魅 惑 の英国ポタリー 2000以 上ものポタリー(陶 芸 工 房)が 存 在する欧 州 随 一の陶 芸 大 国、英 国。スリップウェアなど、カントリー スタイルの器は、日本でも馴染みやすい温かみのある雰囲気をそなえています。 本 展では、 『英 国ポタリーへようこそ』 ( 世 界 文 化 社)の著 者で、英 国 現 代 陶 芸を日本に紹 介する第 一 人 者の 井坂浩一郎が8つの陶芸家・工房をセレクト。イングランドやウェールズ、スコットランドなどの美しい自然に 囲まれながら、手作りの暮らしをゆったりと楽しんでいる陶芸家たちの作品を、その暮らしぶりとともにご紹介 いたします。 【ペニー・シンプソン】 大 学を卒 業 後、英 語 教 師として来日。食 器 や日本 料 理を通じて陶 芸 に目 覚め、作陶を習い始める。英国に帰国後、デボン州のダーティントン・ポタ リーで修業。現在はデボン州中部のモートンハムステッドで制作を行って いる。 【フィリップ・ウッド】 1 9 5 8 年マンチェスターに生まれる。当 初 は 炻 器 や 磁 器 に興 味を抱 いて いたが、 ドイツの 博 物 館で見た中 世 の 陶 器をきっか けに、英 国 伝 統 の 食 器を見直し、低火度の作品を作り始める。現在、サマーセット州のワトリー で制作している。 【ジョン・リーチ工房】 1939年、デイヴィッド・リーチの長男、すなわちバーナード・リーチの孫と してセントアイヴスに生まれる。バーナード、デイヴィッドのもとで修 業の 後、1 9 6 5 年、サマーセット州に工 房を築く。窯は、リーチ工 房に保 存され ている窯と同様の3室の登り窯。 【ジェニファー・ホール】 カーディフ大学でアーザンウェア(陶器)の制作を始める。1994年に同校 を卒業後、2年間のロクロ職人を経て、1997年、バッキンガムシャーに工 房を設 立。2 0 0 1 年、ウェールズ 中 部の山 間 部に移りアーザンウェアの制 作を続けている。 『英国ポタリーへようこそ』著者 トークショー ■10月10日㈯・11日㈰ 各日 午後2時∼ (約30分間) 陶 芸 家 の 工 房 や 自 宅 、周 辺 の 風 景 を 写真で紹介しながら、英国陶芸の魅力 や陶芸家の暮らしぶりについてお話し 『英国ポタリーへようこそ』 (世界文化社) 著者 井坂浩一郎 します。 日∼木曜日 午前10時→午後8時 金・土曜日 午前10時→午後9時 食品フロア 水∼土曜日 午後9時まで(阪急メンズ大阪、レストランなど一部売場を除く)
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