのみ適用します。)
2.
初年度保険開始日前に開始された訴訟等に起因する損
害賠償請求もしくは公的機関による調査、または保険
開始日前に既に当社に通知済の請求もしくはそのおそ
れのある状況または調査において主張された不当な行
為に関連する損害賠償請求または公的機関による調査
3.
日本または米国において会社(保険契約者または子会
社)により提起された損害賠償請求(ただし、日本に
おいて会社により提起された損害賠償請求は、特約に
より保険対象とすることが可能です。)
4.
保険期間中に、会社(保険契約者または子会社)が保
険証券に記載の有価証券公募限度額を超える額の有価
証券の公募を行なった場合に、当該公募に起因してな
された損害賠償請求または公的機関による調査(有価
証券公募限度額を超える公募を行う際は、当社にご通
知ください。必要に応じて追加保険料の追徴を行うこ
とで、当該公募に起因する損害賠償請求または公的機
関による調査を補償対象とすることが可能です。)
5.
身体障害、精神的苦痛または財物の損傷に対する損害
賠償請求または公的機関による調査(ただし、名誉毀
損を理由に、または従業員等から解雇、ハラスメント
など雇用関連問題における精神的苦痛を理由に提起さ
れた損害賠償請求については、この免責条項を適用し
ません。)
被保険者とは
被保険者とは、保険契約者(会社)および保険対象子会
社に属する次に掲げる個人をいいます。
1. 役員
2.
執行役員
3.
管理職従業員(※)
4.
1 から 3 と共に損害賠償請求された場合の配偶者
5.
1 から 3 が死亡した場合の法定相続人
(※) ハラスメント、不当解雇など雇用関連のトラブルで他の従
業員から損害賠償請求を提起された場合、または役員と共
同被告として損害賠償請求を提起された場合については、
管理職か否かに係らず全従業員が被保険者になります。
お支払いする保険金の種類
1.
法律上の損害賠償金(和解金を含みます。)
2.
争訟費用(弁護士費用など)
3.
公的機関から公的な調査を受けた場合の弁護士等に
相談する費用
・・・など
(注)損害賠償責任の認諾ならびに賠償金および費用の支出につ
いては、引受保険会社の事前の同意が必要となります。
お見積りに必要な書類
保険料お見積りにあたっては、次に掲げる書類のご提出が必要となります。
 引受保険会社所定の申告書(以下の3種類があります。いずれかをご使用ください。)
1. D&O Pro 標準申告書
すべての事業者がお使いいただける申告書です。
2. D&O Pro 非上場企業向け申告書
非上場企業向けの簡易申告書です。ただし、大規模事業者、特定業種の事業者など、この簡易申告書をご使用に
なれない場合があります。
3. D&O Pro 社団法人・財団法人向け申告書
公益・一般を問わず、社団法人・財団法人向けの簡易申告書です。
 直近2期分の事業報告書・決算書
総資産および売上高が一定規模以下の非上場企業など、ご提出不要な場合があります。
 その他必要に応じて弊社からご依頼する資料
取扱代理店
引受保険会社
エース損害保険株式会社 本社
〒141-8679 東京都品川区北品川 6 丁目 7 番 29 号
ガーデンシティ品川御殿山
Tel: 03-6364-7000 (代) http://www.acegroup.com/jp
このちらしは「会社役員賠償責任保険 D&O Pro」の概要を説明したものです。
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