ダウンロード - 阿蘇無線救護隊 JF6YRI

■阿蘇市防災訓練における阿蘇無線救護隊
(アマチュア無線)が行う動画配信および無線通信の図式■
【訓練の想定】
阿蘇において火山噴火、又は大規模地震が発生。
阿蘇地域全体が電気・通信に関するインフラが壊滅状態で
復旧には時間がかかる。
阿蘇地域以外との通信や情報発信が出来ない状態である。
阿蘇市長から通信の支援の要請。
波野
現地対策本部でもリ
アルタイムで現場の
映像を受信
各地の避難所間および災害対策本部との無線通信による情
動画撮影のカメラ「送信」
外輪山
N
災害現場付近の動画による現況報告と情報の発信。
報提供。
動画中継「受信」(C)
災害対策本部からインターネ
ット接続が可能な状況であれ
ば(B)と同様にUstreamで動
画を配信。
阿蘇市・災害対策本部
火口
高森町
カメラ1「送信」
ロープウェイ駐
車場付近
アマチュア無線のATV動画配信
動画電波中継「受信→送信」
企画・実行:阿蘇無線救護隊
http://www.musen95.org/
南阿蘇村
カメラ2「送信」
旧スキー場の上
現地指揮所
動画電波「受信」→インターネット配信
アマチュア無線通信
動画中継「受信→送信」(A)
草千里展望所
西原村
現地災害対策本部 映像の受信のみ
行政庁舎
【右図解説】
カメラ1とカメラ2からライブ映像を中継(A)に送信、(A)は受信した映像を(B)または(C)に映像を選択して送信、(B)ま
大津町
動画中継「受信」(B)
大津・菊陽付近の協力施設からインターネット
のUstreamにより動画を配信。
たは(C)はインターネット接続可能な地域であるので、そこからインターネットでライブ映像として配信することで誰でも現
地の状況を見ることができるようになります。映像と同時にアマチュア無線による音声で現場の状況を伝えます。
◎阿蘇無線救護隊は、各自単独のバッテリーで無線通信や動画通信が出来る装備を有しています。従って、通信や電
力のインフラが壊滅状態であっても、ある程度の時間、現場の状況等を伝えることが可能です。また、動画の配信はテレ
ビのライブ中継をイメージして下さい。基本的な仕組みは同様で、さらにこのライブ中継したものをインフラが使える場所
からインターネットに入れ災害地の状況を発信させるものです。
熊本県庁・熊本市